JPH01311120A - 水素添加重合体の製造方法 - Google Patents

水素添加重合体の製造方法

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JPH01311120A
JPH01311120A JP14062688A JP14062688A JPH01311120A JP H01311120 A JPH01311120 A JP H01311120A JP 14062688 A JP14062688 A JP 14062688A JP 14062688 A JP14062688 A JP 14062688A JP H01311120 A JPH01311120 A JP H01311120A
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JP
Japan
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polymer
tables
formulas
heptene
dodecene
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Pending
Application number
JP14062688A
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English (en)
Inventor
Noboru Sato
登 佐藤
Kohei Goto
幸平 後藤
Akira Iio
飯尾 章
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP14062688A priority Critical patent/JPH01311120A/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特定の極性置換基を有するノルボルネン誘導
体および/またはテトラシクロドデセン誘導体よりなる
単1体から形成されるメタセシス開環重合体または共重
合体を更に水素添加反応して得られる水素添加重合体の
製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
近年において、透明性樹脂は、自動車部品、照明機器、
電気部品、雑貨など通常の透明性が要求される成形材料
として使用される以外に、光学的性質を重要視する光学
材料として応用されてきている。そして光学材料として
は、単なる透明性のみならず、更に光学特性、耐熱性、
耐熱分解性、耐候性、機械的性質などの緒特性に優れ、
しかも吸水率の低いという特性ををすることが要求され
ている。
従来、このような要求に応えるものとして、例えばメタ
セシス触媒によるテトラシクロドデセン系炭化水素化合
物の単独若しくはノルボルネン系炭化水素化合物による
開環(共)重合体を水素添加して得られる水素添加重合
体(特開昭60−26024号公報)、あるいは極性置
換基を有するノルボルネン誘導体および/またはテトラ
シクロドデセン誘導体の開m(共)重合体の水素添加重
合体(特公昭57−8815号公報)などが提案されて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、特定の極性置換基を有するノルボルネン
誘導体および/またはテトラシクロドデセン誘導体を原
料単量体として用いて上述の如き水素添加重合体を製造
する場合には、適宜の有機溶媒を用いて当該単量体をメ
タセシス開環重合させた後、前記有機溶媒を除去して開
通重合体を分離し、この開環重合体を水素添加反応に適
した別の有機溶媒に溶解させて水素添加反応を行うこと
が必要とされている。
これは、特定の極性置換基を有するノルボルネン誘導体
および/またはテトラシクロドデセン誘導体のメタセシ
ス開環重合反応を高い効率で行うためには、特定の有機
溶媒を用いることが必要であるにもかかわらず、このメ
タセンス開環重合反応に適した有機溶媒は、通常、開通
重合体の水素添加反応には適した有機溶媒でないからで
ある。
例えば、特開昭50−26024号公報において、重合
反応に使用される溶媒と引き続き行われる水素添加反応
に使用される溶媒とが異なるため、重合後に重合体を一
旦回収して単離した後、水素添加反応に適した溶媒に溶
解しなおしてから水素添加反応を実施する技術が開示さ
れている。これは、メタセシス開環重合反応に適した有
機溶媒は、水素添加反応において当該有機溶媒自体が水
素添加または水素分解を受けたり、水素添加触媒に対す
る触媒毒として作用したり、あるいは生成される水素添
加重合体に対する溶解性が低く、そのために高い効率で
水素添加反応を達成することができないためである。
例えば、従来知られている特定の極性基を有するノルボ
ルネン誘導体および/またはテトラシクロドデセン誘導
体の重合反応に適した溶媒である1、2−ジクロロエタ
ンを代表とするハロゲン化炭化水素は、水素添加反応中
に脱ハロゲン化水素反応が併発し、反応生成物への二次
的な反応に関与したり、反応容器の材質を腐蝕させたり
することがある。そしてトルエンを代表とする芳香族炭
化水素は、水素添加反応によって芳香環の不飽和結合に
水素が付加されるため、反応原料である水素が多量に消
費されてしまう。また、水素添加反応に最適な溶媒であ
るテトラヒドロフランを代表とする環状エーテル化合物
は、これを重合反応溶媒に使用すると、重合触媒に配位
して重合活性を著しく低下させてしまい、所期の重合体
を得ることができない。
このように、特定の極性置換基を有するノルボルネン誘
導体および/またはテトラシクロドデセン誘導体から目
的とする水素添加重合体を製造するためには、メタセシ
ス開環重合反応と水素添加反応とを、別個の有機溶媒を
用いて行うことが必要とされるため、製造方法が全体と
して1雑となってそれに伴うユーティリティー使用景が
多くなり、工業的に不利である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、特定の有機溶媒を用いることにより、特定の
極(’12換基を有するノルボルネン誘導体および/ま
たはテトラシクロドデセン誘導体のメタセシス開環重合
反応と、その結果生成する開環重合体または共重合体の
水素添加反応の両者を、別個の有機溶媒を用いることな
しに実質的に共通の有機溶媒によって実行することがで
き、従って高い効率で目的とする水素添加重合体を有利
に製造することのできる方法を提供することを目的とす
る。
本発明の水S添加重合体の製造方法の特徴は、下記−形
成(I)で表わされる少なくとも1種の単量体またはこ
の単量体と共重合可能な他の単量体とを有機溶媒中でメ
タセンス開環重合させる重合工程と、この重合工程で得
られる重合体または共重合体(以下、「開環重合体」と
いう)を、前記重合工程と実質的に同じ有機溶媒中で水
素添加して水素添加重合体を得る水素添加工程とからな
り、 前記有機溶媒として、飽和カルボン酸エステル、飽和脂
環族炭化水素化合吻合よびエーテル化合物から選ばれる
少なくとも1つ以上の化合物を用いる点にある。
一般式(I) 〔式中式およびBは水素原子または炭素数1〜10の炭
化水素基、XおよびYは水素原子、炭素数1〜10の炭
