JPH06296943A - 超音波洗浄装置 - Google Patents
超音波洗浄装置Info
- Publication number
- JPH06296943A JPH06296943A JP11116593A JP11116593A JPH06296943A JP H06296943 A JPH06296943 A JP H06296943A JP 11116593 A JP11116593 A JP 11116593A JP 11116593 A JP11116593 A JP 11116593A JP H06296943 A JPH06296943 A JP H06296943A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 槽の数を少なくして且つ短時間で作業を行え
るようにする。 【構成】 洗浄籠を載置する昇降台を上下動させる昇降
機構を設けた超音波振動子を固定した超音波洗浄槽と、
洗浄籠を載置した正逆回転する回転テーブルを内蔵し、
すすぎ液を間歇的に給排水を行う供給管と廃液管とを有
し、乾燥のために上方から熱風を吹付ける熱風吹付口を
設けたすすぎ槽とから成り、超音波洗浄槽の内部にオゾ
ン液発生ランプを設け、すすぎ槽の内壁に複数個の撹拌
片を垂直方向に突設した超音波洗浄装置。
るようにする。 【構成】 洗浄籠を載置する昇降台を上下動させる昇降
機構を設けた超音波振動子を固定した超音波洗浄槽と、
洗浄籠を載置した正逆回転する回転テーブルを内蔵し、
すすぎ液を間歇的に給排水を行う供給管と廃液管とを有
し、乾燥のために上方から熱風を吹付ける熱風吹付口を
設けたすすぎ槽とから成り、超音波洗浄槽の内部にオゾ
ン液発生ランプを設け、すすぎ槽の内壁に複数個の撹拌
片を垂直方向に突設した超音波洗浄装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波洗浄装置に関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の超音波洗浄装置は図５に示すよう
に、超音波洗浄槽Ａとすすぎ槽Ｂと乾燥槽Ｃの３槽から
構成されている。
に、超音波洗浄槽Ａとすすぎ槽Ｂと乾燥槽Ｃの３槽から
構成されている。
【０００３】超音波洗浄槽Ａは底板に超音波振動子Ｄを
固定し、内部に図示を省略した被洗浄物を収納した洗浄
籠を載置する受台Ｅを設けている。そして、底板の一方
に洗浄水供給管Ｆを取付けて市水の供給管Ｇと接続し、
他方にドレンＨを設けて廃水パイプＩと接続し、供給管
Ｇからの給水にて超音波洗浄槽Ａに洗浄水を供給して超
音波洗浄を行うようになっている。
固定し、内部に図示を省略した被洗浄物を収納した洗浄
籠を載置する受台Ｅを設けている。そして、底板の一方
に洗浄水供給管Ｆを取付けて市水の供給管Ｇと接続し、
他方にドレンＨを設けて廃水パイプＩと接続し、供給管
Ｇからの給水にて超音波洗浄槽Ａに洗浄水を供給して超
音波洗浄を行うようになっている。
【０００４】又、すすぎ槽Ｂは内部にシャワーノズルＪ
を設けて前記給水管Ｇに接続し、底にドレンＫを設けて
前記廃水パイプＩに接続して、シャワーノズルＪからの
放射水で被洗浄物をすすぎ、廃水を廃水パイプＩに送
る。
を設けて前記給水管Ｇに接続し、底にドレンＫを設けて
前記廃水パイプＩに接続して、シャワーノズルＪからの
放射水で被洗浄物をすすぎ、廃水を廃水パイプＩに送
る。
【０００５】又、乾燥槽Ｃにおいては、一方に設けた熱
風吐出口Ｌから、ブロアーＭから供給する空気を熱風発
生装置Ｎで加熱した熱風を吐出して被洗浄物の乾燥を行
い、熱風吸気口Ｏから廃気を前記ブロアーＭに送るよう
になっている。
風吐出口Ｌから、ブロアーＭから供給する空気を熱風発
生装置Ｎで加熱した熱風を吐出して被洗浄物の乾燥を行
い、熱風吸気口Ｏから廃気を前記ブロアーＭに送るよう
になっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の装置にあっ
ては、３槽式であるため、据付スペースが広く必要であ
