JPS5846575Y2 - メカニカルフィルタの振動子支持構造 - Google Patents

メカニカルフィルタの振動子支持構造

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Publication number
JPS5846575Y2
JPS5846575Y2 JP1976027789U JP2778976U JPS5846575Y2 JP S5846575 Y2 JPS5846575 Y2 JP S5846575Y2 JP 1976027789 U JP1976027789 U JP 1976027789U JP 2778976 U JP2778976 U JP 2778976U JP S5846575 Y2 JPS5846575 Y2 JP S5846575Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
metal fitting
support
mechanical filter
vibrator
support structure
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Expired
Application number
JP1976027789U
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JPS52119329U (ja
Inventor
善彦 河西
清司 寺井
孝好 種村
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、小形、経済的で高性能、高信頼度特性をもつ
メカニカルフィルタに関するものである。
メカニカルフィルタは機械振動子の高Q、高安定度特性
を有するフィルタとして通信、電子装置の広い分野で利
用されている。
最近では機器装置の要請により小形、経済的な高信頼の
要求が強く、メカニカルフィルタに関し、種々の考案が
なされている。
以下、本考案に依るメカニカルフィルタについて説明を
行う。
第1図は従来のメカニカルフィルタの一例である。
振動子101は支持線104と抵抗溶接により接合され
、次に結合子102,103と同様にして接合される。
更に支持線104,104’はベース106に一体形成
された支持ピン107に抵抗溶接により接合される。
従来このような構成によると支持系を含め振動子101
.結合子102,103に溶接による歪が加わり支持構
造に依るフィルタ特性へ悪影響が大きい。
又支持ピン107は振動子間隔の狭い部分110には設
置が困難な為、機械的強度上充分な支持構造が得られな
いという欠点があった。
またピン107はベース106に一体形成され、位置が
固定される為、異なるメカニカルフィルタを作る場合に
は、その都度界なるベースを必要とし、応用の自由度が
なかった。
本考案は、前記の欠点を除いた高性能、高信頼のメカニ
カルフィルタを提供するもので、1個又は複数個連続す
る振動子を支持する金具と、該支持金具を保持する保持
金具を有するメカニカルフィルタにおいて、はぼU字形
又はU字形の凹状曲げを有する支持金具のU字形中央部
が該振動子と、該振動子の長手方向と該支持金具の直交
した部分において接合され、該支持金具は該保持金具に
設けた凹状溝に半田にて挿入固定されることを特徴とす
るものである。
以下に図を用いて、本考案の実施例を説明する。
第2図、第3図は本考案によるメカニカルフィルタの一
実施例を示したものである。
第2図において、振動子1はほぼU字形に形成されU字
形の凹状曲げ8を有する支持金具5のU字形の中央部9
の直交した点で抵抗溶接に依り接合される。
次に振動子1に支持線4を接合し、更に結合子2,3が
振動子1に抵抗溶接される。
又、支持金具5は、保持金具6に設けた凹溝10に装着
し、半田11により固定保持される。
第3図は、本考案による支持構造の完成図を示したもの
で、同一部位は同一番号を付しである。
本考案によれば、振動子が多数結合されてメカニカルフ
ィルタが構成されている場合、各々の振動子は、上下及
び左右方向の変位に対するステイフネスを支持金具5の
板厚及びH字状部の巾によって任意に変えられるため、
支持部の影響を少なくすることができる。
これにより、振動子の振動エネルギー洩れを実用上問題
にならない程度におさえることが可能となり、低損出、
高安定のメカニカルフィルタを実現することができる。
更に、本考案の支持機構は外部からの振動、衝撃を十分
吸収することができ、振動子1と支持金具5の溶接部9
に加わる力を緩和し、溶接部の機械的な破壊に対し、充
分な効果を上げることができる。
支持金具5は、多数個の振動子の支持に対して一体形成
が可能な為、各々の振動子の支持に対する接合の位置決
めが極めて容易で、組立作業性を著しく向上させること
が出来る。
更に従来構造では、支持ピン107は振動子間隔により
制限があるが、本考案によれば振動子の間隔の大小に関
係なく支持が可能なため、充分な機械的強度が得られる
又、支持金具5の保持金具6への固定は、保持金具6に
設けた凹状溝10にあらかじめ、半田11を溶融させた
状態にして、支持金具5を挿入固着する構成のため、異
なるメカ二カルフイルりへの応用が可能で、又支持系を
含めた振動子1.結合子2.3に機械的な歪が加わるこ
となく保持できる。
以上の如く、本考案は、高安定、高信頼性また小形、経
済的なメカニカルフィルタを得る上で極めて効果的であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のメカニカルフィルタの一例を示す斜視図
、第3図は本考案によるメカニカルフィルタの一例を示
す斜視図、第2図は第3図の分解斜視図である。 図において、1,101は振動子、2,3,102,1
03は結合子、4,104は支持線、5は支持金具、6
は保持金具、107は支持ピン、106はベース、11
は半田を各々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1個又は複数個連続する振動子を支持する金具と、該支
    持金具を保持する保持金具を有するメカニカルフィルタ
    において、はぼU字形又はU字形の凹状曲げを有する支
    持金具のU字形中央部が該振動子と、該振動子の長手方
    向と該支持金具の直交した部分において接合され、該支
    持金具は該保持金具に設けた凹状溝に半田にて挿入固定
    されることを特徴とするメカニカルフィルタ。
JP1976027789U 1976-03-09 1976-03-09 メカニカルフィルタの振動子支持構造 Expired JPS5846575Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS52119329U JPS52119329U (ja) 1977-09-09
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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5645223Y2 (ja) * 1975-04-19 1981-10-22

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JPS52119329U (ja) 1977-09-09

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