JPH0134340Y2 - - Google Patents

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JPH0134340Y2
JPH0134340Y2 JP15538281U JP15538281U JPH0134340Y2 JP H0134340 Y2 JPH0134340 Y2 JP H0134340Y2 JP 15538281 U JP15538281 U JP 15538281U JP 15538281 U JP15538281 U JP 15538281U JP H0134340 Y2 JPH0134340 Y2 JP H0134340Y2
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JP
Japan
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electrode
discharge
capacitor
electrodes
discharge gap
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JP15538281U
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JPS5860927U (ja
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジヨン受信機のアンテナ回路等
に使用される放電ギヤツプ付CR複合素子に関す
るものである。
テレビジヨン受信機のアンテナ端子板では、第
1図に示す如く、一対の放電ギヤツプ付CR複合
素子GCR1およびGCR2が用いられている。この
放電ギヤツプ付CR複合素子GCR1,GCR2はライ
ンバイパスおよびアンテナカツプリングのために
用いられるものであつて、抵抗、コンデンサ、放
電ギヤツプの並列回路で一対で使用されるのが一
般的である。
従来この種の放電ギヤツプ付CR複合素子は、
前述の如き抵抗、コンデンサ、放電ギヤツプの並
列回路を一組基板上に形成し、放電ギヤツプ部を
除いてエポキシ樹脂等でデイツピングしたもので
あつた。従つて一つのアンテナ端子板に必ず二個
の放電ギヤツプ付CR複合素子を必要とし、アン
テナ端子板等の小形化を阻害するものであり、そ
の組立工数をも増加させるばかりか、放電ギヤツ
プ付CR複合素子そのものの製作も、放電ギヤツ
プを必ず残して他の部分をデイツプするものであ
るため極めて繁雑な工程を要するものであつた。
本考案はこの点に鑑みてなされたものであつ
て、アンテナ端子板等の小形化および組立工数の
削減をはかるとともに、素子そのものの製作も容
易な放電ギヤツプ付CR複合素子を提供すること
を目的とするもので、その要旨とするところは、
誘電体薄板によつて形成される基板と、各々がコ
ンデンサ電極、放電電極および端子電極を備えて
前記基板の一方の面に前記放電電極が直接あるい
は間接的に対向する如くに配置された二対の第1
電極と、前記基板の他方の面の前記コンデンサ電
極をカバーする部分に形成された第2電極と、放
電電極が対向している第1電極のコンデンサ電極
相互間に配置接続された抵抗体層と、少くとも前
記放電電極の対向端部が露出するように印刷配置
されたコーテイグ層を有することを特徴とする放
電ギヤツプ付CR複合素子に存するものである。
以下図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す図であつて、
aはその正面図、bは背面図、cはA−A断面図
である。同図に於て1は0.5mm前後の誘電体セラ
ミツク板等、誘電体薄板による基板あり、2はそ
の一方の面(以下第1の面という)にスクリーン
印刷法等によつて形成された銀等の良導体膜によ
る第1電極である。この第1電極は夫々コンデン
サ電極21、放電電極22および端子電極23を
備えて二対用意されており、各々の対に於て放電
電極22が所定の間隔で直接対向する如く配置さ
れて放電ギヤツプ3を形成している。また、4は
前記基板1の他方の面(以下第2の面という)に
形成された第2電極、5は前記第1電極2のコン
デンサ電極21間に配置された抵抗体層、6はこ
れらを保護するためにその上面を覆うコーテイン
グ層である。ここで前記第2電極4は前記第1電
極2と同様にスクリーン印刷法等によつて形成さ
れた銀等の良導体膜によるものであつて、第1の
面に形成されているコンデンサ電極21を裏面か
らカバーする様な位置に配置されており、これに
よつてコンデンサを構成している。また、抵抗体
層5もカーボンのスクリーン印刷等で形成したも
のであつて、放電電極22が対向している第1電