り、すすぎに時間を要し、特に被洗浄物に液溜りが生ず
るものにおいては長時間を要し、洗浄が不充分になる問
題があった。更に乾燥工程においては、液溜りの部分に
おいては乾燥に長時間を要する問題があった。
ては、３槽式であるため、据付スペースが広く必要であ
り、すすぎに時間を要し、特に被洗浄物に液溜りが生ず
るものにおいては長時間を要し、洗浄が不充分になる問
題があった。更に乾燥工程においては、液溜りの部分に
おいては乾燥に長時間を要する問題があった。
【０００７】そこで、本発明においては２槽式にして据
付スペースを小さくし、洗浄工程等において被洗浄物を
上下動或いは回転させることにより、洗浄、すすぎ、乾
燥の各工程を短時間で行うことができる装置を提供しよ
うとするものである。
付スペースを小さくし、洗浄工程等において被洗浄物を
上下動或いは回転させることにより、洗浄、すすぎ、乾
燥の各工程を短時間で行うことができる装置を提供しよ
うとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、洗浄籠を載置する昇降台を上下動させる昇
降機構を設けた超音波振動子を固定した超音波洗浄槽
と、洗浄籠を載置した正逆回転する回転テーブルを内蔵
し、すすぎ液を間歇的に給排水を行う供給管と廃液管と
を有し、乾燥のために上方から熱風を吹付ける熱風吹付
口を設けたすすぎ槽とから成る超音波洗浄装置を構成す
る。
するために、洗浄籠を載置する昇降台を上下動させる昇
降機構を設けた超音波振動子を固定した超音波洗浄槽
と、洗浄籠を載置した正逆回転する回転テーブルを内蔵
し、すすぎ液を間歇的に給排水を行う供給管と廃液管と
を有し、乾燥のために上方から熱風を吹付ける熱風吹付
口を設けたすすぎ槽とから成る超音波洗浄装置を構成す
る。
【０００９】又、超音波洗浄槽の内部にオゾン液発生ラ
ンプを設け、更に、すすぎ槽の内壁に、複数個の撹拌片
を垂直方向に、突設した超音波洗浄装置を構成する。
ンプを設け、更に、すすぎ槽の内壁に、複数個の撹拌片
を垂直方向に、突設した超音波洗浄装置を構成する。
【００１０】
【作用】本発明は前記のように構成したもので、被洗浄
物を収納した洗浄籠を昇降機構で上下動させ、その間に
洗浄液を超音波洗浄槽に送り、超音波振動子によりキャ
ビテーションで洗浄を行う。
物を収納した洗浄籠を昇降機構で上下動させ、その間に
洗浄液を超音波洗浄槽に送り、超音波振動子によりキャ
ビテーションで洗浄を行う。
【００１１】次に、すすぎ槽の回転テーブル上に洗浄籠
を移行させ、回転テーブルを間歇的に正逆回転させ、そ
の間にすすぎ液の供給と排水とを間歇的に行ってすすぎ
を行う。
を移行させ、回転テーブルを間歇的に正逆回転させ、そ
の間にすすぎ液の供給と排水とを間歇的に行ってすすぎ
を行う。
【００１２】すすぎを完了した後に熱風吸付口から熱風
を供給して遠心力で水滴を飛散させながら、熱風乾燥を
行う。
を供給して遠心力で水滴を飛散させながら、熱風乾燥を
行う。
【００１３】
【実施例】まず、本発明の実施例を図１乃至図３に基づ
いて詳細に説明する。筐体１内に、超音波洗浄槽２とす
すぎ槽３を設置する。超音波洗浄槽２は底板に超音波振
動子４を固定し、内部に被洗浄物（図示省略）を収納し
た洗浄籠５を載置する昇降台６を設ける。昇降台６は側
片７を上方に延長して昇降機構８に連結している。
いて詳細に説明する。筐体１内に、超音波洗浄槽２とす
すぎ槽３を設置する。超音波洗浄槽２は底板に超音波振
動子４を固定し、内部に被洗浄物（図示省略）を収納し
た洗浄籠５を載置する昇降台６を設ける。昇降台６は側
片７を上方に延長して昇降機構８に連結している。
【００１４】昇降機構８は、図３に示すように超音波洗
浄槽２の側壁に固定した支持台９に設置した上下振動用
シリンダー１０によって構成され、そのロッド１１に前
記側壁７の上面を固定することにより昇降台６を超音波
周波数による洗浄液中での１／４波長の上下ストローク
で昇降させるようになっている。
浄槽２の側壁に固定した支持台９に設置した上下振動用
シリンダー１０によって構成され、そのロッド１１に前
