JPH06207562A - 手で案内される作業機具 - Google Patents
手で案内される作業機具Info
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- JPH06207562A JPH06207562A JP5011921A JP1192193A JPH06207562A JP H06207562 A JPH06207562 A JP H06207562A JP 5011921 A JP5011921 A JP 5011921A JP 1192193 A JP1192193 A JP 1192193A JP H06207562 A JPH06207562 A JP H06207562A
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- F02B63/00—Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices
- F02B63/02—Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for hand-held tools
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27B—SAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
- B27B17/00—Chain saws; Equipment therefor
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P5/00—Pumping cooling-air or liquid coolants
- F01P5/02—Pumping cooling-air; Arrangements of cooling-air pumps, e.g. fans or blowers
- F01P5/06—Guiding or ducting air to, or from, ducted fans
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/10—Air intakes; Induction systems
- F02M35/1015—Air intakes; Induction systems characterised by the engine type
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】冷却空気流から分岐した燃焼空気流が粗い塵埃
粒子を含まず、よって気化器ケース内での塵埃粒子の堆
積を回避できるようにする。 【構成】Ｕ字状ダクト（１８）のＵ字開口部がファンホ
イール（５）の羽根（７）のほうへ向くように位置し、
ダクト（１８）の底部（１６）はファンホイール（５）
の流出外周部（１４）にたいして間隔を有している。冷
却空気流（４）の流動方向に且つファンホイール（５）
にたいして間隔を持って、燃焼空気を空気室（１１）に
侵入させるための通路部（２０）が底部（１６）に形成
されている。通路部（２０）にたいして垂直な中心軸線
（１９）は、通路部（２０）の領域においてほぼ支配的
な搬送冷却空気の流動方向（１７）にたいしてほぼ７０
°ないし１８０°の角度（β）を成している。
粒子を含まず、よって気化器ケース内での塵埃粒子の堆
積を回避できるようにする。 【構成】Ｕ字状ダクト（１８）のＵ字開口部がファンホ
イール（５）の羽根（７）のほうへ向くように位置し、
ダクト（１８）の底部（１６）はファンホイール（５）
の流出外周部（１４）にたいして間隔を有している。冷
却空気流（４）の流動方向に且つファンホイール（５）
にたいして間隔を持って、燃焼空気を空気室（１１）に
侵入させるための通路部（２０）が底部（１６）に形成
されている。通路部（２０）にたいして垂直な中心軸線
（１９）は、通路部（２０）の領域においてほぼ支配的
な搬送冷却空気の流動方向（１７）にたいしてほぼ７０
°ないし１８０°の角度（β）を成している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーシング内に配置さ
れ、作業工具を駆動させるための内燃機関と、冷却空気
ファンであって、そのファンホイールが軸線方向に冷却
空気を吸い込んで、ファンホイールの回転方向にして内
燃機関にたいして接線方向に搬送させる冷却空気ファン
と、該冷却空気ファンの圧力側に配置され、燃焼空気を
冷却空気流から分岐させるダクトとを有し、分岐された
燃焼空気が空気室に侵入し、該空気室から内燃機関が燃
焼空気を吸い込むように構成されたパワーチェーンソ
ー、砥石切断機のような、手で案内される作業機具に関
するものである。
れ、作業工具を駆動させるための内燃機関と、冷却空気
ファンであって、そのファンホイールが軸線方向に冷却
空気を吸い込んで、ファンホイールの回転方向にして内
燃機関にたいして接線方向に搬送させる冷却空気ファン
と、該冷却空気ファンの圧力側に配置され、燃焼空気を
冷却空気流から分岐させるダクトとを有し、分岐された
燃焼空気が空気室に侵入し、該空気室から内燃機関が燃
焼空気を吸い込むように構成されたパワーチェーンソ
ー、砥石切断機のような、手で案内される作業機具に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種のパワーチェーンソーのような作
