JPH01295059A - 自動変速装置 - Google Patents
自動変速装置Info
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- JPH01295059A JPH01295059A JP12329288A JP12329288A JPH01295059A JP H01295059 A JPH01295059 A JP H01295059A JP 12329288 A JP12329288 A JP 12329288A JP 12329288 A JP12329288 A JP 12329288A JP H01295059 A JPH01295059 A JP H01295059A
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- Japan
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- gear
- control pattern
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 48
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 239000000446 fuel Substances 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
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- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、機械式自動変速機を搭載し、マイクロプロセ
ッサによる電子制御を用いた自動車の自動変速装置に関
する。特に、本発明は大型自動車に適する装置であって
、車両の負荷状態に応じて異なる制御を行う自動変速装
置に関する。
ッサによる電子制御を用いた自動車の自動変速装置に関
する。特に、本発明は大型自動車に適する装置であって
、車両の負荷状態に応じて異なる制御を行う自動変速装
置に関する。
本発明は、プログラム制御による自動変速装置において
、 発進時に選択された変速機ギヤの種類にしたがって適用
する制御プログラムを選択することにより、 車両の負荷状態に応じて変速制御を行うことができるよ
うにしたものである。
、 発進時に選択された変速機ギヤの種類にしたがって適用
する制御プログラムを選択することにより、 車両の負荷状態に応じて変速制御を行うことができるよ
うにしたものである。
従来の電子制御機械式自動変速機は、変速レバーをドラ
イブレンジに操作し、発進時にアクセルペダルを踏み込
んだときに、初めてクラッチが接続しエンジンからの駆
動トルクを駆動輪に伝達する。このとき、駆動トルクの
伝達を滑らかにし車両速度が緩やかに変化するように半
クラツチ状態を経てクラッチの接続が行われる。走行時
の変速操作も同様に、エンジン回転速度、車両速度およ
びアクセルペダルの踏み込み量に応じて運転者が希望す
る車速になるように、必要な変速機ギヤの切換えが行わ
れるびにクラッチの接断制御が行われる。
イブレンジに操作し、発進時にアクセルペダルを踏み込
んだときに、初めてクラッチが接続しエンジンからの駆
動トルクを駆動輪に伝達する。このとき、駆動トルクの
伝達を滑らかにし車両速度が緩やかに変化するように半
クラツチ状態を経てクラッチの接続が行われる。走行時
の変速操作も同様に、エンジン回転速度、車両速度およ
びアクセルペダルの踏み込み量に応じて運転者が希望す
る車速になるように、必要な変速機ギヤの切換えが行わ
れるびにクラッチの接断制御が行われる。
本願出願人は、このような電子制御機械式クラッチを備
えた大型自動車で、積載荷重の相違によりあるいは発進
路面の傾斜により、発進時のギヤを第一速にするか第二
速にするかを運転者が選択できる装置を考案し実用新案
登録出願した(実願昭60−123118号)。この装
置は変速レバーをドライブレンジに入れると、第二速か
ら発進するように制御プログラムが組まれているが、運
転者が車両の積載量が大きいあるいは登り坂発進である
などで、第一速から発進することが必要であると判断し
たときには、変速レバーの近傍に設けられた第一速発進
用のボタンを押すことによって第一速から発進するよう
に設定されている。
えた大型自動車で、積載荷重の相違によりあるいは発進
路面の傾斜により、発進時のギヤを第一速にするか第二
速にするかを運転者が選択できる装置を考案し実用新案
登録出願した(実願昭60−123118号)。この装
置は変速レバーをドライブレンジに入れると、第二速か