記側壁７の上面を固定することにより昇降台６を超音波
周波数による洗浄液中での１／４波長の上下ストローク
で昇降させるようになっている。
【００１５】又、超音波洗浄槽２は底板の一方にバルブ
１２を有する洗浄液供給管１３を取付け、洗浄液温度ミ
キシング槽１４に設けた洗浄液供給本管１５と接続して
いる。洗浄液温度ミキシング槽１４には洗浄液温度ミキ
シングコック１６と洗浄液常温用バルブ１７を有する洗
浄液常温管１８と洗浄液高温用バルブ１９を有する洗浄
液高温管２０を接続している。
１２を有する洗浄液供給管１３を取付け、洗浄液温度ミ
キシング槽１４に設けた洗浄液供給本管１５と接続して
いる。洗浄液温度ミキシング槽１４には洗浄液温度ミキ
シングコック１６と洗浄液常温用バルブ１７を有する洗
浄液常温管１８と洗浄液高温用バルブ１９を有する洗浄
液高温管２０を接続している。
【００１６】又、超音波洗浄槽２の底板の他方にはドレ
ンバルブ２１を有するドレンパイプ２２を廃水パイプ２
３に接続している。又、超音波洗浄槽２の側壁にはオー
バフロー孔２４を設けて、オーバフローした洗浄液を溜
部２５に送り、配管２６で廃水パイプ２３に送るように
なっている。更に、超音波洗浄槽２の内部には複数個の
オゾン液発生ランプ２７，２７を設置している。
ンバルブ２１を有するドレンパイプ２２を廃水パイプ２
３に接続している。又、超音波洗浄槽２の側壁にはオー
バフロー孔２４を設けて、オーバフローした洗浄液を溜
部２５に送り、配管２６で廃水パイプ２３に送るように
なっている。更に、超音波洗浄槽２の内部には複数個の
オゾン液発生ランプ２７，２７を設置している。
【００１７】又、すすぎ槽３は内部に洗浄籠５を載置す
る回転テーブル２８を設け、可逆モータ２９でプーリ３
０，３１とベルト３２とで正逆回転できるようになって
いる。この回転テーブル２８には洗浄籠５の位置決めを
行う位置決め用ボス（図示省略）を嵌入する位置決め用
穴３３，３３…を設けている。
る回転テーブル２８を設け、可逆モータ２９でプーリ３
０，３１とベルト３２とで正逆回転できるようになって
いる。この回転テーブル２８には洗浄籠５の位置決めを
行う位置決め用ボス（図示省略）を嵌入する位置決め用
穴３３，３３…を設けている。
【００１８】又、すすぎ槽３の内壁の数個所に、撹拌片
３４，３４…を垂直方向に固定してすすぎ液を上昇させ
るようになっている。又、すすぎ槽３の底板に、給液弁
３５を有する給液管３６を設けて前記洗浄液供給管１５
に接続し、底板の他方に廃液弁３７を有する廃液管３８
を設け、この廃液管３８の途中に強制廃液ポンプ３９を
設け、前記廃水パイプ２３に接続している。
３４，３４…を垂直方向に固定してすすぎ液を上昇させ
るようになっている。又、すすぎ槽３の底板に、給液弁
３５を有する給液管３６を設けて前記洗浄液供給管１５
に接続し、底板の他方に廃液弁３７を有する廃液管３８
を設け、この廃液管３８の途中に強制廃液ポンプ３９を
設け、前記廃水パイプ２３に接続している。
【００１９】又、すすぎ槽３の側壁にオーバフロー孔４
０を設けて、オーバフローしたすすぎ液を溜部４１に送
り、配管４２で廃水パイプ２３に送るようになってい
る。尚、配管４２には分岐管４３を設けて排気ダクト４
４に接続するようになっている。更に、すすぎ槽３には
上方に熱風吹付口４５を設け、熱風吹付口４５に連通し
た熱風パイプ４６は熱風発生器４７を介して熱風ブロア
ー４８に接続して熱風をすすぎ槽３内に送風するように
なっている。
０を設けて、オーバフローしたすすぎ液を溜部４１に送
り、配管４２で廃水パイプ２３に送るようになってい
る。尚、配管４２には分岐管４３を設けて排気ダクト４
４に接続するようになっている。更に、すすぎ槽３には
上方に熱風吹付口４５を設け、熱風吹付口４５に連通し
た熱風パイプ４６は熱風発生器４７を介して熱風ブロア
ー４８に接続して熱風をすすぎ槽３内に送風するように
なっている。
【００２０】又、熱風パイプ４６にドレンバルブ４９を
有する熱風ドレン管５０を設けて前記廃水パイプ２３と
連通している。図２中５１はすすぎ槽３の蓋、図１中５
