JPH0130237B2 - - Google Patents

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JPH0130237B2
JPH0130237B2 JP56157480A JP15748081A JPH0130237B2 JP H0130237 B2 JPH0130237 B2 JP H0130237B2 JP 56157480 A JP56157480 A JP 56157480A JP 15748081 A JP15748081 A JP 15748081A JP H0130237 B2 JPH0130237 B2 JP H0130237B2
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JP
Japan
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signal
gate
synchronization
synchronization signal
pattern
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Application number
JP56157480A
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JPS5860409A (ja
Inventor
Takashi Takeuchi
Kazumasa Ooiso
Takashi Hoshino
Masaharu Kobayashi
Takao Arai
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP56157480A priority Critical patent/JPS5860409A/ja
Publication of JPS5860409A publication Critical patent/JPS5860409A/ja
Publication of JPH0130237B2 publication Critical patent/JPH0130237B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はPCMオーデイオデイスク再生装置に
おいて、データ入力中に一定間隔で挿入されてい
る同期信号パターンを検出して同期信号を発生す
る同期信号発生回路に関するものである。
一般に、PCMオーデイオデイスクにおけるデ
ータ入力信号は第1図のような信号である。その
特徴は、先ず同期信号1は他のデータ2,3,4
と同様“1,0”のパターンからできていること
である。この同期信号1のパターンは、例えば、
11ビツト同じデータが続き、レベル反転後再び11
ビツト同じデータが続きレベル反転後2ビツト同
じデータが続く構成である。また、第2の特徴
は、同期信号1とデータ2の間に余裕がないこと
である。
上記のような特徴をもつPCMオーデイオデイ
スクのデータ入力信号の同期信号パターンから同
期信号を検出してデイジタル信号列を処理する信
号処理回路に制御用同期信号を供給する場合に
は、従来、前記24ビツトからなる同期信号パター
ンを全ビツトのパターン一致で行なつていた。こ
のため、全ビツトパターン一致後に出力される制
御用同期信号とデータとの間に余裕がないという
欠点があつた。また、同期信号とデータとの間に
余裕がないため、例えばデータ入力信号中の同期
信号パターンに雑音等が混じつて、同期信号検出
エラーが生じたような場合に、同期信号を補充す
る余裕がなく適当な信号処理が実行できないとい
う欠点があつた。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除
去し、過去の同期信号検出結果の情報により同期
信号取り込み中に同期信号パターンの一部を検出
することにより、制御用同期信号を作り、これに
よつて、該制御用同期信号とデータとの間に余裕
ができるようにすることにある。また、データ入
力信号中の同期信号パターンに雑音が混じる等し
て同期信号が正しく検出されなかつたような時に
は、同期信号を正しいタイミングで補充して、欠
落のない制御用同期信号を出力し、また同期検出
手段で検出された信号を同期信号パターンが入力
すると予想される時間だけ開くゲートを通すこと
により、同期信号の誤検出を防止して、同期信号
の欠落や誤検出によるインターリーブずれに起因
する再生ミスを防止し、デイジタル・オーデイオ
信号の正確な再生を行なうことにある。
本発明の特徴は、同期信号パターンの全ビツト
又は一部のビツトを検出する第1の同期検出回路
と、該第1の同期検出回路によつて検出される同
