JPH0133439B2 - - Google Patents

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JPH0133439B2
JPH0133439B2 JP58220919A JP22091983A JPH0133439B2 JP H0133439 B2 JPH0133439 B2 JP H0133439B2 JP 58220919 A JP58220919 A JP 58220919A JP 22091983 A JP22091983 A JP 22091983A JP H0133439 B2 JPH0133439 B2 JP H0133439B2
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JP
Japan
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fork
rotating
housing
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cylinder
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JP58220919A
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Shigeru Hirooka
Masaharu Nakayama
Masao Uemura
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ハウジングを回動可能とすることに
より、ロータリアクチエータの回動角度を拡大し
た回動装置に関する。
従来、油圧、チエーン等を用いてその出力軸を
揺動させるロータリアクチエータが多用されてい
るが、従来のロータリアクチエータは通常その揺
動範囲は90度程度に制限される。なお180度など
揺動範囲が大なるものも存在するが、90度揺動型
のものに比べて、重量当りのトルクが小さく又同
トルクである場合には、前記のように重量が大で
ある他、高価格となるという欠点がある。
本発明は、ハウジングを回動させることによつ
てその揺動範囲を拡大でき、前記問題点を解決し
うる回動装置の提供を目的としている。
以下本発明の回動装置が、自在に水平面内で首
振りしうる車輪Wを具え、全方向に移動しうる荷
役台車1に設ける荷役装置2の荷役具21の、第
1、第2の揺動アーム28A,28B,30A,
30Bの内、第2の揺動アーム30A,30Bを
揺動させるのに使用された場合を例にとりその一
実施例を図面に基づき説明する。
荷役装置2は、一対の荷役具21,21を基台
22上に具え、本発明の回動装置6A,6Bは、
前記のごとく該荷役具21の第1、第2の揺動ア
ーム28A,28B,32A,32Bを回動させ
るのに使用している。基台22は、荷役台車1の
車体であり、その上面で長手方向にのびる一対の
レール23,23に前後動可能な縦行枠24を配
し、又縦行枠24に側設したレール25によつ
て、縦行枠24上に横行自在な横行枠26を配
し、前記荷役具21は、該横行枠26に配置され
ることにより、縦行枠24を介し前記基台22に
取付けられる。
荷役具21は、第1、第2の平行クランク機構
体A,Bからなり、第1の平行クランク機構体A
は、前記横行枠26に設ける軸受27A,27B
に一端を同高さに枢支される等長の一対の第1の
揺動アーム28A,28Bの他端を、第1の連結
リンク29により連結している。なお軸受27
A,27B間の距離と第1の連結リンク29とは
等長であることにより、第1の揺動アーム28
A,28B、第1の連結リンク29および軸受2
7A,27Bは、協働して、第1の平行クランク
機構体Aを形成する。なお本明細書において、等
長とは、各枢支点間の長さが同長であることをい
う。
第2の平行クランク機構体Bは、前記第1の連
結リンク29に各一端を枢支される等長の第2の
揺動アーム30A,30Bの他端を第1の連結リ
ンク31により連結してなり、又第2の揺動アー
ム30A,30Bは、第1の揺動アーム28A,
28Bに比して短寸かつその連結点を共通にする
一方、第2の連結リンク31は第1の連結リンク
29と等長であることにより、第2の揺動アーム
30A,30Bは、第1、第2の連結リンク2
9,31とによつて前記第2の平行クランク機構
体Bを形成する。このように荷役具21は、第
1、第2の平行クランク機構体A,Bからなるリ