２は操作盤、５３は超音波発振器である。
有する熱風ドレン管５０を設けて前記廃水パイプ２３と
連通している。図２中５１はすすぎ槽３の蓋、図１中５
２は操作盤、５３は超音波発振器である。
【００２１】本実施例は前記のように構成したもので、
まず、被洗浄物を収納した洗浄籠５を洗浄槽２内の昇降
台６上に載置し、操作盤５２上の超音波洗浄のスタート
スイッチ（図示省略）を「ＯＮ」すると、バルブ１２を
開口して洗浄液温度をミキシング槽１４からの洗浄液を
超音波洗浄槽２内に供給し、超音波発振器５３が動作
し、超音波振動子４を振動させ、超音波キャビテーショ
ンにより洗浄が行われ、昇降機構８により昇降台６を１
／４波長で上下動させてより均一化した超音波洗浄を行
う。
まず、被洗浄物を収納した洗浄籠５を洗浄槽２内の昇降
台６上に載置し、操作盤５２上の超音波洗浄のスタート
スイッチ（図示省略）を「ＯＮ」すると、バルブ１２を
開口して洗浄液温度をミキシング槽１４からの洗浄液を
超音波洗浄槽２内に供給し、超音波発振器５３が動作
し、超音波振動子４を振動させ、超音波キャビテーショ
ンにより洗浄が行われ、昇降機構８により昇降台６を１
／４波長で上下動させてより均一化した超音波洗浄を行
う。
【００２２】尚、新しい洗浄液が常時供給されており、
オーバフロー孔２４からオーバフローさせた廃液は廃液
パイプ２３から廃棄される。又、洗浄中に必要に応じて
オゾン液発生ランプ２７，２７を点灯させて、オゾンを
発生させて殺菌を行う。所定時間経過すると、スイッチ
が「ＯＦＦ」になり、洗浄作業が完了する。
オーバフロー孔２４からオーバフローさせた廃液は廃液
パイプ２３から廃棄される。又、洗浄中に必要に応じて
オゾン液発生ランプ２７，２７を点灯させて、オゾンを
発生させて殺菌を行う。所定時間経過すると、スイッチ
が「ＯＦＦ」になり、洗浄作業が完了する。
【００２３】次に、超音波洗浄が終ると、まず、すすぎ
槽３の蓋５１を開き、洗浄籠５を手動で超音波洗浄槽２
から取り出し、すすぎ槽３内の、回転テーブル２８上に
載置し、位置決め用穴３３，３３…に洗浄籠５の位置決
め用ボス（図示省略）を嵌入して固定する。その後、蓋
５１を閉じ、操作盤５２上のすすぎ洗浄のスタートスイ
ッチを「ＯＮ」するとすすぎ洗浄が図４に示す工程で進
行する。
槽３の蓋５１を開き、洗浄籠５を手動で超音波洗浄槽２
から取り出し、すすぎ槽３内の、回転テーブル２８上に
載置し、位置決め用穴３３，３３…に洗浄籠５の位置決
め用ボス（図示省略）を嵌入して固定する。その後、蓋
５１を閉じ、操作盤５２上のすすぎ洗浄のスタートスイ
ッチを「ＯＮ」するとすすぎ洗浄が図４に示す工程で進
行する。
【００２４】即ち、給液弁３５が開き、洗浄液高温管２
０からの高温水と洗浄液常温管１８からの常温とを混合
させて適温水であるすすぎ液が供給される。その間に可
逆モータ２９により回転テーブル２８が正逆回転して洗
浄籠５を正逆回転させる。すすぎ液は規定量供給される
と給液弁３５が閉じ、廃液弁３７が開くと同時に強制廃
液ポンプ３９が動作し、急速排水を行う。尚、すすぎ液
がすすぎ槽３内に入っている状態で洗浄籠５が回転する
と、撹拌片３４によりすすぎ液の一部は上昇し、洗浄籠
５の中心にすすぎ液を流し、すすぎ効果を向上させる。
０からの高温水と洗浄液常温管１８からの常温とを混合
させて適温水であるすすぎ液が供給される。その間に可
逆モータ２９により回転テーブル２８が正逆回転して洗
浄籠５を正逆回転させる。すすぎ液は規定量供給される
と給液弁３５が閉じ、廃液弁３７が開くと同時に強制廃
液ポンプ３９が動作し、急速排水を行う。尚、すすぎ液
がすすぎ槽３内に入っている状態で洗浄籠５が回転する
と、撹拌片３４によりすすぎ液の一部は上昇し、洗浄籠
５の中心にすすぎ液を流し、すすぎ効果を向上させる。
【００２５】前記のすすぎ液の供給と廃水とを繰返すこ
とによりすすぎ作業を行うが、所定時間を経過すると、
給液弁３５を閉じ、廃液弁３７を開き、強制廃液ポンプ
３９が「ＯＮ」になり、急速排水を行う。この際、ドレ
ンバルブ４９を開き、熱風パイプ４６中に溜っているす
