JPH01308352A - 紙幣スタック装置 - Google Patents

紙幣スタック装置

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JPH01308352A
JPH01308352A JP87158708A JP15870887A JPH01308352A JP H01308352 A JPH01308352 A JP H01308352A JP 87158708 A JP87158708 A JP 87158708A JP 15870887 A JP15870887 A JP 15870887A JP H01308352 A JPH01308352 A JP H01308352A
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JP
Japan
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plate
banknote
bill
piece
box
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JP87158708A
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English (en)
Inventor
Hiroatsu Kondo
博厚 近藤
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I M DENSHI KK
Original Assignee
I M DENSHI KK
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Publication date
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H47/00Unfolding thin limp material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/38Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles by movable piling or advancing arms, frames, plates, or like members with which the articles are maintained in face contact
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65H31/00Pile receivers
    • B65H31/04Pile receivers with movable end support arranged to recede as pile accumulates
    • B65H31/06Pile receivers with movable end support arranged to recede as pile accumulates the articles being piled on edge
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    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F7/00Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
    • G07F7/04Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by paper currency
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば真偽、金種などが識別された紙幣をス
タッカ箱内に積み重ねて収納しうる紙幣スタック装置に
関する。
〔従来技術〕
自動販売機などには、紙幣の真偽、金種などを識別する
とともに、真券として識別された紙幣を収容部に積重ね
て収容する紙幣スタック装置が用いられている。このよ
うな装置において、紙幣を収容するには、紙幣収容部内
へ往復動することによって紙幣を押し込む押し込み具を
具えるものが多用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、ただ単に往復動する従来装置では、特に使い古
された紙幣が回収されない米国紙幣の場合など、紙幣自
身の持つ復原力を期待できない場合、押し込み時に生じ
がちな紙幣の側縁部の折れ曲がりが収容部内で十分展開
せず、押し込み具の復動に際して折れ重なりが生じ、紙
幣ヅマリ、収容枚数の低下などが生じるとともに、押し
込み具のストロークが比較例的大きくなるという問題が
あった。
従って、本発明は、紙幣をスタッカ箱の受け板に押し付
ける押し板に、該押し板の両側部から各側方へ突出し紙
幣の両側部を押し広げる展開板を設けることによって前
記問題点を解決しうる紙幣スタック装置の提供を目的と
している。
C問題点を解決するための手段〕 以下本発明の紙幣スタック装置が自動販売機等の装置に
組込まれるユニット体として形成された場合を例に、そ
の一実施例を図面に基づき説明する。
図において、紙幣スタック装置lは、紙幣Bが展開状態
で移送されるとともに紙幣背面を露出する紙幣の取出し
部8が形成される通路7を具えた本体4、前記本体4に
取付けられかつ本体4に向く面に紙幣Bよりも巾狭の開
口部10をその両側の受部11.11間で形成した基箱
9の内部に前記受部11に向け付勢される受け板12を
設けたスタッカ箱5、および前記本体4に設けられ前記
通路7を横切り前記受部11.11間をへて基箱9内に
進入できかつ進入によって前記紙幣Bを受け板に押し付
ける押し板13と該押し板3に取付けられ押し板13の
受部11をこえた進入に際して該押し板13の両側部か
ら各側方へ突出し紙幣Bの両側部を押し広げる展開板1
4.14とを具える押し込み具6を有している。
また紙幣スタック装置1は一本例では、紙幣i別手段3
を具えるとともに、前記スタッカ箱5は、該スタッカ箱
5に設けられかつ前記本体4に形成した係止部131に
係合しうる掛止め部135を用いて、前記本体4の背部
に取り外し可能に取付けられるとともに、取り外しに際
して前記開口部10を閉止する覆板16と、覆板16を
閉止状態で施錠する施錠具17とが付設されている。
A、本体4についての説明 本体4は、基枠21と内枠32とを具える。
基枠21は、第1〜3図に示すごとく、下板部23の中
央部に巾狭の上板部24を形成した逆T字状をなす側板
22.22と、前記上板部24.24の前端を継ぐ前板
25と、前板25上端に折曲げによって形成された上板
29とを具える。
又側板22.22の下端には、その前後に継ぎ片26.
