JPH0135985B2 - - Google Patents
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- JPH0135985B2 JPH0135985B2 JP57176242A JP17624282A JPH0135985B2 JP H0135985 B2 JPH0135985 B2 JP H0135985B2 JP 57176242 A JP57176242 A JP 57176242A JP 17624282 A JP17624282 A JP 17624282A JP H0135985 B2 JPH0135985 B2 JP H0135985B2
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- JP
- Japan
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- formwork
- slab
- construction
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- beams
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Links
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 93
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 24
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 4
- 241001175904 Labeo bata Species 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、鉄道、道路等の高架コンクリート構
造物或はコンクリート建築物ように、多数の列設
された柱体上に構築されるスラブを、柱体間を移
動させながら連続的に施工する移動式スラブ型枠
装置に関するものである。
造物或はコンクリート建築物ように、多数の列設
された柱体上に構築されるスラブを、柱体間を移
動させながら連続的に施工する移動式スラブ型枠
装置に関するものである。
この種構造物、特に鉄道、道路等の高架構造物
は、各柱体を構築した後、その上に梁およびスラ
ブを同時に構築する方法がとられている。このよ
うないわゆるスラブの施工には、近時、能率的、
省力的な移動型枠の導入が図られてきている。し
かし、移動式の型枠装置は、従来、安形、定寸の
ものの反覆施工に適用されるものであつて、施工
場所により形状、寸法が変化する構造物の施工に
対しては、型枠の調節がネツクとなつて適用が極
めて困難な状態である。前述のような構造物の場
合をみると、一般に設計上では各柱体の形状や各
柱体間の寸法等が一定にされていたとしても、施
工の実際では形状、寸法に狂いの生ずることが多
く、そのため、施工場所毎に型枠の種々な修正が
必要となつてくる。かかる場合、従来の移動型枠
装置では、型枠の調節が極めて困難なため、これ
を適用することができず、やむを得ず旧来の手組
み手払いによる型枠施工を行なつているという状
況である。
は、各柱体を構築した後、その上に梁およびスラ
ブを同時に構築する方法がとられている。このよ
うないわゆるスラブの施工には、近時、能率的、
省力的な移動型枠の導入が図られてきている。し
かし、移動式の型枠装置は、従来、安形、定寸の
ものの反覆施工に適用されるものであつて、施工
場所により形状、寸法が変化する構造物の施工に
対しては、型枠の調節がネツクとなつて適用が極
めて困難な状態である。前述のような構造物の場
合をみると、一般に設計上では各柱体の形状や各
柱体間の寸法等が一定にされていたとしても、施
工の実際では形状、寸法に狂いの生ずることが多
く、そのため、施工場所毎に型枠の種々な修正が
必要となつてくる。かかる場合、従来の移動型枠
装置では、型枠の調節が極めて困難なため、これ
を適用することができず、やむを得ず旧来の手組
み手払いによる型枠施工を行なつているという状
況である。
本発明は、前述の事情に鑑み、その技術的課題
を解決するためになされたもので、各柱体間に移
動可能とした架台にスラブ型枠を設置すると共
