JP2007002523A - ハンドガイドローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】操縦桿の格納時等、特にトラックの荷台への積み込み時や積み下ろし時等において、前後進の誤操作を低減し得るハンドガイドローラを提供する。
【解決手段】走行機体1に取り付けられ、走行機体1の前進・後進を切り換える前後進切換機構8と、走行機体1の後部に取り付けられ、使用時は後ろ斜め上方に向けて延設され、格納時には略鉛直状に起立する操縦桿3と、操縦桿3の先端周りに取り付けられ、コントロールケーブル7を介して前後進切換機構8を作動させる前後進レバー6と、を備えたハンドガイドローラHであって、前後進切換機構8を作動可能であり、前後進レバー6と機械的に連動する補助用前後進レバー14を走行機体1の側面に設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、路面の締固め等に使用されるハンドガイドローラに関するものである。
ハンドガイドローラは、転圧輪で路面を締め固める締固め機械の中では比較的小型の非搭乗型の車両であり、アスファルト舗装の転圧や路肩、狭路地等の締固め施工に使用される。一般にハンドガイドローラは、図8に示すように、前後一対の転圧輪51と、転圧輪51の上部に位置し、エンジンや油圧ポンプ等を搭載する走行機体52と、走行機体52の後部に取り付けられ、使用時は後ろ斜め上方に向けて延設され、格納時には略鉛直状に起立する操縦桿53と、操縦桿53の先端周りに取り付けられる前後進レバー54とを備えた構成からなり、施工中においては前後進レバー54を前方(F側)に倒すと前進、後方(R側)に倒すと後進するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
通常、ハンドガイドローラは施工現場までトラックの荷台に積載されて輸送される。図8はハンドガイドローラをトラックの荷台に積載する過程を示す説明図である。(a)はハンドガイドローラを前進させて下降したリフトに載せた状態を示している。そして、リフトを上昇させて前後進レバー54をF側に倒すことで、ハンドガイドローラをリフトからトラックの荷台に前進移動させるのであるが、その際、(b)に点線で示すように、操縦桿53が使用時の状態のままだと、地上からもリフト上からも前後進レバー54に手が届かない。したがって、(b)に実線で示すように、操縦桿53を略鉛直状に格納した状態でリフト上の作業者が前後進レバー54をF側に倒すことで、ハンドガイドローラをトラックの荷台まで前進移動させる。
特開2001−193010号公報
操縦桿53が使用時の状態にある場合には、前後進レバー54を前方に倒すとハンドガイドローラが前進し、後方に倒すと後進するので感覚的に前後進の操作を誤ることはほとんどない。しかし、図8(b)から判るように、操縦桿53を格納した状態では、前後進レバー54のF側、R側の傾動方向がそれぞれ下方向、上方向となるため、下方向に倒すと前進、上方向に倒すと後進という操作態様となる。そのため、慣れない作業者によってはこの前後進レバー54の上下方向の操作と前後進との関係が感覚的に判りづらく、誤操作を起こすおそれがある。特に、図8(b)の状態から誤って前後進レバー54を上方向に倒した場合には、ハンドガイドローラが後進してリフトから落下するという事態も考えられる。
本発明はこのような課題を解決するために創案されたものであり、操縦桿の格納時等、特にトラックの荷台への積み込み時や積み下ろし時等において、前後進の誤操作を低減し得るハンドガイドローラを提供することを目的としている。
前記課題を解決するため、本発明は、走行機体に取り付けられ、該走行機体の前進・後進を切り換える前後進切換機構と、前記走行機体の後部に取り付けられ、使用時は後ろ斜め上方に向けて延設され、格納時には略鉛直状に起立する操縦桿と、前記操縦桿の先端周りに取り付けられ、コントロールケーブルを介して前記前後進切換機構を作動させる前後進レバーと、を備えたハンドガイドローラであって、前記前後進切換機構を作動可能であり、前記前後進レバーと機械的に連動する補助用前後進レバーを前記走行機体の側面に設けたことを特徴とするハンドガイドローラとした。
