JPH0130887Y2 - - Google Patents

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JPH0130887Y2
JPH0130887Y2 JP7670885U JP7670885U JPH0130887Y2 JP H0130887 Y2 JPH0130887 Y2 JP H0130887Y2 JP 7670885 U JP7670885 U JP 7670885U JP 7670885 U JP7670885 U JP 7670885U JP H0130887 Y2 JPH0130887 Y2 JP H0130887Y2
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JP
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flat plate
hook
hook body
insertion opening
bent piece
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JP7670885U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、アイ本体とフツク本体とからなる鉤
ホツクにおけるフツク本体の改良に関し、特に多
数のフツク本体を鍍金する際、2つのフツク本体
がアベツク状態、すなわち結合状態となるのを防
止するフツク本体に関する。
従来の技術 第5図に示すフツク本体Aは、一体に略横U字
状に形成された表平板1と裏平板2とからなつて
おり、アイ本体(図示せず)が挿入係合される表
平板1と裏平板2とで形成される挿入口3内の高
さWは、表平板1及び裏平板2の肉厚Tよりも多
少広くなつている。
考案が解決しようとする問題点 従つて、多数のフツク本体Aを同時に鍍金等す
る場合、2つのフツク本体Aが第6図で示される
ように互いの挿入口3に表平板1あるいは裏平板
2が挿入し合つて、2つのフツク本体Aがアベツ
ク状態、すなわち結合状態となつてしまうことが
あり、鍍金等が充分に行なわれないという問題点
が生じていた。
本考案は、上述の点に着目してなされたもので
あつて、多数のフツク本体を同時に鍍金等をする
に際しても、フツク本体同士がアベツク状態に結
合されるのを防止して、個々のフツク本体を充分
に鍍金等を行なえるようにした鉤ホツクにおける
フツク本体を提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点は本考案によれば、表平板と裏平板
とを略U字状に一体に形成してなる鉤ホツクにお
けるフツク本体において、前記表平板と裏平板と
で形成される挿入口を閉塞する折曲片を前記各平
板の少なくとも一方の先端部側に設けるようにす
ることにより解決される。
実施例 以下、図面に示す実施例に基いて本考案を説明
する。
第1図から第3図は本考案に係るフツク本体A
の一実施例を示すものであつて、該フツク本体A
は、基本的には表平板1と裏平板2とを一体に略
横U字状に形成したものである。3は後述するア
イ本体Bが挿入係合される挿入口であつて、該挿
入口3は前記表平板1と裏平板2とで形成されて
いる。
前記表平板1には、加締用パンチを挿入するた
めの孔4がその略中央に形成されており、該孔4
の両側縁部にはアイ本体Bとの係合を外れにくく
するため内方に突出する係止突部5,5が設けら
れている。
前記裏平板2は、その先端部側に前記表平板1
側に向けて折曲した折曲片6を有している。該折
曲片6は、各平板1,2の幅よりも小さく形成さ
れ、該裏平板2の幅方向の略中央に位置し両平板
1,2先端の挿入口3を閉塞している。なお、そ
の先端と表平板1の裏面との間に各平板1,2の
厚さより小さいわずかな隙間を有して前記挿入口
3の一部を閉塞してもよい(第2図及び第3図参
照)。また、前記裏平板2には、プレス加工等に
より内側から外側に打ち出された打出部7が前記
孔4と対面する箇所に形成されており(第2図及
び第3図参照)、この打出部7には止具(図示せ
ず)の爪を挿通する孔8,8が形成されている。
第4図は、本考案に係るフツク本体Aと係合す
るアイ本体Bを示すものである。前記アイ本体B
は、平板11と係合片12とからなつており、該
係合片12,12がフツク本体Aの折曲片6を通
過させる切欠部13となつている。該切欠部13
は、アイ本体Bの幅方向の略中央に位置し、折曲
片6の基端部の幅よりもやや幅広となつており、
折曲片6が切欠部13に入り易いように係合片1
2,12の一側縁12a側から他側縁12b側に
向けて面取りされている。このようにして形成し
た前記アイ本体Bは、係合片12の一側縁12a
側からフツク本体Aの折曲片6を切欠部13に挿
入して通過させることによりフツク本体Aと係合
させることができる。なお、14は内方から外方
に打ち出された打出部であり、15,15は止具
(図示せず)の爪を挿入する孔である。
作 用 このような構成とした本考案に係るフツク本体
Aは、裏平板2の先端部側で挿入口3の一部を折
曲片6により閉塞したので、他のフツク本体Aの
表平板1あるいは裏平板2が挿入口3内に入り込
もうとしても、該各平板1,2の周縁部が折曲片
6に当り、他のフツク本体Aが挿入口3から入り
込むのを阻止することとなる。
このようなことから、多数のフツク本体A同士
を同時に鍍金する場合においても、夫々のフツク
本体Aの表平板1や裏平板2が挿入口3内に入り
込んでアベツク状態に結合するということがな
く、個々のフツク本体Aを充分に鍍金することが
できる。
なお、本考案の実施例において、折曲片6を裏
平板2に形成したが、該折曲片6を表平板1に形
成してもよく、この場合、表平板1の先端部側の
略中央に折曲片を設け、この折曲片を裏平板2側
に向けて折曲すればよい。
考案の効果 以上のように本考案によれば、フツク本体を構
成する表平板及び裏平板の少なくとも一方の先端
部側に折曲片を設け、この折曲片を対向する平板
側に折曲してフツク本体の挿入口を閉塞するよう
にしたので、多数のフツク本体を同時に鍍金する
に際しても、フツク本体同士がアベツク状態に結
合されることはなく、個々のフツク本体を充分に
鍍金することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るフツク本体の一実施例
を示す平面図、第2図は、第1図における右側面
図、第3図は、第1図の−線断面図、第4図
は、フツク本体に挿入係合するアイ本体の一実施
例を示す斜視図、第5図は、従来におけるフツク
本体の正面図、第6図は、第5図のフツク本体が
アベツク状態に結合された状態を示す正面図であ
る。 A:フツク本体、1:表平板、2:裏平板、
3:挿入口、6:折曲片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 表平板1と裏平板2とを略横U字状に一体に形
    成してなる鉤ホツクにおけるフツク本体におい
    て、 前記表平板1と裏平板2とで形成される挿入口
    3を閉塞する折曲片6を前記各平板1,2の少な
    くとも一方の先端部側に設けたことを特徴とする
    鉤ホツクにおけるフツク本体。
JP7670885U 1985-05-23 1985-05-23 Expired JPH0130887Y2 (ja)

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JP7670885U JPH0130887Y2 (ja) 1985-05-23 1985-05-23

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JP7670885U JPH0130887Y2 (ja) 1985-05-23 1985-05-23

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JPS61192705U JPS61192705U (ja) 1986-12-01
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JPS61192705U (ja) 1986-12-01

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