JPH09263232A - オイルリザーバ - Google Patents
オイルリザーバInfo
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- JPH09263232A JPH09263232A JP7622096A JP7622096A JPH09263232A JP H09263232 A JPH09263232 A JP H09263232A JP 7622096 A JP7622096 A JP 7622096A JP 7622096 A JP7622096 A JP 7622096A JP H09263232 A JPH09263232 A JP H09263232A
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- Japan
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- elastic seal
- cap
- recess
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オイルリザーバにおいて、弾性シール板を上
下どのように反転して装着しても、該板のシール機能及
び呼吸用スリットの開閉機能を常に正常に保つ。 【解決手段】 弾性シール板４の上下両面に、リザーバ
本体２及びキャップ３に密接する環状シール突条５，
５′と、底面相互間でスリット８付のダイヤフラム部６
を形成する凹部７とを同様に設けて、該シール板４の上
下両面を対称に形成し、ダイヤフラム６上面の凹部７と
共にダイヤフラム部６の上方への撓みを許容する通気凹
部１０と、それを大気に連通する通気溝１１とをキャッ
プ３内面に設ける。
下どのように反転して装着しても、該板のシール機能及
び呼吸用スリットの開閉機能を常に正常に保つ。 【解決手段】 弾性シール板４の上下両面に、リザーバ
本体２及びキャップ３に密接する環状シール突条５，
５′と、底面相互間でスリット８付のダイヤフラム部６
を形成する凹部７とを同様に設けて、該シール板４の上
下両面を対称に形成し、ダイヤフラム６上面の凹部７と
共にダイヤフラム部６の上方への撓みを許容する通気凹
部１０と、それを大気に連通する通気溝１１とをキャッ
プ３内面に設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタシリンダ、
その他の油圧機器の作動油を貯留するオイルリザーバに
関し、特に、上面に給油口を開口したリザーバ本体と、
このリザーバ本体に、その給油口を閉じるように装着さ
れるキャップと、これらリザーバ本体及びキャップ間に
油密に挟止される弾性シール板とを備え、その弾性シー
ル板の中心部に、スリットを切ったダイヤフラム部を形
成する一方、キャップの内面にダイヤフラム部に対面す
る通気凹部と、この通気凹部を大気に連通する通気溝と
を設けたものゝ改良に関する。
その他の油圧機器の作動油を貯留するオイルリザーバに
関し、特に、上面に給油口を開口したリザーバ本体と、
このリザーバ本体に、その給油口を閉じるように装着さ
れるキャップと、これらリザーバ本体及びキャップ間に
油密に挟止される弾性シール板とを備え、その弾性シー
ル板の中心部に、スリットを切ったダイヤフラム部を形
成する一方、キャップの内面にダイヤフラム部に対面す
る通気凹部と、この通気凹部を大気に連通する通気溝と
を設けたものゝ改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】かゝるオイルリザーバは、例えば特開平
３−２４３４５４号公報に開示されているように、既に
知られており、それにおける弾性シール板のダイヤフラ
ム部は、通常スリットを閉じていてリザーバ本体を大気
と遮断しているが、リザーバ本体の圧力が所定値を超え
て変動すると、その撓みによりスリットを開いてリザー
バ本体内を大気と連通し、その内外の圧力差を減少させ
るものである。
３−２４３４５４号公報に開示されているように、既に
知られており、それにおける弾性シール板のダイヤフラ
ム部は、通常スリットを閉じていてリザーバ本体を大気
と遮断しているが、リザーバ本体の圧力が所定値を超え
て変動すると、その撓みによりスリットを開いてリザー
バ本体内を大気と連通し、その内外の圧力差を減少させ
るものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のオイ
ルリザーバでは、上記公報にも見られるように、弾性シ
ール板の上下両面は非対称に形成されているため、リザ
ーバ本体にキャップを嵌めるとき、若し弾性シール板の
上下面を反転させる誤組立を行うと、シール機能が損わ
れたり、リザーバ本体内の圧力上昇時、ダイヤフラムの
上方への撓みがキャップに阻害されてスリットが開かな
