JPH01306438A - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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JPH01306438A
JPH01306438A JP13822888A JP13822888A JPH01306438A JP H01306438 A JPH01306438 A JP H01306438A JP 13822888 A JP13822888 A JP 13822888A JP 13822888 A JP13822888 A JP 13822888A JP H01306438 A JPH01306438 A JP H01306438A
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一郎 寒河江
Shoji Sakurai
桜井 昭二
Takeshi Masukawa
増川 毅志
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐熱性および耐候性にすぐれ、しかも耐オゾン
性に良好なゴム組成物に関する。さらにくわしくは(A
)塩素化エチレン−プロピレン系共重合体と(B)天然
ゴムまたはそれから誘導されたゴムとからなる組成物で
あり、耐熱性および耐候性がすぐれているばかりでなく
、耐オゾン性にも良好であり、かつ耐油性についてもす
ぐれ、しかも機械的性質にも良好であるゴム組成物に関
する。
〔従来の技術〕
以前から、天然ゴムおよび天然ゴムから誘導されたゴム
は、自動車などの部品、工業用ゴム部品、いられている
。さらに、天然ゴムおよびそれから誘導されるゴムは、
これらを単独に用いられてぃるが、他のゴム(たとえば
、スチレン−ブタジェン共重合ゴム、ポリクロロプレン
ゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム)とブレンド
され、前記の部品や分野に多方面にわたって利用されて
おり、機械的強度、電気的特性、圧縮永久歪特性などの
改良を容易にさせている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このブレンド物(組成物)はゴム的特性の最重要項目で
ある耐候性などが大幅に低下する。また、自動車や家電
などの部品の分野において、天然ゴムやそれから誘導さ
れるゴム(以下「天然ゴムなど」と云う)は多く使用さ
れているが、近年において難燃性、耐熱性、耐候性など
の改良が強く要望されており、天然ゴムなどや前記のご
ときブレンド物について充分満足していないという欠点
がある。
以上のごとく、前記のごときブレンド物は機械的強度、
圧縮永久歪特性、耐候性および難燃性のごとき物性のう
ち、いずれかはすぐれているが、他の特性については充
分満足し得るものではなく、これらの特性のバランスし
た組成物を得ることができなかった。
以上のことから、本発明はこれらの欠点がなく、すなわ
ち機械的強度がすぐれているのみならず、耐熱性、耐候
性および難燃性などの特性がすぐれた組成物(混合物)
を得ることであり、しがも前記のごとき一般に利用され
ている熱可塑性エラストマーが有する欠点を改良した組
成物を得ることである。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明にした
がえば、これらの課題は、(A)プロピレンの含有量が
15〜40重二%で重量、かつメルトフローインデック
スが(JIS K7210にしたがい、条件が14で測
定、以下rMFRJと云う)が0.01〜5.0g/1
0分であり、差動走査熱量計で測定した融解ピークが8
0”C以上であり、X線で測定した結晶化度が3%以上
であり、しかもゲルパーミェーションクロマトグラフィ
ーで測定した分子量分布の指標である重量平均分子量(
Mν)/数平均分子量CM、n)が4以上であるエチレ
ン−プロピレン系共重合体を塩素化させることによって
得られる塩素含有率が20〜45重量%であり、かつム
ーニー粘度(ML    100℃)が10〜■+4 
・ 150である塩素化エチレン−プロピレン系共重合体、 ならびに (B)天然ゴムまたはそれから誘導されるゴムからなる
組成物であり、組成物中に占める塩素化エチレン−プロ
ピレン系共重合体の組成割合は40〜90重量%である
ゴム組成物、によって解決することができる。以下、本
発明を具体的に説明する。
(A)  塩素化エチレン−プロピレン系共重合体本発
明において使われる塩素化エチレン−プロピレン系共重
合体を製造するにあたり、原料であるエチレン−プロピ
レン系共重合体のプロピレンの含有量は15〜40重量
%であり、!8〜40重二%が重量しく、特に20〜3
8重量%が好適である。プロピレンの含有量が15重量
%であるエチレン−プロピレン系共重合体を使って塩素
化させると、得られる塩素化エチレン−プロピレン系共
重合体はゴ。
ム的な弾性が乏しく、むしろ製品においてプラスチック
ライクであり、得られる組成物のゴム的特性を発揮しな
い。一方、40重置火を超えたエチレン−プロピレン系
共重合体を用いて塩素化すると、塩素化のさいに得られ
る塩素化エチレン−プロピレン系共重合体の粒子が大き
くなり、反応系において団塊状になるために好ましくな
い。
また、該エチレン−プロピレン系共重合体のM F R
ハ0.01〜5.0g/10分であり、0.02〜5.
