JPH01158029A - 開環重合体水素添加物およびその製造方法 - Google Patents

開環重合体水素添加物およびその製造方法

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JPH01158029A
JPH01158029A JP30685087A JP30685087A JPH01158029A JP H01158029 A JPH01158029 A JP H01158029A JP 30685087 A JP30685087 A JP 30685087A JP 30685087 A JP30685087 A JP 30685087A JP H01158029 A JPH01158029 A JP H01158029A
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Giichi Nishi
西 義一
Masayoshi Oshima
正義 大島
Teiji Obara
禎二 小原
Toshimata Matsui
利又 松井
Yoshio Natsuume
伊男 夏梅
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、耐熱性に優れており、かつ透明性、耐水性、
耐薬品性、耐溶剤性、誘電特性および剛性などの機械的
性質等の品持性のバランスがとれた新規な開環重合体水
素添加物に関し、さらに詳しくは、多環ノルボルネン系
開環重合体水素添加物およびその製造方法に関する。
従来の技術・ 従来、光学用高分子材料としてポリメタクリル酸メチル
やポリカーボネート等が使用されてきたが、前者は吸水
性に、また後者は射出成形時の複屈折等の問題を抱えて
おり、ますます高度化する要求に応えることが困難にな
ってきている。
近年、これらの欠点を改良した高分子材料として、多環
ノルボルネン系モノマーを用いた重合体が開発されてい
る0例えば、特開昭60−26024号にはテトラシク
ロドデセン類の開環重合体またはテトラシクロドデセン
類とノルボルネン類の開環共重合体の水素化物が透明性
、耐水性、耐熱性に優れていることが記載されており、
また、特開昭60−168708号や同61−2926
01号にはテトラシクロドデセン類またはそれ以上の多
環ノルボルネン系モノマーとα−オレフィンとの付加重
合体が透明性、耐熱性、耐薬品性。
耐水性などに優れていることが開示されている。
このように多環ノルボルネン系の重合体は光学用高分子
として優れた゛特性を有しているが、概して七ツマ−の
入手が困難であり、かつ、非常に高価であるという欠点
を有しており、また、未だその種類が限定されていると
いう問題があプた。
が解決しようと る問題点 そこで本発明者らは、より安価に入手可能な多環ノルボ
ルネン系モノマーを用いて光学用高分子またはその原料
として好適な新規な合成樹脂を開発すべく鋭意研究した
結果、特定の構造を有する多環式モノマー、すなわちペ
ンタシクロペンタデカジエンおよび/またはペンタシク
ロペンタデセンを、必要に応じて他のコモノマーととも
に開環重合して得られる開環重合体の水素添加物が熱的
性質に優れ、かつ透明性、耐水性、耐薬品性、耐溶剤性
、誘電特性および剛性などの機械的性質等のバランスが
とれた重合体であって、各種成形品として有用であるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
問題点を解決するための手段 本発明の要旨は、 (1) (A)下記一般式CI)で表わされる繰返し単
位またはそのアルキル置換体100.〜5モル%と、 (B)下記一般式〔II )で表わされる繰返し単位ま
たはそのアルキル置換体もしくは下記一般式〔III)
で表わされる繰返し単位、そのアルキル置換体またはア
ルキリデン置換体から選ばれる少なくとも1種の繰返し
単位0〜95モル%とを含み。
かつ、25℃、トルエン中で測定した極限粘度[η]が
