JPH01306452A - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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JPH01306452A
JPH01306452A JP13822788A JP13822788A JPH01306452A JP H01306452 A JPH01306452 A JP H01306452A JP 13822788 A JP13822788 A JP 13822788A JP 13822788 A JP13822788 A JP 13822788A JP H01306452 A JPH01306452 A JP H01306452A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐熱性、耐油性、耐水性および耐寒性にすぐれ
たゴム組成物に関する。さらにくわしくは、(A)塩素
化エチレン−プロピレン系共重合体および(B)アクリ
ル酸エステル系ゴムからなるゴム組成物に関するもので
あり、耐熱性および耐寒性がすぐれているばかりでなく
、耐油性および耐水性についても良好であり、しかも加
工性にもすぐれたゴム組成物を得ることである。
〔従来の技術〕
以前から、アクリル酸エステル系ゴム(すなわち、アク
リルゴム)は工業的に生産され、自動車。
土木、建築、船舶関係のシール材、バッキング材。
接着剤などの分野において広く利用されている。
しかし、近年において、自動車部品、土木、建築。
電気機器の部品などの分野では、難燃性、耐水性などの
要求が強く、これらを満足するように改良すると、機械
的特性が劣るなどの欠点が発生する。
〔発明が解決しようとする課題〕
アクリルゴムの最大の欠点である加工性および耐水性を
改良するために他のゴムを配合させることによって改良
されるが、その反面他の特性においていずれかは向上す
ることができるが、他の特性が低下することにより、こ
れらの特性がバランスした組成物を得ることができなか
った。
以上のことから、本発明はこれらの欠点がなく、すなわ
ち耐熱性および耐寒性が良好であるのみならず、耐水性
および耐熱性にもすぐれ、かつ加工性などの特性が良好
であり、しかも前記のごとき一般に利用されている熱可
塑性エラストマーが有する欠点を改良したゴム組成物を
得ることである。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明にした
がえば、これらの課題は、(A)プロピレンの含有量が
15〜40重二%で重量、かつメルトフローインデック
スが(JIS K7210にしたがい、条件が14で測
定、以下[MFRJと云う)が0.O1〜5.0g/1
0分であり、差動走査熱量計で測定した融解ピークが8
0℃以上であり、X線で測定した結晶化度が3%以上で
あり、しかもゲルパーミェーションクロマトグラフィー
で測定した分子量分布の指標である重量平均分子ffi
(My)/数平均分子量(Mn)が4以上であるエチレ
ン−プロピレン系共重合体を塩素化させることによって
得られる塩素含有率が20〜45重二%で重量、かつム
ーニー粘度(ML1+4.100℃)が10〜150で
ある塩素化エチレン−プロピレン系共重合体 からなる組成物であり、組成物中に占める塩素化エチレ
ン−プロピレン系共重合体の組成割合は40〜90重量
%であるゴム組成物、によって解決することができる。
以下、本発明を具体的に説明する。
(A)  塩素化エチレン−プロピレン系共重合体本発
明において使われる塩素化エチレン−プロピレン系共重
合体を製造するにあたり、原料であるエチレン−プロピ
レン系共重合体のプロピレンの含有量は15〜40重量
%であり、18〜40重量%が好ましく、特に20〜3
8重量%が好適である。プロピレンの含有量が15重量
%であるエチレン−プロピレン系共重合体を使って塩素
化させると、得られる塩素化エチレン−プロピレン系共
重合体はゴム的な弾性が乏しく、むしろ製品においてプ
ラスチックライクであり、得られる組成物のゴム的特性
を発揮しない。一方、40重量%を超えたエチレン−プ
ロピレン系共重合体を用いて塩素化すると、塩素化のさ
いに得られる塩素化エチレン−プロピレン系共重合体の
粒子が大きくなり、反応系において団塊状になるために
好ましくない。
また、該エチレン−プロピレン系共重合体のMFRは0