0g/10分が望ましく、とりわけ0.05〜5.0g
/10分が好適である。MFRが0.O1g/10分未
満のエチレン−プロピレン系共重合体を使用して塩素化
するならば、得られる塩素化エチレン−プロピレン系共
重合体の加工性がよくない。一方、5.0g/IO分を
超えたエチレン−プロピレン系共重合体を使って塩素化
すると、塩素化エチレン−プロピレン系共重合体の製造
時における反応効率が悪く、しかも塩素化物の団塊化が
激しい。
該エチレン−プロピレン系共重合体のムーニー粘度(M
 L   、 100℃)は通常10〜180であり、
1+4 10〜170が好ましく、特に10〜150が好適であ
る。
ムーニー粘度が10未満のエチレン−プロピレン系共重
合体を塩素化すれば、塩素化中に塩素化物の団塊化が激
しい。一方180を超えたエチレン−プロピレン系共重
合体を用いると、得られる塩素化物の機械的特性はすぐ
れているが、ゴム的な弾性が乏しく、むしろプラスチッ
クライクである。
なお、該エチレン−プロピレン系共重合体は、通常差動
走査熱量計(Dif’rcrcnttal Scann
ingCalorimeter、 DSC)で測定した
融解ピークが80℃以上であり、かつX線で測定した結
晶化度が596以上であり、80〜125℃が好ましく
、特に85〜125℃が好適である。前記融解ピークが
80℃未満では、塩素化エチレン−プロピレン系共重合
体を製造するさいに塊状になり、均一な塩素化物が得ら
れないために好ましくない。
また、該エチレン−プロピレン系共重合体はX線で測定
した結晶化度が3%以上であり、3〜50%が望ましく
、とりわけ3〜45%が好適である。
この結晶化度が3%未満のエチレン−プロピレン系共重
合体を使って塩素化すると、塩素化の段階で塊状となり
、同様に均一な塩素化物が得られない。
さらに、該エチレン−プロピレン系共重合体はゲルパー
ミェーションクロマトグラフィー(G P C)で測定
した分子量分布の指標である重量平均分子量(My)/
数平均分子jl(Mn)は4以上であり、4〜8が好ま
しい。My/Mnが4未満のエチレン−プロピレン系共
重合体を使用するならば、得られる塩素化物の加工性が
よくないために好ましくない。
本発明の塩素化エチレン−プロピレン系共重合体を製造
するには、該エチレンープロピレン系共玉合体を水性媒
体中に懸濁させる。この水性懸濁状態を保持するために
、少量の乳化剤、懸濁剤を加えることが好ましい。この
さい、必要に応じて、ベンゾイルパーオキサイド、アゾ
ビスイソブチロニトリルおよび過酸化水素のごときラジ
カル発生剤、ライトシリコン油などの消泡剤ならびにそ
の他の添加剤を加えてもさしつかえない。
本発明の塩素化エチレン−プロピレン系共重合体を製造
するにあたり、前記の水性懸濁下で下記のごとき三つの
方法で塩素化させることが望ましい。
第一の方法は第一段階において用いられるエチレン−プ
ロピレン系共重合体の融点よりも少なくとも25℃低い
温度であるが、50℃より高い温度において全塩素化量
の20〜60%を塩素化し、第二段階において前記第一
段階における塩素化温度よりも10℃以上高い温度であ
るが、該エチレン−プロピレン系共重合体の融点よりも
5〜15℃低い温度において残りの塩素化を行なう方法
である。
また、第二の方法は、第一段階において使われるエチレ
ン−プロピレン系共重合体の融点よりも少なくとも25
℃低い温度であるが、50℃より高い温度において全塩
素化量の20〜60%を塩素化し、第二段階において該
エチレン−プロピレン系共重合体の融点よりも1〜7℃
高い温度まで昇温させ、この温度において塩素を導入す
ることなく1O−1iO分間アニールさせ、第三段階に