0.01〜20d見/gであり、主鎖を構成する(C■
C)結合の少なくとも5096が単結合である多環ノル
ボルネン系開環重合体水素添加物、 CI )          〔II )(ただし、式
中ニは単結合または二重結合を示す、) 2) (A)下記−数式〔1′〕で表わされる繰返し単
位またはそのアルキル置換体100〜5モル%と、 (B)下記−数式(H’)で表わされる繰返し単位また
はそのアルキル置換体もしくは下記−数式〔III′〕
で表わされる繰返し単位、そのアルキル置換体またはア
ルキリデンこ換体から選ばれる少なくとも1種の繰返し
単位0〜95モル%とを含み、 かつ、25°C、トルエン中で測定した極限粘度[η]
が0.01〜20dl/gである多環ノルボルネン系r
3F4a i合体に含まれるオレフィン系不飽和基の一
部または全部を、水素化触媒を用いて水素により水素化
することを特徴とする主鎖を構成する(C=−C)結合
の少なくとも50%が単結合である多環ノルボルネン系
開環重合体水素添加物の製造方法、にある。
(I′)         〔II’)(以下余白) (ただし1式中二は単結合または二重結合を示す。) 本発明で使用する開環重合体は、単量体として、(A)
多環ノルボルネン系化合物のうち特に、4,9,5.8
−ジメタノ−3a、4.4a、5,8.8a、9.9a
−オクタヒドロ=IH−ペンンインデン(すなわち、ペ
ンタシクロベンタデカシエン)、4,9,5.8−ジメ
タノ−2,3,3a、4.4a、5,8.8a、9゜9
a−デカヒドロ−IH−ベンゾインデン(すなわち、ペ
ンタシクロペンタデセン)、またはこれらのアルキル置
換体を必須成分(以下、「A成分」と称することがある
)として用い、CB)コモノマーとして、4,7−メタ
ノ−3a、4゜7.7a−テトラヒドロ−IH−インデ
ン(すなわち、ジシクロペンタジェン)、4.7−メタ
ン〜2.3.3a、4,7.7a−へキサヒドロインデ
ン(すなわち、ジヒドロジシクロペンタジェン)、これ
らのアルキル置換体、または、未置換または置換ノルボ
ルネン(以下、「B成分Jと称することがある)を主成
分としたものであり、環状オレフィンの公知の開環重合
法により製造することができる。そして、これら開環重
合体の水素添加物は、通常の水素添加反応方法を利用し
て製造することができる。
以下、本発明の各構成要素について詳述する。
(単量体) 本発明に使用するA成分は下記2種の単量体から選択さ
れる。第一の単量体は、下記−数式(rV)で表わされ
るペンタシクロペンタデカジエン(r4,9,5.8−
ジメタノ−3a、4゜4a、5,8.8a、9.9a−
オクタヒドロ−IH−ベンゾインデン」)である(以下
、この単量体をrPcDE」と略称する)。
このPCDEは、シクロペンタジェンとジシクロペンタ
ジェンとをディールス・アルダ−反応させ、反応混合物
から蒸留などの手法によって分離することにより得るこ
とができる。
A成分のうちの他の単量体は、下記−数式(VJで表わ
されるペンタシクロペンタデセン(r4,9,5.8−
ジメタノ−2,3,3a。
4.4a、5,8,8a、9,9a−デカヒドロ−IH
−ベンゾインデン」)である(以下、「PCPDJと略
称する)。
この化合物は、シクロペンテンとシクロペンタジェンと
をディールス・アルダ−反応させ、その生成物とシクロ
ペンタジェンとを再度ディールス・アルダ−反応させる
ことにより製造することができる。
上記PCDEおよびPCFDは、それぞれ単独で用いて
もよく、また任意の割合で混合して用いることもできる
また、PCDEおよびPCFDは、それぞれメチル、エ
チルなどのアルキル置換体であってもよい。
本発明で用いるB成分は、ジシクロペンタジェン(以下
、rDCPJと略称することがある)。
2.3−ジヒドロジシクロペンタジェン(r4゜7−メ
タノ−2,3,3a、4,7.7a−へキサヒドロイン
デン」、以下、rHDcPJ と略称することがある)
