JPH0133320B2 - - Google Patents

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JPH0133320B2
JPH0133320B2 JP57141018A JP14101882A JPH0133320B2 JP H0133320 B2 JPH0133320 B2 JP H0133320B2 JP 57141018 A JP57141018 A JP 57141018A JP 14101882 A JP14101882 A JP 14101882A JP H0133320 B2 JPH0133320 B2 JP H0133320B2
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Hiroaki Matsumoto
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Canon Inc
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Publication date
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Priority to US06/520,577 priority patent/US4604632A/en
Priority to DE19833329281 priority patent/DE3329281A1/de
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Publication of JPH0133320B2 publication Critical patent/JPH0133320B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H35/00Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers
    • B65H35/04Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers from or with transverse cutters or perforators
    • B65H35/06Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers from or with transverse cutters or perforators from or with blade, e.g. shear-blade, cutters or perforators

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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Control Of Cutting Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ) 技術分野 本発明は記録材に画像を記録するための記録装
置に関し、特にフアクシミリ装置や計算機等の記
録装置において、使用されるロール状の記録材に
切断用の目打ちを施すための目打ち装置を設ける
ようにしたものである。
) 従来技術 一般に使用されているフアクシミリ装置等の記
録装置においては、記録材としてロール状にした
感熱紙や絶縁紙が用いられ、このような記録紙の
紙送り方向に対して直交する方向に往復移動する
記録ヘツドにより記録を行うように構成されてい
る。
このような装置にあつて、一画の情報が記録さ
れると、その都度記録紙を切断するようにしたも
のがあり、従来は回転刃や剪断刃、または移動刃
により切断を行つていた。
しかしながら、このような従来の切断装置は、
いずれも刃の切れ味がよくないと用紙が破損した
り、搬送時にジヤム(紙詰まり)の原因となり、
特に切断回数が重ねられると切れ味が低下するの
で刃を交換する必要があり耐用寿命が短い。さら
に切断に際しては、用紙節減のために記録手段に
よる記録の位置からできるだけ近い位置でこれを
行うように配慮されているが、それでもなお、切
断したあと引き続き記録されるべき用紙の先端部
