JPH0132332Y2 - - Google Patents

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JPH0132332Y2
JPH0132332Y2 JP1983023569U JP2356983U JPH0132332Y2 JP H0132332 Y2 JPH0132332 Y2 JP H0132332Y2 JP 1983023569 U JP1983023569 U JP 1983023569U JP 2356983 U JP2356983 U JP 2356983U JP H0132332 Y2 JPH0132332 Y2 JP H0132332Y2
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JP
Japan
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iron core
fastener
transformer
wound iron
wound
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JP1983023569U
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JPS59128718U (ja
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、I形積鉄芯の途中にコイルを外嵌
し、I形積鉄芯の両端部において、一対の巻鉄芯
を上下から挾みつける形に接当させた構造の外鉄
芯形トランスに関し、トランス取付部を簡単に安
価に構成できるようにするものである。
この種のトランスは、第4図に示すように、I
形積鉄芯20を上下一対の巻鉄芯21,21の間
に挾持させ、この状態をI形積鉄芯20の前後端
部で上下の巻鉄芯21,21に亘つて嵌着したコ
字形の締付具22で保持させてトランス本体23
を形成し、トランス本体23のコイル部分24の
外周を覆う二つ割りカバー25の折曲げ片26で
コ字形の締付具22の抜止めを防止するととも
に、カバー25の左右両側壁27からトランスの
取付部28を延出形成してある。
こうしたものでは、コ字形の締付具及び二つ割
りカバーを必要とすることから部品点数が多くな
り、その製作加工や組付に手間を要し、高価にな
る。しかも、コ字形の締付具22は上下の巻鉄芯
21,21に外嵌し、カバー25の折曲げ片26
で抜止めしてあるだけなのでトランスの振動や落
下等で衝撃が加わると締付具22が左右にずれ動
いて抜出てしまい耐久性に問題があつた。
また、トランスがピン端子形である場合、コイ
ルの外周部分がカバー25で覆われることから、
カバー25の前方に大きく突出させたブラケツト
28にピン端子29を設けるようにしなければな
らず、トランスが大形化してしまうという問題も
ある。
本考案は、上記問題を解決するために提案され
たもので、上下一対の巻鉄芯にI形積鉄芯を固定
するコ字形の締付具の側壁の左右両側の上部と下
部とから溶接固定用舌片を延出形成するととも
に、中央部から固定片を延出形成し、締付具の両
固定片でI形積鉄芯を左右から外嵌して挾圧する
とともに、溶接固定用舌片を巻鉄芯に溶接して固
定し、この締付具の一部を折起してトランス取付
部を形成するようにするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図はピン端子形トランスの斜視図を示し、
このトランスTは、上下一対の巻鉄芯1,1の間
にI形の積鉄芯2を介在させてあり、I形積鉄芯
2の中間部にはコイル3を巻回したボビン4を外
嵌させてある。
ボビン4の前後端面の支持ボス5,5には1次
コイル用ピン端子6と2次コイル用ピン端子7が
それぞれ立設してある。
そして、I形積鉄芯2を挾持した上下の巻鉄芯
1,1にはコ字形をした締付具8が嵌着される。
この締付具8は第1図及び第2図から明らかな
ように、側壁8aの一部を折起してトランスの取
付部9を形成するとともに、側壁8aの左右の両
端縁中央部にI形積鉄芯2の固定片10を略直角
に折曲形成し、固定片10の上下で巻鉄芯押え片
11,11との間には溶接固定用舌片12,12
が形成してある。
このように形成した締付具8は、I形積鉄芯2
を挾持した巻鉄芯1,1に外嵌させ、溶接固定用
舌片12,12を巻鉄芯1,1の前面部分1aに
溶接13して固定すると、巻鉄芯押え片11,1
1が巻鉄芯1,1を上下から確りと固定するとと
もに固定片10がI形積鉄芯2を左右から確りと
固定するようになる。
尚、第3図は別実施例を示し、トランスTをプ
リント基板15に直接取付けるようにしたもの
で、締付具8に設けるトランス取付部9の取付面
9aをピン端子6の支持ボス5の下面5aと面一
になるように形成し、トランス取付部9を基板1
5にビス16で固定するとともに、ピン端子6を
プリント回路17に半田18付けするようにした
ものである。
本考案は、以上に述べたようにI形積鉄芯の両
端部を一対の巻鉄芯で上下両側から挾みつける形
に接当させ、この巻鉄芯を挾圧固定する締付具に
トランス取付部を折起し形成するようにしてある
ので、従来品のようなトランス取付部形成用カバ
