JPH0585773B2 - - Google Patents

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JPH0585773B2
JPH0585773B2 JP61079619A JP7961986A JPH0585773B2 JP H0585773 B2 JPH0585773 B2 JP H0585773B2 JP 61079619 A JP61079619 A JP 61079619A JP 7961986 A JP7961986 A JP 7961986A JP H0585773 B2 JPH0585773 B2 JP H0585773B2
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JP
Japan
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clutch
gear
vehicle
engine
transmission
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Application number
JP61079619A
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English (en)
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JPS62238131A (ja
Inventor
Kyohito Murata
Fumihiro Ushijima
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP61079619A priority Critical patent/JPS62238131A/ja
Publication of JPS62238131A publication Critical patent/JPS62238131A/ja
Publication of JPH0585773B2 publication Critical patent/JPH0585773B2/ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は車両用自動変速装置に関するものであ
る。
従来技術および問題点 同期噛合式歯車列を有する有段変速機のギア段
をアクチユエータにより切り換える形式の車両用
自動変速装置が考えられている。このような形式
の自動変速装置によれば、手動変速機と同等の燃
費を得ることができる。
しかしながら、斯る自動変速装置の自動シフト
操作の際には、アクセルの踏み込み状態を変える
ことなく、予め定められた作動順序に従い、たと
えば、スロツトル弁が閉じられてエンジンの出力
が一時的に低下させられ且つ有段変速機の入力軸
とエンジンとを連結するクラツチが解放状態とさ
れた後、アクチユエータにより有段変速機のギア
段が切り換えられ、そしてクラツチが再び係合状
態とされた後、スロツトル弁が元の開度に戻され
る。このため、クラツチが係合状態のままエンジ
ンの出力が低下させられて一時的なエンジンブレ
ーキ作用による所謂おじぎ現象が生じる場合があ
つた。また、上記クラツチの解放期間、すなわち
エンジンの動力伝達が遮断される期間が比較的長
くなつて、変速感が損なわれる不都合があつた。
或いは、上記クラツチの解放期間を可及的に短く
しようとすると、複雑かつ微妙なタイミング制御
が必要となる欠点があつた。さらに、クラツチの
接続によるエンジンブレーキが過大となつて運転
性が阻害されたり、或いはエンジンブレーキが過
小となつてアクセルワークによる走行制御可能範
囲が小さく、ブレーキ操作の頻度が高くなつたり
するという不都合があつた。
問題点を解決するための第1の手段 本発明は以上の事情を背景として為されたもの
であり、その要旨とするところは、同期噛合式歯
車列を有する有段変速機のギア段をアクチユエー
タにより自動的に切り換える形式の車両用自動変
速装置であつて、(1)車両のエンジンと前記有段変
速機との間に設けられ、そのエンジンの動力伝達
方向にのみ動力を伝達する一方向クラツチを有す
る第1クラツチと、(2)車両のエンジンと前記有段
変速機との間において前記第1クラツチと並列に
設けられたエンジンブレーキ用の第2クラツチ
と、(3)前記車両の加速操作量が略零であるにも拘
わらず車両に所定以上の加速が生じる状態である
か否かに基づいてエンジンブレーキを必要とする
車両状態を判定するエンジンブレーキ判定手段
と、(4)そのエンジンブレーキ判定手段により車両
のエンジンブレーキを必要とすると判断された場
合には、前記有段変速機において自動的に切り換