ンク体Cを具えている。又荷役具21,21に
は、各第2の連結リンク31の中央部かつ向き合
う側にフオーク9を夫々枢支する。
前記第1、第2の揺動アーム28A,28B,
30A,30Bは、夫々外向きに湾曲し、又第1
の揺動アーム28A,28Bは、間隙を有して隣
り合わせた各一対のリンクを用いて形成され、そ
の剛性を向上する。又第1、第2の揺動アーム2
8A,28B,30A,30Bは、回動装置6
A,6B(総称するとき回動装置6という)によ
つて夫々例えば180゜の角度範囲を傾動できる。回
動装置6Aは、第1の揺動アーム28A,28B
を動作し、又本発明に係る回動装置6Bは第2の
揺動アーム30A,30Bを揺動できる。
回動装置6Aは、ロータリアクチエータ61
と、そのハウジング62Aを回動させる、第3図
に示すシリンダ72を含む回動具64Aとを具え
ている。ロータリアクチエータ61Aは、第4図
に示すごとく、前記横行枠26に固定した支持板
66Aから延びる筒体67Aに、そのハウジング
62Aを遊挿し回動可能に取付けるとともに、そ
の出力軸63Aは、前記第1の揺動アーム28
A,28B一端の前記軸受27A,27Bを通る
枢支軸69Aにローレツト嵌めされ接続してい
る。又ハウジング62Aは、前記筒体67内端の
内方へ突出するフランジ70が、ハウジング62
A前面に固着した回転板71の周溝71aに嵌り
合うことにより抜け止めされ、又回転板71には
その外周に歯部が周設される。
前記回動具64Aは、前記支持板66に後端が
取付けられる前記シリンダ72と、前記支持板6
6で枢支され、前記シリンダ72のロツドが枢着
されるギヤ73と、前記筒体67に設ける停止部
74Aとからなり、又ギヤ73は、各第1の揺動
アーム28A,28Bに取付く各ロータリアクチ
エータ61A,61Aの各回転板71Aにともに
噛合する。又停止具74Aは、前記筒体67Aに
固着した受板75Aの上端にシリンダ76Aを取
付けており、そのロツド先端に取付きかつ筒体6
7Aを貫通する嵌入片77Aを有する。該嵌入片
77Aは、ハウジング62Aの周囲に嵌着したリ
ングに設ける孔部78A1,78A2に嵌入しう
る。なおロータリアクチエータ61Aは本実施例
では90゜揺動型のものであり、従つて孔部78A
1,78A2は90゜の角度ピツチで穿設される。
なお支持板66Aには、ロータリアクチエータ6
1Aの各後端に設けるプーリ79,79を周回す
るタイミングベルト81が巻装されるプーリ82
を具えたサーボモータSM1が取付けられ、この
サーボモータSM1は、出力軸63Aの回動面底
を検出する。
本発明に係る前記回動装置6Bは、第5図に示
すごとく、前記第1の連結リンク29と一体な支
持板66Bに回動可能にそのハウジング62Bを
取付けるロータリアクチエータ61Bと、前記ハ
ウジング62Bを回転する回動具64Bとを具
え、又ロータリアクチエータ62Bは、例えば9
0゜揺動形式のものが採用されている。
ロータリアクチエータ61Bは、支持板66B
に形成した外方に突出する筒体67Bに嵌り合う
回転板71Bを具え、又その出力軸63Bは、第
1の連結リンク29で軸支されかつその外端で第
2の揺動アーム30A,30Bを固着する枢支軸
69Bにローレツト嵌めされることにより、前記
第2の揺動アーム30A,30Bに接続される。
なお前記回転板71Bの内端には、内向きのフラ
ンジ71bが設けられ、該フランジ71bと、前
記支持板66Bから延びる筒部66aとの間に軸
受66bを嵌入した上、該軸受66bを、前記筒
部66aの内面に内筒66cを介して嵌り合うナ
ツト金具66dにより締付けることによつて、回
転板71Bは抜け止めされる。なお内筒66c
は、止め輪66eにより保持される。
回動具64Bは、前記筒体67Bに取付く第1
の停止具74Bと、第1の連結リンク29に固定
した第2の停止具74Cとからなり、ロータリア
クチエータ61Bの駆動力を利用してそのハウジ
ング62Bを回転させる。
第1の停止具74Bは、筒体67Bに固定する
受板75Bにシリンダ76Bを固着しかつそのロ
ツド端部に嵌入片77Bを設けており、又嵌入片
77Bは、前記回転板71Bに90゜の角度ピツチ
で設ける孔部78B1,78B2に嵌入し、ハウ
ジング62Bの回転を拘束できる。
第2の停止具74Cは、前記第1の連結リンク
29の上面から突出する張出し片85の上面に固
定するシリンダ76Cを具え、そのロツド端に嵌
入片77Cを具えるとともに、該嵌入片77C
は、前記第2の揺動アーム30A,30Bに設け
る孔部78Cに嵌入することによつて、枢支軸6
