JPH055621U - ワイパー作動回路 - Google Patents
ワイパー作動回路Info
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- JPH055621U JPH055621U JP6076491U JP6076491U JPH055621U JP H055621 U JPH055621 U JP H055621U JP 6076491 U JP6076491 U JP 6076491U JP 6076491 U JP6076491 U JP 6076491U JP H055621 U JPH055621 U JP H055621U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 前窓開閉可能になっている運転室のワイパ−
が誤って前窓開放時に作動しないようにしたワイパ−作
動回路を提供する。 【構成】 前窓側方の前柱に取設した運転室のワイパ−
装置において、ワイパ−作動回路に前窓開閉ロックの
入、切を検知するリミットスイッチを介設して、該スイ
ッチのON、OFFによってワイパ−回路が通電され、
或いは通電されないようにして、前窓閉止時のみワイパ
−が作動可能にしたことを特徴とする。
が誤って前窓開放時に作動しないようにしたワイパ−作
動回路を提供する。 【構成】 前窓側方の前柱に取設した運転室のワイパ−
装置において、ワイパ−作動回路に前窓開閉ロックの
入、切を検知するリミットスイッチを介設して、該スイ
ッチのON、OFFによってワイパ−回路が通電され、
或いは通電されないようにして、前窓閉止時のみワイパ
−が作動可能にしたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は建設機械、殊に油圧式掘削機、クレ−ン車等の如く前窓が開閉できる
ようになった運転室のワイパ−作動回路に関する。
【0002】
油圧式掘削機、クレ−ン車はオペレ−タが作業状況特に足元の作業機の動きを
見るために前窓が開閉できるような構造となっているが、従来ワイパ−は駆動モ
−タユニットと共に前窓に取設されており、従ってワイパ−装置を保持した状態
で前窓の開閉が行われていた。そのために開閉の都度電源ハ−ネスコネクタを脱
着しなければならず、また重量物である前窓の押し上げ力を要するのに更にワイ
パ−装置重量が付加されることから一層重いものとなっていた。勿論かかる不具
合を改善するために図6、7に示すようなワイパ−装置の前窓取設から外し、運
転室フレ−ム2の前柱6にワイパ−14を取設すると共に、駆動モ−タユニット
17をワイパ−14と分離して運転室1の室内に取設したうえ、この間を図示の
如きリモ−トリンゲ−ジ18、レバ−19、或いはケ−ブル等の連結部材によっ
て連結したうえ、前記モ−タユニット17の回転運動を上下方向の往復運動に変
換したうえ、前記前柱6に穿設した貫通孔に挿通した支軸20を介してワイパ−
14を揺動させるようにして前窓開閉時は、該ワイパ−14を前柱6に残した状
態で前窓5のみが開閉するようにして既述の不具合を解消した。
【0003】
しかし、上記改善されたワイパ−装置は従来の不具合を解消されたが一方新ら
たな問題としてワイパ−が前窓の開閉と関係なくワイパ−スイッチON操作で作
動することから前窓開放時に誤ってワイパ−を作動させると、前ガラスのない空
間を揺動することにより、損傷するという不具合がある。
【0004】
本考案は、かかる不具合を解消する目的でなされたもので、前窓開放時はワイ
パ−スイッチをON操作しても作動しないようにしたワイパ−作動回路を提供し
ようとするものである。
【0005】
本考案は上記目的を達成するために、ワイパ−を運転室フレ−ムの前柱に、そ
して該ワイパ−の駆動モ−タユニットを運転室内の下部近傍に夫々分離して取設
し、両者を連結部材で連結して、前記モ−タユニットの回転運動を上下往復運動
に変換したうえ、前記前柱に穿設した貫通孔に挿通した支軸を介してワイパ−を
揺動させるようにしたワイパ−装置において、該ワイパ−作動回路に前窓の開閉
ロック装置のロック、解除を検知するリミットスイッチを介設して、該スイッチ
のON、OFF作動によってワイパ−回路が通電され、或いは通電されないよう
にして既述の問題点を解決した。
【0006】
かようにワイパ−作動回路に前窓開閉ロック装置のロック、解除を検知するリ
ミットスイッチを介設し、該スイッチが前窓閉止ロック装置のロックを検知する
とON作動して回路が通電してワイパ−スイッチON操作によりワイパ作動を可
能にし、また前窓開放ロック装置のロックを検知するとOFF作動して回路が通
電しなくなりワイパ−スイッチをON操作してもワイパ−は作動しないようにし
て、前窓閉止時のみ作動可能となるワイパ−作動回路を提供するものである。
【0007】
以下、本考案の一実施例を添付図面により詳述する。既述した図6、7におい
て凾状の運転室1を構成する運転室フレ−ム2の前面には窓ガラス3を窓枠4で
保持された前窓5が内側が凹状のレ−ル溝になった左右の前柱6に前記前窓5の
前枠4の上下、左右の夫々の四隅に取付けられたロ−ラ7が係合されていて前窓
5が上下方向に開閉できるようになっており、天井フレ−ム8にはガイド溝9が
形成されていて開放される前窓5が図示影線の如く前記ガイド溝9に沿ってガイ