27を架は渡し、継ぎ片26には取付片28.28を下
役するとともに、上板29には取付片30を立設する。
また基枠21の下端部には、前記下板部23の前端部を
囲む角筒状の前カバー41が、その後端に形成したフラ
ンジを前記取付片28と前板25の前面にネジ化めする
ことによって固定される。
この前カバー41前面の開口部は、紙幣Bを挿入する挿
入口15を形成するとともに、はね上げ可能な開閉蓋1
8が設けられる。
又前記基枠21には、下板部23.23間に、第5.6
図に示すように、中殻状の上ブロツク片43と下ブロツ
ク片44とが取付けられる。
下ブロツク片44は、前記下板部23と略等しい奥行き
の基部の背縁に突出部を設けており、その側面形状はL
字状をなす、又前記基部の前端部は前カバー41に挿入
され、又基部の上面は水平面の後端に、突出部の垂直な
前面に続くなめらかな円弧面が形成され、又さらに前端
には首下がりの傾斜面からなる案内部46が形成されて
いる。
又下ブロツク片44は、その側面の前縁に形成した溝4
7に、前記側板22内面に突設した突片49が、又側板
22の背縁に形成した溝48に、前記側面に突設した突
片50が夫々係合することによって、背方へ引き抜き可
能に取付けられる。又下ブロツク片44は、その側面に
形成したL字状の係合部51を側板22に取付けられ7
NJネにより付勢されるフック52が係止することによ
って、基枠21に固定される。
上ブロツク片43は、前記下ブロツク片44の基部上方
に略一定間隔を隔てて配される。
前記内枠32は、前記前板25に固定される前板33と
側板34.34と下板35とを具え、側板34.34の
下端部は、前記上ブロツク片43の後端部に挿入される
また本体4には、スタッカ箱5を取付けるための係止部
131が形成される。
係止部131はJ本例では、基枠21の側板22.22
の上端部に背方へ向かって突出しかつ背縁を円弧状に形
成し、下縁にL字状の切欠きを設けたフック132から
なる。また側板22の下板部23後端の上のコーナ部を
L字状に切欠き、露出する下ブロツク片44の側面に、
上下にのびるとともに、上端を解放し、下端にバネ材か
らなる受片133を配した係止溝134.134を設け
る。
B、移送具19についての説明 また本体4には、挿入口15に展開状態で挿入された紙
幣Bの両側縁をその表裏から支持しつつ、展開状態のま
ま通路7の取出し部8まで移送しうる移送具19が設け
られる。
移送具19は、本例では、前記内枠32に配され移送モ
ータMCにより駆動される第1の移送具61と、前記上
、下ブロツク片43.44に配され前記第1の移送具6
1に従動する第2の移送具62とからなる。
第1の移送具61は、側板34の上、下端部を貫通する
支軸63.64の両端に取付けた回転体65.66間に
タイミングベルトからなる無端連紐67.67を巻装し
た1対のベルトコンベアからなる。前記支軸63は、ウ
オームホイール、ウオームギヤなどとともにギヤユニッ
ト69を形成し、移送モータMCの回転により減速回転
する。
従って、移送モータMCの正逆転により無端連紐67の
後走行線は上下動する。
なお後述する紙幣識別手段3で使用されるロータリエン
コーダEが前記ギヤユニット69の上端に突出し支軸6
3と同期、即ち移送具I9の移送速度と同期して回転す
る回転軸7oに取付けられる。
第2の移送具62は、下ブロツク片44の基部を貫通す
る支軸72.73の両端に取付けた回転体74.75間
にタイミングベルトからなる無端連紐76.76を巻装
してなる1対のへルトコンヘアからなる。
前記支軸72.73は、下ブロツク片44の側板に設け
た上下方向にのびる長孔77−により上下動可能に支持
され、又支軸73は、前記側板間に支軸72.73の中
間で架は渡す支持ピン78の両端に配したバネ79によ
り上向きに付勢される。
従って、各回転体75.75は上向きに付勢される。
また前記回転体74上方に受ローラ9o、9゜が設けら
れる。
受ローラ90.90は、上プロ・ツク片43前端部の長
孔を挿通するとともにバ2ミ91により下向きに付勢さ
れる支軸92の両端に固定している。
そして、無端連紐76の1走行線は、受ローラ90下面
および第1の移送具6Iの無端連紐67下面と当接する
C0通路7についての説明 前記通路7は、本例では、下の通路7Aと上の通路7B
とからなる。
下の通路7Aは、前記上ブロツク片43と下ブロツク片
44との間の前記間隙がらなり、紙幣Bが挿入される前
記挿入口15に続く。従って、下の通路7Aは、前から
)頃に富内部46、水平部、円弧部及び垂直部を具え、
水平に挿入された紙幣Bを上向きに導く。
また上の通路7Bは、前記基枠21背部に前記無端連紐
67とガイド金具54.54との間で形成される。
ガイド金具54は、各側板22の上板部24背縁に固定
する取付片の後端に内向きに突出し前記無端連紐67と
向き合うガイド片55を形成した断面り字状をなし、そ
の略中央部と下端部とに押え具57.57が取付けられ
る。
なお押え具57は、仮バネがらなり、前記ガイド片55
の切欠きから前向きに突出する円弧状の突出部58と斜
め後ろ向きに突出する押え部59とを有する。又前記ガ
イド片55.55は、紙幣Bの両側部を案内しかつ無端
連紐67との間で紙幣Bを垂直に支持するとともに、押
え具57の突出部58.58が紙幣Bを前記後走行線に
押しつける。
前記通路7の取出し部8は、ガイド片55.55の内端
間により形成され、紙幣Bより巾狭に形成され前記紙幣
