JPH0366725A - 重合体の製造方法 - Google Patents

重合体の製造方法

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JPH0366725A
JPH0366725A JP20250589A JP20250589A JPH0366725A JP H0366725 A JPH0366725 A JP H0366725A JP 20250589 A JP20250589 A JP 20250589A JP 20250589 A JP20250589 A JP 20250589A JP H0366725 A JPH0366725 A JP H0366725A
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JP
Japan
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polymer
tables
mathematical
carbon atoms
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Application number
JP20250589A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Oka
岡 仁志
Yoshihisa Nakase
中瀬 吉久
Masao Hisatomi
久富 雅男
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0366725A publication Critical patent/JPH0366725A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光学特性、耐熱性、耐候性、低吸水性、機械
的性質などの緒特性に優れた重合体の製造方法に関する
[従来の技術] 近年において、透明性重合体は、自動車部品、照明器具
、電気部品、雑貨など通常の透明性が要求される成形材
料として使用される以外に、光学的性質を重要視する光
学材料として利用されてきている。光学材料として用い
られる重合体には、単に透明性のみならず、耐熱性、耐
候性、低吸水性および機械的性質に優れた高度の特性を
有することが要求されている。
そして現在までに、好適な光学材料とされる重合体とし
て、テトラシクロドデセン系炭化水素化合物の単独また
はノルボルネン系炭化水素化合物によるメタセシス開環
(共)重合体を水素添加して得られる重合体(特開昭6
0−26024号公報)、ペンタシクロペンタデセンを
メタセシス開環重合して得られる重合体またはその水素
添加重合体(特開昭63−145324号公報)、極性
置換基を有するノルボルネン誘導体および/またはテト
ラシクロドデセン誘導体を重合し水素添加して得られる
(共)重合体(特公昭57−8815号公報、特願昭6
2−288528号)などが提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 光学材料として用いられる重合体において、透明性に加
えてさらに上記のような高度の特性を得るためには、当
該重合体は金属その他の不純物の含有量が低いことが必
要である。このため、従来においては、メタセシス開環
重合反応によって得られる重合反応液を、大量の貧溶媒
中に投入して重合体の沈殿を生じさせ、この沈殿をさら
に同様の貧溶媒で洗浄することにより、金属よりなる触
媒成分を除去し、その後乾燥して目的とする重合体を得
るようにしており、必要があるときには、この重合体を
さらに適当な溶媒に溶解して水素添加を行なう方法が採
られている。
しかしながら、このような方法においては、重合体の沈
殿および洗浄を行なうために、通常、重合反応液の10
重量倍以上もの大量の貧溶媒が必要であり、重合反応液
の濃度は多くの場合に10%前後であるので、実に重合
体に対して100重量倍以上の貧溶媒を使用することが
必要となる。
従って、上記の方法の工業的実施においては、溶媒の回
収のための設備が大規模となると共に、ユーティリティ
ー負荷が多大なものとなるという、大きな問題点を有し
ていた。
[課題が解決するための手段] 本発明は、前記の問題点について鋭意研究を重ねた結果
、特定の単量体によるメタセシス開環重合反応を行なっ
た反応液を、工業的に安価な吸着剤で処理するだけで、
重合反応液の触媒成分が除去できることを見い出したこ
と、さらに処理する際の処理液中に適量の水を存在させ
