JPH01297340A - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

Info

Publication number
JPH01297340A
JPH01297340A JP63129586A JP12958688A JPH01297340A JP H01297340 A JPH01297340 A JP H01297340A JP 63129586 A JP63129586 A JP 63129586A JP 12958688 A JP12958688 A JP 12958688A JP H01297340 A JPH01297340 A JP H01297340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control cable
wiper device
operating lever
wiper
conduit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63129586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2669645B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Suzuki
和博 鈴木
Akio Sekine
章男 関根
Kuniyuki Enomoto
訓之 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Cable System Inc
Original Assignee
Nippon Cable System Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Cable System Inc filed Critical Nippon Cable System Inc
Priority to JP63129586A priority Critical patent/JP2669645B2/ja
Publication of JPH01297340A publication Critical patent/JPH01297340A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2669645B2 publication Critical patent/JP2669645B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はワイパ装置に関する。さらに詳しくは、ケーブ
ル駆動式のワイパ装置に関する。また非作動時にワイパ
ーを定常運転時の払拭範囲から外れたしまい込み位置へ
格納すことができるワイパ装置に関する。
本発明は、ワイパーを必要とする機械、装置であれば陸
上車輌、船舶、航空機など、どのような産業分野のもの
にも適用できるが、代表的な適用例としては建設機械、
たとえば掘削機やクレーン車などの運転室用ワイパを挙
げることができる。
[従来の技術] 最近の建設機械の運転室と従来のワイパ装置を第18図
に基づき説明する。
符号(100)は建設機械の運転室であり、内部には座
席(101)や運転装置(102)が設けられている。
運転室(100)の前方にある2本の支柱(103)の
間には窓ガラス(104)が取りつけられている。この
窓ガラス(104)はスライド可能になっており、矢印
(U)で示すように上方に引き上げて運転室(ioo)
内の上部空間に格納できるようになっている。窓ガラス
(104)をこのようにスライド可能に、あるいは取り
外し可能にしておくと運転室前方が開放され、視界や通
風がよくなるので、近年このタイプの運転室が増える傾
向にある。
ワイパ装置(110)はワイパアーム(111)の駆動
軸に電動モータと減速機を直結したもので、その駆動ユ
ニッl−(+12)が窓ガラス(104)に直接固定さ
れている。そして駆動ユニット(112)から延びる配
線コード(113)が運転室(100)内に配置された
制御ボックス(114)に接続されている。
[発明が解決しようとする課題] 第18図に示された従来例では、駆動ユニット(112
)が窓ガラス(104)に取りつけられているので、前
方視界を妨げるという問題がある。とくに建設機械では
、運転者が前方を注視しながら、地面の掘削状況を確認
したり吊荷の移動を監視しながら作業するので、前方視
界の確保は作業能率上重要な課題である。
また従来例において窓ガラス(104)をスライドさせ
るばあい、配線コード(113)を駆動ユニット(11
2)または制御ボックス(114)から外さなければな
らないので、作業か面倒であるという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑み、前方視界を妨げないワイパ
装置を提供することを目的とする。