、これらのメチル、エチル、プロピル、ブチルなどのア
ルキル置換体、または、未鐙換または置換ノルボルネン
(以下、rNBJと略称することがある)である、これ
らは、それぞれ単独で用いてもよく、また適宜混合して
用いることもできる。
置換ノルボルネンとしては、5−メチル−2−ノルボル
ネン、5.6−シメチルー2−ノルボルネン、5−エチ
ル−2−ノルボルネン、5−ブチル−2−ノルボルネン
などのアルキル置換ノルボルネン、またはエチリデンノ
ルボルネンなどのアルキリデン置換ノルボルネンがある
本発明においては、上記A成分lO0〜5モル%、好ま
しくは90〜10モル%、さらに好ましくは80〜20
モル%と上記B成分0〜95モル%、好ましくは10〜
90モル%、さらに好ましくは20〜80モル%の割合
で使用される。A成分の使用比率が上昇するにつれガラ
ス転移温度は上昇するが、ガラス転移温度があまりに高
くなると加工がしにくくなるという問題が生ずる。また
、A成分を使用しないとガラス転移温度が充分に高くな
らず、とくに耐熱劣化性や耐光劣化性を改善する目的で
重合体を水素添加すると元の重合体に比較して大幅にガ
ラス転移温度が低下するため、実用上問題が生ずる。
本発明においては、上記A成分およびB成分の他に、本
発明の効果を実質的に妨げない範囲内において開環重合
可能な他のシクロオレフィン類を使用することができる
。使用可能なシクロオレフィンの具体例として、例えば
シクロペンテン、5.6−ジヒドロジシクロペンタジェ
ンなどのごとき反応性の二重結合を1個有する化合物が
例示される。これらは、通常、全単量体中の30重量%
までの範囲で使用または含有してもよい。
また、多環ノルボルネン糸上ツマ−の中には反応性の二
重結合を2個以上有する化合物も存在するが、そのよう
な化合物の場合は重合体のゲル化を惹起しやすいので、
できるだけ除去することが好ましい。
本発明で用いる七ツマー混合物は予め用意したA成分と
B成分を混合して調製することもできるが、DCP類(
すなわち、DCPおよびDCPのアルキル置換体)の加
熱処理またはシクロペンテンの存在下でのDCP類の加
熱処理によって直接合成することもできる。熱処理の条
件としては。
DCPm単独またはDCP類とシクロペンテンとを窒素
ガスなどの不活性ガス雰囲気下、120〜250℃、好
ましくは150〜230℃の温度で、0.5〜20時間
、好ましくは1〜10時間加熱する方法が挙げられる。
処理の反応形式は、バッチ式、M線式のいずれでもよく
、反応系に不活性溶媒が存在してもよい。
熱処理生成物は、油状またはワクラス状のものであり、
DCP類のみを加熱処理した場合には、未反応のDCP
類、PCDE類(シクロペンタジェン類の三量体)を主
成分とし、少量の対称型のシクロペンタジェンの三量体
、すなわち下記の式(VI)で表される1、4,5.8
−ジメタノ−1,4,4a、4b、5,8.8a、9a
−才クタヒド口−9H−フルオレン(以下、rDOFJ
と略称する)を含有している。
このような熱処理生成物は、そのままでも使用できるが
、不溶性成分が存在する場合には濾過などの手段により
不溶性成分を除去することが好ましく、また、蒸留によ
ってDCP類とPCDE類の組成を適宜調節して用いる
こともできる。
また、DCP類とシクロペンテン類との熱処理生成物か
らは、未反応DCP類、上記のシクロペンタジェン類三
艮体の他に上記PCPD類を主成分とし、さらに場合に
よっては未反応シクロペンテン類を含む生成物が得られ
る。この場合もDCP類単独の場合と同様にそのまま使
用することができ、またシクロペンテン類やDCP類を
適宜除去して使用することができる。
しかし、加熱処理の際に副生ずる上記DOF類〔■〕は
反応性の大きな二重結合を2個有するため重合時に架橋
しゲル化の原因となることから全単量体中の15重量%
以下、好ましくは10重量%以下、さらに好ましくは5
重量%以下になるまで精製することが望ましい。