ることにより、飛躍的にその除去効果が増大することを
見い出したことによって完成されたものである。
すなわち、本発明にかかわる重合体の製造方法は、下記
一般式(I)で表わされる少なくとも1種の単量体また
はこの単量体とこれと共重合可能な他の単量体とを、溶
媒およびメタセシス重合触媒の存在下に、メタセシス開
環重合させて得られる重合反応液を、R−OH(Rは水
素または炭素数1〜6の炭化水素基)で表わされる少な
くとも1種の化合物の存在下に、活性白土、活性炭、珪
藻土、活性アルミナ、ゼオライトから選ばれる少なくと
も1種の吸着剤と処理することにより、重合触媒成分が
除去された重合体溶液を得ることを特徴とする。
一般式(I) 〔式中、AおよびBは水素原子または炭素数1〜10の
炭化水素基であり、XおよびYは水素原子、炭素数1〜
10の炭化水素基、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換
された炭素数1〜10の炭化水素基、−(CH2)n 
C0OR+ −(CH2)n 0COR’ 、(CH2)n ORI
、(CH2)n CN、(CH2)n C0NR2R3
(CH2)n C00Z、(CH2)n 0COZ。
−(CH2)n 02S−(”CH2)n WまたはX
とYを示し、XおよびYの少なくとも1つは水素原子お
よび炭化水素基から選ばれる基卑外の基(ここで、R1
、R2、R3およびR4は炭素数1〜20の炭化水素基
、2はハロゲン原子で置換された炭化水素基、Wは5i
R5D   (R5は炭素1)  3−p 数1〜10の炭化水素基、Dはハロゲン原子、−0CO
R6または一〇R6(R6は炭素数1〜10の炭化水素
基を示す)、pはO〜3の整数を示す)、nは0〜10
の整数を示す。)であり、mはOまたは1である。〕。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明の方法によって得られる重合体は、上記一般式(
I)で表わされる単量体を単独で開環重合させて得られ
る重合体、当該単量体をこれと共重合可能な他の単量体
と共に開環共重合させて得られる共重合体、およびこれ
らの重合体または共重合体を水素添加して得られる水素
添加重合体である。一般に、これらの重合体の分子量は
、ポリスチレン換算による重量平均分子量で20.00
0から700.000、特に30,000から5oo、
oooである。
一般式(:)の化合物において、本発明を適用するうえ
で好ましいAおよびBは、水素原子または炭素数1〜6
の炭化水素基であり、また、好ましいXおよびYは水素
原子、炭素数1〜10の炭化水素基、ハロゲン原子、ハ
ロゲン原子で置換された炭素数1〜10の炭化水素基、
→CH2)n C0OR’、(CH2)n 0COR’
(CH2)n−CNで、XおよびYの少なくとも1つは
水素原子および炭化水素基から選ばれる基以外の基であ
る。さらに特に好ましいものは、AおよびBが共に水素
であるか、少なくとも一方が炭素数1〜3の炭化水素基
であり、またXおよびYの少なくとも1つが−(CH2
)n C0OR+または→CH2)n 0CORIであ
るものである。
mは1であるものが好ましく、R1−R4の炭化水素基
の炭素数は1〜10が好ましく、さらに1〜6が好まし
く、特に1〜3が好ましい。
またnは0〜6が好ましく、さらに好ましくはO〜2、
特に0であるものが好ましい。
これらのうち、特に好ましいのは 〔式中、Rは水素または炭素数1〜3のアルキル基、好
ましくはメチル基、R1は炭素数1〜15の炭化水素基
。〕 である。
また上記の単量体は、その1種のみでなく2種以上を用
いることもできる。
さらに、これらのテトラシクロドデセン誘導体および/
またはビシクロヘプテン誘導体と共重合可能な他の単量
体としては、メタセシス重合触媒によって重合し得るノ
ルボルネン系化合物や環状オレフィン、および重合体の
主鎖に炭素−炭素二重結合を有する単量体を挙げること
ができる。
かかる共重合可能な他の単量体の具体例としては、例え
ばシクロペンテ、シクロオクテン、1゜5−シクロオク
タジエン、1,5.9−シクロドデカトリエンなどのシ
クロオレフィン類;ビシクロ(2,2,13−2−ヘプ
テン、トリシクロ[5,2,1,02=6)−8−デセ
ン、トリシクロ(5,2,1,0”6)−3−デセン、
トリシクロ(5,2,1,02°6)−3,8−デカジ
エン、トリシクロ[6,2,1,01°8〕−9−ウン
デセン、トリシクロ(6,2,1,0’″8〕−4−ウ
ンデセン、テトラシクロ(4,4,0゜2.5  7.