B中央部の背面を露出する。
また通路7には、−旦取り込まれた紙幣の抜き取りを防
止するレバー221が設けられる。
D、押し込み具6についての説明 また通路7の前記取出し部8には、押し込み具6が設け
られる。
押し込み具6は、第9図に示すごとく、押し板13、一
対の展開板14、及び、本例では、前記押し仮13を前
後方向に往復動するとともに展開板14.14を横に広
げる一対の揺動アーム94.94を具える。
押し板13は、紙幣Bとほぼ同長さかつ巾狭の基板を有
し、その上下端を口字状に折り曲げることによって、横
方向にのびるとともに基板の上下で向き合うスライド溝
96.96が形成される。
また、その−上下の折り曲げ片98.98の中央部に前
向きに伸びる平行な案内片97.97を形成している。
また押し板13は、上の案内片97が、第6図に示すご
とく、前記内枠32の側板34.34の上端間に架は渡
され断面下向き口字状のガイド金具100の前後方向に
延びるガイド溝99に挿入され、更に下の案内片97の
下面に設けたガイドローラ101.101が、内枠32
の下坂35中央に透設した長穴102に挿入されること
によって、傾くことなく前後にスライドできる。
展開板14は、外片103と内片104とを間隔107
を有して、上片105と下片106とで連結しており、
上片105と下片106とをそれぞれ上下の前記押し仮
13のスライド溝96.96に挿入している。これによ
って、展開板14は、押し板13の基板前面に横スライ
ド可能に取りつけられる。
また押し板13の前記折り曲げ片98.98には、横方
向にのびる長穴109−が、また展開板14の上片10
5、下片106には後ろ向き口字状の切欠部1.10−
・が夫々位置合わせして設けられる。そしてその長穴1
09および切欠部110には次に説明する揺動アーム9
4内端に突設したピン111−が係合する。
揺動アーム94は、断面クランク状の折曲げ片からなる
基部112の外端に突片115.115を後向きに突設
し、該突片115.115を前記内枠32の側板34上
下に設けた軸受け片37.38にピン支している。また
基部112の内端には、受け片113.113を後ろ向
きに形成し、その間にローラ114を該ローラ114の
上下に突出する前記ピン111により枢着している。又
基部121と側板34の前縁部に突出したピンとの間に
バネ126を架は渡し前向きに付勢する。
また揺動アーム94は、内枠32に取付けた揺動具95
によって揺動される。
揺動具95は、スタッカモータ・MSと、前記ギヤユニ
ット69と同様のギヤユニット117とを有し、該ギヤ
ユニット117の両側へ突出する出力軸118両端にカ
ム片119を固定するとともに、該カム片119の側面
に前記出力軸118と偏芯させて突設したピン120に
スライド片122を枢着する。またスライド片122に
は、上下方向にスライド軸121を遊貫するとともに、
該スライド軸121の上下端を、継ぎ片123で連結さ
れたリンク片124.124を用いて前記揺動アーム9
4の基部112の前面に突出した支持片125.125
に連結する。従って、第12A〜C図に示すごとく、カ
ム片119の回転によりスライド片122が円運動をし
、スライド軸121がリンク片124を介して揺動アー
ム94を揺動する。また揺動アーム94は、取出し部8
の両側端近傍しかも前方に位置する枢支点を中心として
回動し、その内端は通路7の前方から取出し部8を通っ
て背方にまで回動する。
従って、押込み具6は、内端が前後方向に往復動する揺
動アーム94の往動によって、その内端に取付けられた
押し板13が通路7を前から後ろへ横切り、紙幣Bの中
央部分を取り出し部8から本体4背方に押し出す、また
押し板13は、後述するスタッカ箱5の受部11.11
をへてその内部に進入し、前記紙幣Bを受け板12に押
しつける。押し板13が受部11をこえて進入した状態
で展開板14の切欠部110外端と揺動アーム94のピ
ン111とが当接し、揺動アーム94の回動とともに展
開板14は、スタッカ箱5内で押し板13の両側部から
各側方へ突出する。従って、紙幣Bの両側部は、スタッ
カ箱5の受部11.11背方へ押し広げられる。
また押し込み具6は、揺動アーム94の復動により、展
開板14.14がその間に架は渡されたバネによって後
退する。このとき、展開板14が押し板13の基板の前
面に配されていることによって、先に押し広げられてい
る紙幣Bの両側部と強く干渉することがなく、従って、
それを押し縮めることがない。
従って、押し込み具6は、紙幣Bをスタッカ箱5内に折
れ重なりなく積み重ねできる。
なお、前記押し板13は、紙幣Bの中央部分を受け板1
2に押し付けることによって、展開時の紙幣Bの移動を
防ぐとともに、展開板14が後退する際に紙幣Bとの干
渉を最大限防げるものであればよい。換言すれば、従来
のように、押し坂が最大距離進出した状態で紙幣両側部
が通路から離れるもの、即ち、紙幣両側部の復原力を期
待したものであってもよく、また最大距離進出した状態
で紙幣両側部が通路に残っているもの、即ち押し板単独
では押し込むことができないものであってもよい。
E、スタッカ箱5についての説明 前記スタッカ箱5は、本体4に向く前面に開口部10を
形成した基箱9と、その内部に設けられる受け仮12と
を具える。
基箱9は、背板137と側板138.138とを有する
コ字状枠に上板139と開閉可能な下板140とを取付
けている。
背Fi137は、紙幣Bよりやや大なる矩形の平板体で
