JPH0135338Y2 - - Google Patents

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JPH0135338Y2
JPH0135338Y2 JP17267082U JP17267082U JPH0135338Y2 JP H0135338 Y2 JPH0135338 Y2 JP H0135338Y2 JP 17267082 U JP17267082 U JP 17267082U JP 17267082 U JP17267082 U JP 17267082U JP H0135338 Y2 JPH0135338 Y2 JP H0135338Y2
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signal
speed
speed signal
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moving mechanism
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  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案はたとえば高密度情報記録に用いられ
る光デイスク装置、磁気デイスク装置などにおい
て、記録媒体上の信号の読取、書込を行うヘツド
を移動制御する移動機構のサーボ制御装置に関す
る。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来、光デイスク装置あるいは磁気デイスク装
置に用いられる移動機構つまりリニアモータのサ
ーボ制御装置として、第1図に示すようなものが
用いられている。この装置では、リニアモータ1
の位置アドレスが位置検出器2と位置信号増幅整
形器3によつて位置アドレスカウンタ4に設定さ
れ、図示しないCPUからの目標アドレスが目標
アドレスラツチ回路5に設定されている。ついで
目標アドレスと位置アドレスの差を減算器6で求
め、その差に対応した速度関数が速度関数発生器
7から発生される。この速度関数はD/Aコンバ
ータ8でアナログ信号に変換されている。この
D/Aコンバータ8の出力は減算器6の減算結果
が正か負かに応じてアナログスイツチ9を介して
出力されるかあるいはアナログスイツチ10およ
びインバータ11を介して出力されるようになつ
ている。上記アナログスイツチ9は減算器6の減
算結果が負のとき減算器6からインバータ12を
介して供給される信号によりオンされ、アナログ
スイツチ10は減算器6の減算結果が正のとき減
算器6から供給される信号によりオンされるよう
になつている。また、目標アドレスと位置アドレ
スとは比較器13で比較され、一致しないときイ
ンバータ14によつてアナログスイツチ15をオ
ンすることにより、D/Aコンバータ8あるいは
反転増幅器11の出力つまり基準速度信号と微分
回路16から供給される位置信号増幅整形器3の
出力を微分した信号つまり実際の速度信号とを差
動増幅器17で減算した結果をサーボアンプ18
および差動増幅器19を介してパワーアンプ20
に供給することによりリニアモータ1を駆動す
る。これにより、リニアモータ1は基準速度信号
に一致する速度で移動し目標アドレスに近づいて
いく。そして、リニアモータ1が目標アドレスに
到達すると、比較器13から一致信号が出力され
アナログスイツチ21がオンされることにより、
位置信号増幅整形器3からの位置信号がサーボア
ンプ18を介して差動増幅器19に供給される。
これにより、差動増幅器19は抵抗22,23に
よつて得られるモータ1による電圧と供給される
位置信号とを差動増幅するものであり、その出力
がパワーアンプ20に供給され、リニアモータ1
が駆動される。この結果、リニアモータ1はその
目標アドレスに保持される。
このような、サーボ制御装置で、リニアモータ
を滑らかに停止させるためには、移動制御から保
持制御への切換えの際、リニアモータの移動速度
が零もしくは十分零に近い値になつていることが
必要である。一方、移動に要する時間はできるだ
け短いことが要求される。このためには、フイー
ドバツクする際の増幅率は低い方が望ましい。ま
た、目標位置直前では、リニアモータの速度を零
に近づけるため、速度関数はきめ細かい変化をす
る必要がある。さらに、サーボ系はリニアモータ
の速度と基準速度とを一致させるべく動作する
が、基準速度が大幅に変化する場合、もしくは速
度信号をフイードバツクする際の増幅率が低い場
合には、移動制御から保持制御へ切換える際の速
度が零から大きくずれており、無視できなくなつ
てしまう。
したがつて、速度信号をフイードバツクする際
の増幅率が1の場合リニアモータの速度を第2図
aに示す基準速度信号を用いて同図bに示すよう
に急激に減速させると、移動制御から保持制御へ
の切換時のリニアモータの速度が速く、その速度
が無視できないものとなり、滑らかな停止が行え
なくなる。これを避けるためにフイードバツクの
増幅率を2としリニアモータの速度を第3図aに
示す基準速度信号を用いて同図bに示すように十
分手前から減速を始めると、滑らかな停止は行え
るが、移動時間が長くなるという欠点がある。
〔考案の目的〕
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、移動機構の移動時間を