に余白が生じることとなり、それだけ用紙の無駄
使いとなる。
) 目 的 本発明の目的は、これらの問題点に鑑みて、記
録紙切断の主たる目的が画情報ごとに切り離すこ
とにあるという原点に立ち帰り、その都度切断す
るのに代えて、切断位置に目打ちを施すようにし
た耐久性のある目打ち機構を設け、以つて記録紙
の無駄が少なく刃の取り替えが少なくてすむ記録
装置を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明では、記
録材に画像を記録するための記録装置において、
記録材を搬送するための記録材搬送手段と、記録
材搬送手段によつて搬送される記録材の搬送経路
に沿つて設けられた、受信画像信号に応じた画像
を該記録材に記録するための記録ヘツドと、搬送
経路に沿つて記録材の搬送方向に対して記録ヘツ
ドの下流側に設けられた、記録材に目打ち線を施
す刃先を有する目打ち手段と、記録材の搬送方向
に対して、目打ち手段の下流側に設けられた、記
録材を切断するための固定カツターとを有し、画
像の記録材への記録に先立つ画像受信直前に、目
打ち手段を駆動して記録を行なうべき記録材に目
打ち線を施すよう制御する構成としたことを特徴
とする。
) 実施例 なお、以下に述べる実施例は、記録ヘツドを有
するヘツド台を往復動させて前記記録ヘツドを走
査させ、巻取り材から連続して供給される記録材
の表面に画像信号の受信に応じて画像を記録する
ようにした記録装置において、前記ヘツド台に設
けられた前記記録材に目打ち線を施す目打ち車
と、前記記録材の排出口近傍に設けられた該記録
材を切断する固定カツタとを具備し、前記画像の
記録に先立つて前記目打ち車を駆動して前記記録
材に前記目打ち線を施すことを特徴とする。
また、以下に述べる実施例は、ロール状の記録
紙をフアンホルドしながらその長手方向に紙送り
し、針状電極、サーマルヘツドまたはインクジエ
ツトヘツド等の記録手段(以下、記録ヘツドとい
う)により情報を記録してゆく記録装置におい
て、記録時には記録紙から退避して非接触の状態
を保ち、目打ちを施すときにのみ記録紙に接触し
て目打ち動作を行うようにした目打ち車を記録ヘ
ツド支持体(以下、ヘツド台という)に設け、ヘ
ツド台を紙送りと直交する方向に移動させること
によつて目打ち車で記録紙上に破線状の目打ち線
を形成し、かつその目打ち線の形成を受信画の記
録に先立つて行うように構成する。
なお、フアクシミリ装置等においては、その主
走査方向に記録ヘツドが移動するように構成され
ており、目打ち車の移動機構を容易にこれと連動
させることができるので、以下では、本発明の実
施例として目打ち装置を設けたフアクシミリ装置
の記録装置について、図面を参照しながら説明す
る。第1図AおよびBは本発明を適用したフアク
シミリ装置とその目打ち機構の一例を示すもの
で、1は平行するガイド軸2および3に摺動自在
に取付けたヘツド台であり、4はこのヘツド台1
の連結部1Aと連結してヘツド台1を走査方向に
往復移動させる移動ベルト、5はプーリ6を介し
てベルト4を駆動するモータである。しかして、
ヘツド台1は原稿7および記録紙8の幅以上の距
離を往復動する。
9Aと10A、9Bと10Bとは互いに対向の
位置で接触を保つようにしたそれぞれ原稿搬送用
のローラであり、これらのローラ9Aおよび10
Aと9Bおよび10Bとは、その間に記録読み取
りのための間隔が保たれるようになし、共にヘツ
ド台1の移動方向と一致させて設けてある。しか
して、ローラ9Aおよび9Bは、それぞれのプー
リ11Aおよび11bとこれらのプーリ11A,
11B間に設けられたベルト12を介してモータ
13により駆動され、原稿7を読み取り幅のピツ
チで順次移動させてゆく。
さらに15Aと16A、15Bと16Bは紙送
りローラであり、互いに対向の位置で接触を保つ
と共に、その方向をいずれも他のローラ9A,9
B,10Aおよび10Bに平行となし、ローラ1
5Aおよび15Bをプーリ17Aおよび17Bと
ベルト18を介してモータ19により駆動する。
ここで、記録紙8は紙ロール8Aから供給され
るもので、紙ロール8Aは本体基板20および紙
ガイド板21によつて形成されるホルダ22に収
納されており、ここから紙送りローラ15Aと1
6Aとの間に挟持されて上部の紙送りローラ15
Bと16Bとの間に導かれる間、プラテン台23
の面に接触を保つ。なお、23Aはプラテン台2