期信号パターンの少なくとも最終ビツト前の一部
のビツトを検出する第2の同期検出回路とを有
し、前記第1の同期検出回路の情報により、次の
同期信号検出中の第2の同期検出回路の出力のゲ
ートを行ない、該ゲートを通過した第2の同期検
出回路出力を制御用同期信号とすることにより、
該制御用同期信号とデータとの間に余裕ができる
ようにした点にある。又、本発明の他の特徴は、
前記第2の同期検出回路で検出された信号、前記
第1の同期検出回路によつて検出された同期信号
から所定時間後に出力される信号、および前記第
2の同期検出回路の出力信号によつて常にクリア
される一定周期で自走する計数回路の出力をゲー
ト手段によつて適宜選択し、選択した信号を制御
用同期信号とすることによつて、データ入力中の
同期信号パターンにノイズが混じつて同期信号が
検出されなくとも、制御用同期信号に欠落がない
ようにした点にある。
以下に、本発明を実施例によつて説明する。な
お、以下に述べる各実施例において、データ入力
信号中に挿入されている正規の同期信号の周期
TSは588クロツクとし、回転系による速度偏差は
±1%(±6クロツク)とする。
第2図は本発明の第1実施例を示す。図におい
て、11は第1の同期検出回路であり、第1図に
示した24ビツトパターンの同期信号を22ビツトパ
ターンで一致で検出する。12は第1のゲート、
13は582クロツクをカウントする582カウンタ、
14は12クロツクをカウントする12カウンタ、1
5は571カウンタ、16は第2の同期検出回路、
17は第2のゲート、18は12カウンタを示す。
ここに、第2の同期検出回路16は22ビツトパタ
ーンの同期信号のうち前半分の11ビツトパターン
一致で同期信号を検出する回路である。また、
582カウンタ13と12カウンタ14は第1のゲー
ト12の開閉を制御するゲート制御手段を構成
し、571カウンタ15と12カウンタ18は第2の
ゲート17の開閉を制御する第2のゲート制御手
段を構成することは、下記の説明から明らかにな
ろう。
次に、上記の回路の動作を第3図のタイムチヤ
ートを参照して説明する。なお、この動作説明に
あたつては、説明を簡単にするために、同期信号
は正常に入力されており、第1の同期検出回路1
1は第3図aの実線a1〜a4のように588クロツク
毎に同期信号を検出しているものとする。また、
第2の同期検出回路16は同図の点線b1〜b3のよ
うな同期信号a1,a2,…………よりも11ビツト早
いタイミングで同期信号を検出しているものとす
る。なお、図中に括弧で囲んだ数字はクロツク数
を示すものとする。これは、後述する第5図、第
7〜9図でも同様とする。
さて、第2図の回路において、最初は第1のゲ
ート12は開いており、第1の同期検出回路11
で検出された同期信号a1は582カウンタ13と571
カウンタ15に入る。これと同時に第1のゲート
12は閉じる。582カウンタ13はカウントを開
始し、582個のクロツクをカウントすると、信号
を出力する。この信号によつて、ゲート12は第
3図bに示されているように開き、次の同期信号
a2が入力するのを待つ。
一方、571カウンタ15は同期信号a1の入力に
よつてカウントを開始し、571個のクロツクのカ
ウントを終えると信号を出力する。この信号によ
つて、第2のゲート17は同図cに示されている
ように開き、第2の同期検出回路16からの入力
を待つ。今、第2の同期検出回路16で同期信号
a1から577クロツク目の同期信号b1が検出された
とすると、該同期信号b1は第2のゲート17を通
り、同図dに示されているように、信号d1として
第2のゲート17出力に現われる。
第1の同期検出回路11で次の同期信号a2が検
出されると、この同期信号a2は第1のゲート12
を通り、同図bのように、第1のゲート12を閉
じると共に、582カウンタ13と571カウンタ15
に入力する。これによつて、571カウンタ15は
再びカウントを開始し、571個のクロツクをカウ
ントすると、第2のゲート17を同図cに示され
ているように開く。このため、第2の同期検出回
路16で同期信号a2から577クロツク目で検出さ
れた同期信号b2は、第2のゲート17を通る。し
たがつて、第2のゲート17の出力信号d2は同図
dのようなタイミングになる。第2のゲート17
は、このゲートを通つた同期信号b2によつて閉じ
られる。
続いて、同期信号a3,a4が第1の同期検出回路
から検出されるが、前記した各ゲートおよび各カ
ウンタの動作は、上記と同様である。結局、本実
施例の回路によつて作られる制御用同期信号d1
d2,d3………は第3図dに示すようなタイミング
になる。
同期信号パターンの22ビツト一致で検出された
