JPH11333623A - 丸鋸機 - Google Patents

丸鋸機

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Publication number
JPH11333623A
JPH11333623A JP14466598A JP14466598A JPH11333623A JP H11333623 A JPH11333623 A JP H11333623A JP 14466598 A JP14466598 A JP 14466598A JP 14466598 A JP14466598 A JP 14466598A JP H11333623 A JPH11333623 A JP H11333623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction port
saw blade
blade
saw
circular saw
Prior art date
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Pending
Application number
JP14466598A
Other languages
English (en)
Inventor
Yachio Hara
哉千緒 原
Katsumi Okochi
克己 大河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP14466598A priority Critical patent/JPH11333623A/ja
Publication of JPH11333623A publication Critical patent/JPH11333623A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音の発生を防止する。 【解決手段】 集塵機と接続される吸込口8の角筒部9
内には、内部の開口を長手方向に略3等分する第一仕切
板13,第二仕切板14が形成され、角筒部9における
鋸刃3の中心側の開口端縁には、遮蔽板15が形成され
ている。第一,第二仕切板13,14及び遮蔽板15
は、互いに平行で、夫々先端が鋸刃3に同じ間隔で近接
するまで延設されている。又、角筒部9内における第二
仕切板14と遮蔽板15との間は閉塞板16によって閉
塞され、角筒部9と円筒部10とは、第一仕切板13の
前後に形成される平行な集塵路17,17によって連通
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状の鋸刃を覆
うブレードケースに、外部の集塵機からのホースを接続
可能な筒状の吸込口を突設した丸鋸機に関する。
【0002】
【従来の技術】丸鋸機には、切断屑を飛散させないよう
に、円盤状の鋸刃を覆うブレードケースに筒状の吸込口
を突設し、その吸込口に外部の集塵機からのホースを接
続して、切断により生じる切断屑を吸込口から強制的に
吸い込んで集塵機に回収させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記集塵機の使用時に
は、吸込口を通過する空気流によって音が発生しやす
い。特に吸込口は、集塵機のホースに汎用性を持たせる
ため、丸鋸機の大小に関係なく一定の大きさで突設され
るため、丸鋸機が小型のものでも発生する音は大きく、
作業者に不快感を与えてしまう。
【0004】そこで、請求項1に記載の発明は、上記騒
音の発生を効果的に防止して使用感を損ねることのない
丸鋸機を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、前記吸込口内に、少なく
とも1つの仕切板を前記鋸刃との交差方向に設けて前記
吸込口内に複数の集塵路を形成したことを特徴とするも
のである。請求項2に記載の発明は、請求項1の目的に
加えて、ブレードケースの周方向に沿った横合いからの
空気の侵入を防止して整流効果を向上させるために、ブ
レードケース内に開口する吸込口における鋸刃の中心側
の端縁に、仕切板と平行な遮蔽板を、先端を前記鋸刃に
近接させて突設したものである。請求項3に記載の発明
は、請求項1又は2の目的に加えて、吸込口で整流され
る空気流と鋸刃の回転による空気流との干渉を防止して
一層の騒音防止効果を得るために、遮蔽板とその遮蔽板
に隣接する仕切板との間を閉塞したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は丸鋸機1の正面図で、背面
に図示しないモータを備えたブレードケース2は、内部
に円盤状の鋸刃3を収容しており、ブレードケース2の
前端側(図1の右側)は矩形状のベース4に回動可能に
軸着される一方、後端側はベース4に立設された円弧状
のガイド部材5に沿った任意の位置で固定可能となって
いる。よって、ブレードケース2後端のガイド部材5へ
の固定位置を変更することで、ベース4からの鋸刃3の
突出量を変更可能となる。6は、ブレードケース2に装
着したハンドル、7は、鋸刃3の安全カバーである。
又、ブレードケース2の前端には、前後方向に長手とな
る角筒部9が、鋸刃3が最大突出量となる図1のブレー
ドケース2の位置で、ベース4と直交するように延設さ
れており、角筒部9の上端に連設された円筒部10と併
せて、鋸刃3の接線方向に沿った吸込口8を形成してい
る。尚、ここでは円筒部10に、集塵機のホース12が
接続されるエルボ11の端部が差し込み可能となってい
る。
【0007】そして、図2〜4にも示す如く、角筒部9
内には、角筒部9内の開口を長手方向に略3等分する第
一仕切板13,第二仕切板14が、鋸刃3との交差方向
で互いに平行に形成され、ブレードケース2内に開口す
る角筒部9における鋸刃3の中心側の端縁には、第一,
第二仕切板13,14と平行な遮蔽板15が形成されて
いる。ここで第一,第二仕切板13,14及び遮蔽板1
5は、夫々先端が鋸刃3に同じ間隔で近接するまで延設
されており、これによって鋸刃3の中心から離れる程
(遮蔽板15から第一仕切板13へ順番に)長くなって
いる。又、角筒部9内における第二仕切板14と遮蔽板
15との間の開口は、円筒部10との境界付近で閉塞板
16によって閉塞され、角筒部9と円筒部10とを、第
一仕切板13の前後に形成される平行な集塵路17,1
7のみによって連通させている。
【0008】以上の如く構成された丸鋸機1は、吸込口
8に装着したエルボ11に、ホース12を介して外部の
集塵機を接続し、集塵機を運転させると、ブレードケー
ス2内の空気は吸込口8からエルボ11を介してホース
12に吸い込まれる。よって、矢印a方向に鋸刃3を回
転させて被切断材を切断することで発生した切断屑は、