かったりする不具合を生じる。
ルリザーバでは、上記公報にも見られるように、弾性シ
ール板の上下両面は非対称に形成されているため、リザ
ーバ本体にキャップを嵌めるとき、若し弾性シール板の
上下面を反転させる誤組立を行うと、シール機能が損わ
れたり、リザーバ本体内の圧力上昇時、ダイヤフラムの
上方への撓みがキャップに阻害されてスリットが開かな
かったりする不具合を生じる。
【０００４】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、弾性シール板の上下面をどのように反転して、こ
れを装着しても誤組立とはならず、弾性シール板の所期
の機能を常に的確に発揮させ得る前記リザーバを提供す
ることを目的とする。
ので、弾性シール板の上下面をどのように反転して、こ
れを装着しても誤組立とはならず、弾性シール板の所期
の機能を常に的確に発揮させ得る前記リザーバを提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、弾性シール板の上下面に、リザーバ本体
及びキャップにそれぞれ密接する環状のシール突条と、
スリット付のダイヤフラム部を底面相互間で形成する凹
部とを同様に設けて、該上下面を対称に形成したことを
第１の特徴とする。
に、本発明は、弾性シール板の上下面に、リザーバ本体
及びキャップにそれぞれ密接する環状のシール突条と、
スリット付のダイヤフラム部を底面相互間で形成する凹
部とを同様に設けて、該上下面を対称に形成したことを
第１の特徴とする。
【０００６】また本発明は、上記特徴に加えて、キャッ
プの内面に、弾性シール板の、ダイヤフラム部よりも広
い範囲で弾性シール板の上方への撓みを許容する大径凹
部を形成し、この大径凹部の底面に、ダイヤフラム部に
対面して通気溝に連なる通気凹部を形成したことを第２
の特徴とする。
プの内面に、弾性シール板の、ダイヤフラム部よりも広
い範囲で弾性シール板の上方への撓みを許容する大径凹
部を形成し、この大径凹部の底面に、ダイヤフラム部に
対面して通気溝に連なる通気凹部を形成したことを第２
の特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて、以下に説明する。
に示す本発明の実施例に基づいて、以下に説明する。
【０００８】図１は自動車のブレーキ用マスタシリンダ
の側面図、図２は上記マスタシリンダのリザーバ要部の
縦断面図、図３は上記リザーバ要部の分解斜視図であ
る。
の側面図、図２は上記マスタシリンダのリザーバ要部の
縦断面図、図３は上記リザーバ要部の分解斜視図であ
る。
【０００９】先ず図１及び図２において、マスタシリン
ダＭは、その作動油を貯留するオイルリザーバＲを上部
に備えている。
ダＭは、その作動油を貯留するオイルリザーバＲを上部
に備えている。
【００１０】このリザーバＲは、マスタシリンダＭのシ
リンダ本体１上部に嵌着されて上面を給油口２ａとして
開放した合成樹脂製のリザーバ本体２と、その給油口２
ａを閉じるべくリザーバ本体２の上端部外周に螺合され
るキャップ３と、これらリザーバ本体２及びキャップ３
間に挟止されるゴム製の弾性シール板４とを備える。
リンダ本体１上部に嵌着されて上面を給油口２ａとして
開放した合成樹脂製のリザーバ本体２と、その給油口２
ａを閉じるべくリザーバ本体２の上端部外周に螺合され
るキャップ３と、これらリザーバ本体２及びキャップ３
間に挟止されるゴム製の弾性シール板４とを備える。
【００１１】図２及び図３に示すように、弾性シール板
４は、その外周側の上下両面に１条もしくは複数条の
（図示例では２条）の環状シール突条５，５′；５，
５′がそれぞれ設けられ、これらはリザーバ本体２の上
端面及びキャップ３の天井面に密接する。また弾性シー
ル板４の中心部は、その上下両面に円形の凹部７，７を
設けることによりダイヤフラム部６に形成され、このダ
イヤフラム部６にスリット８が切られる。こうして弾性
シール板４の上下両面は対称に形成される。
４は、その外周側の上下両面に１条もしくは複数条の
（図示例では２条）の環状シール突条５，５′；５，
５′がそれぞれ設けられ、これらはリザーバ本体２の上
端面及びキャップ３の天井面に密接する。また弾性シー
ル板４の中心部は、その上下両面に円形の凹部７，７を
設けることによりダイヤフラム部６に形成され、このダ
イヤフラム部６にスリット８が切られる。こうして弾性
シール板４の上下両面は対称に形成される。
【００１２】一方、キャップ３の内面には、前記シール
突条５，５′の内側に位置する大径凹部９と、前記凹部
７に対応して中心部に位置する、上記凹部９側より小径
の通気凹部１０と、この通気凹部１０をキャップ３の下
端外方に連通する通気溝１１とが設けられる。
突条５，５′の内側に位置する大径凹部９と、前記凹部
