JP2536218Y2 - 自動車用急速暖房装置 - Google Patents

自動車用急速暖房装置

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JP2536218Y2
JP2536218Y2 JP1991037111U JP3711191U JP2536218Y2 JP 2536218 Y2 JP2536218 Y2 JP 2536218Y2 JP 1991037111 U JP1991037111 U JP 1991037111U JP 3711191 U JP3711191 U JP 3711191U JP 2536218 Y2 JP2536218 Y2 JP 2536218Y2
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孝之 市原
康司 上原
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株式会社テネックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車用暖房装置、
特に冬期又は寒冷地等の低温下でエンジン始動後の車室
内を急速に暖房する自動車用急速暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用暖房装置として使用される温水
式ヒータは、エンジンで発生した熱により加熱されエン
ジンのシリンダブロックを通る主通路に設けられ、エン
ジンの作動により加熱されたエンジンの冷却水と空気と
の間で熱交換を行って温風を車室内に導入する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来の温水
式ヒータでは、冷却水が所定の温度、例えば70〜80
℃に上昇しないと温風が発生しないため、冷機時、エン
ジン始動後5〜6分間は車室内を暖房できない状態とな
り、特に冬期、寒冷地では10分間程度は車室内を暖房
できない不具合がある。
【0004】従って、この考案は、特に冬期、寒冷地等
の低温下でも、エンジン始動直後速やかに温風を発生す
ることができる自動車用急速暖房装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案による自動車用
急速暖房装置は、自動車の車室内に温風を送るヒータ
(11)と、エンジンのシリンダブロック(10)とヒータ
(11)とを連絡しかつエンジンで発生した熱により加熱
された冷却水を循環させる主通路(13)と、主通路(1
3)に設けられた第1の強制循環ポンプ(17a)と、主通
路(13)に迂回して設けられたバイパス通路(15)と、
バイパス通路(15)に設けられた第2の強制循環ポンプ
(17b)と、第2の強制循環ポンプ(17b)とヒータ(1
1)との間でバイパス通路(15)に設けられた加熱装置
(20)とを備えている。加熱装置(20)は、水素吸蔵時
に発熱反応しかつ水素放出時に吸熱反応する第1の蓄熱
材(24)が充填された第1のケース(22)と、第1の蓄
熱材(24)から放出された水素を吸蔵して発熱反応する
第2の蓄熱材(25)が充填された第2のケース(23)
と、第1のケース(22)及び第2のケース(23)を連通
する連絡管(27)と、連絡管(27)を開閉する電磁弁
(26)とを備えている。バイパス通路(15)を通る冷却
水が第2の蓄熱材(25)に熱的に接触可能にバイパス通
路(15)を第2のケース(23)に接続する。この自動車
用急速暖房装置は、エンジンの始動時にオンとなるスイ
ッチと、主通路(13)とバイパス通路(15)との分岐部
に設けられた切換弁(16)と、切換弁(16)を通過する
冷却水の温度を検出する温度センサ(18)と、スイッチ
がオンになったときに切換弁(16)と第2の強制循環ポ
ンプ(17b)に一定時間作動信号を付与する暖房制御装
置(19)とを備えている。第2の強制循環ポンプ(17
b)は暖房制御装置(19)の作動信号を受信して一定時
間作動される。電磁弁(26)は暖房制御装置(19)から
作動信号を受信したときに開弁して、第1の蓄熱材(2
4)から放出される水素を連絡管(27)を通じて第2の
蓄熱材(25)に吸蔵させて、バイパス通路(15)を通る
冷却水は加熱されて第2の強制循環ポンプ(17b)の作
動によりヒータ(11)に供給される。温度センサ(18)
は、切換弁(16)を通る冷却水が第2の蓄熱材(25)の
水素吸収時の発熱により所定の温度に加熱されたとき
に、暖房制御装置(19)に検出信号を送出し、温度セン
サ(18)の検出信号を受信した暖房制御装置(19)は切
換弁(16)に作動信号を送出して主通路(13)とバイパ
ス通路(15)とを接続して、冷却水は主通路(13)とバ
