JPH01311444A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は１つの記録トラックに対して主情報とサブコー
ド情報とを記録ならびに再生する磁気記録再生装置に関
するものである。

［従来の技術］ ヘリカルスキャン型の磁気記録再生装置にあっては、近
年、記録された主情報を高速検索する機部が必要不可欠
なものとなっている。この種の検索方法としては、検索
のためのサブコード情報と主情報と分離記録する方法が
考えられ、具体的には、回転ヘッドで１つのトラック上
にサブコード情報と主情報を記録し、再生時には記録に
用いた回転ヘッドによりサブコード情報及び主情報が読
み出す構成がとられる。

［売品が解決しようとする課題］ しかし、上記のような°従来の磁気記録再生装置では、
回転ドラムに磁気テープが巻き付けられているため、テ
ープ送り速度を大きくすると、磁気記録媒体としての磁
気テープに傷が着きやすくなるという不具合がある。

また、テープ送り速度を速くすると、磁気ヘットが多数
のトラックをまたいでトレースすることになり、読み出
されないサブコード情報が多くなり、検索精度が悪くな
る。

この不都合を解決するものとして、固定へ・ンドを設け
、この固定ヘッドによってサブコード情報を読み出すこ
とか考えられる。しかし、固定ヘットとテープの相対速
度か回転ヘットとテープの相対速度に比べて著しく小さ
いため、従来より固定ヘット用に用いられている電磁誘
導型へウドては再生出力か小さく、実用に供しうるもの
ではなかった。

本発明はかかる問題を解決するためになされたもので、
テープ送り速度を高速にしてもテープに傷を付けること
なく各トラックのサブコード情報な容易に読み出すこと
ができる磁気記録再生装置を提供することを目的とする
。

［課題を解決するための手段］ Ｌ記の目的を達成するために、この発明は、１つのトラ
ックに主情報と検索等のためのサブコード情報とを記録
ならびに再生する磁気記録再生装置において、磁気記録
媒体のサブコード情報領域に位置させて配設される再生
専用の磁気抵抗素子型固定ヘッドと、サブコード情報の
高速検索時に磁気記録媒体を回転ドラムより退避させる
と共に前記磁気抵抗素子型固定ヘットを磁気記録媒体に
接触させる駆動１段とを設けるようにしだものである。

［作用］ Ｌ記のように構成することによって、高速検索時には、
磁気記録媒体か回転ドラムの表面より退避されると共に
、磁気抵抗素子型固定ヘットか磁気記録媒体の記録面に
接触するようになるのて、高速検索時には回転磁気ヘッ
ドと磁気記録媒体との接触か生ぜず、磁気記録媒体の表
面を傷付けることかない。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例としてのブロック図である
。

第１図において、ｌは装置の制御系の中核を成すシステ
ムコントローラ、２は検索内容等を指示入力するための
入カキ−１３は磁気テープ９より主情報を信号処理する
信号処理回路、４はサブコードを発生するサブコード発
生器、５は信号処理回路３の出力信号を増幅する記録ア
ンプ、６は記録アンプ５の出力信号を磁気テープに記録
する回転磁気ヘッドである。

７はシステムコントローラｌの管理のもとに信号処理回
路３を制御する信号処理制御部、８は本発明に係る磁気
抵抗素子型固定ヘッドてあり、９は記録及び再生の対象
になる磁気テープである。

１０は回転磁気ヘッド６の再生出力を増幅する再生アン
プ、１１は磁気抵抗素子型固定ヘット８の出力を増幅す
る再生アンプ、１２は（す生アンプ１０の出力信号を所
望の信号形ｙ島に変換する信号処理回路、１３は再生ア
ンプ１１の出力信号からサブコード情報に必要な信号を
得る信号処理回路である。１４は信号処理回路１３をシ
ステムコントローラｌの管理のもとに制御する信号処理
制御部、１５は信号処理回路１２及び１３の出力信号に
基づいてサブコードを再生するサブコード発生器、１６
はシステムコントローラｌに接続されるデイスプレィ、
１７及び１８はシステムコントローラｌによって制御さ
れるサーボ系及びローディング系である。

次に以上の構成における動作を説明する。

大カキ−２によって記録時に検索情報か入力されると、
システムコントローラｌはサブコード発生器４を駆動し
、サブコード情報を発生させる。

このサブコード情報は入力端子１９よりの主情報と共に
信号処理回路３によって信号処理され、記録アンプ５で
増幅の後、回転磁気へウド６に印加され、磁気テープ９
に記録される。

一方１通常の再生時においては、回転磁気ヘッド６及び
磁気抵抗素子型固定ヘッド８によって主情報とサブコー
ド情報か読み出され、夫々再生アンプ１０．１１によっ
て増幅の後、さらに信号処理回路１２．１３の夫々によ
って信号・処理される。信号処理回路１２によって得ら
れた主情報は出力端子２０に出力される。また、信号処
理回路１２及び１３の出力はサブコード発生器１５に印
加され、サブコードが再生される。