同図aの同期信号a1,a2………と、本実施例の回
路によつて作られた同図dの制御用同期信号d1
d2,d3,………とを比べれば明らかなように、後
者の制御用同期信号は前者の同期信号より早いタ
イミングで出力されている。したがつて、本実施
例によれば、制御用同期信号とデータとの間に余
裕を作ることができる。
また、本実施例によれば、第1のゲート12を
582カウンタ13の出力で開き、第1のゲート1
2の出力又は12カウンタ14の出力で閉じるよう
にしているので、同期信号パターンが入力すると
予想される時間だけ第1のゲート12が開いてい
ることになる。したがつて、たとえデータ中に同
期信号パターンと同一のパターンが混じつていて
も、これは第1のゲート12によつて阻止され、
該ゲート12に続く回路に取り込まれることはな
い。さらに、上記のような構成にされているため
に、PCMオーデイオデイスクの回転系による速
度偏差があつても、その偏差が±1%(±6クロ
ツク)以内であれば同期検出回路によつて検出さ
れた同期信号を回路中に取り込むことができる。
上記のことは、第2の同期検出回路16および
第2のゲート17についても同じである。
したがつて、本実施例の回路は同期信号の誤検
出がなく、かつ、回転系による速度偏差があつて
もその偏差が±1%以内であれば正しい動作をす
るということができる。
本発明の第2の実施例を第4図に示す。前記第
1の実施例では、データ入力信号中の同期信号パ
ターンの22ビツトに1ビツトでも雑音が混じる
と、第1の同期検出回路11が同期信号を検出せ
ず、このために第2のゲート17から出力される
同期信号に欠落が生ずる。この実施例はこれを防
止したものであり、前記第1実施例の回路に、以
下に述べるカウンタとゲートを付加したものであ
る。図において、19は第3のゲート、20は
570カウンタ、21は565カウンタ、22は第4の
ゲートを示し、他の符号は第2図と同じものを示
す。
次に、この実施例の動作を第5図のタイムチヤ
ートを用いて説明する。第5図aは第3図aと同
様、第1の同期検出回路11で検出された同期信
号a1,a2,a4,a5と、第2の同期検出回路で検出
された同期信号b1,b3,b4を示す。なお、括弧で
囲まれた同期信号a3、およびb2はデータ入力信号
中の同期信号パターンに雑音が混じつたため、第
1および第2の同期検出回路で同期信号が検出さ
れなかつたことを表す。
さて、第4図の回路に、22ビツトの同期信号パ
ターンが入力すると、第1の同期検出回路11は
これを検出し、第5図aの同期信号a1を出力す
る。同期信号a1は第1のゲート12を通り、582
カウンタ13および571カウンタ15に入力する。
これによつて、582カウンタ13はクロツクのカ
ウントを始め、582個のカウントを終了すると、
信号を出力する。そして、第1のゲート12を同
図bのように開にして、次の同期信号a2が入力し
てくるのを待つ。
一方、571カウンタ15が571クロツクのカウン
トを終了し、同図eのような信号e1を出力する
と、第2のゲート17は同図hのように開く。そ
して、第2の同期検出回路で同期信号b1が検出さ
れると、第2のゲート17はこれを通すと共に、
この信号b1によつて閉にされる。
正常な周期で同期信号a2が検出されると、この
同期信号a2は開状態にある第1のゲート12を通
り、前記と同様に582カウンタ13と571カウンタ
15に入る。この571カウンタ15の出力信号e2
によつて、同図hに示されているように、第2の
ゲート17は開き、同期信号b2が入力してくるの
を待つが、本例のように、この同期信号b2が欠落
している場合には、第2のゲート17は同図gに
示されている12カウンタ18の出力信号g2によつ
て閉じられる。この信号g2が出力される前に、ゲ
ート22は前記の571カウンタ15の出力信号e2
によつて開かれているので(同図j)、カウンタ
18出力g2は、このゲート22を通り、同図kの
ようにゲート22に出力される。
一方、ゲート19は同期信号a2によつて起動し
た582カウンタ13の出力信号により同図cのよ
うに開くが、次の同期信号a3が入つてこないと開
状態が保持される。このため、12カウンタ14の
出力信号がこのゲート19を通り、ゲート19か
ら同図dのような同期信号a3の欠落を表す信号d1
が出力される。この信号d1は565カウンタ21に
入力し、565カウンタ21を起動する。565カウン
タ21は565クロツクをカウントすると、同図f
のような信号f1を出力する。この信号によつて、
第2のゲート17は開かれ、同期信号b3が入力し
てくるのを待つ。同期信号b3が正常に入力してく
ると、第2のゲート17はこの信号b3を通し、同
図iに示されているようなゲート17出力信号i2