化水素基、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換された炭
素数1〜10の炭化水素基、+C)12)、、C0OR
’、 (−C)12)、、DCOR’5(−CL>、、
CN、(−C)12) 、C0NR2R’、+cH2)
hCOO2、+cH2)、0COZ 。
+C)I2)l、02 、 +c)12)、WまたはX
とYから構成されびYの少なくとも1つは水素原子およ
び炭化水素基から選ばれる基以外の基、mは0または1
である。なお、RISR2、R3およびR4は炭素数1
〜20の炭化水素基、2は炭化水素基またはハロゲンで
置換された炭化水素基、Wは5iR5pL−P (R’
は炭素数1〜IOの炭化水素基、0はハロゲン原子、−
0COR@または−OR’ (R6は炭素数1〜10の
炭化水素基を示す)、pは0〜3の整数を示す)、nは
0〜10の整数を示す。〕 一般式(I)の化合物としては、^およびBが水素原子
または炭素数1〜6の炭化水素基であるものが好ましく
、特に好ましくはAおよびBの少なくとも一方が炭素数
1〜3の炭化水素基のものである。
また、XおよびYが、水素原子、炭素数1〜10の炭化
水素基、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換された炭素
数1〜15、好ましくは1〜10の炭化水素基、(−C
L)、CDOR’ 、+cH,)I、DCOR’であり
、XおよびYの少なくとも1つが水素原子および炭化水
素基から選ばれる基以外の基であるものが好ましく、特
に好ましくは、XおよびYの少なくとも1つが+CH2
) lIC0OR’または+CH2) 、DCOR’の
ものである。
更に、mは1であるものが好ましく、81〜R4の炭化
水素基の炭素数は1〜lOが好ましく、更に1〜6が好
ましく、特に1〜3が好ましい。
また、nは0〜6が好ましく、更に好ましくは0〜2、
特にOであるものが好電しい。
これらのうち、特に好ましいものは、 −形成(II) (式中Rは、水素原子または炭素数1〜3のアルキル基
、好ましくはメチル基、R′は炭素数1〜15の炭化水
素基を示す。) で表わされるものである。
本発明の方法において、原料単量体として用いられる化
合物は、上記−形成(I)で表わされるものであれば特
に限定されるものではない。
上記−形成(I)において、mの値が1であるテトラシ
クロドデセン誘導体の具体例としては、8−カルボキシ
メチルテトラシクロ[4,4,0゜12°5.17・”
]−]3−ドデセン8−カルボキシエチルテトラシクロ
[4,4,0゜17°”]−]3−ドデセン 8−カルボキシn−プロピルテトラシクロ[4゜4.0
.12・5.17・10]−3−ドデセン、8−カルボ
キシイソプロピルテトラシクロ[4゜4.0.1”・5
.17・10コー3−ドデセン、8−カルボキシn−ブ
チルテトラシクロ[4,4゜0.12°5.17・10
]−3−ドデセン、8−カルボキシイソブチルテトラシ
クロ[4,4゜0、12− ’、 1’・”]−]3−
ドデセン8−カルボキシ5ec−ブチルテトラジクロロ
4゜4.0.12°5.11・”]−]3−ドデセン8
−カルボキシt−ブチルテトラシクロ[4,4゜0.1
2°5.17・10コー3−ドデセン、8−カルボキシ
フェニルテトラシクロ[4,4,0゜12°5.1″1
°コー3−ドデセン、8−メチル−8−カルボキシメチ
ルテトラシクロ[4,4,0,12−’、 l’°I0
コー3−ドデセン、8−メチル−8−カルボキシエチル
テトラシクロ[4,4,0,12= ’、 l’= ”
コー3−ドデセン、8−メチル−8−カルボキシn−プ
ロピルテトラシクロ[4,4,0,1’−s、 1’”
”]−]3−ドデセン 8−メチル−8−カルボキシイソプロピルテトラシクロ
[4,4,0,1”・5.17・10コー3−ドデセン
、 8−メチル−8−カルボキシn−ブチルテトラシクロ[
4,4,0,1’・5.17・”]−]3−ドデセン8
−メチル−8−カルボキシ5ec−ブチルテトラシクロ
[4,4゜0.12“’、 1’10] −3−ドデセ
ン、 8−メチル−8−カルボキシt−ブチルテトラシクロ[
4,4,0,1”・5,11・”]−]3−ドデセン8
−カルボキシブチル−9−フェニルテトラシクロ[4,
4,0,1”・5.17・10コー3−ドデセン、8.
9−ジカルボキシメチルテトラシクロ[4,4゜0、1
’1.1’・10コー3−ドデセン、8−カルボキシシ
クロへキシルテトラシクロ[4,4,0,12゛’、 
 1’・10]−3−ドデセン、8−カルボキシ(4’
−t−ブチルシクロヘキシル)テトラシクロ[4,4,
0,1”・5.17・10]−3−ドデセン、 8−メチル−8−カルボキシシクロへキシルテトラシク
ロE4.4.0.12°5.1ff10コー3−ドデセ
ン、 8−メチル−8−カルボキシ(4’−t−プチルシクロ
ヘキンル)テトラシクロ[4,4,0,1”°5゜17
10コ 3−ドデセン、 8−カルボキシメンチルテトラシクロ[4,4,0゜1
2・5.1?+lOコー3−ドデセン、8−メチル−8
−カルボキシメンチルテトラシクロ[4,4,0,12
°5.17°10]−3−ドデセン、8−カルボキシボ
ルニルテトラシクロ[4,4,0゜12・5.11・1
0]−3−ドデセン、8−メチル−8−カルボキシボル
ニル[4,4,0゜12・5.17・10コー3−ドデ
セン、8−カルボキシイソボルニル[4,4,0,1”
−’。
17・”]−]3−ドデセン 8−メチル−8−カルボキシイソボルニル[4゜4、0
.1”・5.17・10コー3−ドデセン、8−カルボ
キシアダマンチル[4,4,0,1”・5゜17・I0
コー3−ドデセン、 8−メチル−8−カルボキシアダマンチル[4゜4.0
.12°5.17・10コー3−ドデセン、8−カルボ
キシビシクロ[2,2,1]−2−ヘプチル[4,4,
0,12・5.17・10コー3−ドデセン、8−メチ
ル−8−カルボキシビシクロ[:2.2.1]−2−ヘ
プチル[4,4,0,12・s、1t、+oココ−−ド
デセン、 8−カルボキシテトラシクロ[4,4,0,1’゛’。
17・10コー3−ドデシル[4,4,0,12・5.
17・+01−3−ドデセン、 8−メチル−8−カルボキシテトラシクロ[4゜4.0
.1’・5.17・”]−]3−ドデシル4.4.0゜
12°5.17・”]−]3−ドデセン8−カルボキシ
トリシクロ[5,2,1,02・6〕−8−デシル−[
4,4,0,1’・5.17・10コー3−ドデセン、 8−メチル−8−カルボキシトリシクロ[5,2゜1,
02・6]−8−デシル[4,4,0,1’・5.11
・10コー3−ドデセン、 8−カルボキシペンタシクロ[6,5,1,1’・8.
02・7゜091″]−4−ペンタデシル[:4.4.
0.1””5゜1′・”]−]3−ドデセン 8−メチル−8−カルボキシペンタシクロ[6゜5、1
.1’・6.02・7.0g・13コー4−ペンタデシ
ル[4,4,0,12・S、 It、 10コー3−ド
デセン、8−カルボキシトリシクロC6,2,1,02
°7]−9−ウンデシル[4,4,0,1”°5.17
°10]−3−ドデセン、 8−メチル−8−カルボキシトリシクロ[6,2゜1.
02・7]−9−ウンデシル[4,4,0,12°5゜
1、 ’103−3−ドデセン、 8−カルボキシペンタシクロ[6,6,1,13°6゜
02・’、0’−”] −]4−ヘキサデシル4.4.
