JPH0135506Y2 - - Google Patents

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JPH0135506Y2
JPH0135506Y2 JP9286083U JP9286083U JPH0135506Y2 JP H0135506 Y2 JPH0135506 Y2 JP H0135506Y2 JP 9286083 U JP9286083 U JP 9286083U JP 9286083 U JP9286083 U JP 9286083U JP H0135506 Y2 JPH0135506 Y2 JP H0135506Y2
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JP
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plate
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movable plate
fixed plate
movable
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JP9286083U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気機器におけるリモコン送信器、
マイクロホン等の付属品を収納する収納装置に関
する。
そして、本考案の目的は、収納板が調整操作板
の前扉としても機能するようにした電気機器にお
ける付属品の収納装置を提供することである。
以下、本考案の実施例について説明する。図は
その一実施例を示すものであり、本実施例の収納
装置は、電気機器の例えば底部分に固定される固
定板Aと、その固定板Aに対して進退自在に設け
られた移動板Bと、その移動板Bのほぼ中央の上
面に垂直に植設された調整操作板Cと、移動板B
の進出方向の前端に、その移動板Bが進出時に前
方に起倒可能に設けられ、調整操作板Cの前面に
取り付けられる操作摘みを覆う前扉を兼ねる収納
板Dとで概略構成されている。
まず、固定板Aと移動板Bとの関係について説
明する。固定板Aの両側には、各々ローラ1が2
個ずつ取り付けられ、このローラ1には移動板B
の両側のガイド・レール2が案内されている(詳
細は第12図)。また固定板Aの上面には2個の
ボス3の間に挿通された軸4にロツク体5がスプ
リング6によつて矢印a方向に付勢された状態で
挿通されている。そして、このロツク体5の爪5
aは後退した移動板Bの係止板7に係止可能とな
つている。また、爪5aと反対側に形成された折
り曲げ片5bは、操作杆8の後端が当接するよう
になつている。この操作杆8は、ロツク体5の矢
印a方向の回動力をうけて前方に進出している
が、ストツパ9で進出力を規制されており、移動
板Bが後退している時には、その先端が収納板D
の下部に形成された穴10から突出している。1
1,12は操作杆8の浮き上がりを防止するため
の押え部材である(以上の詳細は第10図)。ま
た、この固定板Aと移動板Bの間には、一端13
aが固定板A側に、他端13bが移動板B側に
各々固定された引つ張りスプリング13が装着さ
れ、そのスプリング13の近傍における固定板A
にはラツク14が形成され、このラツク14に、
移動板Bに摩擦あるいは粘性の回転抵抗を受ける
ように取り付けられたピニオン15が噛み合つて
いる(第6図)。16,16は固定板Aの両側の
裏面からネジ込んだビスで、前進した移動板Bの
後端の両側の突起17,17が係止して、移動板
Bの最大前進量を規制するようになつている(詳
細は第11図)。
従つて、固定板Aのロツク体5の爪5aが移動
板Bの係止板7に係止している時に操作杆8を押
すと、その操作杆8の後端がロツク体5の折り曲
げ片5bを押して、そのロツク体5を矢印aと反
対側に回動させ、爪5aを係止板7から外す。な
お、この操作杆8を充分押し込んだ時は、押され
て回転したロツク体5の爪5aが押え部材11に
当接するので、それ以上の押し込みはできない。
爪5aが係止板7から外れると、移動板Bは引つ
張りスプリング13の引つ張り力を受け、ガイ
ド・レール2がローラ1に案内されて前進する
が、この時ラツク14に噛み合つているピニオン
15はその回転に抵抗を受けるので、その移動板
Bはゆつくりと前進する。そして、移動板Bの突
起17が固定板Aのビス16に当接した時点でそ
の前進は停止する。
次に、このように移動板Bが前進している状態
でその移動板Bを押し込むと、その押し込みには
スプリング13およびピニオン15の抵抗を受け
るが、充分に押し込んだ時、ロツク体5の爪5a
が係止板7によつて若干矢印a方向と反対方向に
回動した後、復帰してその係止板7に係止し、よ
つて移動板Bは固定板Aにロツクされる。
移動板Bに植設された調整操作板Cは、その裏
面側のボス18に、調整部が構成されたプリント
配線板19が取り付けられ、そのプリント配線板
19に取り付けられる可変抵抗等の操作摘みは、
その調整操作板Cの穴(図示せず)から前面側に
突出するようになつている。
次に移動板Bと収納板Dとの関係について説明
する。収納板Dは、移動板Bの先端の両側におい
て回動可能に枢支されている。まず。右側におい
ては、摩擦あるいは粘性の抵抗を受けて回転する
ギヤ20が移動板Bに取り付けられ、収納板Dに
形成されたギヤ21がその移動板B側のギヤ20
に噛み合つている。22は移動板Bの突起23と
23間に挿通した軸であり、ここに収納板Dのギ
ヤ21が挿通されている(詳細は第13図)。
一方、左側においては、移動板Bの裏面のガイ
ド突起24,24に案内され、かつ押え板25に
押さえられたスライダ26が、引つ張りスプリン
グ27に付勢されて、前方に突出している。この
スプリング27は、その一端がスライダ26にピ
ン28によつて固定され、他端が押え板25にピ
ン29によつて固定されている。収納板Dは、そ
の下部にカム30を有し、そのカム30のカム面
は軸31を中心とする円形状であるが、上記スラ
イダ26の先端が係合する凹部30aが形成さ
れ、その凹部30aの上側の縁は角形状の段30
bとなり、下側の縁は円形状の段30cとなつて
いる(詳細は第11図)。なお、上記した軸31
は移動板Bの突起32と32との間に挿通されて
いる。33,33は移動板Bの前端に形成された
突起である。
また、収納板Dには、その上面部分に収納部3
4が形成され、その両壁には内部の付属品取り出
し用の切取り部35が形成され、内壁には内部に
収納した付属品を挟持する板バネ36が取り付け
られている。
37は調整操作板Cの前面に形成されたストツ
パで、収納板Dが起立したとき当接するようにな
つている。
以上において、移動板Bが固定板Aに対して押
し込まれ後退しているときには、収納板Dは起立
しており、その下端の背面が固定板Aの突起33