が得られる。このゲート17出力信号i2によつ
て、第2のゲート17およびゲート22は閉じら
れる。
なお、第1のゲート12は同期信号a3の入力が
ないと、12カウンタ14の出力信号によつて閉じ
られる。これは、先に第1の実施例で説明したよ
うに、同期信号の誤検出を防ぐためである。
以下、同期信号a5,………が正常に検出される
と、第2のゲート17から同期信号b4,………が
出力され、制御用同期信号として利用される。
なお、上記の例は、同期信号a3,b2が共に検出
されない例であつたが、同期信号パターン22ビツ
トのうち前半の11ビツトに雑音が混じつていなけ
れば、同期信号b2は検出される。この場合には、
この信号b2は第2のゲート17を通る。ゲート2
2はこの第2のゲート17を通つた信号b2によつ
て閉じられるので、ゲート22はカウンタ18の
出力信号(第5図gのg2)を通すことはできず、
ゲート22から出力される信号はなくなる。
本実施例においては、第5図i,kに示されて
いるゲート17出力とゲート22出力を合せて制
御用同期信号として用いることにより、データ入
力信号中の同期信号パターンに雑音が混じつて、
1個の同期信号a3,b2が検出されなくとも、この
欠落を補充することができる。また、第1実施例
と同様に、本実施例による制御用同期信号は、第
1の同期検出回路によつて検出された同期信号
a1,a2,………等より前のタイミングで発生さ
れ、制御用同期信号とデータとの間に余裕を作る
ことができる。
第6図は本発明の第3実施例を示す。前記第2
の実施例ではデータ入力信号中の2つ以上の連続
する同期信号パターンに雑音が入り、2個以上の
同期信号が連続して検出されない場合には、新た
に作られた制御用同期信号に欠落が生じる。この
実施例は、第2の実施例のこのような不具合を改
善したものである。
図において、23は24カウンタ、24,25,
27,29はゲート、26は588カウンタ、28
は遅延回路であり、その他の符号は第4図と同じ
ものを示す。
次に、本実施例の動作を第7〜9図のタイムチ
ヤートを参照して説明する。
(1) 先ず、データ入力中に同期信号の欠落がない
場合を第7図を参照しながら説明する。同期信
号は第7図aのように588パルス毎に正常に入
力されており、第1の同期検出回路11は同図
の実線a1〜a5のように同期信号を検出している
とする。また、第2の同期検出回路16は同図
の点線b1〜b4のようなタイミングで検出されて
いるものとする。
最初は第1のゲート12は開いており、同期
信号a1は582カウンタ13に入る。これと同時
に第1のゲート12は閉じる。582カウンタ1
3はカウントを開始し、582個のカウントを終
えると第7図cのように信号c1を出力する。こ
れによつてゲート12は同図bのように開き、
同期信号a2が入力するのを待つ。同期信号a2
入力すると、第1のゲート12は再び閉じる。
12カウンタ14は582カウンタ13の出力に
よつて、カウントを開始し、12個クロツクをカ
ウントすると出力信号を同図dのd1のように出
力する。この出力信号は第1のゲート12の
OFF端子に入力するが、第1のゲート12は
同期信号a2によつて既にオフになつているの
で、第1のゲート12はこの出力信号によつて
何らの影響を受けることはない。一方、ゲート
19はゲート12を通つた同期信号a2によつて
閉じられているので、前記の出力信号d1はゲー
ト19を通ることはない。以上のことから明ら
かなように、第1のゲート12は同期信号a1
a5が入つてくるタイミングに合わせて、その窓
があけられる。
第1のゲート12を通つた同期信号a1は571
カウンタ15に入力し、571カウンタ15を起
動する。そして、571カウンタ15は同図fの
ように571カウントすると信号f1を出力する。
これによつて、ゲート17は開かれ、第2の同
期検出回路26の検出出力b1が入力してくるの
を待つ。前記出力b1がゲート17を通ると、こ
の出力b1によつてゲート17はオフにされる。
このように、ゲート17は前記出力信号b1〜b4
の近くになると窓があき、該信号b1〜b4が通る
と閉じる動作をする。
ゲート17を通つた信号b1はゲート22をオ
フにすると共に、ゲート29に入力する。ゲー
ト29は同図eに示されているように、開にな
つているので、前記信号b1はゲート29を通
り、正規同期信号として出力される。一方、12
カウンタ18から出力された同図gに示されて
いる信号g1は、ゲート22に阻止されて出力さ
れない。
したがつて、ゲート29からは第2の同期検
出回路16で検出された信号b1,b2,………が
出力される。以上の説明から明らかなように、
データ入力中の同期信号パターンに欠損がない
場合には、同期信号パターン22ビツト中の前半