また、加熱処理に際し、プロピレン、ブテン等のオレフ
ィン類、ジヒドロジシクロペンタジェン等のシクロオレ
フィン類、スチレン類、ブタジェン、イソプレン等のジ
エン類などの成分を共存させるこ゛とができる。この場
合にはPCDE類の他にB成分に相当する種々のノルボ
ルネン系化合物を同時に得ることができる。
さらに、重合に際しては、A成分、B成分の他にブテン
−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、ブ
テン−2、ペンテン−2,1,4−ヘキサジエンなどの
鎖状のモノオレフィン、鎖状の非共役ジオレフィン類を
分子量調節のために10モル%程度までの範囲で添加し
てもよい。
(重合触媒) これらの単量体の開環重合体は、通常のノルボルネン類
の重合法により製造されるが、重合触媒としては1例え
ば、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、
イリジウム、白金などのごとき白金族金属化合物(例え
ば、特公昭46−14910号)または、チタン、バナ
ジウム。
モリブデン、タングステンなどの遷移金属化合物と周期
律表第1−rV族の有機金属化合物の系などが挙げられ
、この触媒系に第三級アミンなどの第三成分を組み合わ
せてもよい(例えば、特公昭41−20111号、特公
昭57−17883号、特公昭57−61044号、特
開昭54−86600号、特開昭58−127728号
など)。
重合触媒は、これらの単量体の開環重合が可能な金属化
合物であれば特に制限されないが、好ましくは、四ハロ
ゲン化チタンなどの遷移金属化合物と有機アルミニウム
化合物などの有機金属を含む触媒系あるいは、これに脂
肪族または芳香族第三級アミンなどの第三成分を組み合
わせた触媒系である。
以下に、重合触媒の具体例を挙げる。
遷移金属化合物 金属化合物としては、チタン、バナジウム、タングステ
ン、モリブデン等の遷移金属化合物が好ましく、具体的
には、これら遷移金属のハロゲン化物、オキシハライド
、酸化物、カルボニル化合物、有機アンモニウム塩等が
ある。
具体例として、 TiC1、TiBr  、V○ci3、VOBr  、
WBr  、WBr  、WBr6.wc文 、wc文
 、wc文 、wc文。、W F  、  W I  
、W I  、  W OB r 4.WOCI  、
WOF  、MoBr2、MoBr  、MoBr  
、MoCu4.MoC1、MoF  、Mo0(,14
、M o OF4 、WO2、H2WO4、N aWO
a、K 2 W O4、(N H)  W O、Ca 
W O4,CuWo4.MgWO4、 (Co) 5WC(OCH3)(CH3)、(CO)5
WC(OC2H5)(CH3)、(CO) s WC(
OC,、H5)  (C4H5)、(Co)5 MoC
(OC2H5)(CH3)。
〔0095M0=C(OC2H5) (N(C2!(5)2)、)リゾジルアンモニウムモリ
ブデン酸塩、トリデシルアンモニウムタングステン酸塩
等がある。
有機金属化合物 有機金属化合物としては、周期律表の第1族から第■族
までの有機金属化合物、例えば有機アルミニウム化合物
、有機スズ化合物あるいはりチュウム、ナトリウム、マ
グネシウム、亜鉛、カドミウム、ホウ素等の化合物があ
る。
有機アルミニウム化合物としては、トリメチルアルミニ
ウム、トリエチルアルミニウム、トリーn−プロピルア
ルミニウム、トリイソプロピルアルミニウム、トリイソ
ブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、トリ
オクチルアルミニウム、トリフェニルアルミニウム、ト
リベンジルアルミニウム、ジエチルアルミニウムモノク
ロリド、ジ−n−ピロピルアルミニウムモノクロリド、
ジ−イソブチルアルミニウムモノクロリド、ジ−n−ブ
チルア、ルミニウムモノクロリド、ジエチルアルミニウ
ムモノプロミド、ジエチルアルミニウムモノクロリド、