７に対応して中心部に位置する、上記凹部９側より小径
の通気凹部１０と、この通気凹部１０をキャップ３の下
端外方に連通する通気溝１１とが設けられる。
【００１３】リザーバ本体２内に貯留させる作動油１２
には磁石１４を埋設したフロート１５が浮かべてあり、
またリザーバ本体２の下部には、図示しない警報ランプ
に連なるリードスイッチ１６（図１参照）を収納したス
イッチ筒１７が一体に連設されており、作動油１２が規
定量以下に減少したとき、それに伴い下降したフロート
１５の磁石１４の磁力によりリードスイッチ１６が閉じ
て、図示しない警報ランプを点灯するようになってい
る。
には磁石１４を埋設したフロート１５が浮かべてあり、
またリザーバ本体２の下部には、図示しない警報ランプ
に連なるリードスイッチ１６（図１参照）を収納したス
イッチ筒１７が一体に連設されており、作動油１２が規
定量以下に減少したとき、それに伴い下降したフロート
１５の磁石１４の磁力によりリードスイッチ１６が閉じ
て、図示しない警報ランプを点灯するようになってい
る。
【００１４】次に、この実施例の作用について説明す
る。弾性シール板４は、その上下両面がシール突条５，
５′及び凹部７を同じように備えて、対称形状をなして
いるので、リザーバ本体２にキャップ３を螺合すると
き、それらの間に弾性シール板４を、その上下面をどの
ように反転させて装着しても、シール板４は次のように
常に正常に機能し、誤組立の問題が生じない。
る。弾性シール板４は、その上下両面がシール突条５，
５′及び凹部７を同じように備えて、対称形状をなして
いるので、リザーバ本体２にキャップ３を螺合すると
き、それらの間に弾性シール板４を、その上下面をどの
ように反転させて装着しても、シール板４は次のように
常に正常に機能し、誤組立の問題が生じない。
【００１５】先ず、弾性シール板４の上下両面の２組の
シール突条５，５′；５，５′は同形であるから、その
いずれか一方がリザーバ本体２に、その他方がキャップ
３に密接することにより、これらの螺合部のシールを確
実に行うことができる。
シール突条５，５′；５，５′は同形であるから、その
いずれか一方がリザーバ本体２に、その他方がキャップ
３に密接することにより、これらの螺合部のシールを確
実に行うことができる。
【００１６】次に、車両の振動によりリザーバ本体２内
の作動油１２が波立って弾性シール板４の下面に当る
と、弾性シール板４は、キャップ３の大径凹部９に対応
する広い範囲で該凹部９に向って上方へ撓んだり、下方
へ撓んだりして作動油１２の波立ちエネルギを吸収して
ダイヤフラム部６の撓みを極力抑え、スリット８の開き
を防ぐことができる。したがって作動油１２の通気溝１
１への漏出を防止することができる。しかし、若し微量
の作動油１２がスリット８を通過することがあれば、そ
の作動油１２はダイヤフラム部６上面の凹部７に溜り、
保持される。
の作動油１２が波立って弾性シール板４の下面に当る
と、弾性シール板４は、キャップ３の大径凹部９に対応
する広い範囲で該凹部９に向って上方へ撓んだり、下方
へ撓んだりして作動油１２の波立ちエネルギを吸収して
ダイヤフラム部６の撓みを極力抑え、スリット８の開き
を防ぐことができる。したがって作動油１２の通気溝１
１への漏出を防止することができる。しかし、若し微量
の作動油１２がスリット８を通過することがあれば、そ
の作動油１２はダイヤフラム部６上面の凹部７に溜り、
保持される。
【００１７】また、リザーバ本体２内の僅かな圧力変動
時には、弾性シール板４の大部分がキャップ３の大径凹
部９側へ、或は下方へ撓むことにより、スリット８を開
くことなく上記圧力変動を吸収する。
時には、弾性シール板４の大部分がキャップ３の大径凹
部９側へ、或は下方へ撓むことにより、スリット８を開
くことなく上記圧力変動を吸収する。
【００１８】またマスタシリンダＭの出力油路への作動
油の補給によりリザーバ本体２内の作動油１２が減少
し、リザーバ本体２内の圧力が所定値以下に減少する
と、弾性シール板４の大部分が先ず下方へ撓んで緊張し
てから、ダイヤフラム部６が更に下方へ撓んでスリット
８を開くので、通気溝１１及びスリット８を通して大気
をリザーバ本体２内に導入することができる。このと
き、ダイヤフラム部６上面の凹部７に作動油が溜まって
いれば、これをスリット８からリザーバ本体２内に戻す
ことができる。
油の補給によりリザーバ本体２内の作動油１２が減少
し、リザーバ本体２内の圧力が所定値以下に減少する
と、弾性シール板４の大部分が先ず下方へ撓んで緊張し
てから、ダイヤフラム部６が更に下方へ撓んでスリット
８を開くので、通気溝１１及びスリット８を通して大気
をリザーバ本体２内に導入することができる。このと
き、ダイヤフラム部６上面の凹部７に作動油が溜まって
いれば、これをスリット８からリザーバ本体２内に戻す