0゜12・5.17””]−]3−ドデセン8−メチル
−8−カルボキシペンタシクロ[6゜6、1.1’・8
.02・7.09・”]−]4−ヘキサデシル4.4.
0.1’・5.17・”]−]3−ドデセン8−アセト
キシテトラシクロ[4,4,0,1’−S。
11・10−3−ドデセン、 8−シアノテトラシクロ[4,4,0,1”・5゜17
・10コー3−ドデセン、 9−メチル−8−シアノテトラシクロ[4,4,0゜1
2・5.1ff+1°]−3−ドデセン、8−メチル−
8−シアノテトラシクロ[4,4,0゜12・S、 l
ff+ 1°]−3−ドデセン、8.9−ジメチル−8
,9−ジシアノテトラシクロし4.4.0.12・5.
17・I0コー3−ドデセン、8−カルバモイルテトラ
シクロ[4,4,0,12−’、1’−”]−]3−ド
デセン 8−N−メチルカルバモイルテトラシクロ[4゜4.0
.12°S、 it、 10コー3−ドデセン、8−N
、N−ジエチルカルバモイルテトラシクロ[4,4,0
,1’°’、 1’10] −3−ドデセン、N、 N
、 N’、 N’−テトラメチル−8,9−ジカルバモ
イルテトラシクロ[4,4,0,12・j 1?+ 1
0コー3−ドデセン、 8−クロルテトラシクロ[4,4,0,12・5.17
・I0コー3−ドデセン、 8−メチル−8−クロルテトラシクロ〔4,4,0゜1
2・5.17”10コー3−ドデセン、8−クロロメチ
ルカルボキシテトラシクロ[4゜4、0.1”−’、 
1″10]−3−ドデセン、8−ジブロムプロピル力ル
ポキシテトラシクロ[4,4,0,12・s、 lt、
 ”] −]3−ドデセン8−ジクロルプロピルカルボ
キシテトラシクロC4,4,0,12・Jl・10コー
3−ドデセン、8−クロロフェニルカルボキシテトラシ
クロ[4,4,0,1”°’、 l’゛”] −]3−
ドデセン8−モノブロムフェニルカルボキシテトラシク
ロ[4,4,0,12−’、 1’10] −3−ドデ
セン、8−トリブロムフェニルカルボキシテトラシクロ
[4,4,0,1’°S、 1ff10]   3−ド
デセン、8.9−ジクロルテトラシクロ[4,4,0,
12°5゜1’10] −3−ドデセン、 8−ブロムテトラシクロ[4,4,0,1’・%、 p
、 to]−3−ドデセン、 8−ブロムメチルテトラシクロ[4,4,0,1”−’
17・”]−]3−ドデセン 8−トリブロムベンジルテトラシクロ[4,4,0゜1
2・5.17°”]−]3−ドデセンテトラシクロ[4
,4,0,1”−’、 1’10] −3−ドデセン−
8,9−ジカルボン酸無水物、 8.9−ジメチル−テトラシクロ[4,4,0,12・
5゜11・”]−]3−ドデセンー8.9−ジカルボン
酸無水物 テトラシクロ[4,4,0,1”= s、 1’゛”ツ
ー3−ドデセン−8,9−ジカルボン酸イミド、 N−フェニル−5−メチルテトラシクロ[4,4゜0.
12・5.11・”]−]3−ドデセンー8.9−ジカ
ルボン酸イミド 5−トリクロルシリルテトラシクロ[4,4,0゜12
・5.11・10コー3−ドデセン、5−(ジメチルメ
トキシシリル)テトラシクロ[4,4,0,1”・5.
17・10コー3−ドデセン、8−(ジメチルアセチル
シリル)テトラシクロ[4,4,0,1’・5.11・
I0コー3−ドデセン、8−トリメチルシリルテトラシ
クロ[4,4,0゜12”5.11・I0コー3−ドデ
センなどが挙げられる。
また、上記−形成(I)において、mの値が0であるビ
シクロ[2,2,1] −2−ヘプテンの具体例として
は、 5−力ルボキシメチルビシクロ[2,2,1]−2−ヘ
プテン、 5−カルボキシエチルビシクロ[2,2,1]−2−ヘ
プテン、 5−カルボキシn−プロピルビシクロ[2,2,1]−
2−ヘプテン、 5−カルボキシイソプロピルビシクロ[2,2,1]−
2−ヘプテン、 5−カルボキシn−ブチルビシクロ[2,2,1]−2
−ヘプテン、 5−カルボキシイソブチルビシクロ[2,2,1]−]
2−ヘプテン 5−カルボキシ5ec−ブチルビシクロ[2,2,1]
−2−ヘプテン、 5−カルボキシt−ブチルビシクロ[2,2,1]−2
−ヘプテン、 5−カルボキシフェニルビシクロ[2,2,1]−2−
ヘプテン、 5−メチル−5,−力ルボキシメチルビシクロ[2,2
,1]−2−ヘプテン、 5−カルボキシブチル−6−フェニルビシクロ[2,2
,1]−2−ヘプテン、 5.6−ジカルボキシメチルピンクロ[2,2,1]−
2−ヘプテン、 5−カルボキシシクロへキシルビシクロ[2,2゜l]
−2−ヘプテン、 5−カルボキシ−(4’ −t−ブチルシクロヘキシル
)ビシクロ[2,2,1]’ −2−ヘプテン、5−メ
チル−5−カルボキシシクロへキシルビシクロ[2,2
,1コー2−ヘプテン、5−メチル−5−カルボキシ(
4’−t−ブチルシクロヘキシル)ビシクロ[2,2,
1]−2−ヘプテン、 5−カルボキシメンチルビシクロ[2,2,1]−2−
ヘプテン、 5−メチル−カルボキシメンチルビシクロ[2゜2.1
コー2−ヘプテン、 5−カルボキシボルニルビシクロ[2,2,1]−2−
ヘプテン、 5−メチル−5−カルボキシボルニルビシクロ[2,2
,1] −2−ヘプテン、 5−カルボキシイソボルニルビシクロ[2,2,1]−
2−ヘプテン、 5−カルボキシアダマンチルビシクロ[2,2,1j−
2−ヘプテン、 5−メチル−5−カルボキシアダマンチルビンクロ[2
,2,1]−2−ヘプテン、 5−カルボキシビシクロ[2,2,1] −2−ヘプチ
ル−ビシクロ[2,2,1コー2−ヘプテン、5−メチ
ル−5−カルボキシビシクロ[2,2,1]−]2−ヘ
プチルービンクロ2.2.1]−2−ヘプテン、 5−カルボキシテトラシクロ[4,4,0,1”・5゜
1””]−]3−ドデシルビシクロE22.1コ−2−
ヘプテン、 5−メチル−5−カルボキシテトラシクロ[4゜4.0
.1’・5.11・”]−]3−ドデシルビジクロロ2
.2.1]2−ヘプテン、 5−カルボキシトリシクロ[5,2,1,0”= ’]
 −8−デシル−ビシクロ[2,2,1]−2−ヘプテ
ン、 5−メチル−5−カルボキシトリシクロ[5,2゜1.