あり、下縁には収容された紙幣Bを指で摘むためのU字
状の切欠部を設けている。
側板138の前縁には、巾狭の前片141.141を内
向きに向かい合わせて形成するとともに、下縁には、内
面に前記係止溝134に挿入する係止ビン142を突設
した突片143を下段する。
前記受部11.11は、前記前片141.141によっ
て形成される。
受け板12は、矩形の平板体からなり、その両側縁に突
設した突片を、側板138.138の中央部設けた前後
方向にのびる案内溝145.145に挿入することによ
り、基箱9に前後動可能に取付けられる。また受け板1
2は、前記背板137との間に配したバネ146により
前記受け部11に向け付勢される。なお受け板12の下
縁にもU字状の切欠部を設けている。
下板140は、その両側縁に前記側板138.138の
各外面に沿って立ち上げた側片148.148上前端部
を前記側板138にピン支することによって開閉可能に
基箱9に取付けられるとともに、側板138に取付けた
バネ板からなるロック片149の外向きの突部が側片1
38の後端部内面に設けた孔部と係合することにより開
き止めされる。
上板139は、第6図に示すごとく、側板138上端部
間に架は渡され、本例では施錠具17のフレームを形成
する。
従って、基箱9は、紙幣Bを受け板12と受け部11と
の間で挟持し、収容できる。また基箱9は、係止ピン1
42を係止溝134に挿入し、前に傾動することにより
前記フック132間に挿入。
でき、該フック132の係止部131に基箱9側面に形
成した扇状の突出部からなる掛止め部135が係合し、
本体4に取付できる。又基箱9を受片133に抗して押
下げ、後に倒動することによって取外しできる。そして
、基箱9の取付けにより、前記開口部10が通路7の取
出し部8を囲む。
F、覆板16と施錠具17についての説明また前記スタ
ッカ箱5の開口部10は、覆板16により閉止され、該
覆板16は、施錠具17により閉止状態でロックされる
覆板16は、矩形の平板体であり、第13図に示すごと
く、前記前片141の上端と上板139の前縁とに間隙
を有して立上げた案内片151・・・間に挿入すること
によって、前片141の背面に沿って挿入される生とも
に、下端が前記下板140前縁を超える。
従って、覆板16は、開口部10を閉止するとともに、
下板140の前縁と当接することによって該下板140
の解放をも防ぐ。
施錠具17は、第14〜191’!Iに示すごとく、そ
の前進によりN板16の上一端部に設けた係止孔161
.161と先端が係合し該F12板16の前記閉止状態
で抜き取り不能とするスライド具162と、該スライド
具162を前進状態で後退不能に係止するストッパ具1
63と、キーKにより回動し前記ストッパ具163の係
止状態を解除する解除具164とを具える。
スライド具162は、第15図に示すごとく、水平な上
片166と、前後方向にのびる平行な側片167.16
7とを有し、断面下向きコ字状をなすう側片167の前
端は、開き角度が約90度のテーパ面を有し、覆板16
の前記係止孔161に發合する。又側片167の前端部
と後端部には長孔169.170が設けられる、 前記上板139には、その前後両側に、側片167.1
67の内面に沿って立Fがる立片153.153.15
4.154が設けられており、スライド具162は、前
記長孔169.169を通り該立片153.153間に
架は渡したスライド軸171と、長孔170を通り内端
を立片154に固定したスライドピン172とにより前
後方向にスライド可能に上板139に取付けられる。
又側片167の下縁には、小高さの切欠部からなる係止
部174と、その後方に連設した大高さの切欠部からな
る逃し部175とを具えた階段状の切欠きが設けられる
又側片167下縁には、前記逃し部175の後方に外向
きに突出する突片178を突設するとともに、逃し部1
75の上縁には、内向きに突出する突片177.177
を形成する。
又側片167の上縁後端部には、外向きのバネ掛け17
9を突設し、前記スライドピン172に取付けたバネ1
90の一端を係着することによって、該スライド具16
2は前向きに付勢される。
またスライド具162は、ストッパアーム165により
前記前進移動が阻止される。
ストッパアーム165は、前記スライド軸171により
傾動自在に立片153.153間に枢支され、前記覆板
16の挿入に際しスタックされた紙幣Bの上端部を押さ
える押さえ部193と、前記スライド具162の突片1
77を係止するアーム部194.194とを有する。
押さえ部193は、覆板16の挿入位置をこえて前方へ
突出することによって覆板16の挿入に際し該覆板16
と当接し傾動し、紙幣B上端部を押さえる。
アーム部194は、前記押さえ部193の両側縁に立上
げ前端部に前記スライド軸171が挿通するとともに、
後縁で前記突片177の前縁を係止し、その前進を阻止
する。また覆板16の挿入により、その後端がはね上が
ることによって、前記係止状態が解除され、スライド具
162は前進できる。
なおストッパアーム165は、スライド軸171に取付
けたバネ195により押さえ部193が上向きに付勢さ
れている。また前記上片166はアーム部194の逃し
穴を設けている。
前記ストッパ具163は、前記上板139の立片154
に、前記側片167の外側でスライドピン172により
回動自在に取付けられたアーム部197.197を、該
アーム部197下縁前端間に架は渡した継ぎ片198に
より連結している。