ことができる。
【００１９】また温度上昇等によりリザーバ本体２内の
圧力が所定値以上に上昇すると、弾性シール板４がキャ
ップ３の大径凹部９の底面に当接した後、ダイヤフラム
部６は、その上面の凹部７とキャップ３の通気凹部１０
とで形成される比較的深い空間に向って充分に撓むこと
によりスリット８を確実に開くので、このスリット８、
通気凹部１０及び通気溝１１を通してリザーバ本体２内
の圧力の上昇分を大気に放出することができる。こうし
てリザーバ本体２の内部は呼吸を行う。
圧力が所定値以上に上昇すると、弾性シール板４がキャ
ップ３の大径凹部９の底面に当接した後、ダイヤフラム
部６は、その上面の凹部７とキャップ３の通気凹部１０
とで形成される比較的深い空間に向って充分に撓むこと
によりスリット８を確実に開くので、このスリット８、
通気凹部１０及び通気溝１１を通してリザーバ本体２内
の圧力の上昇分を大気に放出することができる。こうし
てリザーバ本体２の内部は呼吸を行う。
【００２０】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で設計変更が可能で
ある。
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で設計変更が可能で
ある。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明の第１の特徴によれ
ば、弾性シール板の上下面に、リザーバ本体及びキャッ
プにそれぞれ密接する環状のシール突条と、スリット付
のダイヤフラム部を底面相互間で形成する凹部とを同様
に設けて、該上下面を対称に形成したので、弾性シール
板を上下どのように反転して装着しても、そのシール機
能及びスリットの開閉機能を正常に保つことができる。
特にキャップ及び弾性シール板の対向面には、ダイヤフ
ラム部の上方への充分な撓みを許容すべく向い合う二つ
の凹部が常に存在するので、リザーバ本体内の昇圧時に
はダイヤフラム部の上部への充分な撓みを得てスリット
を確実に開かせることができる。
ば、弾性シール板の上下面に、リザーバ本体及びキャッ
プにそれぞれ密接する環状のシール突条と、スリット付
のダイヤフラム部を底面相互間で形成する凹部とを同様
に設けて、該上下面を対称に形成したので、弾性シール
板を上下どのように反転して装着しても、そのシール機
能及びスリットの開閉機能を正常に保つことができる。
特にキャップ及び弾性シール板の対向面には、ダイヤフ
ラム部の上方への充分な撓みを許容すべく向い合う二つ
の凹部が常に存在するので、リザーバ本体内の昇圧時に
はダイヤフラム部の上部への充分な撓みを得てスリット
を確実に開かせることができる。
【００２２】また本発明の第２の特徴によれば、キャッ
プの内面に、弾性シール板の、ダイヤフラム部よりも広
い範囲で弾性シール板の上方への撓みを許容する大径凹
部を形成し、この大径凹部の底面に、ダイヤフラム部に
対面して通気溝に連なる通気凹部を形成したので、弾性
シール板の広範の上下撓みにより、リザーバ本体内の作
動油の波立ちを減衰し、またその内部の僅かな圧力変動
を吸収することができる。しかも、弾性シール板の広範
の上方撓み状態でも、ダイヤフラム部の上部への撓み空
間を確保することができる。
プの内面に、弾性シール板の、ダイヤフラム部よりも広
い範囲で弾性シール板の上方への撓みを許容する大径凹
部を形成し、この大径凹部の底面に、ダイヤフラム部に
対面して通気溝に連なる通気凹部を形成したので、弾性
シール板の広範の上下撓みにより、リザーバ本体内の作
動油の波立ちを減衰し、またその内部の僅かな圧力変動
を吸収することができる。しかも、弾性シール板の広範
の上方撓み状態でも、ダイヤフラム部の上部への撓み空
間を確保することができる。
【図１】本発明のオイルリザーバを備えた自動車のブレ
ーキ用マスタシリンダの側面図
ーキ用マスタシリンダの側面図
【図２】上記オイルリザーバの要部拡大縦断面図
【図３】上記オイルリザーバの要部分解斜視図
Ｒ オイルリザーバ ２ リザーバ本体 ２ａ 給油口 ３ キャップ ４ 弾性シール板 ５ シール突条 ６ ダイヤフラム部 ７ 凹部 ８ スリット ９ 大径凹部 １０ 通気凹部 １１ 通気溝 １２ 作動油
Claims (2)
- 【請求項１】 上面に給油口（２ａ）を開口したリザー
バ本体（２）と、このリザーバ本体（２）に、その給油
口（２ａ）を閉じるように装着されるキャップ（３）
と、これらリザーバ本体（２）及びキャップ（３）間に
油密に挟止される弾性シール板（４）とを備え、その弾
性シール板（４）の中心部に、スリット（８）を切った
ダイヤフラム部（６）を形成する一方、キャップ（３）
の内面にダイヤフラム部（６）に対面する通気凹部（１
０）と、この通気凹部（１０）を大気に連通する通気溝