02°6コー8−デシル−ビシクロ[2,2,1]−2
−ヘプテン、 5−カルボキシペンタシクロ[6,5,1,1’°6゜
0.2・7.09・”]−]4−ペンタデシルビシクロ
2.2.1コー2−ヘプテン、 5−メチル−5−カルボキシペンタシクロ[6゜5、1
.1’・Il、 (I2・7.09・”]−]4−ペン
タデシルビシクロ2.2.1]−2−ヘプテン、5−カ
ルボキシトリシクロ[6,2,1,0”・7コー9−ウ
ンデシルビシクロ[2,2,1]−2−ヘプテン、 5−メチル−5−カルボキシトリシクロ[6,2゜1.
02・7コー9−ウンデシルビシクロ[2,2,1]−
2−ヘプテン、 5−カルボキシペンタシクロ[6,6,1,1’・8゜
0.2・7.09・1]−4−ヘキサデシルビシクロ[
2,2,1コー2−ヘプテン、 5−メチル−5−カルボキシペンタシクロ[6゜6、1
.13・6.0.2・7.0s・14]−4−ヘキサデ
シルビシクロ[2,2,1コー2−ヘプテン、5−アセ
トキシビシクロ[2,2,11−2−ヘア’テン、 5−シアノビシクロ[2,2,11−2−ヘプテン、6
−メチル−5−シアノビシクロ[2,2,1]−2−ヘ
プテン、 5−メチル−5−シアノビシクロ[2,2,1]−2−
ヘプテン 5.6−シメチルー5.6−ジクロルビシクロ[2゜2
.1コー2−ヘプテン、 5−カルバモイルビシクロ[2,2,1] −2−ヘプ
テン、 5−N−メチルカルバモイルビシクロ[2,2,1]−
]2−ヘプテン 5−N、N −’;エチルカルバモイルビシクロ[2゜
2.1]−2−ヘプテン、 N、 N、 N’、 N’−テトラメチル−5,6−ジ
カルバモイルビシクロ[2,2,1]−2−ヘプテン、
5−クロルビシクロ[2,2,1コー2−ヘプテン、5
−メチル−5−クロルビシクロ[2,2,1コー2−ヘ
プテン、 5−クロルメチルカルボキシビシクロ[2,2,1]−
2−ヘプテン、 5−ジブロムプロピル力ルポキシビシクロ[2゜2.1
]−2−ヘプテン、 5−ジクロルプロピルカルボキシビシクロ[2゜2.1
]−2−ヘプテン、 5−クロルフェニルカルボキシビシクロ[2,2゜1]
−2−ヘプテン、 5−モノブロムフェニルカルボキシビシクロ[2,2,
1コー2−ヘプテン、 5−トリブロムフェニルカルボキシビシクロ[2,2,
1] −2−ヘプテン、 5.6−ジクロルビシクロ[2,2,1コー2−ヘプテ
ン、 5−ブロムメチルビシクロ[2,2,1]−2−ヘプテ
ン、 5−ブロムエチルビシクロ[2,2,1]−2−ヘプテ
ン、 5−トリブロムベンジルカルボキシビシクロ[2,2,
lコー2−ヘプテン、 ビシクロ[2,2,1]−2−へブテン−5,6−ジカ
ルボン酸無水物、 5.6−シアノビシクロ[2,2,1]−2−ヘプテン
−5,6−ジカルボン酸無水物 ビシクロ[2,2,1]72−へブテン−5,6−ジカ
ルボン酸イミド、 N−フェニル−5−メチルビシクロ[2,2,1]−2
−へブテン−ジカルボン酸イミド、5−トリクロルシリ
ルビシクロ[2,2,1]−2−ヘプテン、 5−(ジメチルメトキシシリル)ビシクロ[2,2゜1
]−2−ヘプテン、 5−<ジメチルアセチルシリル)ビシクロ[2,2゜1
]−2−ヘプテン、 5−トリメチルシリルビシクロ[2,2,1]−2−ヘ
プテン などが挙げられる。
これらの単量体は、その1種のみでなく、2種以上を用
いることもできる。
更に、これらのテトラシクロドデセン誘導体および/ま
たはビシクロヘプテン誘導体と共重合可能な他の単量体
としては、メタセンス触媒によって重合し得るノルボル
ネン系化合物や環状オレフィンおよび重合体の主鎖に炭
素−炭素二重結合を有する単量体を挙げることができる
斯かる共重合可能な他の単量体の具体例としては、例え
ばシクロペンテン、シクロオクテン、1゜5−シクロオ
クタジエン、1,5.9−シクロドデカトリエンなどの
シクロオレフィン類;ビシクロ[2゜2.1コー2−ヘ
プテン、トリシクロ[5,2,1,0”・6コー8−デ
カン、トリシクロ[5,2,1,0”・6コー3−デカ
ン、トリシクロ[6,2,1,0’1] −9−ウンデ
セン、トリシクロ[6,2,1,0’・8コー4−ウン
デセン、テトラシクロ[4,4,0,1’・5.17・
10]−3−ドデセン、ヘンタシクO[6,5,1,1
’−”、0”・’、0’−13]−4−ペンタデセン、
ペンタシクロ[6,6,1,13−’。
02°ff、 Q9”14]−4−へキサデセン、ペン
タシクロ[6,5,1,1’・6.02・7.09・”
] −]11−ペンタデセなどのポリシクロアルケン類
などを挙げることができる。
これらの共重合可能な他の単量体は、その1種のみでな
く、2種以上を用いることもできる。
以上の原料単量体のメタセンス開環重合反応は、後述す
る有機溶媒中において、メタセシス触媒の存在下に、通
常、窒素、ヘリウム、アルゴンなどの不活性雰囲気にお
いて行われる。
このメタセンス開環重合反応の温度は、通常、−30〜
200℃、好ましくは0〜150℃、更に好ましくは3
0〜100 ℃の範囲とされる。
上記メタセシス触媒とは、通常、(a)WSMoおよび
Reの化合物から選ばれた少なくとも1種と、(b)デ
ミングの周期律表IA、I[A、IIB、I[[A。
IVAあるいはrVB族元素の化合物で少なくとも1つ
の元素−炭素結合あるいは元素−水素結合を有するもの
から選ばれた少なくとも1種との組合せからなる触媒で
あるが、触媒活性を高めるために添加剤が添加されたも
のであってもよい。
(a)成分として適当なWSMoあるいはReの化合物
は、これらのハロゲン化物、オキシハロゲン化物、アル
コキシハロゲン化物、アルコキシド、カルボン酸塩、(
オキシ)アセチルアセトネート、カルボニル錯体、アセ
トニトリル錯体、ヒドリド錯体、およびその誘導体、あ
るいはこれらの組合せであるが、WおよびMOの化合物
、特にこれらのハロゲン化物、オキシハロゲン化物およ
びアルコキシハロゲン化物が、重合活性の高さおよび実
用性の点から好ましい。また反応によって上記の化合物
を生成する2種以上の化合物の混合物を用いてもよい。
これらの化合物は適当な錯化剤、例えばP (CJs)
 3、(:、H,Nなどによって錯化されていてもよい
好ましく用いられるメタセシス触媒の具体例としテハ、
例えばMC1,、IIcI、、WCI、、 WBr、、
IIF、、W+、、Mocks  、MOCI4  、
MOC13、Recta  、110cIt、Mo0C
I z  、 Re0C]+  、 Re0Brs 、
 W(OCJs)s、MCl2(DCs)Is)いIJ
O(OCJs)*CI3 、Mo(OC2H,)、、!