3の面で記録紙8が良好な接触状態を保つために
全幅にわたつて設けた、例えばゴム等の弾性体で
ある。
次いで、ヘツド台1に載置してある読み取り手
段および記録手段について説明する。24は読み
取り光学手段、25は読み取り素子であり、ヘツ
ド台1が原稿7の紙面に沿つて走行移動する際、
その画情報を読み取るものであり、フアクシミリ
の送信状態にあつては、この読み取り素子25に
より変換されて発生する電気信号をさらに図示し
ない変調手段によつてフアクシミリ信号に変換し
て送信する。
26はヘツド台1にピン27を介してそのまわ
りに回動自在に取り付けられた記録ヘツドであ
り、ヘツド26の先端部には副走査方向に配置し
た複数個の記録素子26Aが設けられていて(第
1図B参照)、フアクシミリの受信時には、ばね
28のばね力によつて得られる一定の圧力でこの
記録素子26Aを記録紙8に押圧させる。なお、
記録素子としては一般に感熱素子、静電記録素子
または通電記録素子等が使用されている。
次に、このようなフアクシミリ装置に設けた本
発明記録装置の目打ち機構について説明する。
30はピン27を支点にしてそのまわりに回動
自在のように支承した目打ちレバーであり、目打
ちレバー30の上部アーム30Aの端部には目打
ち車31を軸32の回りに回転自在に取り付ける
と共に、その下部アーム30Bの端部には当接部
33を設ける。34はヘツド台1とアーム30A
との間に掛止させたばねであり、このばね34の
ばね力により常時アーム30Bの当接部33を目
打ち車案内レール35の側面35Aに当接させた
状態に保つ。
案内レール35は平行する2本のリンクアーム
36とそれぞれの軸ピン37を介して連結してあ
り、さらに各アーム36は固定ピン38の回りに
回動自在に取り付けられていて、これらのリンク
機構により案内レール35を主走査方向に平行移
動させることができる。39はこの案内レール3
5を駆動する電磁プランジヤであり、その吸引子
40と案内レール35の延在部35Bとはピン4
1および42を介して連結杆43で連結されてお
り、電磁プランジヤ39の消磁状態においては、
延在部35Bと基板20との間に掛止したばね4
4のばね力によつてレール35を紙ロール8A側
に引き付けている。
しかして、このような状態では、レール35を
固定ピン38の回りに反時計方向(第1図A参
照)に回動させることにより、目打ちレバー30
をばね34のばね力でピン27の回りに反時計方
向に回動させ、以つて目打ち車31を記録紙8の
紙面から待避させた状態に保つ。45はプラテン
台23の面に主走査方向に刻設した目打ち用の溝
であり、後述する目打ち動作時に目打ち車31の
歯型部31Cが記録紙8に切込みを入れながらこ
の溝45に嵌入する。
なお、電磁プランジヤ39は固定ねじ46で本
体基板20側面に取り付けられているが、ここで
取付用のねじ孔47は吸引子40のストローク方
向に合わせた長孔に刻設してあり、取り付け時ま
たは調整時にこの長孔47の方向にプランジヤ3
9を微移動させて案内レール35の待避時および
目打ち時における位置を調整し、以つて目打車3
1の目打ち時における記録紙8への押圧姿勢を調
整することができる。
さらに、第1図Bにおいて、48は図示しない
外装ケースに設けた固定カツタ部であり、記録紙
8を任意の位置で切取るときにはこのカツタ部4
8の刃型が用いられる。49は軸50の回りに開
閉自在とした記録紙カバである。
続いて、目打ち車の構造について説明する。
第2図AおよびBは慣用的な従来技術により、
例えば鋼製で成形した目打ち車131の一例を示
し、軸32を嵌め合わす軸受部131A、歯型が
配置させると共にその外周面がプラテン台23の
表面に当接するフランジ部131Bおよび歯型部
131Cとで一体に構成することができる。
このような目打ち車131は一体物の鋼製材料
から切削加工等の工程を経ることによつて成形す
ることができるが、歯型部131Cにおける刃先
131Dを使用材料の強度の点からもあまり薄く
することができず、さらに軸受部131Aに適当
な潤滑性を持たせるようにもできず、コストも加
工のために高くつく。
そこで、本発明では、このような欠点を除去
し、耐久性に優れ効率の良い目打ち動作を行わせ
ることのできる目打ち車を提供する。
第3図AおよびBは本発明による目打ち車を示
す。ここで、31Sはその外周部に沿つて歯型部
31Cを形成した厚さが、例えば0.1〜0.2mm程度