ジエチルアルミニウムモノヒドリド、ジ−n−プロピル
アルミニウムモノヒドリド、ジイソブチルアルミニウム
モノヒドリド、メチルアルミニウムセスキクロリド、エ
チルアルミニウムセスキプロミド、イソブチルアルミニ
ウムセスキクロリド、エチルアルミニウムジクロリド、
エチルアルミニウムジブロミド、プロピルアルミニウム
ジクロリド、イソブチルアルミニウムジクロリド、エチ
ルアルミニウムジブロミド、エチルアルミニウムシイオ
シド等がある。
有機スズ化合物としては、テトラメチルスズ。
ジエチルジメチルスズ、テトラエチルスズ、ジブチルジ
エチルスズ、テトラブチルスズ、テトライソクミルスズ
、テトラフェニルスズ、トリエチルスズクロリド、トリ
エチルスズクロリド、トリエチルスズプロミド、トリエ
チルスズクロリド、ジエチルスズジフルオリド、ジエチ
ルスズジクロリド、ジエチルスズプロミド、ジエチルス
ズシイオシド、エチルスズトリクロリド、エチルスズト
リクロリド、エチルスズトリプロミド、エチルスズトリ
クロリドなどがあげられる。その他n−プチルリチウム
、n−ペンチルナトリウム、メチルマグネシウムプロミ
ド、エチルマグネシウムプロミド、メチルマグネシウム
プロミド、n−プロピルマグネシウムクロリド、t−ブ
チルマグネシウムクロリド、アリルマグネシウムクロリ
ド、ジエチル亜鉛、ジエチルカドミウム、トリメチルホ
ウ素、トリエチルホウ素、トリーn−ブチル−ホウ素な
どがあげられる。
第三成分 上記触媒系に第三成分を加えて、重合活性を高め、開環
重合の選択性を向上させることができる。具体例として
は、分子状酸素、アルコール、エーテル、過酸化物、カ
ルボン酸、酸無水物、酸クロリド、エステル、ケトン、
含窒素化合物、含硫黄化合物、含ハロゲン化合物、分子
、状ヨウ素、その他のルイス酸等が挙げられる。その中
でも。
脂肪族または芳香族第三級アミンが好ましく、その具体
例としては、トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ト
リーn−ブチルアミン、ピリジン、α−ピコリンなどが
ある。
(溶媒) 本発明で使用する開環重合体の重合は、溶媒を用いなく
ても可能であるが、不活性有機溶媒中でも実施すること
ができる。
具体例として、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳
香族炭化水素、n−ペンタン、ヘキサン、ヘプタンなど
の脂肪族炭化水素、シクロヘキサンなどの脂環族炭化水
素、メチレンジクロリド、ジクロルエタン、ジクロルエ
チレン、テトラクロルエタン、クロルベンゼン、ジクロ
ルベンゼン、トリクロルベンゼンなどのハロゲン化炭化
水素等が挙げられ、これらの二種以上を混合して使用し
てもよい。
(重合温度) 開環重合の温度条件については、特に制限はないが、−
20°C−100°Cの任意の温度を選択するのが通常
である。
(重合圧力) 重合圧力の条件は、通常0〜50 K g / c r
rfの範囲から選択することが好ましい。
(以下余白) (水素添加) 本発明の開環重合体水素添加物は、前記開環重合体を水
素添加してそのオレフィン系不飽和基(主鎖の二重結合
および不飽和環の二重結合)の一部または全部を飽和さ
せることにより得ることができ、それによりポリマーの
耐熱劣化性や耐光劣化性をさらに改善することができる
。水素添加率は、開環重合体のすべての二重結合が水素
添加により飽和された場合を100%とすると、理論的
には0〜100%の範囲があり、実際にも、その範囲で
任意に選択できるが、耐熱劣化性や耐光劣化性を向上さ
せるためには、主鎖二重結合の50%以上が水素添加さ
れることが好ましい。
この開環重合体の水素添加反応は通常の方法により行わ
れる。水素化触媒としては、オレフィン化合物の水素化
に際して一般に使用されているものであれば使用可能で
あり、特に制限されないが、たとえば次のようなものが
ある。不均一系触媒としては、ニッケル、パラジウム、