ーを省略して、部品点数を少なくできる。これに
より、材料費や加工・組付手間を大巾に削減して
生産性を向上できるうえ、製造コストを低減する
ことができる。
しかも、締付具の両巻鉄芯押え片で巻鉄芯を上
下から外嵌して挾圧するとともに、両固定片でI
形積鉄芯を左右から外嵌して挾圧するので、トラ
ンスの振動や落下等の衝撃により締付具に上下方
向及び左右方向の力が作用しても、これらの力を
巻鉄芯押え片と固定片とで確りと受止めて、溶接
固定用舌片の溶接部に作用する力が小さくなり、
溶接部の亀裂・破損を防いで耐久性が向上し、位
置ずれも無せる。
さらに、締付具の両固定片でI形積鉄芯を左右
から外嵌して挾圧するので、両固定片が締付具の
位置決め用としての役目も果たし、溶接固定用舌
片の位置決めが正確に行えて、溶接作業が素早く
行える。
その上、溶接固定用舌片は締付具の側壁の左右
両側から延出形成するものであるから、I形積鉄
芯を巻鉄芯から少し突出させてトランス本体を組
み付ける場合にも、また巻鉄芯の形状が種々に変
化する場合等にも、溶接固定用舌片を巻鉄芯に接
当させて両者を強固に溶接することができて、汎
用性、耐久性に優れるうえ、溶接時の熱的悪影響
が締付具の側壁、巻鉄芯押え片及び固定片にあま
り作用せず、締付具の側壁等が歪んでトランス本
体を損傷させるという危険もない。
加えて、コイル部分の外周がカバーで覆われて
いないのでピン端子形トランスの場合、コイル部
分の前後端部からピン端子を直接上方に立ち上げ
ることができ、トランスを小形にまとめることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、第
1図はトランスの全体斜視図、第2図は要部断面
図、第3図は別実施例を示す要部側面図、第4図
は従来例の分解斜視図である。 1……巻鉄芯、2……I形積鉄芯、3……コイ
ル、8……締付具、9……トランス取付部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 I形積鉄芯2の途中部にコイル3を外嵌し、I
    形積鉄芯2の両端部に一対の巻鉄芯1,1を上下
    両側から挾みつける形に接当させ、 側壁8aとこの側壁8aの上下両側を折り曲げ
    て形成した巻鉄芯押え片11,11とで締付具8
    をコ字形に形成し、 締付具8の両巻鉄芯押え片11,11でI形積
    鉄芯2を挾んで上下の巻鉄芯1,1を上下から外
    嵌して挾圧し、 締付具8の側壁8aの左右両側の上部と下部と
    から溶接固定用舌片12,12,12,12を延
    出形成するとともに、中央部から固定片10,1
    0を延出形成し、 締付具8の両固定片10,10でI形積鉄心2
    を左右から外嵌して挾圧するとともに、溶接固定
    用舌片12,12,12,12を巻鉄芯1,1に
    溶接し、 締付具8の一部を折起してトランス取付部9を
    形成した事を特徴とする巻鉄芯・I形積鉄芯組合
    せ式外鉄芯形トランス。
JP2356983U 1983-02-18 1983-02-18 巻鉄芯・i形積鉄芯組合せ式外鉄芯形トランス Granted JPS59128718U (ja)

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JP2356983U JPS59128718U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 巻鉄芯・i形積鉄芯組合せ式外鉄芯形トランス

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JP2356983U JPS59128718U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 巻鉄芯・i形積鉄芯組合せ式外鉄芯形トランス

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Publication Number Publication Date
JPS59128718U JPS59128718U (ja) 1984-08-30
JPH0132332Y2 true JPH0132332Y2 (ja) 1989-10-03

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JP2356983U Granted JPS59128718U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 巻鉄芯・i形積鉄芯組合せ式外鉄芯形トランス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58127629U (ja) * 1982-02-19 1983-08-30 松下電器産業株式会社 薄形トランス

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JPS59128718U (ja) 1984-08-30

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