イパス通路(15)とを流れる。冷却水が所定の温度より
高い一定温度に加熱されると、逆に第2の蓄熱材(25)
は加温された冷却水に熱的に接触して加熱され、第2の
蓄熱材(25)に吸蔵された水素は第2の蓄熱材(25)か
ら放出され、連絡管(27)を通り第1の蓄熱材(24)に
吸蔵される。スイッチのオン後一定時間経過時に暖房制
御装置(19)の作動信号が停止して、第2の強制循環ポ
ンプ(17b)の作動が停止され、電磁弁(26)が閉弁さ
れる。
【0006】
【作用】エンジン始動の際に、スイッチをオンにして電
源を投入すると、暖房制御装置(19)の作動信号により
電磁弁(26)が開弁し、同時に強制循環ポンプ(17a、1
7b)が運転を開始する。このとき、切換弁(16)はバイ
パス通路(15)との分岐部でシリンダブロック(10)に
通じる主通路(13)を遮断する。電磁弁(26)の開弁に
より、第1の蓄熱材(24)から放出された水素は連絡管
(27)を通じて第2の蓄熱材(25)に吸蔵され、第2の
蓄熱材(25)は発熱反応を行い、第2の蓄熱材(25)の
発熱によりバイパス通路(15)の冷却水が第2の蓄熱材
(25)に熱的に接触して加熱される。加熱された冷却水
の温風は、スイッチのオン後から非常に短時間でヒータ
(11)を通して車室内に送られる。
【0007】第2の蓄熱材(25)内を循環するバイパス
通路(15)の冷却水が所定の温度に加熱されると、冷却
水の加熱された温度は温度センサ(18)により検出さ
れ、温度センサ(18)の検出信号は暖房制御装置(19)
に送出され、暖房制御装置(19)の制御信号が切換弁
(16)に送られる。この時、バイパス通路(15)では第
1の強制循環ポンプ(17a)が稼動されると共に、第2
の強制循環ポンプ(17b)が一定時間運転を継続する。
切換弁(16)が開弁されると、主通路(13)とバイパス
通路(15)は連通し、主通路(13)内の冷却水はヒータ
(11)に送られる。
【0008】冷却水が所定の温度より高い例えば70〜
80℃に加熱されると、第2の蓄熱材(25)は水素を吸
蔵する発熱反応から水素を放出する吸熱反応に自動的に
切り替えられる。このため、第2の蓄熱材(25)から放
出された水素は開放状態の連絡管(27)を通し第1のケ
ース(22)に流れ、逆に第1のケース(22)内の第1の
蓄熱材(24)内に吸蔵される。この段階でスイッチのオ
ン後一定時間経過したときに、暖房制御装置(19)から
の制御信号により第2の強制循環ポンプ(17b)の運転
が停止し、加熱装置(20)の電磁弁(26)がオフにな
る。このため、連絡管(27)中の電磁弁(26)が閉弁さ
れ、第1の蓄熱材(24)と第2の蓄熱材(25)との接触
が遮断され、この状態で次回のエンジン作動に備える。
【0009】
【実施例】以下、この考案による自動車用急速暖房装置
の実施例を図面について説明する。図1に示すように、
この考案による自動車用急速暖房装置は、自動車の車室
内に温風を送るヒータ11と、ラジエータ12と、エン
ジンのシリンダブロック10、ヒータ(熱交換器)11
及びラジエータ12を連絡しかつエンジンで発生した熱
により加熱された冷却水を循環させる主通路13と、主
通路13に設けられかつ主通路13を通してシリンダブ
ロック10に冷却水を強制循環させる第1の強制循環ポ
ンプ17aと、主通路13に迂回して設けられたバイパ
ス通路15と、バイパス通路15に設けられた第2の強
制循環ポンプ17bと、第2の強制循環ポンプ17bと
ヒータ11との間でバイパス通路15に設けられた加熱
装置20と、主通路13とバイパス通路15との分岐部
に設けられた二方向切換弁16と、切換弁16を通過す
る冷却水の温度を検出する温度センサ18と、温度セン
サ18が検出した信号に基づき切換弁16と第1の強制
循環ポンプ17a及び第2の強制循環ポンプ17bと加
熱装置20とにそれぞれ作動信号を送出する暖房制御装
置(CPU)19とを備えている。ヒータ11の後方に
はヒータ11に向かって送風するファン14が配置さ
れ、エンジンの稼動時に加熱されたシリンダブロック1
0で加熱された点線で示す冷却水はヒータ11に送ら
れ、ヒータ11を通じて温風を自動車の室内に送り出し
て、室内暖房が行われる。
【0010】加熱装置20は、ハウジング21と、ハウ
ジング21内に配置された第1のケース22及び第2の
ケース23と、第1のケース22及び第2のケース23
を連通する連絡管27と、連絡管27を開閉する電磁弁
26とを備えている。第1のケース22内には、水素吸
蔵時に発熱反応しかつ水素放出時に吸熱反応する第1の
蓄熱材24が充填される。第2のケース23内には、第
1の蓄熱材24から放出された水素を吸蔵して発熱反応
すると共に、高温で加熱されたときに第1の蓄熱材24
に対して水素を放出する第2の蓄熱材25が充填され
