JPH0135363Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0135363Y2
JPH0135363Y2 JP19828585U JP19828585U JPH0135363Y2 JP H0135363 Y2 JPH0135363 Y2 JP H0135363Y2 JP 19828585 U JP19828585 U JP 19828585U JP 19828585 U JP19828585 U JP 19828585U JP H0135363 Y2 JPH0135363 Y2 JP H0135363Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover body
boss
cover
reflector
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19828585U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62106410U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19828585U priority Critical patent/JPH0135363Y2/ja
Publication of JPS62106410U publication Critical patent/JPS62106410U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0135363Y2 publication Critical patent/JPH0135363Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車灯具のリフレクタのバルブを
取付けた部分を覆つて雨水の灯具内への侵入を防
ぐ防水カバーに関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の防水カバーを第6図および第7
図を参照して説明する。
図において、1はリフレクタでつて、このリフ
レクタ1は回転放物面の反射部10を有し、その
反射部10の中央に透孔11をあける。2はリフ
レクタ1の前面開口部に配設したレンズである。
3はリフレクタ1の透孔11に固定した円筒形状
のホルダであつて、このホルダ3は前部開口縁に
円筒形状のシエード30の後部開口縁を固定し、
後部開口縁の上部に取付スプリング31の一端を
回動可能に取付け、かつ後部開口縁の下部に取付
スプリング31の他端が係合する係合部32を設
ける。4はバルブであつて、このバルブ4は後部
に口金40と端子41とを備える。なお、このバ
ルブ4はダブルフイラメント式のバルブであるか
ら、端子41の数は3個である。かくしてなるバ
ルブ4をリフレクタ1およびレンズ2により画成
された灯室12内に挿入し、かつバルブ4の口金
40をホルダ3にセツトし、取付スプリング31
の中央部をバルブ4の口金40に当接させ、その
取付スプリング31の他端をホルダ3の係合部3
2に係合させることにより、バルブ4をリフレク
タ1の焦点付近に着脱可能に配設することができ
る。
5は合成ゴム等の弾性材からなる防水カバーで
あつて、この防水カバー5は円筒部500の前部
を開口し、かつ後部501を閉塞した形状をなす
カバー本体50と、そのカバー本体50の後部5
01に設けたボス部51と、カバー本体50の円
筒部500の前部開口縁から延設した二股形状の
スカート部52と、カバー本体50の円筒部50
0およびスカート部52の外周面の下部に一体に
設けた中空状の呼吸部53とを備える。前記カバ
ー本体50の円筒部500の内周面の上部に、ホ
ルダ3の後部開口縁の上部と取付スプリング31
の一端との枢支部が嵌入する凹部502を設け
る。前記ボス部51の底部510の上、左、右の
3箇所に中心角がほぼ90゜の扇形状の透孔511
を、バルブ4の3個の端子41に対応させて3個
設ける。前記カバー本体50の円筒部500の前
記呼吸部53により覆われた部分の内の後部側の
箇所に連通孔530をあけ、この連通孔530と
呼吸部53の通気路531とを介して灯室12内
と大気とが連通し、呼吸作用が行われるように構
成する。なお、前記スカート部52の前記呼吸部
53により覆われた部分を切除する。かくしてな
る防水カバー5のボス部51をバルブ4の口金4
0に外嵌すると共に、バルブ4の端子41をボス
部51の透孔511から後方に突出させる。ホル
ダ3と取付スプリング31との枢支部分をカバー
本体50の凹部502中に嵌入させ、スカート部
52をリフレクタ1の外面に当接させる。このよ
うにして防水カバー5を自動車灯具に着脱可能に
取付け、カバー本体50でリフレクタ1のバルブ
4を取付けた部分を覆うことにより、外から雨水
が灯室内に侵入するのを防ぐことができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の従来の防水カバーは、スカート部52を
そのスカート部52の弾性によりただ単にリフレ
クタ1の外面に当接させるものであるから、スカ
ート部52のリフレクタ1に対するシール性に問
題がある。
本考案の目的は、シール性に優れしかもバルブ
の口金の長さがある程度異なつていても確実なシ
ール性が得られる自動車灯具用防水カバーを提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、カバー本体の筒部の後部寄りの内面
間寸法を、カバー本体の筒部とスカート部との角
部の内面間寸法より大きくし、かつボス部の底部
をカバー本体の後部より後に突出させたことを特
徴とする。
〔作用〕
本考案は、ボス部をバルブの口金に外嵌した際
にボス部およびカバー本体が変形してその反力に