の鋼製薄板であり、薄板31Sには予め軸受用孔
31Hおよび結合用孔31Jをプレス加工時に同
時に形成しておく。
31Pは上記の薄板31Sと合わせて一体に精
度良く成形したプラスチツク部材であり、このプ
ラスチツク部材31Pにより軸受部31Aおよび
フランジ部31Bを形成する。なお、プラスチツ
ク材料として、潤滑性の優れた、例えばデルリン
(ポリアセタールのデユポンフアーイスト社商品
名)等を用いるようにすれば優れた軸受特性が得
られるので好適である。
このように構成した目打ち車31にあつては、
歯先31Dが十分に薄く鋭利にできるのみならず
長く耐用性を保たせることができ、また軸受部3
1Aが潤滑性のあるプラスチツクで形成されてい
るので優れた潤滑特性が得られる。
さらに、目打ち車31の目打ち時における姿勢
を第4図をも参照しながら説明すると、目打ち車
31のフランジ部31Bが記録紙8の浮き上がり
を押させるようにしてプラテン台23の表面に接
すると共に、このフランジ部31Bがこのように
プラテン台23に接することによつて目打ち車3
1の歯先31Dが溝45の底部に接触するのを防
止している。
しかして、歯型部31Cがその歯型のピツチに
合わせた切り孔を記録紙8上に断続的に刻設して
ゆくもので、このとき正しいピツチの切り孔が得
られるのは、フランジ部31Bが適切な押圧力で
切り孔の両側部を押さえ込みながら転動してゆく
ことによる。
次に、このように構成した目打ち機構における
動作をフアクシミリ装置の作動状態に関連して説
明する。
フアクシミリ装置が送信状態にある場合は、原
稿7からの読み取りによつて送信が行われるが、
記録装置による記録動作がないので目打ち動作の
必要がない。すなわち、モータ13に通電される
ことにより原稿7が搬送用ローラ9Aと10Aお
よび9Bと10Bの間に挟持されて所定の読み取
り幅のピツチで間欠的に移動させられるが、その
停止期間中にヘツド台1が主走査移動することに
より、その光学手段24を介して読み取り素子2
5によつて複数行の画情報が読み取られて、画情
報の読み取りが終了すると、ヘツド台1が復動
し、その間に原稿送りが行われる。
しかして、読み取り素子25によつて光電変換
されて発生した電気信号は図示しない変調手段に
よつてフアクシミリ信号に変換され、有線の場合
は電話回線を介して受信機に送信される。
一方、この間、記録装置では紙送りおよび記録
の必要がないので紙送り用モータ19には給電さ
れず、また記録ヘツド26は図示しない偏位手段
の駆動されることによつて、ばね28のばね力に
抗して記録紙8の紙面から待避した位置、すなわ
ち第1図Aに示すような位置にまで移動させられ
ている。さらに、プランジヤ39には給電されず
消磁状態を保つので、案内レール35がばね44
のばね力により紙ロール8A側に待避させられ、
目打ちレバー30のアーム30Aがばね34のば
ね力によりヘツド台1側に引き寄せられて、目打
ち車31をプラテン台23上の紙面から引離した
位置に保持する。
続いて、フアクシミリ装置が受信状態にある場
合について説明すると、この場合は送信時のよう
に原稿7の読み取り動作がないので搬送用ローラ
13には給電されず、原稿7を読み取り位置に挿
入する手段は休止している。また、受信が開始さ
れる状態では目打ち動作の必要がないので、電磁
プランジヤ39は通電されないまま消磁状態を保
ち、従つて目打ち車31は上述したと同様にして
記録紙8の紙面から離隔した位置に待避してい
る。
次いて、受信が開始されると、記録ヘツド26
は図示しない偏位手段の動作によりばね28のば
ね力でプラテン台23に向けて付勢され、モータ
5に給電されることによつてヘツド台1と共に主
走査方向に移動しながらその間に記録紙8上に複
数ラインの電像を記録していく。
かくして1回分の走査が完了すると、ヘツド2
6は偏位手段の動作により再び待避位置に戻つて
ヘツド台1と共に復動し、これと同時に紙送りモ
ータ19によりローラ15A,16Aおよび15
B,16Bが駆動され、以つて記録紙8を所定の
記録ピツチ分だけ移動させて、次の記録動作が繰
返される。
次に、このようにして受信された画像が段落す
ると、その終りが検出されて電磁プランジヤ39
に通電されるように構成してあり、ここで初めて
目打ち動作が行われる。
すなわち、プランジヤ39が通電されることに
より励磁されてその吸引子41を引き込み、その
