JPH055331U - 切断機の切屑排出装置 - Google Patents

切断機の切屑排出装置

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JPH055331U
JPH055331U JP5289391U JP5289391U JPH055331U JP H055331 U JPH055331 U JP H055331U JP 5289391 U JP5289391 U JP 5289391U JP 5289391 U JP5289391 U JP 5289391U JP H055331 U JPH055331 U JP H055331U
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JP
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discharge port
safety cover
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cutting machine
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JP5289391U
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Inventor
省次 高橋
邦夫 津上
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リヨービ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断機の切屑排出装置の集塵効率を高める。 【構成】 切断機の切断刃5を覆う安全カバー6の内部
に、切屑の流れと交叉する方向に伸びると共に排出口8
に連通する円筒体9を設ける。該円筒体にはその中に切
屑を導入するための穴10を設けると共に切屑を該穴内
へと案内する案内板11を取り付ける。切断刃により吹
き上げられた切屑は穴から円筒体中に入ると渦状に流れ
つつ排出口に向う。このため、切屑が排出口手前で安全
カバー内に落下せず、集塵効率が高まる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、丸鋸盤等の切断機における切屑排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来におけるこの種の切屑排出装置は、図6に示されるような構造となってい る。
【0003】 すなわち、切断機の切断刃1を覆う安全カバー2の内部に切屑を案内する案内 壁3が設けられ、安全カバー2の側面には案内壁3により案内されて来た切屑を 排出するための排出口4が設けられている。
【0004】 切断箇所で生じた切屑は、案内壁3に案内されつつ矢印方向に流れて排出口4 から外部に排出されることになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の切屑排出装置の構造であると、案内壁3に当った切 屑は排出口4に向かわないで安全カバー2内を落下したり、或いは落下中に切断 刃1の回転に巻き込まれたりする。このため、切屑の多くが排出口4に向うまで に散乱し、排出口4から回収される切屑の量はそれだけ少なくなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、切断機の切断刃を覆う安全カバーの内部 に切屑を案内する案内壁が設けられ、前記安全カバーの側面には前記案内壁によ り案内されて来た切屑を排出するための排出口が設けられた切断機の切屑排出装 置において、前記安全カバー内には前記切屑の流れと交叉する方向に伸びると共 に前記排出口に連通する円筒体が設けられ、該円筒体には前記切屑を該円筒体中 に導入するための穴が設けられると共に前記切屑を該穴内へと案内する案内板が 取り付けられた構成を採用している。
【0007】
【作用】
切断機の切断箇所において生じた切屑を案内板が案内しつつその穴から円筒体 中に導く。
【0008】 そして、円筒体の内周面は穴から入って来た切屑を渦状の流れとする。 このため、切屑は再び下方に落下することなく排出口から安全カバー外に排出 される。
【0009】
【実施例】
以下、図1及び図2に基づき、本考案に係る切断機の切屑排出装置の実施例に ついて説明する。
【0010】 切断機の切断刃5は、安全カバー6により覆われている。 切断刃5が被削材を切断することにより発生する切屑は切断刃5の回転流によ って安全カバー6の内部に流れ込むようになっており、この切屑を案内するため の案内壁7が安全カバー6の内部に設けられている。また、安全カバー6の側面 には案内壁7により案内されて来た切屑を排出するための円形の排出口8が設け られている。
【0011】 排出口8の近傍には、切屑の排出を確実にするため、更に次のような構成が備 わっている。 すなわち、前記安全カバー6内には前記切屑の流れと交叉する方向に伸びると 共に前記排出口8に連通する円筒体9が設けられている。そして、該円筒体9に は切屑を該円筒体9中に導入するための穴10が設けられると共に切断刃5の回 転流を遮断し、かつ切屑を該穴10内へと案内する案内板11が取り付けられて いる。
【0012】 円筒体10は、この場合安全カバー6を横断するように配置され、該安全カバ ー6と一体化されている。そして、その前記排出口8を形成する一端は安全カバ ー6の外側へと突出している。この突出端には集塵用のダストバッグ(図示せず )に切屑を導くための導管12が接続されている。
【0013】 円筒体9に設けられるべき穴10は斜め下方を向いた略矩形の開口であり、そ の上縁は案内壁7に連なっている。 案内板11は、案内壁7と共に切屑の通路13を形成するように上記穴10の 下縁から下方に向って伸びている。この案内板11により切屑が回転する切断刃 5の方に巻き込まれるのが防止される。
【0014】 しかして、鋸刃等の切断刃5の下部の方で生じた切屑は、矢印aで示されるよ うに、案内壁7と案内板11との間の通路13を通って穴10から円筒体9中に 入り、そこから落下することなく渦流となって排出口8に向うこととなる。
【0015】 なお、前記円筒体9及びその穴10は、図1に示されるように、案内壁7に沿 って下方から上がって来て矢印方向bに向う切屑の流れに対し、円筒体9中で旋 回運動をしながら穴10の方に向う矢印cで示される切屑の流れが直角に又は鋭 角θで当るように設けられている。
【0016】 これにより、切屑の流れに加わる抵抗が低減し、切屑は円筒体9の中へ円滑に 導入されることとなる。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、以上のように、切断機の切断刃を覆う安全カバーの内部に切屑を案 内する案内壁が設けられ、前記安全カバーの側面には前記案内壁により案内され て来た切屑を排出するための排出口が設けられた切断機の切屑排出装置において 、前記安全カバー内には前記切屑の流れと交叉する方向に伸びると共に前記排出 口に連通する円筒体が設けられ、該円筒体には前記切屑を該円筒体中に導入する ための穴が設けられると共に前記切屑を該穴内へと案内する案内板が取り付けら れていることを特徴とするので、切断刃の回転によって吹き上げられた切屑に対 して渦状の回転運動を与えつつ排出口へと導くことができる。従って、切屑は排 出口に至る前で安全カバー内へ落下したり、安全カバー内で散乱したりすること がなくなり、集塵効率は格段に高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る切断機の切屑排出装置の側面側垂
直断面図である。
【図2】前記切屑排出装置の要部の正面側垂直断面図で
ある。
【図3】従来の切屑排出装置の垂直断面図である。
【符号の説明】
5…切断刃 6…安全カバー 7…案内壁 8…排出口 9…円筒体 10…穴 11…案内板