おいて該エチレン−プロピレン系共重合体の融点よりも
2〜25℃低い温度において残りの塩素化を行なう方法
である。
さらに、第三の方法は第一段階において使用されるエチ
レン−プロピレン系共重合体の融点よりも少なくとも2
5℃低い温度であるが、50℃より高い温度において全
塩素化量の20〜60%を塩素化し、第二段階において
前記第一段階における塩素化温度よりも10℃以上高い
温度であるが、該エチレン−プロピレン系共重合体の融
点よりも5〜15℃低い温度で残りの塩素化量の少なく
とも30%であり、この段階までに全塩素化量の60〜
9096塩素化し、ついで第三段階において該エチレン
−プロピレン系共重合体の巖点よりも低い温度であるか
、融点よりも2℃以下低い温度において塩素化を行なう
方法である。
このようにして得られる本発明において使用される塩素
化エチレン−プロピレン系共重合体の塩素含有率は20
〜45重量%(好ましくは、20〜42重量%、好適に
は、25〜42玉量%)である。この塩素化エチレン−
プロピレン系共重合体の塩素含有率が20重量%未満で
は、得られる塩素化エチレン−プロピレン系共重合体を
回収および精製するのに問題がある。その上、耐焔性が
乏しい。
一方、45重置火を超えると生成される塩素化エチレン
−プロピレン系共重合体は、熱安定性および耐熱性にお
いて著しく低下するために好ましくない。
またムーニー粘度は100℃の温度においてラージ・ロ
ータで10〜150ポイントであり10〜120ポイン
トが望ましく、とりわけ15〜100ポイントが好適で
ある。
さらに、メルトフローインデックス(J!5K−721
0にしたがい、条件が8で測定、以ド「F RJと云う
)は、一般には1〜100g/ 10分であり、3〜5
0g/10分が好ましく、とりわけ5〜30g/10分
が好適である。
(B)  天然ゴムなど また、本発明において用いられる天然ゴムなどのムーニ
ー粘度(ML   、100℃)は混練性なら■+4 びに組成物の成形性および強度の点から、通常5〜20
0であり、特に10〜180が好ましい。該天然ゴムな
どの代表例としては、へベア・ブラジリエンシスから採
取されたラテックスの生ゴム、スモックシートからなる
天然ゴム、該天然ゴムにメタクリル酸メチル、スチレン
、アクリロニトリルなどのモノマーをグラフトさせるこ
とによってつくられているグラフト天然ゴム、グラフト
天然ゴムにさらに無水マレイン酸やチオール酸を付加さ
せた変性天然ゴム、天然ゴムを溶剤に溶解させて塩素ガ
スを吹き込んで反応させることによって得られる塩化天
然ゴム、天然ゴムに直接またはその溶液に強酸(たとえ
ば、R303X、ルイス酸)を用いて環化させてつくら
れる環化天然ゴム状物などがあげられる。該天然ゴムな
どは、神原。
川崎、北島、古谷編集“合成ゴムハンドブック”(朝食
書店、昭和35年発行、X第348頁ないし第352頁
ならびに“ゴム・エラストマー活用ノート“ (工業調
査会、昭和60年発行) 第35頁ないし第46頁に記
載されている。
(C)組成割合 本発明の組成物中に占める塩素化エチレン−プロピレン
系共重合体の組成割合は40〜90重全%であり、とり
わけ45〜90重量%が望ましい。該組成物中に占める
塩素化エチレン−プロピレン系共重合体の組成割合が4
0重量%未満では、得られる組成物の耐候性、耐難燃性
および耐オゾン性がよくない。一方、90重量%を超え
ると、耐油性、難燃性は良好であるが、組成物を製造す
ることが無意味である。
(D)  混合方法、加硫方法、成形方法など以上の物
質を均一に配合させることによって本発明の組成物(混
合物)を得ることができるけれども、さらにゴム業界に
おいて一般に使われている脱塩化水素防止剤、硫黄、硫
