JPH01297005A - 食器洗浄装置付き流し台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は１通常のシンクと食器洗浄シンクとの２つのシ
ンクを有する流し台であって、ワークトップを広く使用
することができ、しかも洗浄用シンクを食器の自動洗浄
および乾燥槽としても保管庫としても使用できるように
した流し台に関するものである。

〔従来の技術〕

通常のシンクと食器洗浄用シンクとの２つのシンクを有
する流し台はあるが、従来のものは一般に洗浄用シンク
中の食器を手作業で洗浄するものであって、流し台の洗
浄用シンクを食器の自動洗浄器の洗浄槽として利用する
ものはない。他方、汚れた皿などの食器を自動的に洗浄
する食器洗浄器はあるが、従来のものは流し台とは別個
の独立した器具であって流し台を食器の洗浄器として利
用しようとする考えのものはない。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、前記の如き従来技術を改善し、流し台の２つ
のシンクのうち一方のシンクを食器の自動洗浄用洗浄槽
として利用し、さらに、洗浄後は乾燥槽として使用し、
必要に応じ、食器などの保管庫としても利用することが
でき、また、ワークトップを広く使用することができる
食器洗浄装置付き流し台を提供せんとするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、前記の如き目的を達成せんがため。

通常のシンクと食器洗浄用シンクとを有する流し台にお
いて、前記食器洗浄用シンクの深さを、その中に食器を
保持したラックを入れた状態で上蓋で覆ったときその上
蓋とワークトップとが同一平面になるような深さとし、
かつ、前記食器ラックは、その底部に給水圧によって回
転するノズル付きプロペラとそのノズルへの給水管とを
具備し。

他方、流し台中には、循環ポンプの駆動により食器洗浄
用シンクの底部から前記食器ラックの給水管へ水（湯）
を圧送する循環パイプと加熱空気を食器洗浄用シンクの
中に供給する乾燥手段と、食器洗浄用シンクの排水管の
開閉弁とを具備し、前記食器ラックの給水管をカップリ
ングを介して流し台の循環パイプに着脱自在に結合し、
前記排水管の開閉弁を閉じた状態で前記循環ポンプを駆
動することによりシンク中の水（湯）をノズル付きプロ
ペラのノズルからシンク中に噴出してラックに保持した
食器を洗浄し、前記開閉弁を開いて排水した後前記乾燥
手段を駆動してシンク中の食器ラックに保持された食器
を乾燥し得るようにしたことを特徴とする。

また、本発明は、前記食器洗浄用シンクと通常のシンク
との平面形状を同一とし、前記上蓋により食器洗浄用シ
ンクと通常のシンクとの何れか一方を選択的に覆ってそ
の上蓋上を調理作業面として使用し得るようにしたこと
を特徴とする。

〔作用〕

本発明は、前記の如き構成よりなるから１食器ラックを
洗浄用シンクの中に収容し、その食器ラックの給水管と
循環パイプとをカップリングで結合すると、洗浄用シン
クが食器自動洗浄用の洗浄槽として機能する。また、排
水後乾燥手段を駆動すると、洗浄用シンクが食器の乾燥
槽として機能する。さらに、乾燥後食器ラックをそのま
まにしておくと、洗浄用シンクが食器の保管庫となり。

しかも、その上面は上蓋により覆われていてその上蓋と
流し台のワークトップとが同一平面であるので、上蓋を
調理作業台として使用することができる。

また、食器ラックの給水管と循環パイプとのカップリン
グによる結合を解いて食器ラックを食器洗浄用シンクか
ら取外せば、食器洗浄用シンクを通常のシンクとして使
用することができ、その場合、上蓋を通常のシンクの方
におけば通常のシンクの上面を調理作業台として使用す
ることができると共に、上蓋の置き場所に困ることがな
い。

〔実施例〕

以下、添付図面について本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は食器
ラックを食器洗浄用シンク中に設置した状態を示す断面
図である。

これらの図において、１は通常のシンク、２は本発明に
よる食器洗浄用シンクで、両者の平面形状は全く同一で
あるが、通常のシンク１の深さをＨ１ｔ食器洗浄用シン
ク２の深さをＨ２とすると。

Ｈｚ　＞　Ｈ目こする。さらに詳細に云うと、食器洗浄
用シンク２の深さＨ２は、大皿の直径が約２７０　ｎａ
であることを考慮し１食器ラック（後述）をシンク２中
に置いた状態で、その上を上蓋３で覆うことができるよ
うにＨ２＝　３５０　ｍｍ程度とし、シンク１の深さＨ
ｌは２２０ｍｍ程度とする。食器洗浄用シンク２の上蓋
３は、その上蓋により食器洗浄用シンク２または通常の
シンク１の上に蓋をしたとき、その上蓋３の表面と流し
台のワクトップとが同一平面をなすようにする。

食器ラック４は、第２図に示すように、針金層のもので
、皿などの食器を縦に置くことができるように構成され
ており、その底部にノズル５ａを有する噴流プロペラ５
が斜め上方を向いて回転自在に取付けられている。６は
前記噴流プロペラ５に接続された給水管で、その他端は
第２図に示すようにカップリング７を介して後述の循環
パイプ８に着脱自在に結合することができるように構成
されている。

９は流し台上に配設した混合水栓で、これに給水管１０
と給湯管１１とが接続されると共に、電磁弁１２を開く
と食器洗浄用シンク２の側面に開口させた給湯口１３か
らシンク２中に給湯することができるように構成されて
いる。１４は溢流口である。

