JPH0518939Y2 - - Google Patents

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JPH0518939Y2
JPH0518939Y2 JP1986094832U JP9483286U JPH0518939Y2 JP H0518939 Y2 JPH0518939 Y2 JP H0518939Y2 JP 1986094832 U JP1986094832 U JP 1986094832U JP 9483286 U JP9483286 U JP 9483286U JP H0518939 Y2 JPH0518939 Y2 JP H0518939Y2
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water
washing
tank
pump chamber
animal
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、犬等の動物を洗浄槽に水を貯めて洗
浄する装置に関する。
(ロ) 従来の技術 この種装置の一例が実公昭55−11659号公報に
開示されているが、このものは洗浄槽の一側壁に
大径円形の吐出口を形成し、この吐出口から回転
翼による水流を放出させている。従つて、水流は
比較的おでやかなものであり、毛の長い動物を洗
う場合に洗浄度を確保しにくかつた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案は、洗浄槽の水流を有効に生成して洗浄
度を向上せんとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案による解決手段は、洗浄水を槽内で循環
させるために回転翼を有するポンプ室を設け、該
ポンプ室を方形状のケーシングで構成すると共
に、このポンプ室の洗浄槽内への吐水口を前記ケ
ーシングの両側に一対設け、各吐水口からの吐出
圧をそれぞれ異ならせた構成である。
(ホ) 作用 この考案によれば、ポンプ室のケーシングを方
形状としたことで、ポンプ室に吸い込まれた洗浄
水の水圧は、ケーシングのコーナー部で大きくな
り、その結果ケーシング側部に設けられた吐出口
の各位置における吐出圧を異ならすことが出来、
洗浄槽内の乱流の発生が促進される。
(ヘ) 実施例 以下図面に基づいて説明すると、1は方形状の
機枠2内に配設された同形状の洗浄槽であり、前
壁3、後壁4、両側壁5,5及び底壁6から成
る。7は前壁3の上部を前方に張設することによ
り形成された動物Aの首、咽喉を乗せる支持台
で、前方に上向きに傾斜すると共に両側方向に立
上るように湾曲させて、すり鉢状にしてあり上部
に洗浄水が溜るのを防ぎ、また動物Aが頭や首を
回すのを抑えて水の飛散を防いでいる。
8は前壁3の中央に槽下部まで凹設された溝
で、最下部を残してカバー9によつて覆われてい
る。10,10は溝8の上部両側に縦長に形成さ
れた第1吐水口、11は溝最下部に構成された第
1吸水口、12は溝内の上部に形成された連通口
である。13は支持台7の下方の余剰空間にて第
1吐水口10,10及び連通口12を槽外から四
角形のケーシングによつて水密的に覆うことによ
り構成された第1ポンプ室で、第1モータ14に
よつて左右に間欠的に反転駆動する第1回転翼1
5を、その翼軸が室内中央で前後方向を向くよう
に、配設している。この回転翼15はケーシング
の縦横寸法より少し小径の円板上に多数の羽根を
放射状に設けた遠心型のものであり、第1吸水口
11、溝8及び連通口12を介して洗浄水を中央
から吸込み、両側の第1吐水口10,10から槽
後方に向けて吐出させる。尚、翼羽根にひねり等
を付けて左右の回転力を変化させても良い。
16は底壁6の中央から両側壁5,5の上部に
かけてU字型に凹設された溝で、その全域をカバ
ー17によつて覆うことにより、第2ポンプ室と
ダクトを構成し、底壁中央には第2モータ18に
よつて駆動される第1回転翼15と同形状の第2
回転翼19を、その翼軸が上下方向を向くように
配設している。上記カバー17翼直上には第2吸
水口20が、カバー17の両側には上下に亘つて
長い第2吐水口21,21が夫々形成してあり、
このために第2吸水口20から吸い込まれた洗浄
水は第2吐水口21,21から上下に長い帯状に
槽側方に向けて吐出される。
22はPTC素子から成るハニカム状のヒータ
23とモータ駆動のフアン24とから成る乾燥風
発生装置で、ヒータ加熱風に冷風を混ぜて30℃〜
40℃とした乾燥風を送風ダクト25から吹出口2