10  − 1  .1   )−、d−ドデセン、ペンタシクロ3
.8  2,7  9.13 (6,5,1,1,0,0)−4− ペンタデセン、ペンタシクロ(6,5,1゜3.6  
2,7  9.13 1  .0  .0   )−4,11−ペンタデカジ
エン、ペンタシクロ[6,6,1,1”62.7   
 9.14 00)−4−へキサデセン、ペンクシ 3.6  2,7 、09−13)− クロ(6,5,1,1,0 11−ペンタデセンなどのポリシクロアルケン類などを
挙げることができる。
これらの共重合可能な他の単量体は、その1種のみでな
く2種以上を用いることもできる。
以上の原料単量体のメタセシス開環重合反応は、溶媒中
において、メタセシス重合触媒の存在下に、通常、窒素
、ヘリウム、アルゴンなどの不活性雰囲気において行な
われる。
このメタセシス開環重合反応の温度は、通常、−30〜
200℃、好ましくは0〜150℃、さらに好ましくは
30〜100℃の範囲とされる。
上記メタセシス重合触媒とは、通常、次の(a)成分と
(b)成分との組み合わせからなる触媒であるが、触媒
活性を高めるために、さらに後述する活性化剤が添加さ
れることがある。
(a)成分:W、MoおよびReの化合物から選ばれた
少なくとも1種 (b)成分:デミングの周期律表のIA、IrA。
IIB、IIIA、IVAあるいはIVB族元素の化合
物であって、少なくとも1つの当該元素−炭素結合ある
いは当該元素−水素結合を有するものから選ばれた少な
くとも1種上記(a)成分として適当なW、Moあるい
はReの化合物は、これらのハロゲン化物、オキシハロ
ゲン化物、アルコキシハロゲン化物、アルコキシド、カ
ルボン酸塩、(オキシ)アセチルアセトネート、カルボ
ニル錯体、アセトニトリル錯体、ヒドリド錯体およびそ
の誘導体あるいはこれらの組み合わせであるが、Wおよ
びMoの化合物、特にこれらのハロゲン化物、オキシハ
ロゲン化物およびアルコキシハロゲン化物が、重合活性
の高さおよび実用性の点から好ましい。また、反応によ
って上記の化合物を生成する2種以上の化合物の混合物
を用いてもよい。これらの化合物は、適当な錯化剤、例
えばP (C6Hs)s、cs H5Nなどによって錯
化されていてもよい。
好ましく用いられる(a)M分の具体例としては、特に
好ましい化合物として、MoCl5、Mo (OC2H
5)2C13、WClB、W(OC2H5)2C13な
どを挙げることができる。
(b)成分として適当なものの具体例としては、特に好
ましい化合物として、(CH3) 3 A 1 。
(CH3)2AICI、  (CH3)3A12C13
、CH3AlCl2、(C2H5)3A1、(C2H5
)2AICI、(C2H5)3AI2C13、C2H5
AlCl2、(C2H5)2AIH,(C2H5)2A
IOC2H5、(C2Hs)2AICN、(C3H7)
3A1、(1so−C4H3)3A1、(lso−C4
H3) 2 A IH。
(C6HI3)AI、(C8HI7) 3 A 1、(
C6Hs)sAlなどを挙げることができる。
上記(a)成分と(b)成分との量的関係は、金属原子
比で(a):  (b)が1=1〜1:20、好ましく
は1;2〜1:10の範囲とされる。
上記(a)成分と(b)成分とから調製されたメタセシ
ス重合触媒は、通常、上記の本発明において用いられる
原料単量体のメタセシス開環重合反応において高い触媒
活性を有するが、さらに次に挙げるような(c)成分よ
りなる活性化剤を添加することによって、−層高い活性
を有する触媒として使用することができる。
かかる(c)成分としては各種の化合物を使用すること
ができるが、特に公的に使用される化合物には次のもの
が含まれる。
単体ホウ素、ホウ素化合物、ケイ素化合物、アルコール
類、ヒドロパーオキシド類およびパーオキシド類、水、
酸素、アルデヒドおよびケトンなどのカルボニル化合物
およびそのオリゴマーまたは重合物、環状エーテル類、
アミン類、アゾ化合物、N−ニトロソ化合物、5−C1
基またはN−CI基を含む化合物。
また、(a)成分と(C)成分との量的関係は、添加す
る(c)成分の種類によって極めて多様に変化するため
一律に規定することはできないが、多くの場合(c)/
 (a)(モル比)の値が0゜005〜10、好ましく
は0.05〜3.0の範囲で用いられる。
メタセシス開環重合反応においては、メタセシス重合触
媒の種類や濃度、重合温度、溶媒の種類や量ならびに単
量体濃度などの反応条件を変えるここにより、得られる
重合体の分子量を調節することができるが、通常は適宜
