JPH0135748Y2 - - Google Patents

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JPH0135748Y2
JPH0135748Y2 JP1985064953U JP6495385U JPH0135748Y2 JP H0135748 Y2 JPH0135748 Y2 JP H0135748Y2 JP 1985064953 U JP1985064953 U JP 1985064953U JP 6495385 U JP6495385 U JP 6495385U JP H0135748 Y2 JPH0135748 Y2 JP H0135748Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は衣類等の乾燥機において、特にヒー
タとクーラの双方を具備するものに関する。
(従来例) 従来、この種の乾燥機として、例えば、実開昭
58−75599号公報に示されているように、一つの
熱交換器と2つの切換弁を設け、切換弁の切換え
により熱媒と冷媒とを前記熱交換器に交互に流通
させ、該熱交換器がヒータ及びクーラの機能を果
すようにしたものが既に公知となつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来例においては、切換弁
を2つ必要とすると共に配管接続も多くなり、更
に、前記切換弁の切換えを制御するための制御回
路を必要とするため構造が複雑になるという問題
点があつた。
そこで、この考案は、一つの熱交換器をヒータ
及びクーラの2つに使い分けることに起因する上
記従来例の問題点を解決し簡易な構造を有する乾
燥機を提供することを課題とするものである。
(問題点を解決するための手段) しかして、この考案の要旨とするところは、被
乾燥物を収納するケーシング1と、このケーシン
グ1内に空気を送風する送風機8と、この送風機
8により前記被乾燥物へ送風される空気を加熱す
るヒータ5と、前記送風機8により前記被乾燥物
へ送風される空気を冷却して除湿するクーラ6
と、前記ケーシング1内の異なる温度でオンオフ
作動する第1及び第2の温度スイツチSw1,Sw2
と、この第1及び第2の温度スイツチSw1,Sw2
一端は共に電源スイツチ10に、温度スイツチ
Sw1の他端は電源9に接続のリレー11の励磁コ
イル11aとリレーの接点11dに、温度スイツ
チSw2の他端はリレー11の接点11cにそれぞ
れ接続されて前記接点11dと開閉動作をすると
共に、リレー11のクーラ駆動回路12へ接続の
接点11eと、ヒータ駆動回路13に接続の接点
11gと、これら両接点11e,11gとを励磁
コイル11aにて選択接続させる接点11fとを
具備し、前記ヒータ5とクーラ6とを交互に駆動
せしめるようにしたことにある。
(作用) したがつて、ケーシング内の被乾燥物を乾燥さ
せるためにそれぞれ独立したヒータとクーラとが
設けられ、該ヒータとクーラとは、第1及び第2
の温度スイツチの出力に基づいて制御回路により
交互にオンオフ作動し、送風機により送風された
空気を加熱し又は除湿して被乾燥物を乾燥させる
ようにしたので、従来の切換弁をなくすことがで
き、そのため上記課題を達成することができるも
のである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図において、1はケーシングで、例えば自
動車の車室内に設けられ、該ケーシング1には第
1の空気導入口2と第2の空気導入口3とが設け
られており、該第1の空気導入口2と第2の空気
導入口3とを介して、例えば車室内の空気が前記
ケーシング1の内部へ導入されるようになつてい
る。また、前記ケーシング1の前面には、被乾燥
物の出し入れを行なうために開閉扉4が設けられ
ている。
ケーシング1の内部において、前記第1の空気
導入口2の近傍にはヒータ5が、前記第2の空気
導入口3の近傍にはクーラ6がそれぞれ配設され
ている。前記ヒータ5は、例えば、走行用エンジ
ン(図示せず)の冷却水を循環させる温水式のも
のであり、前記第1の空気導入口2を介して導入
されて該ヒータ5を通過する空気aを加熱するも
のである。前記クーラ6は、例えば、図示されな
い凝縮器、コンプレツサ等と共に冷凍サイクルを
構成するものであり、前記第2の空気導入口3を