Jon、(acac)、  、W(DCOR)、、W 
(CO) 、、Mo (Co) s 、Re2(CD)
+o 、Re0Br=・P(CJs)=、WCl5・P
(CJs) s、WCl6・C5H5N5W(CD) 
s・P(C,H,)5、W(CO)+・(CH,CN)
などが挙げられる。これらのうち特に好ましい化合物と
しては、MoCl3、Mo(口C2H3) 2C13、
WCl、、W(OCJs) icI*などが挙げられる
ら)成分として適当な化合物は、周期律表のIA、II
A、nB、I[IA、TVAまたはrVB族元素の化合
物であって少なくとも一つの元素−炭素結合を有するも
のあるいはこれらの水素化物である。具体的な例として
は、n−C4H,Li5n−C,H,、Na5CsHs
Na。
CH3Mg1、C2H5MgBr SCH,MgBr5
n−C,H,lJgCI 。
(CsHs)z^1 、t−C4LMgC1,CL=C
)IC)IJgCl、(C2)1B) 2Zn、 (C
I5) 2Cd、 CaZn(CJs) 4、(C)+
3)3B1(CJs)se、(n−C,)Is) 38
% (CH3) 3AI 、 (CHs) 2AICI
、(CL) JI2C1s、CI(3AIC12、(C
Js)Jl 。
L1^1 (CJs) 2、(C21(S) 5Al−
0(C2Hs) 2、(C2Hり 2AIc1、CJs
AICh  、(C2H5)2AIH1(+so C4
Hg) 2AIF+%(Ca)Is) zA10c2)
1s、(iso−C4Hs) 3AI、(C,)Is)
 3A12(:+3、(CH3) *Gas (C’3
) 4Sn、(n−CaHs) 4S’、(C,)I、
)3SiH1(n−CJ+s>sAl、 (n−Cs)
l+t)3^l5LiH、NaH,B、H,、NaBL
、A111.、し1^IH4およびTi)1.などが挙
げられる。また、反応によってこれらの化合物を生成す
る2種以上の化合物の混合物を用いることもできる。
特に好ましいものの例としては、(CL)3^l、(C
L)2AICI、 (C113)3A12C13、CH
5^IcI、、(CJs)Jl 、(C2)1s)2A
ICI 、(CJs)iA12cIa、CJSA]CI
2 、(C2H5)2AIH,(C2H3)2AIOC
げ3、(C2H5)2AICN 、 (C311t)3
A+ 、 (iso−C4H9)3^1、(iso−C
Js)JIH,(CJ+5)Jl−(CaL、)z^1
1(Cs)Is)sAlなどを挙げることができる。
(a)成分とら)成分との量的関係は、金属原子比で(
a) : (b)が1:1〜l:20、好ましくは1:
2〜1:10の範囲とされる。
上記の(a)および(b)の二成分から調製されたメタ
セシス触媒は、通常、上記の本発明において用いられる
原料単憤体のメタセンス開環重合反応において高い触媒
活性を有するが、更に次に挙げるような(C)成分より
なる活性化剤を添加することによって、−層高い活性を
有する触媒として使用することができる。
斯かる(C)成分としては各種の化合物を使用すること
ができるが、特に好適に使用される化合物には次のもの
が含まれる。
(I)単体ホウ素、BF3 、BCIs、B (0−n
−CJ*) s、8F30(CH3) 2、BF30(
C2H5)2 、BFiO(n−C1L)i、BP、・
2c、t’s叶、BF3・2CH,C0OHSBF、・
尿素、8F3・トリエタノールアミン、BF、・ピペリ
ジン、BF3・CJsNL 、B2O3、)13803
などのホウ素化合物、5i(OCaHs)い5iCLな
どのケイ素化合物、(2)アルコール類、ヒドロパーオ
キシド類およびパーオキシド類、 (3)水、 (4)酸素、 (5)アルデヒドおよびケトンなどのカルボニル化合吻
合よびそのオリゴマーまたは重合物、(6)エチレンオ
キシド、エピクロルヒドリン、オキセタンなどの環状エ
ーテル類、 (7)N、N−ジエチルホルムアミド、N、N−ジメチ
ルアセトアミドなどのアミド類、アニリン、モルホリン
、ピペリジンなどのアミン類およびアゾベンゼンなどの
アゾ化合物、 (8)N−ニトロソジメチルアミン、N−ニトロソジフ
ェニルアミンなどのN−ニトロン化合物、(9)トリク
ロルメラミン、N−クロルサクシノイミド、フェニルス
ルフェニルクロリドなどの5−CIまたはN−Cl基を
含む化合物 また、(a)成分と(C)成分の量的関係は、添加する
(C)成分の種類によってきわめて多様に変化するため
一律に規定することはできないが、多くの場合(C)/
 (a) (−t−ル比)の値が0.005〜10、好
ましくは0.05〜3.0の範囲で用いられる。
メタセンス開環重合反応においては、メタセシス触媒の
種類や濃度、重合温度、溶媒の種類や量並びに単量体濃
度などの反応条件を変えることにより、得られる開環重
合体の分子量を調節することができるが、通常は適宜の
分子量調整剤の適当量を重合反応系に添加して開通重合
体の分子量を調節することが好ましい。斯かる分子量調
整剤としては、 α−オレフィン類、α、ω−ジオレフ
ィン類またはアセチレン類などの分子内に少なくとも1
つの炭素間二重結合または炭素間三重結合を有する化合
物、あるいは塩化アリル、酢酸アリル、トリメチルアリ
ロキシランなどの極性アリル化合物を挙げることができ
る。
上記のようにして得られる開通重合体の水素添加反応は
、有機溶媒として上記メタセンス開環重合反応と実質的
に同じものが用いられること以外は、通常の方法によっ
て行うことができる。すなわち、上記メタセンス開環重
合反応で生成された開環重合体の溶液に水素添加触媒を
添加し、これに常圧〜300気圧、好ましくは2〜15
0気圧の水素ガスを0〜200℃、好ましくは20〜1
80℃で作用させることによって行なわれる。
この水素添加反応の水素添加触媒としては、通常のオレ
フィン性化合物の水素添加反応に用いられているものを
使用することができる。
この水素添加触媒としては、不均一系触媒および均一系
触媒が公知であり、不均一系触媒としては、パラジウム
、白金、ニッケル、ロジウム、ルテニウムなどの触媒物
質を、カーボン、シリカ、アルミナ、チタニアなどの担
体に担持させた固体触媒などが挙げられる。
また、均一系触媒としては、ナフテン酸ニッケル/トリ
エチルアルミニウム、ニッケルアセチルアセトナート/
トリエチルアルミニウム、オクテン酸コバルト/n−ブ
チルリチウム、チタノセンジクロリド/ジエチルアルミ
ニウムモノクロリド、酢酸ロジウム、クロロトリス(ト
リフェニルホスフィン)ロジウムなどのロジウム触媒な
どを挙げることができる。
これらの水素添加触媒のうち、均一系触媒は、水素添加
反応後の反応溶液より分離回収することが困難であると
共に、十分な活性が得られにくい場合があり、従ってそ