又アーム部197の後端には、バネ掛け199を突設し
、前記バネ190の他端を係止している。
従って、アーム部197は、バネ190によりその前端
が上向きに付勢され、スライド具162の後退位置にお
いて、突片178下面とアーム部197先端部上面とが
当接する。
またスライド具162の前進により、突片178が前記
アーム部197の先端をこえて前進し、それによってア
ーム部197がはね上がり、該アーム部197前縁で突
片178の後端を係止し、スライド具162の後退を防
ぐ。
また解除具164は、上板139の背縁に立上げた取付
は片155に固定されキーKによって回転する回転軸を
具えるロック本体201と、前記回転軸に固定されその
回転により前記ストッパ具163の継ぎ片198を押下
げるキーカム202とからなる。
又施錠具17には、前記スライド具162と共働して開
口部10の解放時にスタッカ箱5の取外しを不能とする
ロック軸204が設けられる。
ロック軸204は、丸棒状をなし、上板139とスライ
ド具132との間でしかも係止部174下方を挿通する
とともに、その両端は、基箱9の側板138上端部に設
けた孔部205.205から前記掛止め部135上方で
基箱9両側に突出する。又ロック軸204は、バネ20
7により前方に付勢されている。なお、基箱9の上部に
は、施錠具17を口・2り軸204両端の前記突出部を
含み、覆うトカバー209が取付けられる。
従って、スタッカ箱5を本体4に取付ける際には、前記
のごとく、係止ピン142.142を係止溝134.1
34に挿入し基箱9を前へ傾けることにより、基箱9は
フック132.132間に挿入される。
このとき前記ロック軸204は、第16図に示すごとく
、バネ207に付勢され孔部205の前端部に位置しか
つ係止部174の下面に当接している。
そしてさらにスタッカ箱5が傾くと、第17図に示すご
とく、ロック軸204はフック132に押されて孔部2
05後端部へ移動する。
そしてフック132と掛止め部135とが、第18図に
示すごとく係合し、スタッカ箱5は受片133によって
上に付勢され上昇する。この状態でロック軸204は、
バネ207によりフック132とスライド具162の係
止部174との間に挿入される。
これによりフック132は、掛止め部135とロック軸
204との間に係止され、スタッカ箱5の上下動を不能
とし、本体4からの取外しを不能とする。
又スタッカ箱5を取外すには、覆板16を用いて開口部
10を閉止する。
第19図に示すごとく、覆板16を案内片151.15
1間に挿入することにより、ストッパアーム165が傾
動し、前記のごとくスライド具162の前進を許容する
とともに、前進したスライド具162の先端部が係止孔
161に嵌合し覆板16の抜き取りを不能とする。
又一方スライド具162の前進によりロック軸204上
方に逃し部175が前進し、該ロック軸204は上移動
可能となる。
従って、スタッカ箱5を前記光は片133に抗して押し
下げることによりフック132がロック軸204を押上
げでき、係止部131と掛止め部135との保合が解放
されスタッカ箱5を取り外しできる。
従ってスタッカ箱5は、前記係合の解放に際して覆板1
6が開口部10を閉止し、内部に収容された紙幣B−は
外部から目視不能かつ取出し不能となる。
又取外したスタッカ箱5から、その内部に収納された紙
幣Bを取出すには、キーKをロック本体2Q1のキー穴
に挿入し回転することによって、キーカム202を回動
し、ストッパー具163の継ぎ片198を押下げる。そ
してこのスライド具162が後退可能な状態において、
覆板16を強制的に引き抜くことにより係止孔161下
録が側片167の下のテーバ面を移動し、スライド具1
62を後退させ該覆板16を抜き取ることができる。こ
の状態を第13図に示している。
又覆板16が抜き取られることによって、ストッパアー
ム165がバネ195によりはね上がりアーム部194
後端が前記のごとく突片177を係止しスライド具16
2の前進を防ぐ、そして開口部10は解放されるととも
に、下板140も解放可能となり基箱9下面の開口部か
ら収納された紙幣B−を積重ねられた状態のまま抜取る
ことができる。
このように施錠具17は、本例では、開口部IOが解放
された状態においてスタッカ箱5の本体4からの取外し
を不能とするとともに、開口部lOを覆板16により閉
止することによって本体4からの取外しを可能としてい
る。
G4紙幣識別手段3についての説明 また本体4の前面には、紙幣識別手段3のプリント基板
212が取付けられ、カバー211により覆われる。
紙幣識別手段3は、本例では、米国ドル紙幣の真偽及び
金種を識別するものであり、以下に説明する要素からな
る。
a、センサ センサは、紙幣Bをその移送とともにスキャンし、その
スキャン路に沿った紙幣Bの物理的特性を表すアナログ
信号を出力する。またセンサは、本例では、光センサP
slSPS2R,PS2L、PS3R,PS3Lおよび
磁気センサMSを含む。
光センサPsi、ps2RSPS2Lは、夫々通路7を
挟んで向き合う一対の発光ダイオードとフォトトランジ
スタとからなり、紙幣Bの光の透過率を検出する。
光センサPS1は、挿入口15の近傍にしかも通路7の
センターライン上に配される。
光センサPS2R,PS2Lは、前記光センサPSlの
内方、しかもセンターライン両側の対称位置に配される
磁気センサMSは、紙幣の移送方向に配した一対の磁気
抵抗素子からなり、永久磁石とともに一体にモールドさ