食器洗浄用シンク２の排水管１５には排水用電磁弁１６
が配設されており、その電磁弁１６より上方と前記カッ
プリング７との間に循環用電磁弁１７と循環ポンプ１８
とを有する循環パイプ８が配設され。

シンク２中に食器ラック４を収容し、その給水管６と循
環パイプ８とをカップリング７により結合した状態にお
いてシンク２中に給水（湯）し、循環用電磁弁１７を開
くと共に循環ポンプ１８を駆動すると、シンク２中の水
（湯）を吸い込み、噴流プロペラ５のノズル５ａから水
（湯）をシンク２中に噴出してプロペ、う５を回転させ
、これによりシンク２中の水（湯）を攪拌し乍ら循環さ
せるように構成されている。

１９は送風ファン、２０はファン１９による送風を加熱
するヒータで、これにより加熱された温風はシンク２の
一部に開設した送風口２１からシンク２中に供給され、
シンク２中の空気の一部は排気口２ｚから屋外または屋
内へ排出されるように構成されている。

なお１図示の実施例は、排気管２３を介して屋外へ排気
されるように構成されている。第１図においてＨＡは食
器洗浄用シンク２の底部から給湯口１３までの高さ、Ｈ
，は同じくシンク２の底部から溢流口１４までの高さ、
Ｈｃは同じくシンク２の底部から排気口２２までの高さ
で、Ｈｃ＞ＨＡ＞　Ｈａとする。

本発明の食器洗浄装置付き流し台は、前記の如き構成よ
りなるので、食器を保持した食器ラック４を食器洗浄用
シンク２の中に置き、その給水管６と循環パイプ８とを
カップリング７により結合した後上蓋３によりシンク２
を覆い、排水用電磁弁１６を閉じてシンク２中に給湯し
、これが所望のレベルに達した後循環用電磁弁１７を開
くと共に循環ポンプ１８を駆動すると、シンク２中の湯
はその底部から吸引されてラック４の下方の噴流プロペ
ラ５のノズル５ａからシンク２中に噴出して噴流プロペ
ラ５を回転させ、これによりシンク２中の湯を攪拌する
と共に循環させてラック４に支持した食品を洗浄するこ
とができる。

そして、この洗浄が終了した後、排水用電磁弁１６を開
いて排水し、しかる後ファン１９およびヒータ２０を駆
動すると温風がシンク２中に吹き込まれ、これにより洗
浄ずみの食器を乾燥させることができる。

また、この状態で食器を保存すると、洗浄用シンク２が
食器の保管庫として利用することができ。

その場合、上蓋３は調理作業面として使用することがで
きる。さらに通常のシンク１と食器洗浄用シンク２とは
深さが異なるだけで平面形状は同一であるので、上１１
３を通常のシンク１の上に置けば通常のシンク１の上面
を調理作業台として使用することができると共に上蓋の
置き場所に困ることがない。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、流し台と食器の自
動洗浄器とを一体化させ、使い勝手の良い食器洗浄装置
付き流し台を提供することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は食器
ラックを食器洗浄用シンクの中に設置した状態を示す断
面図である。 １・・・通常のシンク、２・・・食器洗浄用シンク、３
・・・上蓋、４・・・食器ラック、５・・・噴流プロペ
ラ、５ａ・・・ノズル、６・・・給水管、７・・・カッ
プリング、８・・・循環パイプ、９・・・混合水栓、１
０・・・給水管、１１・・・給湯管、１２・・・電磁弁
、１３・・・給湯口、工４・・・溢流口、１５・・・排
水管、１６・・・排水用電磁弁、１７・・・循環用電磁
□゛弁、１８・・・循環ポンプ、１９・・・ファン、２
０・・・ヒータ、２１・、・送風口、２２・・・排気口
。 特許出願人　株式会社　ガスター 代理人弁理士　秋　　本　　正　　実 外１名

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、通常のシンクと食器洗浄用シンクとを有する流し台
   において、前記食器洗浄用シンクの深さを、その中に食
   器を保持した食器ラックを入れた状態で上蓋で覆ったと
   きその上蓋とワークトップとが同一平面になるような深
   さとし、かつ、前記食器ラックは、その底部に給水圧に
   よって回転するノズル付きプロペラとそのノズルへの給
   水管とを具備し、他方、流し台中には、循環ポンプの駆
   動により食器洗浄用シンクの底部から前記食器ラックの
   給水管への水（湯）を圧送する循環パイプと、加熱空気
   を食器洗浄用シンクの中に供給する乾燥手段と、食器洗
   浄用シンク排水管の開閉弁とを具備し、前記食器ラック
   の給水管をカップリングを介して流し台の循環パイプに
   着脱自在に結合し、前記排水管の開閉弁を閉じた状態で
   前記循環ポンプを駆動することによりシンク中の水（湯
   ）をノズル付きプロペラのノズルからシンク中に噴出し
   て食器ラックに保持した食器を洗浄し、前記開閉弁を開
   いて排水した後前記乾燥手段を駆動してシンク中の食器
   ラックに保持された食器を乾燥し得るようにしたことを
   特徴とする食器洗浄装置付き流し台。 ２、食器洗浄用シンクと通常のシンクとの平面形状を同
   一とし、前記上蓋により食器洗浄用シンクと通常のシン
   クとの何れか一方を選択的に覆ってその上蓋上を調理作
   業面として使用し得るようにしたことを特徴とする請求
   項１に記載の食器洗浄装置付き流し台。