白金またはこれらの金属をカーボン、シリカ、ケイソウ
土、アルミナ、酸化チタン等の担体に相持させた固体触
媒、例えばニッケル/シリカ、ニッケル/ケイソウ土、
パラジウム/カーボン、パラジウム/シリカ、パラジウ
ム/ケイソウ土、パラジウム/アルミナなどが挙げられ
る。また、均一系触媒としては、周期律表第■族の金属
を基体とするもの、例えば、ナフテン酸ニッケル/トリ
エチルアルミニウム、オクテン庸コバルト/n−ブチル
リチウム、ニッケルアセチルアセトネート/トリエチル
アルミニウムなどのNi、Co化合物と周期律表第工〜
■族金属の有機金属化合物からなるもの。
あるいはRh化合物などが挙げられる。
水素添加反応は、触媒の種類により均一系または不均二
系で、1〜150気圧の水素圧下、0−・180℃、好
ましくは20〜100℃で行われる。水素添加率は、水
素圧、反応温度、反応時間、触媒濃度などを変えること
によって任意に調節することができるが、水添物が優れ
た耐熱劣化性及び耐光劣化性を示すためには重合体中の
主鎖二重結合の50%以上が水素添加されることが好ま
しく、より好ましくは80%以上、さらに好ましくは9
0%以上の水添率とされる。
(開環重合体水素添加物) 本発明で使用する開環重合体は、25°C、トルエン中
で測定した極限粘度[η]が0.01〜20 ’d l
 / g、好ましくは0.1〜10d交/gのものであ
るが、本発明の開環重合体水素添加物の[η]も同じ<
0.01〜20d交/g、好ましくはo、i〜10d立
/gである。[η]が上記範囲にあることによって、耐
熱性、耐水性、透明性、耐薬品性、耐溶剤性、加工性お
よび機械的特性が良好である。
本発明の開環重合体水素添加物の中でA成分のみからな
る重合体は、ガラス転移温度が高く耐熱性に優れている
が、その反面、加工がしにくいという問題がある。これ
に対し、前記B成分を共重合すると重合体のガラス転移
温度を適宜制御することができ、耐熱性と加工性のバラ
ンスをとることができる0例えば、B成分としてDCP
を使用するとガラス転移温度を100℃〜200℃、好
ましくは120℃〜180℃の範囲でコントロールする
ことができ、また、NBを使用すると50℃〜180℃
、好マシくは80℃〜15o℃の範囲でコントロールす
ることができる。
本発明の開・環重合体水素添加物は、使用する開環重合
体に比較して耐熱劣化性や耐光劣化性がさらに改善され
ている。
(成形加工) 本発明の開環重合体水素添加物は1周知の方法によって
成形加工することができる。また、成形加工にあたって
は、各種添加剤1例えば、無機および有機の充填剤、安
定剤、帯電防止剤、滑剤などを添加してもよい。
(用途) 本発明の開環重合体水素添加物は、ガラス転移温度が高
く、しかも不飽和基が水素添加されていることからも明
らかなように耐熱劣化性・耐光劣化性に優れており、か
つ透明性や対水性、#薬品性1機械的特性などのバラン
スがとれた重合体であるから、各種の成形品として広範
な分野において有用である。
例えば、光学用レンズ、光ディスク、光ファイバー、ガ
ラス窓用途などの光学分野、電気アイロンの水タンク、
電子レンジ用品、液晶表示用基板、プリント基板、高周
波用回路基板、透明導電性シートやフィルムなどの電気
分野、注射器、ピペット、アニマルゲージなどの医療、
化学分野、カメラボディ、各種計器類ハウジング、フィ
ルム、シート、ヘルメットなど種々の分野で利用できる
実施例 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
が1本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。
実施例1 充分乾燥し、窒素置換した500mJlセパラブルフラ
スコに、−数式(rV)で表わされるPCDP4−15
gとトルエン60mJ1を加えた。さらに続けてトリエ
チルアルミニウム1.5mmoJl、四塩化チタン0.