6を経て、この吹出口26から斜め下向きに洗浄
槽1内に送る。
27は動物Aの脚を乗せるために槽内下部に上
下調節可能に設けられたすのこ板、28はフイル
ター、29は適宜洗浄槽1の上部を覆う多孔の透
明なフード、30は溝16に連結された排水弁3
1付きの排水路、32は吹出口26及び送風ダク
ト25から侵入した水を排水路30に導出するド
レンホースである。
33はすすぎの時や頭を洗う際に使用される伸
縮自在のシヤワーノズル、34はすのこ板27よ
りも低い位置から第2ポンプ室を介して槽内に給
水するための給水路であり、これら33,34は
給水/シヤワー切替弁35を介して給水源に連結
してある。
36は支持台7の最低部に略一致するように設
定された洗浄水位(W.L.)より少しだけ上方の
槽壁に設けられた溢水口で、溢水ホース37によ
り排水路30に弁31を介さずに連結しており洗
浄中の水位を支持台7の最低部の近傍に維持して
いる。
38は後壁4中央に上下に亘つて前向きの山形
に突設された整流体で、その両側面から側壁5と
の隅角部分にかけて同一曲率で湾曲面39,39
を形成している。
40は送風ダクト35に可撓管41によつて分
岐接続されたハンドドライヤー、42は吹出口2
6の内側に密接して且つ摺動自在に配置されたシ
ヤツター板であり、このシヤツター板42を回動
式の操作レバー43に連係して操作に応じて吹出
口26を開閉する。即ち、吹出口26から乾燥風
を出す時はシヤツター板42を横方向に摺動して
吹出口26を開き、ハンドドライヤー40を使用
する時はシヤツター板42を摺動して吹出口26
を閉じる。尚、シヤツター板42により洗い、す
すぎ時に吹出口26を閉じても良い。
次に洗い、すすぎ、乾燥の順に所定時間毎に自
動進行し、或いは適宜各動作が手動で設定時間だ
け実行されるところを説明する。まず、上記第1
モータ14、第2モータ18、ヒータ28、フア
ン24、排水弁31及び給水/シヤワー切替弁3
5はマイクロコンピユータ(以下マイコン)43
から信号を受けて自動或いは手動操作される。マ
イコン43にはスタート/ストツプキー44、自
動/手動切替キー45、水位検知手段46から入
力される。また、マイコン43には手動運転に備
えて時間設定キー47、洗い、すすぎ、乾燥の各
動作の選択キー48、シヤワー選択キー49から
入力される。この手動運転では、まず所望の動作
をキー48によつて選択し、その時間をキー47
によつて設定し、洗い、すすぎの各動作でシヤワ
ーにするか否か(弁35をいずれに切替えるか)
をキー49で決定し、この後にスタートキー44
を操作して各動作毎に運転できるようにしてあ
る。
動物Aの大きさ等がまちまちであり、そのため
に槽内に入れた時に首が支持台7に位置できるよ
うにすのこ板27の高さを調節する。槽内に動物
Aを入れた後にはフード29を被せる。
シヤワーを用いない洗い、すすぎの場合及び自
動運転の場合に於ける給水作業は、スタートキー
44の操作により、また弁35を給水路34側に
切替えることで開始し、槽下方から除々に水を貯
めて槽内の動物Aを水にならしていき、水位検知
手段46が(W.L.)での水位検知信号をマイコ
ン43に入力するまで実行する。
洗い、すすぎの各動作は洗剤を用いるか否かの
差でしかなく、この動作では第1モータ14及び
第2モータ18によつて各回転翼15,19を休
止を挟んで左右に間欠的に駆動する。斯る駆動時
には、第一ポンプ室13は方形状のケーシングで
構成されていることにより、該ポンプ室内の洗浄
水水圧は回転翼15の回転方向に応じて部分的に
変化する。その結果ケーシング側部に設けられた
第1吐水口10,10の上下の各位置に於ける吐
出圧は、右回転では右上及び左下で大、左上及び
右下で小と成り、左回転ではこの逆と成る。
従つて、吐出水流は左右回転の度に変化し、ま
た羽根にひねりがあれば更に激しく変化し、槽内
に強い乱流を生ぜしめる。また、これらの吐出水
は側壁5,5及び湾曲面39,39に沿つて後壁
4の中央で旋回し、動物Aの後部を洗う。
一方、第2吐水口21,21から上下に長く吐
出された洗浄水は動物Aがどんな高さであろうと
確実に動物Aの側部に当たる。
そして、動物Aは首を支持台7に乗せている以
上、背中が必然的に給水水位(W.L.)や溢水水
位の下方に在つて洗浄水に浸されている。この結
果、種々の動物Aは身体全体が前後、左右から確
実且つ強力に、全体として均一に洗われるのであ
る。
洗いすすぎ後は乾燥風発生装置22を用いて加
熱乾燥を行なうことができ、この際に乾燥風は洗
浄槽1内に斜め下向きに入いる。そして、同時に