また本発明は運転室前方の窓ガラスをスライドさせたり
取り外すばあいにその作業の邪魔にならないワイパ装置
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明のワイパ装置は、(a)押し引き操作力を伝達す
るためのコントロールケーブル、(b)コントロールケ
ーブルの出力端に連結され、コントロールケーブルの押
し引き運動を揺動運動に変換するリンク機も′4、(c
)前記リンク機構により揺動される駆動軸に取りつけら
れたワイパアームからなることを特徴とする。
また本発明のワイパ装置は、操作レバーを一方向に回転
させコントロールケーブルの導管を定位置に保持した状
態では、駆動軸が払拭角度内で揺動し、操作レバーを他
方向に回転させコントロールケーブルの導管を定位置か
ら離れた位置に動かしたときは、駆動軸が前記払拭角度
から外れたしまい込み位置まで回動するようにしたしま
い込み機構を備えたことを特徴とする。
[作 用] 本発明はコントロールケーブルとリンク機構とが基本的
な構成要素であるため、全体を細長い形状にすることが
できる。また動力源となるモータなどを離れた場所にお
けるので大幅に小形化することができる。そのため建設
機械の運転室の支柱のような細い部位にも取りつけるこ
とができ、運転室前方の視界を妨げることもない。
また本発明の装置は、基板を運転室の支柱に取りつけれ
ば、定常運転時はワイパブレードが窓ガラス表面払拭す
ることができ、しまい込み時はワイパアームとブレード
を支柱上に位置させることができる。このように本発明
の装置を支柱に装着すると窓ガラス上には視界を妨げる
ものが何もなくなるので前方視界が良くなる。
またワイパアームおよびブレードを支柱上にしまい込む
よう設定しておくと、窓ガラスの取り外しやスライドが
ワイパ装置と関係なく行えるので作業性が良くなる。
[実施例〕 つぎに本発明の実施例を建設機械の運転室に装備した例
をあげて説明する。
第1図は本発明のワイパ装置を建設機械の運転室に取り
つけた状態を示す斜視図、第2図は本発明の実施例1に
かかわるワイパ装置の定常運転状態における一部断面正
面図、第3図は第2図に示されたワイパ装置の側面図、
第4図は同実施例におけるしまい込み操作を説明するた
めの一部断面正面図、第5図は同実施例においてしまい
込み位置から定常運転に復帰するときの操作レバーの動
きを示す側面図、第6図は第5図の状態におけるボス(
241と軸部Oaの位置関係を示す説明図、第7図はコ
ントロールケーブルの動カニニットの一部破断側面図で
ある。
実施例1 第1図において、(100)は第18図のものと同様の
、掘削機やクレーン車などの建設機械に多用されている
公知の運転室である。ワイパ装置(1)は運転室(10
0)前方の一方の支柱(103)に取りつけられる。図
におけるワイパ(2はしまい込み位置(P)にある状態
で示されている。なお符号(S)は定常運転時の払拭範
囲を示している。また本明細書では、ワイパ(2)とは
ワイパアーム(3)とワイパブレード(4)とからなる
ユニットをいう。
ワイパ装置(1)の基板(5)は支柱(103)の裏面
に固定され、駆動軸(6)は支柱(103)に設けた孔
から表面側に出ている。ワイパ駆動用のコントロールケ
ーブル(7)が基板(5)から下方に延びており、動カ
ニニット(8)に接続されている。コントロールケーブ
ル(′7)は押し引き操作力を伝達しうる公知のボーデ
ンケーブルであり、後述するごとく導管01)と内索0
2)とををしている。動カニニット(8)はコントロー
ルケーブル(7)に押し引き操作を加えるものであれば
どのようなものでもよく、運転室(100)内の任意の
場所に設置される。
つぎにワイパ装置(1)の構成を第2〜3図に基づき説
明する。
基板(5)の上端部にはケーシング口が固着されており
、ケーシング(至)内に駆動軸(6)が回転自在に支持
されている。駆動軸(6)の先端部(6a)には雄ネジ
が切られており、そこにワイパアーム(3)の基部が固
定されている。駆動軸(6)の基端部にはリンクf14
)が固定されており、リンク04)の自由端にはコント
ロールケーブル(7)のロッド圏が連結されている。こ
のロッド四はガイドバイブaQ内を通され、さらに内索
02)に連結されている。
しまい込み機構の構成はつぎのとおりである。
コントロールケーブル(7)の導管01)先端にはコネ
クタ口が取りつけられている。このコネクタG7)は円
筒形の軸Oaと導管口)に固定されたキャップ□□□と
が一体に形成されたものである。
一方、基板(5)の下端部には基板(5)の一部が直角
に立ち上った支持部(21)が形成されている。この支
持部[21)には孔のが穿孔されており、操作しt<−
(73のボス(241が回転自在に挿入されている。
操作レバーのは前記ボス□□□とそれに固定されたアー
ム―とアーム囚先端のつまみ元とからなる。
前記ボスQ4にはその回転中心(Ob)に対し偏心した
位置に孔面が形成されており、その孔のに前記軸(ト)