業機具は、ドイツ特許公開第３７０８２８９号公報から
知られている。冷却空気はファンホイールによって軸線
方向に吸い込まれ、ファンホイールに主右折されている
歯ねによって半径方向に搬送され、冷却空気スパイラル
部を介して内燃機関の方向へ流動する。ファンホイール
の流出外周部に平行に空気誘導壁が設けられている。こ
の空気誘導壁は、ファンホイールの回転方向に延びてい
る空気ダクトの流入穴を取り囲んでいる。空気ダクトを
介して燃焼空気が空気室に分岐される。冷却空気と共に
かなりの量の塵埃粒子も吸い込まれ、空気ダクトが前記
回転方向にして接線方向にファンホイールから延びてい
るので、塵埃粒子が空気ダクト内に侵入し、気化器ケー
ス内に搬送されて、そこでエアフィルタによってフィル
タリングされねばならない。従ってこれらの塵埃粒子に
よってこの種のエアフィルタはすぐに詰まり、よって短
時間作動させただけでクリーニングするか、場合によっ
ては交換しなければならない。
業機具は、ドイツ特許公開第３７０８２８９号公報から
知られている。冷却空気はファンホイールによって軸線
方向に吸い込まれ、ファンホイールに主右折されている
歯ねによって半径方向に搬送され、冷却空気スパイラル
部を介して内燃機関の方向へ流動する。ファンホイール
の流出外周部に平行に空気誘導壁が設けられている。こ
の空気誘導壁は、ファンホイールの回転方向に延びてい
る空気ダクトの流入穴を取り囲んでいる。空気ダクトを
介して燃焼空気が空気室に分岐される。冷却空気と共に
かなりの量の塵埃粒子も吸い込まれ、空気ダクトが前記
回転方向にして接線方向にファンホイールから延びてい
るので、塵埃粒子が空気ダクト内に侵入し、気化器ケー
ス内に搬送されて、そこでエアフィルタによってフィル
タリングされねばならない。従ってこれらの塵埃粒子に
よってこの種のエアフィルタはすぐに詰まり、よって短
時間作動させただけでクリーニングするか、場合によっ
ては交換しなければならない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、この
種の作業機具を次のように改良すること、即ち冷却空気
流から分岐した燃焼空気流が粗い塵埃粒子を含まず、よ
って気化器ケース内での塵埃粒子の堆積を回避できるよ
うに改良することである。
種の作業機具を次のように改良すること、即ち冷却空気
流から分岐した燃焼空気流が粗い塵埃粒子を含まず、よ
って気化器ケース内での塵埃粒子の堆積を回避できるよ
うに改良することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ダクトがＵ字状に構成され、且つそのＵ字
開口部がファンホイールの羽根のほうへ向くように位置
し、ダクトの底部がファンホイールの流出外周部にたい
して間隔を有していること、冷却空気流の流動方向に且
つファンホイールにたいして間隔を持って、燃焼空気を
空気室に侵入させるための通路部が底部に形成され、該
通路部にたいして垂直な中心軸線が、通路部の領域にお
いてほぼ支配的な搬送冷却空気の流動方向にたいしてほ
ぼ７０°ないし１８０°の角度を成していることを特徴
とするものである。
決するため、ダクトがＵ字状に構成され、且つそのＵ字
開口部がファンホイールの羽根のほうへ向くように位置
し、ダクトの底部がファンホイールの流出外周部にたい
して間隔を有していること、冷却空気流の流動方向に且
つファンホイールにたいして間隔を持って、燃焼空気を
空気室に侵入させるための通路部が底部に形成され、該
通路部にたいして垂直な中心軸線が、通路部の領域にお
いてほぼ支配的な搬送冷却空気の流動方向にたいしてほ
ぼ７０°ないし１８０°の角度を成していることを特徴
とするものである。
【０００５】通路部を冷却空気流の流動方向にて測った
高さよりも幅広に形成するならば、機械的な分離作用が
非常に大きくなる。
高さよりも幅広に形成するならば、機械的な分離作用が
非常に大きくなる。
【０００６】Ｕ字状のダクトの底部が互いに角度を成し
て配置されている二つの底部部分から形成され、その際
一つの可能な実施例では、冷却空気流の流動方向におい
て後方の底部部分が通路部を有しているのが有利であ
る。この場合、この後方の底部部分は冷却空気流の流動
方向にたいして４５°以下の角度を成して配置されてお
り、これにより塵埃粒子の侵入が阻止されている。
て配置されている二つの底部部分から形成され、その際
一つの可能な実施例では、冷却空気流の流動方向におい
て後方の底部部分が通路部を有しているのが有利であ
る。この場合、この後方の底部部分は冷却空気流の流動
方向にたいして４５°以下の角度を成して配置されてお
り、これにより塵埃粒子の侵入が阻止されている。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。
説明する。
【０００８】図１に図示したシェル状のケーシング部分
１は、内燃機関３のシリンダ２を取り囲み、冷却空気流
４を案内するために用いる。冷却空気流４は、ファンホ
イール５によって発生する。冷却空気流４は、中心部の
軸方向の穴６を介してファンホイール５に侵入し、冷却
空気羽根７を介してほぼ接線方向に冷却空気スパイラル
部８に搬送され、該冷却空気スパイラル部８から冷却空
気流４は接線方向へ内燃機関３のシリンダ２の方向へ流
出する。
１は、内燃機関３のシリンダ２を取り囲み、冷却空気流
４を案内するために用いる。冷却空気流４は、ファンホ
