JPH0447935Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0447935Y2 JPH0447935Y2 JP1014887U JP1014887U JPH0447935Y2 JP H0447935 Y2 JPH0447935 Y2 JP H0447935Y2 JP 1014887 U JP1014887 U JP 1014887U JP 1014887 U JP1014887 U JP 1014887U JP H0447935 Y2 JPH0447935 Y2 JP H0447935Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- support
- core support
- side wall
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 8
- 239000013077 target material Substances 0.000 claims description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は鉄心の外周面に装着した鉄心支持具を
介して取付対象材に取付けるようにした小型トラ
ンスに関する。
介して取付対象材に取付けるようにした小型トラ
ンスに関する。
従来の技術
小型トランスには、例えばこれを構成する鉄心
の外周面に装着した鉄心支持具を介して電気機器
等の取付対象材に固定するものがある。かかる小
型トランスにおける鉄心支持具は、第2図に示す
如く鉄心片を複数積層してなる鉄心110の4外
周113,114,115,116のうちの3面
114,115,116を包囲するコ字形状の側
壁124,125,126を有する支持具本体1
20と鉄心110の残りの1外周113に対向さ
せる側壁部材121とを備えている。支持具本体
120における各側壁の上、下縁部それぞれには
内側に折曲した折曲部が形成されており、この折
曲部は支持具本体110内部に鉄心110を挿入
することによりその上、下面を挟持する。また前
記下縁部の4箇所(挿入した鉄心の4隅部分に相
当する位置)には先端部を外側に折曲した取付用
の足131,132,133,134が形成され
ており、その足131,132,133,134
の折曲部を取付対象材へ取付けるようにしてい
る。
の外周面に装着した鉄心支持具を介して電気機器
等の取付対象材に固定するものがある。かかる小
型トランスにおける鉄心支持具は、第2図に示す
如く鉄心片を複数積層してなる鉄心110の4外
周113,114,115,116のうちの3面
114,115,116を包囲するコ字形状の側
壁124,125,126を有する支持具本体1
20と鉄心110の残りの1外周113に対向さ
せる側壁部材121とを備えている。支持具本体
120における各側壁の上、下縁部それぞれには
内側に折曲した折曲部が形成されており、この折
曲部は支持具本体110内部に鉄心110を挿入
することによりその上、下面を挟持する。また前
記下縁部の4箇所(挿入した鉄心の4隅部分に相
当する位置)には先端部を外側に折曲した取付用
の足131,132,133,134が形成され
ており、その足131,132,133,134
の折曲部を取付対象材へ取付けるようにしてい
る。
前記支持具本体120の側壁両端面の上、下縁
部にはそれぞれ側壁部材係着用の爪が形成されて
おり、側壁部材121には前記爪の形成位置に関
連づけて凹部が設けられている。そこで、支持具
本体の側壁内に小型トランスの鉄心を挿入し、そ
の後爪と凹部とを係合させて側壁部材を被せ、爪
を折曲することにより小型トランスは鉄心支持具
に締結固着される。
部にはそれぞれ側壁部材係着用の爪が形成されて
おり、側壁部材121には前記爪の形成位置に関
連づけて凹部が設けられている。そこで、支持具
本体の側壁内に小型トランスの鉄心を挿入し、そ
の後爪と凹部とを係合させて側壁部材を被せ、爪
を折曲することにより小型トランスは鉄心支持具
に締結固着される。
考案が解決しようとする問題点
ところで、この固着の際に、爪と凹部との寸法
上の精度、爪折曲を行う機械加工の余分な力によ
り支持具本体側壁の両端面間の離隔距離が変化す
ることがある。この変化が生じた場合には、前記
足131,132,133,134の位置に応じ
て予め取付対象材に定めてあてる足取付位置と支
持具本体の足の位置とが異なり、小型トランスの
取付けを円滑に行えないという問題点があつた。
上の精度、爪折曲を行う機械加工の余分な力によ
り支持具本体側壁の両端面間の離隔距離が変化す
ることがある。この変化が生じた場合には、前記
足131,132,133,134の位置に応じ
て予め取付対象材に定めてあてる足取付位置と支
持具本体の足の位置とが異なり、小型トランスの