に、該スラブ型枠の外側に、側部型枠を、スラブ
型枠の平面方向に移動調節自在かつ傾動調節自在
に枢着させることにより、スラブおよびこれを支
持する梁構造物と柱上部構造物のコンクリート施
工が同時に行なえると共に、柱体の寸法や柱体の
配列、柱体の間隔等に或る程度の相違が生じてい
たり、或は各柱体列が平面でみて全体に彎曲した
配列としている場合でも、側部型枠の移動調節に
よつて、型枠全体の形状を各柱体間の柱体上部と
梁およびスラブの形状、寸法に簡易に適合させる
ことができ、省力的で経済的に高能率の施工ので
きる移動式スラブ型枠を提供せんとするものであ
る。
を解決するためになされたもので、各柱体間に移
動可能とした架台にスラブ型枠を設置すると共
に、該スラブ型枠の外側に、側部型枠を、スラブ
型枠の平面方向に移動調節自在かつ傾動調節自在
に枢着させることにより、スラブおよびこれを支
持する梁構造物と柱上部構造物のコンクリート施
工が同時に行なえると共に、柱体の寸法や柱体の
配列、柱体の間隔等に或る程度の相違が生じてい
たり、或は各柱体列が平面でみて全体に彎曲した
配列としている場合でも、側部型枠の移動調節に
よつて、型枠全体の形状を各柱体間の柱体上部と
梁およびスラブの形状、寸法に簡易に適合させる
ことができ、省力的で経済的に高能率の施工ので
きる移動式スラブ型枠を提供せんとするものであ
る。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図乃至第5図において、Aは型枠体Bを支
持すると共に移動させるための架台で、既設の各
柱体Dの列の対向する内側に設置された車輪2,
2…上に載架された、施工構造物の長手方向に延
長する一対の桁材3,3上に、これと直交する方
向に延長する梁材4,4が架設され、梁材4,4
上にはそれぞれ伸縮装置5,5により高低調節自
在とした支柱6,6が立設され、互に連杆7,7
により一体的に結合されている。前記の梁材4は
中空体に形成されていて、その中に補助梁8が矢
印aのように出入自在に取付けられている。ま
た、一対の桁材3,3上には、必要に応じて他の
型枠を支持するジヤツキ9を載置するために、梁
材4と同様な構成の梁材4′が補助梁8′を有して
載架されている。
持すると共に移動させるための架台で、既設の各
柱体Dの列の対向する内側に設置された車輪2,
2…上に載架された、施工構造物の長手方向に延
長する一対の桁材3,3上に、これと直交する方
向に延長する梁材4,4が架設され、梁材4,4
上にはそれぞれ伸縮装置5,5により高低調節自
在とした支柱6,6が立設され、互に連杆7,7
により一体的に結合されている。前記の梁材4は
中空体に形成されていて、その中に補助梁8が矢
印aのように出入自在に取付けられている。ま
た、一対の桁材3,3上には、必要に応じて他の
型枠を支持するジヤツキ9を載置するために、梁
材4と同様な構成の梁材4′が補助梁8′を有して
載架されている。
Bは前記の架台A上に載設された型枠体で、支
柱6,6上にそれぞれ複数の縦梁10,10およ
び横梁11,11が井桁状に架設されており、そ
の上に平面方形状のスラブ型枠12が載設されて
いる。なお、スラブ型枠12は、縦梁10にせき
板を取付けただけの構成であつてもよく、また、
スラブ型枠はバタ材にせき板を取付けた通常の型
枠と同様の構成とし、そのバタ材を前記の縦梁1
0、横梁11に適用させるようにしてもよい。
柱6,6上にそれぞれ複数の縦梁10,10およ
び横梁11,11が井桁状に架設されており、そ
の上に平面方形状のスラブ型枠12が載設されて
いる。なお、スラブ型枠12は、縦梁10にせき
板を取付けただけの構成であつてもよく、また、
スラブ型枠はバタ材にせき板を取付けた通常の型
枠と同様の構成とし、そのバタ材を前記の縦梁1
0、横梁11に適用させるようにしてもよい。
そして、スラブ型枠12の四周辺部には、それ
ぞれ側方型枠13,13…が取付けられる。すな
わち、各縦梁10、横梁11の端部にはその長手
方向に沿つて長孔14が設けられ、これにピン1
5が摺動自在に嵌装されており、このピン15に
は側方型枠13が取付けられている。側方型枠1
3はスラブ型枠12の各辺に対応した長さを有す
る方形状をなすと共に、傾斜面と垂直面とが接続
し屈曲して形成されており、その上端部において
ピン15と結合されている。そして、各梁10,
