JPH051635U - ワイパー駆動装置 - Google Patents

ワイパー駆動装置

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Publication number
JPH051635U
JPH051635U JP5706991U JP5706991U JPH051635U JP H051635 U JPH051635 U JP H051635U JP 5706991 U JP5706991 U JP 5706991U JP 5706991 U JP5706991 U JP 5706991U JP H051635 U JPH051635 U JP H051635U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
cab
front window
motor
drive device
Prior art date
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Pending
Application number
JP5706991U
Other languages
English (en)
Inventor
義弘 永田
正典 十川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP5706991U priority Critical patent/JPH051635U/ja
Publication of JPH051635U publication Critical patent/JPH051635U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 前窓でのワイパー装着を運転室フレームの前
柱に移して前窓の開閉を軽く、かつ天井での格納スペー
スを小さくし、更に視界を向上すると共に、ワイパーと
駆動モータとを分離取設したうえ、該モータの回転運動
を確実に往復運動に変換してワイパーに伝達して揺動さ
せるようにしたワイパー駆動装置を提供する。 【構成】 ワイパー駆動モータ23を運転室14内に取
設し、ワイパーを運転室フレーム15の前柱15aに取
設したうえ、前記モータの回転駆動を剛性のリモートリ
ンケージ26によって往復運動に変換してワイパーを確
実に揺動させると共に、停止時は前窓16から離脱させ
て前記前柱に帰納させるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は建設機械、殊に前窓が開閉可能になっている油圧式掘削機等の運転室 のワイパー駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6〜8は油圧式掘削機の運転室における従来のワイパー駆動装置を示したも のであって、図において代表符号1で示す運転室の前窓2は夏季作業、或いは作 業状況に応じて開放されるようになっている。この前窓2の開閉構造は運転室フ レーム3の前柱4に取着された前窓ガラス枠5の両側上下部には夫々前記前柱4 の溝部6に係合して滑動ガイドするローラ7が取付けられており、前窓2は手動 により開閉可能となっている。そして天井部にはガイド溝8が設けられていて開 放された前窓2を格納するようになっている。
【0003】 かかる開閉自在になっている前窓2には従来図示の如くワイパー9が装着され ており、9aはワイパーアーム、9bはワイパーブレード、9cは減速機付駆動 モータであって、前窓ガラス枠5の内側に固定されモータ軸9dが前窓ガラス面 10を貫通して前記ワイパーアーム9aを揺動させるようになっていると共に、 前記駆動モータ9aへ電源からのワイヤハーネス11が運転室内から導かれ、こ のハーネス11の中間にコネクタ12が介設されたものとなっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のワイパー9は前窓2に装着されているために前窓2の開閉 時には電源ハーネスコネクタ12を、その都度脱着しなければならず、しかも切 離しをせずに開放しようとして損傷を起こすことが、しばしば発生しており、ま た視界を悪くし、ワイパーごと開閉するために一層押上げ力を要し、更に天井で の格納スペースも大きくする必要があった。
【0005】 勿論上記従来の不具合を解消すべくワイパーの装着を前窓位置から運転室フレ ームの前柱に移すと共に、駆動モータをワイパーから分離して運転室内に取設し 、この間をケーブルで連結して、該モータの回転をケーブルによる往復運動に変 換してワイパーを揺動するようにした提案が特開平1−297340なされてい る。しかし、この提案は曲げ自在なケーブルを往復運動に用いる時には常にケー ブルに張力を付与しパーキング位置に帰納する時にはケーブルの曲げ弾性を利用 してレバー装置をガラス面より離脱させておりそのために構造が複雑となりワイ パー所定の拭角を安定して揺動させるだけの信頼性は期待できない。
【0006】 本考案は上記従来の不具合を改善する目的でなされたものでワイパーを前窓か ら前柱に装着位置を移し、かつ分離して運転室内に取設した駆動モータにより確 実に所定の拭角の揺動を長期に保証しうると共に前窓の開閉作動が円滑に行える ようにしたワイパー駆動装置を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段と作用】
本考案は上記目的を達成するために、駆動モータをワイパーから分離して運転 室内に取設すると共に、ワイパーを前窓側部の運転室フレーム前柱に取設したう え、これら駆動モータとワイパーを剛性のリモートリンケージによって連結し、 モータの回転運動を該リンケージによる上下方向往復運動に変換してワイパーを 前窓ガラス面上を揺動させ、停止時は前窓から離脱させて前柱に帰納さるように したから前窓開閉作動時においてもワイパーは前柱に帰納状態で前窓のみがワイ パーに邪魔されることなく行われ、しかも分離して取設された駆動モータとワイ パーをリモートリンケージで連結したのでモータの回転駆動が確実に往復運動に 変換してワイパーを所定の拭角を揺動するようにしたワイパー駆動装置を提供す るものである。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面により詳述する。図1は本考案に係るワイ パー13を装着した運転室14の側面図、図2は同正面図である。図において1 5は凾形構造になった運転室フレームであって、該フレーム15には左右の前柱 15a、後柱15b、天井15c及び図示しない車体フレーム上に載置される四 角状の底桁15dから構成され、前窓には開閉可能になった上部前窓16及び固 定の下部前窓17が設けられ、また一方の側面には図示しない乗降ドア、他方の 側面及び後面には夫々固定窓18、19が設けられたものとなっている。