9Bを介しロータリアクチエータ61Bの出力軸
63Bを固定しうる。
なおロータリアクチエータ61Bの後端には、
プーリ79が配され、そのタイミングベルト81
を介しサーボモータSM2のプーリ82を回転す
る。
回動装置6の作用を、回動装置6Bを中心とし
て、その構造を簡略化して示す第6図a〜第6図
fにより説明する。
前記第1の停止具74Bの嵌入片77Bを、孔
部78B1に嵌入した第6図aの状態において、
油圧を送り込むと、出力軸63Bを90゜回転させ
る(第6図bに示す)。次に第6図cに示すごと
く、嵌入片77Bを引抜き、第1の停止具74B
を解放するとともに第2の停止具74Cの作動に
よつて、嵌入片77Cを孔部78Cに嵌入し出力
軸63Bを固定した上、出力軸63Bの翼片63
aと、ハウジング62Bの受片62aとの間に注
油することにより、受片62a、従つてハウジン
グ62Bは、第6図dに示すごとく90゜回転する。
又第1の停止具74Bの嵌入片77Bを、孔部7
8B2に嵌合させかつ第2の停止具74Cの嵌入
片77Cを引抜くことによつて、再び出力軸63
Bを、90゜回転できる。又かかる状態において圧
油を切り変えかつ前記と逆に第1、第2の停止具
74B,74Cを作動させることによつて逆転す
る。このように90゜揺動型のロータリアクチエー
タ61Bを使用しつつ、その出力軸63Bが180゜
の角度で揺動でき、第2の揺動アーム30A,3
0Bを傾動させる。
なお回動装置6Aは、その回動具64Aが、ギ
ヤ73を回転するシリンダ72を具え、第6図a
〜第6図fに略示するごとく、そのギヤ73によ
つてハウジング62Aを、停止具74Aの解放の
間、90゜回転させることによつて、ハウジング6
2Aを90゜回転させることより、同様にその出力
軸63Aを180゜揺動させ、第1の揺動アーム28
A,28Bを傾動する。
前記第2の連結リンク31に取付くフオーク9
は、第8〜9図に示すごとく、水平な支軸91に
第1の歯車92を形成し、かつ支軸91に回転可
能に一端が取付くフオーク基体93に、第2の歯
車94と、該第2の歯車94を回動させる駆動機
95を配しており、前記支軸91は、第2の連結
リンク31の中央に水平に固着される。
フオーク基体93は、角筒状をなし、又その一
端には比較的短い膨出部97を設けるとともに、
該膨出部97からフオークをなす、長尺の偏平部
98を連設しており、該膨出部97には、前記支
軸91が軸受を介し取付くことによつて、フオー
ク基体93は該支軸91に回動可能に取付けられ
る。又支軸91には、その膨出部97内で第1の
歯車92が一体に形設されるとともに、その延長
部には、Oリングにより隔てられる周溝101,
102が凹設される。又支軸91は、その周溝1
01,102が、側壁から突出するボス部103
に間挿される。又支軸91を通る2つの油溝が、
夫々周溝101,102に通じるとともに、ボス
部103には、周溝101,102に連通するホ
ース106,107に導通する。
前記第2の歯車94は、第1の歯車92に噛合
し、かつ膨出部97で軸支されるとともに、本実
施例ではその歯数は、第2の歯車に比べて3倍程
度、多に設定される。
駆動器95は本実施例では、ホース106,1
07が、その出、入口ポートに接続されるシリン
ダ95Aを用いてなり、該シリンダ95Aは、偏
平部98内に設ける取付板108により前端を固
定され、かつナツト止めされるとともに、そのロ
ツドに取付く可動片109には、第2の歯車94
との間を結ぶ連結杆111が枢着される。なお可
動片109は、コ字状をなし、かつ偏平部98の
側壁内面に設ける断面コ字の案内溝114を通る
ガイドローラ115が枢着される。なお連結杆1
11は、シリンダ95Aの縮小状態において、予
め傾斜して、第2の歯車94に取付けられる。
このようにフオーク9は、第10図に示すごと
く、シリンダ95Aが縮小した、図において、右
側に示す状態から、その伸長とともに連結杆11
1を介し第2の歯車94を回動させることによ
り、該第2の歯車94が第1の歯車92の周囲を
転動し、従つて該第2の歯車94の枢支点に作用
する反力によりフオーク基体93を回動させる。
又第2の歯車94が約1/6程度回転することによ
つて、フオーク基体93は、第10図に、その左
側で示すごとく反転できる。なおホース106,
107の液流を逆転させることにより、再び180゜
反転する。
なお第2の連結リンク31には、その前後端
に、第1、第2図に示すごとく、フオーク9を水
平状態で保持しうる支持片31A,31Aが内向