30mmoMを加え25℃で授押下4時間反応させた。
その後、アセトン/イソプロピルアルコール(1/l)
で目的物を沈澱させ、濾過後、再びトルエンに溶解した
。さらにアセトン/イソプロピルアルコール(1/1)
溶剤で沈澱、濾過し、乾燥することによって、目的物を
得た。収率は18%であった。得られた重合物のプロト
ンNMRによる解析の結果、δ’= 5 、0〜5 、
5 p pmの間にオレフィン二重結合プロトンおよび
5員環シクロオレフィン環内二重結合プロトンに起因す
る吸収が認められ、一方、ノルボルネン環内二重結合プ
ロトンに起因する吸収(δ=5.6〜6.0ppm)が
認められなかった。
さらに、全プロトン由来の吸収強度に対する二重結合関
連のプロトン吸収強度が理論値(22,2%)とほぼ一
致したことから、上記ポリマーが開環重合していること
が確認された。この開環重合体のガラス転移温度(DS
Cによる)は201℃であり、25℃トルエン中で測定
した極限粘度は、0.30dll/gであった。また、
この重合体は、室温においてベンゼン、トルエン、シク
ロヘキサン、四塩化炭素、二硫化炭素に可溶性であった
上記の重合体3gをシクロヘキサン30m1に溶解した
ものをパラジウムカーボン0.3gと共に容14100
 c cのステンレス製アンプル中に入れ、混合後、ア
ンプル中の空気を水素で置換して水素圧を50 K g
 / c rn’ Gとし10”O−t’攪拌しつつ3
0分保持した。その後50″Cに昇温して18時間攪拌
したところ沈澱物が得られた。この沈澱物をトルエンに
溶解させその溶液を1ルのフィルターでろ過した後、メ
タノール中で再沈させ乾燥2精製した。
このもののガラス転移温度は206℃であった。NMR
の解析により、二重結合に起因するδ=5.0〜5.5
ppmの吸収が消えており、はぼ完全に水添されている
ことが確認された。
実施例2 充分乾燥し、窒素置換した500m又セパラブルフラス
コに、第1表に示すモノマー混合物80gを添加すると
ともに、トルエン220g、1−ヘキセンをモノマーに
対して1.0モル%、トリエチルアルミニウム12mm
of、トリエチルアミン3 S m m o文、四塩化
チタン2.4mm0文を順次添加し、25℃で2時間反
応させた後、アセトン/イソプロピルアルコール(1/
1)で沈殿・洗浄し、乾燥させることによって目的とす
るポリマーを得た。
Hl−NMR解析の結果、ノルボルネン環の二重結合に
起因する吸収(δ=5,6〜6.0ppm)が消失し、
5員環内およびオレフィン主鎖に起因する吸収(δ=5
.0〜5.5ppm)に全てシフトしていることが認め
られたことから、本実施例によるポリマーが開環重合体
であると結論づけられた。得られたポリマー中の繰返し
単位含量はH’ −NMRでの二重結合プロトンの吸収
ピーク面積に基づいて算出した。
さらに、上記ポリマーの10%シクロヘキサン溶液に0
.6gの5%Pd−C触媒を加え、1文オートクレーブ
中で140℃、水素圧70Kg/cm″で水素化反応を
行なった。
得られたポリマーとその水素添加物の物性を第1表に示
す、なお、光透過率はプレス成形による1、2mm厚の
板(ディスク)を用いて830nmで測定した。また、
耐溶剤性は上記ディスクを酢酸エチルおよびアセトンに
室温で20時間浸漬し、外観の変化の有無を視察した。
耐薬品性は97.6%硫酸および28%アンモニア水中
に室温で20時間浸漬し、その外観の変化をi察した。
また、比較のためモノマーとしてジシクロペンタジェン
のみを使用した場合について、得られたポリマーとその
水素添加物の物性を第1表に示す。
(以下余白) 実施例3 容fillの攪拌機付きオートクレーブに、ジシクロペ
ンタジェン600gを入れ、反応機内を窒素に置換後、
攪拌しながら180℃に昇温し、4時間熱処理反応を行
なった後、減圧蒸留を行なった。2Torr、110℃
〜120℃でCPD三量体が263g得られた。ガスク
ロマトグラフィーによる分析の結果、CPD三景三量組
成は、PCDE84.5重量%、DOF14.7重量%
、その他が0.8重量%であった。
充分乾燥し、窒素置換した500m見セパラブルフラス
コに、上記三量体上ツマ−40gとトルエン260mj
Lを加え、トリエチルアルミニウム12mm0Jl  
)リエチルアミy36mmoJl、四塩化チタン2.4
mmofLを加え室温下で2時間反応させた。その後、
アセトン/イソプロピルアルコール(1/1)で目的物
を沈殿させ、濾過後、再びトルエンに溶解した。さらに
、アセトン/イソプロピルアルコール(1/l)溶剤で
沈WIφ纏過し、乾燥することによって、目的物を得た
。収量は25gであった。この開環重合体のガラス転移
温度(DSCによる)は203℃であり、25℃トルエ
ン中で測定した極限粘度は0゜21 dl/gであった
。また、この重合体は、室温においてベンゼン、トルエ
