JPH01315148A - 半導体装置の樹脂封止金型 - Google Patents
半導体装置の樹脂封止金型Info
- Publication number
- JPH01315148A JPH01315148A JP14559388A JP14559388A JPH01315148A JP H01315148 A JPH01315148 A JP H01315148A JP 14559388 A JP14559388 A JP 14559388A JP 14559388 A JP14559388 A JP 14559388A JP H01315148 A JPH01315148 A JP H01315148A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- cavity
- runner
- dummy
- semiconductor device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 22
- 238000007789 sealing Methods 0.000 title claims abstract description 13
- 239000002184 metal Substances 0.000 title 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 52
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 52
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 5
- 239000011800 void material Substances 0.000 abstract 1
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 206010011224 Cough Diseases 0.000 description 1
- XOJVVFBFDXDTEG-UHFFFAOYSA-N Norphytane Natural products CC(C)CCCC(C)CCCC(C)CCCC(C)C XOJVVFBFDXDTEG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000005480 shot peening Methods 0.000 description 1
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
- B29C45/2701—Details not specific to hot or cold runner channels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は樹脂封止半導体装置の樹脂封止に用いる金型に
係り、特に、その金型のランナ部周辺の構造に関するも
のである。
係り、特に、その金型のランナ部周辺の構造に関するも
のである。
(従来の技術)
従来、この種の分野の技術としては、例えば、特開昭5
4−162965号、実公昭58−39868号、特開
昭62−140426号に記載されるものがあった。
4−162965号、実公昭58−39868号、特開
昭62−140426号に記載されるものがあった。
以下、その構成を図を用いて説明する。
第3図は係る従来の樹脂封止金型の斜視図、第4図はそ
の樹脂封止金型における下型の平面図、第5図は第4図
のA−A線断面図である。
の樹脂封止金型における下型の平面図、第5図は第4図
のA−A線断面図である。
この樹脂封止金型は、第3図に示すように、下型1及び
上型2を有し、その下方に配設される下型1には、第4
図に示すように、ランナブロック10が設けられている
。このランナブロック10における上型との接合面の略
中夫には、樹脂を収容し熔融するポット11が穿設され
、更に、該ボッ)11を中心にして放射状に断面略凹字
形の複数本のメインランナ12が形成されている。メイ
ンランナ12における溶融樹脂が接する壁面は粗面状、
例えば梨地状に形成されている。即ち、該梨地状の壁面
は、第5図に示すように放電加工或いはショットピーニ
ング加工等によって表面が粗くなるように形成されてい
る。下型のランナブロック10の両側面には複数個の下
型チエイスブロック13が接合して配設されている。各
下型チエイスブロック13における上型との接合面には
、前記各メインランナ12と鈍角に連接する断面略凹字
形のサブランナ14がそれぞれ形成され、各サブランナ