る。バイパス通路15を通る冷却水が第2の蓄熱材25
に熱的に接触可能にバイパス通路15は第2のケース2
3に接続される。第2の蓄熱材25は第1の蓄熱材24
と同一又は異なる特性を有するが、本実施例では、金属
水素化物MHxとなる第1の蓄熱材24をMH1で表し、
第2の蓄熱材25をMH2で表す。Mmをミッシュメタル
とすると、第1の蓄熱材24(MH1)には水素の吸蔵
機能に優れた例えばMmNi4.5Al0.5が用いられる。ま
た、第2の蓄熱材25(MH2)として特に水素吸蔵に
よる発熱反応で冷却水を加熱する機能に優れた例えばL
aNi4.5Al0.5が用いられる。第1の蓄熱材24の水素
平衡圧力をP1とし、第2の蓄熱材25の水素平衡圧力
をP2とすれば、P1>P2である。
【0011】公知のように、水素吸蔵合金Mは、発熱反
応を伴って水素H2を吸蔵し、吸熱反応を伴って水素H2
を放出する特性を有する。水素吸蔵合金Mは、水素平衡
圧力よりも高い水素圧力の下又は低い雰囲気温度の下で
発熱反応を伴って水素を吸蔵(発熱反応)し、水素平衡
圧力より低い水素圧力の下又は高い雰囲気温度の下で吸
熱反応を伴って水素を放出(吸熱反応)する。MHxを
金属水素化物とし、ΔHを熱とすると、水素吸蔵合金M
による水素の吸蔵及び放出の原理は次式により表され
る。
【数1】 前記反応式で水素吸蔵合金Mが水素H2の吸蔵の際に発
生する反応熱を利用して冷却水を加熱することができ
る。
【0012】この考案による自動車用急速暖房装置の作
動の際に、エンジン始動時にスイッチをオンして電源を
投入すると、暖房制御装置19は第1の強制循環ポンプ
17a、第2の強制循環ポンプ17b及び電磁弁26に
作動信号を送出して、第1の強制循環ポンプ17a及び
第2の強制循環ポンプ17bの運転を開始すると同時
に、電磁弁26を開弁する。このとき、二方向切換弁1
6はバイパス通路15との分岐部でエンジンブロック1
0に通ずる主通路13を閉弁し、バイパス通路15を閉
回路に形成する。このため、冷却水は、第1の強制循環
ポンプ17aの作動により主通路13を通りエンジンの
シリンダブロック10とラジエータ12との間で循環す
る。また、第2の強制循環ポンプ17bによりバイパス
通路15内で冷却水が循環される。
【0013】暖房制御装置19の作動信号により電磁弁
26が開弁するため、第2のケース23は連絡管27を
通じて第1のケース22に連絡し、第1の蓄熱材24及
び第2の蓄熱材25の水素平衡圧力P1、P2の関係がP
1>P2となるため、第2の蓄熱材25は連絡管27を通
して第1の蓄熱材24から放出された水素を吸蔵して発
熱反応する。このため、第2の蓄熱材25の発熱により
第2の蓄熱材25内を循環するバイパス通路15の冷却
水が加熱され、スイッチのオン後非常に短時間内に加熱
された冷却水の温風はヒータ11を通して車室内に送り
出される。
【0014】第2の蓄熱材25の水素吸収時の発熱によ
りバイパス通路15内の冷却水が所定の温度に加熱され
ると、温度センサ18は冷却水の加熱された温度を検出
し、暖房制御装置19に検出信号を送出する。温度セン
サ18の検出信号を受信した暖房制御装置19は切換弁
16に作動信号を送出して、切換弁16が開弁して主通
路13とバイパス通路15とが接続される。切換弁16
が開弁すると、バイパス通路15が主通路13に連通
し、冷却水は、主通路13及びバイパス通路15を流通
する。この時、バイパス通路15では第2の強制循環ポ
ンプ17bは暖房制御装置19の作動信号によりが一定
時間運転を継続する。
【0015】冷却水が所定の温度より高い例えば70〜
80℃に加熱されると、第2の蓄熱材25は加温され、
水素を吸蔵する発熱反応から水素を放出する吸熱反応に
自動的に切り替えられる。このため、第2の蓄熱材25
から放出された水素は開放状態の連絡管27を通し第1
のケース22に流れ、逆に第1のケース22内の第1の
蓄熱材24内に吸蔵される。この段階でスイッチのオン
後一定時間経過したときに、暖房制御装置19からの制
御信号により強制循環ポンプ17bの運転が停止し、加
熱装置20の電磁弁26がオフになる。このため、連絡
管27中の電磁弁26が閉弁され、第1の蓄熱材24と
第2の蓄熱材25との接触が遮断され、この状態で次回
のエンジン作動に備える。
【0016】第2の蓄熱材25によりバイパス通路15
を通る冷却水を加熱しても、加熱された冷却水の熱が第
1の蓄熱材24又は主通路13を通る冷却水によって奪
われると、冷却水を急速に加熱できないため、本実施例
では、第1の蓄熱材24をバイパス通路15から隔成し
かつバイパス通路15を主通路13から個別に作動させ
る。
【0017】
【考案の効果】前記のように、この考案による自動車用
急速暖房装置は、エンジン始動直後にバイパス通路の冷
