JPH0453253Y2 - - Google Patents

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JPH0453253Y2
JPH0453253Y2 JP9483386U JP9483386U JPH0453253Y2 JP H0453253 Y2 JPH0453253 Y2 JP H0453253Y2 JP 9483386 U JP9483386 U JP 9483386U JP 9483386 U JP9483386 U JP 9483386U JP H0453253 Y2 JPH0453253 Y2 JP H0453253Y2
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JP
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water
washing
tank
animal
drying
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JP9483386U
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JPS632477U (ja
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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、犬等の動物を洗浄槽に水を貯めて洗
浄する装置に関する。
(ロ) 従来の技術 この種装置の一例が実公昭59−3718号公報に示
されている。このものは洗浄槽内に上下調節可能
なすのこ板を置いてここに動物を乗せ、すのこ板
下部のパルセータによつて槽内に渦巻水流を生成
し、この水流で動物全体を洗うものである。しか
し、この従来例は洗浄中に生じる抜け毛等がその
まま水中に浮遊し、洗浄された動物の表面に最終
的に抜け毛等が付着したままと成る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、動物を仕上り良く且つ確実に洗浄せ
んとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案による解決手段は、動物を乗せるすのこ
板を上下調節可能に設けると共に、洗浄水をフイ
ルターを介して循環させるポンプ室の吐水口を槽
壁に上下に亘つて設けた構成である。
(ホ) 作用 洗浄水をフイルターを介して循環させて発生す
る抜け毛等を除去し、吐水口から動物に向けて噴
射する。動物の大きさに応じてすのこ板を上下さ
せても、吐水口は上下に亘つて設けてあるので、
動物の循環水を確実に噴射し、洗浄性能を確保し
ている。
(ヘ) 実施例 以下図面に基づいて説明すると、1は方形状の
機枠2内に配設された同形状の洗浄槽であり、前
壁3、後壁4、同側壁5,5及び底壁6から成
る。7は前壁3の上部を前方に張設することによ
り形成された動物Aの首、咽頭を乗せる支持台
で、前方に上向きに傾斜すると共に両側方向に立
上るように湾曲させてすり鉢状にしてあり、上部
に洗浄水が溜るのを防ぎ、また動物Aが頭や首を
回すのを抑えて水の飛散を防止している。
8は前壁3の中央に槽下部まで凹設された溝
で、最下部を残してカバー9によつて覆われてい
る。10,10は溝8の上部両側に夫々縦長に形
成された第1吐水口、11は溝最下部に構成され
た第1吸水口、12は溝内の上部に形成された連
通口である。13は支持台7の下方の余剰空間に
て第1吐水口10,10及び連通口12を槽外か
ら四角形のケーシングによつて水密的に覆うこと
により構成された第1ポンプ室で、第1モータ1
4によつて左右に間欠的に反転駆動する第1回転
翼15を、その翼軸が室内中央で前後方向を向く
ように、配設している。この回転翼15はケーシ
ングの縦横寸法より少し小径の円板上に多数の羽
根を放射状に設けた遠心型のものであり、第1吸
水口11,溝8及び連通口12を介して洗浄水を
中央から吸込み、両側の第1吐水口10,10か
ら槽後方に向けて吐出させる。尚、翼羽根にひね
り等を付けて左右の回転力を変化させても良い。
16は底壁6の中央ら両側壁5,5の上部にか
けてU字型の凹設された溝で、その全域をカバー
17によつて覆うことにより、第2ポンプ室とダ
クトを構成し、底壁中央には第2モータ18によ
つて駆動される第1回転翼15と固形状の第2回