極2のコンデンサ電極21の相互間を接続する様
に配置されている。さらに、コーテイング層6は
ガラスエポキシ等の絶縁物を前記コンデンサ電極
21、抵抗体層5の上にスクリーン印刷法等によ
つて膜状に印刷配置したものであり、少くとも放
電ギヤツプ3の部分は露出するように配慮されて
いる。
また、第3図は本考案の他の実施例を示す図
で、同図aは回路構成を示す図、bは正面図であ
る。本実施例は二重絶縁を要求される場合のもの
であつて、第3図のaに示す如く、夫々放電ギヤ
ツプ付CR複合素子が直列接続されたものとなつ
ている。同図bはその電極配置を示す正面図であ
つて、1,2および6は前述の実施例に於けるそ
れらと同一の基板、第1電極およびコーテイング
層であり、基板1の第2の面には本図に現われな
い第2電極が配置されている。ここで、7は一つ
のコンデンサ電極71と二つの放電電極72を備
えた第3電極で、放電電極22が対向している第
1電極2の間に夫々スクリーン印刷法等によつて
配置されたもので、銀等の良導体膜で形成されて
いる。従つて、第1電極2の放電電極22は、こ
の第3電極7の二つの放電電極72を介して間接
的に対向し、二つの放電ギヤツプ31,32を形
成している。また8は前述の実施例に於ける抵抗
体層5と同等の抵抗体層であつて、二つの放電ギ
ヤツプ31,32によつて対向している第1電極
2のコンデンサ電極22の相互間を第3電極7の
コンデンサ電極72を仲介にして接続するように
配置されている。コーテイング層6は夫々二つず
つの放電ギヤツプ31,32の部分は露出するよ
うに印刷配置されている。
このように構成された放電ギヤツプ付CR複合
素子は、プリント配線板に塔載する場合、プリン
ト配線板の接続端子にクリーム半田を塗布してそ
の上に端子電極23を合せ、リフロー方式によつ
て半田付することで極めて容易に接続処理を行う
ことができる。また前記端子電極23に接続リー
ドを取付け、この接続リードによつてプリント配
線板への接続取付を行うこともできる。
以上詳細に説明した様に、本考案の放電ギヤツ
プ付CR複合素子は対で用いられる複合素子を一
枚の基板上に形成するものであるため、アンテナ
端子板等の小形化が可能となり、その組立工数を
も削減でき、さらに素子そのものの製作もコーテ
イング層を印刷によつて形成するものであるた
め、放電ギヤツプ部を残して被覆することが容易
となり特に繁雑な工程を必要とせず、安価で使い
易い放電ギヤツプ付CR複合素子を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の放電ギヤツプ付CR複合素子
を適用して有効なアンテナ端子板の一例を示す回
路図、第2図は本考案の一実施例を示す正面図、
背面図およびA−A断面図、第3図は本考案の他
の実施例を示す回路構成図および正面図である。 1……基板、2……第1電極、3,31,32
……放電ギヤツプ、4……第2電極、5,8……
抵抗体層、6……コーテイング層、7……第3電
極、21,71……コンデンサ電極、22,72
……放電電極、23……端子電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 誘電体薄板によつて形成される基板と、各々が
    コンデンサ電極、放電電極および端子電極を備え
    て前記基板の一方の面に前記放電電極が直接ある
    いは間接的に対向する如くに配置された二対の第
    1電極と、前記基板の他方の面の前記コンデンサ
    電極をカバーする部分に形成された第2電極と、
    放電電極が対向している第1電極のコンデンサ電
    極相互間に配置接続された抵抗体層と、少くとも
    前記放電電極の対向端部が露出するように印刷配
    置されたコーテイング層とを有することを特徴と
    する放電ギヤツプ付CR複合素子。
JP15538281U 1981-10-21 1981-10-21 放電ギヤツプ付cr複合素子 Granted JPS5860927U (ja)

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JP15538281U JPS5860927U (ja) 1981-10-21 1981-10-21 放電ギヤツプ付cr複合素子

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JPS5860927U JPS5860927U (ja) 1983-04-25
JPH0134340Y2 true JPH0134340Y2 (ja) 1989-10-19

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