短縮し、かつ滑らかな停止を行うことができる移
動機構のサーボ制御装置を提供することにある。
〔考案の概要〕
この考案は、位置検出器の移動機構の速度に応
じて速度信号を速度信号発生手段で発生し、上記
位置検出器の検出信号に応じて位置アドレスを位
置アドレス発生手段で発生し、基準速度信号を基
準速度発生手段で発生し、目標アドレスと上記位
置アドレス発生手段から発生された位置アドレス
との差が所定値以下となつたか否かを比較手段で
比較し、上記速度信号発生手段により得られた速
度信号を上記比較手段の比較結果に応じて増幅率
を変えて第1の出力手段から出力し、上記基準信
号発生手段により得られた基準速度信号を上記比
較手段の比較結果に応じて増幅率を変えて第2の
出力手段から出力し、上記第1の出力手段により
得られた速度信号から上記第2の出力手段により
得られた速度信号を差引いた誤差出力で上記移動
機構の移動制御を行うようにしたものである。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
第4図はこの考案に係わる光デイスク装置の概
略構成を示すものである。すなわち、光デイスク
31は半径方向のピツチが一定のスパイラル状の
情報記憶部を有しモータ32により回転駆動され
る。この光デイスク31のデータの読出しおよび
書込は光学ヘツド33によつて行われる。この光
学ヘツド33は可動部と固定部とで構成される前
記直流リニアモータ(移動機構)1の可動部35
に固定されており、可動部35の移動により光デ
イスク31の半径方向つまり図示A,B方向にリ
ニアに移動される。36は前記可動部35に固定
された光学スケール、37はこの光学スケール3
6の位置を検出する検出器であり、これらはいわ
ゆる重ね格子形検出方式によつて可動部35(す
なわち光学ヘツド33)の移動に応じて2種類の
位相の異つた検出信号を出力する。
第5図はこの考案のサーボ制御装置で、前記リ
ニアモータ1の移動制御を行うものである。すな
わち、前記第1図と同一のものは同じ符号を付し
説明を省略する。ただし、前記位置信号増幅整形
器3と微分回路16によつて速度信号発生手段が
構成され、位置アドレスカウンタ4により位置ア
ドレス発生手段が構成され、速度関数発生器7と
D/Aコンバータ8により基準速度発生手段が構
成され、サーボアンプ18とパワーアンプ20に
より移動制御手段が構成されている。41は比較
器(比較手段)で、これは、減算器6から供給さ
れる減算結果が定数値つまり停止位置から所定の
距離となるまでは論理“1”信号を出力し、停止
位置から所定の距離となつた後論理“0”信号を
出力するようになつている。上記比較器41の出
力が論理“1”信号のときアナログスイツチ42
がオンし、論理“0”信号のときインバータ43
を用いてアナログスイツチ44がオンするように
なつている。上記アナログスイツチ42あるいは
44のオンにより、前記D/Aコンバータ8の出
力がそのまま出力されるか、あるいは増幅器45
で2倍に増幅されて出力されるようになつてい
る。
また、上記比較器41の出力が論理“1”信号
のときアナログスイツチ46がオンし、論理
“0”信号のときインバータ47を用いてアナロ
グスイツチ48がオンするようになつている。上
記アナログスイツチ46あるいは48のオンによ
り、前記微分回路16の出力がそのまま出力され
るか、あるいは増幅器49で2倍に増幅されて出
力されるようになつている。ここで、上記アナロ
グスイツチ46,48、インバータ47、および
増幅器49によつて第1の出力手段が構成され、
上記アナログスイツチ42,44、インバータ4
3、および増幅器45によつて第2の出力手段が
構成されるようになつている。
次に、このような構成において動作を説明す
る。たとえば今、図示しない制御回路からの目標
アドレスが目標アドレスラツチ回路5に設定され
たとする。すると、減算器6は目標アドレスラツ
チ回路5から供給される目標アドレス値と位置ア
ドレスカウンタ4からの位置アドレス値との減算
処理を行い、その差信号を速度関数発生器7およ
び比較器41に出力する。これにより、速度関数
発生器7は供給される差信号に応じた速度信号を
D/Aコンバータ8を介して出力する。また、こ
のとき比較器41は供給される差信号が定数値よ
り大きいため、論理“1”信号を出力することに
より、アナログスイツチ42,46がオンする。
これにより、D/Aコンバータ8の出力はアナロ
グスイツチ42を介して出力される。このとき、
減算器6の減算結果が正のとき、アナログスイツ
チ9がオンし、負のときアナログスイツチ10が
オンする。したがつて、D/Aコンバータ8の出
力はアナログスイツチ9を介して差動増幅器17
に供給されるか、あるいはアナログスイツチ10
および反転増幅器11を介して差動増幅器17に
供給される。また、リニアモータ1の速度信号は
前記位置信号増幅整形器3からの位置信号を微分
回路16で微分することにより得られる。この速
度信号はアナログスイツチ46を介して差動増幅
器17に出力される。
この結果、差動増幅器17は速度関数発生器7
からの基準速度信号と微分回路16からの実際の
速度信号との差信号を出力する。このとき、比較
器13は目標アドレスと位置アドレスとが一致し
ないため、論理“0”信号を出力し、アナログス
イツチ15をオンしている。これにより、差動増
幅器17の差信号はサーボアンプ18に供給され