の11ビツトを検出した第2の同期検出回路16
の出力b1,b2………が制御用同期信号として出
力される。
(2) 次に、データ入力のデイジタル信号列中に、
同期信号の欠落が1個あつた場合の動作を第8
図を用いて説明する。今、第8図aに示されて
いる同期信号a3が欠落しているものとし、それ
以外の同期信号a1,a2,a4,a5は正常に入力し
てきたものとする。また、同期信号b2も第2の
同期検出回路16から検出されないものとす
る。
さて、同図aに示されているような同期信号
a1,a2が第1の同期検出回路11で検出された
とすると、各カウンタおよび各ゲートの動作
は、上記(1)と同様であり、第8図b〜eに示す
ようになる。次に、同期信号a2の588ビツト後
に来るべきはずの同期信号a3が欠落していたと
すると、第1のゲート12は、同図bに示され
ているように、12カウンタ14の出力信号によ
つて、オフになる。このため、来るべきはずの
同期信号a3と次の同期信号a4の間に、同期信号
パターンと同じパターンのデータが入力してき
て、これを第1の同期検出回路が検出しても、
この検出出力がゲート12を通つて回路中に取
り込まれることはない。また、582カウンタ1
3の出力信号によつて開にされたゲート19
は、同図cのように、同期信号a4が第1の同期
検出回路11で検出されるまで、開の状態を保
持する。このため、12カウンタ14の出力信号
d1はゲート19を通り、1発欠落信号として、
565カウンタ21、ゲート24およびゲート2
5に出力される。565カウンタ21はこれによ
つてカウントを開始し、565クロツクのカウン
トが終ると、同図fに示されているような信号
f1を出力する。
571カウンタ15は同期信号a2が入力するこ
とによつてカウントを開始し、571クロツクの
カウントを終了すると、同図eのような信号e2
を出力する。この信号e2によつて、同図gおよ
びjに示されているように、ゲート22および
ゲート17がオンになる。ゲート22はゲート
17から信号h2が出力されるまでオン状態を維
持するので、同図iに示されている12カウンタ
18の出力信号i2はゲート22を通る。この
時、ゲート29はオン状態にあるので、12カウ
ンタ18から出力された信号i2はゲート29も
通り、単発補充信号l2となる。
次の同期信号a4が正常であるとすると、第2
の同期検出回路16で検出された信号b3はゲー
ト17を通り、ゲート22をオフにすると共に
ゲート29に入力する。この時、ゲート29は
オン状態にあるので、前記信号b3はゲート29
を通り、同図(1)のl3に示されているように出力
される。
結局、ゲート29からは同図lに示されてい
るように、第1の同期検出回路11によつてデ
ータ入力から検出される同期信号が一発欠落し
ていても、その欠落信号は補充される。したが
つて、同図lに示されている信号l1,l2,l3
………を制御用同期信号として使えば、欠落の
ない正常な同期信号を得ることができる。
なお、上記の説明は同期信号a3,b2が共に検
出されない例で説明したが、同期信号パターン
22ビツトのうちの前半の11ビツトに雑音が混じ
つていなければ、同期信号b2は検出される。こ
の場合には、ゲート17を通る第2の同期検出
回路17出力b1,b2,b3,………が欠落のない
正常な制御用同期信号になることは、前記の第
2の実施例と同じである。
(3) 最後に、データ入力の同期信号検出によつて
同期信号の欠落が2個生じた時の第5図の回路
の動作を第9図を参照して説明する。今、第9
図aに示されている同期信号a3,a4が欠落し、
それら以外の同期信号a1,a2,a5は正常に入力
してきたものとする。また、同期信号b2,b3
第2の同期検出回路26から検出されないもの
とする。
この場合、第1発目の同期信号a3の欠落まで
は、前記の(2)で説明した動作と同じである。ゲ
ート25は、同図eに示されているように、ゲ
ート19から出力される1発欠落信号により開
にされる。さて、第2発目の同期信号a4の欠落
する時点を少し過ぎると、同図dに示されてい
るように、24カウンタ23から信号d1が出力さ
れる。この信号d1は、同図e,fに示されてい
るようにゲート25を通り、ゲート27を開に
すると共に、ゲート29を閉にする。このた
め、同図kに示されている連続補充用の自走す
る588カウンタ26の出力信号k4はゲート27
を通過し、ゲート27から同図l,l1に示され
ているように出力される。したがつて、同図j
とlを見れば明らかなように、ゲート29出力
とゲート27出力を合わせて制御用同期信号と
して用いることにより、データ入力から検出さ
れる同期信号が連続して2個欠落しても、欠落
が全然ない正常な制御用同期信号を得ることが