さらに高速検索を行う場合、磁気テープ９には磁気抵抗
素子型固定ヘット８のみか接触し、再生アンプ１１を介
して信号処理回路１３に与えられ、さらにサブコード再
生器１５によってサブコードの再生が行われる。再生さ
れたサブコード情報はシステムコントローラｌに送られ
、これに基づいてシステムコントローラｌはサーボ系１
７を制御し、磁気テープの走行状態を制御して検索を行
う。

第２図はテープのフォーマットとこれに対応する磁気抵
抗素子型固定ヘッド８の配設位置を示す説明図である。

磁気抵抗素子型固定ヘッド８はＭＲＩ〜ＭＲ４の４個の
ヘッド部から成り、これらはサブコード領域、各トラッ
クのアジマスに対応している０図中、ａか主情報領域で
あり、ｂがサブコード領域である。

第３図及び第４図は本発明における通常時及び高速検索
時におけるテープパスを示すテープ搬送系の平面図であ
る。

各図において、２１は回転磁気ヘッド６を装着した回転
ドラムであり、２２は回転ドラム２１の入側及び出側に
設けられた移動ボスト、２３はキャプスタン、２４はキ
ャプスタン２３に磁気テープ９を圧接させるピンチロー
ラ、２５はテープカセット３０の近傍に設けられた移動
ボスト、２６は入側の移動ポスト２５に近接して設けら
れた固定ポスト、２７はキャプスタン２３の入側に設け
られた固定ポスト、２８は移動ボスト２２と２５の間に
設けられて磁気テープ９のテンションを調整するテンシ
ョンレギュレータ、３０は供給リールと巻取リールを備
えて磁気テープ９を巻き回すテープカセットである。

次に第３図及び第４図の動作について説明する。

第３し！に示すように、テープカセ・ント３０が装着位
置に装着され、駆動機構が動作すると、移動ボスト２２
．キャプスタン２３．移動ボスト２５が回転ドラム２１
方向へテープカセット３０より磁気テープ９を引き出し
ながら移動する。このとき移動ボスト２２は、その移動
量が最も大きくなり、磁気テープ９は回転トラム２１の
ほぼ半周に巻き付けられる。固定ポスト２６及び２７の
夫々には磁気テープ９が接触し、キャプスタン２３とピ
ンチローラ２４の間に磁気テープ９が介挿される。磁気
抵抗素子型固定ヘット８は１回転ドラム２１の出側の移
動ボスト２２と固定ポスト２７の間に配設されている。

キャプスタン２３及び回転ドラム２１か回転することに
よって磁気テープ９が搬送されると共に、回転磁気ヘッ
ト６と磁気テープ９が相対移動して記録または再生が行
われる。

一方、第４図は高速検索状態のテープパスを示し、移動
ボスト２２．ピンチローラ２４．移動ボスト２５及び磁
気抵抗素子型固定ヘッド８がテープカセット３０側へ交
代し、磁気テープ９は回転トラム２１から巻き解かれ、
磁気抵抗素子型固定へラド８にのみ接触する状態にされ
る。したがって、記録時に回転ドラム２１によって記録
されたサブコード情報が、高速テープ送りの検索時には
再生出力の相対速度依存性のない磁気抵抗素子型固定へ
ラド８によって読み出されるので、高速検索を回転ドラ
ム２１に磁気抵抗素子型固定ヘット８を巻き付けること
なく行えるようになる。この結果、磁気抵抗素子型固定
へラド８を傷めることかない。

［発明の効果］ 以上説明したとおり、この発明は磁気記録媒体のサブコ
ード情報領域に位置させて配設される再生専用の磁気、
抵抗素子型固定ヘッドと、サブコード情報の高速検索時
に磁気記録媒体を回転ドラムより退避させると共に前記
磁気抵抗素子型固定ヘットを磁気記録媒体に接触させる
駆動手段とを設けたので、高速検索時のサブコード情報
の読み出しを磁気記録媒体を傷付けることなく行うこと
がてきる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はテープのフォーマットとこれに対応する磁気抵抗素子
型固定ヘッドの配設位ｌを示す説明図、第３図及び第４
図はこの発明における通常時及び高速検索時におけるテ
ープパスを示すテープ搬送系の平面図である。 図中。 ｌ：システムコントローラ ６：回転磁気ヘット ８：磁気抵抗素子型固定ヘッド ９：磁気テープ １７：サーボ系 ２１・回転ドラム ２２：移動ポスト ２４：ピンチローラ ２５：移動ポスト 代理人　弁理±　０１　　北　嵩　晴 Φ、　　　　　　　　　　　　　へ覧 、イ）　　２　リフ ＞゛、　　３　　′ｇ。 第４閃

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １つの記録トラックに対して主情報と検索等のためのサ
   ブコード情報とを記録ならびに再生する磁気記録再生装
   置において、磁気記録媒体のサブコード情報領域に位置
   させて配設される再生専用の磁気抵抗素子型固定ヘッド
   と、サブコード情報の高速検索時に磁気記録媒体を回転
   ドラムより退避させると共に前記磁気抵抗素子型固定ヘ
   ッドを磁気記録媒体に接触させる駆動手段とを具備する
   ことを特徴とする磁気記録再生装置。