が挿入されている。なお軸a8には抜は止め用の座金の
がビスのをねじ込むことにより固定されている。符号(
O8)は軸08]の回転中心を示しており、ボスC4の
回転中心(Ob)に対し偏心している。このようにボス
Q4と軸OF3は心間距離(Ω)だけ離れた偏心軸をも
1.z成している。そして、操作レバーのを図示のごと
く上方に回動した状態で、導管01)が定位置(1)に
位置するようになっており、操作レバーのを後述するご
とく下方に回動したときは導管01)が心間距離(Ω)
の2倍の距離を下方に押し下げられるようになっている
。基板(5)の中央付近、すなわち操作レバーaを上方
に回動した位置におけるつまみ(5)の裏面に位置する
場所には永久磁石(31)が固定されている。この永久
磁石(31)はつまみのを吸着し、操作レバーのを上方
に回動し、た位置に保持する機能を有する。
前記コントロールケーブル(7)に押し引き操作力を加
える動カニニットとしては、とくに制限なく種々のもの
を用いることができるが、第7図にはその一例か示され
ている。この例ではモータ(32)の回転をウオーム・
ギヤ機構(33)、およびリンク機構(34)を介して
リンク(37)の揺動運動に変え、コントロールケーブ
ル(力の入力端側のロッド(35)に押し引き操作力を
加えるようになっている。この結果、内索02)が矢印
(2)、(B)方向に押し引きされる。
つぎに作用を説明する。
定常運転 第2図に示されるように、操作レバーのを上方に回動し
永久磁石(31)で吸着した状態では導管01)は定位
置(+)に固定されている。この状態でコントロールケ
ーブル(7)の内索(12)を押し引き駆動すると、リ
ンク04)は符号(s)で示す角度領域で揺動する。そ
の結果、ワイパ(2)は符号6)で示されている払拭領
域を往復する。符号(Sl)は払拭角度の上限を、符号
(S2)はその下限を示している。なおワイパ(2)の
駆動停止は常に符号(Sl)の位置(リンク(14)は
符号(sl)の位置)で行われるように、動カニニット
(8)に内蔵した制御装置で制御されている。
しまい込み操作 ワイパ(′2Jの非作動状態においてワイパ(2)をし
まい込み位置P)に動かすには、第4図に示されるよう
に操作レバーのを下方に回動する。そうすることにより
コントロールケーブル(力の導管01)を距離2gだけ
定位置(I)からしまい込み位置(II)まで引き下げ
るので、ロッドもも引き下げられ、リンク04)が符号
(sl)から(pl)で示す位置まで回動する。この結
果、ワイパ(2)は符号(Sl)で示す位置から符号(
P)で示すしまい込み位置まで回動し、第1図に示され
るようにワイパー(2)は運転室Boo)の支柱(10
3)の上に位置するようになる。
ワイパ(2)がここに示したしまい込み位置にあるとき
、運転室(100)前方の視界がよくなることはもとよ
り、窓ガラス(104)をスライドさせたり取り外した
りするときワイパ装置(1)が作業性を阻害することは
まったくない。
しまい込み位置からの復帰 しまい込み位置からの復帰を第5図に基づき説明する。
なお第5図におけるワイパ装置(1)は運転室の支柱(
103)が普通垂直線に対し多少傾斜しているので、現
実の取付状態に合せて傾斜した状態で示している。しま
い込み状態でモータ(32)を駆動するとワイパ(2)
はしまい込み位置(P)から上限(Sl)まで動き、そ
ののち自重で、1■作レバーのが垂直線(c)で示す位
置まで回動する。この状態におけるボス叱と輔Oaの位
置関係は第6図に示すとおりであり、コントロールケー
ブル(7)を押す方向に力(F)を加えると、ボスC4
が中心Obまわりに回転[R)させる力が生ずる。した
がって、動カニニット(8)を駆動し、コントロールケ
ーブル(7)の内索(12)に押し力を加えると、最初
はワイパ(2)と支tI(103)または窓ガラス(1
04)との摩擦抵抗によりリンク04)が動かないので
、導管(11)が上方に押し上げられ定位置まで移動さ
せられる。そして同時にボス(241が(R)方向に回
転し、操作レバー乃が第2図に示される上方位置に復帰
し永久磁石(31)によって吸着される。その後は、コ
ントロールケーブル(7)に押し引き力が加えられてい
る限り、定常運転が繰り返される。
なお操作レバーのは手で」三方に復帰させ、人力で導管
(II)を定位置まで動かしてもよいことは勿論である
実施例2 実施例2は実施例1のリンク機構に代えてラック・ピニ
オン機構を用いた点、しまい込み機構を両持ち構造にし
た点に特徴がある。
第8図は実施例2のワイパ装置の一部破断乎面図、第9
図は第8図の(I[D −(Iff)線矢視部を断面図
示した第8図の右側面図、第1O図はラック・ピニオン
のケーシングを示す斜視図、第11図はしまい込み機構
の分解斜視図、第12図はしまい込み機構の第8図にお
ける(IV)−(IV)線断面図、第13図はしまい込
み機構の動作説明図である。
第8〜9図において、(41)は基板であり、この基板