このハンドガイドローラによれば、操縦桿を格納した状態でハンドガイドローラをトラックの荷台上で走行させる場合、作業者は荷台に乗ることなく地上からの補助用前後進レバーの操作でハンドガイドローラを走行させることができる。補助用前後進レバーは、可動の操縦桿ではなく走行機体に設けられているので、その前進・後進の傾動方向は不変であり、したがって作業者の前進・後進の誤操作もほとんど起きない。そして、補助用前後進レバーは前後進レバーと機械的に連動するため、例えば、補助用前後進レバーの操作後に転圧施工を開始する際、前後進レバーの位置と前後進切換機構との関係は正常であり、両者にずれは生じない。
また、本発明は、前記補助用前後進レバーを、操作時のみ前記走行機体の側面から突出するように前記走行機体に対して着脱自在に設けたことを特徴とするハンドガイドローラとした。
このハンドガイドローラによれば、転圧施工時には補助用前後進レバーを外しておくことで、走行機体の側面周りを本来の側面周りと同様にすることができ、転圧施工に支障をきたすことがない。
また、本発明は、前記前後進切換機構は、前記コントロールケーブルのプッシュプル動作により回転して油圧ポンプの圧油の流れ方向を変える制御アームを有した構成であって、前記補助用前後進レバーを前記制御アームに連結したことを特徴とするハンドガイドローラとした。
このハンドガイドローラによれば、簡易な構造で補助用前後進レバーを前後進レバーと機械的に連動させつつ前後進切換機構を作動できるので、補助用前後進レバー周りの組み付け性が良好となる。
また、本発明は、前記補助用前後進レバーと前記制御アームとをリンク機構を介して連結したことを特徴とするハンドガイドローラとした。
このハンドガイドローラによれば、補助用前後進レバーと制御アームとをケーブルで連結する場合に対して、いわゆる「あそび」が無い分、補助用前後進レバーを僅かに傾動させた場合であっても、制御アームを補助用前後進レバーの僅かな傾動角度に追従させて回転させることができる。したがって、トラックの荷台上等においてハンドガイドローラを微速走行させることができる。
本発明によれば、トラックの荷台に対するハンドガイドローラの積み込み時や積み下ろし時等において、ハンドガイドローラの前後進の誤操作を防止できる。
図1(a)、(b)はそれぞれ本発明に係るハンドガイドローラの平面図、側面図である。ハンドガイドローラHの走行機体1は、走行駆動源となるエンジンEや油圧ポンプP等を搭載しており、下部には前後一対の転圧輪2を備えている。エンジンEの駆動によって油圧ポンプPから圧油が転圧輪2内の油圧モータ(図示せず)に流れることで、転圧輪2が回転してハンドガイドローラHが走行する。
走行機体1の後部には操縦桿3が取り付けられ、操縦桿3の先端部には作業者が把持するハンドル4及び操作パネル部5が設けられている。操縦桿3は走行機体1に対して車幅方向の軸回りに回動可能に取り付けられており、締固め施工等の使用時には後ろ斜め上方に延設した状態で使用され、格納時には略鉛直状に起立可能な構造となっている。操作パネル部5の上面には、使用時の状態において中立位置から前方に倒すとハンドガイドローラHが前進し、後方に倒すと後進となる前後進レバー6が設けられる。操縦桿3の内部において、前後進レバー6の下部近傍には車幅方向を軸方向とする傾動中心軸6aが形成されており、前後進レバー6はこの傾動中心軸6aを中心に前後に傾動する。前後進レバー6の下端にはコントロールケーブル7の一端が連結されている。つまり、前後進レバー6を前方に倒すと、コントロールケーブル7は後方に引っ張られ、前後進レバー6を後方に倒すと、コントロールケーブル7は前方に押される。コントロールケーブル7の他端は後に詳述する前後進切換機構8の制御アーム13に連結している。なお、コントロールケーブル7はほぼ全長にわたり被覆チューブにより覆われている。
本発明は、前後進切換機構8を作動可能であり、前後進レバー6と機械的に連動する補助用前後進レバー14を走行機体1の側面に設けたことを主な特徴とする。前後進切換機構8とは、走行機体1に取り付けられている機構であって、コントロールケーブル7の他端と連結し、該コントロールケーブル7のプッシュプル動作により走行機体1の前進・後進を切り換える機能を有する機構部をいう。
図2は前後進切換機構8及び補助用前後進レバー14周りを示す平面説明図であり、図3、図4はそれぞれ図2におけるA方向、B方向から見た場合の側面説明図(図4は一部断面にて示す)である。なお図2では油圧ポンプは省略している。また図4において(a)は補助用前後進レバー14を取り付けた状態、(b)は外した状態を示している。また、図5は前後進切換機構8及び補助用前後進レバー14周りを示す外観斜視図である。