14における樹脂が接する壁面は前記メインランナ12
の壁面と同様に梨地状に形成されている。各サブランナ
14の両側の所定位置には、半導体素子を搭載したリー
ドフレームを収容する複数個のキャビティ15が穿設さ
れている。各キャビティ15と前記サブランナ14とは
断面略凹字形のゲート16によってそれぞれ連接されて
いる。
上型2を有し、その下方に配設される下型1には、第4
図に示すように、ランナブロック10が設けられている
。このランナブロック10における上型との接合面の略
中夫には、樹脂を収容し熔融するポット11が穿設され
、更に、該ボッ)11を中心にして放射状に断面略凹字
形の複数本のメインランナ12が形成されている。メイ
ンランナ12における溶融樹脂が接する壁面は粗面状、
例えば梨地状に形成されている。即ち、該梨地状の壁面
は、第5図に示すように放電加工或いはショットピーニ
ング加工等によって表面が粗くなるように形成されてい
る。下型のランナブロック10の両側面には複数個の下
型チエイスブロック13が接合して配設されている。各
下型チエイスブロック13における上型との接合面には
、前記各メインランナ12と鈍角に連接する断面略凹字
形のサブランナ14がそれぞれ形成され、各サブランナ
14における樹脂が接する壁面は前記メインランナ12
の壁面と同様に梨地状に形成されている。各サブランナ
14の両側の所定位置には、半導体素子を搭載したリー
ドフレームを収容する複数個のキャビティ15が穿設さ
れている。各キャビティ15と前記サブランナ14とは
断面略凹字形のゲート16によってそれぞれ連接されて
いる。
なお、下型と対向する上型には、図示しないが、前記ラ
ンナブロック10及び下型チエイスブロック13に接合
するチャンバブロック及び上型チエイスブロックが設け
られ、それら各ブロックにおける前記各ランチ12.1
4を覆う遮蔽面も、前記各ランナ12.14の壁面と同
様に梨地状に形成されている。
ンナブロック10及び下型チエイスブロック13に接合
するチャンバブロック及び上型チエイスブロックが設け
られ、それら各ブロックにおける前記各ランチ12.1
4を覆う遮蔽面も、前記各ランナ12.14の壁面と同
様に梨地状に形成されている。
次に、上記のように構成される樹脂封止金型を用いた半
導体装置の樹脂封止方法について説明する。
導体装置の樹脂封止方法について説明する。
まず、予め加熱された下型と上型を開いた状態で、リー
ドフレームに搭載された半導体素子をキャビティ15に
装填し、下型と上型とを型締めする。
ドフレームに搭載された半導体素子をキャビティ15に
装填し、下型と上型とを型締めする。
次に、熱硬化性の封止用樹脂タブレットをチャンバから
投入すると、この樹脂タブレフトがポット11内に収納
され、それが溶融してから図示しないプランジャによっ
て該樹脂を加圧する。すると、該溶融樹脂はボッ)11
から各メインランナ12及びサブランナ14へと送られ
る。
投入すると、この樹脂タブレフトがポット11内に収納
され、それが溶融してから図示しないプランジャによっ
て該樹脂を加圧する。すると、該溶融樹脂はボッ)11
から各メインランナ12及びサブランナ14へと送られ
る。
第6図はメインランナ内を流れる樹脂の移動状態を示す
断面図である。
断面図である。
この図に示すように、溶融樹脂は、梨地の壁面の摩擦抵
抗によって樹脂中に渦流を生じながら移送され、攪拌さ
れながら進行する。更に、この壁の摩擦抵抗によって樹
脂の急激な進行が抑えられると共に、移送樹脂の先端が
球面を形成して進行する。同様にして溶融樹脂は更に各
サブランナ14内を流れ、ゲーH6を経て各キャビティ
15内に充填される。
抗によって樹脂中に渦流を生じながら移送され、攪拌さ
れながら進行する。更に、この壁の摩擦抵抗によって樹
脂の急激な進行が抑えられると共に、移送樹脂の先端が
球面を形成して進行する。同様にして溶融樹脂は更に各
サブランナ14内を流れ、ゲーH6を経て各キャビティ
15内に充填される。
各キャビティ15に充填された樹脂が硬化した後、下型
と上型を開いてリードフレームを取り上げれば、樹脂封
止された半導体装置が得られる。
と上型を開いてリードフレームを取り上げれば、樹脂封
止された半導体装置が得られる。
このような構成、作用を持つ樹脂封止金型によれば、次
のような利点を有する。
のような利点を有する。
(1)各ランナ12.14の壁面を梨地状に形成したの
で、樹脂が各ランナ12.14を移送される過程で攪拌
されて該樹脂の温度分布が均一化する。これによって各
ランナ12.14内での良好な樹脂の移送状態が確保で
き、充填不足等による成形不良を軽減することができる
。
で、樹脂が各ランナ12.14を移送される過程で攪拌