.01〜5.0g/10分であり、0.02〜5.0g
/10分が望ましく、とりわけ0.05〜5.0g/1
0分が好適である。MFRが0.01g/10分未満の
エチレン−プロピレン系共重合体を使用して塩素化する
ならば、得られる塩素化エチレン−プロピレン系共重合
体の加工性がよくない。一方、5 、0g/10分を超
えたエチレン−プロピレン系共重合体を使って塩素化す
ると、塩素化エチレン−プロピレン系共重合体の製造時
における反応効率が悪く、しかも塩素化物の団塊化が激
しい。
該エチレン−プロピレン系共重合体のムーニー粘度(M
L   、100℃)は通常10〜180であり、1+
4 10〜170が好ましく、特に10〜150が好適であ
る。
ムーニー粘度が10未満のエチレン−プロピレン系□共
重合体を塩素化すれば、塩素化中に塩素化物の団塊化が
激しい。一方180を超えたエチレン−プロピレン系共
重合体を用いると、得られる塩素化物の機械的特性はす
ぐれているが、ゴム的な弾性が乏しく、むしろプラスチ
ックライクである。
なお、該エチレン−プロピレン系共重合体は、通常差動
走査熱量計(Differentlal Scanni
ngCalorimeter、 DSC)で測定した融
解ピークが80℃以上であり、かつX線で測定した結晶
化度が5%以上であり、80〜125℃が好ましく、特
に85〜125℃が好適である。前記融解ピークが80
℃未満では、塩素化エチレン−プロピレン系共重合体を
製造するさいに塊状になり、均一な塩素化物が得られな
いために好ましくない。
また、該エチレン−プロピレン系共重合体はX線で測定
した結晶化度が3%以上であり、3〜50%が望ましく
、とりわけ3〜45%が好適である。
この結晶化度が3%未満のエチレン−プロピレン系共重
合体を使って塩素化すると、塩素化の段階で塊状となり
、同様に均一な塩素化物が得られない。
さらに、該エチレン−プロピレン系共重合体はゲルパー
ミェーションクロマトグラフィー(GPC)で測定した
分子量分布の指標である重量平均分子:fa (My)
/数平均分子量(Mn)は4以上であり、4〜8が好ま
しい。Mw/Mnが4未満のエチレン−プロピレン系共
重合体を使用するならば、得られる塩素化物の加工性が
よくないために好ましくない。
本発明の塩素化エチレン−プロピレン系共重合体を製造
するには、該エチレン−プロピレン系共重合体を水性媒
体中に懸濁させる。この水性懸濁状態を保持するために
、少量の乳化剤、懸濁剤を加えることが好ましい。この
さい、必要に応じて、ベンゾイルパーオキサイド、アゾ
ビスイソブチロニトリルおよび過酸化水素のごときラジ
カル発生剤、ライトシリコン油などの消泡剤ならびにそ
の他の添加剤を加えてもさしつかえない。
本発明の塩素化エチレン−プロピレン系共重合体を製造
するにあたり、前記の水性懸濁下で下記のごとき三つの
方法で塩素化させることが望ましい。
第一の方法は第一段階において用いられるエチレン−プ
ロピレン系共重合体の融点よりも少なくとも25℃低い
温度であるが、50℃より高い温度において全塩素化量
の20〜60%を塩素化し、第二段階において前記第一
段階における塩素化温度よりも10℃以上高い温度であ
るが、該エチレン−プロピレン系共重合体の融点よりも
5〜15℃低い温度において残りの塩素化を行なう方法
である。
また、第二の方法は、第一段階において使われるエチレ
ン−プロピレン系共重合体の融点よりも少なくとも25
℃低い温度であるが、50℃より高い温度において全塩
素化量の20〜60%を塩素化し、第二段階において該
エチレン−プロピレン系共重合体の融点よりも1〜7℃
高い温度まで昇温させ、この温度において塩素を導入す
ることなく10〜60分間アニールさせ、第三段階にお
いて該エチレン−プロピレン系共重合体の融点よりも2
〜25℃低い温度において残りの塩素化を行なう方法で
ある。
さらに、第三の方法は第一段階において使用されるエチ
レン−プロピレン系共重合体の融点よりも少なくとも2
5℃低い温度であるが、50℃より高い温度において全
塩素化量の20〜60%を塩素化し、第二段階において
前記第一段階における塩素化温度よりも10℃以上高い
温度であるが、該エチレン−プロピレン系共重合体の融
点よりも5〜15℃低い温度で残りの塩素化量の少なく
とも30%であり、この段階までに全塩素化量の60〜
90%塩素化し、ついで第三段階において該エチレン−