取付けを円滑に行えないという問題点があつた。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであ
り、鉄心支持具を鉄心に装着する際に足の位置変
化がない小型トランスを提供することを目的とす
る。
り、鉄心支持具を鉄心に装着する際に足の位置変
化がない小型トランスを提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段
本考案、鉄心の外周面を3方向より包囲するコ
字形状に鉄心支持具を形成し、またその鉄心支持
具の両端開口側の鉄心装着部分に貫通孔を形成し
ておき、この貫通孔を利用して鉄心と鉄心支持具
とを溶接又は接着により固着する構成とする。
字形状に鉄心支持具を形成し、またその鉄心支持
具の両端開口側の鉄心装着部分に貫通孔を形成し
ておき、この貫通孔を利用して鉄心と鉄心支持具
とを溶接又は接着により固着する構成とする。
作 用
本考案にあつては、鉄心支持具に形成した貫通
孔より溶接又は接着を行つて鉄心と鉄心支持具と
を固着するため、固着の際に鉄心支持具へ外力が
作用しない。これにより、鉄心支持具の足の位置
変化がない。
孔より溶接又は接着を行つて鉄心と鉄心支持具と
を固着するため、固着の際に鉄心支持具へ外力が
作用しない。これにより、鉄心支持具の足の位置
変化がない。
実施例
以下本考案を図面に基づき具体的に説明する。
第1図は本考案の1実施例を示す斜視図である。
本案品は一次側コイル1と二次側コイル2とを装
着したボビン3をEI型鉄心10の中足部11周
りに取付けてあり、電気的作用としては従来品と
同一構成としている。
第1図は本考案の1実施例を示す斜視図である。
本案品は一次側コイル1と二次側コイル2とを装
着したボビン3をEI型鉄心10の中足部11周
りに取付けてあり、電気的作用としては従来品と
同一構成としている。
鉄心10は鉄心片12を複数積層したものであ
り、4つの外周面13,14,15,16を有す
る。その外周面のうちの3外周面14,15,1
6は各面と対向するコ字形状の側壁24,25,
26を有する鉄心支持具20にて覆われており、
側壁24,25,26の上、下縁部に形成した折
曲部は前記3外周面14,15,16の形成部分
を挟持している。このため、鉄心支持具側壁両端
の開口部21よりその内部に挿入した鉄心10は
折曲部にて上下方向への変動が防止される。
り、4つの外周面13,14,15,16を有す
る。その外周面のうちの3外周面14,15,1
6は各面と対向するコ字形状の側壁24,25,
26を有する鉄心支持具20にて覆われており、
側壁24,25,26の上、下縁部に形成した折
曲部は前記3外周面14,15,16の形成部分
を挟持している。このため、鉄心支持具側壁両端
の開口部21よりその内部に挿入した鉄心10は
折曲部にて上下方向への変動が防止される。
前記側壁の対向する両側壁24,26それぞれ
には例えば円形の貫通孔24a,26aが形成さ
れ、その貫通孔24a,26a部分は溶接により
鉄心10と固着されている。このため、鉄心は鉄
心支持具の開口部より滑落せず、確実に締結固着
される。また従来品に必要であつた側壁部材及び
爪が不要となり、また対向する両端側の側壁2
4,26の長さを適長短寸化しても鉄心との固着
に支障がないので、鉄心支持具の打抜き面積を小
さくでき、製造原価の低廉を図れる。
には例えば円形の貫通孔24a,26aが形成さ
れ、その貫通孔24a,26a部分は溶接により
鉄心10と固着されている。このため、鉄心は鉄
心支持具の開口部より滑落せず、確実に締結固着
される。また従来品に必要であつた側壁部材及び
爪が不要となり、また対向する両端側の側壁2
4,26の長さを適長短寸化しても鉄心との固着
に支障がないので、鉄心支持具の打抜き面積を小
さくでき、製造原価の低廉を図れる。
なお、鉄心と鉄心支持具との固着については、
スポツト溶接法或いは他の溶接法を用いてもよ
く、又は溶接法に代えて接着法を採用してもよ
い。
スポツト溶接法或いは他の溶接法を用いてもよ
く、又は溶接法に代えて接着法を採用してもよ
い。
また、貫通孔は、円形に限らず楕円形、三角
形、矩形、星形等どのような形状としてもよい。
但し、その大きさは外力が作用しても鉄心と鉄心
支持具との固着部分が離れることがない寸法に定
める。また、貫通孔が大きい場合には鉄心との固
着作業が容易となる。
形、矩形、星形等どのような形状としてもよい。
但し、その大きさは外力が作用しても鉄心と鉄心
支持具との固着部分が離れることがない寸法に定
める。また、貫通孔が大きい場合には鉄心との固
着作業が容易となる。
更に、鉄心外周面のどの面に鉄心支持具の開口
部を位置させてもその鉄心支持具は鉄心を支持で
きる。
部を位置させてもその鉄心支持具は鉄心を支持で
きる。
そして、更に、上記実施例では外鉄型の鉄心を
有する小型トランスについて説明しているが、本