見易さの点から主に図5を参照して説明すると、先ず符号9は、走行機体1(図1)の一部を構成する部材であって、エンジンE(図1)や油圧ポンプPを載置する支持板を示す。この支持板9の両側部に防振ゴム(図示せず)を介して左右一対の側板10が取り付けられ、側板10に図示しないブラケット、油圧モータを介して転圧輪2(図1)が取り付けられる。
支持板9の上面にはブラケット11を介して油圧ポンプPが取り付けられている。油圧ポンプPは例えば公知の斜板式可変容量形ピストンポンプである。油圧ポンプPの下部からは、油圧ポンプP内の斜板(図示せず)の角度を変えるための制御軸12が鉛直状に突出しており、この制御軸12の下端に、水平状に配設された制御アーム13の基端側が固設されている。制御アーム13の先端側にはコントロールケーブル7の他端が連結されている。本実施形態においては、制御軸12及び制御アーム13が前後進切換機構8を構成するものである。
以上により、前後進レバー6(図1)を前進側に倒すと、コントロールケーブル7が引かれることにより制御アーム13がS方向に回転して制御軸12もS方向に回転する。この制御軸12の回転によって油圧ポンプP内の図示しない斜板が一方向に回転し、かつ制御軸12の回転角度に応じた角度となるので、圧油の流れ方向が前進方向となり、かつ相応の圧油の量を図示しない油圧モータに供給する。前後進レバー6(図1)を後進側に倒すと、コントロールケーブル7が押されることにより制御アーム13がT方向に回転して制御軸12もT方向に回転する。この制御軸12の回転によって油圧ポンプP内の図示しない斜板が他方向に回転し、かつ制御軸12の回転角度に応じた角度となるので、圧油の流れ方向が後進方向となり、かつ相応の圧油の量を図示しない油圧モータに供給する。
本実施形態では、補助用前後進レバー14を制御アーム13に連結した構成、具体的にはリンク機構17を介して制御アーム13に連結した構成としている。また、本実施形態では、補助用前後進レバー14を、操作時のみ走行機体1(図1)の側面から突出するように走行機体1に対して着脱自在に設けた構成としている。
補助用前後進レバー14は直棒状の部材であって、一端側は作業者が把持する把持部14aを構成し、他端側はレバー取り付け部材15に対して着脱する着脱部14bを構成する。着脱部14bは、補助用前後進レバー14の軸方向外側に向けて開口する角孔からなる嵌合孔14cとして形成され、この嵌合孔14cを矩形板材のレバー取り付け部材15の一端に差し込んで嵌合させることにより、補助用前後進レバー14が制御アーム13に対して連結され、前後進切換機構8の作動が可能となる。レバー取り付け部材15に取り付けられた際、補助用前後進レバー14は水平状に位置しており、中立位置では走行機体1(図1)の側面に対して直交している。図1において、符号1aは油圧ポンプPや前後進切換機構8等を覆うカバーであり、このカバー1aの側面に形成された切欠き1bを介して補助用前後進レバー14がレバー取り付け部材15(図5)に取り付けられる。
なお、本実施形態では、補助用前後進レバー14において、図4に示すように、スプリング16bの付勢力により嵌合孔14c内に若干突出するボール16aを有したボールノッチ機構16を設けてあり、レバー取り付け部材15に形成した係合孔15aに対するボール16aの係脱動作により、補助用前後進レバー14の着脱の際の節度感を持たせている。
リンク機構17について説明すると、レバー取り付け部材15の基端は鉛直状に位置する回転軸18の下端に固設されている。この回転軸18は、図4から良く判るように、カラー19を介して支持ブラケット20によって鉛直軸回りに回転可能に位置決め支持される。また、回転軸18の上端には回転アーム21が固設されるとともに、回転軸18の中程にはワッシャ22が取り付けられており、回転アーム21とワッシャ22とでカラー19を上下に挟むことにより、回転軸18の上下方向の移動が規制される。図5において、回転アーム21の先端に形成された枢軸部23にはロッド24の一端が鉛直軸回りに回転可能に連結されている。ロッド24の他端は、制御アーム13に形成された枢軸部25に鉛直軸回りに回転可能に連結される。枢軸部25は、制御軸12に対してコントロールケーブル7が連結している側と同じ側に形成されている。