第1、第2モータ14,18が第1、第2回転軸
15,19を連続一方向回転、或いは左右間欠反
転させる。従つて、洗浄槽1内に入つた乾燥風は
洗浄水と同様に動物Aの前から、両側方から夫々
吹出され、循環し、適宜フード29から放出され
る。この結果、動物Aの吹出口26に近い部分だ
けが乾燥されると云うことは無くなり、乾燥作業
は効率良く且つ全体にむら少く実行される。ま
た、乾燥作業中に発生する抜け毛等は、乾燥風が
循環する中でフイルター28によつて捕獲され
る。
各キー44,45,47,48,49による切
替、選択或いは動作の各状態は表示LED(発光ダ
イオード)50…により表示され、各動作の設定
時間及び動作中の残り時間は数字表示器51(或
いはLEDの組合せによる表示器)により表示さ
れる。尚、各動作の時間終了はブザー等によつて
報知しても良い。
尚、本実施例ではシヤツター板42の開閉をレ
バー43により手動操作で行なつているが、シヤ
ツター板42をソレノイド等の駆動手段に連係し
自動運転に於ける洗い、すすぎ時にはマイコン4
3の指令で閉成操作されると共に乾燥時には開放
操作させるようにしても良い。また、この場合に
は手動運転に切替えて乾燥動作を選択した時には
ハンドドライヤー選択キーの指定がなければマイ
コン43が吹出口26を開放せしめ、指定があれ
ば閉成せしめるようにする。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、洗浄槽内での乱流の発生が強
く促されるので、洗浄効果を著しく向上すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の側断面図、第2図は背面
断面図、第3図は平面図、第4図は要部の背面断
面図、第5図は制御回路図である。 1……洗浄槽、3……前壁、4……後壁、5…
…側壁、6……底壁、7……支持台、10……第
1吐水口、21……第2吐水口、15……第1回
転翼、19……第2回転翼、22……乾燥風発生
装置、25……送風ダクト、26……吹出口、4
0……ハンドドライヤー、42……シヤツター
板、A……動物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄水が貯められた洗浄槽内で動物を洗浄する
    ものに於いて、上記洗浄水を槽内で循環させるた
    めに回転翼を有するポンプ室を設け、該ポンプ室
    を方形状のケーシングで構成すると共に、このポ
    ンプ室の洗浄槽内への吐水口を前記ケーシングの
    両側に一対設け、各吐水口からの吐出圧をそれぞ
    れ異ならせたことを特徴とする動物の洗浄装置。
JP1986094832U 1986-06-20 1986-06-20 Expired - Lifetime JPH0518939Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986094832U JPH0518939Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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Publication Number Publication Date
JPS632476U JPS632476U (ja) 1988-01-09
JPH0518939Y2 true JPH0518939Y2 (ja) 1993-05-19

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ID=30958692

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JP1986094832U Expired - Lifetime JPH0518939Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5511659U (ja) * 1978-07-07 1980-01-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5511659U (ja) * 1978-07-07 1980-01-25

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JPS632476U (ja) 1988-01-09

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