すぎ液を排水する。この間回転テーブル２８は正逆回転
を繰返している。
とによりすすぎ作業を行うが、所定時間を経過すると、
給液弁３５を閉じ、廃液弁３７を開き、強制廃液ポンプ
３９が「ＯＮ」になり、急速排水を行う。この際、ドレ
ンバルブ４９を開き、熱風パイプ４６中に溜っているす
すぎ液を排水する。この間回転テーブル２８は正逆回転
を繰返している。
【００２６】そして、すすぎ槽３内のすすぎ液が排出さ
れると、熱風ブロアー４８が「ＯＮ」になり、空気を取
り入れ、熱風発生器４７に空気が送られ、熱風化してす
すぎ槽３に設けた熱風吹付口４５から洗浄籠５に熱風を
吹付け熱風乾燥が行われる。この際にも洗浄籠５は正逆
回転しているため、遠心力にて付着している水滴を飛散
させ、乾燥効果を向上させる。規定時間の乾燥が終る
と、回転テーブル２８は停止する。その後、蓋５１を開
いて洗浄籠５を取り出す。
れると、熱風ブロアー４８が「ＯＮ」になり、空気を取
り入れ、熱風発生器４７に空気が送られ、熱風化してす
すぎ槽３に設けた熱風吹付口４５から洗浄籠５に熱風を
吹付け熱風乾燥が行われる。この際にも洗浄籠５は正逆
回転しているため、遠心力にて付着している水滴を飛散
させ、乾燥効果を向上させる。規定時間の乾燥が終る
と、回転テーブル２８は停止する。その後、蓋５１を開
いて洗浄籠５を取り出す。
【００２７】
【発明の効果】本発明は前記のような構成、作用を有す
るから、２槽で洗浄、すすぎ、乾燥を行うことができる
ので、設置面積を小さくすることができる。又、洗浄に
おいては昇降台を上下動させることにより短時間で均一
な洗浄を行うことができる。更に、オゾン液発生ランプ
を用いることにより洗剤を使用しないでも確実な洗浄を
行うことができる。
るから、２槽で洗浄、すすぎ、乾燥を行うことができる
ので、設置面積を小さくすることができる。又、洗浄に
おいては昇降台を上下動させることにより短時間で均一
な洗浄を行うことができる。更に、オゾン液発生ランプ
を用いることにより洗剤を使用しないでも確実な洗浄を
行うことができる。
【００２８】又、すすぎ工程においては洗浄籠が正逆回
転し、更に、すすぎ液の供給と排水とを交互に間歇的に
行うので、すすぎを短時間で行うことができる。又、撹
拌片によりすすぎ液の一部が上昇して洗浄籠の中央にす
すぎ液を流すことができ、すすぎを良好に行うことがで
きる。
転し、更に、すすぎ液の供給と排水とを交互に間歇的に
行うので、すすぎを短時間で行うことができる。又、撹
拌片によりすすぎ液の一部が上昇して洗浄籠の中央にす
すぎ液を流すことができ、すすぎを良好に行うことがで
きる。
【００２９】又、乾燥工程においては熱風と共に遠心力
による水滴の飛散により短時間で確実に乾燥を行うこと
ができる。
による水滴の飛散により短時間で確実に乾燥を行うこと
ができる。
【００３０】
【図１】本発明の一実施例の平面図。
【図２】その縦断面図。
【図３】拡大した配管図。
【図４】洗浄及びすすぎ、乾燥の工程図。
【図５】従来装置の断面図。
１ 筐体 ２ 超音波洗浄槽 ３ すすぎ槽 ４ 超音波振動子 ５ 洗浄籠 ６ 昇降台 ７ 側片 ８ 昇降機構 ９ 支持台 １０ 上下振動用シリンダー １１ ロッド １２ バルブ １３ 洗浄液供給管 １４ 洗浄液温度ミキシング槽 １５ 洗浄液供給本管 １６ 洗浄液温度ミキシングコック １７ 洗浄液常温用バルブ １８ 洗浄液常温管 １９ 洗浄液高温用バルブ ２０ 洗浄液高温管 ２１ ドレンバルブ ２２ ドレンパイプ ２３ 廃水パイプ ２４ オーバフロー孔 ２５ 溜部 ２６ 配管 ２７ オゾン液発生ランプ ２８ 回転テーブル ２９ 可逆モータ ３０ プーリ ３１ プーリ ３２ ベルト ３３ 位置決め用穴 ３４ 撹拌片 ３５ 給液弁 ３６ 供給管 ３７ 廃液弁 ３８ 廃液管 ３９ 強制廃液ポンプ ４０ オーバフロー孔 ４１ 溜部 ４２ 配管 ４３ 分岐管 ４４ 排気ダクト ４５ 熱風吹付口 ４６ 熱風パイプ ４７ 熱風発生器 ４８ 熱風ブロアー ４９ ドレンバルブ ５０ 熱風ドレン管 ５１ 蓋 ５２ 操作盤 ５３ 超音波発生器 Ａ 超音波洗浄槽 Ｂ すすぎ槽 Ｃ 乾燥槽 Ｄ 超音波振動子 Ｅ 受台 Ｆ 洗浄水供給管 Ｇ 給水管 Ｈ ドレン Ｉ 廃水パイプ Ｊ シャワーノズル Ｋ ドレン Ｌ 熱風吐出口 Ｍ ブロアー Ｎ 熱風発生装置 Ｏ 熱風吸気口