【0009】 そして、かかる運転室14の開閉可能になった上部前窓16には窓ガラス20 用のワイパー13が備えられている。ワイパー13はワイパーアーム13a、ブ レード13bからなり、該ワイパーアーム13aの基端部は図3に示すように前 柱15aを貫通して運転室内に挿通された支軸21の外端に支承され、内端には レバー22の一端が固定されている。
【0010】 一方上記ワイパー13を揺動させるための駆動モータ23が分離されて室内の 側壁内面部に取設されており、該モータ23には減速機24を介してクランク2 5が取付けられたうえ、該クランク25と上方位置にあるワイパー13のレバー 22間は剛性からなるリモートリンケージ26によって連結されている。また、 前柱15aにはワイパー13のパーキング停止時に前窓ガラス面20から離脱さ せて前柱15aの前面部に帰納させるためのワイパガイド27と該前柱15aに 引上げるためのパーキングストロープ28が設けてある。
【0011】 かように取着されたワイパー装置は図示しないワイパースイッチON操作によ り、予めリミットスイッチで検知するようになっている拭角範囲のガラス面20 上を揺動すると共に、OFF操作により前柱15aの前面に前記ワイパーガイド 27及びパーキングスロープ28によりガラス面20から引上げられ帰納する。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成したから前窓開閉時においてもワイパーが前窓に装着 されていないので開放時の押上げ力が軽減され、また天井での格納スペースも小 さくなり、視界も向上する。更に駆動モータの電源供給のハーネスコネクタの脱 着手間も不要となり切離し忘れによる損傷も防止できる。
【0013】 特に本考案においては、従来、この種のワイパー駆動装置として用いていた駆 動モータとワイパーとのケーブルによる連結機構の不具合を剛性からなるリモー トリンゲージを採用することにより、制御回路を適切にワイパーに伝達して制御 することが可能となり、殊に開閉可能になった、この種の運転室のワイパー駆動 装置が一段と向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るワイパー駆動装置を備えた運転室
の側面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】図2のA−A断面拡大図である。
【図4】図2のB−B断面拡大図である。
【図5】従来のワイパー駆動装置を備えた運転室の側面
図である。
【図6】同正面図である。
【図7】図6のC−C断面拡大図である。
【符号の説明】
13 ワイパー 14 運転室 15 運転室フレーム 15a 前柱 16 上部前窓 20 前窓ガラス面 21 支軸 22 レバー 23 駆動モータ 24 減速機 25 クランク 26 リモートリンケージ 27 ワイパガイド 28 パーキングストロープ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室内の下部近傍に取設された減速機
    付駆動モータと、該モータ出力軸に軸支されたクランク
    と、該クランクの回転運動を上下方向に往復運動に変換
    するリモートリンケージと、該リンケージの上端に連結
    されたレバーと、該レバーを運転室フレームの前柱に穿
    設した貫通孔に挿通して内部軸端部に取付けた支軸と、
    該支軸の外部軸端に軸支したワイパーからなるワイパー
    駆動装置。
  2. 【請求項2】 ワイパー停止時にワイパーが前窓ガラス
    面から離脱して前柱のパーキング位置に帰納するように
    してなるワイパー駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記停止時にワイパーをパーキング位置
    に帰納させる手段としてガラス面から離脱させるワイパ
    ーガイドと前柱の前面に引上げるパーキングストロープ
    を取設してなる請求項2のワイパー駆動装置。
JP5706991U 1991-06-27 1991-06-27 ワイパー駆動装置 Pending JPH051635U (ja)

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JP5706991U JPH051635U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 ワイパー駆動装置

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JPH051635U true JPH051635U (ja) 1993-01-14

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ID=13045162

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018053599A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 住友建機株式会社 ショベル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01297340A (ja) * 1988-05-26 1989-11-30 Nippon Cable Syst Inc ワイパ装置

Patent Citations (1)

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