11と側方型枠13間には、ブラケツト16を介
して伸縮調節装置17が架設され、この装置17
を伸縮させることによつて、側方型枠13はその
上端のピン15が長孔14に案内されて移動し、
スラブ型枠12との接離調節が行なわれることに
なる。
ぞれ側方型枠13,13…が取付けられる。すな
わち、各縦梁10、横梁11の端部にはその長手
方向に沿つて長孔14が設けられ、これにピン1
5が摺動自在に嵌装されており、このピン15に
は側方型枠13が取付けられている。側方型枠1
3はスラブ型枠12の各辺に対応した長さを有す
る方形状をなすと共に、傾斜面と垂直面とが接続
し屈曲して形成されており、その上端部において
ピン15と結合されている。そして、各梁10,
11と側方型枠13間には、ブラケツト16を介
して伸縮調節装置17が架設され、この装置17
を伸縮させることによつて、側方型枠13はその
上端のピン15が長孔14に案内されて移動し、
スラブ型枠12との接離調節が行なわれることに
なる。
側方型枠13がスラブ型枠12から離れた場合
には、その間隔に適合する調節せき板18を嵌着
させれば、スラブ型枠12の上面と側方型枠13
の外面とは調節せき板18を介して一面的に連続
されることになる。また、このような状態で伸縮
装置17を伸縮させれば、ピン15は横方向への
移動が規制されるため、側方型枠13はピン15
を中心として矢印bのように傾動されることにな
るのである。そして、スラブ型枠12の各辺には
側方型枠13が接続されて張り出された形となる
ので、各側方型枠13,13間には、2辺をこれ
ら側方型枠13,13の端部に添接する立体形状
の隅部型枠19を着脱自在に設ける。それによ
り、スラブ型枠12、側方型枠13,13…、調
節型枠18,18…と隅部型枠19,19…と
で、型枠体Bは全体として平面方形状の傘形に形
成されるのである。
には、その間隔に適合する調節せき板18を嵌着
させれば、スラブ型枠12の上面と側方型枠13
の外面とは調節せき板18を介して一面的に連続
されることになる。また、このような状態で伸縮
装置17を伸縮させれば、ピン15は横方向への
移動が規制されるため、側方型枠13はピン15
を中心として矢印bのように傾動されることにな
るのである。そして、スラブ型枠12の各辺には
側方型枠13が接続されて張り出された形となる
ので、各側方型枠13,13間には、2辺をこれ
ら側方型枠13,13の端部に添接する立体形状
の隅部型枠19を着脱自在に設ける。それによ
り、スラブ型枠12、側方型枠13,13…、調
節型枠18,18…と隅部型枠19,19…と
で、型枠体Bは全体として平面方形状の傘形に形
成されるのである。
第6図は、スラブ型枠12に対する側面型枠1
3の移動調節の機構の他の実施例を示したもの
で、2本組に形成した梁10,11の端部上下に
添板20,20を設け、その間に伸縮梁21を出
し入れ自在に挿入し、伸縮梁21の外端部にピン
22によつて側方型枠13を結合した構成となつ
ている。そして、梁材10,11と側方型枠13
間に伸縮装置17が架設されている。したがつ
て、調節せき板18を除いた状態では、装置17
を伸縮させれば、伸縮梁21が梁材10,11中
に出入して側方型枠13の位置が移動調節され
る。また、調節せき板18を添設してピン22が
移動しない状態にしておけば、側方型枠13は矢
印bのようにピン22を中心として傾動されるよ
うになる。なお、図面中第8図乃至第10図にお
いては、側方型枠13を移動調節させる伸縮装置
17等の記載を省略してある。
3の移動調節の機構の他の実施例を示したもの
で、2本組に形成した梁10,11の端部上下に
添板20,20を設け、その間に伸縮梁21を出
し入れ自在に挿入し、伸縮梁21の外端部にピン
22によつて側方型枠13を結合した構成となつ
ている。そして、梁材10,11と側方型枠13
間に伸縮装置17が架設されている。したがつ
て、調節せき板18を除いた状態では、装置17
を伸縮させれば、伸縮梁21が梁材10,11中
に出入して側方型枠13の位置が移動調節され
る。また、調節せき板18を添設してピン22が
移動しない状態にしておけば、側方型枠13は矢
印bのようにピン22を中心として傾動されるよ
うになる。なお、図面中第8図乃至第10図にお
いては、側方型枠13を移動調節させる伸縮装置