より、カバー本体の後部において内側から外側に
向つて力が作用し、それと同時に筒部とスカート
部との角部を支点としててこの原理で、スカート
部において外側から内側に向つて力が作用する。
また、ボス部をボス部の底部がカバー本体の後部
より後方に突出している寸法分バルブの口金側に
押し込むことができ、しかもその際上述の力作用
と同様に、カバー本体の後部において内側から外
側に向つて力が作用し、それと同時に筒部とスカ
ート部との角部を支点としててこの原理で、スカ
ート部において外側から内側に向つて力が作用す
る。
〔実施例〕
以下、本考案に係る自動車灯具用防水カバーの
一実施例を第1図乃至第5図を参照して説明す
る。
第1図乃至第5図は本考案に係る自動車灯具用
防水カバーの一実施例を示し、第1図は本考案の
防水カバーを自動車灯具に装着した状態の断面
図、第2図は本考案の防水カバーの背面図、第3
図、第4図、第5図は第2図における矢視図、
−線断面図、−線断面図である。
図中第6図および第7図と同符号は同一のもの
を示す。
この実施例における本考案の防水カバー6は、
カバー本体60と、ボス部61と、スカート部6
2と、逃げ部63と呼吸部64と、遮水部65と
を備える。
前記カバー本体60は、円筒部600の前部を
開口し、かつ後部601を閉塞した形状をなす。
この円筒部600の後部601寄りの内面間寸法
(すなわち内径)Dを、円筒部600とスカート
部62との角部66の内面間寸法(すなわち内
径)dより大きく形成する。後部601の円筒部
600側の外周寄りの部分をボス部61側の中央
寄りの部分より後方に突出させる。
前記ボス部61は、カバー本体60の後部60
1の前面の中央から前方に一体に突設した円筒形
状をなす。このボス部61の底部(カバー本体6
0の後部601)610を肉薄に形成し、かつそ
の底部601をカバー本体60の後部601より
a寸法後方に突出させ、この底部610の上、
左、右の3箇所に中心角がほぼ90゜の扇形状の位
置決め用透孔611をあけ、かつこの底部610
の下部に水抜き用の透孔612をあける。この水
抜き用の透孔612の内周面の下部と、ボス部6
1の内周面の下部とを面一とする。
前記スカート部62は、カバー本体60の円筒
部600の前部開口縁から前方やや外側に一体に
突設した中空状の円錐台形状をなす。このスカー
ト部62の肉厚をカバー本体60の円筒部600
の肉厚より薄く形成する。
前記逃げ部63は、カバー本体60の後部60
1の下部、すなわち取付スプリング31の他端部
が位置する部分より後方に一体に膨設した断面半
円形状をなす。この逃げ部63の肉厚をカバー本
体60の肉厚より薄くする。
前記呼吸部64は、カバー本体60の円筒部6
00の下部および逃げ部63の下部から前方にや
や下方に一体に突設した管形状をなす。この呼吸
部64および逃げ部63により覆われたカバー本
体60の円筒部600の内後部601寄りの箇所
に連通孔640をあけ、この連通孔640と呼吸
部64の通気路641とを介して灯室12内と大
気とが連通し、呼吸作用が行われるように構成す
る。この呼吸部64とカバー本体60の円筒部6
00との付根部から雨水返し用の突起642を通
気路641内に一体に突設する。この突起642
の長さは通気路641の巾のほぼ2分の1とす
る。
前記遮水部65は、連通孔640に円筒部60
0、逃げ部63、呼吸部64から一体に張設した
薄膜状をなす。この遮水部65の円筒部600の
寄りの中央に呼吸穴650をあける。
この実施例における本考案の自動車灯具用防水
カバーは、以上の如き構成よりなるから、ボス部
61をバルブ4の口金40に外嵌すると、ボス部
61およびカバー本体60が変形してその反力に
より、カバー本体60の後部601において第1
図の矢印イ方向(内側から外側に向つた方向)に
力が作用し、それと同時に角部66を支点として
てこの原理で、スカート部62において第1図の
矢印ロ方向(外側から内側に向つた方向)に力が
作用する。従つて、スカート部62がリフレクタ
1の外面に強く当接して密着し、シール性が向上
される。
特に、この実施例においては、ボス部61の底
部610をカバー本体60の後部601よりa寸
法後方に突出させたので、ボス部61をボス部6
1の底部610がカバー本体60の後部601よ
り後方に突出しているa寸法分バルブ4の口金4
0側に押し込むことができる。従つて、バルブ4
の口金40の長さbが異なつていても、ボス部6
1が後方に突出しているa寸法分の範囲内であれ
ば、上述の力作用によりスカート部62はリフレ
クタ1の外面に強く当接密着する。このとき、上
述の力作用と同様にカバー本体60の後部601
において第1図の矢印イ方向(内側から外側に向
つた方向)に力が作用し、それと同時に角部66
を支点としててこの原理で、スカート部62にお
いて第1図の矢印ロ方向(外側から内側に向つた
方向)に力が作用する。従つて、スカート部62
のリフレクタ1へのシール力が減少するようなこ
とはない。
なお、この実施例においては、カバー本体の後
部601の取付スプリング31の他端が位置する
箇所に肉薄の逃げ部63を設けたので、取付スプ
リング31がカバー本体60に当つて干渉するの
をやわらげることができる。しかも、逃げ部63
は断面半円形状をなすので、変形し易く、取付ス
プリング31の当接面になじんで変形の妨げとな
らない。
さらに、呼吸部64の通気路641の途中の上
面に雨水返し用の突起642を、連通孔640に
呼吸穴650を有する遮水部65をそれぞれ設け
たので、雨水が呼吸部64の内壁面に沿つて灯室
12内に侵入するのを確実に防止するこてができ
ます。
しかも、呼吸部64をカバー本体60の円筒部
600およびスカート部62と分離させたので、
スカート部62がリフレクタ1の外面に対して均
等な密着性を維持することができる。
さらにまた、ボス部61の底部610の下部に