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 切断機の切断刃を覆う安全カバーの内部
    に切屑を案内する案内壁が設けられ、前記安全カバーの
    側面には前記案内壁により案内されて来た切屑を排出す
    るための排出口が設けられた切断機の切屑排出装置にお
    いて、 前記安全カバー内には前記切屑の流れと交叉する方向に
    伸びると共に前記排出口に連通する円筒体が設けられ、
    該円筒体には前記切屑を該円筒体中に導入するための穴
    が設けられると共に前記切屑を該穴内へと案内する案内
    板が取り付けられていることを特徴とする切断機の切屑
    排出装置。
JP1991052893U 1991-07-09 1991-07-09 切断機の切屑排出装置 Expired - Lifetime JP2563241Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991052893U JP2563241Y2 (ja) 1991-07-09 1991-07-09 切断機の切屑排出装置
US08/062,989 US5537748A (en) 1991-07-09 1993-05-18 Cover structure for electric circular saw

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JPH055331U true JPH055331U (ja) 1993-01-26
JP2563241Y2 JP2563241Y2 (ja) 1998-02-18

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ID=33156475

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008000889A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Leitz Gmbh & Co Kg 吸引フードを有する工作機械
JP2020069619A (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 株式会社マキタ 携帯用切断機

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JPS637218A (ja) * 1986-06-27 1988-01-13 Hitachi Koki Co Ltd 携帯用電動工具の集じん機構

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JP2563241Y2 (ja) 1998-02-18

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