れるとともに、光センサPS2R1PS2Lの内方のセ
ンターライン上、しかも通路7の上側、即ち紙幣の表側
(ブラックサイド)に配され、紙幣Bの磁気インクに含
まれる磁性体を検出する。
また磁気センサMSには、紙幣Bをこの磁気センサMS
に向け軽く押し付ける押え片220が通Ia7を挟んで
その下側に付設されている。
又さらに磁気センサMSの内方には、光センサPS3R
,PS3Lがセンターライン両側の対称位置に配されて
いる。
光センサPS3R,PS3Lは、夫々一対の発光ダイオ
ードとフォトダイオードとからなり、紙幣B裏面の光の
反射率を検出する。
b、タイミング信号発生手段 タイミング信号発生手段は、前記ロータリーエンコダE
であり、移送具19の送り速度に比例した時間間隔のタ
イミング信号を発生する。
従って、タイミング信号発生手段は、紙幣B上の微小等
間隔位置ごと、本例では0.21mlごとにタイミング
パルスを発生する。
c、AD変換手段(ADC) 各光センサPS及び磁気センサMSの各アナログ出力を
デジタル変換する。
d、電動機ドライブ手段 前記移送具19の移送モータMCおよび押し込み具6の
スタッカモータMS:@駆動する。この電動機ドライブ
手段は、その入力端子に加えられる制=御信号により、
各モータを停止、正転、逆転できる。
e、制御手段 制御手段は、本例では、CPU、ROM、RAM、Il
o等からなるいわゆるワンチブマイコンであり、そのI
loに前記センサ、タイミング信号発生手段、AD変換
手段(ADC)、電動機ドライブ手段などが接続されて
いる。そしてROMに書き込まれたプログラムによって
、少なくとも次に説明する手段を時分割的に演じている
。なお、各手段或いは一部の手段を個別部品を用いて形
成することもできる。
紙幣挿入判定手段: 紙幣Bの挿入を待つスタンバイ状態で、前記ADCを介
して光センサPsiの出力を監視し、透過率の低下から
紙幣Bの挿入を検出する。また紙幣Bの挿入を検出した
とき、紙幣挿入判定手段は、電動機ドライブ手段を通し
て移送具19を正方向に回転する。
従って、挿入された紙幣Bは、通路7内に導入される。
傾き検出手段: 前記紙幣挿入判定手段が移送具19を動作すると、光セ
ンサPS2R,PS2Lの各出力をADCを通して監視
し、移送される紙幣Bの前縁の通過を検知する。そして
各光センサPS2R,PS2Lを通過する時間の差を計
算する。この時間の差が一定値以上のとき、傾き検出手
段は、紙幣Bが傾いていると判断し、電動機ドライブ手
段を通して移送具19を逆回転する。
従って、傾いて挿入された紙幣Bは、挿入口11からリ
ジェクトされる。
ノイズ検出手段: 各センサの信号を処理するアナログ信号系のノイズを、
紙幣Bが挿入され各センサが信号を出力するまでの間に
検出し記憶しておく。
トリガ信号発生手段: 磁気センサMSの出力をADCを介して監視し、紙幣B
の磁気インクで印刷された印刷パターンの前端を検出す
るとトリガ信号を発生する。
サンプリング手段: 前記トリガ信号発生手段のトリガ信号によってトリガさ
れ、ADCを介して光センサPS1、PS2R,PS2
L及び磁気センサMSの出力を前記タイミング信号発生
手段のタイミングパルスに従ってサンプリングする。
ノイズ除去手段: サンプリング手段がサンプリングしたサンプルデータか
ら前記ノイズ分を減算するとともに、それらをサンプル
データ記憶手段に記憶させる。
サンプルデータ記ta手段: 半導体RAMからなり、ノイズの除去された、紙幣Bの
中央部を磁気的にスキャンして得られる磁気的サンプル
データと、紙幣Bの中央部及びその両側の対称位置にお
ける光の透過率をスキャンして得られる光学的サンプル
データとを記憶する。
透過率判定手段: 光(=7fPS1、PS2R,PS2Lを用イテ検出し
た透過率のベースレベルが予め定められた範囲以内にあ
るか否かを判定する。そしてそれが範囲外のとき、移送
具19を逆転し紙幣Bをリジェクトする。
従って、2枚送りされた紙幣や汚損された古紙幣などの
透過率が小さい紙幣と、例えば片面のみがコピーされた
コピー券など、透過率の大きいものはリジェクトされる
移送タイミング判定手段: 紙幣Bの前端が光センサPS2R,PS2Lと、光セン
サPS3R,PS3Lとの間を通過する時間を、タイミ
ング信号発生手段のタイミングパルスをカラン・トする
ことによって検出する。そして通過するタイミングが規
定値より遅れたときは、移送具工9を逆転し紙幣Bをリ
ジェクトする。
従って、使い古された紙幣がリジェクトされ又紙幣のジ
ャムが防止される。
長さ判定手段: 前記トリガ信号発生手段によってトリガされ、紙幣Bの
後端が光センサPS2R,PS2Lを通過するまで、タ
イミング信号発生手段のタイミングパルスをカウントす
る。そしてそのカウント値が予め定められた範囲内にな
いとき、移送具19を逆転し紙幣をリジェクトする。
従って、例えば切断された長さの短い紙幣、或いは見掛
は上長さが増した2枚送りの紙幣がリジェクトされる。
比較データ記憶手段: 半導体ROMからなり、サンプルデータ記憶手段内の磁
気的サンプルデータ及び光学的サンプルデータと比較す
べき比較データRを予め記憶している。
比較データRは、紙幣の長平方向にのびる複数のスキャ
ン路Sを紙幣の前(F)及び後(B)方向から磁気的又
は光学的にスキャンして得られる信号の振幅の許容範囲
に関する情報が含まれている。なおスキャン路Sは、第
20図に示すように紙幣のセンターライン上に設定した