イール５によって発生する。冷却空気流４は、中心部の
軸方向の穴６を介してファンホイール５に侵入し、冷却
空気羽根７を介してほぼ接線方向に冷却空気スパイラル
部８に搬送され、該冷却空気スパイラル部８から冷却空
気流４は接線方向へ内燃機関３のシリンダ２の方向へ流
出する。
【０００９】ファンホイール５は、内燃機関３のクラン
ク軸の一端９に設けられており、内燃機関３を上から見
た場合シリンダ２の横に位置している。
ク軸の一端９に設けられており、内燃機関３を上から見
た場合シリンダ２の横に位置している。
【００１０】ケーシング部分１は、仕切り壁１０を有し
ている。仕切り壁１０は、内燃機関３を空気室１１から
分離させている。内燃機関３は、この空気室１１からエ
アフィルタ１２を介して燃焼空気を吸い込む。仕切り壁
１０は、該仕切り壁１０にたいしてほぼ垂直に位置して
いる空気誘導壁１３を担持している。空気誘導壁１３
は、ファンホイール５の内燃機関３側の端面とシリンダ
２との間において一つの面内で延びている。空気誘導壁
１３は、ファンホイール５の内燃機関３側の端面の近く
にあり、有利にはファンホイール５を軸方向に見て下部
の突出部１３ａがファンホイール５の流出直径部１４内
へ突出している。
ている。仕切り壁１０は、内燃機関３を空気室１１から
分離させている。内燃機関３は、この空気室１１からエ
アフィルタ１２を介して燃焼空気を吸い込む。仕切り壁
１０は、該仕切り壁１０にたいしてほぼ垂直に位置して
いる空気誘導壁１３を担持している。空気誘導壁１３
は、ファンホイール５の内燃機関３側の端面とシリンダ
２との間において一つの面内で延びている。空気誘導壁
１３は、ファンホイール５の内燃機関３側の端面の近く
にあり、有利にはファンホイール５を軸方向に見て下部
の突出部１３ａがファンホイール５の流出直径部１４内
へ突出している。
【００１１】空気誘導壁１３は、少なくともファンホイ
ール５とは逆の側の部分１３ｂにおいてケーシング部分
外壁１５にたいして間隔を持って対向している。ケーシ
ング部分外壁１５は、仕切り壁１０にたいしてほぼ垂直
に配置されており、カバー部分２６（図５）へ移行して
いる。カバー部分２６は、シリンダ２を上から見た場合
ファンホイール５を蔽っている。空気誘導壁１３とケー
シング部分外壁１５とは、側方において半径方向のＵ字
形のダクト１８を画成している。ダクト１８はファンホ
イール５のほうへ開口しており、その底部１６は仕切り
壁１０の一部分によって形成されている。ダクト１８の
底部１６は、ファンホイール５の流出直径部１４にたい
して間隔を持って位置しており、図示した実施例では、
冷却空気流４の流動方向において前部部分１６ａと後部
部分１６ｂとに分割されている。図１に図示した実施例
からわかるように、冷却空気流４の流動方向において後
方の底部部分１６ｂは、シリンダ２の方向へ屈曲してい
る。この場合底部部分１６ｂは、この領域に置ける冷却
空気流４の流動方向１７と角度αを成している。この角
度αは、４５°以下である。図示した実施例では角度α
はほぼ３０°の大きさである。ダクト１８のＵ字形開口
部はファンホイール５の冷却空気羽根７に対向してお
り、その結果冷却空気スパイラル部８から流出する冷却
空気流４はダクト１８によって案内される。
ール５とは逆の側の部分１３ｂにおいてケーシング部分
外壁１５にたいして間隔を持って対向している。ケーシ
ング部分外壁１５は、仕切り壁１０にたいしてほぼ垂直
に配置されており、カバー部分２６（図５）へ移行して
いる。カバー部分２６は、シリンダ２を上から見た場合
ファンホイール５を蔽っている。空気誘導壁１３とケー
シング部分外壁１５とは、側方において半径方向のＵ字
形のダクト１８を画成している。ダクト１８はファンホ
イール５のほうへ開口しており、その底部１６は仕切り
壁１０の一部分によって形成されている。ダクト１８の
底部１６は、ファンホイール５の流出直径部１４にたい
して間隔を持って位置しており、図示した実施例では、
冷却空気流４の流動方向において前部部分１６ａと後部
部分１６ｂとに分割されている。図１に図示した実施例
からわかるように、冷却空気流４の流動方向において後
方の底部部分１６ｂは、シリンダ２の方向へ屈曲してい
る。この場合底部部分１６ｂは、この領域に置ける冷却
空気流４の流動方向１７と角度αを成している。この角
度αは、４５°以下である。図示した実施例では角度α
はほぼ３０°の大きさである。ダクト１８のＵ字形開口
部はファンホイール５の冷却空気羽根７に対向してお
り、その結果冷却空気スパイラル部８から流出する冷却
空気流４はダクト１８によって案内される。
【００１２】空気誘導壁１３の部分１３ｂの端部領域に
は、底部部分１６ｂに通路部２０が設けられている。通
路部２０は、ケーシング部分１のカバー部分２６にたい
して間隔を持って位置しており、この通路部２０を介し
て燃焼空気は冷却空気流４から空気室１１に分岐され
る。燃焼空気の流動方向１９は冷却空気の流動方向１７
と角度βを成している。角度βの大きさは７０°ないし
１８０°、特に９０°ないし１５０°である。図示した
実施例では角度βは１１５°である。燃焼空気の流動方
向１９は、通路部２０にたいして垂直である。よって、
図１から図５までに図示した実施例では、通路部２０の
垂直中心軸線は冷却空気の流動方向１７にたいして７０
°ないし１８０°の角度βで交わっている。
は、底部部分１６ｂに通路部２０が設けられている。通
路部２０は、ケーシング部分１のカバー部分２６にたい