介して導入されて該クーラ6を通過する空気bを
冷却し且つ除湿するものである。
7は被乾燥物(図示せず)を収納するための収
納空間である。8は送風機で、前記第1の空気導
入口2及び第2の空気導入口3を介してケーシン
グ1外部の空気を前記収納空間7の被乾燥物へ送
風した後、排気管8aを介して外部へ放出するも
のである。
前記ヒータ5及びクーラ6は前記ケーシング1
内の温度に応じて交互に作動するものであり、第
2図にはこのための制御回路の具体例が示されて
いる。同図において、9は電源で、該電源9には
前記送風機8の一端が接続され、該送風機8の他
端は電源スイツチ10の一端に接続され、該電源
スイツチ10の閉成時に前記電源9とアース間に
直列に接続されるようになつている。
11は自己保持回路を構成するリレーで、励磁
コイル11aが非励磁の場合は接点11bと11
c及び接点11eと11fがそれぞれ閉成され、
励磁された場合は接点11cと11d及び接点1
1fと11gがそれぞれ閉成されるものである。
前記励磁コイル11aの一端は前記電源9に接続
され、他端は第1の温度スイツチSW1の一端及
び前記接点11dに接続されている。そして、該
第1の温度スイツチSW1の他端は前記電源スイ
ツチ10の一端に接続されている。前記第1の温
度スイツチSW1は、第3図に示されるように、
所定温度t1未満でオン状態となり、t1以上ではオ
フ状態となるものであり、前記ケーシング1内部
の温度に応じて作動する。
前記リレー11の接点11cと前記電源スイツ
チ10の一端との間には、第2の温度スイツチ
SW2が接続されると共に、電源スイツチ10と
の接続点はさらに、接点11fに接続されてい
る。この第2の温度スイツチSW2は、基本的に
は前記第1の温度スイツチSW1と同様にケーシ
ング1内部の温度に応じてオンオフ作動するもの
で、所定温度t2のみが異なる(t1<t2)ものであ
る(第3図参照)。
前記リレー11の接点11eはクーラ駆動回路
12に、接点11gはヒータ駆動回路13にそれ
ぞれ接続されている。クーラ駆動回路12は、例
えば、冷凍サイクルを構成するコンプレツサ(図
示せず)とこのコンプレツサを駆動するエンジン
(図示せず)との連結を断続する電磁クラツチ
(図示せず)の励磁回路である。また、ヒータ駆
動回路13は、例えばヒータ5に温水を導入する
配管(図示せず)の途中に設けられ温水の流れを
断続する電磁弁(図示せず)の励磁回路である。
上記構成において、第4図を基にその作用を説
明すれば、初めにケーシング1の収納空間7に被
乾燥物を置き、電源スイツチ10を投入する。装
置の始動時にあつては前記ケーシング1内部の温
度tは外部の雰囲気温度に略等しく、例えば、t1
=0℃、t2=60℃とすれば、通常t1<t<t2であ
り、第1の温度スイツチSW1は開成され、第2
の温度スイツチSW2は閉成される。したがつ
て、リレー11は励磁されず、接点11eと11
fとが閉成されるため、クーラ駆動回路12が駆
動されクーラ6が作用する(第4図期間TA
照)。そして、送風機8により第2の空気導入口
3から導入された空気bは、前記クーラ6を通過
して除湿された低温の空気としてケーシング1の
収納空間7に達し、被乾燥物の乾燥に供せられ、
前記排気管8aを介して外部へ放出される。
次に、前記クーラ6の作用によつてケーシング
1内の温度がt1以下となつた場合(第4図期間TB
参照)、前記第2の温度スイツチSW2に加えて
第1の温度スイツチSW1が閉成され、リレー1
1は励磁状態となり、接点11cと11d及び接
点11fと11gとがそれぞれ閉成される。した
がつて、クーラ駆動回路12に替つてヒータ駆動
回路13が駆動されて、ヒータ5が作用する。そ
して、送風機8により第1の空気導入口2から導
入された空気aは、前記ヒータ5によつて高温の
空気となつて収納空間7に達し、乾燥に供せられ
た後前記排気管8aを介して外部へ放出される。
前記ヒータ5の作用によつてケーシング1内の
温度は上昇し、温度t1を越えると第1の温度スイ
ツチSW1は開成され、第2の温度スイツチSW
2は依然閉成されているので、リレー11は接点
11c,11dは、第2の温度スイツチSW2に
よつて構成された自己保持回路によつて励磁状態
を保持し、このためヒータ5はそのまま作動を続
ける。そして、ケーシング1内の温度がt2に達す
ると、第2の温度スイツチSW2が開成されリレ
