JPH055332U - 電気丸鋸における丸鋸刃のカバー構造 - Google Patents

電気丸鋸における丸鋸刃のカバー構造

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JPH055332U
JPH055332U JP5378891U JP5378891U JPH055332U JP H055332 U JPH055332 U JP H055332U JP 5378891 U JP5378891 U JP 5378891U JP 5378891 U JP5378891 U JP 5378891U JP H055332 U JPH055332 U JP H055332U
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JP
Japan
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circular saw
safety cover
saw blade
cover
lower guard
Prior art date
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Pending
Application number
JP5378891U
Other languages
English (en)
Inventor
省次 高橋
邦夫 津上
Original Assignee
リヨービ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by リヨービ株式会社 filed Critical リヨービ株式会社
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Publication of JPH055332U publication Critical patent/JPH055332U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気丸鋸の切屑が安全カバー内で飛散しない
ようにする。 【構成】 電気丸鋸における丸鋸刃13の上部を覆う安
全カバー15内に、その外周に沿ってロアガード16に
干渉しないように隔壁18を設ける。該隔壁の外周面と
前記安全カバーの内壁面との間を切屑の通路21とす
る。これにより、切屑は安全カバー内で妄りに飛散せず
所定の排出口20へと向う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気丸鋸における丸鋸盤における丸鋸刃のカバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気丸鋸丸鋸における従来の丸鋸刃のカバーは、図6に示されるような構造と なっている。
【0003】 すなわち、丸鋸刃1の上部を覆う安全カバー2と、丸鋸刃1による被削材Aの 切断の進行と共に安全カバー2内へと回動するロアガード3と、丸鋸刃1の前部 の切屑発生部を覆う横断面略コ字形のフロントカバー4とを備えている。
【0004】 このようなカバー構造により、丸鋸刃1で被削材Aを切削することにより発生 する切屑を安全カバー2の排出口5へと導き、切屑が周囲に飛散するのを防ぐよ うにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のカバー構造であると、切屑が安全カバー2内をその 前部から後部に向って流れる際、図6中矢印aで示される向きにも飛散する場合 がある。矢印aの向きに流れる切屑は、安全カバー2の排出口5以外の箇所から 外部に飛散し、回収することができなくなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本第1の考案は、電気丸鋸における丸鋸刃の上部を 覆う安全カバーと、前記丸鋸刃による被削材の切断の進行と共に安全カバー内へ と回動するロアガードとを有する丸鋸刃のカバー構造において、前記安全カバー 内にはその外周に沿って前記ロアガードに干渉しないように隔壁が設けられ、該 隔壁の外周面と前記安全カバーの内壁面との間が切屑の通路とされた構成を採用 し、本第2の考案は、電気丸鋸における丸鋸刃の上部を覆う安全カバーと、前記 丸鋸刃による被削材の切断の進行と共に安全カバー内へと回動するロアガードと を有する丸鋸刃のカバー構造において、前記ロアガードの外周には前記ロアガー ドが前記安全カバー内に入った時に前記安全カバーの内壁面との間で切屑の通路 を形成する凸条が設けられた構成を採用している。
【0007】
【作用】
本第1の考案において、隔壁の外周面と安全カバーの内壁面との間の通路が、 切屑発生部で発生した切屑を所定の排出箇所へと導く。このため、切屑が安全カ バー内で飛散せず、所定の排出口以外の箇所から、外部に飛び出さなくなる。
【0008】 本第2の考案において、ロアガードの外周の凸条と安全カバーの内壁面との間 の通路が、切屑発生部で発生した切屑を所定の排出箇所へと導く。このため、切 屑が安全カバー内で飛散せず、所定の排出口以外の箇所から外部に飛び出さなく なる。
【0009】 また、凸条は安全カバーと別体であるから、安全カバーを分割しないで一体化 構造とすることができる。
【0010】
【実施例】
以下、図1乃至図5に基づき、本考案に係る電気丸鋸における丸鋸刃のカバー 構造の実施例について説明する。
【0011】 本考案に係る丸鋸刃のカバー構造を有する電気丸鋸は、図3及び図4に示され るように、定盤9の上面に立設された回動用ブラケット10と、この回動用ブラ ケット10に対して取り付けられた昇降用ブラケット11とを有しており、昇降 用ブラケット11に対して丸鋸本体12が取り付けられている。
【0012】 丸鋸本体12は、丸鋸刃13の駆動用モータ14を含んでおり、定盤9との間 で相対的に位置調節が可能となっている。 すなわち、丸鋸本体12は、回動用ブラケット10に対して昇降用ブラケット 11を回動させることにより定盤9に対する傾きを加減することができ、これに より丸鋸刃13を定盤9に対して傾斜させて切断角度を調整することができる。 また、昇降用ブラケット11に対して昇降させることにより定盤9に対する高さ を加減することができ、これにより切込み深さを調整することができる。
【0013】 また、丸鋸本体12は、丸鋸刃13の上部を覆う安全カバー15と、丸鋸刃1 3による被削材Aの切断の進行と共に安全カバー15内へと回動するロアガード 16とを有している。
