JPS60139234A - 厨房装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭用の食器洗浄を目的とする厨房装置に関す
るものである。

従来例の構成とその問題点 従来の家庭用食器洗浄装置は周知のように、流し台のシ
ンクを利用するものはなく、食器洗浄機として独立した
形態、即ち、洗浄ポンプや洗浄ノズル、食器収納洗浄槽
を具備した構造からなる独立した機器として形成されて
いた。このため食器洗浄を行なうには流し台とは別に機
器としての設置スペースを必要とし、既設の台所には設
置できない、或いは台所のスペースを大きく占有し、他
の厨房機器が設置できないというような設置スペース上
の弊害を生じていた。

発明の目的 本発明の目的は、上記のような設置スペースを必要とし
て台所の空間を圧迫するような従来の食器洗浄機の欠点
を解消し、食器洗浄のために新た表側層スペースを必要
としない厨房装置を提供しようとするものである。

発明の構成 本発明の厨房装置は、循環ポンプとその吐出口と連らな
る噴水口と洗浄水の排水管及び排水弁とを設けたシンク
と、前記噴水口に着脱自在に設けた洗浄ノズルと、この
洗浄ノズルを覆うとともに゛　食器類を収納する食器収
納ケースとを有し、前記シンク内に前記洗浄ノズルと前
記食器収納ケースを着脱自在に配することにより、食器
洗浄装置を構成したもので前記シンク内に溜められた洗
浄水を前記循環ポンプの加圧により前記洗浄ノズルから
噴射させることにより前記食器収納ケース内に収納され
た食器類を噴射洗浄するものである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例について図面により説明する。第
１図において、シンク１の裏面側には循環ポンプ２が設
けられ、シンク底面には循環ポンプ２の吐出口と連通ず
る噴水口３及びシンク１内の水を排出する排水管４が設
けられている。また、排水管４より分岐した分岐管７は
管内に加熱ヒータ１３を有し、循環ポンプ２の吸込口と
連通ずる。

更に、分岐管７には洗浄水量を検知する水位スイッチ１
４が設けられている。また排水管４の先端側には排水弁
６が設けられている。前記噴水口３にはこれと連通ずる
複数の噴射口を有するアーム状の洗浄ノズル６が着脱自
在に設けられている。

この洗浄ノズル６を覆うようにして食器類１０を収納す
る食器収納ケース８がシンク１内に配置され、食器収納
ケース８の底面全面はアミ状に形成されている。前記洗
浄ノズル６はこのアミ状底面の一部に噴射口を上向きに
して水平方向に回転自在に取り付けられている。

また食器収納ケース８の上を鷹は着脱可能なフタ９によ
り密閉されている。

１１は、水道または給湯機に接続されシンク１内に水ま
たは温水等の洗浄水１２を供給する給水（給湯）弁、１
６はシンク１の横に設けられた調理台、１６は前記循環
ポンプ２と排水弁５及び加熱ヒータ１３の制御を行なう
プログラムタイマである。

第１図は本装置を作動し食器類１ｏの洗浄を行なってい
る状態を、第２図は本装置を構成する食器収納ケース８
及び洗浄ノズル６をシンク１内より離脱して調理台１６
上に置き、単なる食器収納カゴとして使用している状態
を示したものである。

次に本装置の作用効果について説明する。第１図におい
て回転自在の洗浄ノズル６を有する食器収納ケース８に
は使用者の手により食器類が収納され食器収納ケースの
フタ９がかぶせられる。次に使用者によりプログラムタ
イマ１．６がセットされると、最初に排水弁５が閉じら
れ、次に給水弁１１が開かれてシンク１内に給水または
給湯が行なわれ、所定の洗浄水量が供給されると水位ス
イッチ１４が動作し給水弁１１が閉じられる。所要量の
洗浄水１２が溜められると循環ポンプ２が作動を開始し
、噴水口３を介して洗浄水１２が洗浄ノズル６に加圧供
給される。この洗浄水が洗浄ノズル６に設けた噴射口よ
シ噴射されることにより食器収納ケース８内に収納され
た食器類１０が噴射洗浄される。アーム状の洗浄ノズル
６はアーム端部に設けた推進噴射口より水を噴射するこ
とにより噴水口３を中心にして回転しながら洗浄を行な
う。

洗浄噴射後の洗浄水１２は再びシンク１内に滴下回収さ
れた後分岐管７を介して循環ポンプ２に吸込まれ、再び
噴水口３を介して洗浄ノズル６に加圧供給されるという
循環サイクルを連続して繰返す。ま、た洗浄水１２はこ
の循環サイクルの中で加熱ヒータ１３によシ所定の洗浄
温度まで加熱される。上記動作が所定時間実行された後
は排水弁６が開かれ、汚れた洗浄水１２は排水される。

上記洗浄工程、即ち、排水弁６閉→給水弁１１開→給水
弁１１閉→循環ポンプ２及び加熱ヒータ１３作動→排水
弁５開という一連の動作時間制御は、実施例ではプログ
ラムタイマ１５により自動的に行なわれるようになって
いるが、給水弁の開閉は手動で行なうような構成にして
も使用上差しつがえはない。

また洗浄水への洗剤供給は実施例では使用者の手により
行なう。

上記のようなプログラムタイマ１５を使用することによ
り、従来の全自動食器洗い機のプロセス制御と同様の制
御即ち、洗浄→すすぎ→加熱すすぎ丑での全工程の時間
制御も可能である。

上記の全工程の完了後、或いは食器洗浄装置として本装
置を使用しない時はシンク１内に設置していた食器収納
ケース８及びフタ９と洗浄ノズル６よりなる構成ユニッ
トを第２図に示すようにシンク１内より離脱し、調理台
１６上に置いて単なる食器収納カゴとして使用すること
ができるので特別に設置スペースを必要としない。なお
、第２図の状態ではシンク１は通常のシンクとして利用
することができるものである。

発明の効果 本発明の厨房装置は実施例からあきらかなように次のよ
う女すぐれた効果を奏している。

１　食器洗浄機としての特別に新たな設置スペースを必
要としない。

２　食器洗浄装置として使用しない間は単々る食器収納
カゴとして使用でき、どこにでも移動できるので邪宗に
なることはガい。

３　常時、シンク内に設置しておくのではなく、食器洗
浄時のみシンク内のスペースを利用するので、シンクを
使用する他の作業時において障害になることはない。

４　シンク内にて食器洗浄が行なわれるので、食器収納
ケースに完全な防水構造が要求されることはなく、水漏
れによる弊害はない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の厨房装置を示す断面図、第
２図は同装置の非洗浄時の断面図である。 １・・・・・・シンク、２・・・・・循環ポンプ、３・
・・・・・噴水口、４・・・　排水管、６・・・　排水
弁、６・・・・・洗浄ノズノペ８・・・食器収納ケース
、１０・・・・食器類、１２・・・・・・洗浄水。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 循環ポンプとその吐出口と連らなる噴水口と洗浄水の排
   水管及び排水弁とを設けたシンクと、前記噴水口に着脱
   自在に設けた洗浄ノズルと、この洗浄ノズルを覆うとと
   もに食器類を収納する食器収納ケースとを有し、前記シ
   ンク内に前記洗浄ノズルと食器収納ケースを着脱自在に
   配してなる厨房装置。