考案は内鉄型の鉄心を有する小型トランスについ
ても適用できることは勿論である。
有する小型トランスについて説明しているが、本
考案は内鉄型の鉄心を有する小型トランスについ
ても適用できることは勿論である。
効 果
以上詳述した如く、本考案による場合には鉄心
と鉄心支持具との固着を、鉄心支持具に形成した
貫通孔を利用して溶接又は接着により行うので、
その固着の際に鉄心支持具への外力印加がなく、
これにより、鉄心支持具の足の位置変化を防止で
き、その足の位置と予め取付対象材に定めてある
足取付位置とが精度よく一致し、取付対象材への
取付けが容易となる。
と鉄心支持具との固着を、鉄心支持具に形成した
貫通孔を利用して溶接又は接着により行うので、
その固着の際に鉄心支持具への外力印加がなく、
これにより、鉄心支持具の足の位置変化を防止で
き、その足の位置と予め取付対象材に定めてある
足取付位置とが精度よく一致し、取付対象材への
取付けが容易となる。
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は従来品の分解斜視図である。 10……鉄心、13,14,15,16……外
周面、20……鉄心支持具、24,25,26…
…側壁、24a,46a……貫通孔。
は従来品の分解斜視図である。 10……鉄心、13,14,15,16……外
周面、20……鉄心支持具、24,25,26…
…側壁、24a,46a……貫通孔。
Claims (1)
- 鉄心の外周面に装着した鉄心支持具を介して取
付対象材に取付け可能としてある小型トランスに
おいて、前記鉄心支持具は鉄心装着部がコ字形状
であり、この両端側の鉄心装着部分にそれぞれ貫
通孔を有し、前記貫通孔を介して鉄心と溶接又は
接着により固着してあることを特徴とする小型ト
ランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1014887U JPH0447935Y2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1014887U JPH0447935Y2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63119214U JPS63119214U (ja) | 1988-08-02 |
| JPH0447935Y2 true JPH0447935Y2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=30796177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1014887U Expired JPH0447935Y2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0447935Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-27 JP JP1014887U patent/JPH0447935Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63119214U (ja) | 1988-08-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0447935Y2 (ja) | ||
| JPS6125225Y2 (ja) | ||
| JPH0512996Y2 (ja) | ||
| JPH043464Y2 (ja) | ||
| JPH0113393Y2 (ja) | ||
| JPH0735370Y2 (ja) | トランスコア | |
| JPS59745Y2 (ja) | トランス | |
| JPH01173914U (ja) | ||
| JPH0232235Y2 (ja) | ||
| JPS62204309U (ja) | ||
| JPS6342498Y2 (ja) | ||
| JPH02213104A (ja) | 変成器 | |
| JPS61205109U (ja) | ||
| JPH027447Y2 (ja) | ||
| JPH0320420U (ja) | ||
| JPS5812428Y2 (ja) | 変成器 | |
| JPH079589Y2 (ja) | 電源装置 | |
| JPS5816170Y2 (ja) | 電気部品 | |
| JPH0341445Y2 (ja) | ||
| JPS6234416Y2 (ja) | ||
| JPS5810338Y2 (ja) | トランス固定装置 | |
| JPS6012258Y2 (ja) | 電源トランス取付け板 | |
| JPH0442720U (ja) | ||
| JPS62177024U (ja) | ||
| JPH0373416U (ja) |