(41)の周囲には側壁(42)が立設されている。基
板(41)の図中上方にはラック・ピニオン機構のケー
シング(43)が取りつけられている。
このケーシング(43)は第10図に示されているよう
に、筒状のガイド部(44)と輪状のブラケット(45
)とからなる。ガイド部(44)にはラック(46)が
摺動自在に挿入されており、このラック(4B)にはコ
ントロールケーブルのロッドにが連結されている。また
前記ブラケット(45)の間にピニオン(47〉が挟ま
れており、駆動軸(6)により回転自在に支持されてい
る。したがってコントロールケーブル(7)の内索(1
2)が押し引き駆動されると、ラック(46)がガイド
部(44)内で軸方向に摺動し、ピニオン(47)が回
転してワイパ(2)が払拭動作を行う。
つぎにしまい込み機構(50)を説明する。このしまい
込み機+f&(50)は基板(4)の下方位置で立ちI
−り部である2枚の側壁(42)の間に取りつけられて
いる。詳細を第11〜12図に基づき説明する。
(51)は箱状のガイドで、その両側壁には縦長のガイ
ド孔(52)が形成されている。またガイド(51)に
はケーシングキャップa9が固定されており、内索0り
に連結されたロッド圏がガイド(51)を貫通して前方
に延びている。(53)はスライダでガイド(51)内
を上下に摺動するように挿入されている。そして、この
スライダ(53)には孔(54)が穿孔されている。一
方、2枚の側壁(42)には軸受としての孔(60)が
それぞれ穿孔されており、それぞれの孔(60)に2個
のボス(55)が回転自在に支持されている。そして一
方のボス(55)には操作レバー乃が固定されている。
操作レバーのが固定されたボス(55)の回転中心より
偏心した位置からは軸(5B)が延びており、その軸(
56)の先端部にはセレーション(57)が切られてい
る。また他方のボス(55)にも回転中心より偏心した
位置に孔(58)が穿孔されており、その孔(58)の
内周にはセレーション(59)が切られている。そして
この孔(58)には前記軸(56)が挿入されセレーシ
ョン(57)、(58)同士が噛み合っている。またボ
ス(55)と輔(56)とは座金(61)を介してビス
(62)で止められている。さらに前記軸(56)はス
ライダ(53〉に穿孔した孔(54)に通されている。
以上の機構において、操作レバーのを回転させると、ボ
ス(55)は側壁(42)の孔(60)内で回転し、軸
(56)はボス(55)の回転中心の回りを公転する。
軸(56)の公転による上下方向の変位はブロック(5
1)のガイド孔(52)で吸収されるので、ブロック(
51)はスライダ(53)を介して水平方向の力のみを
受け、第13図に示されるように水平移動する。そして
、移動前と移動後の間隔(g)が、しまい込み動作をす
るためのストロークとなる。
本実施例においても以上のごとくコントロールケーブル
(′7)の導管(II)を軸方向に移動させることがで
きるので、実施例1と同様にしまい込み動作が可能であ
る。そして本実施例のばあい、導管旧)およびロッド6
は基板(4I)に対する直角方向の動きが生じないので
、ラック・ピニオン機構と組み合わせて用いるのに好適
である。さらに、ボス(55)および軸(56)が両持
ち構造であるので強度的に有利であり、長期の使用に耐
えるという利点がある。
実施例3 実施例3は実施例2のしまい込み機構を別の機構に変え
たものである。なおその余の構成について実施例1.2
と同一のものは同一の符号を付している。
第14図は実施例3のワイパ装置の一部断面平面図、第
15図は第14図の右側面図、第16図はしまい込み機
構の分解斜視図、第17図はしまい込み機構の動作説明
図である。
第14図および第16図に基づき、しまい込み機構(7
0)を詳述する。2枚の側壁(42)にはそれぞれ軸受
としての孔(71)が穿孔されている。モして名札(7
1)には2個の外軸受(72)がそれぞれ回転自在に嵌
められている。また外軸受(72)には、その回転中心
から偏心した位置に孔(73)か穿孔されており、それ
ぞれの孔(73)には2個の中軸受(74)がそれぞれ
回転自在に嵌められている。
さらにこの中軸受(74)には、その回転中心から偏心
した位置に孔(75)が穿孔されており、その孔(75
)にはピン(7G)が通されている。操作レバーaは中
軸受(74)に固定されている。そして、ピン(7B)
は導管(I11先端のコネクター0力の孔(77)に通
されている。
つぎに前記しまい込み機構(70)の動作を第17図に
基づき説明する。なお同図において、(A)は第14〜
15図に示す定常運転位置、(D)はしまい込み位置、
(c)は途中の状態、(B)は(A)から(c)に移る
間の仮想の状態をそれぞれ示している。
まず状fi(A)  (定常運転位置)から操作レバー
(23を矢印(R)方向に回転させる。すると操作レバ
ーのが固定されている中軸受(74)が矢印(R4)方
向へ回転しはじめる。このばあい状態(13)に示すよ