前記集塵機の運転で発生する空気流により集塵機に回収
される。このとき角筒部9内では、切断屑を含む空気流
が集塵路17,17内を通過すると共に、遮蔽板15
は、ブレードケース2の周方向に沿った横合いからの空
気の侵入を阻止するため、空気流は整流されて吸込口8
を通過し、音の発生が抑えられる。又、鋸刃3が回転す
ると、鋸刃3の刃先側でその回転方向に空気流を発生さ
せるが、ここでは、第二仕切板14と遮蔽板15との
間、即ち、鋸刃3による空気流と各仕切板13,14で
整流される空気流との交差する角度が大きくなる鋸刃3
の中心側を閉塞板16で閉塞し、ここを空気が流れない
ようにしているため、空気流の交差による乱流が生じ
ず、鋸刃3による空気流を鋸刃3の接線の延長上にある
集塵路17,17にスムーズに導いて通過させる。よっ
て、鋸刃3による空気流との干渉による乱流を効果的に
防止して第一,第二仕切板13,14による整流に影響
を与えない。尚、閉塞板16で当該部分を閉塞しても、
ここは比較的空気流の少ない場所であり、又、第二仕切
板14が鋸刃3に近接していることから、切断屑や空気
流がこの閉塞部分に行くことは殆どなく、集塵効果に影
響を与えることはない。
【0009】このように上記形態によれば、第一,第二
仕切板13,14及び遮蔽板15により吸込口8内を通
過する空気流の整流が可能となるため、騒音の発生は効
果的に抑制され、丸鋸機1に集塵機を接続しても、使用
感を損なわずに丸鋸機1を使用することができる。加え
て、閉塞板16により鋸刃3の中心側の集塵路を閉塞し
ているため、集塵路17,17を通る空気流と鋸刃3の
回転による空気流との干渉が少なくなり、乱流の発生を
防止可能となる。よって、第一,第二仕切板13,14
等による整流作用への影響をなくし、騒音防止効果の向
上が期待できる。勿論集塵効果への影響は生じない。
尚、仕切板の数は上記形態に限定するものでなく、適宜
増減可能で、長さを短くしても整流作用は得られるが、
上記形態のように鋸刃3に近接するまで先端を伸長させ
れば、遮蔽板15と同様に鋸刃3の周方向から集塵路1
7,17へ侵入する空気流をより効果的に防止して整流
作用の向上が図れると共に、鋸刃3による空気流をスム
ーズに集塵路17,17へ導くことができるため、上記
形態のように遮蔽板15に連続して先端を近接させるの
が望ましい。又、閉塞板16による閉塞も、もっと鋸刃
3に近い位置で閉塞させても良いが、鋸刃3の径が比較
的大径で鋸刃3による空気流の干渉が少なければ閉塞し
なくても差し支えない。更に、上記形態では、吸込口8
が角筒部9と円筒部10との二段形状となって角筒部9
内に各仕切板や閉塞部分が形成されているが、単純な円
筒形や角筒形の吸込口や、集塵機側のホースとの連結構
造等によっては、筒状の吸込口の略全長に亘って仕切板
を形成することもできる。
【0010】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、仕切板
により形成される複数の集塵路によって、吸込口を通過
する空気流が整流されるため、乱流が防止でき、騒音の
発生は効果的に抑制される。よって、丸鋸機に集塵機を
接続しても使用感を損なわずに丸鋸機を使用することが
できる。請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効
果に加えて、ブレードケース内に前記仕切板と平行な遮
蔽板を設けたことで、ブレードケースの周方向に沿った
横合いからの空気の侵入を阻止でき、整流効果が向上す
る。請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の
効果に加えて、遮蔽板とその遮蔽板に隣接する仕切板と
の間を閉塞したことで、整流される空気流と鋸刃の回転
による空気流との干渉が少なくなり、騒音防止効果の向
上が期待できる。勿論集塵効果への影響は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】丸鋸機の正面図である。
【図2】吸込口部分を破断して示した丸鋸機の正面図で
ある。
【図3】円筒部から見た吸込口の説明図である。
【図4】角筒部の断面説明図である。
【符号の説明】
1・・丸鋸機、2・・ブレードケース、3・・鋸刃、4
・・ベース、8・・吸込口、9・・角筒部、10・・円
筒部、13・・第一仕切板、14・・第二仕切板、15
・・遮蔽板、16・・閉塞板、17・・集塵路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状の鋸刃を覆うブレードケースに、
    外部の集塵機からのホースを接続可能な筒状の吸込口を
    前記鋸刃の接線方向に沿って突設した丸鋸機であって、 前記吸込口内に、少なくとも1つの仕切板を前記鋸刃と
    の交差方向に設けて前記吸込口内に複数の集塵路を形成
    したことを特徴とする丸鋸機。
  2. 【請求項2】 ブレードケース内に開口する吸込口にお
    ける鋸刃の中心側の端縁に、仕切板と平行な遮蔽板を、
    先端を前記鋸刃に近接させて突設した請求項1に記載の
    丸鋸機。
  3. 【請求項3】 遮蔽板とその遮蔽板に隣接する仕切板と
    の間を閉塞した請求項1又は2に記載の丸鋸機。
JP14466598A 1998-05-26 1998-05-26 丸鋸機 Pending JPH11333623A (ja)

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JP14466598A JPH11333623A (ja) 1998-05-26 1998-05-26 丸鋸機

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004195566A (ja) * 2002-12-16 2004-07-15 Makita Corp 切断機
JP2009125928A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Hilti Ag 手工具装置
JP2017200709A (ja) * 2016-05-02 2017-11-09 マックス株式会社 携帯用切断機
JP2018187705A (ja) * 2017-05-01 2018-11-29 マックス株式会社 携帯用切断機
JP2020040210A (ja) * 2016-05-02 2020-03-19 マックス株式会社 携帯用切断機

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20031216

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02