ら発進するように制御プログラムが組まれているが、運
転者が車両の積載量が大きいあるいは登り坂発進である
などで、第一速から発進することが必要であると判断し
たときには、変速レバーの近傍に設けられた第一速発進
用のボタンを押すことによって第一速から発進するよう
に設定されている。
しかし、この従来装置は第一速が選択されて発進する場
合と第二速から発進する場合とで、発進時のギヤが異な
るだけで、変速パターンを変更するものではなく、第二
速と第三速との変速点、あるいはそれ以上の変速点につ
いては、発進時に選択設定される変速機ギヤにかかわら
ず同一である。
合と第二速から発進する場合とで、発進時のギヤが異な
るだけで、変速パターンを変更するものではなく、第二
速と第三速との変速点、あるいはそれ以上の変速点につ
いては、発進時に選択設定される変速機ギヤにかかわら
ず同一である。
ところが大型トラックを用いて種々の積載条件で試験走
行を行ったところ、積載量が大きいまたは登り坂発進の
場合などエンジン負荷が大きくなる場合には、第二速か
ら第三速への変速点もしくは第三速から第四速への変速
点は、エンジン負荷が小さい場合にくらべて車両速度の
高速側にしないと、車両の牽引力が不足して加速性能が
良くないことがわかった。
行を行ったところ、積載量が大きいまたは登り坂発進の
場合などエンジン負荷が大きくなる場合には、第二速か
ら第三速への変速点もしくは第三速から第四速への変速
点は、エンジン負荷が小さい場合にくらべて車両速度の
高速側にしないと、車両の牽引力が不足して加速性能が
良くないことがわかった。
一方、自動変速装置の変速パターンを三種類用意し、走
行目的に応じて選択使用できる技術が特開昭48−14
033号公報に開示されている。これは、異なる三種の
走行状況に理想的に適応する三種の変速パターンを用意
しておく内容であり、市街地走行や山道走行などの走行
状況に応じて随時切り換えて選択使用することにより、
快適なかつ効率的な走行を可能にするものである。しか
し上記公報には、変速パターンの切換えを運転操作と連
動してどのように行うかについての具体的な開示はない
。
行目的に応じて選択使用できる技術が特開昭48−14
033号公報に開示されている。これは、異なる三種の
走行状況に理想的に適応する三種の変速パターンを用意
しておく内容であり、市街地走行や山道走行などの走行
状況に応じて随時切り換えて選択使用することにより、
快適なかつ効率的な走行を可能にするものである。しか
し上記公報には、変速パターンの切換えを運転操作と連
動してどのように行うかについての具体的な開示はない
。
本発明は、このような従来の問題点を解決するもので、
エンジン負荷の大きさにしたがって最適な変速パターン
を自動的に選択することができる自動変速装置を提供す
ることを目的とする。
エンジン負荷の大きさにしたがって最適な変速パターン
を自動的に選択することができる自動変速装置を提供す
ることを目的とする。
本発明は、負荷が大きいときに適する第一の変速制御パ
ターンと、負荷が小さいときに適する第二の変速制御パ
ターンとを用意し、発進時に第一速が選択されたときに
は上記第一の変速制御パターンを選択適用し、発進時に
第二速が選択されたときには上記第二の変速制御パター
ンを選択適用する手段を含むことを特徴とする。
ターンと、負荷が小さいときに適する第二の変速制御パ
ターンとを用意し、発進時に第一速が選択されたときに
は上記第一の変速制御パターンを選択適用し、発進時に
第二速が選択されたときには上記第二の変速制御パター
ンを選択適用する手段を含むことを特徴とする。
本発明は、あらかじめ車両の負荷が大きいときに適する
変速制御パターンと、車両の負荷が小さいときに適する
変速制御パターンとが少なくとも三種類用意される。こ
の車両の負荷状態は、運転者が発進時に選択する変速機
ギヤにより自動的に判断される。
変速制御パターンと、車両の負荷が小さいときに適する
変速制御パターンとが少なくとも三種類用意される。こ
の車両の負荷状態は、運転者が発進時に選択する変速機
ギヤにより自動的に判断される。
すなわち、発進時のギヤが第一速に選択された場合には
車両の負荷が大きいものとして、第二速以降の変速につ
いても負荷の大きい場合に適する変速が行われる。すな
わち、エンジン負荷が大きい場合の第一の変速制御パタ
ーンでは第二速以降の変速点は車両速度の高速側になる
。したがって円滑な変速操作を行うことができる。第二
速による発進が選択された場合には、第三速以降の変速
点は車両速度の低速側になるから、燃料消費量が少な(
なり、騒音が小さくなる。
車両の負荷が大きいものとして、第二速以降の変速につ