のような問題点がなくて繰り返し使用することが可能な
不均一系触媒を使用することが好ましい。
水素添加反応は、得られる水素添加重合体に右ける水素
添加率が50%以上、好ましくは70%以上、さらに好
ましくは80%以上となるように行われることが好まし
い。これは、一般に水素添加率が高いもの程、高い熱安
定性および耐候性を有するものきなるからである。例え
ば水S添加率が50%未満の水素添加重合体は、熱安定
性や耐候性の面で実用性に欠けるおそれがあり、一方、
用途によっては水素添加率が100%の水素添加重合体
であることが必要な場合がある。
水素添加反応は、メタセンス開環重合反応の終了後、重
合体を凝固などにより取出すことなく溶液状態のまま反
応系からメタセシス触媒を除去し、その上で続いて当該
系に水素添加触媒を添加して遂行することが好ましい。
このメタセシス触媒の除去のためには、キレート剤によ
る通常の抽出方法などが利用される。このようにメタセ
シス触媒を除去することにより、得られる開通重合体の
着色が防止されると共に、水Mm加触媒の活性を阻害す
ることが防止され、その結果、当該水素添加触媒を回収
して再使用することが可能となる。勿論、メタセシス触
媒を水素添加反応後に除去することも可能である。
本発明にふいて、上記メタセシス重合反応および水素添
加反応に共通に使用される有機溶媒は、飽和カルボン酸
エステル、飽和指環族炭化水素化合物およびエーテル化
合物から選ばれたものである。好ましい溶媒としては、
カルボン酸由来のアルキル基とアルコール由来のアルキ
ル基の炭素数の和が5〜10である飽和カルボン酸アル
キルエステル、炭素数5〜lOの飽和脂環族炭化水素化
合物、炭素数4〜10の鎮状モノエーテル化合物、炭素
数4〜10の鎖状ジエーテル化合物、分子中にエーテル
結合とカルボン酸エステル基を含む炭素数4〜10の化
合物から選ばれる少なくとも1つの化合物である。
本発明において有機溶媒として用いられる飽和カルボン
酸エステルは、式R”−COORbにおいて、R1が水
素原子または炭素数1若しくは2のアルキル基であり、
かつRhが炭素数1〜10、好ましくは1〜6、更に好
ましくは1〜4のアルキル基で表わされるものである。
斯かる飽和カルボン酸エステルの具体例としては、ギ酸
メチノペギ酸エチル、ギ酸n−プロピル、ギ酸1so−
プロピル、ギ酸1−ブチル、ギ酸1−メチルプロピル、
ギ酸2−メチルプロピル、ギ酸t−ブチル、ギ酸l−ペ
ンチル、ギ酸1−メチルブチル、ギ酸2−メチルブチル
、ギ!!!3−メチルブチル、ギ酸1.1−ジメチルプ
ロピル、ギ酸1.2−ジメチルプロピル、ギ酸2,2−
ジメチルプロピル、ギ酸1−ヘキシル、ギ酸1−メチル
ペンチル、ギ酸2−メチルペンチル、ギ酸3−メチルペ
ンチノペギ酸4−メチルペンチル、ギ酸1.1−ジメチ
ルブチル、ギ酸2.2−ジメチルブチノペギ酸3.3−
ジメチルブチル、ギ酸1,2−ジメチルブチル、ギ酸1
.3−ジメチルブチル、ギ酸2.3−ジメチルブチノペ
ギ酸1−へブチル、ギ酸シクロヘキシル、ギ酸1−オク
チル、ギ酸2−エチルヘキシルなどのギ酸エステル類;
酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸1s
o−プロピル、酢酸n−ブチル、酢酸1−メチルプロピ
ル、酢酸2−メチルプロピル、酢酸t−ブチル、酢酸1
〜ペンチル、酢酸1−メチルブチル、酢酸2−メチルブ
チル、酢酸3−メチルブチル、酢酸1.1−ジメチルプ
ロピル、酢酸1.2−ジメチルプロピル、酢酸2,2−
ジメチルプロピル、酢酸1−ヘキシル、酢酸1−メチル
ペンチル、酢酸2−メチルペンチル、酢酸3−メチルペ
ンチル、酢酸4−メチルペンチル、酢酸1.1−ジメチ
ルブチル、ギ酸2.2〜ジメチルブチル、酢酸3.3−
ジメチルブチル、酢e1.2−ジメチルブチル、酢酸1
.3−ジメチルブチル、酢酸2.3−ジメチルブチル、
酢酸シクロヘキシル、酢酸1−ヘプチル、酢酸1−オク
チノペ酢酸2−エチルヘキシルなどの酢酸エステル類:
プロピオン酸エチル、プロピオン酸メチル、プロピオン
酸n−プロピノペブロピオン酸1so−プロピノヘブロ
ビオン酸酸1−ブチル、プロピオン酸ニーメチルプロピ
ル、プロピオン酸2−メチルプロピル、プロピオン酸t
−ブチル、プロピオン酸1−ペンチル、プロピオン酸1
−メチルブチル、プロピオン酸2−メチルブチル、プロ
ピオン酸3−メチルブチル、プロピオン酸1.1−ジメ
チルプロピル、プロピオン酸1.2−ジメチルプロピル
、プロピオン酸2.2−ジメチルプロピル、プロピオン
酸l−ヘキシル、プロピオン酸シクロヘキシノペプロピ
オン酸1−ヘプチル、プロピオン酸1−オクチル、プロ
ピオン酸2−エチルヘキシルなどのプロピオン酸エステ
ル類などが挙げられる。
また、本発明において有機溶媒として用いられる飽和指
環族炭化水素化合物は、炭素数が10以下、好ましくは
5〜8の環状骨格構造を有するものであり、アルキル基
で置換されたものであってもよい。このような飽和指環
族炭化水素化合物の具体例トシては、シクロペンクン、
メチルシクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロ
ヘキサン、ジメチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキ
サン、シクロへブタン、デカリンなどを挙げることがで
きる。
また、エーテル化合物としては炭素数4〜10の鎮状モ
ノエーテル化合吻合よび鎖状ジエーテル化合物が好まし
く、その具体例としては、ジn−プロピルエーテル、 
ジーl5O−プロピルエーテル、’;−n−プチルエー
テ/に、  ジー1SO−ブチルエーテル、’;−t−
ブチルエーテル、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン
、1.2−ジェトキシエタン、1.2−メトキシエトキ
シエタン、1.2−ジプロポキシエタン、1.2−ジブ
トキシエタン、2−メトキシエチルアセテート、2−エ
トキシエチルアセテート、2−プロポキシエチルアセテ
ート、2−ブトキシエチルアセテート、3−メトキシプ
ロピルアセテート、3−エトキシプロピルアセテートが
挙げられる。
以上の化合物のうち、広い温度範囲での溶解性および回
収の容易さの点から、酢酸n−ブチル、シクロヘキサン
、ジエチルエーテルb、  1.2−シェドキンエタン
、メトキシエチルアセテート、エトキシエチルアセテー
トが好ましく、特に酢酸n −ブチルが最も好ましいも
のである。
なお、例えば酢酸エチルやジエチルエーテルなどの低級
アルキル基からなるエステルあるいはエーテル化合物は
、重合工程中に重合体が析出したり、水素添加反応中に