黄供与体、加硫促進剤、加硫促進助剤、有機過酸化物、
架橋助剤。
可塑剤、酸素、オゾン、熱および光(紫外線)に対する
安定剤、スコッチ防止剤、粘着防止剤、転化剤、補強剤
1発泡助剤、難燃剤、難燃助剤、滑剤ならびに着色剤の
ごとき添加剤を組成物の使用目的に応じて添加してもよ
い。
本発明の組成物を製造するさい、その配合(混合)方法
は、当該技術分野において一般に用いられているオーブ
ンロール、ドライブレンダ−、バンバリーミキサ−およ
びニーダ−のごとき混合機を使用して配合すればよい。
これらの混合方法のうち、−層均一な組成物を得るため
にはこれらの混合方法を二種以上適用してもよい(たと
えば、あらかじめドライブレンダ−で混合した後、その
混合物をオーブンロールを用いて混合する方法)。
これらの混合方法において、溶融混練するさいに比較的
高い温度で実施すると、使用される塩素化エチレン−プ
ロピレン系共重合体の一部または全部が加硫または架橋
することがある。このために通常70℃以下において実
施する必要がある。
このようにして得られる組成物を使って一般のゴム業界
において一般に使用されている押出成形また、加硫また
は架橋させる場合、加硫または架橋は通常100〜20
0°Cの温度範囲に成形中において、あるいはスチーム
缶、エアーパスなどによって加熱される。加硫または架
橋時間は加硫または架橋温度によって異なるが、一般に
は0.5〜120分である。
〔実施例および比較例〕
以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
なお、実施例および比較例において、引張試験は試験片
をJIS KB301に準じてJISNo、3ダンベル
を製造した。引張強度(以下r T BJと云う)およ
び伸び(以下r E B Jと云う)はJIS K63
01に従ってショツパー型試験機を用いて測定した。
さらに、耐熱性試験は120℃の温度に72時間放置さ
せ、引張強度の残率および引張伸度の残率(伸び率)を
JIS K[1301に従って測定した。また、耐候性
試験はサンシャイン ウエザオメーター試験機を用い、
温度が40℃、老化時間が250時間エージング(Ag
ing) した後、引張強度の残率、引張伸度の残率を
同様に測定した。さらに、耐オゾン性試験はJIS K
6301に準じて温度が40℃、伸長率が20%および
オゾン濃度が50pphm、静的の条件下で200時間
放置し、クラックの有無を観察した。また、難燃性はア
ンダーライトラボラトリ−(U L)社の安全規格のU
L−94法に従って測定した。
なお、実施例および比較例において使用した塩素化エチ
レン−プロピレン系共重合体、天然ゴムなど、カーボン
ブラック、受酸剤、架橋剤、加硫剤、架橋助剤1加硫促
進剤、可塑剤1充填剤。
老化防1ヒ剤、滑剤および加硫促進助剤のそれぞれの種
類および物性などを下記に示す。
〔(A)塩素化エチレン−プロピレン系共重合体〕塩素
化エチレン−プロピレン系共重合体として、水性懸濁状
でプロピレン含有;が22重量%であり、かつムーニー
粘度(ML   、100℃)が1151+4 であるエチレン−プロピレン系共重合体(MFRl、0
g/10分、像点 120℃、以下rEPR(1)Jと
云う)IOksrを仕込み、撹拌しながら50〜90℃
の温度範囲において該共重合体の塩素含有量が18.2
重量%になるまで塩素化した(第一段階塩素化)。
ついで、反応系を121〜125℃に昇温させ、この温
度範囲において塩素の導入を中止させて30分間アニー
ル化を行なった(第二段階アニール化)。
ついで、反応系を冷却し、95〜118℃の温度範囲に
おいて塩素含有量が35.4重量%になるまで塩素化し
く第三段階塩素化)、得られるムーニー粘度(ML1+