連結杆43を介して目打ち車案内レール35をヘ
ツド台1側、すなわち矢印Aの方向に引き出し平
行移動させるので、レール35の側面35Aによ
り目打ちレバー30の下部アーム30Bがその当
接部33を介して押動させられ、目打ちレバー3
0をピン27の回りに第1図AおよびBで時計回
りの方向に回動させる。
よつて、目打ち車31はこの回動動作により上
部アーム30Aと共に回動させられて、そのフラ
ンジ部31B(第3図AおよびB参照)を、プラ
テン台23の溝45が設けられている位置で溝4
5にまたがつて記録紙8の紙面上に当接させ、さ
らにその歯型部31Cを溝45に嵌入させる。
第4図はこのように目打ち車31が目打ち動作
位置にセツトされた状態を示す。ここでは記録ヘ
ツド26もまた記録位置、すなわち紙面に接する
位置に記されているが、この場合には記録ヘツド
26には記録のための電流を流さないので記録は
行われない。しかし、記録ヘツド26の摩耗を避
けるために記録ヘツド26を紙面から離しても良
い。
上述したように目打ち車31が所定の目打ち位
置にセツトされると、ヘツド台1が直ちにガイド
軸2および3に沿つて紙幅の全幅を通過するよう
に往動または復動して目打ち車31を紙面に沿つ
て回転させる。かくして、目打ち車31の歯型部
31Cで記録紙8の画像形成終端部の近傍の位置
に等間隔の切れ目を入れることができる。
しかして、ヘツド台1の目打ちのための走行が
終了すると、プランジヤ39への給電が停止さ
れ、プランジヤ39の消磁されることによつて案
内レール35はばね44のばね力で元の待避位置
に引き下がり、目打ちアーム30および目打ち車
31を目打ち動作位置からヘツド台1側に離隔さ
せる。
続いて、目打ち車31の調整機構の調整動作に
ついて説明する。電磁プランジヤ39における吸
引子40はその励磁または消磁による移動ストロ
ークが一定しており、この一定した移動ストロー
クで案内レール35および目打ちレバー30を介
して目打ち車31のフランジ部31Bを記録紙8
上に一定圧で押圧させるためには何等かの調整機
構が必要である。
そこで、本例では第1図Aに示すように電磁プ
ランジヤ39の本体基板20取り付けフランジに
移動ストローク方向の長孔47が設けてあり、プ
ランジヤ39の取り付けに際してはプランジヤ3
9をこの長孔47に沿つた方向の前後に微移動さ
せて、目打ち車31のフランジ部31Bに所定の
押圧が得られるように調整すればよく、調整後は
固定ねじ46を締結することによりその状態を保
持させることができる。なお、本例の調整機構に
かえて、連結杆43の長さを変えるようにしても
よく、あるいは目打ち車31の軸32の紙面に対
する相対位置を変える手段を設けるようにしても
よいことはいうまでもない。
このように、記録ヘツド26を取り付けて往復
動作するヘツド台1に、記録材8に接触する位置
と記録材8から待避する位置とが得られるように
した目打ち車31を設けて、この目打ち車31が
記録材8に接触する位置にあるときは、目打ち車
8がヘツド26の操作方向に回転自在のようにな
し、さらに目打ち車31の歯型31Cが設けられ
ている円筒状のフランジ面31Bが記録材8を介
してプラテン台23の表面を押圧すると共に、こ
の目打ち車31の歯型31Cがプラテン台23の
表面に設けた主走査方向の溝に嵌入するようにし
て、ヘツド台1の往動または復動により目打ち車
31をプラテン台23に沿つて転動させて目打ち
孔を形成するよう構成したので、耐久性のある目
打ち車31で効率良く一画情報ごとに記録材切断
用の目打ち孔を入れることができ、従来の切断装
置のように切断したあとの次の記録紙8に余白を
必要とせず紙の浪費を防止することができる。
さらにまた、プラテン台23のヘツド接触面に
は全幅にわたり広くゴム等の弾性体23Aを付設
したのでこの弾性体23Aの弾性力により常に記
録紙8を均一な保持力で保持させることができ
る。
第5図は第1図AおよびBのフアクシミリ装置
の伝送制御手順の一例を、国際規格である
CCITT T―30に勧告されているG2規格に基づ
いて示したものであり、ここでTは画像を送信す
る側(発呼側)のフアクシミリ装置(以下、送信
機と称する)であり、Rはその画像を受信する側
(被呼側)のフアクシミリ装置(以下、受信機と
称する)である。
この送受信機TおよびRの送受信部(不図示)
には一般電話回線が接続され、送受信可能な状態