転翼19を、その翼軸が上下方向を向くように、
配設されている。上記カバー17の翼直上には第
2吸水口20が、カバー17の両側には上下に亘
つて長い第2吐水口21,21が夫々形成してあ
り、このために第2吸水口20から吸い込まれた
洗浄水は第2吐水口21,21から上下に長い帯
状に槽側方に向けて吐出される。
22はPTC素子から成るハニカム状のヒータ
23とモータ駆動のフアン24とから成る乾燥風
発生装置で、ヒータ加熱風に冷風を混ぜて30℃〜
40℃とした乾燥風を送風ダクト25から吹出口2
6を経て、この吹出口26から斜め下向きに洗浄
槽1内に送る。
27は動物Aの脚を乗せるたに槽内下部に上下
調節可能に設けられたすのこ板、28はフイルタ
ー、29は適宜洗浄槽1の上部を覆う多孔の透明
なフード、30は溝16に連結された排水弁31
付きの排水路、32は吹出口26及び送風ダクト
25から侵入した水を排水路30に導出するドレ
ンホースである。
33はすすぎの時や洗う際に使用される伸縮自
在のシヤワーノズル、34はすのこ板27よりも
低い位置から第2ポンプ室を介して槽内に給水す
るための給水路であり、これら33,34は給
水/シヤワー切替弁35を介して給水源に連結し
てある。
36は支持台7の最低部に略一致するように設
定された洗浄水位W,Lより少しだけ上方の槽壁
に設けられた溢水口で、溢水ホース37により排
水路30に弁31を介さずに連結しており、洗浄
中の水位を支持台7の最低部の近傍に維持してい
る。
38は後壁4の中央に上下に亘つて前向きの山
形に突設された整流体で、その両側面からえ側壁
5との隅角部分にかけて同一曲率で湾曲面39,
39を形成している。
40は送風ダクト25に可撓管41によつて分
岐接続されたハンドドライヤー、42は吹出口2
6の内側に密接して且つ摺動自在に配置されたシ
ヤツター板であり、このシヤツター板42を回転
式の操作レバー43に連係して操作に応じて吹出
口23を開閉する。即ち、吹出口26から乾燥風
を出す時はシヤツター板42を横方向に摺動して
吹出口26を開き、ハンドドライヤー40を使用
する時はシヤツター板42を摺動して吹出口26
を閉じる。尚、シヤツター板42により洗い、す
すぎ時に吹出口26を閉じても良い。
次に洗い、すすぎ、乾燥の順に所定時間毎に自
動進行し、或いは適宜各動作が手動で設定時間だ
け実行されるところを説明する。まず、上記第1
モータ14、第2モータ18、ヒータ23、フア
ン24、排水弁31及び給水/シヤワー切替弁3
5はマイクロコンピユータ(以下マイコン)43
から信号を受けて自動或いは手動操作される。マ
イコン43にはスタート/ストツプキー44、自
動/手動切替キー45、水位検知手段46から入
力される。また、マイコン43には手動運転に備
えて時間設定キー47が、洗い、すすぎ、乾燥の
各動作の選択キー48、シヤワー選択キー49か
ら入力される。この手動運転では、まず所望の動
作をキー48によつて選択し、その時間をキー4
7によつて設定し、洗い、すすぎの各動作でシヤ
ワーにするか否か(弁35をいずれに切替える
か)をキー49で決定し、この後にスタートキー
44を操作して各動作毎に運転できるようにして
ある。
動物Aは大きさ等がまちまちであり、そのため
に槽内に入れた時に首が支持台7上に位置できる
ようにすのこ板27の高さを調節する。槽内に動
物Aを入れた後にはフード29を被せる。
シヤワーを用いない洗い、すすぎの場合及び自
動運転の場合に於ける給水作業は、スタートキー
44の操作により、また弁35を給水路34側に
切替えることで開始し、槽下方から徐々に水を貯
めて槽内の動物Aを水にならしていき、水位検知
手段46がW,Lでの水位検知信号をマイコン4
3に入力するまで実行する。
洗い、すすぎの各動作は洗剤を用いるか否かの
差でしかなく、この動作では第1モータ14及び
第2モータ18によつて各回転翼15,19を休
止を挾んで左右に間欠的に駆動する。斯かる駆動
時に、第1吐水口10,10の上下の各位置に於
ける吐出圧は第1ポンプ室13の方形状のケーシ
ングで作つただけに変化している。即ち、右回転
では右上及び左下で大、左上及び右下で小であ
り、左回転ではこの逆と成る。
従つて、吐出水流は左右回転の度に変化し、ま
た羽根にひねりがあれば更に激しく変化し、槽内
に強い乱流を生ぜしめる。また、これらの吐出水
は側壁5,5及び湾曲面39,39に沿つて後壁
4の中央で旋回し、動物Aの後部を洗う。
一方、第2吐水口21,21から上下に長く吐
出された洗浄水は動物Aがどんな高さであろうと