ー11は非励磁となり、該リレー11各接点は始
動時の状態に戻り、再びクーラ6のみが作動状態
となり、以後前述のように該クーラ6とヒータ5
との作動が交互に繰り返されて乾燥が行なわれ
る。
尚、この実施例においては送風機8をケーシン
グ1内部に設けたが、該ケーシング1内部におい
て第1の空気導入口2及び第2の空気導入口3近
傍に設けてもよい。また、ヒータ5を電熱線を用
いて構成してもよい。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、被乾燥
物に送風される空気を加熱するヒータと、前記被
乾燥物に送風される空気を冷却して除湿するクー
ラと、前記被乾燥物を収納するケーシング内の異
なる温度でオンオフ作動する第1及び第2の温度
スイツチと、この第1及び第2の温度スイツチの
出力に基づいて前記ヒータとクーラとを交互に駆
動せしめる制御回路とを具備したので、ヒータと
クーラは各々別個に設ければよく、相互を接続す
る配管、切換弁等を必要とせず、簡易な構造を有
する乾燥機を提供することができる。また、ヒー
タとクーラとは交互に運転するようにしてあるの
で、ケーシング内の温度を所定範囲内にすること
ができ、無駄なエネルギーを消費せず、効率良く
衣類等を乾燥することができるという効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る乾燥機の本体部の断面
図、第2図は同上の乾燥機の作動制御回路の一実
施例を示す回路図、第3図は同上の作動制御回路
に用いられる温度スイツチの作動を示すタイミン
グチヤート、第4図は同上の乾燥機の作動特性を
示す特性線図である。 1……ケーシング、5……ヒータ、6……クー
ラ、8……送風機、11……リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被乾燥物を収納するケーシング1と、このケー
    シング1内に空気を送風する送風機8と、この送
    風機8により前記被乾燥物へ送風される空気を加
    熱するヒータ5と、前記送風機8により前記被乾
    燥物へ送風される空気を冷却して除湿するクーラ
    6と、前記ケーシング1内の異なる温度でオンオ
    フ作動する第1及び第2の温度スイツチSw1,Sw2
    と、この第1及び第2の温度スイツチSw1,Sw2
    一端は共に電源スイツチ10に、温度スイツチ
    Sw1の他端は電源9に接続のリレー11の励磁コ
    イル11aとリレーの接点11dに、温度スイツ
    チSw2の他端はリレー11の接点11cにそれぞ
    れ接続されて前記接点11dと開閉動作をすると
    共に、リレー11のクーラ駆動回路12へ接続の
    接点11eと、ヒータ駆動回路13に接続の接点
    11gと、これら両接点11e,11gとを励磁
    コイル11aにて選択接続させる接点11fとを
    具備し、前記ヒータ5とクーラ6とを交互に駆動
    せしめるようにしたことを特徴とする乾燥機。
JP1985064953U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH0135748Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985064953U JPH0135748Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JPS61180698U JPS61180698U (ja) 1986-11-11
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213161A (en) * 1975-07-18 1977-02-01 Sanyo Electric Co Ltd Deodorization method for petroleum solvent recovery-type drying machin e

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JPS52133376U (ja) * 1976-04-05 1977-10-11

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