にセツトされているものとする。受信機Rからト
ーナル信号であるCED信号(被呼局確認信号)
GI2信号(グループ確認信号)が送信されると、
それに対応して送信機TからGC2信号(グループ
命令信号)、LCS信号(回線状態信号)および
Phasing信号(位相信号)が返信され、それに応
じて同期合せを行つた受信機RからCFR2信号
(受信準備完了確認信号)が送信される。そこで、
送信機Tは受信機Rに対してPIX信号(画像信
号)を送信し、各ページの画像送信終了時に
EOM信号(メツセージ終了信号)を送る。受信
機RはこのEOM信号に対応してMCF2信号(メ
ツセージ確認信号)を返信し、次の受信のための
GI2信号を発信して上述の手順を繰り返す。やが
て、画像の送信が全て完了すると、送信機Tから
PIS信号(処理中止信号)が送出される。
第6図は第5図の伝送制御手順による第1図A
およびBのフアクシミリ装置の受信動作の一例を
示す流れ図である。次に、第6図を参照して本発
明を適用したフアクシミリ装置の目打ち動作のタ
イミング等について説明する。
まず、受信機(画像受信側のフアクシミリ装
置)Rはその送受信部の受信ボタン(不図示)が
押されると作動を開始して、マイクロプロセツサ
(不図示)等で制御された送受信部からあらかじ
め設定された手順に従い、CED信号(被呼局確
認信号)を送出し(ステツプS1)、続いてGI2信
号(グループ確認信号を送出する(ステツプ
S2)。次いで、受信機Rは送信機(画像送信側の
フアクシミリ装置)Tから送信されたGC2信号
(グループ確認信号)を検出した後、(ステツプ
S3)、引き続いて送信される位相信号(Phasing
信号)に応じて同期合せを行い(ステツプS5)、
その同期合せが終了した後に(ステツプS6)、
CFR2信号(受信準備完了確認信号)を送出して
画像受信の準備を完了する(ステツプS7)。
次に、CFR2信号送信後の画像受信の直前に目
打ち車(目打ちカツタ)13を駆動して記録紙8
に目打ち線を施す(ステツプS8)。この様に受信
画の画像記録に先立つて記録紙8に目打ちを入れ
ているので、カツタ48と記録ヘツド28間に存
在する余白部分を後で切り離すときの目安とする
ことができると同時に、連続して受信する複数枚
の受信画の切れ目に応じた目打ちを記録紙8に入
れることができる。さらに、ロール状記録紙8を
交換したときも最初の先端余白部分に目打ちを入
れることができるので取り扱いが容易となる。
ところで、画像受信開始前であつても画像受信
の直前でないときに、例えば受信動作開始直後の
CED信号発信前後に目打ち動作を行うようにす
ると、間違い電話で自動受信動作が開始されたな
どによりGC2信号が検出できない場合や同期合せ
が失敗した場合にはエラー動作となつてそのまま
終了することになるが(ステツプS4およびS6)、
再び最初の受信動作から再開したときには記録紙
8の同一箇所に再び目打ち線が入ることになり、
そのため記録紙が破れる等の不都合が生じるおそ
れがある。しかし、本例の様に画像受信直前に目
打ち動作を行う場合には上述の様な不都合は生ぜ
ず、画像記録を行つたときのみ目打ち線を必要と
するとの目打ち動作の目的に合致し好適である。
目打ち動作の後、受信機Rは送信機Tから送信
されたPIX信号(画像信号)を受信して、その同
期信号に同期しながら記録紙8に画像を再現する
(ステツプS9およびS10)。その際、往復移動台
(キヤリツジ)1に搭載されて副走査方向に例え
ば16ビツト並べた記録ヘツド26により画像を再
現する場合は、主走査線16ライン分の画像信号を
受信する毎にその往復移動台1を主走査方向に1
走査させ、同時に記録紙8を16ラインに相当する
量だけ副走査方向に搬送する。A4版の原稿7で
は1143ラインの主走査線に分割されるから、往復
移動台1はほぼ72回走査することとなる。
次に、送信機Tは1枚目の原稿の送信を終了し
た時点でEOM信号(メツセージ終了信号)を送
出するので、受信機RではそのEOM信号(2100
Hz、3秒間)を受信することによつて、原稿1枚
当りの画像信号の送信が終つたことを知ることが
できる。すなわち、複数枚の原稿7の画像信号を
連続して受信する場合に、EOM信号を検出する
ことによつて原稿の境目であることを知ることが
できるから(ステツプS11)、その信号を検出し
た受信機Rは最後の走査線を記録した後に記録紙
8を所定の量だけ搬送し、次いで画像信号の受信