水抜き用の透孔612をあけたので、ボス部61
の内周面がバルブ4の口金40の外周面をシール
しているため、雨水がボス部61の位置決め用の
透孔611からボス部61の底部610の前面と
バルブ4の口金40の後端面との間に侵入して
も、その雨水は水抜き用の透孔612から外に排
出されてボス部61とバルブ4の口金40との間
において溜まるようなことはない。
〔考案の効果〕
以上から明らかなように、本考案の自動車灯具
用防水カバーは、カバー本体の筒部の後部寄りの
内面間寸法をカバー本体の筒部とスカート部との
角部の内面間寸法より大きくしたので、ボス部を
バルブ口金に外嵌した際に、ボス部およびカバー
本体が変形してその反力により、カバー本体の後
部において内側から外側に向つて力が作用し、そ
れと同時に角部を支点としててこの原理で、スカ
ート部において外側から内側に向つて力が作用す
る。従つて、スカート部がリフレクタの外面に強
く当接して密着し、シール性が向上され、シール
性に優れた自動車灯具用防水カバーを提供するこ
とができる。
特に、本考案においては、ボス部の底部をカバ
ー本体の後部より後方に突出させたので、ボス部
をボス部の底部がカバー本体の後部より後方に突
出している寸法分バルブの口金側におし込むこと
ができ、しかもその際上述の力作用と同様に、カ
バー本体の後部において内側から外側に向つて力
が作用し、それと同時に筒部とスカート部との角
部を支点としててこの原理で、スカート部におい
て外側から内側に向つて力が作用する。従つて、
バルブの口金の長さがある程度異なつていても確
実なシール性が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係る自動車灯具用
防水カバーの一の実施例を示し、第1図は本考案
の防水カバーを自動車灯具に装着した状態の断面
図、第2図は本考案の防水カバーの背面図、第3
図、第4図、第5図は第2図における矢視図、
−線断面図、−線断面図である。第6図
は従来の自動車灯具用防水カバーを自動車灯具に
装着した状態の断面図、第7図は従来の自動車灯
具用防水カバーの背面図である。 1……リフレクタ、4……バルブ、40……口
金、41……端子、6……防水カバー、60……
カバー本体、600……円筒部(筒部)、601
……後部、61……ボス部、62……スカート
部、66……角部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒部の前部を開口し、かつ後部を閉塞した形状
    をなし、リフレクタのバルブを取付けた部分を外
    方から覆うカバー本体と、そのカバー本体の後部
    に設け、バルブの口金に外嵌するボス部と、カバ
    ー本体の筒部の前部開口縁から延設し、リフレク
    タの外面に当接するスカート部とを備えた自動車
    灯具用防水カバーにおいて、前記カバー本体の筒
    部の後部寄りの内面間寸法が、カバー本体の筒部
    とスカート部との角部の内面間寸法より大きく
    し、かつボス部の底部をカバー本体の後部より後
    方に突出させたことを特徴とする自動車灯具用防
    水カバー。
JP19828585U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH0135363Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19828585U JPH0135363Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19828585U JPH0135363Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62106410U JPS62106410U (ja) 1987-07-07
JPH0135363Y2 true JPH0135363Y2 (ja) 1989-10-27

Family

ID=31158828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19828585U Expired JPH0135363Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0135363Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62106410U (ja) 1987-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0817207A (ja) ソケットカバー
JP2545348Y2 (ja) 車両用灯具
JPH0135363Y2 (ja)
JPS6228521B2 (ja)
JPH0135362Y2 (ja)
JP3104158B2 (ja) 車輌用カバーチューブの構造
JPH0343602Y2 (ja)
JPH0138807Y2 (ja)
JPH0247527Y2 (ja)
JPS6228010Y2 (ja)
JPH028324Y2 (ja)
JPH0412561Y2 (ja)
JPH07320507A (ja) 車両用装置における呼吸構造
JPH09263232A (ja) オイルリザーバ
JPS59268Y2 (ja) 車輛等の室内ランプ
JPH0530248Y2 (ja)
JP2540666Y2 (ja) フォグランプ
JPH0587716U (ja) 車両用灯具におけるシール構造
JPS6222005Y2 (ja)
JPS59269Y2 (ja) 車輛等の室内ランプ
JPH066404Y2 (ja) 車両用灯具
JPS6010010Y2 (ja) 車輛用灯具
JP2595180Y2 (ja) 車両用灯具
JPH083927Y2 (ja) 自動車用灯具
JPH066406Y2 (ja) 車両用灯具