されて該樹脂の温度分布が均一化する。これによって各
ランナ12.14内での良好な樹脂の移送状態が確保で
き、充填不足等による成形不良を軽減することができる
。
(2)各ランナ12.14の梨地状の壁面が、樹脂の急
激な進行を抑えると共に、各ランチ12.14を進行す
る樹脂の先端を球面状にして波を生じ難くするので、移
送中における樹脂内への空気の巻込みを軽減する。更に
、該壁面は既に樹脂内に混入している気泡を付着吸収す
る。これらによって成形品に発生するボイドやプリスタ
等を減らすことができる。
激な進行を抑えると共に、各ランチ12.14を進行す
る樹脂の先端を球面状にして波を生じ難くするので、移
送中における樹脂内への空気の巻込みを軽減する。更に
、該壁面は既に樹脂内に混入している気泡を付着吸収す
る。これらによって成形品に発生するボイドやプリスタ
等を減らすことができる。
(3)各ランチ12.14の壁面は、放電加工等による
荒加工の状態で形成でき、従来のような鏡面仕上げ加工
や樹脂のコーティング加工などを施す必要がないので、
咳金型を容易かつ安価に製造することができる。
荒加工の状態で形成でき、従来のような鏡面仕上げ加工
や樹脂のコーティング加工などを施す必要がないので、
咳金型を容易かつ安価に製造することができる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来の構成の装置では、ランナ部を
梨地状に加工するので、工数の増加及び加工精度(梨地
加工の均一性)を確保し難い、更に、樹脂の注入後、ラ
ンナ内で硬化した樹脂を除去する時、離型性が悪く、作
業性が劣るという問題点があった。
梨地状に加工するので、工数の増加及び加工精度(梨地
加工の均一性)を確保し難い、更に、樹脂の注入後、ラ
ンナ内で硬化した樹脂を除去する時、離型性が悪く、作
業性が劣るという問題点があった。
本発明は、上記問題点を除去し、信鯨性の高い半導体装
置を得ることができると共に、作業性に優れた半導体装
置の樹脂封止金型を提供することを目的とする。
置を得ることができると共に、作業性に優れた半導体装
置の樹脂封止金型を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記問題点を解決するために、被梼脂封止半
導体装置を収容する複数個のキャビティと、該キャビテ
ィに樹脂を導入するランナ及びポットとを有する樹脂封
止金型において、前記ポットとキャビティ間の経路に封
止樹脂に含まれる気泡を吸収するダミーキャビティを設
けるようにしたものである。
導体装置を収容する複数個のキャビティと、該キャビテ
ィに樹脂を導入するランナ及びポットとを有する樹脂封
止金型において、前記ポットとキャビティ間の経路に封
止樹脂に含まれる気泡を吸収するダミーキャビティを設
けるようにしたものである。
(作用)
本発明によれば、ランナ部を移送する過程で溶融樹脂の
先端部に内包された気泡をポットとキャビティ間の経路
に設けられるダミーキャビティにその気泡を内包した溶
融樹脂を充填させ、半導体装置がセントされるキャピテ
イには適正な状態の溶融樹脂を充填させ、未充填、気泡
等の発生を低減させることができる。
先端部に内包された気泡をポットとキャビティ間の経路
に設けられるダミーキャビティにその気泡を内包した溶
融樹脂を充填させ、半導体装置がセントされるキャピテ
イには適正な状態の溶融樹脂を充填させ、未充填、気泡
等の発生を低減させることができる。
従って、信頼性の高い樹脂封止半導体装置を得ることが
できると共に、作業性に優れた半導体装置の樹脂封止金
型を得ることができる。
できると共に、作業性に優れた半導体装置の樹脂封止金
型を得ることができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明の実施例を示す樹脂封止金型の要部平面
図、第2図はダミーキャビティの断面図である。
図、第2図はダミーキャビティの断面図である。
図中、20はランナブロック、21はポット、22はメ
インランナ、23はチエイスブロック、24はサブラン
ナ、25は半導体装置がセットされるキャビティ、26
はゲート、30はランナブロックに設けられるダミーキ
ャビティ、31はチエイスブロックに設けられるダミー
キャビティであり、このキャビティは横断面及び縦断面
形状とも楕円乃至小判形の形状をしている。
インランナ、23はチエイスブロック、24はサブラン
ナ、25は半導体装置がセットされるキャビティ、26
はゲート、30はランナブロックに設けられるダミーキ
ャビティ、31はチエイスブロックに設けられるダミー
キャビティであり、このキャビティは横断面及び縦断面