S3と、その両側に微小間隔をおいて設定したsl、S
2、S4、S5と、センターラインの両側対称位置に設
定したS6、S7とを含んでいる。
また比較データRは、金種(本例は1ドル、5ドル、1
0ドルの複数の金種)ごとの比較データRn(n−1,
5,10)からなる。
比較データRnは、磁気的にスキャンした場合の比較デ
ータM Rnと、光学的にスキャンした場合のORnと
からなる。そしてそれらは夫々前(F)方向と後(B)
方向からスキャンした場合のMRnF、MRnB、0R
nF、0RnBとからなる。
さらにMRnFとMRnBは、夫々スキャン路Sl〜5
に関するM Rn F 1〜5と、MRnB1〜5とか
らなる。
また0RnFと0RnBは、夫々スキャン路S3、S6
、S7に関する0RnF3.6.7と、0RnB3.6
.7とからなる。
又各比較データは、そのスキャン方向F又はBにおける
印刷の前縁を基準点として、アドレス表示される。
第1の比較手段: サンプルデータ記憶手段の磁気的サンプルデータを、各
金種の比較データMRn、即ち、MRI F 1〜MR
IF5、 MRI B 1〜MRI B 5、 MR5F1〜MR5F5、 MR5B1〜Ml? 5 B 5、 MRIOF I NMRIOF 5、 MRIOBI〜MR10B5 の30種類の比較データと順次比較し、その一致又は不
一致を演算する。
磁気的サンプルデータが比較データの前記許容範囲内に
あるとき、それらは一致したと判定される。そしてその
比較は、各比較データ(例えばMRIFI)に対1うて
複数回、例えば17回行われ、各回ごとに比較データ(
例えばMRI F 1)又は磁気的サンプルデータのア
ドレスが1つづつシフトされる。即ち、各比較データ(
MRIFI)と磁気的サンプルデータとは、夫々の基準
アドレス(基準点)を一致させた状態と、その前後に微
小等間隔づつ相対的に位置ずれさせた状態とで比較が行
われる。
そして1つの比較データ(MRIFI)と磁気的サンプ
ルデータの各スキャン方向、金種が一致した場合には、
基準位置が一致した状態とその前後にシフトした状態と
で複数回(3回以上)一致が発生する。
第1の判定手段二 第1の比較手段による磁気的サンプルデータと前記30
種類の比較データとの比較において、どの比較データと
最もよく一致したかを、その一致回数から判定する。そ
して、その−敗回数が規定値以上であれば、その磁気的
サンプルデータとその比較データ(例えばMRIFI)
の属する比較データ(MHI)とが−敗したと判定する
。また規定値以下であれば、移送具19を逆回転して紙
幣Bをリジェクトする。
第2の比較手段: 第1の比較手段と同様にアドレスをシフトしつつ、光学
的サンプルデータを各金種の比較データORnと比較し
、その一致、不一致を演算する。
第2の判定手段: 第1の判定手段と同様に、どの金種の比較データORn
と最もよく一致するかを判定する。
第3の判定手段: 第1、第2の判定手段の判定結果が矛盾なく一致するか
否かを判定する。そして、一致するとき、その紙幣Bは
有効券であると判定し、その金種を表す信号をインター
フェイスを介して自動販売機に出力する。
又第3の判定手段は、第1の判定手段によって確定され
るところのスキャン方向における、光学的サンプルデー
タと比較データ0RnF6.0RnF7.0RnB6.
0RnB7の一致の組み合わせから、紙幣Bの挿入方向
く表M)を検出し、それが裏のとき移送具19を逆回転
し紙幣Bをリジェクトする。
動作制御手段: 第3の判定手段が金種を表す信号を出力したのち、自動
販売機からインターフェイスを介してコンティニュー信
号を受け取ると、移送具19を正回転する。これによっ
て、紙幣Bの後端は、前記レバー221を内方にこえる
又動作制御手段は、自動販売機からインターフェイスを
介してキャンセル信号を受け取ると、識別が完了しその
後端がレバー221の手前で停止している紙幣Bを、移
送具19を逆回転してリジェクトする。
又動作制御手段は、紙幣が挿入口15に挿入されていな
い前記スタンバイ状態で、自動販売機からインターフェ
イスを介してインヒビット信号を受け取ると、紙幣の前
記取り込み動作を禁止する。
紙幣位置決め停止手段: 光センサPS3R,PS3Lの出力をADCを介して監
視し、紙幣Bの後端がその位置を通過するのを検出する
。そしてそれを検出すると、タイミング信号発生手段の
発生するタイミングパルスをカウントし、カウント値が
一定値に達すると移送具19を停止する。
従って、紙幣Bは、予め定められた定位置に停止する。
スタッカ作動手段: 紙幣位置決め停止手段によって移送具19が停止すると
、押込み具6の送り出しモータMSを正方向に回転する
と同時に、タイマーを始動する。
従って、紙幣Bば、スタッカ箱5内にスタックされる。
第1のスタッカフル検出手段: 前記タイマのカウント時間を監視し、一定時間経過後も
、押し板13が定位置に復帰しない場合、スタッカ箱5
が満杯であるとみなし、インターフェイスを介して自動
販売機にフル信号を出力する。
第2のスタッカフル検出手段ニ スタッカ箱5内にスタックされた紙幣Bの枚数を累積し
、その値が予め設定された値に達すると、インターフェ
イスを介してペングーにフル信号を出力する。
従って、紙幣識別手段3は、紙幣Bの挿入方向が正逆に
かかわらず識別を行うことができ、又サンプルデータと
基準データとを、紙幣B上において、前記基準点を一致
させた位置と互いに小間隔づつ前後にシフトさせた状態