できる。
データ入力から検出される同期信号に3個以
上の欠落があつても、前記ゲート29とゲート
27の出力を統合すれば、全く欠落のない正常
な制御用同期信号が得られることは、上記の回
路動作を敷延して考えれば明らかであろう。
なお、上記の説明は、同期信号a3,b2;a4
b3が共に検出されない例であつたが、同期信号
パターン22ビツトのうちの前半の11ビツトに雑
音が混じつていなければ、同期信号b2,b3は検
出される。この場合にも、本実施例の回路によ
れば、欠落が全然ない制御用同期信号を得るこ
とができることは明らかであろう。
また、この第3実施例においても、第1、第
2実施例と同様に、第1、第2の同期検出回路
によつて誤検出された同期信号パターンと同じ
パターンのデータ信号が、回路中に取り込まれ
ることがないこと、および、PCMオーデイオ
デイスクの回転系による速度偏差があつても、
その偏差が±1%以内であれば同期検出回路に
よつて検出された同期信号を回路中に取り込む
ことができることは、改めて説明するまでもな
く明らかであろう。
上記の各実施例においては、第2の同期検出回
路が、22ビツトからなる同期信号パターンの前半
の11ビツトを検出するとしたが、本発明は必ずし
も前半の11ビツトを検出することに限定されず、
24ビツトの同期信号パターンの最終ビツトを含ま
なければどの11ビツトを取つてもよい。また検出
の対象となるビツト数も11ビツトに限定されるこ
とはない。さらに、第1の同期検出回路は同期信
号パターンの22ビツト一致で検出するとしたが、
そのようにする必要はなく、同期信号パターンの
全部一致又は別の部分の部分一致で検出してもよ
い。
また、上記の各実施例では、説明をわかりやす
くするために、カウンタおよびゲートを一個々々
独立させて使用する回路を用いて説明したが、共
用できるカウンタ又はゲートがあれば、これを共
用して用いた方がよいことは勿論である。例え
ば、第6図のカウンタ20と21は一個のカウン
タを共用することができる。
以上のように、本発明によれば、同期信号パタ
ーンの最終ビツトより前の一部のパターンを同期
検出回路によつて検出し、検出した信号を制御用
同期信号として用いているため、制御用同期信号
とデータとの間に余裕を設けることができる。こ
のため、データ入力から同期信号が検出できなく
ても、上記同期信号とデータ間の余裕を利用し
て、データが始まる前に同期信号を補充すること
ができ、デイジタル・オーデイオ信号を正確に再
生することができる。
また、本発明では、第1の同期検出回路と第2
の同期検出回路に、同期信号が検出されると予想
される時間だけ開くゲートを接続しているので、
同期信号の誤検出を起す恐れはなく、精度の高い
制御用同期信号を発生させることができる。
さらに、本発明によれば、PCMオーデイオデ
イスクの回転系による速度偏差があつても、その
偏差が規定以内であれば、同期検出回路によつて
検出された同期信号を回路中に取り込むことがで
きるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はPCMオーデイオデイスクの検出信号
の説明図、第2,4,6図はそれぞれ本発明の一
実施例のブロツク図、第3,5,7〜9図はそれ
ぞれ前記各実施例の要部回路のタイミングチヤー
トを示す。 11…第1の同期検出回路、12,17,1
9,22,24,25,27,29…ゲート、1
3…582カウンタ、14,18…12カウンタ、1
6…第2の同期検出回路、20…570カウンタ、
21…565カウンタ、23…24カウンタ、26…
588カウンタ、28…遅延回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 相隣り合うデイジタル信号列の間に一定間隔
    TSで、nビツトの固定パターンで構成される繰
    り返し同期信号パターンを挿入してなるデイジタ
    ル信号列を処理する信号処理回路に制御用同期信
    号を供給する同期信号発生回路であつて、前記同
    期信号パターンのkビツト(k=n)に一致する
    パターンを検出する第1の同期検出回路、前記同
    期信号パターンのlビツト(l<k)に一致する
    パターンを検出する第2の同期検出回路、前記第
    1の同期検出回路および第2の同期検出回路のそ
    れぞれに接続された第1および第2のゲート、
    ほゞ前記kビツトの同期信号パターンが入力する
    と予想される時間だけ前記第1のゲートを開くよ
    うに該第1のゲートを制御する第1のゲート制御
    手段、および前記第1のゲートから出力された信
    号にもとづいて、ほゞ前記lビツトの同期信号パ