形状とも楕円乃至小判形の形状をしている。
まず、第1図に示すメインランナ22又はサブランナ2
4を溶融樹脂がキャビティ25に向かって流れる時に、
樹脂中に気泡を巻込んで、気泡を溶融樹脂中に内包して
しまう、従来例でも説明したように、この内包した溶融
樹脂中の気泡は主に流れる樹脂の先端部に発生するので
、メインランナ22、サブランナ24と各サブランナ2
4の一番ポソト21よりのキャビティ25との中間の一
部にダミーキャビティ30.31のどららか、または両
者を設ける。
4を溶融樹脂がキャビティ25に向かって流れる時に、
樹脂中に気泡を巻込んで、気泡を溶融樹脂中に内包して
しまう、従来例でも説明したように、この内包した溶融
樹脂中の気泡は主に流れる樹脂の先端部に発生するので
、メインランナ22、サブランナ24と各サブランナ2
4の一番ポソト21よりのキャビティ25との中間の一
部にダミーキャビティ30.31のどららか、または両
者を設ける。
そこで、流れる樹脂の先端部に発生した気泡を含んだ溶
融樹脂をそのダミーキャビティ30及び又は31をラン
ナ途中に形成しておいて発生する気泡を充填させ、気泡
を多(含んだ溶融樹脂が各キャビティに送られないよう
にする。それによって、未充填、ボイド等の発生が低減
できることになり、信頼性を高め、しかも作業性の向上
を図ることができる。
融樹脂をそのダミーキャビティ30及び又は31をラン
ナ途中に形成しておいて発生する気泡を充填させ、気泡
を多(含んだ溶融樹脂が各キャビティに送られないよう
にする。それによって、未充填、ボイド等の発生が低減
できることになり、信頼性を高め、しかも作業性の向上
を図ることができる。
ここで、ダミーキャビティの形状は種々変形することが
できる。
できる。
以下、この点について第7図を用いて説明する。
ここで、第7図(a)乃至(c)はダミーキャビティの
横断面形状を示し、第7図(d)乃至(g)はそのダミ
ーキャビティの縦断面形状を示している。
横断面形状を示し、第7図(d)乃至(g)はそのダミ
ーキャビティの縦断面形状を示している。
即ち、ダミーキャビティの横断面形状は、それぞれラン
ナ32に連接され、第7図(a)に示すように、長方形
を有するダミーキャビティ33としたり、第7図(b)
に示すように、略正方形を有するダミーキャビティ34
としたり、第7図(e)に示すように、円形を有するダ
ミーキャビティ35にすることができ、ダミーキャビテ
ィの縦断面形状は、第7図(d)に示すように、7字形
を有するダミーキャビティ36としたり、第7図(e)
に示すように、U字形を有するダミーキャビティ37と
したり、第7図U)に示すように、半円形を有するダミ
ーキャビティ38としたり、角形を有するダミーキャビ
ティ39にすることができる。そして、上記したダミー
キャビティの横断面形状と縦断面形状を適宜組み合わせ
ることにより、各種形状のダミーキャビティを形成する
ことができる。
ナ32に連接され、第7図(a)に示すように、長方形
を有するダミーキャビティ33としたり、第7図(b)
に示すように、略正方形を有するダミーキャビティ34
としたり、第7図(e)に示すように、円形を有するダ
ミーキャビティ35にすることができ、ダミーキャビテ
ィの縦断面形状は、第7図(d)に示すように、7字形
を有するダミーキャビティ36としたり、第7図(e)
に示すように、U字形を有するダミーキャビティ37と
したり、第7図U)に示すように、半円形を有するダミ
ーキャビティ38としたり、角形を有するダミーキャビ
ティ39にすることができる。そして、上記したダミー
キャビティの横断面形状と縦断面形状を適宜組み合わせ
ることにより、各種形状のダミーキャビティを形成する
ことができる。
また、ランナに設けられるダミーキャビティの数は適宜
増加させることができる。
増加させることができる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。
第8図は本発明の他の実施例を示す樹脂封止金型の下型
の平面図、第9図は第8図の要部拡大断面図である。
の平面図、第9図は第8図の要部拡大断面図である。
この実施例においては、チエイスブロック40の構成を
一部変更している。即ち、前記した半導体装置がセント
されるゲート42を有するキャビティ43のうち一番ボ
ソト21よりのキャビティをダミーキャビティ45とし
て用いるようにする。そして、そのダミーキャビティ4
5のゲート44にはサブランナ41を流れる気泡を含む
溶融樹脂を誘い込みやすいようにテーパを形成する。従
って、半導体装置がセットされるキャビティ43におけ
るボイドの発生をその最寄りの位置において有効に防止
することができる。