の分子量調整剤の適当量を重合反応系に添加することに
よって、開環重合体の分子量を調節することが好ましい
かかる分子量調整剤としては、α−オレフィン類、α、
ω−ジオレフィン類またはアセチレン類などの分子内に
少なくとも1つの炭素間二重結合または炭素間三重結合
を有する化合物、あるいは塩化アリル、酢酸アリル、ト
リメチルアリロキシシランなどの極性アリル化合物を挙
げることができる。
重合反応のための溶媒としては、次の溶媒Aもしくは溶
媒Bまたはこれらの混合物が用いられる。
溶媒Aは、溶媒成分(1)と溶媒成分(2)との混合物
よりなるものである。
溶媒成分(1)としては、炭素数が10以下、好ましく
は5〜8の脂環族飽和炭化水素および/または脂肪族飽
和炭化水素が用いられる。ここに、脂環族飽和炭化水素
の具体例としては、シクロペンタン、メチルシクロペン
タン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ジメチ
ルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、シクロヘプ
タン、テカリンなどを挙げることができ、また脂肪族飽
和炭化水素の具体例としては、n−ペンタン、イソペン
タン、n−ヘキサン、n−へブタン、n−オクタンなど
を挙げることができる。
溶媒成分(2)としては、ジアルキルグリコールエーテ
ルが用いられる。その具体例としては、エチレングリコ
ールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエ
ーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエ
ーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテルなど
を挙げることができる。
溶媒Aにおける溶媒成分(1)と溶媒成分(2)の混合
比は、通常、重量比で95:5〜30 : 70、好ま
しくは90:10〜40 : 60とされる。溶媒成分
(1)の割合が過大である場合には、溶媒Aの生成重合
体に対する溶解度が不十分となり、一方、この割合が過
小である場合には、メタセシス開環重合反応の反応活性
が低くなって、高い重合度の重合体を得ることができな
い。
溶媒Bは、炭素数が6〜10の芳香族炭化水素よりなる
ものである。その具体例としては、ベンゼン、トルエン
、キシレン、エチルベンゼンなどを挙げることができる
。この芳香族炭化水素は、1種のみでなく2種以上を用
いることもできる。
上記の溶媒によって行なわれるメタセシス開環重合反応
において、モノマー濃度は、通常10〜40重量%とさ
れる。
このメタセシス開、環重合反応の終了後に、得られた重
合反応液に脱触助剤を添加することもできる。
かかる脱触助剤としては、トリエタノールアミン、ジェ
タノールアミン、モノエタノールアミン、トリエチルア
ミン、ジエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチ
ルアミン、ジブチルアミン、エチレンジアミン、ヘキサ
メチレンジアミン、ポリエチレンジアミン、ピリジン、
テトラメチルアミンモニウムヒドロキシドなどの有機ア
ミン類;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナト
リウムなどの無機アルカリ類などを挙げることができる
脱触助剤の添加量は、その種類によっても異なるが、通
常、使用されたメタセシス重合触媒1モルに対して1〜
1000モル、好ましくは5〜100モルである。
本発明においては、以上のようにして得られる重合反応
液もしくはその希釈液を、活性白土、活性炭、珪藻土、
活性アルミナ、ゼオライトから選ばれた少なくとも1種
の吸着剤で処理を行なう。
その処理方法は用いる吸着剤の形状によっても異なり、
粉末の場合には通常、重合反応液に粉末を添加して混合
、撹拌し、その後濾過あるいは遠心分離などの操作によ
って吸着剤を分離し、重合体溶液を得る。また、粒状の
吸着剤の場合には前記処理方法もとりうるが、充填方式
にして流通式で連続処理することができる。
吸着剤の使用量については、その種類、形状および重合
に使用された触媒量、溶媒種などによっても異なるが、
通常、重合反応液中の重合体に対し0.2〜200重量
%であり、好ましくは1〜100重量%である。0.2
重量%り少ないと触媒除去効果が小さく、200重量%
より多いと経済的にデメリットが大きい。また、充填方