いても負荷の大きい場合に適する変速が行われる。すな
わち、エンジン負荷が大きい場合の第一の変速制御パタ
ーンでは第二速以降の変速点は車両速度の高速側になる
。したがって円滑な変速操作を行うことができる。第二
速による発進が選択された場合には、第三速以降の変速
点は車両速度の低速側になるから、燃料消費量が少な(
なり、騒音が小さくなる。
本発明は上記先行技術(特開昭48−14033号公報
)とは、車両の負荷状態の検出を発進時に運転者により
選択設定される変速機ギヤにより自動的に行うところが
相違しこの点に特徴がある。
)とは、車両の負荷状態の検出を発進時に運転者により
選択設定される変速機ギヤにより自動的に行うところが
相違しこの点に特徴がある。
この発進時の変速機のギヤ位置検出は、変速機にスイッ
チセンサを設ける、プログラム制御回路の中で検知プロ
グラムのステップを設ける、その他の方法により行うこ
とができる。
チセンサを設ける、プログラム制御回路の中で検知プロ
グラムのステップを設ける、その他の方法により行うこ
とができる。
以下、本発明の実施例方式を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。第1図において、この装置は電子回路によるプログ
ラム制御手段として、マイクロプロセッサ1およびこの
マイクロプロセッサ1に接続された入出力装置2とを備
える。この装置はエンジン12の動力伝達軸に設けられ
た機械式クラッチ8と、この機械式クラッチ8とプロペ
ラシャフト6との間に設けられた変速機5とを備える。
る。第1図において、この装置は電子回路によるプログ
ラム制御手段として、マイクロプロセッサ1およびこの
マイクロプロセッサ1に接続された入出力装置2とを備
える。この装置はエンジン12の動力伝達軸に設けられ
た機械式クラッチ8と、この機械式クラッチ8とプロペ
ラシャフト6との間に設けられた変速機5とを備える。
さらにこの装置には、上記エンジンの回転速度を検出す
る回転センサ13と、この自動車の車両速度すなわちプ
ロペラシャフト6の回転速度を検出する速度センサ7と
、アクセルペダル3のストロークを検出するストローク
センサ4と、変速機5のギヤ位置を検出する位置センサ
11とを備え、このらの各センサの出力は入力装置2に
接続されて、その出力情報はマイクロプロセッサ1に取
り込まれる。さらにこの装置は上記クラッチ8を接断制
御するアクチュエータ9と、このアクチュエータ9に送
る流体圧力を開閉制御する電磁弁10と、変速機5のギ
ヤ位置を設定制御する変速機制御機構16とこの制御機
構16に送る二つの流体圧力を開閉制御する二つの電磁
弁16および17とを備える。これらの電磁弁10.1
6.17の開閉制御信号は入出力装置2からマイクロプ
ロセッサ1の制御により与えられる。また、運転席に設
けられた変速レバー19の指示人力と、この変速レバー
19の近傍に設けられ運転者が操作する第一速発進指示
スイッチ15の指示入力とは、入出力装置2に接続され
てマイクロプロセッサ1に取り込まれる。
る回転センサ13と、この自動車の車両速度すなわちプ
ロペラシャフト6の回転速度を検出する速度センサ7と
、アクセルペダル3のストロークを検出するストローク
センサ4と、変速機5のギヤ位置を検出する位置センサ
11とを備え、このらの各センサの出力は入力装置2に
接続されて、その出力情報はマイクロプロセッサ1に取
り込まれる。さらにこの装置は上記クラッチ8を接断制
御するアクチュエータ9と、このアクチュエータ9に送
る流体圧力を開閉制御する電磁弁10と、変速機5のギ
ヤ位置を設定制御する変速機制御機構16とこの制御機
構16に送る二つの流体圧力を開閉制御する二つの電磁
弁16および17とを備える。これらの電磁弁10.1
6.17の開閉制御信号は入出力装置2からマイクロプ
ロセッサ1の制御により与えられる。また、運転席に設
けられた変速レバー19の指示人力と、この変速レバー
19の近傍に設けられ運転者が操作する第一速発進指示
スイッチ15の指示入力とは、入出力装置2に接続され
てマイクロプロセッサ1に取り込まれる。
このマイクロプロセッサ1には、上記回転センサ13の
出力から得られるエンジンの回転速度情報、上記速度セ
ンサ7から得られる車両速度情報、および上記ストロー
クセンサ4から得られるアクセルペダルの変位量を取り
込み、上記変速機5の選択および上記クラッチ8の接断
を制御するプログラム制御手段を備えている。
出力から得られるエンジンの回転速度情報、上記速度セ
ンサ7から得られる車両速度情報、および上記ストロー
クセンサ4から得られるアクセルペダルの変位量を取り
込み、上記変速機5の選択および上記クラッチ8の接断