して間隔を持って位置しており、この通路部２０を介し
て燃焼空気は冷却空気流４から空気室１１に分岐され
る。燃焼空気の流動方向１９は冷却空気の流動方向１７
と角度βを成している。角度βの大きさは７０°ないし
１８０°、特に９０°ないし１５０°である。図示した
実施例では角度βは１１５°である。燃焼空気の流動方
向１９は、通路部２０にたいして垂直である。よって、
図１から図５までに図示した実施例では、通路部２０の
垂直中心軸線は冷却空気の流動方向１７にたいして７０
°ないし１８０°の角度βで交わっている。
【００１３】通路部２０は、Ｕ字状のダクト１８のほぼ
全幅Ｂにわたって延在している（図３）。ダクト１８
は、図示した実施例の場合、流動速度を増大させるため
に通路部２０の方向へ先細りになっている。図１に示す
ように、通路部２０は空気誘導壁１３の端部の高さに位
置しており、この場合Ｕ字状のダクト１８は流動方向と
は逆の方向において通路部２０に接続している。ダクト
１８は、ほぼファンホイール５の高さまで延びている
（図１）。冷却空気流４はＵ字状のダクト１８から内燃
機関３の方向へ案内され、その際冷却空気流４は通路部
２０の流域において、底部部分１６ｂにたいして角度α
を成している流動方向１７とほぼ同一の方向へ流れる。
ダクト１８が冷却空気を案内することによって得られる
流動速度は塵埃粒子をも一緒に運んで来る。このように
して得られた軌道速度のために、塵埃粒子は方向１９に
分岐される燃焼空気と共に方向の変換は行わず、通路部
２０のそばを流動する。塵埃粒子が高速で流動するよう
に、ダクト１８は通路部２０の方向へ先細りになってい
る。この場合通路部２０の長手方向中心軸線２１を冷却
空気流動方向に、即ちケーシング部分外壁１５に平行に
位置させることができる（図４）。通路部２０において
動力学的分断作用を高めるため、通路部２０の幅ｂはそ
の高さｈよりも大きいほうがよい（図４の破線を参
照）。通路部２０の形状は角形、円形、楕円形、または
同種の適当な形状に選定することができる。
全幅Ｂにわたって延在している（図３）。ダクト１８
は、図示した実施例の場合、流動速度を増大させるため
に通路部２０の方向へ先細りになっている。図１に示す
ように、通路部２０は空気誘導壁１３の端部の高さに位
置しており、この場合Ｕ字状のダクト１８は流動方向と
は逆の方向において通路部２０に接続している。ダクト
１８は、ほぼファンホイール５の高さまで延びている
（図１）。冷却空気流４はＵ字状のダクト１８から内燃
機関３の方向へ案内され、その際冷却空気流４は通路部
２０の流域において、底部部分１６ｂにたいして角度α
を成している流動方向１７とほぼ同一の方向へ流れる。
ダクト１８が冷却空気を案内することによって得られる
流動速度は塵埃粒子をも一緒に運んで来る。このように
して得られた軌道速度のために、塵埃粒子は方向１９に
分岐される燃焼空気と共に方向の変換は行わず、通路部
２０のそばを流動する。塵埃粒子が高速で流動するよう
に、ダクト１８は通路部２０の方向へ先細りになってい
る。この場合通路部２０の長手方向中心軸線２１を冷却
空気流動方向に、即ちケーシング部分外壁１５に平行に
位置させることができる（図４）。通路部２０において
動力学的分断作用を高めるため、通路部２０の幅ｂはそ
の高さｈよりも大きいほうがよい（図４の破線を参
照）。通路部２０の形状は角形、円形、楕円形、または
同種の適当な形状に選定することができる。
【００１４】底部１６の一部分１６ａの付近を流れる塵
埃粒子が通路部２０の中に侵入しないようにするため、
図５に示すように、冷却空気の流動方向において前方
の、通路部２０のエッジ２２が、ダクト１８内へ傾斜し
て突出していても良い。より簡単には、底部１６の後部
部分１６ｂが前部部分１６ａと、内燃機関３のほうへ開
く鈍角γ（ほぼ１８０°）を成すように構成しても良
い。
埃粒子が通路部２０の中に侵入しないようにするため、
図５に示すように、冷却空気の流動方向において前方
の、通路部２０のエッジ２２が、ダクト１８内へ傾斜し
て突出していても良い。より簡単には、底部１６の後部
部分１６ｂが前部部分１６ａと、内燃機関３のほうへ開
く鈍角γ（ほぼ１８０°）を成すように構成しても良
い。
【００１５】図５において、仕切り壁１０にたいして垂
直に配置されている空気誘導壁１３は通路部２０を越え
てカバー部分２６まで延設されている。このことは分離
効率に好影響を与える。空気誘導壁１３の端部が尖がっ
ており、その尖端部がカバー部分２６に接続するのが有
利である。
直に配置されている空気誘導壁１３は通路部２０を越え
てカバー部分２６まで延設されている。このことは分離
効率に好影響を与える。空気誘導壁１３の端部が尖がっ
ており、その尖端部がカバー部分２６に接続するのが有
利である。
【００１６】図２と図４の平面図からわかるように、仕
切り壁１０には、空気室１１内に配置される気化器（図
示せず）を内燃機関３に連通させるための開口部３０が
設けられている。この円形の開口部３０は、Ｕ字状のダ
クト１８の横にして通路部２０の下方に位置している。
開口部３０の上方には繰り抜き部３１と３２が設けら
れ、該繰り抜き部３１と３２により点火プラグまたは内
燃機関３の他の付属部品を取り付けることができる。
切り壁１０には、空気室１１内に配置される気化器（図
示せず）を内燃機関３に連通させるための開口部３０が
設けられている。この円形の開口部３０は、Ｕ字状のダ
クト１８の横にして通路部２０の下方に位置している。
