JP2563241Y2 - 切断機の切屑排出装置 - Google Patents

切断機の切屑排出装置

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JP2563241Y2
JP2563241Y2 JP1991052893U JP5289391U JP2563241Y2 JP 2563241 Y2 JP2563241 Y2 JP 2563241Y2 JP 1991052893 U JP1991052893 U JP 1991052893U JP 5289391 U JP5289391 U JP 5289391U JP 2563241 Y2 JP2563241 Y2 JP 2563241Y2
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JP
Japan
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chips
safety cover
cutting machine
cylindrical body
chip
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JP1991052893U
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JPH055331U (ja
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省次 高橋
邦夫 津上
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、丸鋸等の切断機におけ
る切屑排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の切屑排出装置は、
図3に示されるような構造となっている。
【0003】すなわち、切断機の切断刃1を覆う安全カ
バー2の内部に切屑を案内する案内壁3が設けられ、安
全カバー2の側面には案内壁3により案内されて来た切
屑を排出するための排出口4が設けられている。
【0004】切断箇所で生じた切屑は、案内壁3に案内
されつつ矢印方向に流れて排出口4から外部に排出され
ることになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の切屑排出装置の構造であると、案内壁3に当った切
屑は排出口4に向かわないで安全カバー2内を落下した
り、或いは落下中に切断刃1の回転に巻き込まれたりす
る。このため、切屑の多くが排出口4に向うまでに散乱
し、排出口4から回収される切屑の量はそれだけ少なく
なる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は、切断機の切断刃5を覆う安全カバー6の
内部に、切屑を案内する案内壁7が設けられ、前記安全
カバー6の側面に、前記案内壁7により案内されて来た
切屑を排出するための排出口8が設けられた切断機の切
屑排出装置において、前記排出口8に連通する円筒体9
が、前記安全カバー6内に前記切屑の流れと交叉し安全
カバー6を横断するように配置され、前記案内壁7と共
に切屑の通路13を形成し切屑を前記円筒体9の円筒壁
の方へ案内する案内板11が前記安全カバー6内に設け
られ、前記切屑を前記円筒体9内に導入するための穴1
0が前記通路13と斜めに交叉するような向きで前記円
筒体9の円筒壁に設けられた構成を採用している。
【0007】
【作用】切断機の切断箇所において生じた切屑を案内板
が案内しつつその穴から円筒体中に導く。
【0008】そして、円筒体の内周面は穴から入って来
た切屑を渦状の流れとする。このため、切屑は再び下方
に落下することなく排出口から安全カバー外に排出され
る。
【0009】
【実施例】以下、図1及び図2に基づき、本考案に係る
切断機の切屑排出装置の実施例について説明する。
【0010】切断機の切断刃5は、安全カバー6により
覆われている。切断刃5が被削材を切断することにより
発生する切屑は切断刃5の回転流によって安全カバー6
の内部に流れ込むようになっており、この切屑を案内す
るための案内壁7が安全カバー6の内部に設けられてい
る。また、安全カバー6の側面には案内壁7により案内
されて来た切屑を排出するための円形の排出口8が設け
られている。
【0011】排出口8の近傍には、切屑の排出を確実に
するため、更に次のような構成が備わっている。すなわ
ち、前記安全カバー6内には前記切屑の流れと交叉する
方向に伸びると共に前記排出口8に連通する円筒体9が
設けられている。そして、該円筒体9には切屑を該円筒
体9中に導入するための穴10が設けられると共に切断
刃5の回転流を遮断し、かつ切屑を該穴10内へと案内
する案内板11が取り付けられている。
【0012】円筒体10は、この場合安全カバー6を横
断するように配置され、該安全カバー6と一体化されて
いる。そして、その前記排出口8を形成する一端は安全
カバー6の外側へと突出している。この突出端には集塵
用のダストバッグ(図示せず)に切屑を導くための導管
12が接続されている。