（１１）とを設けたオイルリザーバにおいて、 弾性シール板（４）の上下面に、リザーバ本体（２）及
びキャップ（３）にそれぞれ密接する環状のシール突条
（５，５′）と、スリット（８）付のダイヤフラム部
（６）を底面相互間で形成する凹部（７）とを同様に設
けて、該上下面を対称に形成したことを特徴とする、オ
イルリザーバ。 - 【請求項２】 請求項１記載のものにおいて、 キャップ（３）の内面に、弾性シール板（４）の、ダイ
ヤフラム部（６）よりも広い範囲で弾性シール板（４）
の上方への撓みを許容する大径凹部（９）を形成し、こ
の大径凹部（９）の底面に、ダイヤフラム部（６）に対
面して通気溝（１１）に連なる通気凹部（１０）を形成
したことを特徴とするオイルリザーバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7622096A JPH09263232A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | オイルリザーバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7622096A JPH09263232A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | オイルリザーバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09263232A true JPH09263232A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13599108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7622096A Pending JPH09263232A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | オイルリザーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09263232A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2923211A1 (fr) * | 2007-11-06 | 2009-05-08 | Mann & Hummel Gmbh | Bouchon pour reservoir de liquide de frein de vehicule automobile |
| KR20150105360A (ko) * | 2013-01-07 | 2015-09-16 | 콘티넨탈 테베스 아게 운트 코. 오하게 | 유압식 자동차 브레이크 시스템용 압력 매체 컨테이너 |
| WO2018183487A1 (en) * | 2017-03-28 | 2018-10-04 | Polaris Industries Inc. | Pressure compensator for meter housing |
| US10175068B2 (en) | 2015-07-09 | 2019-01-08 | Polaris Industries Inc. | Pressure compensator for meter housing |
| US10562579B2 (en) | 2015-07-09 | 2020-02-18 | Polaris Industries Inc. | Pressure compensator for meter housing |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP7622096A patent/JPH09263232A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2016506337A (ja) * | 2013-01-07 | 2016-03-03 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | 油圧式自動車ブレーキ装置用の圧力媒体容器 |
| US10175068B2 (en) | 2015-07-09 | 2019-01-08 | Polaris Industries Inc. | Pressure compensator for meter housing |
| US10562579B2 (en) | 2015-07-09 | 2020-02-18 | Polaris Industries Inc. | Pressure compensator for meter housing |
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