JPH0131545Y2 - - Google Patents

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JPH0131545Y2
JPH0131545Y2 JP1984047972U JP4797284U JPH0131545Y2 JP H0131545 Y2 JPH0131545 Y2 JP H0131545Y2 JP 1984047972 U JP1984047972 U JP 1984047972U JP 4797284 U JP4797284 U JP 4797284U JP H0131545 Y2 JPH0131545 Y2 JP H0131545Y2
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JP
Japan
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retainer
wall
floor carpet
side edge
scuff plate
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JP1984047972U
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JPS60158931U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の分野 本考案は自動車におけるフロアカーペツトの取
付構造、特にフロアカーペツトの側縁部をロツカ
パネルに取り付ける構造に関するものである。
従来技術とその問題点 従来、フロアパネルに敷設されたフロアカーペ
ツトの側縁部をロツカパネルに取り付ける構造と
して、例えば実開昭55−161628号公報に記載のも
のが知られている。即ち、第1図のようにフロア
パネル1に敷設されたフロアカーペツト2の側縁
部にコ字形に折曲形成されたリテーナ3を取付
け、このリテーナ3をロツカパネル4の上方に起
立するフランジ4aに引つ掛けるとともに、一端
部をクリツプ5で固定したスカツフプレート6の
他端部で上記リテーナ3を押さえることにより、
リテーナ3がフランジ4aから外れないようにし
ている。
ところが、この場合には、フロアカーペツト2
が汚れて洗う必要が生じたとき、その取り外しは
リテーナ3がフランジ4aに係合している関係
上、スカツフプレート6をロツカパネル4から取
り外して行わなければならない。ところが、スカ
ツフプレート6はクリツプ7によつて固定されて
いるため、クリツプ7を破壊しない限り取り外す
ことができず、実際上フロアカーペツト2は取り
外し不可能であつた。また、フロアカーペツト2
はスカツフプレート6を固定する前に敷いておく
必要があるため、比較的早い時期に敷かなければ
ならず、そのため作業順序に制約があり、また組
立作業中にフロアカーペツト2が汚れる恐れもあ
つた。
考案の目的 本考案はかかる従来の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、フロアカーペツトの取付、
取り外しが容易に行え、フロアカーペツトの取付
作業順序に制約がないフロアカーペツトの取付構
造を提供することにある。
考案の構成 上記目的を達成するために、本考案は、フロア
カーペツトの側縁部に取り付けられたリテーナ
と、ロツカパネルに車外側端部が固定され、車内
側端部が上下方向の可撓性を有するスカツフプレ
ートとを具備し、上記リテーナは横断面く字形に
屈曲形成され、該リテーナの後端部がフロアカー
ペツトの側縁部裏面に取り付けられるとともに、
リテーナの先端部に上向きの爪が形成されてお
り、上記スカツフプレートの車内側端部の下面に
はフロアカーペツトの側縁部上面を押圧する外壁
と、この外壁より車外側に位置し上記リテーナの
爪と係合する内壁とが垂設されており、上記スカ
ツフプレートの外壁がフロアカーペツトの側縁部
上面を押圧することにより、リテーナの爪が上方
へ持ち上がり内壁と深く係合するようにしたもの
である。
実施例の説明 第2図〜第4図は本考案の一例を示し、10は
フロアパネル、11はロツカパネル、12はフロ
アカーペツト、14はスカツフプレート、18は
このスカツフプレート14の車外側端部をロツカ
パネル11に固定するクリツプである。
上記フロアカーペツト12の側縁部12aの裏
面にはリテーナ13の後端部13bが縫い付け、
ウエルダ、ホツチキス(商品名)等で取り付けら
れている。このリテーナ13は横断面く字形状に
屈曲しており、先端部には上向きの爪13aが設
けられている。
スカツフプレート14は、その中央部がロツカ
パネル11のフランジ11を覆うように屈曲して
おり、車内側端部には外壁15と内壁16とが下
方に垂設されており、両壁15,16の間には一
定間隔おきに補強用リブ17が一体成形されてい
る。
上記フロアカーペツト12の取付状態におい
て、第3図のようにリテーナ13の爪13aが内
壁16に係止されており、外壁15はフロアカー
ペツト12の側縁部12a上面に圧接し、リテー
ナ13の後端部13bを下方へ押圧している。リ
テーナ13はく字形に屈曲した形状をしているの
で、外壁15により後端部13bが押圧される
と、先端部の爪13aが上方へ持ち上がり、爪1
3aと内壁16との係合がより深くなる。したが
つて、フロアカーペツト12に第3図矢印方向の
引張力が作用しても、リテーナ13の爪13aが
内壁16から外れず、フロアカーペツト12がめ
くれるおそれがない。
いま、フロアカーペツト12が汚れた場合など
取り外して洗濯する必要が生じたときには、スカ
ツフプレート14の車内側端部を持ち上げるか、
またはフロアカーペツト12を持ち上げれば、内
壁16と爪13aとの係合が外れる。この状態で
フロアカーペツト12の引き抜けば、フロアカー
ペツト12を容易に取り外すことができる。
また、再度フロアカーペツト12を取り付ける
には、第4図のようにリテーナ13をスカツフプ
レート14とロツカパネル11との隙間に差し込
み、リテーナ13の先端がロツカパネル11のフ