【0013】円筒体9に設けられるべき穴10は斜め下
方を向いた略矩形の開口であり、その上縁は案内壁7に
連なっている。案内板11は、案内壁7と共に切屑の通
路13を形成するように上記穴10の下縁から下方に向
って伸びている。この案内板11により切屑が回転する
切断刃5の方に巻き込まれるのが防止される。
【0014】しかして、鋸刃等の切断刃5の下部の方で
生じた切屑は、矢印aで示されるように、案内壁7と案
内板11との間の通路13を通って穴10から円筒体9
中に入り、そこから落下することなく渦流となって排出
口8に向うこととなる。
【0015】なお、前記円筒体9及びその穴10は、図
1に示されるように、案内壁7に沿って下方から上がっ
て来て矢印方向bに向う切屑の流れに対し、円筒体9中
で旋回運動をしながら穴10の方に向う矢印cで示され
る切屑の流れが直角に又は鋭角θで当るように設けられ
ている。
【0016】これにより、切屑の流れに加わる抵抗が低
減し、切屑は円筒体9の中へ円滑に導入されることとな
る。
【0017】
【考案の効果】本考案によれば、排出口に連通する円筒
体が、前記安全カバー内に前記切屑の流れと交叉し安全
カバーを横断するように配置され、前記案内壁と共に切
屑の通路を形成し切屑を前記円筒体の円筒壁の方へ案内
する案内板が前記安全カバー内に設けられ、前記切屑を
前記円筒体内に導入するための穴が前記通路の向きと斜
めに交叉するような向きで前記円筒体の円筒壁に設けら
れたことから、切断刃の回転によって吹き上げられた切
屑に円筒体内において渦状の回転運動を与え、排出口へ
と円滑に導くことができる。従って、切屑は排出口に至
る前で安全カバー内へ落下したり、安全カバー内で散乱
したりすることがなくなり、集塵効率は格段に高くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る切断機の切屑排出装置の側面側垂
直断面図である。
【図2】前記切屑排出装置の要部の正面側垂直断面図で
ある。
【図3】従来の切屑排出装置の垂直断面図である。
【符号の説明】
5…切断刃 6…安全カバー 7…案内壁 8…排出口 9…円筒体 10…穴 11…案内板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断機の切断刃を覆う安全カバーの内部
    に、切屑を案内する案内壁が設けられ、前記安全カバー
    の側面に、前記案内壁により案内されて来た切屑を排出
    するための排出口が設けられた切断機の切屑排出装置に
    おいて、前記排出口に連通する円筒体が、前記安全カバ
    ー内に前記切屑の流れと交叉し安全カバーを横断するよ
    うに配置され、前記案内壁と共に切屑の通路を形成し切
    屑を前記円筒体の円筒壁の方へ案内する案内板が前記安
    全カバー内に設けられ、前記切屑を前記円筒体内に導入
    するための穴が前記通路と斜めに交叉するような向きで
    前記円筒体の円筒壁に設けられていることを特徴とする
    切断機の切屑排出装置。
JP1991052893U 1991-07-09 1991-07-09 切断機の切屑排出装置 Expired - Lifetime JP2563241Y2 (ja)

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JP1991052893U JP2563241Y2 (ja) 1991-07-09 1991-07-09 切断機の切屑排出装置
US08/062,989 US5537748A (en) 1991-07-09 1993-05-18 Cover structure for electric circular saw

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JPH055331U JPH055331U (ja) 1993-01-26
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Families Citing this family (2)

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DE202006020609U1 (de) * 2006-06-20 2009-02-26 Leitz Gmbh & Co. Kg Werkzeugmaschine mit einer Absaughaube
JP7210226B2 (ja) * 2018-11-02 2023-01-23 株式会社マキタ 携帯用切断機

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JPS637218A (ja) * 1986-06-27 1988-01-13 Hitachi Koki Co Ltd 携帯用電動工具の集じん機構

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JPH055331U (ja) 1993-01-26

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