却水を短時間で急速に加熱して、ヒータを通して車室内
を暖房することができる。従って、冬期又は寒冷地等の
低温環境下でも、エンジン始動後に冷えた車室内を短時
間で暖房することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案による自動車用急速暖房装置の実施
例を示すブロック図
【符号の説明】
10・・シリンダブロック、 11・・ヒータ(熱交換
器)、 12・・ラジエータ、 13・・主通路、 1
5・・バイパス通路、 16・・二方向切換弁、 17
a・・第1の強制循環ポンプ、 17b・・第2の強制
循環ポンプ、18・・温度センサ、 19・・暖房制御
装置(CPU)、 20・・加熱装置、 21・・ハウ
ジング、 22・・第1のケース、 23・・第2のケ
ース、24・・第1の蓄熱材(MH1)、 25・・第
2の蓄熱材(MH2)、 26・・電磁弁、 27・・
連絡管

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車室内に温風を送るヒータ(1
    1)と、エンジンのシリンダブロック(10)とヒータ(1
    1)とを連絡しかつエンジンで発生した熱により加熱さ
    れた冷却水を循環させる主通路(13)と、主通路(13)
    に設けられた第1の強制循環ポンプ(17a)と、主通路
    (13)に迂回して設けられたバイパス通路(15)と、バ
    イパス通路(15)に設けられた第2の強制循環ポンプ
    (17b)と、第2の強制循環ポンプ(17b)とヒータ(1
    1)との間でバイパス通路(15)に設けられた加熱装置
    (20)とを備え、 加熱装置(20)は、水素吸蔵時に発熱反応しかつ水素放
    出時に吸熱反応する第1の蓄熱材(24)が充填された第
    1のケース(22)と、第1の蓄熱材(24)から放出され
    た水素を吸蔵して発熱反応する第2の蓄熱材(25)が充
    填された第2のケース(23)と、第1のケース(22)及
    び第2のケース(23)を連通する連絡管(27)と、連絡
    管(27)を開閉する電磁弁(26)とを備え、 バイパス通路(15)を通る冷却水が第2の蓄熱材(25)
    に熱的に接触可能にバイパス通路(15)を第2のケース
    (23)に接続した自動車用急速暖房装置において、 エンジンの始動時にオンとなるスイッチと、 主通路(13)とバイパス通路(15)との分岐部に設けら
    れた切換弁(16)と、 切換弁(16)を通過する冷却水の温度を検出する温度セ
    ンサ(18)と、 スイッチがオンになったときに切換弁(16)と第2の強
    制循環ポンプ(17b)に一定時間作動信号を付与する暖
    房制御装置(19)とを備え、 第2の強制循環ポンプ(17b)は暖房制御装置(19)の
    作動信号を受信して一定時間作動され、 電磁弁(26)は暖房制御装置(19)から作動信号を受信
    したときに開弁して、第1の蓄熱材(24)から放出され
    る水素を連絡管(27)を通じて第2の蓄熱材(25)に吸
    蔵させて、バイパス通路(15)を通る冷却水は加熱され
    て第2の強制循環ポンプ(17b)の作動によりヒータ(1
    1)に供給され、 温度センサ(18)は、切換弁(16)を通る冷却水が第2
    の蓄熱材(25)の水素吸収時の発熱により所定の温度に
    加熱されたときに、暖房制御装置(19)に検出信号を送
    出し、温度センサ(18)の検出信号を受信した暖房制御
    装置(19)は切換弁(16)に作動信号を送出して主通路
    (13)とバイパス通路(15)とを接続して、冷却水は主
    通路(13)とバイパス通路(15)とを流れ、 冷却水が所定の温度より高い一定温度に加熱されると、
    逆に第2の蓄熱材(25)は加温された冷却水に熱的に接
    触して加熱され、第2の蓄熱材(25)に吸蔵された水素
    は第2の蓄熱材(25)から放出され、連絡管(27)を通
    り第1の蓄熱材(24)に吸蔵され、 スイッチのオン後一定時間経過時に暖房制御装置(19)
    の作動信号が停止して、第2の強制循環ポンプ(17b)
    の作動が停止され、電磁弁(26)が閉弁されることを特
    徴とする自動車用急速暖房装置。
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KR100957323B1 (ko) 2008-06-02 2010-05-12 현대자동차주식회사 가변순환경로를 갖는 자동차용 히터장치

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