4.100℃)が42.0である塩素化エチレン−プロ
ピレン系共重合体(MFR10,0g/10分、以下r
CI EPR(A)Jと云う)および前記E P R(
1) 10kgを上記と同様に仕込み、撹拌しながら5
0〜90℃の温度範囲において該共重合体の塩素含有率
が18゜2重量%になるまで塩素化した(第一段階塩素
化)。ついで反応系を105〜115℃に昇温させ、こ
の温度範囲において塩素金白゛量が27.1重量%にな
るまで塩素化した(第二段階塩素化)。ついで118〜
120℃の温度範囲で塩素含有量が30.2重量%にな
るまで塩素化しく第三段階塩素化)、ムーニー粘度(M
L   、100℃)が811+4 である塩素化エチレン−プロピレン系共重合体(FR1
1,Og/10分、以下rCI EPR(B) Jと云
う)を使った。
〔(B)天然ゴムなど〕
また、天然ゴムなどとして、ムーニー粘度(M L  
 、 100℃)が90である天然ゴム〔品種1+4 リッド・スモークドシートス、比重 0.93.  ミ
クロ構造(イソプレン単位)、シス−1,497%、数
平均分子量76万g / モル、以下rR3S#3Jと
云う〕およびグラフト天然ゴム(プランティジョン ラ
テックス社製、商品名、ハバープライスMGラバー、比
重 L、02. グラフト成分 メチルメタクリレート
、以下「MG49Jと云う)を用いた。なお、前記RS
S”3はロール温度を50℃。
ニツポを5mmに設定されたロールを使って15回通し
、ムーニー粘度(ML   、100℃)を50ニ調整
1+4 したものを用いた。
〔(C)カーボンブラック〕
さらに、カーボンブラックとして、ファーネス法で製造
されたカーボンブラック(昭和キャボット社製、商品名
 ショウブラックFEF、平均粒径 51nl!l、比
表面積 41rr?/g、 FEF、以下rC,B、J
と云う。
〔(D)受酸剤〕
また、受酸剤として、三塩基性硫酸鉛(耕正社製、商品
名 TS、平均粒径 2,08μm、密度 約7.0g
/c+tl、以下「トリベース」と云う)および酸化マ
グネシウム(協和化学社製、商品名 キョーワマグ15
0. 100メツシユバス、比表面積 150rd /
 g 、以下rMgOJと云う)を使った。
〔(E)架橋剤、加硫剤〕
さらに、架橋剤としてn−ブチル−ビス(第三級−ブチ
ルパーオキシ)バレレート(以ドrVJと云う)を、さ
らに加硫剤として粉末硫黄(200メツシユパス、以下
rSJと云う)を用いた。
〔(F)架橋助剤、加硫促進剤〕
また、架橋助剤としてトリアリルイソシアヌレート(以
下rTAI CJと云う)を、また加硫促進剤としてペ
ンタメチレン・ジチオカーバメートのナトリウム塩(以
下r P M T CJと云う)、テトラメチルチウラ
ム・ジスルフィド(以下「TTJと云う)、ジエチル・
チオ尿素(以下[EURJと云う)、テトラメチルチウ
ラム・モノスルフィド(以下r1’sJと云う)および
ジベンゾチアジル・ジスルフィド(以下r D M J
と云う)を使用し/;。
((C) ML塑剤〕 さらに、可塑剤として、トリオクチルトリメリテート(
以ドl’−TOTMJと云う)を使った。
C(H)充填剤〕 また、充填剤として、脂肪酸処理された炭酸カルシウム
(白石工業社製、商品名 ハクエカCC1平均粒径 4
0ni、比表面積 3IrIf/g、 pH8,8゜以
下r Ca COa Jと云う)を用いた。
〔(ハ老化防止剤〕
さらに、老化防止剤として、ポリ(2,2,4−トリメ
チル−1,2−ジヒドロキノリン)(以下r2.2.4
Jと云う)を使用した。
〔(K)加硫促進助剤〕
また、加硫促進助剤として、平均粒径が0,5μmであ
る酸化亜鉛(以下rZnOJと云う)およびステアリン