開口部３０の上方には繰り抜き部３１と３２が設けら
れ、該繰り抜き部３１と３２により点火プラグまたは内
燃機関３の他の付属部品を取り付けることができる。
【００１７】図１に図示したケーシング部分１はケーシ
ング全体の内側部分に相当するものであるが、外側ケー
シング部分２４によって取り囲まれている。この場合、
燃焼空気を分岐させるためのダクトはベローズ２５によ
って形成されている。ベローズ２５は通路部２０に固定
され、他端は外側ケーシング部分２４の開口部に固定さ
れている。ケーシング部分１自体を外側ケーシング部分
として設けることが合目的な場合もある。
ング全体の内側部分に相当するものであるが、外側ケー
シング部分２４によって取り囲まれている。この場合、
燃焼空気を分岐させるためのダクトはベローズ２５によ
って形成されている。ベローズ２５は通路部２０に固定
され、他端は外側ケーシング部分２４の開口部に固定さ
れている。ケーシング部分１自体を外側ケーシング部分
として設けることが合目的な場合もある。
【００１８】さらに、通路部２０を複数の個々の穴から
構成し、その結果格子等が形成されるのも合目的であ
る。
構成し、その結果格子等が形成されるのも合目的であ
る。
【００１９】図６に図示した実施例のケーシング部分は
図１の実施例におけるケーシング部分に基本構造が対応
しており、よって同一の部品には同一の符号を付した。
この実施例が図１の実施例と異なるのは、通路部２０に
接続している、燃焼空気を逆方向へ案内するためのダク
トが、冷却空気ダクト１８に通じていることである。従
って燃焼空気全体を１８０°方向転換させてエアフィル
タ１２へ流動させねばならない。
図１の実施例におけるケーシング部分に基本構造が対応
しており、よって同一の部品には同一の符号を付した。
この実施例が図１の実施例と異なるのは、通路部２０に
接続している、燃焼空気を逆方向へ案内するためのダク
トが、冷却空気ダクト１８に通じていることである。従
って燃焼空気全体を１８０°方向転換させてエアフィル
タ１２へ流動させねばならない。
【００２０】次に、本発明の有利な構成を列記してお
く。
く。
【００２１】（１）通路部（２０）が、Ｕ字状のダクト
（１８）の全幅（Ｂ）にわたって延びており（図３）、
またはＵ字状のダクト（１８）よりも幅広であることを
特徴とする作業機具。
（１８）の全幅（Ｂ）にわたって延びており（図３）、
またはＵ字状のダクト（１８）よりも幅広であることを
特徴とする作業機具。
【００２２】（２）通路部（２０）が、冷却空気流の流
動方向に測った高さよりも幅広であることを特徴とす
る、上記第１項に記載の作業機具。
動方向に測った高さよりも幅広であることを特徴とす
る、上記第１項に記載の作業機具。
【００２３】（３）Ｕ字状のダクト（１８）の底部（１
６）が、冷却空気流の流動方向において互いに角度を成
して接続している二つの底部部分（１６ａ，１６ｂ）か
ら成っていることを特徴とする、上記第１項または第２
項に記載の作業機具。
６）が、冷却空気流の流動方向において互いに角度を成
して接続している二つの底部部分（１６ａ，１６ｂ）か
ら成っていることを特徴とする、上記第１項または第２
項に記載の作業機具。
【００２４】（４）冷却空気流の流動方向において後方
の底部部分が通路部（２０）を有していることを特徴と
する、上記第３項に記載の作業機具。
の底部部分が通路部（２０）を有していることを特徴と
する、上記第３項に記載の作業機具。
【００２５】（５）前記後方の底部部分が、そのそばを
流動する冷却空気の流動方向（１７）にたいして４５°
以下の角度を成していることを特徴とする、上記第４項
に記載の作業機具。
流動する冷却空気の流動方向（１７）にたいして４５°
以下の角度を成していることを特徴とする、上記第４項
に記載の作業機具。
【００２６】（６）通路部（２０）の、冷却空気流
（４）の流動方向において前方のエッジ（２２）がファ
ンホイール（５）の方向へ傾斜して突出していることを
特徴とする、上記第１項から５項までのいずれか１つに
記載の作業機具。
（４）の流動方向において前方のエッジ（２２）がファ
ンホイール（５）の方向へ傾斜して突出していることを
特徴とする、上記第１項から５項までのいずれか１つに
記載の作業機具。
【００２７】（７）Ｕ字状のダクト（１８）が、ファン
ホイール（５）と通路部（２０）の間の部分領域にわた
って延びていることを特徴とする、上記第１項から６項
までのいずれか１つに記載の作業機具。
ホイール（５）と通路部（２０）の間の部分領域にわた
って延びていることを特徴とする、上記第１項から６項
までのいずれか１つに記載の作業機具。
【００２８】（８）Ｕ字状のダクト（１８）の一つの側
壁（１３）が、ファンホイール（５）の内燃機関（３）
側においてファンホイール（５）の流出外周部（１４）
まで達し、有利には流出外周部（１４）を軸方向にわず
かに蔽っていることを特徴とする、上記第１項から７項
までのいずれか１つに記載の作業機具。
壁（１３）が、ファンホイール（５）の内燃機関（３）
側においてファンホイール（５）の流出外周部（１４）
まで達し、有利には流出外周部（１４）を軸方向にわず
かに蔽っていることを特徴とする、上記第１項から７項
までのいずれか１つに記載の作業機具。
【００２９】（９）前記一つの側壁（１３）が、冷却空
気流（４）の流動方向において通路部（２０）を越えて
延設されており、有利には端部が尖端状である（図５）
ことを特徴とする、上記第８項に記載の作業機具。