17等の記載を省略してある。
次に、前述のように構成された本発明装置の使
用態様を第7図乃至第11図を参照して説明す
る。
用態様を第7図乃至第11図を参照して説明す
る。
装置はまず既設の柱体D,Dの列の各対向面側
にそれぞれ設けられた車輪2,2…上に桁材3,
3を介して載置し、適宜な手段で押進して、型枠
体Bを所定の4本の柱体D,D…間に位置させて
固定し、支柱6,6の高さを調節して型枠体Bの
高さ位置を設定する。次に、縦梁10および横梁
11に連結された各側方型枠13,13…の外側
が、各柱体の対向する内側を結ぶ線に合致するよ
うに、各伸縮調節装置17,17…を操作して行
なう。そして、スラブ型枠12と各側方型枠13
との間に形成された間隙には前述したように調節
せき板18をそれぞれ嵌着すると共に、各側方型
枠13,13の端部間に隅部型枠19をそれぞれ
添設する(第7図参照)。
にそれぞれ設けられた車輪2,2…上に桁材3,
3を介して載置し、適宜な手段で押進して、型枠
体Bを所定の4本の柱体D,D…間に位置させて
固定し、支柱6,6の高さを調節して型枠体Bの
高さ位置を設定する。次に、縦梁10および横梁
11に連結された各側方型枠13,13…の外側
が、各柱体の対向する内側を結ぶ線に合致するよ
うに、各伸縮調節装置17,17…を操作して行
なう。そして、スラブ型枠12と各側方型枠13
との間に形成された間隙には前述したように調節
せき板18をそれぞれ嵌着すると共に、各側方型
枠13,13の端部間に隅部型枠19をそれぞれ
添設する(第7図参照)。
ところで、柱体Dの形状、寸法や柱体相互の間
隔は、設計上或は施工誤差によつて実際上種々変
化するものであるから、型枠体Bは施工の都度そ
の変化に対応した形に調節整形することが必要と
なる。したがつて、スラブ型枠12と側方型枠1
3との間隔に嵌着する調節型枠18や隅部型枠1
9の形状も、施工の都度それに適合したものを形
成して用いることになる。しかし、これら調節型
枠18や隅部型枠19は型枠体全体として僅かな
部分であるにすぎないので、その手数や経費はさ
して問題とはならない。
隔は、設計上或は施工誤差によつて実際上種々変
化するものであるから、型枠体Bは施工の都度そ
の変化に対応した形に調節整形することが必要と
なる。したがつて、スラブ型枠12と側方型枠1
3との間隔に嵌着する調節型枠18や隅部型枠1
9の形状も、施工の都度それに適合したものを形
成して用いることになる。しかし、これら調節型
枠18や隅部型枠19は型枠体全体として僅かな
部分であるにすぎないので、その手数や経費はさ
して問題とはならない。
また、例えば鉄道高架橋等においては、その長
手方向に3体の柱体D,D,Dを一連として単位
構造物を構成しているが、このような場合には柱
体間の各スラブを一回の施工ですませることがよ
り好都合となる。第9図および第10図には、特
にかかる場合に適合するように型枠体Bを2連に
設置したものを示してある。
手方向に3体の柱体D,D,Dを一連として単位
構造物を構成しているが、このような場合には柱
体間の各スラブを一回の施工ですませることがよ
り好都合となる。第9図および第10図には、特
にかかる場合に適合するように型枠体Bを2連に
設置したものを示してある。
さて、前述のように型枠体Bの整型後は、梁コ
ンクリートに必要な底型枠23および外側型枠2
4を梁材4′上に設置したジヤツキ9,9…を用
い、或は他の適宜な手段によつて設置し、梁およ
びスラブのコンクリートEを打設する。コンクリ
ートEの硬化後は、まず、隅部型枠19を側方型
枠13よりの固定から解除してコンクリートEよ
り剥離、除去し、続いて、伸縮装置17を短縮し
て側方型枠13をピン15を中心に内側に傾動さ
せ、側方型枠13をコンクリートより剥離する。
そして、支柱6を短縮してスラブ型枠12をコン
クリートEのスラブ部分E1から剥離すると共に、
コンクリートEの梁部分E2より低くする。また
この際、ジヤツキ9を縮めて他の型枠23,24
も取外し、各補助梁8,8′上にあるジヤツキ9
を撤去した後、補助梁8,8′をそれらの梁材4,
4′内に収容し、次いで装置を押進すれば、桁材
3,3が各車輪2,2…上に移動し(第10図参
照)、次の施工位置に運ばれることになる。
ンクリートに必要な底型枠23および外側型枠2
4を梁材4′上に設置したジヤツキ9,9…を用