なお、支持板9に対する支持ブラケット20の取り付けに関し、ボルト26により油圧ポンプP用のブラケット11と共締めする構造とすれば組み付け性に優れることになる。また、枢軸部23、25を球面軸受などから構成すれば、リンク機構17の組み付け誤差を吸収できる。
リンク機構17は以上の構成からなり、図2において、補助用前後進レバー14を前方側(F側)に倒すと、回転軸18に固設された回転アーム21が図2における反時計回りに回転することで、枢軸部23が回転軸18を中心として反時計回りに回転移動し、ロッド24のリンク作用により枢軸部25を介して制御アーム13が時計回りに回転する。つまり図5においては、制御アーム13及び制御軸12がS方向に回転することになり、前記したように、この制御軸12のS方向の回転によって圧油の流れ方向が前進方向となり、かつ相応の圧油の量が図示しない油圧モータに供給される。勿論、制御アーム13がS方向に回転することで、コントロールケーブル7を介して前後進レバー6(図1)は前進側に倒れている。
また、図2において、補助用前後進レバー14を後方側(R側)に倒すと、回転軸18に固設された回転アーム21が図2における時計回りに回転することで、枢軸部23が回転軸18を中心として時計回りに回転移動し、ロッド24のリンク作用により枢軸部25を介して制御アーム13が反時計回りに回転する。つまり図5においては、制御アーム13及び制御軸12がT方向に回転することになり、前記したように、この制御軸12のT方向の回転によって圧油の流れ方向が後進方向となり、かつ相応の圧油の量が図示しない油圧モータに供給される。そして、制御アーム13がT方向に回転することで、コントロールケーブル7を介して前後進レバー6(図1)は後進側に倒れている。
以上のように、前後進切換機構8を作動可能であり、前後進レバー6と機械的に連動する補助用前後進レバー14を走行機体1の側面に設ける構成とすれば、図6(トラックの荷台を後方から見た場合の説明図)に示すように、操縦桿3を格納した状態でハンドガイドローラHをトラックの荷台上で走行させる場合、作業者は荷台に乗ることなく地上からの補助用前後進レバー14の操作でハンドガイドローラHを走行させることができる。補助用前後進レバー14は、可動の操縦桿3ではなく走行機体1に設けられているので、その前進・後進の傾動方向は不変であり、したがって作業者の前進・後進の誤操作もほとんど起きない。補助用前後進レバー14は前後進レバー6(図1)と機械的に連動するため、例えば、補助用前後進レバー14の操作後に転圧施工を開始する際、前後進レバー6の位置と前後進切換機構8との関係は正常であり、両者にずれは生じていない。
また、本実施形態のように、補助用前後進レバー14を、操作時のみ走行機体1の側面から突出するように走行機体1に対して着脱自在に設ける構成とすれば、転圧施工時には補助用前後進レバー14を外しておくことで、走行機体1の側面周りを本来の側面周りと同様にすることができ、転圧施工に支障をきたすことがない。
さらに、前後進切換機構8が、コントロールケーブル7のプッシュプル動作により回転して油圧ポンプPの圧油の流れ方向を変える制御アーム13を有する構成において、この制御アーム13に補助用前後進レバー14を連結する構成とすれば、簡易な構造で補助用前後進レバー14を前後進レバー6と機械的に連動させつつ前後進切換機構8を作動できるので、補助用前後進レバー14周りの組み付け性が良好となる。
特に、補助用前後進レバー14と制御アーム13とをリンク機構17を介して連結すれば、ケーブルで連結する場合に比して、補助用前後進レバー14の傾動角度に対する前後進切換機構8の作動応答性が良くなる。つまり、ケーブルによる連結では、ケーブルの緩みなどによっていわゆる「あそび」が生じ、レバーの微動な操作に対して未応答領域が発生しやすいのに対し、リンク機構17によって連結すれば、補助用前後進レバー14を僅かに傾動させた場合であっても、「あそび」が無い分、制御アーム13を補助用前後進レバー14の僅かな傾動角度に追従させて回転させることができる。このことはすなわちハンドガイドローラHを微速走行させることができるということであり、トラックの荷台上で走行させるような場合において特に重要な特徴といえる。