プロピレン系共重合体の融点よりも低い温度であるが、
融点よりも2℃以下低い温度において塩素化を行なう方
法である。
このようにして得られる本発明において使用される塩素
化エチレン−プロピレン系共重合体の塩素含有率は20
〜45重量%(好ましくは、20〜42重量%、好適に
は、25〜42重量%)である。この塩素化エチレン−
プロピレン系共重合体の塩素含有率が20重量%未満で
は、得られる塩素化エチレン−プロピレン系共重合体を
回収および精製するのに問題がある。その上、耐爆性が
乏しい。
一方、45重量%を超えると生成される塩素化エチレン
−プロピレン系共重合体は、熱安定性および耐熱性にお
いて著しく低下するために好ましくない。
またムーニー粘度は100℃の温度においてラージ・ロ
ータで10〜150ポイントであり10〜120ポイン
トが望ましく、とりわけ15〜100ポイントが好適で
ある。
さらに、メルトフローインデ・ソクス(JISK−72
10にしたがい、条件が8で測定、以下rFRJと云う
)は、一般には1〜100g/ 10分であり、3〜5
0g/10分が好ましく、とりわけ5〜30g/10分
が好適である。
(B)  アクリルゴム また、本発明において用いられるアクリルゴムはアクリ
ル酸アルキルエステル単独重合ゴムおよびアクリル酸ア
ルキルエステルを主成分とする共重合ゴムである。該ア
ルキル基の炭素数は一般には多くとも12個(好ましく
は、10個以下)である。
共重合ゴムの他のモノマーとしては、アクリロニトリル
、アクリル酸2−クロルエチルがあげられる。アクリロ
ニトリルの共重合割合はゴム弾性および耐寒性の点から
、通常5〜20重二%重量り、とりわけ5〜18重量%
が望ましい。また、アクリル酸2−クロルエチルの共重
合割合はアクリロニトリルの場合と同様に、一般には3
〜20玉量%であり、特に5〜15重量%が好ましい。
該共重合ゴムの代表例としては、アクリル酸エチルとア
クリル酸・2−クロルエチルとの共重合体、アクリル酸
n−ブチルとアクリロニトリルとの共重合体、アクリル
酸メチルとアクリロニトリルとの共重合体があげられる
該アクリルゴムのムーニー粘度(ML   、1001
+4 ℃)は混練性、得られる組成物の成形性および強度など
の点から、通常10〜100であり、とりわけ15〜8
0が望ましい。
該アクリルゴムは工業的に生産され、多方面にわたって
利用されているものであり、神原、川崎ら編集、 “剛
性ゴムハンドブック′ (昭和42年。
朝倉書店発行)、第321頁ないし第328頁ならびに
“ゴム・エラストマー活用ノート“ (昭和60年。
工業調査会発行)、第92頁ないし第93頁に記載され
ている。
(C)組成割合 本発明のゴム組成物において、組成物中に占める塩素化
エチレン−プロピレン系共重合体の組成割合は40〜9
0重量%であり、特に45〜85重二%が重量しい。組
成物中に占める塩素化エチレン−プロピレン系共重合体
の組成割合が40重量%未満では、加工性(とりわけ、
ロール作業性)が劣るとともに、高温雰囲気における耐
水性が劣る。一方、90重量%を超えると、ブレンド物
の特徴を充分発揮することができない。
(D)  a合方法、加硫方法、成形方法など以上の物
質を均一に配合させることによって本発明の組成物(混
合物)を得ることができるけれども、さらにゴム業界に
おいて一般に使われている脱塩化水素防止剤、硫黄、硫
黄供与体、加硫促進剤、加硫促進助剤、有機過酸化物、
架橋助剤。
可塑剤、酸素、オゾン、熱および光(紫外線)に対する
安定剤、スコッチ防止剤、粘着防止剤、転化剤、補強剤
2発泡助剤、難燃剤、難燃助剤、滑剤ならびに着色剤の
ごとき添加剤を組成物の使用目的に応じて添加してもよ
い。
本発明の組成物を製造するさい、その配合(混合)方法
は、当該技術分野において一般に用いられているオーブ
ンロール、ドライブレンダ−、バンバリーミキサ−およ
びニーグーのごとき混合機を使用して配合すればよい。
これらの混合方法のうち、−層均一な組成物を得るため
にはこれらの混合方法を二種以上適用してもよい(たと
えば、あらかじめドライブレンダ−で混合した後、その
混合物をオーブンロールを用いて混合する方法)。
これらの混合方法において、溶融混練するさいに比較的
高い温度で実施すると、使用される塩素化エチレン−プ
ロピレン系共重合体の一部または全部が加硫または架橋
することがある。このために通常70℃以下において実
施する必要がある。