きに突設される。
荷役具21は、前記のごとく基台22に、縦行
枠24上の横行枠26に取付けられる。
縦行枠24は、前記レール23上を摺動する略
断面コ字状のスライド板41の一端側寄りに溝形
材を用いた枠体42,43を、その溝部を内向き
に架け渡すとともに、第7図に示すごとく、その
両端に設ける支軸44A,44Bにプーリ45
A,45Bを固定している。又枠体42に設ける
長手方向のガイド溝に沿い移動する支枠47の両
端にプーリ48A,48Bを配し、該支枠47に
は、比較的長いシリンダ49によつて、縦行枠2
4の半分長さ程度、該支枠47は往復動しうる。
なおプーリ48Aには、プーリ45Aの近傍で一
端を固定したロープ51が架け渡され、該ロープ
51はプーリ45A及びプーリ45Bを周回した
後、プーリ48Bで折返し、その他端がプーリ4
5Bで固定されており、又前記横行枠26は、該
ロープ51に、そのプーリ48A,48B間で固
着される。なおシリンダ49の伸長時には、横行
枠26は、縦行枠24の一端に位置しうる。
従つて横行枠26は、プーリ48A,48Bに
は滑車状にロープ51が架け渡され、従つてシリ
ンダ49の伸長長さの2倍の行程を有して、縦行
枠24の両端部間で移動しうる。
又縦行枠24は、その下面中央に、シリンダ5
3が固定され、該シリンダ53は、荷役具21の
各内側にかつ前記レール23上を縦行可能に配し
た昇降台54に連結される。昇降台54は、シリ
ンダ53の伸縮とともに、前記スライド板41と
当接する状態から、フオーク9の巾寸度以上の距
離まで離間しうる位置までの間を近離する。なお
昇降台54には、基台22上で固定したシリンダ
56,56が連結され、その伸長とともに、少な
くとも一方の荷役具21は、基台22の外端位置
からその中央位置までの間を前後動しうる。
従つて荷役台車1に設ける荷役装置2の荷役具
21は、回動装置6Aをその基準となる時計方向
に180゜回転し、又回動装置6Bを基準となる反時
計方向に180゜回転した状態では、第11図に示す
ごとく、第1、第2の平行クランク機構体A,B
を折畳みうる。なお折畳んだ状態では、軸受27
A,27Bと第1の揺動アーム28A,28Bと
の枢支点a,b、他端の第1の連結リンク29と
の枢支点c,d(第2の揺動アーム30A,30
Bの一端の枢支点と共用している)、又第2の揺
動アーム30A,30Bと第2の連結リンク31
との枢支点e,fとは一直線上に並置される。な
お一直線状となる状態において、第1、第2の揺
動アーム28A,28B,30A,30Bが前記
のごとく夫々外向きに湾曲することによつて干渉
を防止しつつアーム体Cが折畳みうる。なおかか
る状態において、荷役台車1は安定して移動で
き、又横行枠26は、フオーク9とは反対側の、
基台22上の一側に位置させる。
次に回動装置6A,6Bを、その基準状態から
夫々90゜回転させることによつて、第12図に示
すごとく、第1、第2の揺動アーム28A,28
B,30A,30Bを直立できる。又そのとき横
行枠26を、シリンダ49の作動により中央部に
位置させる。
さらに回動装置6Bを90゜回転させたときには、
第13図に示すごとく、フオーク9を、第2の揺
動アーム30A,30Bを半径として上方に持上
げうる。
さらに第12図に示す状態から、回動装置6A
を45゜分戻しかつ回動装置6Bをさらに例えば45゜
回転させたときには、第14図に示すように、フ
オーク9をやや下降させつつ基台22から突出さ
せることができ、さらに回動装置6Bを45゜回転
させることによつて、前記枢支点c,d,e,f
が一直線状となり、第15図に示すようにフオー
ク9を突き出しでき、さらにかかる状態から、回
動装置6Aを45゜回転させ、又回動装置6Bを90゜
戻すことによつて、第16図に示すごとく、フオ
ーク9を基台22の他側面に沿い下降しフオーク
9により荷下ろし、又は荷積みできる。なおその
とき横行枠26は、基台22の他側縁まで移動さ
せる。
なお荷役台車1は全方向台車であり、その横行
によりフオーク9に載置することも、又荷物Pを
フオーク9に向け移動させることもできる。なお
第16図に示す荷積み状態から、回動装置6A,
6Bを戻すことにより、第17図に示すようにフ
オーク9を水平に持上げ、かつ横行枠26を後退
しつつさらにフオーク9を引上げ、第14図に示
す状態に戻した後、第18図に示すごとく、横行
枠26を一側近傍まで復帰させかつ第1、第2の
揺動アーム28A,28B,30A,30Bをほ
ぼ直立した状態にて、前記昇降台54を上昇させ