【0014】 しかして、この電気丸鋸で被削材Aを切断するには、図3に示されるように、 電気丸鋸をそのハンドルを持って静止した被削材Aに対して矢印方向に送り、そ の回転する丸鋸刃13を被削材Aに当てる。切断の進行と共にロアガード16は 被削材Aの先端に押されつつ上方に回動し安全カバー15内に入り込む。また、 丸鋸刃13の前部の切屑発生部17で発生する切屑は、後述のように安全カバー 15の外周の内壁面に沿って流れ、安全カバー15の排出口から所定の場所に向 って排出される。
【0015】 図1及び図2に示されるように、前記安全カバー15内にはその外周に沿って 前記ロアガード16に干渉しないように隔壁18が設けられている。 この隔壁は安全カバー15と一体化構造となっているため、その製作上の便宜 から、図2に示されるように、安全カバー15と共に二分割で形成されている。
【0016】 このように隔壁18が形成されていることから、該隔壁18の外周面と前記安 全カバー15の外周に沿った内壁面との間は切屑を通すことのできるトンネル状 の通路21となっている。
【0017】 該通路21の入口21aは切屑発生部17の略真上辺りに開口しており、出口 は切屑の排出口20に繋がっている。 これにより、切屑は図1中矢印bで示されるように、安全カバー15内にその 前部から入り、その内壁面に沿って流れて通路21内にその入口21aから入り 、該通路21中を排出口20に向うこととなる。
【0018】 次に、上記丸鋸刃のカバー構造の作用について被削材の切断作業と共に説明す る。 図3及び図4に示されるように、電気丸鋸を被削材Aの上からあてがって矢印 方向にへ送ると、被削材Aの先端に押されてロアガード16が安全カバー15内 へと回動する。
【0019】 また、被削材Aの切断により発生した切屑は、図1及び図2に示されるように 、安全カバー15の前部内面へと向う。そして、通路21に入ってその中を後方 へと流れ、排出口20から所定位置へと排出される。従って、切屑は図6中矢印 aで示されるような方向には流れなくなり、妄りに外部に飛散することがない。
【0020】 なお、前記通路21は、図5のように構成することもできる。 図5中符号23は安全カバー24内に入ったロアガードを示しており、該ロア ガード23の外周には安全カバー24の相対向する二つの内壁面24a,24b に向って夫々突出する凸条25a,25bが設けられている。
【0021】 2本の凸条25a,25bが安全カバー24の内壁面24a,24bに対向し ていることから、ロアガード23の外周面及び凸条25a,25bの外周面と安 全カバー24の内壁面との間に切屑の通路26が形成されることとなる。
【0022】 前記実施例と異なり、隔壁18を安全カバー24と一体化していないので、安 全カバー24は二分割構成でなく一体化構成とすることが可能となっている。
【0023】
【考案の効果】 本第1及び第2の考案は、以上のように構成されるので、切屑を安全カバー内 で飛散させることなく所定の排出口へと導くことができる。
【0024】 また、本第2の考案によれば、通路を形成する隔壁をロアガード側の凸条で代 替するので、安全カバーを一体で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る丸鋸刃のカバー構造の垂直断面図
である。
【図2】図1中II−II線部分切欠断面図である。
【図3】上記カバー構造を備える電気丸鋸の側面図であ
る。
【図4】上記カバー構造を備える電気丸鋸の正面図であ
る。
【図5】本考案の他の実施例を示す図2と同様な部分切
欠断面図である。
【図6】従来のカバー構造の垂直断面図である。
【符号の説明】
A…被削材 13…丸鋸刃 15…安全カバー 16…ロアガード 22…切屑発生部 17…切屑発生部 18…隔壁 20…排出口 21…通路 23…ロアガード 24…安全カバー 25a,25b…凸条 26…通路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気丸鋸における丸鋸刃の上部を覆う安
    全カバーと、前記丸鋸刃による被削材の切断の進行と共
    に安全カバー内へと回動するロアガードとを有する丸鋸
    刃のカバー構造において、前記安全カバー内にはその外
    周に沿って前記ロアガードに干渉しないように隔壁が設
    けられ、該隔壁の外周面と前記安全カバーの内壁面との
    間が切屑の通路とされたことを特徴とする電気丸鋸にお
    ける丸鋸刃のカバー構造。
  2. 【請求項2】 電気丸鋸における丸鋸刃の上部を覆う安
    全カバーと、前記丸鋸刃による被削材の切断の進行と共
    に安全カバー内へと回動するロアガードとを有する丸鋸
    刃のカバー構造において、前記ロアガードの外周には前
    記ロアガードが前記安全カバー内に入った時に前記安全
    カバーの内壁面との間で切屑の通路を形成する凸条が設
    けられていることを特徴とする丸鋸刃のカバー構造。
JP5378891U 1991-07-09 1991-07-11 電気丸鋸における丸鋸刃のカバー構造 Pending JPH055332U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5378891U JPH055332U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 電気丸鋸における丸鋸刃のカバー構造
US08/062,989 US5537748A (en) 1991-07-09 1993-05-18 Cover structure for electric circular saw

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5378891U JPH055332U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 電気丸鋸における丸鋸刃のカバー構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH055332U true JPH055332U (ja) 1993-01-26

Family

ID=41228702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5378891U Pending JPH055332U (ja) 1991-07-09 1991-07-11 電気丸鋸における丸鋸刃のカバー構造

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EP1640092A1 (en) 2004-09-24 2006-03-29 Makita Corporation Cutting tool

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