このようにして得られる組成物を使って一般のゴム業界
において一般に使用されている押出成形また、加硫また
は架橋させる場合、加硫または架橋は通常100〜20
0℃の温度範囲に成形中において、あるいはスチーム缶
、エアーパスなどによって加熱される。加硫または架橋
時間は加硫または架橋温度によって異なるが、一般には
0.5〜120分である。
〔実施例および比較例〕
以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
なお、実施例および比較例において、引張試験は試験片
をJIS K2SO3に準じてJISNα3ダンベルを
製造した。引張強度(以下「TBコと云う)および伸び
(以下「EB」と云う)はJIS K2SO3に従って
ショツパー型試験機を用いて測定した。
さらに、耐熱性試験は130℃の温度に72時間放置さ
せ、引張強度の残率および引張伸度の残率(伸び率)を
JIS K8301に従って測定した。また、耐水性試
験は温度が80℃に設定された月Sテストチューブ試験
機中に水を入れ、その中にJISNo、3号ダンベルと
体積変化率測定用の試料を浸漬させ、2日間それぞれ放
置した後、耐老化試験と同じ測定機を使って同様に測定
を行った。さらに、圧縮永久歪試験は25%に圧縮させ
、一定荷重で圧縮を保持した後、IH℃の熱老化試験機
に22時間放置する。その後、荷重を除去し、温度が2
3℃および湿度が60%の恒温室に30分間放置させ、
その歪率を測定した。また、難燃性は、アンダーライト
ラボラトリ−(U L)社の安全規格のUL−94法に
従って測定した。
なお、実施例および比較例において使用した塩素化エチ
レン−プロピレン系共重合体、アクリルゴム、カーボン
ブラック、受酸剤、架橋剤、加硫剤、架橋助剤、加硫促
進剤および可塑剤のそれぞれの種類および物性などを下
記に示す。
〔(A)塩素化エチレン−プロピレン系共重合体〕塩素
化エチレン−プロピレン系共重合体として、水性懸濁状
でプロピレン含有量が22重量%であり、かつムーニー
粘度(ML1+4,100℃)が115であるエチレン
−プロピレン系共重合体(MFRl、0g/10分、融
点 120℃、以下rEPR(1)Jと云う) 10k
gを仕込み、撹拌しながら50〜90’Cの温度範囲に
おいて該共重合体の塩素含有量が18.2重量%になる
まで塩素化した(第一段階塩素化)。
ついで、反応系を121〜125℃に昇温させ、この温
度範囲において塩素の導入を中止させて30分間アニー
ル化を行なった(第二段階アニール化)。
ついで、反応系を冷却し、95〜118℃の温度範囲に
おいて塩素含有量が35.4重量%になるまで塩素化し
く第三段階塩素化)、得られるムーニー粘度(ML  
 、100℃)が42.0である塩素化エチ1+4 レンープロピレン系共重合体(M F R10,Og 
/10分、以下rCI EPR(A)Jと云う)および
前記E P R(1) 10kgを上記と同様に仕込み
、撹拌しながら50〜90℃の温度範囲において該共重
合体の塩素含有率が18.2重量%になるまで塩素化し
た(第一段階塩素化)。ついで反応系を105〜115
℃に昇温させ、この温度範囲において塩素含有量が27
.1重量%になるまで塩素化した(第二段階塩素化)。
ついで118〜120℃の温度範囲で塩素含有量が30
.2重量%になるまで塩素化しく第三段階塩素化)、ム
ーニー粘度(ML   、100℃)が611+4 である塩素化エチレン−プロピレン系共重合体(FR1
1,0g/10分、以下rCI EPR(B) Jと云
う)を使った。
〔(B)アクリルゴム〕
また、アクリルゴムとして、ムーニー粘度(ML1+4
.100℃)が45であり、かつアクリロニトリルの共
重合割合が10m m%であるアクリル酸エチルエステ
ル−アクリロニトリル共重合ゴム(以下rARJと云う
)を用いた。
〔(C)カーボンブラック〕
さらに、カーボンブラックとして、熱分解法で製造され
たカーボンブラック(コロンビア社製。
商品名 スタテックス MT、比重1.8.平均粒径的
500n[11,表面積 約6ゴ/g、サーマルブラッ
ク、以下rC,B、Jと云う)を使用した。
〔(D)受酸剤〕
さらに、受酸剤として、三塩基性硫酸鉛(耕正社製、商
品名 TS、平均粒径 2.08μs、密度的7.0g
/cIa、以下「トリベース」と云う)および酸化マグ
ネシウム(協和化学社製、商品名キョーワマグ 150
.100メツシユバス、比表面積150M/f、以下r