うにピン(7G)が上方へ変位しようとするが、実際に
はピン(76)はコネクター07)に結合されているた
め上昇しない。そのため状態(A)に破線の矢印(R2
)で示すように外軸受(72)が回転する。このように
中軸受(74)と外軸受(72)とが互いに反対向きに
回転してピン(76)の上方変位分を吸収する。このよ
うにして操作レバーのを約90°回転した状態が状(r
3(c)として示されている。さらに同方向(R)に操
作レバーのを回転すると、同方向(R4)へ中軸受(7
4)も回転する。
そして、ピン(76)は下方へ変位しようとするので、
それを吸収するため外軸受(72)は中軸受(74)と
同方向(R2)へ回転する。そのようにして操作レバー
のを状態(A)から 180°回転させた状態が状態(
D)として示されている。状態(A)と状態(D)を比
べるとピン(76)の位置が(I)位置から(II)位
置へ間隔(N)だけ動いている。ピン(76)はコネク
タ(17)を介してコントロールケーブル(7)の導管
旧)に連結されているので、操作レバーのを回転させる
と導管01)を間隔(Ω)だけ軸り向に動かすことがで
き、これがしまい込み動作をするためのストロークとな
る。
本実施例においても以上のごとくコントロールケーブル
(′7)の導管01)を軸方向に移動させることができ
るので、実施例1と同様にしまい込み動作が可能である
。そして本実施例のばあいも、導管旧)およびロッド四
が基板(41)に対する直角h゛向の動きは生じないの
で、ラック・ピニオン機(11Sと組み合イつせて用い
るのに好適である。さらに、ピン(76)を両持ち構造
としているため強度的に何月であり、長期の使用に耐え
るという利点がある。
[発明の効果〕 本発明により運転室前方の視界を妨げないワイパ装置が
えられる。また本発明により、良好な硯界性に加え、運
転室前方の窓ガラスをスライドさせたり取り外すときに
邪魔にならないという良好な作業性かえられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のワイパ装置を建設機械の運転室に取り
つけた状態を示す斜視図、第2図は本発明の実施例1に
かかわるワイパー駆動装置の定常運転状態における一部
断面正面図、第3図は第2図に示されたワイパ装置の側
面図、第4図は同実施例におけるしまい込み操作を説明
するための一部断面正面図、第5図は同実施例において
しまい込みから定常運転に復帰するときの操作レバーの
動きを示す側面図、第6図は第5図の状嘘におけるボス
(2つと軸部(支)の位置関係を示す説明図、第7図は
コントロールケーブルの動カニニットの一部破断側面図
、第8図は実施例2のワイパ装置の一部破断側面図、第
9図は第8図の(III)−(III)線矢視部を断面
図示した第8図の右側面図、第10図はラック・ピニオ
ンのケーシングを示す斜視図、第11図はしまい込み機
構の分解斜視図、第12図はしまい込み機構の第8図に
おける[V)−QVJ線断面図、第13図はしまい込み
区構の動作説明図、第14図は実施例3のワイパ装置の
一部断面甲面図、第15図は第14図の右側面図、第1
6図はしまい込み機構の分解斜視図、第17図は1まい
込み機h”7の動作説明図、第18図は従来のワイパー
駆動装置と建設機械の運転室を示す斜視図である。 (図面の主要符号) (1):ワイパ装置 (2);ワイパー (5);基 板 (6);駆動軸 (7):コントロールケーブル 01);導 管 0り:内 索 04):リンク 07):コネクター Oa:輔 (23:操作レバー (24=ボ ス (31):永久磁石 特許出願人   日本ケーブル・システム株式会社 牙1 図 第2図            第3圓第5回 オフ0 動力ユニント オ8図      29図 才10図 43、 第11固 53スライダ 〈 12                     ’:
)’l:1第12図 第14−     第15園 218図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)押し引き操作力を伝達するためのコントロー
    ルケーブルと、 (b)該コントロールケーブルの出力端に連結され、コ
    ントロールケーブルの押し引き運動を揺動運動に変換す
    るリンク機構と、 (c)前記リンク機構により揺動させられる駆動軸に取
    りつけられたワイパアーム からなるワイパ装置。 2 請求項1記載のワイパ装置において、リンク機構に
    代えてラック・ピニオン機構を用いたことを特徴とする
    ワイパ装置。 3 建設機械の運転室の支柱に取りつけられてなる請求
    項1または2記載のワイパ装置。4 (a)基板と、該
    基板にそのボスが回転自在に支持された操作レバーと、
    該操作レバーのボスの回転中心に対し偏心した位置で該
    ボスに回転自在に支持された軸部と、その軸部と一体の
    キャップがコントロールケーブルの導管に固定されたコ