気流（４）の流動方向において通路部（２０）を越えて
延設されており、有利には端部が尖端状である（図５）
ことを特徴とする、上記第８項に記載の作業機具。
【００３０】（１０）前記一つの側壁（１３）が、ダク
ト（１８）の端面側開口部を越えて突出しているケーシ
ング（１）のカバー部分（２６）に接続している（図
５）ことを特徴とする、上記第９項に記載の作業機具。
ト（１８）の端面側開口部を越えて突出しているケーシ
ング（１）のカバー部分（２６）に接続している（図
５）ことを特徴とする、上記第９項に記載の作業機具。
【００３１】（１１）Ｕ字状のダクト（１８）の他の側
壁が、ケーシング外壁（１５）によって形成されている
ことを特徴とする、上記第１項から１０項までのいずれ
か１つに記載の作業機具。
壁が、ケーシング外壁（１５）によって形成されている
ことを特徴とする、上記第１項から１０項までのいずれ
か１つに記載の作業機具。
【００３２】
【発明の作用効果】Ｕ字状に構成されたダクトにより、
ファンホイールにより冷却空気スパイラル部から内燃機
関のほうへ流動する空気流はダクト誘導され、これによ
り乱流が安定化されると共に、乱流はダクトの周方向に
おいてほぼ一つの流動成分を有するに至る。ダクトの底
部に配置され空気室に通じている通路部は、その配置と
その内部の静力学的空気圧とにより、冷却空気が空気室
に侵入することを保証する。この場合、ダクトの長手方
向に一緒に運んで来られる塵埃粒子は、高速成分を有し
ているので、通路部を通過するために必要な方向変化を
行うことがなく、通路部のそばを流動する。通路部のサ
イズは次のように選定されており、即ち通路部を通過す
るための方向転換を困難にさせるような軌道速度を小さ
な塵埃粒子でもファンホイールの作動回転数で持つよう
に選定されている。従って、通路部を介して侵入する燃
焼空気にはほとんど塵埃粒子が含まれておらず、その結
果エアフィルタは極めて細かい塵埃粒子をフィルタリン
グするように構成することができ、長期間作動しても粗
い粒子がエアフィルタに詰まることはない。
ファンホイールにより冷却空気スパイラル部から内燃機
関のほうへ流動する空気流はダクト誘導され、これによ
り乱流が安定化されると共に、乱流はダクトの周方向に
おいてほぼ一つの流動成分を有するに至る。ダクトの底
部に配置され空気室に通じている通路部は、その配置と
その内部の静力学的空気圧とにより、冷却空気が空気室
に侵入することを保証する。この場合、ダクトの長手方
向に一緒に運んで来られる塵埃粒子は、高速成分を有し
ているので、通路部を通過するために必要な方向変化を
行うことがなく、通路部のそばを流動する。通路部のサ
イズは次のように選定されており、即ち通路部を通過す
るための方向転換を困難にさせるような軌道速度を小さ
な塵埃粒子でもファンホイールの作動回転数で持つよう
に選定されている。従って、通路部を介して侵入する燃
焼空気にはほとんど塵埃粒子が含まれておらず、その結
果エアフィルタは極めて細かい塵埃粒子をフィルタリン
グするように構成することができ、長期間作動しても粗
い粒子がエアフィルタに詰まることはない。
【図１】作業機具のケーシング内に配置される空冷式内
燃機関の一部を示す図である。
燃機関の一部を示す図である。
【図２】図１の内燃機関のケーシング部分の平面図であ
る。
る。
【図３】図２の線ＩＩＩ−ＩＩＩによる断面図である。
【図４】図２の線ＩＶ方向に見たケーシング部分の図で
ある。
ある。
【図５】ケーシング部分の変形例の図１に対応する図で
ある。
ある。
【図６】図１のケーシング部分の変形例の部分図であ
る。
る。
１ ケーシング部分 ２ シリンダ ３ 内燃機関 ４ 冷却空気流 ５ ファンホイール ７ ファンホイールの羽根 １１ 空気室 １４ 流出外周部 １６ ダクトの底部 １８ ダクト ２０ 通路部
Claims (1)
- 【請求項１】 ケーシング内に配置され、作業工具を駆
動させるための内燃機関と、冷却空気ファンであって、
そのファンホイール（５）が軸線方向に冷却空気を吸い
込んで、ファンホイール（５）の回転方向にして内燃機
関（３）にたいして接線方向に搬送させる冷却空気ファ
ンと、該冷却空気ファンの圧力側に配置され、燃焼空気
を冷却空気流（４）から分岐させるダクト（１８）とを
有し、分岐された燃焼空気が空気室（１１）に侵入し、
該空気室（１１）から内燃機関（３）が燃焼空気を吸い
込むように構成された、手で案内される作業機具におい
て、 ダクト（１８）がＵ字状に構成され、且つそのＵ字開口
部がファンホイール（５）の羽根（７）のほうへ向くよ
うに位置し、ダクト（１８）の底部（１６）がファンホ
イール（５）の流出外周部（１４）にたいして間隔を有
していること、 冷却空気流（４）の流動方向に且つファンホイール
（５）にたいして間隔を持って、燃焼空気を空気室（１
１）に侵入させるための通路部（２０）が底部（１６）
に形成され、該通路部（２０）にたいして垂直な中心軸
線（１９）が、通路部（２０）の領域においてほぼ支配
的な搬送冷却空気の流動方向（１７）にたいしてほぼ７
０°ないし１８０°の角度（β）を成していることを特
徴とする、手で案内される作業機具。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4203885.5 | 1992-02-11 | ||