    ターンが入力すると予想される時間だけ前記第2
    のゲートを開くように前記第2のゲートを制御す
    る第2のゲート制御手段を具備し、前記第2のゲ
    ートを通つた信号を前記デイジタル信号列を処理
    する信号処理回路に制御用同期信号として供給す
    るようにしたことを特徴とする同期信号発生回
    路。 2 相隣り合うデイジタル信号列の間に一定間隔
    TSで、nビツトの固定パターンで構成される繰
    り返し同期信号パターンを挿入してなるデイジタ
    ル信号列を処理する信号処理回路に制御用同期信
    号を供給する同期信号発生回路であつて、前記同
    期信号パターンのkビツト(k≦n)に一致する
    パターンを検出する第1の同期検出回路、前記同
    期信号パターンのlビツト(l<k)に一致する
    パターンを検出する第2の同期検出回路、前記第
    1の同期検出回路および第2の同期検出回路のそ
    れぞれに接続された第1および第2のゲート、
    ほゞ前記kビツトの同期信号パターンが入力する
    と予想される時間だけ前記第1のゲートを開くよ
    うに該第1のゲートを制御する第1のゲート制御
    手段、該第1のゲート制御手段から出力される信
    号によつて前記kビツトの同期信号パターンの検
    出が1個欠けたことを検出する1発欠落信号検出
    手段、前記第1のゲートから出力された信号およ
    び前記1発欠落信号にもとづいて、ほゞ前記lビ
    ツトの同期信号パターンが入力すると予想される
    時間だけ前記第2のゲートを開くように前記第2
    のゲートを制御する第2のゲート制御手段、およ
    び該第2のゲート制御手段から出力された信号を
    ゲートする第3のゲートを具備し、前記第2のゲ
    ートおよび前記第3のゲートを通つた信号を前記
    デイジタル信号列を処理する信号処理回路に制御
    用同期信号として供給するようにしたことを特徴
    とする同期信号発生回路。 3 相隣り合うデイジタル信号列の間に一定間隔
    TSで、nビツトの固定パターンで構成される繰
    り返し同期信号パターンを挿入してなるデイジタ
    ル信号列を処理する信号処理回路に制御用同期信
    号を供給する同期信号発生回路であつて、前記同
    期信号パターンのkビツト(k≦n)に一致する
    パターンを検出する第1の同期検出回路、前記同
    期信号パターンのlビツト(l<k)に一致する
    パターンを検出する第2の同期検出回路、前記第
    1の同期検出回路および第2の同期検出回路のそ
    れぞれに接続された第1および第2のゲート、
    ほゞ前記kビツトの同期信号パターンが入力する
    と予想される時間だけ前記第1のゲートを開くよ
    うに該第1のゲートを制御する第1のゲート制御
    手段、該第1のゲート制御手段から出力される信
    号によつて前記kビツトの同期信号パターンの検
    出が1個欠けたことを検出する1発欠落信号検出
    手段、該1発欠落信号検出手段に接続され、1発
    欠落信号を利用して連続する2個以上の同期信号
    パターンの欠落を検出する2発欠落信号検出手
    段、前記第1のゲートの出力信号を調べることに
    よりkビツトの同期信号パターンが連続して検出
    されているかどうかを検知する手段、前記第1の
    ゲートから出力された信号および前記1発欠落信
    号にもとづいて、ほゞ前記lビツトの同期信号パ
    ターンが入力すると予想される時間だけ前記第2
    のゲートを開くように前記第2のゲートを制御す
    る第2のゲート制御手段、前記第2のゲートから
    出力される信号をゲートする第3のゲート、前記
    第2のゲートから出力される信号によつてクリア
    され、ほぼ前記一定間隔TSの周期で自走する計
    数回路、該計数回路の出力をゲートする第4のゲ
    ートを具備し、前記第3のゲートと第4のゲート
    の開閉を前記2発欠落信号および同期信号パター
    ンが連続していることを検知した信号によつて切
    りかえるようにし、前記第2のゲート、第3のゲ
    ートおよび第4のゲートを通つた信号を前記デイ
    ジタル信号列を処理する信号処理回路に制御用同
    期信号として供給するようにしたことを特徴とす
    る同期信号発生回路。
JP56157480A 1981-10-05 1981-10-05 同期信号発生回路 Granted JPS5860409A (ja)

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