が完了した旨のMCF2信号(メツセージ確認信
号)を送信機Tに送出する(ステツプS12)。
その後、送信機TからPIS信号が所定時間内に
送出されてこないときは(ステツプS13)、受信
機Rから更めてGI2信号を送出し(ステツプ
S14)、さらにPIS信号が検出できないときは(ス
テツプS15)、最初のステツプS2の手順に戻りGI2
信号を送出する。ここで、送信機Tにまだ連続し
て伝送する原稿7がセツトされているときは、送
信機TからGC2信号が送出されるから、このGC2
信号をステツプS3で検出した後、ステツプS5の
同期合せからの上述の動作を繰り返す。
送信機Tから最初の原稿の伝送が終ると、受信
機RのMCF2信号に応じてPIS信号(処理中止信
号)が送出されてくる。また、ステツプS14で
GI2信号を送出した直後にPIS信号が送出されて
くることもある。受信機RはこのPIS信号を検出
することにより、画像信号の受信が終了したこと
を知ることができる(ステツプS13およびS15)。
その他、ステツプS2においてGI2信号を30秒間繰
り返し送出しても、送信機TからGC2信号が送出
されないときがあるが(ステツプS3およびS4)、
この場合画像送信が行われないときか、あるいは
一連の受信が終了したときと受信機Rは判断する
ことができる。そこで受信機RはステツプS13ま
たはS15でPIS信号を検出したとき、あるいはス
テツプS4が肯定判定となつたときは終了する。
一方、同期合せ中にエラーが発生した場合(ス
テツプS6)、画像受信中にエラーが発生した場合
(ステツプS11)にはエラー処理に移行し、例え
ばそれまで記録した画像部分の記録紙8を排出す
る。
) 効 果 以上説明したように、本発明によれば、画像記
録に先立つ画像受信直前に自動的に、画像記録部
分の上端余白部分に目打ち線が施されるので、操
作者は、画像記録の終了後に、この目打ち線に沿
つて上端余白部分を切り離すことができる。しか
も、本発明は、連続して受信する複数枚の受信画
の切れ目に応じた目打ちを記録材に入れることが
できる。さらに、例えばロール状記録材を交換し
たときも、最初の先端余白部分に目打ちを入れる
ことができるので、取り扱いが容易となる等の効
果が得られる。
また、さらに、本発明は、特に画像記録に先立
つ画像受信直前に目打ち手段が駆動するように制
御する構成にしたので、間違い電話で自動受信動
作が開始されたなどによりGC2信号が検出できな
い場合や、同期合せが失敗した場合などが生じた
としても、再び最初の受信動作から再開したとき
に記録材の同一箇所に再び目打ち線を入れること
がなく、記録材が破れる等の不都合を未然に防止
できる。そこで、本発明では画像記録を行つたと
きにのみ目打ち線を必要とするとの、目打ち動作
の目的に合致し、好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図AおよびBは本発明記録装置を適用した
フアクシミリ装置の構成の一例を示すそれぞれ斜
視図およびその主走査方向から見た一部断面を含
む側面図、第2図AおよびBは従来の慣用例にな
らつて構成したその目打ち車の一例を示す側面図
およびそのA―A線断面図、第3図AおよびBは
本発明記録装置に使用する目打ち車の構成の一例
を示す一部破砕側面図およびそのB―B線断面
図、第4図は本発明記録装置とその目打ち機構を
記録状態および目打ち状態で示す一部断面図、第
5図は第1図AおよびBのフアクシミリ装置の伝
送制御手順の一例を示すタイミングチヤート、第
6図はその画像受信動作の一例を示す流れ図であ
る。 1……ヘツド台、1A……連結部、2,3……
ガイド軸、4……ベルト、5……モータ、6……
プーリ、7……原稿、8……記録紙、8A……紙
ロール、9A,9B,10A,10B……搬送用
ローラ、11A,11B……プーリ、12……ベ
ルト、13……モータ、15A,15B,16
A,16B……紙送りローラ、17A,17B…
…プーリ、18……ベルト、19……モータ、2
0……本体基板、21……ガイド板、22……ホ
ルダ、23……プラテン台、23A……弾性体、
24……光学手段、25……読み取り素子、26
……記録ヘツド、26A……記録素子、27……
ピン、28……ばね、30……目打ちレバー、3
0A,30B……アーム、31,131……目打
ち車、31A,131A……軸受部、31B,1