MgOJと云う)を使った。
〔(E)架橋剤1加硫剤〕 さらに、架橋剤としてn−ブチル−ビス(第三級−ブチ
ルパーオキシ)バレレート(以下rVJと云う)を、さ
らに加硫剤として4,4′−ジチ・ジモルホリン(モル
ホリン・ジスルフィド2以下rRJと云う)を用いた。
〔(F)架橋助剤、加硫促進剤〕
また、架橋助剤としてトリアリルイソシアヌレート(以
下rTAI CJと云う)を、また加硫促進剤として、
ヘキサメチレンテトラミン(以下rHJと云う)および
N、 N’−ジエチル・チオユリア(以下rEURJと
云う)を使用した。
〔(G)老化防止剤〕
さらに、老化防止剤として、2,2.4−トリメチル−
1,2−ジヒドロキノリンの重合物(以下rRDJと云
う)を使った。
((11)加硫促進助剤〕 また、加硫促進助剤として、ステアリン酸(以下rst
Jと云う)および鉛丹を用いた。
実施例1〜10.比較例1〜7 第1表および第2表にそれぞれの配合量および種類が示
されている塩素化エチレン−プロピレン系共重合体(以
下rcIl−EPRJと云う)、受酸剤、架橋剤、加硫
剤、架橋助剤および加硫促進剤ならびに第1表および第
2表に配合量が示されているアクリルゴム(AR)およ
びカーボンブラック(C,B、)ならびに1.0重量部
の老化防止剤(RD)を室温(約20℃)においてオー
ブンロールを使って20分間混練し、それぞれシート状
に成形した。得られた各シート状物を圧縮成形機を用い
て温度が165℃および圧力が200kg/c−の条件
下で30分間加硫または架橋しながら加硫物および架橋
物を製造した。また、二次加硫として、150℃の温度
において24時間ギヤーオーブン中に放置して実施した
。得られた各加硫物および架橋物について引張強度、伸
び、圧縮永久歪、耐水性および難燃性の試験または測定
を行った。それらの結果を第3表に示す。
(以下余白) 以上の実施例および比較例の結果から、本発明のゴム組
成物は、引張強度(TB)および引張伸びについてすぐ
れているのみならず、圧縮永久歪性、耐水性、難燃性お
よび耐熱性についてもすぐれていることは明白である。
〔発明の効果〕
本発明のゴム組成物は下記のごとき効果(特徴)を発揮
する。
(1)機械的強度(たとえば、引張強度)が良好である
(2)成形物の寸法精度がすぐれている。
(3)耐薬品性および耐候性が良好である。
(4)圧縮永久歪がよい。
(5)加硫物または架橋物の加硫性または架橋性がすぐ
れている。
(6)耐油性が良好である。
(7)耐水性がすぐれている。
(8)  ブレンド性が良好である。
(9)難燃性にすぐれている。
本発明のゴム組成物は以上のごとき効果を発揮するため
に多方面にわたって利用することができる。代表的な用
途を下記に示す。
(1)自動車用各種ゴム部品(たとえば、パツキン、ホ
ース) (2)電線被覆 (3)電気機器、電子機器などの部品 (4)各種のパツキン、シート (5)ホース類 (6)各種の建材部品

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)プロピレンの含有量が15〜40重量%であり、
    かつメルトフローインデックスが0.01〜5.0g/
    10分であり、差動走査熱量計で測定した融解ピークが
    80℃以上であり、X線で測定した結晶化度が3%以上
    であり、しかもゲルパーミエーションクロマトグラフィ
    ーで測定した分子量分布の指標である重量平均分子量/
    数平均分子量が4以上であるエチレン−プロピレン系共
    重合体を塩素化させることによって得られる塩素含有率
    が20〜45重量%であり、かつムーニー粘度(ML_
    1_+_4、100℃)が10〜150である塩素化エ
    チレン−プロピレン系共重合体 ならびに (B)アクリル酸エステル系ゴム からなる組成物であり、組成物中に占める塩素化エチレ
    ン−プロピレン系共重合体の組成割合は40〜90重量
    %であるゴム組成物。
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JP2017095588A (ja) * 2015-11-24 2017-06-01 東ソー株式会社 ハロゲン化ポリオレフィン組成物及びその製造法

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