い、或は他の適宜な手段によつて設置し、梁およ
びスラブのコンクリートEを打設する。コンクリ
ートEの硬化後は、まず、隅部型枠19を側方型
枠13よりの固定から解除してコンクリートEよ
り剥離、除去し、続いて、伸縮装置17を短縮し
て側方型枠13をピン15を中心に内側に傾動さ
せ、側方型枠13をコンクリートより剥離する。
そして、支柱6を短縮してスラブ型枠12をコン
クリートEのスラブ部分E1から剥離すると共に、
コンクリートEの梁部分E2より低くする。また
この際、ジヤツキ9を縮めて他の型枠23,24
も取外し、各補助梁8,8′上にあるジヤツキ9
を撤去した後、補助梁8,8′をそれらの梁材4,
4′内に収容し、次いで装置を押進すれば、桁材
3,3が各車輪2,2…上に移動し(第10図参
照)、次の施工位置に運ばれることになる。
そして、上述した操作を繰返すことにより施工
が進行するのである。
が進行するのである。
なお、本実施例においては、架台Aの移動を、
各柱体Dに設けた車輪2に載せて行なうようにし
ているが、架台Aの移動はこのような手段に限ら
れるものではなく、例えば、架台A自体に車輪を
設け、各柱体間の地盤やこれに敷設したレール上
に載せて走行させる等の手段によることもでき
る。
各柱体Dに設けた車輪2に載せて行なうようにし
ているが、架台Aの移動はこのような手段に限ら
れるものではなく、例えば、架台A自体に車輪を
設け、各柱体間の地盤やこれに敷設したレール上
に載せて走行させる等の手段によることもでき
る。
以上説明したように、本発明の移動式スラブ型
枠装置は、列設された柱体間に移動自在かつ高低
調節自在とした架台に、各柱体間上のスラブ施工
用の平面方形状のスラブ型枠を設置すると共に、
このスラブ型枠の各外側辺に、側部型枠を、スラ
ブ型枠の平面方向に移動調節自在かつ傾動調節自
在に枢着し、それら各側方型枠の各隣接する端部
間に、2辺をそれら側方型枠の端部に添接する隅
部型枠を着脱自在に設けたので、列設された柱体
上にスラブコンクリートを設ける、鉄道や道路等
の高架構造物の構築において、既設の柱体間の方
形状のスラブおよびスラブの周囲をめぐる梁コン
クリートの施工を型枠を移動して反覆して行なえ
るばかりでなく、各柱体の寸法や各柱体間隔があ
る程度変化するような場合でも、側部型枠を平面
方向に移動調節させることにより、その施工条件
に簡易に適合させることができ、施工が高能率に
しかも省力的に行ない得られ、施工経済性を著し
く向上させることができる等、多くの優れた効果
を奏するものである。
枠装置は、列設された柱体間に移動自在かつ高低
調節自在とした架台に、各柱体間上のスラブ施工
用の平面方形状のスラブ型枠を設置すると共に、
このスラブ型枠の各外側辺に、側部型枠を、スラ
ブ型枠の平面方向に移動調節自在かつ傾動調節自
在に枢着し、それら各側方型枠の各隣接する端部
間に、2辺をそれら側方型枠の端部に添接する隅
部型枠を着脱自在に設けたので、列設された柱体
上にスラブコンクリートを設ける、鉄道や道路等
の高架構造物の構築において、既設の柱体間の方
形状のスラブおよびスラブの周囲をめぐる梁コン
クリートの施工を型枠を移動して反覆して行なえ
るばかりでなく、各柱体の寸法や各柱体間隔があ
る程度変化するような場合でも、側部型枠を平面
方向に移動調節させることにより、その施工条件
に簡易に適合させることができ、施工が高能率に
しかも省力的に行ない得られ、施工経済性を著し
く向上させることができる等、多くの優れた効果
を奏するものである。
第1図は本発明装置の一実施例を示した正断面
図、第2図は同側断面図、第3図は同架台部分の
平断面図、第4図は同型枠体の平面図、第5図は
同隅部型枠の取付状態を示す要部斜面図、第6図
は側部型枠の移動調節手段の他の実施例を示した
もので、イは側面図、ロは平面図、第7図は型枠
体を施工対象の柱体間に適合させた状態を示す平
面図、第8図は本発明装置の施工例を示した正断
面図、第9図は同側断面図、第10図は本発明装
置の移動時の状態を示した側断面図である。 A……架台、B……型枠体、D……柱体、E…
…コンクリート、2……車輪、3……桁材、4…
…梁材、5……伸縮装置、6……支柱、7……連
杆、8……補助梁、9……ジヤツキ、10……縦
梁、11……横梁、12……スラブ型枠、13…
…側方型枠、14……長孔、15……ピン、17