31B……フランジ部、31C,131C……歯
型部、31D,131D……歯先、31S……薄
板、31P……プラスチツク、31H,31J…
…孔、32……軸、33……当接部、34……ば
ね、35……レール、35A……側面、35B…
…延在部、36……リンクアーム、37……軸ピ
ン、38……固定ピン、39……電磁プランジ
ヤ、40……吸引子、41,42……ピン、43
……連結杆、44……ばね、45……溝、46…
…固定ねじ、47……ねじ孔、48……カツタ
部、49……カバ、50……軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録材に画像を記録するための記録装置にお
    いて、 前記記録材を搬送するための記録材搬送手段
    と、 前記記録材搬送手段によつて搬送される前記記
    録材の搬送経路に沿つて設けられた、受信画像信
    号に応じた画像を前記記録材に記録するための記
    録ヘツドと、 前記搬送経路に沿つて、前記記録材の搬送方向
    に対して前記記録ヘツドの下流側に設けられた、
    前記記録材に目打ち線を施す刃先を有する目打ち
    手段と、 前記記録材の搬送方向に対して、前記目打ち手
    段の下流側に設けられた、該記録材を切断するた
    めの固定カツターと、 を有し、 前記画像の前記記録材への記録に先立つ画像受
    信直前に、前記目打ち手段を駆動して前記記録を
    行なうべき記録材に前記目打ち線を施すよう制御
    する構成としたことを特徴とする記録装置。
JP57141018A 1982-08-16 1982-08-16 記録装置 Granted JPS5931249A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57141018A JPS5931249A (ja) 1982-08-16 1982-08-16 記録装置
US06/520,577 US4604632A (en) 1982-08-16 1983-08-05 Recorder transport for perforating and cutting operations
DE19833329281 DE3329281A1 (de) 1982-08-16 1983-08-12 Perforationsmaschine

Applications Claiming Priority (1)

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JP57141018A JPS5931249A (ja) 1982-08-16 1982-08-16 記録装置

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JPS5931249A JPS5931249A (ja) 1984-02-20
JPH0133320B2 true JPH0133320B2 (ja) 1989-07-12

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0194724A (ja) * 1987-10-07 1989-04-13 Yamatake Honeywell Co Ltd Ad変換装置における調整状態の判定方法
JPH0366261U (ja) * 1989-10-26 1991-06-27
FR2729336B1 (fr) * 1995-01-16 1997-04-04 Sextant Avionique Dispositif pour la decoupe, la predecoupe ou la perforation d'une feuille de papier

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JPS5589160A (en) * 1978-12-27 1980-07-05 Casio Comput Co Ltd Recording paper feeder
JPS5772883A (en) * 1980-10-23 1982-05-07 Canon Inc Dotting punch apparatus of recording paper

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