    ネクタとからなるしまい込み機構を備え、 (b)操作レバーを一方向に回転させコントロールケー
    ブルの導管を定位置に保持した状態では、駆動軸が払拭
    角度内で揺動し、操作レバーを他方向に回転させコント
    ロールケーブルの導管を定位置から離れた位置に動かし
    たときは、駆動軸が前記払拭角度から外れたしまい込み
    位置まで回動するようにしたことを特徴とするワイパ装
    置。 5 請求項4記載のワイパ装置において、しまい込み機
    構を、 (a)コントロールケーブルを取りつけるべき部位の両
    側部で立ち上った2枚の立ち上り部を有する基板と、前
    記2枚の立ち上り部にそれぞれ回転自在に支持されたボ
    スと、一方のボスに固定された操作レバーと、前記2個
    のボスの間で、該ボスに回転自在に支持された偏心軸と
    、該偏心軸に回転自在に挿入したスライダと、該スライ
    ダを基板に対し直角方向の移動を許容するガイドと該ガ
    イドにコントロールケーブルの導管を固定した構成とし
    たことを特徴とするワイパ装置。 6 請求項4記載のワイパ装置において、しまい込み機
    構を、 (a)コントロールケーブルを取りつけるべき部位の両
    側部で立ち上った2枚の立ち上り部を有する基板と、前
    記2枚の立ち上り部にそれぞれ回転自在に支持された2
    個の外軸受と、該外軸受に偏心位置で回転自在に支持さ
    れた2個の中軸受と、一方の中軸受に固定された操作レ
    バーと、2個の中軸受の間に偏心位置で回転自在に支持
    されたピンと、該ピンを回転自在に支持し、コントロー
    ルケーブルの導管に固定されたコネクタとからなる構成
    としたことを特徴とするワイパ装置。 7 操作レバーを一方向に回転させたとき、その位置で
    操作レバーを吸着保持するための磁石が基板に取りつけ
    られてなる請求項4、5または6記載のワイパ装置。 8 建設機械の運転室の支柱に前記基板が固定されてお
    り、操作レバーを他方向に回転させてワイパアームをし
    まい込み位置に動かしたとき、ワイパアームが前記支柱
    の前面にその長手方向に沿って位置するように構成され
    てなる請求項4、5または6記載のワイパ装置。
JP63129586A 1988-05-26 1988-05-26 ワイパ装置 Expired - Lifetime JP2669645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63129586A JP2669645B2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 ワイパ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63129586A JP2669645B2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 ワイパ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01297340A true JPH01297340A (ja) 1989-11-30
JP2669645B2 JP2669645B2 (ja) 1997-10-29

Family

ID=15013111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63129586A Expired - Lifetime JP2669645B2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 ワイパ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2669645B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH051635U (ja) * 1991-06-27 1993-01-14 株式会社小松製作所 ワイパー駆動装置
JPH055621U (ja) * 1991-07-08 1993-01-26 株式会社小松製作所 ワイパー作動回路
WO1997010130A1 (fr) * 1995-09-11 1997-03-20 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Dispositif de commande pour un essuie-glace de machine de construction
FR2922173A1 (fr) * 2007-10-16 2009-04-17 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif d'entrainement au moyen d'un cable souple d'un balai d'essuie-glace pour vehicule automobile