また、補助用前後進レバー14を着脱式とした場合、外した際の補助用前後進レバー14の収納部27は例えば図1に示すようにカバー1aの上部とすることができる。図7は収納部27の一構造例を示す外観斜視図である。補助用前後進レバー14の軸方向中程には小径部14dが形成されている。収納部27は、ボルトによりカバー1a(図1)の上面に締結固定される矩形板状の台座28と、台座28の上面にそれぞれ取り付けられ、補助用前後進レバー14の小径部14dを横方向から挿通可能な切欠き係合孔29aを有した係合板29及び補助用前後進レバー14の嵌合孔14cに嵌合可能な嵌合板30を有した構成からなる。補助用前後進レバー14を収納部27に収納する際には、図7(a)に示すように、補助用前後進レバー14の小径部14dを横方向から切欠き係合孔29aに入れた後、補助用前後進レバー14を軸方向に移動させて嵌合孔14cと嵌合板30とを嵌合させる(図7(b)の状態)。このような収納形態によれば、簡易な構造の収納部27となり、組み付け性にも優れる。
以上、本発明について最適な実施形態を説明した。説明した実施形態は、ハンドガイドローラHが油圧ポンプPを搭載し、コントロールケーブル7で油圧ポンプPの制御アーム13を回転させることで前後進を切り換えるタイプについてであったが、コントロールケーブルのプッシュプル動作によりクラッチ(多板クラッチ)を作動させて前後進を切り換えるタイプ等にも本発明は適用可能である。その場合、クラッチ周りの構造が本発明の「前後進切換機構」に相当するものである。また、補助用前後進レバー14を走行機体1の両側面にそれぞれ設ける構成とすることもできる。その場合、補助用前後進レバー14同士をリンク機構等により連結すれば良い。勿論、2つの補助用前後進レバー14と前後進レバー6の3者を互いに連動させる構造であれば、リンク機構による連結態様に限られない。その他、本発明は図面に記載したものに限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲内で適宜に設計変更が可能である。
(a)、(b)はそれぞれ本発明に係るハンドガイドローラの平面図、側面図である。 前後進切換機構及び補助用前後進レバー周りを示す平面説明図である。 図2におけるA方向から見た場合の側面説明図である。 図2におけるB方向から見た場合の側面説明図であり、(a)は補助用前後進レバーを取り付けた状態、(b)は外した状態を示す。 前後進切換機構及び補助用前後進レバー周りを示す外観斜視図である。 トラックの荷台を後方から見た場合の説明図である。 補助用前後進レバーの収納部の一構造例を示す外観斜視図であり、(a)、(b)はそれぞれ補助用前後進レバーの収納前、収納後の状態を示す。 ハンドガイドローラをトラックの荷台に積載する過程を示す説明図である。
符号の説明
1 走行機体
2 転圧輪
3 操縦桿
6 前後進レバー
7 コントロールケーブル
8 前後進切換機構
13 制御アーム
14 補助用前後進レバー
17 リンク機構
E エンジン
H ハンドガイドローラ
P 油圧ポンプ

Claims (4)

  1. 走行機体に取り付けられ、該走行機体の前進・後進を切り換える前後進切換機構と、
    前記走行機体の後部に取り付けられ、使用時は後ろ斜め上方に向けて延設され、格納時には略鉛直状に起立する操縦桿と、
    前記操縦桿の先端周りに取り付けられ、コントロールケーブルを介して前記前後進切換機構を作動させる前後進レバーと、を備えたハンドガイドローラであって、
    前記前後進切換機構を作動可能であり、前記前後進レバーと機械的に連動する補助用前後進レバーを前記走行機体の側面に設けたことを特徴とするハンドガイドローラ。
  2. 前記補助用前後進レバーを、操作時のみ前記走行機体の側面から突出するように前記走行機体に対して着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1に記載のハンドガイドローラ。
  3. 前記前後進切換機構は、前記コントロールケーブルのプッシュプル動作により回転して油圧ポンプの圧油の流れ方向を変える制御アームを有した構成であって、
    前記補助用前後進レバーを前記制御アームに連結したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のハンドガイドローラ。
  4. 前記補助用前後進レバーと前記制御アームとをリンク機構を介して連結したことを特徴とする請求項3に記載のハンドガイドローラ。
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