Claims (3)
- 【請求項１】 洗浄籠を載置する昇降台を上下動させる
昇降機構を設けた超音波振動子を固定した超音波洗浄槽
と、洗浄籠を載置した正逆回転する回転テーブルを内蔵
し、すすぎ液を間歇的に給排水を行う供給管と廃液管と
を有し、乾燥のために上方から熱風を吹付ける熱風吹付
口を設けたすすぎ槽とから成る超音波洗浄装置。 - 【請求項２】 超音波洗浄槽の内部にオゾン液発生ラン
プを設けたことを特徴とする請求項１記載の超音波洗浄
装置。 - 【請求項３】 すすぎ槽の内壁に、複数個の撹拌片を垂
直方向に、突設したことを特徴とする請求項１記載の超
音波洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11116593A JP3258437B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 超音波洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11116593A JP3258437B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 超音波洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06296943A true JPH06296943A (ja) | 1994-10-25 |
| JP3258437B2 JP3258437B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=14554132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11116593A Expired - Fee Related JP3258437B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 超音波洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3258437B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104588363A (zh) * | 2015-01-28 | 2015-05-06 | 横店集团东磁股份有限公司 | 一种铁氧体清洗烘干设备及其实现方法 |
| CN105855240A (zh) * | 2016-04-08 | 2016-08-17 | 张晓晓 | 一种可穿戴设备的镜片清洗方法及波轮清洗机 |
| CN105880219A (zh) * | 2016-04-08 | 2016-08-24 | 张晓晓 | 一种玉石摆件养护方法及波轮清洗机 |
| CN108687044A (zh) * | 2018-05-09 | 2018-10-23 | 东莞伊豪自动化科技有限公司 | 一种3d眼镜超声波清洗机 |
| CN110681639A (zh) * | 2019-11-20 | 2020-01-14 | 无锡华伟机电设备有限公司 | 一种多槽式超声波清洗机 |
| CN114405925A (zh) * | 2022-01-13 | 2022-04-29 | 青岛市市立医院 | 一种妇科护理医疗器械消毒装置及其使用方法 |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP11116593A patent/JP3258437B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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