式の場合の吸着剤の使用量は、LH8V、寿命などによ
って決まり、−概には定めにくいが前記の使用量が目安
になる。
処理する際の温度、時間などの条件については特に制限
はなく、工業的に適した条件が選ばれる。
次に、本発明のもう1つの大きな特徴であるR−OHで
表わされる化合物の存在は、これによって触媒除去の効
果を大幅に上げることができ、結果として吸着剤の使用
量を大幅に減らすことができ、工業的により有利な処理
方法が可能となる。
R−OR化合物は、Rが水素または炭素数1〜6、好ま
しくは1〜4の炭化水素基であり、これらのうちの1種
以上が用いられる。R−OH化合物の中ではRが水素、
すなわち水が好ましく、また、重合反応に用いられる溶
媒が水を溶解しにくい場合は、Rが炭化水素基であるこ
とが好ましい。
水単独の添加でも優れた効果が得られるが、Rが炭化水
素基である上記化合物(アルコール類)と水との併用が
特に好ましい。
水/アルコールの混合比率は特に制限はなく、任意に選
ぶことができる。
処理液中にR−OH化合物を存在させる方法は、通常、
予め吸着剤にR−OH化合物を含浸させて処理する方法
が用いられるが、重合反応液にR−OH化合物を添加す
る方法をとることもできる。
存在させるR−OH化合物の量は、使用する吸着剤の種
類、量、および重合反応液の溶媒種などによって異なる
が、通常は重合反応液もしくはその希釈液などの処理液
に対し0.05〜5重量%であり、好ましくは0. 1
〜4重量%である。この範囲より多くても、少なくても
その効果が小さくなる。適量のR−OH化合物を存在さ
せると、吸着剤の種類によってはその使用量を1/10
以下にすることが可能である。
このようにして重合触媒成分が除去された重合体溶液は
、必要に応じてさらに水素添加を行ない、熱安定性およ
び耐候性が改良された水素添加重合体を得ることができ
る。
水素添加反応は、重合体溶液に水素添加触媒を添加し、
これに常圧〜300気圧、好ましくは2〜150気圧の
水素ガスを0〜200℃、好ましくは20〜180℃で
作用させることによって行なわれる。
水素添加触媒としては、通常のオレフィン性化合物の水
素添加反応に用いられるものを使用することができる。
この水素添加触媒としては、不均一系触媒および均一系
触媒が公知である。
不均一系触媒としては、パラジウム、白金、ニッケル、
ロジウム、ルテニウムなどの触媒物質をカーボン、シリ
カ、アルミナ、チタニアなどの単体に担持させた固体触
媒などを挙げることができる。
また、均一系触媒としては、ナフテン酸ニッケル/トリ
エチルアルミニウム、ニッケルアセチルアセトナート/
トリエチルアルミニウム、オクテン酸コバルト/n−ブ
チルリチウム、チタノセンジクロリド/ジエチルアルミ
ニウムモノクロリド、酢酸ロジウム、クロロトリス(ト
リフェニルホスフィン)ロジウムなどのロジウムなどを
挙げることができる。
水素添加反応は、得られる水素添加重合体における水素
添加率が50%以上、好ましくは70%以上、さらに好
ましくは80%以上となるように行なわれることが好ま
しい。これは、一般に水素添加率が高いものほど、高い
熱安定性および耐候性を有するものとなるからである。
例えば、水素添加率が50%未満の水素添加重合体は、
熱安定性や耐候性の面で実用性に欠けるおそれがあり、
一方、用途によっては水素添加率が100%の水素添加
重合体であることが必要な場合がある。
水素添加反応を行なった重合体溶液は、その触媒の種類
に応じた後処理がなされるが、固体触媒が用いられた場
合には濾過などによって触媒を除去した後、濃縮器、蒸
発器、ベントルーダ−などの装置によって溶媒を除去す
ることにより水素添加重合体が得られる。また、スチー
ムストリッピングおよび通常の貧溶媒中で凝固させる方
法によっても水素添加重合体を得ることができる。
本発明の方法においては、メタセシス開環重合反応の終
了後あるいは吸着剤で処理した後および水素添加反応の
終了後に、必要に応じて種々の添加剤、例えば酸化防止
剤を添加することができる。
この酸化防止剤の例としては、例えば2,6−ジーt−
ブチル−4−メチルフ゛エノール、2゜2′−ジオキシ
−3,3′ −ジ−t−ブチル−5゜5′−ジメチルジ
フェニルメタン、フェニル−β−ナフチルアミン、ペン
タエリスリチル−テトラキス(3−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、
トリス(2゜4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイ
ト、ビス−(2,6−ジーt−ブチル−4−メチルフェ
ニル)−ペンタエリスリトールジホスファイトなどを挙
げることができる。
本発明の方法によって製造される透明性重合体は極めて
高純度であるので、特に光学特性、耐熱性、耐候性、機
械的性質などの緒特性に優れ、これらの特性を利用する
一般成形材料のほか、光学式ビデオディスク、オーディ
オディスク、文書ファイル用ディスク、メモリディスク
、カメラ用レンズ、レーザビーム用レンズなどの光学材
料として好適に使用することができる。
また、本発明によって製造された重合体は、既知の樹脂
材料、例えばスチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリフェニレンオキサイド樹脂、ポリフェニレンスルフ
ァイド樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリスルホン
樹脂、ポリイミド樹脂、ポリブタジエンン系樹脂、AB
S樹脂、AES樹脂、水素化スチレン−ブタジェンブロ
ック共重合体などとブレンドし、個々の樹脂では不十分
な特性を得ることができる。
[実施例1] 以下、本発明の実施例について説明するが、本発明がこ
れらによって制限させるものではない。
実施例1 くサンプル作製〉 構造式 で表わされる単量体(8−メチル−8−カルボキシメチ
ルテトラシクロ(4,4,0,12”17゛10)  
 3−ドデセン)8.0kg (34゜5モル)と水分
を除去したシクロヘキサンとエチレングリコールジメチ
ルエーテルとを重量比で8:2の割合で混合してなる溶
媒(以下溶媒A■という)24.0kgと分子量調節剤
である1−ヘキセン580g (6,9モル)とを、窒
素ガス置換した50にの反応器に仕込み、これにメタセ
シス重合触媒として濃度0.05モル/Lの六塩化タン
グステンのエチレングリコールジメチルエーテル溶液1
40gと濃度0.96モル/2のジエチルアルミニウム
クロライドのシクロヘキサン溶液140gと濃度0.2
モル/2のパラアルデヒドのエチレングリコールジメチ
ルエーテル溶液30gとを加え、80℃で3時間重合反
応させた。この重合反応における単量体の転化率は、得
られた重合反応液のガスクロマトグラフィー分析から9
8.0%であった。
この得られた重合反応液を溶媒A■で希釈し、重合体濃
度が10重量%になるように調製した。
この調製液をサンプルSと称する。サンプルS中の水分
量は、0.02重量%以下であった。また、サンプルS
中のタングステンおよびアルミニウム含量を蛍光X線法
および原子吸光法により分析した結果は、それぞれ重合
体に対し180ppm、600ppとほぼ重合触媒とし
て使用した理論値に近いものであった。以下、このサン
プルSを吸着処理の実験に供した。
く処理実験〉 サンプルSを100gおよび吸着剤として活性白土(商
品名、ガレオンアースV2)0.5g(重合体に対し5
重量%)に水を0.5g含浸させたものを撹拌機付の2
00m1フラスコに仕込み、室温で2時間撹拌させた。
次に、該処理液を遠心分離機にかけて吸着剤を分離し、
上澄として透明な重合体溶液を得た。その重合体溶液中
のタングステンおよびアルミニウム残量を分析した結果
、表−1に示すように重合体に対し7 ppmおよび3
pp11であり、除去率はそれぞれ96%、〉99%で
あった。
実施例2〜6 サンプルSを用いて吸着剤の種類、量を変えて実施例1
と同様に処理実験を行なった。その結果を表−1に示す
実施例7 サルプル8100gに予め水を1g加えて溶解したもの
に、活性白土をIg(重合体に対し10重量%)添加し
て実施例1と同様に処理実験を行なった。結果は表−1
に示すように、吸着剤の添加量が同じ実施例2と同等の
脱触効率であり、水を吸着剤に含浸させないで予めサン
プルに溶解させても同様の効果が得られている。
以上の実施例により、本発明の方法によれば、特定の単
量体を用いたメタセシス開環重合反応液から重合触媒成
分を除去するに際し、工業的に安価な吸着剤での処理が
可能であり、しかもその使用量が少量ですむことが明ら
かである。
比較例1 未処理のサンプルS0 比較例2 サンプルSを100gおよび吸着剤として活性白土(商
品名、ガレオンアースV2)2g (重合体に対し20
重量%)を撹拌機付の200m1フラスコに仕込み、室
温で2時間撹拌させた。次に、該処理液を遠心分離機に
かけて吸着剤を分離し、上澄として透明な重合体溶液を
得た。その重合体溶液中のタングステンおよびアルミニ
ウム残量を分析した結果、表−1に示すように重合体に