ることによつて、荷物Pを昇降台54に移載でき
る。なお移載ののち、荷役具21は、第11図に
示す折畳み状態に戻し、荷物Pを搬送したうえ、
前記と同様な動作により荷物Pを搬出しえる。
さらに荷役装置2は、基台22の反対側の側縁
でも荷下ろしでき、又荷積みしうる。
このとき前記シリンダ53を伸長し、縦行枠2
4を、昇降台54から、離間させることによつ
て、第20図に示すごとく、荷物Pの下面からフ
オーク9をその外方に引離し、かつ例えば第12
図に示す、リンク体Cの直立状態において、フオ
ーク9の駆動器95を、前記のごとく動作し、そ
のフオーク基体93を180゜反転し、かつ回動装置
6、横行枠26の前後動とともに、第19図に示
すように、フオーク9を基台22の反対側面で下
降させうる。
又荷物Pの巾寸度が異なるときには、シリンダ
56を伸縮し、昇降台54,54間の巾寸度を調
整しうる。
叙上のごとく本発明の回動装置は、ロータリア
クチエータの出力軸を揺動アームに固定するとと
もに、そのハウジングを回動させる回動具を具え
ているため、そのハウジングの回動角度分、ロー
タリアクチエータの揺動角度範囲を、そのトルク
を減じることなく拡大でき、従つて多大角度揺動
形のロータリアクチエータを用いる場合に比し
て、その重量、体積を減じることが可能となり、
揺動アーム等の駆動に際して慣性モーメントを低
減し応答性を向上しうるなど多くの効果を奏しう
る。
なお本発明の回動装置は、ロータリアクチエー
タとして、油圧のベーン形式のものの他、両端を
ピストンで連結したチエーンにより出力軸に通じ
る鎖車を回動させるもの、又は例えば三菱金属株
式会社の製作にかかる、制御用の入力軸の回転と
ともに出力軸を、前記入力軸と同角度分回転しか
つその回転とともに停止させる、商品名RSAユ
ニツトなど、各種の形式のものが利用できる。又
回動具として、ギヤ、シリンダの組合せ、又停止
具を用いる場合の他、シリンダを用いて直接ハウ
ジングを回動させるものなど、種々な形式のもの
が採用でき、又回動装置は、荷役装置としての
他、高トルクかつ大範囲の回転が必要となる各種
の装置において採用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回動装置の実施例を、本発明
の回動装置が荷役装置を具える荷役台車として採
用された場合を例にとり示す斜視図、第2図はそ
の正面図、第3図はその側面図、第4図は回動装
置を詳示する断面図、第5図は本発明の一実施例
を示す断面図、第6図a〜第6図fはその作用を
示す概略断面図、第7図は荷役装置の縦行枠、横
行枠を例示する断面図、第8図は荷役装置に用い
るフオークを例示する斜視図、第9図はその断面
図、第10図はフオークの作用を示す線図、第1
1〜20図は荷役装置の作用を示す線図である。 6,6A,6B……回動装置、61B……ロー
タリアクチエータ、62B……ハウジング、63
B……出力軸、64B……回動具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 揺動アームにロータリアクチエータの出力軸
    を固定するとともに、該ロータリアクチエータの
    ハウジングを回動可能としかつ前記ハウジングの
    回動を停止する第1の停止具と、前記出力軸の回
    動を停止する第2の停止具とを具え、第2の停止
    具の作動による出力軸の固定及び第1の停止具の
    解放により前記ハウジングを回動させる回動具を
    設けてなる回動装置。
JP22091983A 1983-11-24 1983-11-24 回動装置 Granted JPS60113809A (ja)

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JP22091983A JPS60113809A (ja) 1983-11-24 1983-11-24 回動装置

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JP22091983A JPS60113809A (ja) 1983-11-24 1983-11-24 回動装置

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JPS58217291A (ja) * 1982-06-08 1983-12-17 株式会社日立製作所 2連流体圧モ−タ

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