確実に動物Aの側部に当る。
そして、動物Aは首を支持台7に乗せている以
上、背中が必然的に給水々位W,Lや溢水々位の
下方に在つて洗浄水に浸されている。この結果、
種々の動物Aは身体全体が前後、左右から確実且
つ協力に、全体として均一に洗われるのである。
洗い、すすぎ後は乾燥風発生装置22を用いて
加熱乾燥を行なうことができ、この際に乾燥風は
洗浄槽1内に斜め下向きに入いる。そして、同時
に第1,第2モータ14,18が第1,第2回転
軸15,19を連続一方向回転、或いは左右間欠
反転させる。従つて、洗浄槽1内に入つた乾燥風
は洗浄水と同様に動物Aの前から、両側方から
夫々吹出され、循環し、適宜フード29から放出
される。この結果、動物Aの吹出口26に近い部
分だけが乾燥されると云うことは無くなり、乾燥
作業は効率良く且つ完全にむら少く実行される。
また、乾燥作業中に発生する抜け毛等は乾燥風が
循環するフイルター28によつて捕獲される。
各キー44,45,47,48,49による切
替、選択或いは動作の各状態は表示LED(発光ダ
イオード)50……により表示され、各動作の設
定時間及び動作中の残り時間は数字表示器51
(或いはLEDの組合せによる表示器)により表示
される。尚、各動作の時間終了はブザー等によつ
て報知しても良い。
尚、本実施例ではシヤツター板42の開閉をレ
バー43により手動操作で行なつているが、シヤ
ツター板42をソレノイド等の駆動機構に連係
し、自動運転に於ける洗い、すすぎ時にはマイコ
ン43の指令で閉成操作されると共に乾燥時には
開放操作させるようにしても良い。また、この場
合には手動運転に切替えて乾燥動作を選択した時
にはハンドドライヤー選択キーの指定がなければ
マイコン43が吹出口23を開放せしめ、指定が
あれば閉成せしめるようにする。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、どんな高さの動物にも吐水口
から循環水を確実に噴射でき、抜け毛等を除去し
た水によつて、動物を仕上り良く且つ充分な洗浄
性能で洗うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の側断面図、第2図は背面
断面図、第3図は平面図、第4図は要部の背面断
面図、第5図は制御回路図である。 1……洗浄槽、3……前壁、4……後壁、5…
…側壁、6……底壁、7……支持台、10……第
1吐水口、21……第2吐水口、15……第1回
転翼、19……第2回転翼、22……乾燥風発生
装置、25……送風ダクト、26……吹出口、4
0……ハンドドライヤー、42……シヤツター
板、A……動物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄水が貯められた洗浄槽内で動物を洗浄する
    ものに於いて、上記洗浄槽内の下部に上記動物を
    乗せるすのこ板を上下調節可能に設けると共に、
    洗浄水をフイルターを介して循環させるポンプ室
    の吐水口を槽壁に上下に亘つて設けたことを特徴
    とする動物の洗浄装置。
JP9483386U 1986-06-20 1986-06-20 Expired JPH0453253Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9483386U JPH0453253Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9483386U JPH0453253Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS632477U JPS632477U (ja) 1988-01-09
JPH0453253Y2 true JPH0453253Y2 (ja) 1992-12-15

Family

ID=30958693

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JP9483386U Expired JPH0453253Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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JPS632477U (ja) 1988-01-09

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