を制御するプログラム制御手段を備えている。
ここで上記第一速発進指示スイッチ15は本発明の構成
の要素であり、発進時の変速機ギヤが運転者により第一
速または第二速のいずれに選択されたかを検知する検知
手段を構成する。すなわち、この第一速発進指示スイッ
チ15が操作されたときには、積載荷重が大きいあるい
は登り坂発進であるなど、運転者が第一速発進を指示し
たものであり、発進時の変速機ギヤが第一速に設定され
る。
の要素であり、発進時の変速機ギヤが運転者により第一
速または第二速のいずれに選択されたかを検知する検知
手段を構成する。すなわち、この第一速発進指示スイッ
チ15が操作されたときには、積載荷重が大きいあるい
は登り坂発進であるなど、運転者が第一速発進を指示し
たものであり、発進時の変速機ギヤが第一速に設定され
る。
この第一速発進指示スイッチ15が操作されないときに
は、積載荷重が小さくあるいは通常の路面であり、発進
時の変速機ギヤは第二速に設定される。
は、積載荷重が小さくあるいは通常の路面であり、発進
時の変速機ギヤは第二速に設定される。
上記マイクロプロセッサ1のプログラム制御手段には、
負荷が大きいときに適する第一の変速制御パターン21
と、負荷が小さいときに適する第二の変速制御パターン
22とが用意され、上記検知手段の検知出力にしたがっ
て第一速が選択されたときには上記第一の変速制御パタ
ーン21を選択適用し、第二速が選択されたときには上
記第二の変速制御パターン22を選択適用する手段を含
む。
負荷が大きいときに適する第一の変速制御パターン21
と、負荷が小さいときに適する第二の変速制御パターン
22とが用意され、上記検知手段の検知出力にしたがっ
て第一速が選択されたときには上記第一の変速制御パタ
ーン21を選択適用し、第二速が選択されたときには上
記第二の変速制御パターン22を選択適用する手段を含
む。
第一の変速制御パターン21は、低速ギヤから高速ギヤ
への変速点がこれと対応する第二の変速制御パターンの
変速点より車両速度の高速側に設けられ、さらに、第一
の変速制御パターン21は、第二速から第三速への変速
点および第三速から第四速への変速点がそれぞれ第二の
変速制御パターン22の対応する変速点より車両速度の
高速側に設けられている。
への変速点がこれと対応する第二の変速制御パターンの
変速点より車両速度の高速側に設けられ、さらに、第一
の変速制御パターン21は、第二速から第三速への変速
点および第三速から第四速への変速点がそれぞれ第二の
変速制御パターン22の対応する変速点より車両速度の
高速側に設けられている。
プログラム制御されるマイクロプロセッサ1は、クラッ
チ8の接断制御において、ストロークセンサ4が検出し
たアクセルペダル3の変位壷および回転速度検出センサ
7が検出したプロペラシャフト6の回転速度情報を入力
し、プロペラシャフト6の回転速度が緩やかに変化する
ようにクラッチ8の接続状態を制御する。
チ8の接断制御において、ストロークセンサ4が検出し
たアクセルペダル3の変位壷および回転速度検出センサ
7が検出したプロペラシャフト6の回転速度情報を入力
し、プロペラシャフト6の回転速度が緩やかに変化する
ようにクラッチ8の接続状態を制御する。
第2図は、車両速度とアクセルペダルの踏み込み量とに
より変化する自動変速線の一例を示す図である。
より変化する自動変速線の一例を示す図である。
第2図において、横軸は車両速度、縦軸はアクセルペダ
ルの踏み込み量である。ここでは変速機が低速ギヤから
高速ギヤへ切り換えられるアップシフト線のみを示し、
高速ギヤから低速ギヤへ切り換えられるヒステリシスを
持たせたダウンシフト線は省略している。
ルの踏み込み量である。ここでは変速機が低速ギヤから
高速ギヤへ切り換えられるアップシフト線のみを示し、
高速ギヤから低速ギヤへ切り換えられるヒステリシスを
持たせたダウンシフト線は省略している。
本発明の特徴とするところは、選択スイッチ15により
選択される発進時の変速機ギヤが第一速であるかあるい
は第二速であるかにより、変速点が異なる別の制御プロ
グラムを用意するところにある。
選択される発進時の変速機ギヤが第一速であるかあるい
は第二速であるかにより、変速点が異なる別の制御プロ
グラムを用意するところにある。
すなわち、発進時の変速機ギヤが第一速に設定された場
合には、実線で示す自動変速線に従って変速が行われる
。第2図の■ないし■はそれぞれ第一速ないし第四速の
領域を示す。発進時の変速機ギヤが第二速に設定された
場合には、−点鎖線で示す自動変速線に従って変速が行
われる。第2図の口ないし印はそれぞれ第二速ないし第
四速の領域を示す。
合には、実線で示す自動変速線に従って変速が行われる