一部変更している。即ち、前記した半導体装置がセント
されるゲート42を有するキャビティ43のうち一番ボ
ソト21よりのキャビティをダミーキャビティ45とし
て用いるようにする。そして、そのダミーキャビティ4
5のゲート44にはサブランナ41を流れる気泡を含む
溶融樹脂を誘い込みやすいようにテーパを形成する。従
って、半導体装置がセットされるキャビティ43におけ
るボイドの発生をその最寄りの位置において有効に防止
することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果)
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、ランチ
部を移送する過程で溶融樹脂の先端部に内包された気泡
をポットとキャビティ間の経路に設けられるダミーキャ
ビティに、その気泡を内包した溶融樹脂を充填させ、半
導体装置がセットされるキャビティには適正な状態の溶
融樹脂を充填させ、未充填、気泡等の発生を低減させる
ことができる。
部を移送する過程で溶融樹脂の先端部に内包された気泡
をポットとキャビティ間の経路に設けられるダミーキャ
ビティに、その気泡を内包した溶融樹脂を充填させ、半
導体装置がセットされるキャビティには適正な状態の溶
融樹脂を充填させ、未充填、気泡等の発生を低減させる
ことができる。
従って、信頬性の高い樹脂封止半導体装置を得ることが
できると共に、作業性に優れた半導体装置の樹脂封止金
型を得ることができる。
できると共に、作業性に優れた半導体装置の樹脂封止金
型を得ることができる。
第1図は本発明の実施例を示す樹脂封止金型の要部平面
図、第2図は第1図に示されるダミーキャビティの断面
図、第3図は従来の樹脂封止金型の斜視図、第4図はそ
の樹脂封止金型における下型の平面図、第5図は第4図
のA−A線断面図、第6図はメインランナ内を流れる樹
脂の移動状態を示す断面図、第7図は本発明のダミーキ
ャビティの変形例を示す断面図、第8図は本発明の他の
実施例を示す樹脂封止金型の下型の平面図、第9図は第
8図の要部拡大断面図である。 20・・・ランナブロック、21・・・ポット、22・
・・メインランナ、23.40・・・チエイスブロック
、24.41・・・サブランナ、25.43・・・半導
体装置がセントされるキャビティ、26.42・・・ゲ
ート、30.31.33.34.35゜36、37.3
8.39.45・・・ダミーキャビティ、32・・・ラ
ンチ。 特許出願人 沖電気工業株式会社
図、第2図は第1図に示されるダミーキャビティの断面
図、第3図は従来の樹脂封止金型の斜視図、第4図はそ
の樹脂封止金型における下型の平面図、第5図は第4図
のA−A線断面図、第6図はメインランナ内を流れる樹
脂の移動状態を示す断面図、第7図は本発明のダミーキ
ャビティの変形例を示す断面図、第8図は本発明の他の
実施例を示す樹脂封止金型の下型の平面図、第9図は第
8図の要部拡大断面図である。 20・・・ランナブロック、21・・・ポット、22・
・・メインランナ、23.40・・・チエイスブロック
、24.41・・・サブランナ、25.43・・・半導
体装置がセントされるキャビティ、26.42・・・ゲ
ート、30.31.33.34.35゜36、37.3
8.39.45・・・ダミーキャビティ、32・・・ラ
ンチ。 特許出願人 沖電気工業株式会社
Claims (1)
- 被樹脂封止半導体装置を収容する複数個のキャビティ
と、該キャビティに樹脂を導入するランナ及びポットと
を有する樹脂封止金型において、前記ポットとキャビテ
ィ間の経路に封止樹脂に含まれる気泡を吸収するダミー
キャビティを設けるようにしたことを特徴とする半導体
装置の樹脂封止金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14559388A JPH01315148A (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 半導体装置の樹脂封止金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14559388A JPH01315148A (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 半導体装置の樹脂封止金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01315148A true JPH01315148A (ja) | 1989-12-20 |
Family