に若干の間隙を残して対向している。従つて、こ
の状態では収納板Dを前方に倒そうとしても、そ
の下端が固定板Aの突起33に当接するので、そ
の収納板Dを倒すことはできない。しかし、上記
のようにして操作杆8を押しロツクを解除して、
移動板Bを前方に進出させると、収納板Dも一体
的に前進し、その下端が突起33から大きく離れ
るので、前方に倒すことができるようになる(第
8図、第9図)。
このようにして収納板Dを前方に倒すときに
は、収納板Dのカム30の凹部30aに係合して
いるスライダ26が、そのカム30の円形の段3
0cに沿つて後退する。また、ギヤ21がギヤ2
0を回転させるので、そこで回転抵抗を受ける。
従つて、収納板Dは極端には前方に倒れず、指で
引つ張つた力に応じてゆつくりと倒れる。
このようにして収納板Dを倒すと、この状態で
はその下端が操作杆8に近接するので、このまま
収納板Dを押し込んでも、その操作杆8が若干押
し込まれてロツク体5の爪5aが押え板11に当
接すると、もはやその操作杆8は押し込むことが
できず、よつて収納板Dも押し込むことができな
い。
しかし、この収納板Dを起こした場合には、そ
の下端が操作杆8から逃げるので、その収納板D
を押し込むことができる。この収納板Dを起こす
時は、倒す時と同様にキヤ20の回転抵抗を受け
るが、スライダ26がカム30の円形の段30c
を乗り越えると、そのスライダ26が凹部30a
に入る時の突出力によつてカム30に回転力を与
えるので、この時点以降は収納板Dから指を離し
ても、その収納板Dはカム30部分の回転力によ
つてストツパ37に当接するまで起き上がる。そ
して、この起立した状態では、スライダ26がカ
ム30に係合していることによつて、多少の振動
等を受けても、前方に倒れることはない。
以上から、後退した収納板Dの最前面が電気機
器の前面パネルの前面の面に合致するように、そ
の電気機器にこの収納装置を取り付けておけば、
操作杆8を押すことによつて収納板Dが移動板B
と共に前進し、よつてリモコン送信器やマイクロ
ホン等をその収納板Dの収納部34に収納するこ
と、あるいはそこから取り出すことができる。ま
た、この収納板Dを前方に倒せば、調整操作板C
の前面が露出するので、そこに設けた操作摘みを
操作することもできる。そして、収納板Dは起こ
さなければ押し込むことができないので、必ず起
こした状態で押し込まれるようになり、従つて収
納板Dの前面は押し込まれた時に必ず前面パネル
の前面に合致した状態となる。
以上から本考案によれば、収納部を有する収納
板が調整操作部の前扉を兼ねるようになり、極め
て好都合となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の収納装置の押し込
み状態の正面図、第2図は同平面図、第3図は同
底面図、第4図は同左側面部、第5図は同右側面
図、第6図は引き出した状態の平面図、第7図は
同底面図、第8図同左側面図、第9図は右側面
図、第10図はロツク部分の拡大断面図、第11
図はカム部分およびその周辺の拡大断面図、第1
2図はガイド・レール部分の拡大断面図、第13
図はギヤ部分の拡大断面図である。 A……固定板、B……移動板、C……調整操作
板、D……収納板、1……ローラ、2……ガイ
ド・レール、3……ボス、4……軸、5……ロツ
ク体、6……スプリング、7……係止板、8……
操作杆、9……ストツパ、10……穴、11,1
2……押え板、13……引つ張りスプリング、1
4……ラツク、15……ピニオン、16……ビ
ス、17……突起、18……ボス、19……プリ
ント配線板、20,21……ギヤ、22……軸、
23……突起、24……ガイド突起、25……押
え板、26……スライダ、27……引つ張りスプ
リング、28,29……ピン、30……カム、3
1……軸、32,33……突起、34……収納
穴、35……切取り部、36……板バネ、37…
…ストツパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電気機器に一体的に取り付けられた固定板
    と、該固定板に対して進退自在に取り付けられ
    た移動板と、該移動板に植設された調整操作板
    と、上記移動板における上記調整操作板の前面
    に取り付けられ、上部に付属品収納部が形成さ
    れ、かつ上記移動板の進出時に前方に起倒自在
    な収納板とで成ることを特徴とする電気機器に
    おける付属品の収納装置。 (2) 上記移動板が上記固定板に対して進出力を付
    勢されていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の電気機器における付属品
    の収納装置。 (3) 上記固定板が上記移動板の後退ロツク解除用
    の操作杆を有し、該操作杆が、倒れた上記収納
    板の後退を規制するようにしたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の電気機
    器における付属品の収納装置。
JP9286083U 1983-06-17 1983-06-17 電気機器における付属品の収納装置 Granted JPS60972U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9286083U JPS60972U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 電気機器における付属品の収納装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9286083U JPS60972U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 電気機器における付属品の収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60972U JPS60972U (ja) 1985-01-07
JPH0135506Y2 true JPH0135506Y2 (ja) 1989-10-30

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ID=30223282

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JP9286083U Granted JPS60972U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 電気機器における付属品の収納装置

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JPS60972U (ja) 1985-01-07

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