。第2図の■ないし■はそれぞれ第一速ないし第四速の
領域を示す。発進時の変速機ギヤが第二速に設定された
場合には、−点鎖線で示す自動変速線に従って変速が行
われる。第2図の口ないし印はそれぞれ第二速ないし第
四速の領域を示す。
このような実線で示す自動変速線と一点鎖線で示す自動
変速線の違いは、発進時の変速機が第一速に設定された
場合には、それが第二速に設定された場合に比べて、第
二速から第三速および第三速から第四速への自動変速線
が車両速度の高速側に移動していることにある。すなわ
ち、車両の負荷が大きく発進時の変速機を第一速に設定
した場合には、エンジンの回転速度が比較的高い(車両
速度が大きい)変速点でギヤシフトが行われることにな
り、必要な加速力が得られる。
変速線の違いは、発進時の変速機が第一速に設定された
場合には、それが第二速に設定された場合に比べて、第
二速から第三速および第三速から第四速への自動変速線
が車両速度の高速側に移動していることにある。すなわ
ち、車両の負荷が大きく発進時の変速機を第一速に設定
した場合には、エンジンの回転速度が比較的高い(車両
速度が大きい)変速点でギヤシフトが行われることにな
り、必要な加速力が得られる。
また、車両の負荷が小さく発進時の変速機を第二速に設
定した場合には、エンジンの回転速度が比較的低い(車
両速度が遅い)変速点でギヤシフトが行われるので、騒
音を低減でき走行距離に対する燃料消費量が経済化され
る。
定した場合には、エンジンの回転速度が比較的低い(車
両速度が遅い)変速点でギヤシフトが行われるので、騒
音を低減でき走行距離に対する燃料消費量が経済化され
る。
第2図ではダウンシフト線は煩雑になるので省略されて
いるが、アップシフト線にヒステリシスをもたせて、そ
れぞれのパターンについてダウンシフト線が設定される
。
いるが、アップシフト線にヒステリシスをもたせて、そ
れぞれのパターンについてダウンシフト線が設定される
。
上記例では発進時に選択されたギヤをスイッチにより検
出するように説明したが、シフトレバ−の選択状態はマ
イクロプロセッサ制御回路に取り込まれているので、そ
の制御回路内部でプログラムによりこれを検知するよう
に構成し、これを検知する手段として同様に本発明を実
施することができる。
出するように説明したが、シフトレバ−の選択状態はマ
イクロプロセッサ制御回路に取り込まれているので、そ
の制御回路内部でプログラムによりこれを検知するよう
に構成し、これを検知する手段として同様に本発明を実
施することができる。
本発明は、以上説明したように、発進時に運転者により
選択設定される変速機ギヤに応じて、自動変速の制御プ
ログラムを自動的に切り換えることができる。すなわち
、発進時の変速機が第一速に選択されたならば、車両の
負荷が大きい場合であると判断され、変速点が車両速度
の高速側にシフトされるので、発進時の変速機が第二速
に設定される通常の状態に比べて、変速操作およびその
後の加速性が改善される。したがって、■ 負荷に適す
る快適走行を行うことができ、■ 燃料消費量が経済化
され、 ■ 騒音が軽減される 効果がある。本発明の装置は運転者が特別のスイッチな
どの切換操作を行う必要がなく、発進時のギヤの選択に
連動して自動的に変速パターンが選択設定される優れた
特徴がある。
選択設定される変速機ギヤに応じて、自動変速の制御プ
ログラムを自動的に切り換えることができる。すなわち
、発進時の変速機が第一速に選択されたならば、車両の
負荷が大きい場合であると判断され、変速点が車両速度
の高速側にシフトされるので、発進時の変速機が第二速
に設定される通常の状態に比べて、変速操作およびその
後の加速性が改善される。したがって、■ 負荷に適す
る快適走行を行うことができ、■ 燃料消費量が経済化
され、 ■ 騒音が軽減される 効果がある。本発明の装置は運転者が特別のスイッチな
どの切換操作を行う必要がなく、発進時のギヤの選択に
連動して自動的に変速パターンが選択設定される優れた
特徴がある。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック構成図。
第2図は自動変速線を示す図。
1・・・マイクロプロセッサ、2・・・入出力装置、3
・・・アクセルペダル、4・・・ストロークセンサ、5
・・・変速機、6・・・プロペラシャフト、7・・・回
転速度検出センサ、8・・・クラッチ、9・・・アクチ
ュエータ、10・・・電磁弁、11・・・変速機位置セ
ンサ、12・・・エンジン、13・・・回転速度センサ
、14・・・インジェクションポンプ、15・・・第一
速発進指示スイッチ、19・・・変速レバー。 特許出願人 日野自動車工業株式会社 。 代理人 弁理士 井 出 直 孝1、”、’、”、’