ID=15388668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14559388A Pending JPH01315148A (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 半導体装置の樹脂封止金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01315148A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6290481B1 (en) * | 2000-05-19 | 2001-09-18 | Siliconware Precision Industries Co., Ltd. | Flash-free mold structure for integrated circuit package |
JP2006289793A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Ube Machinery Corporation Ltd | 型内被覆成形用金型及び型内被覆成形方法 |
-
1988
- 1988-06-15 JP JP14559388A patent/JPH01315148A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6290481B1 (en) * | 2000-05-19 | 2001-09-18 | Siliconware Precision Industries Co., Ltd. | Flash-free mold structure for integrated circuit package |
JP2006289793A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Ube Machinery Corporation Ltd | 型内被覆成形用金型及び型内被覆成形方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2787907B2 (ja) | 半導体装置用樹脂封止金型 | |
JPH01315148A (ja) | 半導体装置の樹脂封止金型 | |
WO1997042423A1 (fr) | Procede de production d'une coulisse pour dispositif de guidage lineaire | |
JPH06238728A (ja) | 金 型 | |
WO1990008637A1 (en) | A method for injection moulding and tool for carrying out | |
US3763300A (en) | Method of encapsulating articles | |
US6428731B1 (en) | Mould part, mould and method for encapsulating electronic components mounted on a carrier | |
JPS62140426A (ja) | 樹脂封止金型 | |
JPS63107532A (ja) | 成形金型 | |
US11791170B2 (en) | Universal semiconductor package molds | |
JP2001054920A (ja) | カード基材の製造方法及び製造用金型 | |
JPH07178762A (ja) | 樹脂成形方法および樹脂成形用金型 | |
JPS62101410A (ja) | 多層樹脂成形品の圧縮成形方法 | |
JPH02136214A (ja) | モールド装置 | |
JPH0583366B2 (ja) | ||
JPH0739230Y2 (ja) | トランスファ成形用金型 | |
JPH01253245A (ja) | 缶詰又はレトルト食品の殺菌及び保管方法 | |
JP2000158493A (ja) | 射出成形装置および方法 | |
JPS61219613A (ja) | トランスフアモ−ルド装置 | |
JPH10151633A (ja) | 電子部品の樹脂封止成形用金型の加工方法及び金型 | |
JPS60182141A (ja) | モ−ルド金型 | |
JPH0982736A (ja) | 電子部品におけるパッケージモールド部の成形方法及びその装置 | |
JP2020126902A (ja) | 樹脂封止装置及び樹脂封止方法 | |
JPS58171930A (ja) | 射出成形機のゲ−ト用金型 | |
JPS6359509A (ja) | 樹脂成形用金型 |