……伸縮調節装置、18……調節せき板、19…
…隅部型枠、21……伸縮梁、22……ピン。
図、第2図は同側断面図、第3図は同架台部分の
平断面図、第4図は同型枠体の平面図、第5図は
同隅部型枠の取付状態を示す要部斜面図、第6図
は側部型枠の移動調節手段の他の実施例を示した
もので、イは側面図、ロは平面図、第7図は型枠
体を施工対象の柱体間に適合させた状態を示す平
面図、第8図は本発明装置の施工例を示した正断
面図、第9図は同側断面図、第10図は本発明装
置の移動時の状態を示した側断面図である。 A……架台、B……型枠体、D……柱体、E…
…コンクリート、2……車輪、3……桁材、4…
…梁材、5……伸縮装置、6……支柱、7……連
杆、8……補助梁、9……ジヤツキ、10……縦
梁、11……横梁、12……スラブ型枠、13…
…側方型枠、14……長孔、15……ピン、17
……伸縮調節装置、18……調節せき板、19…
…隅部型枠、21……伸縮梁、22……ピン。
Claims (1)
- 1 列設された柱体間に、移動自在かつ高低調節
自在とした架台に、各柱体間上のスラブ施工用の
平面方形状のスラブ型枠を設置すると共に、該ス
ラブ型枠の各外側辺に、側方型枠を、スラブ型枠
の平面方向に移動調節自在かつ傾動調節自在に枢
着し、それら各側方型枠の各隣接する端部間に、
2辺をそれら側方型枠の端部に添接する隅部型枠
を着脱自在に設けたことを特徴とする、移動式ス
ラブ型枠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17624282A JPS5968473A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 移動式スラブ型枠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17624282A JPS5968473A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 移動式スラブ型枠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5968473A JPS5968473A (ja) | 1984-04-18 |
JPH0135985B2 true JPH0135985B2 (ja) | 1989-07-27 |
Family
ID=16010124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17624282A Granted JPS5968473A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 移動式スラブ型枠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5968473A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS501527A (ja) * | 1973-05-02 | 1975-01-09 | ||
JPS5134526A (ja) * | 1974-09-02 | 1976-03-24 | Toyo Seisakusho Kk | Kyoryoyokonkuriitochikatawakukosetsuhoho oyobi sochi |
-
1982
- 1982-10-08 JP JP17624282A patent/JPS5968473A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS501527A (ja) * | 1973-05-02 | 1975-01-09 | ||
JPS5134526A (ja) * | 1974-09-02 | 1976-03-24 | Toyo Seisakusho Kk | Kyoryoyokonkuriitochikatawakukosetsuhoho oyobi sochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5968473A (ja) | 1984-04-18 |
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