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57199157U (ja) * 1981-06-12 1982-12-17
JPS5970853U (ja) * 1982-11-04 1984-05-14 セイレイ工業株式会社 キヤビン付動力作業機のワイパ−モ−タ配線接続機構
JPS6120952U (ja) * 1984-07-13 1986-02-06 自動車電機工業株式会社 ワイパ装置用ラツク・ピニオン構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57199157U (ja) * 1981-06-12 1982-12-17
JPS5970853U (ja) * 1982-11-04 1984-05-14 セイレイ工業株式会社 キヤビン付動力作業機のワイパ−モ−タ配線接続機構
JPS6120952U (ja) * 1984-07-13 1986-02-06 自動車電機工業株式会社 ワイパ装置用ラツク・ピニオン構造

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH051635U (ja) * 1991-06-27 1993-01-14 株式会社小松製作所 ワイパー駆動装置
JPH055621U (ja) * 1991-07-08 1993-01-26 株式会社小松製作所 ワイパー作動回路
JP2605970Y2 (ja) * 1991-07-08 2000-09-04 株式会社小松製作所 建設機械の運転室の手動開閉式上部前窓ワイパー作動装置
WO1997010130A1 (fr) * 1995-09-11 1997-03-20 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Dispositif de commande pour un essuie-glace de machine de construction
US5722108A (en) * 1995-09-11 1998-03-03 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Windshield wiper control device for construction machines
FR2922173A1 (fr) * 2007-10-16 2009-04-17 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif d'entrainement au moyen d'un cable souple d'un balai d'essuie-glace pour vehicule automobile

Also Published As

Publication number Publication date
JP2669645B2 (ja) 1997-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1666341B1 (en) Construction machine
KR101714252B1 (ko) 차량용 액티브 에어스커트 장치
JP2001113952A (ja) 車両用パッケージトレイ
JPH01297340A (ja) ワイパ装置
JP2009113569A (ja) ワイパ装置
JP3330310B2 (ja) ショベル系掘削機及びフロントアタッチメント
JP2012052977A (ja) 車両用遠隔操作デバイス
JP3292290B2 (ja) 給油装置
CN110239319B (zh) 汽车的顶棚构造
JPH051635U (ja) ワイパー駆動装置
JPH03501378A (ja) 自動車用特別ワイパーシステム
JP2003138760A (ja) 建物の解体機
JP3076366U (ja) 作業機におけるブーム用アタッチメント
CN220979487U (zh) 采矿台车及其机械臂装置
CN217347684U (zh) 一种车载显示屏多向旋转结构及汽车
CN214644795U (zh) 搅拌车操纵机构及搅拌车
JPH10252023A (ja) 交通情報表示板の支持装置
US2321337A (en) Apparatus for turning head lamps
JPH0755170Y2 (ja) 建設機械のワイパー装置
JP2007002523A (ja) ハンドガイドローラ
JP2008169649A (ja) 車両
JP4474498B2 (ja) 建設機械のキャブ構造
KR900001468Y1 (ko) 덤프트럭의 덤핑와이어 조작레버
JPH0418786Y2 (ja)
KR100887564B1 (ko) 건설용 중장비의 작업기 선회장치