酸(以下rSTJと云う)を使った。
〔(1、)滑  剤〕 さらに、滑剤として、パラフィンワックス(以下「ワッ
クス」と云う)を用いた。
実施例1〜ii、比較例1〜5 第1表および第2表にそれぞれの配合量および種類が示
されている塩素化エチレン−プロピレン系共重合体(以
下rcN−EPRJと云う)、天然ゴムなど、受酸剤、
架橋剤、加硫剤、架橋助剤、加硫促進剤および加硫促進
助剤ならびに第1表および第2表にそれぞれの配合量力
’2’f<されているカーボンブラック(C,B、)、
充填剤(Ca COa ) 、老化防止剤(’2,2.
4) −rJI塑剤(TOTM)および滑剤(ワックス
)を室温(約20℃)においてオーブンロールを使って
20分間混練し、それぞれをシート状に成形した。得ら
れた各シート状物を圧縮成形機を用いて温度が165℃
および圧力が200kg/catの条件下で30分間加
硫または架橋しながら加硫物および架橋物を製造した。
得られた各加硫物および架橋物について引張強度。
伸び、耐オゾン性(クラックが発生した時間を第3表に
示す)、耐候性および難燃性の試験または、(III定
を行った。それらの結果を第3表に示す。
(以下余白) 以上の実施例および比較例の結果から、本発明のゴム組
成物は、引張強度(T、)および耐オゾン性についてす
ぐれているのみならず、耐熱性についてもすぐれている
ことは明白である。
〔発明の効果〕
本発明のゴム組成物は下記のごとき効果(特徴)を発揮
する。
(1〉  機械的強度(たとえば、引張強度)が良好で
ある。
(2)成形物の寸法精度がすぐれている。
(3)耐薬品性および耐候性がすぐれている。
(4)圧縮永久歪がよい。
(5)加硫物または架橋物の加硫性または架橋性がすぐ
れている。
(6)耐油性が良好である。
(7)永久伸び性がすぐれている。
(8)  ブレンド性が良好である。
(9)難燃性にすぐれている。
(10)耐熱性が良好である。
本発明のゴム組成物は以上のごとき効果を発揮するため
に多方面にわたって利用することができる。代表的な用
途を下記に示す。
(1)自動車用各種ゴム部品(たとえば、パツキン、ホ
ース) (2)電線被覆 (3)電気機器、電子機器などの部品 (4)  各種のパツキン、シート (5)ホース類 (6)各種の建材部品

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)プロピレンの含有量が15〜40重量%であり、
    かつメルトフローインデックスが0.01〜5.0g/
    10分であり、差動走査熱量計で測定した融解ピークが
    80℃以上であり、X線で測定した結晶化度が3%以上
    であり、しかもゲルパーミエーションクロマトグラフィ
    ーで測定した分子量分布の指標である重量平均分子量/
    数平均分子量が4以上であるエチレン−プロピレン系共
    重合体を塩素化させることによって得られる塩素含有率
    が20〜45重量%であり、かつムーニー粘度(ML_
    1_+_4、100℃)が10〜150である塩素化エ
    チレン−プロピレン系共重合体 ならびに (B)天然ゴムまたはそれから誘導されたゴムからなる
    組成物であり、組成物中に占める塩素化エチレン−プロ
    ピレン系共重合体の組成割合は40〜90重量%である
    ゴム組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0253846A (ja) * 1988-08-18 1990-02-22 Fujikura Ltd 樹脂組成物

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