重合体が析出したりする可能性があり、高重合度の重合
体を得ることまたは高い水素添加率の重合体を得ること
が困難となるおそれがある。
以上の飽和カルボン酸エステル、飽和脂環式炭化水素化
合物またはエーテル化合物は、メタセシス重合触媒およ
び水素添加触媒のいずれの活性をも低下させないもので
あり、またメタセシス開環重合反応によって生成する開
通重合体、並びに水素添加反応によって得られる水素添
加重合体の両者に対して高い溶解性を有し、従って、目
的とする水素添加重合体の分子量制御が容易であると共
に、高い収率で水素添加重合体を得ることができ、また
水素添加反応を高い水素添加率で実行することができる
。更に、これらの有機溶媒は、それ自体が水素添加また
は水素化分解されるなどの反応が生ずることがなく、従
って水素の無用な消費が防止されると共に、繰り返して
使用に供することができるので、経済的に宥和である。
本発明の方法においては、メタセシス重合反応の終了後
あるいは水素添加反応の終了後に、必要に応じて種々の
添加剤、例えば酸化防止剤を添加することができ、これ
によってそのような添加剤を含有する水素添加重合体を
得ることができる。
上言己酸化防止剤としては、例えば2.6−ジーt−ブ
チル−4−メチルフェノール、2.2”−ジオキシ−3
,3°−ジーt−ブチル−5,5°−ジメチルジフェニ
ルメタン、フェニル−β−ナフチルアミンなどを挙げる
ことができる。
〔効果〕
本発明の方法によれば、特定の極性置換基を有するノル
ボルネン誘導体および/またはテトラシクロドデセン誘
導体を原料単量体とするメタセンス開環重合反応および
これに続く水素添加反応を遂行するに際し、これら両反
応のための有機溶媒として、飽和カルボン酸エステル、
飽和脂環族炭化水素化合物およびエーテル化合物より選
ばれた特定の有機溶媒を共通に用いるので、メタセンス
開通重合反応後に開通重合体を分離することなしに続け
て水素添加反応を行うことができ、また分子量の調整が
容易でしかも触媒および有機溶媒を再使用することが可
能であり、従ってきわめて容易にかつ高い効率で目的と
する水素添加重合体を有利に製造することができる。
本発明の方法によって製造される水素添加重合体は、一
般に透明性を有し、特に光学特性、耐熱性、耐熱分解性
、耐候性、機械的性質などの緒特性に優れ、吸水率の低
いものであるので、これらの特性を利用する分野におい
て好適に使用することができる。
また、本発明によって製造された重合体は、既知の樹脂
材料、例えばスチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリフェニレンオキサイド樹脂、ポリフェニレンスルフ
ィド樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリスルホン樹
脂、ポリイミド樹脂、ポリブタジェン系樹脂、ABS樹
脂、ABS樹脂などとブレンドし、個々の樹脂では不十
分な特性を付与することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について述べるが、本発明がこれ
らに限定されるものではない。
実施例1 撹拌機、還流冷却器および三方コックを備えたセパラブ
ルフラスコ内を窒素ガスで置換し、窒素気流下で、モノ
マーとして8−メチル−8−カルボキシメチルテトラシ
フq [4,4,0,1’”5.1ff、IO]−3−
ドデセン100重量部と、分子量調節剤として1−ヘキ
セン12.1重量部と、有機溶媒として酢酸n−ブチル
400重量部とを加え、更に触媒としてジエチルアルミ
ニウムクロライドのn−ヘキサン溶液(濃度10重量%
)1.7重量部と、六塩化タングステンのクロロベンゼ
ン溶液(a度2重量%)1.8重量部と、バラアルデヒ
ドの酢酸n−ブチル溶液(a度10重量%)0,1重■
部とを加え、60℃で5時間メタセシス開環重合反応を
行った。このメタセンス開環重合反応における重合体転
化率は96%であった。
ここに得られた開環重合体の溶液に、トリエタノールア
ミン水溶液(濃度20重量%)100重量部を加えて撹
拌した後、水層を分離した反応液を耐圧反応容器に入れ
、水素添加触媒として、活性炭に担持させたパラジウム
(パラジウム濃度5%)の10重量部を加え、水素ガス
圧を10Kg/cm2とした条件で150℃で4時間水
素添加反応を行った。
得られた反応液を冷却した後、水素ガスを放圧し、更に
反応溶液から水素添加触媒を濾別し、その後メタノール
を添加することによって水素添加重合体を凝固させ、乾
燥させて回収した。
この水素添加反応における水素添加重合体の収率は略1
00%であった。この水素添加重合体について、赤外線
吸収スペクトルおよびNMRスペクトルによってその水
素添加率を定量したところ、100%であった。
なお、以上の操作において、水素添加触媒の濾別は円滑
に行うことができ、また水素添加反応による重合体の分
子量の低下も認められなかった。
また、溶媒として使用した酢酸n−ブチルの分解も生じ
なかった。
実施例2 実施例1と同様の重合反応容器を用い、モノマーとして
、8−メチル−8−カルポキシェチルテト5シクロ[4
,4]、1’;’、1”’°]3−1’fセン100重
量部を用いたこと以外は実施例1と同様にしてメタセン
ス開環重合反応および水素添加反応を行って水素添加重
合体を得た。
このメタセンス開環重合反応における重合体転化率は9
6%であり、また、水素添加反応における水素添加重合
体の収率は略100%であった。
得られた水素添加重合体について、赤外線吸収スペクト
ルおよびNMRスペクトルによってその水素添加率を定
量したところ、100%であった。
そして、以上の操作において、水素添加触媒の濾別は円
滑に行うことができ、また水素添加反応:こよる重合体
の分子量の低下も認められなかった。
また、溶媒として使用した酢酸n−ブチルの分解も生じ
なかった。
実施例3 実施例1と同様の重合反応容器を用い、モノマーとして
、8−メチル−8−カルボキシメチルテトラシクロ[4
,4,0,12°5.17・10コー3−ドデセン50
重量部と、シクロペンテン50重量部とを用いたこと以
外は実施例1と同様にしてメタセンス開環重合反応を行
った。このメタセシス開環重合反応における8−メチル
−8−カルボキシメチルテトラシクロ[4,4,0,1
2・5.17・”]−]3−ドデセの重合体転化率は9
2%、シクロペンテンの重合体転化率は22%であった
次に、未反応のシクロペンテンを留去し、実施例1と同
様にしてメタセシス開環重合触媒の除去および水素添加
反応を行って水素添加重合体を得た。この水素添加反応
における水素添加重合体の収率は略100%であった。
得られた水素添加重合体について、赤外線吸収スペクト