| DE4203885A DE4203885A1 (de) | 1992-02-11 | 1992-02-11 | Handgefuehrtes arbeitsgeraet wie motorkettensaege, trennschleifer o. dgl. |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06207562A true JPH06207562A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=6451367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5011921A Pending JPH06207562A (ja) | 1992-02-11 | 1993-01-27 | 手で案内される作業機具 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5231956A (ja) |
| JP (1) | JPH06207562A (ja) |
| DE (1) | DE4203885A1 (ja) |
| FR (1) | FR2687191A1 (ja) |
Families Citing this family (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE509797C2 (sv) * | 1993-01-21 | 1999-03-08 | Electrolux Ab | Kapmaskin |
| US5367988A (en) * | 1993-09-01 | 1994-11-29 | Wci-Outdoor Products, Inc. | Dynamic air cleaner and carburetor pressurization system for air cooled internal combustion engines |
| JP2595842Y2 (ja) * | 1993-10-06 | 1999-06-02 | 株式会社共立 | 内燃機関の空気吸入装置 |
| JP3580375B2 (ja) * | 1994-03-15 | 2004-10-20 | 本田技研工業株式会社 | スイングパワーユニット式小型車両 |
| US5533869A (en) * | 1994-11-28 | 1996-07-09 | Homelite, Inc. | Power tool exhaust cooling system |
| US5542380A (en) * | 1995-03-28 | 1996-08-06 | Wci Outdoor Products, Inc. | Integrated dynamic air cleaner |
| DE19531504B4 (de) * | 1995-08-26 | 2008-07-03 | Dolmar Gmbh | Ansaugvorrichtung für Verbrennungsluft von Verbrennungsmotoren mit Luftreinigung |
| SE505917C2 (sv) * | 1996-01-12 | 1997-10-20 | Electrolux Ab | Anordning för stoftavskiljning |
| US6082312A (en) * | 1996-04-12 | 2000-07-04 | Dolmar Gmbh | Hand-guided appliance with an internal combustion engine with direct electronic injection |
| JP3686202B2 (ja) * | 1997-02-14 | 2005-08-24 | 三菱重工業株式会社 | 空冷エンジンの導風ケーシング |
| DE19828728A1 (de) * | 1998-06-29 | 1999-12-30 | Dolmar Gmbh | Vorrichtung zur zentrifugalen Säuberung von Ansaugluft bei einem verbrennungsmotorisch angetriebenen Handarbeitungsgerät |
| DE29914164U1 (de) | 1999-08-12 | 2001-01-04 | Dolmar Gmbh | Motorbetriebenes Handwerkzeug |
| DE10128789A1 (de) * | 2001-06-13 | 2002-12-19 | Stihl Maschf Andreas | Ansaugvorrichtung für Verbrennungsluft |
| JP3587825B2 (ja) * | 2002-06-03 | 2004-11-10 | 株式会社共立 | 携帯型動力作業機 |
| DE10245419B4 (de) * | 2002-09-28 | 2021-03-25 | Andreas Stihl Ag & Co. | Gebläseanordnung |
| US8413616B2 (en) * | 2006-11-24 | 2013-04-09 | Husqvarna Ab | Arrangement related to a motor-driven tool |
| JP2008255831A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Yamaha Motor Powered Products Co Ltd | 遮音型エンジン発電機 |