ドされながら格納されるようになっている。
【0008】
そして、前窓5の上端部に対峙する前柱6には前窓閉止ロック装置10及びロ
ック、解除検知のリミットスイッチ11が設けられている。また天井フレ−ム8
のガイド溝9の後端部には前窓開放ロック装置12及びロック、解除検知のリミ
ットスイッチ13が設けられている。
【0009】
かように前窓5の閉止、開放のロック装置10、12のロック及び解除を検知
する各リミットスイッチ11、13を介設したワイパ−作動回路の実施例を説明
する。図1、2は第1実施例を示し、該ワイパ−作動回路S1 はワイパ−14、
バッテリ−15、及びワイパ−スイッチ16の閉回路からなり、該回路S1 には
前窓閉止ロック装置10のロック、解除を検知するリミットスイッチ11が介設
されていて、図2(A)の如く前窓5の閉止ロック装置10が解除され、前窓5
が図示影線から実線の開放状態になるとリミットスイッチ11は、この解除を検
知してOFF作動してワイパ−回路S1 は通電されず従ってワイパ−スイッチ1
6をON操作してもワイパ−14は作動しない。次いで図2(B)の如く前窓5
が影線の開放状態から実線の閉止され、閉止ロック装置10がロックされるとリ
ミットスイッチ11は、このロックを検知してON作動してワイパ−回路S1 が
通電され、ワイパ−スイッチ16をON操作するとワイパ−14は作動可能とな
る。
【0010】
図3、4は第2実施例を示し、該ワイパ−作動回路S2 は前窓5を開放して格
納するガイド溝9を備えた天井フレ−ム8の後端部には格納される前窓5の後端
に対峙する位置に設けられている開放ロック装置12が図4(A)の如く前窓5
が影線から実線の開放による格納と共にロックされると、ワイパ作動回路S2 に
介設されているリミットスイッチ13がOFF作動しワイパ−作動回路S2 は通
電されず、従ってワイパ−スイッチ16をON操作してもワイパ−14は作動し
ない。次いで図4(B)の如く前窓開放ロック装置12が解除され前窓5が影線
から実線の閉止状態にすると、リミットスイッチ13がON作動してワイパ−回
路S2 が通電され、従ってワイパ−スイッチ16をON操作するとワイパ−14
は作動可能となる。
【0011】
図5は第3実施例を示し、該ワイパ−回路S3 には前窓開放ロック装置12及
び閉止ロック装置10の両リミットスイッチ11、13が介設されたものからな
り、この回路S3 の特徴は一方の前窓開放ロック装置12のロック解除によりリ
ミットスイッチ13のON作動と他方の閉止ロック装置10のロックによるリミ
ットスイッチ11のON作動の両スイッチ11、13のON作動によって始めて
前窓5の閉止を確認して通電してワイパ−14の作動を可能にするようになって
いる。これは開放ロック装置12を解除するとリミットスイッチ13がON作動
するため半開き状態ではワイパ−作動が不可能になるようにし、また前窓開放ロ
ック装置12のロックを忘れるとリミットスイッチ13はON作動状態で回路は
通電され、前窓開放状態でワイパ−が作動するのを防止するようにした。
【0012】
本考案は以上の通り構成したから、前窓開放時に誤ってスイッチをON操作し
てもワイパ−は作動しないから窓ガラスのない空間を空振りすることがないため
ワイパ−を損傷することなく、しかも従来の如く前窓にワイパ−装置を取設する
ことによる不具合も解消されることから前窓開閉が可能になった運転室のワイパ
−装置として極めて効果が大きい。
【図1】本考案に係る第1実施例を示し、前窓閉止ロッ
ク装置のロック、解除検知リミットスイッチの取付け断
面図である。
ク装置のロック、解除検知リミットスイッチの取付け断
面図である。
【図2】同実施例におけるワイパ−作動回路を示し、
(A)は前窓開放時の作動回路図、(B)は前窓閉止時
の作動回路図である。
(A)は前窓開放時の作動回路図、(B)は前窓閉止時
の作動回路図である。
【図3】本考案に係る第2実施例を示し、前窓開放ロッ
ク装置のロック、解除検知リミットスイッチの取付け断
面図である。
ク装置のロック、解除検知リミットスイッチの取付け断
面図である。
【図4】同実施例におけるワイパ−作動回路を示し、
(A)は前窓開放ロック時の作動回路図、(B)は前窓
開放ロック解除時の作動回路図である。
(A)は前窓開放ロック時の作動回路図、(B)は前窓
開放ロック解除時の作動回路図である。
【図5】本考案に係る第3実施例を示すワイパ−作動回
路を示し、(A)は前窓開放時の作動回路図、(B)は
前窓閉止時の作動回路図である。
路を示し、(A)は前窓開放時の作動回路図、(B)は
前窓閉止時の作動回路図である。
【図6】ワイパ−装置を取設した前窓開閉可能な運転室
の側面図である。
の側面図である。
【図7】同正面図である。
1 運転室
2 運転室フレ−ム
3 窓ガラス
4 窓枠
5 前窓
6 前柱
7 ロ−ラ
8 天井フレ−ム
9 ガイド溝
10 前窓閉止ロック装置
11 リミットスイッチ
12 前窓開放ロック装置
13 リミットスイッチ
14 ワイパ−
15 バッテリ−
16 ワイパ−スイッチ
S1 、S2 、S3 ワイパ−作動回路
17 駆動モ−タユニット
18 リモ−トリンゲ−ジ
19 レバ−
20 支軸
Claims (4)
- 【請求項1】 ワイパ−を運転室フレ−ムの前柱に、そ