対し30および50 ppmであり、除去率はそれぞれ
83%、92%であった。
比較例3〜6 サンプルSを用いて吸着剤の種類、量を変えて実施例1
と同様に処理実験を行なった。その結果を表−1に示す
以下余白 実施例8 サンプルSを100gおよび活性白土1gにメタノール
を0.5g含浸させたものを仕込んで、実施例1と同様
に処理実験を行なった。結果を表−2に示す。
実施例9 実施例8において、メタノールをエタノールに代えて処
理実験を行なった。結果を表−2に示す。
実施例10 実施例8において、水とメタノールを併用して処理実験
を行なった。結果を表−2に示す。
実施例11 実施例1のサンプル作製において、溶媒として溶媒A■
の代わりに脱水したトルエンを用いて重合を行なった。
この重合反応における単量体の転化率は、実施例1と同
様98.0%であった。
この得られた重合反応液をトルエンで希釈し、単量体濃
度が10重量%になるように調製した。
この調製液をサンプルS2と称する。
サンプルS2中の水分量は0.02重量%以下であり、
タングステン、アルミニウムの含量は、それぞれ重合体
に対し180ppm 、 600ppmであった。
サンプルS2を100gおよび活性白土1gにメタノー
ルを1.5g含浸させたものを仕込んで、実施例1と同
様に処理実験を行なった。結果を表−2に示す。
実施例12 サンプルS2を用いて、水とメタノールを併用して処理
実験を行なった。結果を表−2に示す。
以下余白 [発明の効果] 本発明の方法によれば、特定の環状単量体のメタセシス
開環重合反応液から、重合触媒成分を除去するに際し、
従来片なわれていた多量のアルコールを用いて精製する
ことなく、安価な吸着剤で処理するだけで良く、極めて
有利に所望の透明樹脂を製造することができる。
また、特に吸着剤で処理するに際し、処理液中にR−O
Hで表わされる化合物を適量存在させることによって、
重合触媒成分の除去効果を大幅に上げることができ、吸
着剤の使用量を大幅に下げることができるので、さらに
極めて工業的に有利である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I )で表わされる少なくとも1種
    の単量体またはこの単量体とこれと共重合可能な他の単
    量体とを、溶媒およびメタセシス重合触媒の存在下に、
    メタセシス開環重合させて得られる重合反応液を、R−
    OH(Rは水素または炭素数1〜6の炭化水素基)で表
    わされる少なくとも1種の化合物の存在下に、活性白土
    、活性炭、珪藻土、活性アルミナ、ゼオライトから選ば
    れる少なくとも1種の吸着剤で処理することにより、重
    合触媒成分が除去された重合体溶液を得ることを特徴と
    する重合体の製造方法。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、AおよびBは水素原子または炭素数1〜10の
    炭化水素基であり、XおよびYは水素原子、炭素数1〜
    10の炭化水素基、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換
    された炭素数1〜10の炭化水素基、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼またはXとY から構成された▲数式、化学式、表等があります▼もし
    くは▲数式、化学式、表等があります▼ を示し、XおよびYの少なくとも1つは水素原子および
    炭化水素基から選ばれる基以外の基{ここで、R^1、
    R^2、R^3およびR^4は炭素数1〜20の炭化水
    素基、Zはハロゲン原子で置換された炭化水素基、Wは
    SiR^5_pD_3_−_p(R^5は炭素数1〜1
    0の炭化水素基、Dはハロゲン原子、−OCOR^6ま
    たは−OR^6(R^6は炭素数1〜10の炭化水素基
    を示す)、pは0〜3の整数を示す)、nは0〜10の
    整数を示す。}であり、mは0または1である。〕。
  2. (2)重合反応液を、活性白土、活性炭、珪藻土、活性
    アルミナ、ゼオライトと処理する際に、重合反応液中に
    R−OHで表わされる化合物の少なくとも1種を0.0
    5〜5重量%存在させることを特徴とする請求項1に記
    載の重合体の製造方法。
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