ランジ11aに当たるまで挿入する。このとき、
リテーナ13の爪13aの傾斜によりスカツフプ
レート14の外壁15および内壁16が上方へ持
ち上げられ、爪13aが内壁16を通過した後、
スカツフプレート14自身の復元力により第3図
の状態に戻り、取付が完了する。
上記のように、リテーナ13をく字形状とする
ことにより、スカツフプレート14とロツカパネ
ル11との隙間をできるだけ広げてリテーナ13
の差し込みを容易にし、なおかつ爪13aとスカ
ツフプレート14の内壁16との係合代を大きく
取ることができるのである。
なお、上記取付作業時において、リテーナ13
をスカツフプレート14とロツカパネル11との
隙間に挿入したとき、爪13aが外壁15と係合
して誤つた取付状態となる恐れがあるが、外壁1
5と内壁16との間にはリブ17が設けられてい
るため、爪13aは外壁15とは係合せず、必ず
内壁16と係合する。したがつて、誤取付の恐れ
がない。
第5図は本考案の他の実施例を示し、スカツフ
プレート14の内側にハーネス20を挿通配置し
たものである。この場合には、スカツフプレート
14の他端部に、内外壁15,16の他にいまひ
とつの壁19を内側に設け、この壁19とロツカ
パネル11のフランジ11aとの間に上記ハーネ
ス20を配置するとともに、上記壁19をリテー
ナ13の差し込み時におけるストツパ面としたも
のである。なお、他の構成および作用は上記第1
実施例と同様である。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、本考案によれば
スカツフプレートの外壁でフロアカーペツトの側
縁部を押圧することにより、横断面く字形のリテ
ーナの先端部を持ち上げ、先端部の爪が内壁に深
く係合するようにしたので、フロアカーペツトに
引張力が作用しても、内壁と爪とが係合状態を保
持してフロアカーペツトの側縁部のめくれ上がり
を確実に防止できる。また、リテーナはロツカパ
ネルのフランジに係合していないため、スカツフ
プレートの他端部を若干持ち上げればリテーナを
引き抜くことができ、フロアカーペツトの取り外
しは容易である。また、フロアカーペツトの取付
に当たつても、リテーナをスカツフプレートとロ
ツカパネルとの間に差し込むだけで容易に取り付
けることができる。従つて、スカツフプレートを
ロツカパネルに固定した後でもフロアカーペツト
を取付可能であり、作業順序に何ら制約がなく、
作業中にフロアカーペツトが汚れることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフロアカーペツトの取付構造を
示す断面図、第2図は本考案にかかるフロアカー
ペツトの取付構造の一例を示す断面図、第3図は
その一部拡大図、第4図は取り付け途中における
一部拡大図、第5図は本考案の他の実施例の断面
図である。 10……フロアパネル、11……ロツカパネ
ル、12……フロアカーペツト、12a……側縁
部、13……リテーナ、13a……爪、13b…
…後端部、14……スカツフプレート、15……
外壁、16……内壁、18……クリツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フロアカーペツト12の側縁部12aに取り付
    けられたリテーナ13と、ロツカパネル11に車
    外側端部が固定され、車内側端部が上下方向の可
    撓性を有するスカツフプレート14とを具備し、 上記リテーナ13は横断面く字形に屈曲形成さ
    れ、該リテーナ13の後端部13bがフロアカー
    ペツト12の側縁部12a裏面に取り付けられる
    とともに、リテーナ13の先端部に上向きの爪1
    3aが形成されており、 上記スカツフプレート14の車内側端部の下面
    にはフロアカーペツト12の側縁部12a上面を
    押圧する外壁15と、この外壁15より車外側に
    位置し上記リテーナ13の爪13aと係合する内
    壁16とが垂設されており、 上記スカツフプレート14の外壁15がフロア
    カーペツト12の側縁部12a上面を押圧するこ
    とにより、リテーナ13の爪13aが上方へ持ち
    上がり内壁16と深く係合するようにしたフロア
    カーペツトの取付構造。
JP4797284U 1984-03-31 1984-03-31 フロアカ−ペツトの取付構造 Granted JPS60158931U (ja)

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JP4797284U JPS60158931U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 フロアカ−ペツトの取付構造

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JPS60158931U JPS60158931U (ja) 1985-10-22
JPH0131545Y2 true JPH0131545Y2 (ja) 1989-09-27

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JP4797284U Granted JPS60158931U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 フロアカ−ペツトの取付構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244975U (ja) * 1975-09-23 1977-03-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244975U (ja) * 1975-09-23 1977-03-30

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JPS60158931U (ja) 1985-10-22

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