ン、シクロヘキサン、四塩化炭素、二硫化炭素に可溶性
であった。
さらに、上記ポリマー20gをシクロヘキサン400m
Jljに溶解したものを5%Pd−C触媒2gと共に容
量11のオートクレーブに入れ、水素で置換した後12
0°Cまで昇温し、水素圧を70気圧まで上げ、消費さ
れた分の水素を補いながら8時間反応させた。触媒を濾
別した後イソプロピルアルコール/アセトン溶液中で再
沈殿させ乾燥させることによって17gの水添ポリマー
を得た。この水素添加物のガラス転移温度は206℃で
あった・ Hl−NMR解析の結果、二重結合に起因する吸収(δ
=5.0〜6.0ppm)が消えておリ、はぼ完全に水
添されていることが、確認された。
実施例4 充分乾燥し、窒素置換した5 00 m lセパラブル
フラスコに、第2表に示す七ツマー混合物80gを添加
するとともに、トルエン220g、1−ヘキセンをモノ
マーに対して1.0モル%、トリエチルアルミニウム1
2mmou、トリエチルアミン36mmo文、四塩化チ
タン2.4mmo文を順次添加し、25°Cで2時間反
応させた後、アセトン/インプロピルアルコール(1/
1)で沈殿・洗浄し、乾燥させることによって目的とす
るポリマーを得た。
H’−NMR解析の結果、ノルボルネン環の二重結合に
起因する吸収(δ=5.6〜6.0ppm)が消失し、
5員環内およびオレフィン主鎖に起因する吸収(δ=5
.0〜5.5ppnn)に全てシフトしていることが認
められたことから1本実施例によるポリマーが開環重合
体であると結論づけられた。得られたポリマー中の繰返
し単位含量はH’ −NMRでの二重結合プロトンの吸
収ピーク面積による分析および重合溶液中の残留上ツマ
−の量をガスクロマトグラフィーにより定量分析し算出
した。
さらに、上記ポリマーの10%シクロヘキサン溶液に0
.6gの5%Pd−C触媒を加え、1文オートクレーブ
中で140℃、水素圧70Kg/c m”で水素化反応
を行なった。
得られたポリマーとその水素添加物の物性を第2表に示
す、なお、光透過率、耐溶剤性および耐薬品性は、実施
例1と同様にして測定した。
(以下余白) 第2表 なお、表中O印は、外観の変化がないことを示す。
発明の効果 本発明の新規な開環重合体水素添加物は、耐熱劣化性・
耐光劣化性に優れ、かつ透明性、耐水性、耐薬品性、#
溶剤性、誘電特性および剛性などの機械的なバランスが
とれた重合体であって、光学分野をはじめ広範な分野で
利用可能であるという擾れた効果を有するものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)下記一般式〔 I 〕で表わされる繰返し単
    位またはそのアルキル置換体100〜5モル%と、 (B)下記一般式〔II〕で表わされる繰返し単位または
    そのアルキル置換体もしくは下記一般式〔III〕で表わ
    される繰返し単位、そのアルキル置換体またはアルキリ
    デン置換体から選ばれる少なくとも1種の繰返し単位0
    〜95モル%とを含み、 かつ、25℃、トルエン中で測定した極限粘度[η]が
    0.01〜20dl/gであり、主鎖を構成する(C■
    C)結合の少なくとも50%が単結合である多環ノルボ
    ルネン系開環重合体水素添加物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (ただし、式中■は単結合または二重結合を示す。)
  2. (2)(A)下記一般式〔 I ′〕で表わされる繰返し
    単位またはそのアルキル置換体100〜5モル%と、 (B)下記一般式〔II′〕で表わされる繰返し単位また
    はそのアルキル置換体もしくは下記一般式〔III′〕で
    表わされる繰返し単位、そのアルキル置換体またはアル
    キリデン置換体から選ばれる少なくとも1種の繰返し単
    位0〜95モル%とを含み、 かつ、25℃、トルエン中で測定した極限粘度[η]が
    0.01〜20dl/gである多環ノルボルネン系開環
    重体に含まれるオレフィン系不飽和基の一部または全部
    を、水素化触媒を用いて水素により水素化することを特
    徴とする主鎖を構成する(C■C)結合の少なくとも5
    0%が単結合である多環ノルボルネン系開環重合体水素
    添加物の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I ′〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II′〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III′〕 (ただし、式中■は単結合または二重結合を示す。)
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