ルおよびNMRスペクトルによってその水素添加率を定
量したところ、100%であった。
そして、以上の操作において、水素添加触媒の濾別は円
滑に行うことができ、また水素添加反応による重合体の
分子量の低下も認められなかった。
また、溶媒として使用した酢酸n−ブチルの分解も生じ
なかった。
比較例1 実施例1において、溶媒として酢酸n−ブチルの代わり
にトルエンを用いたこと以外は実施例1と同様にして重
合反応および水素添加反応を行った。この重合反応にお
ける重合体収率は96%であり、また水素添加反応の水
素添加率は100%であった。しかし、溶媒として使用
したトルエンも同時に水素添加されてその全部がメチル
シクロヘキサンに変化していた。そして、この溶媒の水
素添加のために消費された水素は、全水素消費量の97
%を占める割合であった。
比較例2 実施例1において、溶媒として酢酸n−ブチルの代わり
にテトラヒドロフランを用いたこと以外は実施例1と同
様にして重合反応を行ったが、重合体は得られなかった
実施例4 実施例1において、溶媒として酢酸n−ブチルの代わり
に、酢酸n−ブチル80重量部とシクロヘキサン20重
景部との混合溶媒を用いたこと以外は実施例1と同様に
して重合反応および水素添加反応を行った。この重合反
応における重合体収率は略100%、水素添加反応の水
素添加率は100%であり、酢酸n−ブチルの分解も生
じなかった。
実施例5 実施例2において、溶媒として酢酸n−ブチルの代わり
にシクロヘキサンを用いたこと以外は実施例2と同様に
して重合反応および水素添加反応を行った。この重合反
応における重合体収率は略100%、水素添加反応の水
素添加率は100%であり、シクロヘキサンの分解も生
じなかった。
実施例6 実施例2において、溶媒として酢酸n−ブチルの代わり
にジ−ブチルエーテルを用いたこと以外は実施例2と同
様にして重合反応および水素添加反応を行った。この重
合反応における重合体収率は略100%、水素添加反応
の水素添加率は100%であり、ジブチルエーテルの分
解も生じなかった。
実施例7 実施例1において、溶媒として酢酸n−ブチルの代わり
に、1.2−ジェトキシエタンを用いたこと以外は実施
例1と同様にして重合反応および水素添加反応を行った
。この重合反応における重合体収率は略100%、水素
添加反応の水素添加率は100%であり、1.2−ジェ
トキシエタンの分解も生じなかった。
実施例8 実施例2において、溶媒として酢酸n−ブチルの代わり
にメトキシエチルアセテートを用いたこと以外は実施例
2と同様にして重合反応および水素添加反応を行った。
この重合反応における重合体収率は略100%、水素添
加反応の水素添加率は100%であり、メトキシエチル
アセテートの分解も生じなかった。
実施例9 実施例1にふいて、溶媒として酢酸n−プチルの代わり
にエト皐シエチノげセデートを用いたこと以外は実施例
1と同様にして重合反応および水素添加反応を行った。
この重合反応における重合体収率は略100%、水素添
加反応の水素添加率は100%であり、エトキシエチル
アセテートの分解も生じなかった。
実施例10 実施例1および実施例2で得られた重合体をメタノール
で凝固して重合体を回収し、各重合体の固有粘度〔η〕
を測定したところ、実施例1の重合体の〔η〕は0.7
4 dll/g、実施例2の重合体の〔η〕は0.82
J/gであった。
次に各重合体から樹脂試験片を成形し、その各々につい
て、以下の機械的性質、熱的性質および光学的性質を測
定した。
結果は第1表に示すとおりである。
第  1  表 手続補正書(自発) 昭和63年7月27日 特許庁長官 吉 1) 文 毅 殿 1、事件の表示 特願昭63−140626号 2、発明の名称 水素添加重合体の製造方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都中央区築地二丁目11番24号名 称
  (417)日本合成ゴム株式会社4、代理人 (I)明細書第41頁第19行を下記のように訂正する
「体が水素添加、水素還元または水素分解されるなどの
反応」 (2)同第51頁第1O行から第12行間を下記のよう
に訂正する。
「固有粘度〔η直7、〕を測定したと己ろ、実施例1の
重合体の〔ηi++h)は0.74 d1/g、実施例
2の重合体の〔η、、〕は0.82 d17gであった
。」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記一般式( I )で表わされる少なくとも1種の
    単量体またはこの単量体と共重合可能な他の単量体とを
    有機溶媒中でメタセンス開環重合させる重合工程と、こ
    の重合工程で得られる重合体または共重合体を、前記重
    合工程と実質的に同じ有機溶媒中で水素添加して水素添
    加重合体を得る水素添加工程とからなり、 前記有機溶媒として、飽和カルボン酸エステル、飽和脂
    環族炭化水素化合物およびエーテル化合物から選ばれる
    少なくとも1つ以上の化合物を用いることを特徴とする
    水素添加重合体の製造方法。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中AおよびBは水素原子または炭素数1〜10の炭
    化水素基、XおよびYは水素原子、炭素数1〜10の炭
    化水素基、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換された炭
    素数1〜10の炭化水素基、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
    、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼またはXとYから構成され た▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、
    化学式、表等があります▼を示し、Xおよ びYの少なくとも1つは水素原子および炭化水素基から
    選ばれる基以外の基、mは0または1である。なお、R
    ^1、R^2、R^3およびR^4は炭素数1〜20の
    炭化水素基、Zは炭化水素基またはハロゲンで置換され
    た炭化水素基、WはSiR^5_PD_3_−_P(R
    ^5は炭素数1〜10の炭化水素基、Dはハロゲン原子
    、−OCOR^6または−OR^6(R^6は炭素数1
    〜10の炭化水素基を示す)、pは0〜3の整数を示す
    )、nは0〜10の整数を示す。〕
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