る。すると、サーボアンプ18はパワーアンプ2
0を動作することによりリニアモータ34を駆動
せしめ、差動増幅器17からの差信号に応じた速
度制御を行い、リニアモータ1の可動部35を目
標位置方向に移動せしめる。
この可動部35が目標位置から所定の距離の位
置に到達すると、前記減算器6の減算結果が定数
値と一致し、比較器41の出力が論理“0”信号
となり、アナログスイツチ42および46がオフ
し、アナログスイツチ44および48がオンす
る。すると、D/Aコンバータ8の出力は増幅器
45で増幅されて差動増幅器17に供給され、微
分回路16の速度信号も増幅器49で増幅されて
差動増幅器17に供給される。この結果、差動増
幅器17は速度関数発生器7からの信号を2倍に
した基準速度信号と微分回路16からの信号を2
倍にした速度信号との差信号を出力する。この差
信号はサーボアンプ18に供給され、サーボアン
プ18がパワーアンプ20を動作することにより
リニアモータ1を駆動せしめ、差動増幅器17か
らの差信号に応じた速度制御を行い、リニアモー
タ1の可動部35を目標位置に到達させる。
この可動部35が目標位置に到達すると、比較
器13から論理“1”信号が出力され、アナログ
スイツチ15がオフし、アナログスイツチ21が
オンする。すると、位置信号増幅器3からの位置
信号がサーボアンプ18に供給される。これによ
り、サーボアンプ18が供給される位置信号に応
じてパワーアンプ20を制御することにより、リ
ニアモータ1を所定位置つまり目標アドレスに保
持せしめる。
なお、上記動作における基準速度信号は第6図
aに示すようになつており、微分回路によるフイ
ードバツクの速度信号は同図bに示すようになつ
ている。
上記したようにすれば、第2図bに示す増幅率
が1のものよりリニアモータ1の移動速度が速く
なり、しかも移動制御から保持制御への切換時の
残留速度が第3図bに示す増幅率が2のものと同
じになるので、滑らかな停止を行いながら高速の
移動が行える。
〔考案の効果〕
以上詳述したようにこの考案によれば、移動機
構の移動時間を短縮し、かつ滑らかな停止を行う
ことができる移動機構のサーボ制御装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリニアモータのサーボ制御装置
を説明するための概略構成図、第2図a,b、第
3図a,bは同実施例における基準速度信号とフ
イードバツクの速度信号の波形図であり、第4図
〜第6図a,bはこの考案の一実施例を示すもの
で、第4図は光デイスク装置の概略構成図、第5
図は全体の構成を概略的に示す図、第6図aは基
準速度信号の波形図、同図bはフイードバツクの
速度信号の波形図である。 1……リニアモータ(移動機構)、2……位置
検出器、3……位置信号増幅整形器、4……位置
アドレスカウンタ、5……目標アドレスラツチ回
路、6……減算器、7……速度関数発生器、13
……比較器、16……微分回路、17……差動増
幅器、18……サーボアンプ、20……パワーア
ンプ、41……比較器、42,44,46,48
……アナログスイツチ、43,47……インバー
タ、45,49……増幅器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 移動機構の位置を検出する位置検出器と、 この移動機構の速度に応じた速度信号を発生す
    る速度信号発生手段と、 前記位置検出器の検出信号に応じて位置アドレ
    スを発生する位置アドレス発生手段と、 基準速度信号を発生する基準速度発生手段と、 目標アドレスと前記位置アドレス発生手段から
    発生された位置アドレスとの差が所定値以下とな
    つたか否かを比較する比較手段と、 前記速度信号発生手段により得られた速度信号
    を前記比較手段の比較結果に応じて増幅率を変え
    て出力する第1の出力手段と、 前記基準信号発生手段により得られた基準速度
    信号を前記比較手段の比較結果に応じて増幅率を
    変えて出力する第2の出力手段と、 前記第1の出力手段により得られた速度信号か
    ら前記第2の出力手段により得られた速度信号を
    差引いた誤差出力で前記移動機構を移動制御する
    移動制御手段と を具備したことを特徴とする移動機構のサーボ制
    御装置。
JP17267082U 1982-11-15 1982-11-15 移動機構のサ−ボ制御装置 Granted JPS5978577U (ja)

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JP17267082U JPS5978577U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 移動機構のサ−ボ制御装置

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JP2613937B2 (ja) * 1989-01-30 1997-05-28 富士通株式会社 サーボ回路
US5189571A (en) * 1990-04-30 1993-02-23 Seagate Technology, Inc. Adaptive settle time minimization for a hard disk drive

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