JPS6221066Y2 - - Google Patents

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JPS6221066Y2
JPS6221066Y2 JP1985162307U JP16230785U JPS6221066Y2 JP S6221066 Y2 JPS6221066 Y2 JP S6221066Y2 JP 1985162307 U JP1985162307 U JP 1985162307U JP 16230785 U JP16230785 U JP 16230785U JP S6221066 Y2 JPS6221066 Y2 JP S6221066Y2
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JP
Japan
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vibrator
fixed
vibrating
connecting arm
vibration
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JP1985162307U
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はたてモードで振動する圧電振動子に関
する。本考案の目的は高いQ値の振動子を得るこ
とである。
第1図は従来のたて振動子であり、寸法はl=
5mm、w=1mm、t=0.2mmの寸法である。この
振動子1は、厚み方向から振動の節点を吊り線
2,2′をハンダ付け(3)して吊つている。本例に
おいては、支持部からの振動もれを防ぐため支持
位置を正確に節に合に合せなくてはならない。そ
のため吊り線のハンダ付け作業が面倒であり、量
産向きではないし、ハンダの量やバネの長さで性
能が変るため品質が一定しないなど多くの欠点が
ある。
第2図はこの欠点を除く目的で開発された振動
子である。4は振動節、5,5′は支持腕、6,
6′は固定部であり、4,4′、5,5′、6,
6′は1枚の水晶板からフオトエツチング法を用
いて一体的に形成される。この場合、支持固定
は、固定台7,7′に固定部6,6′をハンダなど
の導電剤ではりつければよいので、前記第1例よ
り量産に適している。しかしながら、本法による
振動子は以下に述べる理由により、低いQ値しか
得られない。
第3図は縦振動子の振動の様子を説明するため
の図であり、振動子8の寸法は、l=5mm、w=
1mm、t(厚み)=0.1mmである。この場合長手方
向の主振動にともなつて、これとは直角の、幅方
向のひずみが生ずるが、この様子を破線によつて
描いてある。このひずみの大きさは結晶のポワソ
ン比で決まる。このためにもしこの振動子の固定
部分9,9′を固定するなら、水晶内部には大き
な応力が生じ、大きなエネルギーロスが生ずる。
このため、本振動子のQ値は低く実用に供すこと
はできない。
本考案はこれらの欠点をとり除くためのもので
あり、以下図を用いて説明する。第4図において
振動部10は固定部11,11′と曲つた腕1
2,12′でつながつており、これらはフオトエ
ツチング法により一体的に作られている。曲がつ
た接続腕12,12′は振動部10の幅方向に伸
長する第1部分と、振動部の長手方向の一方のみ
に伸長する第2部分を有し、第2部分に固定部1
1,11′が接続される。破線は振動時のひずみ
の様子を誇張して描いてある。図からわかるよう
に、支持部11,11′は振動子10の縦振動部
の節の延長線13,13′より距離mだけ隔つて
いる。接続腕の第2部分の長さmを振動子の振動
部の幅wの1/3より長くとるならば、破線で見る
ように振動子の幅方向のひずみは支持腕12,1
2′の屈曲変形によつて吸収あるいは反射され、
エネルギー損失を生じない。第5図は本考案の振
動子10を固定台13にとりつけた状態を表して
いる。この場合、支持腕12,12′の寸法形状
を適切にとることにより、真空中で100000以上の
Q値が得られ、実用上十分な性能が得られた。
以上本考案によれば、縦振動子が節部から連結
する接続腕とさらにそれに連続する固定部とがエ
ツチング加工によつて1体に形成されるととも
に、接続腕はL字状に形成され節部から幅方向に
伸長する第1部分と、その端部から接続され長手
方向の一方のみに伸長する第2部分とから形成さ
れ、第2部分の先端に接続腕より幅広に構成され
固定台に支持される支持部を有し、特に接続腕は
縦振動子が振動するのに伴つて第2部分が屈曲変
形できる寸法形状に設定したものなので、固定部
と振動部が接続腕第2部分の屈曲変形によつて振
動的に分離され、固定支持の影響が振動に及ぶこ
とがない。又、第2部分を一方のみに伸長し、支
持部を略L字形にしたので、小型化に対応でき、
且つ縦振動子の振動に対する追従性を高めること
ができる。このため振動子のQ値が高くなるばか
りでなく、固定作業も容易になり、量産に適して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の縦振動子である。第2図は別の
従来の縦振動子であり、フオトエツチング法によ
り作られている。第3図は振動子の振動の様子を
示す図である。第4図は本考案に関する振動子の
図であり、振動部10と固定部11,11′は曲
つた腕12,12′でつながつている。第5図は
本発明に関する振動子10を台に固定した状態を
表している。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振動部と固定部及び前記振動部と前記固定部を
    つなぐ2本の接続腕とを一枚の圧電性薄板よりエ
    ツチング加工により一体的に形成した縦振動子に
    おいて、前記2本の接続腕は各々対向して前記振
    動部の節部に接合されるとともに、前記振動部の
    幅方向に伸長する第1部分と、前記第1部分の端
    部から前記振動部の長手方向の一方のみに伸長し
    前記振動部の振動に応じて屈曲変形し得る寸法形
    状に設定される第2部分とからなり、前記接続腕
    の第2部分の先端が前記固定部に接続されるとと
    もに、前記接続腕より幅広に構成された前記固定
    部を固定台に支持したことを特徴とする縦振動
    子。
JP1985162307U 1985-10-23 1985-10-23 Expired JPS6221066Y2 (ja)

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JP1985162307U JPS6221066Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

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JP1985162307U JPS6221066Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6181217U JPS6181217U (ja) 1986-05-29
JPS6221066Y2 true JPS6221066Y2 (ja) 1987-05-28

Family

ID=30720195

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JP1985162307U Expired JPS6221066Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

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JP (1) JPS6221066Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5291672A (en) * 1976-01-29 1977-08-02 Seiko Instr & Electronics Ltd Longer side piezoelectric vibrator

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5291672A (en) * 1976-01-29 1977-08-02 Seiko Instr & Electronics Ltd Longer side piezoelectric vibrator

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Publication number Publication date
JPS6181217U (ja) 1986-05-29

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