とで比較でき、従って紙幣Bの送り方向のズレ又通路7
内での傾きなどによるズレが生じた際にも精度よく識別
できる。
また本例では、紙幣識別手段3は、更に以下の手段を具
えている。
紙幣収容枚数集計手段: 日時を表す時間信号を発生する時計手段を具え、スタッ
カ箱5内にスタックされた紙幣Bの枚数を一定時間、例
えば1時間毎に集計し、又それらの集計データを日ごと
にRAMに記録する。
紙幣収容枚数記録手段: 本体4に設けられ記憶媒体231を着脱自在に挿着する
記憶媒体挿着部230を具え、前記紙幣収容枚数集計手
段によって集計されRAM内に記録された集計データと
本体4の登録番号とを紙幣回収時に挿着された前記記憶
媒体231に記録する。
なおこの登録番号は、装置ごとに異なるシリアルNO等
のID番号であり、予め前記ROMに記憶させておくこ
ともでき、又外部に設けたDIPスイッチ等の設定スイ
ッチにより設定するごとく構成することもできる。
また前記記憶媒体231は、いわゆるICカードである
。このI C’カードとしてEEP−ROM内臓のもの
あるいは5−RAM及び記憶保持用のバッテリを内臓し
たものなどが用いられる。なおフロンピディスク、磁気
カード、RAMボードなどを用いることもできる。
また記憶媒体231へのデータの記録は、記録されたデ
ータの読み取り、改変を防止するため、前記記憶媒体2
31に予め記憶させた乱数テーブルと前記登録番号とを
もとに、逆変換可能な一定の変換式によって、各データ
を変換した後に記録している。
なお記憶媒体231は、紙幣とともに回収され、管理用
コンピュータで記録データが読み取られ、各種の集計が
行われる。従って、回収金額とのチエツクができ、これ
によって、回収時の不正抜き取りを抑制することができ
る。
〔発明の効果〕
叙ヒのごとく本発明の紙幣スタック装置は、紙幣が展開
状態で移送される通路を具える本体、受け板を具えるス
タッカ箱、および通路を横切り紙幣をスタッカ箱の受け
板に押し付ける押し板と、該押し板に取付けられ該押し
板の両側部から各側方へ突出し紙幣の両側部を押し広げ
る展開板とを具える押し込み具を有し、従来装置で押し
込み時に生じがちであった紙幣の側縁部の折れ曲がりを
収容部内で展開でき、紙幣ヅマリ、収容枚数の低下を防
止できるとともに、押し仮のストロークを減少できWf
fを小型化できるなど多くの効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図はその
左側面図、第3図はその右側面図、第4図はその背面図
、第5〜6図はその縦断面図、第7〜8図は本体の背面
図、第9図は押し込み具の分解斜視図、第I0〜11図
は本体の横断面図、第12A−B図は押し込み具の作用
を示す線図、第13図はスタッカ箱を示す断面図、第1
4図は施錠具を示す平面図、第15図はその斜視図、第
16〜19図はその作用を示す線図、第20図はスキャ
ン路および基準データRを説明する線図である。 4−・・・本体、  5・−・−・スタッカ箱、  6
・・・−押込具、7−・通路、 8−・取出し部、  
 9・−・基霜、10・・・−開口部、 11−・受部
、  12−・−・受板、13・−・・押し板、 14
−・−・展開板、 B・・−紙幣。 特許出願人    アイエム電子株式会社代理人 弁理
士  苗  村     正第3図 第4図 第10図 第11WJ 第14 t[ 第16図 第18図 第20図 B 昭和63年12月13日 2””””   a、2.27−1 3、補正をする者 ヰ呵牛との1m     覗1午仕■几入住所 大阪市
東区内本町2丁目541ft!!4、代理人 住 所 大阪市淀用区西中島4丁目2番26号5、補正
命令の日付       昭和63年11月29日(発
送臼)+11  !Pl綱吾の1m回の蘭早戸説明」の
憫8、補正の内容 (11明細書の第43頁6行の「第12A−B図」を「
第12A、12B、12C図は」と補正する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙幣が展開状態で移送されるとともに紙幣背面を
    露出する紙幣の取出し部が形成される通路を具えた本体
    、前記本体に取付けられかつ本体に向く面に紙幣よりも
    巾狭の開口部をその両側の受部間で形成した基箱の内部
    に前記受部に向け付勢される受け板を設けたスタッカ箱
    、および前記本体に設けられ前記通路を横切り前記受部
    間をへて基箱内に進入できかつ進入によって前記紙幣を
    受け板に押し付ける押し板と該押し板に取付けられ押し
    板の受部をこえた進入に際して該押し板の両側部から各
    側方へ突出し紙幣の両側部を押し広げる展開板とを具え
    る押し込み具を有してなる紙幣スタック装置。
JP87158708A 1987-06-24 1987-06-24 紙幣スタック装置 Pending JPH01308352A (ja)

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JP87158708A JPH01308352A (ja) 1987-06-24 1987-06-24 紙幣スタック装置
US07/164,501 US4809967A (en) 1987-06-24 1988-03-04 Stacking apparatus for bank notes

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