して該ワイパ−の駆動モ−タユニットを運転室内の下部
近傍に夫々分離して取設し、両者を連結部材で連結し
て、前記モ−タユニットの回転運動を上下往復運動に変
換したうえ、前記前柱に穿設した貫通孔に挿通した支軸
を介してワイパ−を揺動させるようにしたワイパ−装置
において、該ワイパ−作動回路に前窓開閉ロック装置の
ロック、解除を検知するリミットスイッチを介設して、
該スイッチのON、OFF作動によってワイパ−回路が
通電され、或いは通電されないようにしたことを特徴と
するワイパ−作動回路。 - 【請求項2】 上記リミットスイッチの前窓閉止ロック
装置のロックを検知してON作動し、ワイパ−回路を通
電させてワイパ−作動を可能にしたことを特徴とする請
求項1のワイパ−作動回路。 - 【請求項3】 上記リミットスイッチが前窓開放ロック
装置のロックを検知してOFF作動し、ワイパ−回路を
通電させないようにしてワイパ−作動を不可能にしたこ
とを特徴とする請求項1のワイパ−作動回路。 - 【請求項4】 上記一方のリミットスイッチの前窓開放
ロック装置の解除を検知してON作動すると共に、他方
のリミットスイッチの前窓閉止ロック装置もロックされ
てON作動することによりワイパ−回路が通電してワイ
パ−作動を可能にしたことを特徴とする請求項1のワイ
パ−作動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991060764U JP2605970Y2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 建設機械の運転室の手動開閉式上部前窓ワイパー作動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991060764U JP2605970Y2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 建設機械の運転室の手動開閉式上部前窓ワイパー作動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH055621U true JPH055621U (ja) | 1993-01-26 |
JP2605970Y2 JP2605970Y2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=13151674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991060764U Expired - Lifetime JP2605970Y2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 建設機械の運転室の手動開閉式上部前窓ワイパー作動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605970Y2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5046222Y1 (ja) * | 1970-03-30 | 1975-12-27 | ||
JPS5421199U (ja) * | 1977-07-14 | 1979-02-10 | ||
JPS5564835U (ja) * | 1979-11-21 | 1980-05-02 | ||
JPS5564834U (ja) * | 1979-10-29 | 1980-05-02 | ||
WO1997010130A1 (fr) * | 1995-09-11 | 1997-03-20 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Dispositif de commande pour un essuie-glace de machine de construction |
KR100756831B1 (ko) * | 2004-11-16 | 2007-09-07 | 주식회사 현대오토넷 | 자동차의 와이퍼 구동 회로 및 방법 |
JP2011189756A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-29 | Komatsu Utility Co Ltd | ワイパー作動防止装置 |
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JPS6341269A (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-22 | Nissan Motor Co Ltd | 開閉式ウインドウ用ワイパ−回路 |
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-
1991
- 1991-07-08 JP JP1991060764U patent/JP2605970Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2605970Y2 (ja) | 2000-09-04 |
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