| EP2507500B1 (en) * | 2009-12-02 | 2015-05-06 | Husqvarna AB | Combustion engine powered working machine |
| DE202010016017U1 (de) * | 2010-11-30 | 2012-03-01 | Makita Corporation | Motorarbeitsgerät mit verbesserter Vergaservorwärmung |
| DE202012101780U1 (de) * | 2012-05-15 | 2013-08-20 | Makita Corp. | Einrichtung zur Bereitstellung von sauberer Verbrennungsluft für den Verbrennungsmotor eines Arbeitsgerätes |
| US9719468B2 (en) | 2014-06-11 | 2017-08-01 | The Toro Company | Engine for outdoor power equipment unit |
| US10765985B2 (en) * | 2017-08-28 | 2020-09-08 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Air filter structure in general purpose engine |
| EP3611367B1 (de) | 2018-08-15 | 2023-08-09 | Andreas Stihl AG & Co. KG | Elastischer verbindungsstutzen |
| WO2020188593A1 (en) * | 2019-03-21 | 2020-09-24 | Tvs Motor Company Limited | A cooling system for a power unit |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1503641A1 (de) * | 1964-10-06 | 1969-09-04 | Volkswagenwerk Ag | Radialgeblaese,insbesondere Kuehlluftgeblaese fuer Brennkraftmaschinen |
| US3994067A (en) * | 1972-11-14 | 1976-11-30 | Mcculloch Corporation | Apparatus for removing entrained matter from the inlet air of a chain saw internal combustion engine |
| US3934067A (en) * | 1974-07-17 | 1976-01-20 | Western Electric Company, Inc. | Laminar structure having an impregnated fibrous web |
| US4261302A (en) * | 1978-10-03 | 1981-04-14 | Textron, Inc. | Air cleaning system of internal combustion engine |
| SE8500666L (sv) * | 1985-02-13 | 1986-05-20 | Electrolux Ab | Anordning for intag av kyl- och forbrenningsluft |
| DE3685878D1 (de) * | 1986-03-14 | 1992-08-06 | Ant Nachrichtentech | Verfahren zur verringerung der datenmenge bei der bildkodierung. |
| SE454199B (sv) * | 1986-03-14 | 1988-04-11 | Electrolux Ab | Anordning vid luftkyld forbrenningsmotor |
-
1992
- 1992-02-11 DE DE4203885A patent/DE4203885A1/de not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-01-27 JP JP5011921A patent/JPH06207562A/ja active Pending
- 1993-02-02 FR FR9301108A patent/FR2687191A1/fr active Pending
- 1993-02-10 US US08/016,078 patent/US5231956A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2687191A1 (fr) | 1993-08-13 |
| DE4203885A1 (de) | 1993-08-12 |
| US5231956A (en) | 1993-08-03 |
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