+ (:;・、1、1、 扇 1 図
・・・アクセルペダル、4・・・ストロークセンサ、5
・・・変速機、6・・・プロペラシャフト、7・・・回
転速度検出センサ、8・・・クラッチ、9・・・アクチ
ュエータ、10・・・電磁弁、11・・・変速機位置セ
ンサ、12・・・エンジン、13・・・回転速度センサ
、14・・・インジェクションポンプ、15・・・第一
速発進指示スイッチ、19・・・変速レバー。 特許出願人 日野自動車工業株式会社 。 代理人 弁理士 井 出 直 孝1、”、’、”、’
+ (:;・、1、1、 扇 1 図
Claims (3)
- 1.エンジンの動力伝達軸に設けられた機械式クラッチ
と、 この機械式クラッチと車軸との間に設けられた変速機と
、 上記エンジンの回転速度、車両速度およびアクセルペダ
ルの変位量を取り込み、上記変速機の選択および上記ク
ラッチの接断をマイクロプロセッサによりプログラム制
御する制御手段と、 発進時の変速機ギヤが運転者により第一速または第二速
のいずれに選択されたかを検知する検知手段と を備えた自動変速装置において、 上記制御手段には、負荷が大きいときに適する第一の変
速制御パターンと負荷が小さいときに適する第二の変速
制御パターンとが用意され、上記検知手段の検知出力に
したがって第一速が選択されたときには上記第一の変速
制御パターンを選択適用し、第二速が選択されたときに
は上記第二の変速制御パターンを選択適用する手段を含
むことを特徴とする自動変速装置。 - 2.第一の変速制御パターンは、低速ギヤから高速ギヤ
への変速点がこれと対応する第二の変速制御パターンの
変速点より車両速度の高速側に設けられた請求項1記載
の自動変速装置。 - 3.第一の変速制御パターンは、第二速から第三速への
変速点および第三速から第四速への変速点がそれぞれ第
二の変速制御パターンの対応する変速点より車両速度の
高速側に設けられた請求項1または2記載の自動変速装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63123292A JPH0668322B2 (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | 自動変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63123292A JPH0668322B2 (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | 自動変速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01295059A true JPH01295059A (ja) | 1989-11-28 |
JPH0668322B2 JPH0668322B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=14856935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63123292A Expired - Lifetime JPH0668322B2 (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | 自動変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0668322B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6269654U (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-01 | ||
JPS62143851U (ja) * | 1986-03-07 | 1987-09-10 |
-
1988
- 1988-05-19 JP JP63123292A patent/JPH0668322B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6269654U (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-01 | ||
JPS62143851U (ja) * | 1986-03-07 | 1987-09-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0668322B2 (ja) | 1994-08-31 |
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