えられるギア段のうち、最低速ギア段を除く少な
くとも一つのギア段において前記第2クラツチを
作動させる制御手段とを、含むことにある。
作用および第1発明の効果 このようにすれば、第1クラツチに一方向クラ
ツチが設けられているので、たとえ第1クラツチ
の係合状態のときにエンジン出力が低下させられ
ても、エンジンブレーキ作用が発生せず所謂おじ
ぎ現象が全く解消される。また、車両の走行中に
おいて第1クラツチの係合状態のままでエンジン
出力を一次的に低下させている間にアクチユエー
タにより有段変速機のギア段を切り換えることが
できるので、クラツチの解放および係合制御のた
めの時間が不要となつてシフト時間が短縮され、
変速感が好適に改善されるのである。また、クラ
ツチを解放および係合させるための複雑且つ微妙
なタイミング制御が不要となるのである。
しかも、エンジンブレーキ判定手段により、車
両の加速操作量が略零であるにも拘わらず車両に
所定以上の加速が生じる状態であるか否かに基づ
いてエンジンブレーキを必要とする車両状態が判
定された場合には、制御手段により、有段変速機
において自動的に切り換えられるギア段のうち、
最低速ギア段を除く少なくとも一つのギア段にお
いて前記第2クラツチが作動させられるので、適
切なエンジンブレーキが自動的に発生させられて
アクセル操作だけで車両の走行を制御することが
できる一方、エンジンブレーキを必要としないと
きには一方向クラツチの作用による惰行走行によ
り燃費が改善される。また、上記制御手段により
第1速ギア段ではエンジンブレーキ作用の発生が
防止されるので、過大なエンジンブレーキ作用に
よる運転性の阻害が解消される。
上記有段変速機は、好ましくは、第1速乃至第
4速の前進4段あるいは第1速乃至第5速の前進
5段のギア段を備えており、前記制御装置は第2
速あるいは第3速のギア段において一定の条件下
で第2クラツチを作動させ、また第3速あるいは
第4速以上のギア段において前記第2クラツチを
常時作動させる。通常第3速あるいは第4速以上
のギア段では、有段変速機の変速時に第2クラツ
チを断続しても変速違和感が殆ど生じないのであ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を示す図面に基づいて
詳細に説明する。
第1図において、車両のエンジン10の動力は
クラツチ装置12、有段の変速機14、および図
示しない差動装置などを経て駆動輪へ伝達される
ようになつている。
クラツチ装置12は、エンジン10のクランク
軸16と変速機14の入力軸18との間に設けら
れており、クランク軸16と入力軸18との間を
エンジン10から変速機14に向かう方向にのみ
動力を伝達する一方向クラツチ20を有する第1
クラツチ22と、クランク軸16と入力軸18と
の間を直接的に連結する第2クラツチ24とを並
列的に備えている。
すなわち、第2図に詳しく示すように、クラン
ク軸16には第1クラツチ22、第2クラツチ2
4、および入力軸18の軸端を収容するクラツチ
ケース26が固定されている。入力軸18とクラ
ツチケース26とは相対回転可能に設けられてお
り、その入力軸18には第2ダンパ28を介して
第2ロータ30を支持する第2ハブ32がスプラ
イン嵌合されている。また、第2ハブ32の外周
面には一方向クラツチ20を介して第1ハブ34
が相対回転可能に設けられており、この第1ハブ
34により第1ロータ38が第1ダンパ36を介
して支持されている。前記クラツチケース26内
には、第1ロータ38および第2ロータ30の間
に位置する環状の摩擦プレート40が固設される
とともに、その摩擦プレート40との間で第1ロ
ータ38を挟圧するための押圧プレート42が軸
方向に移動可能に設けられている。また、クラツ
チケース26内の変速機14側部分には、後述の
油圧制御回路130から油路44を通して供給さ
れる作動油圧が作用させられることにより軸方向
へ移動する第1ピストン46が設けられており、
押圧プレート42はこの第1ピストン46によつ
て押圧されるようになつている。更に、クラツチ
ケース26内のエンジン10側部分には他の油路
48を通して供給される作動油圧が作用させられ
ることにより軸方向へ移動する第2ピストン50
が配設されており、この第2ピストン50と摩擦
プレート40との間で前記第2ロータ30を挟圧
するようになつている。なお、52はベアリング
であり、54はオイルシールである。
第1図に戻つて、変速機14には、その入力軸
18の延長線上に出力軸56が同心に設けられて
おり、またそれらと平行に、連結ギア60,62
を介して入力軸18により回転駆動されるカウン
タ軸58が設けられている。カウンタ軸58に
は、出力軸56上に相対回転可能に設けられた第
1ギア64、第2ギア66、第3ギア68とそれ
ぞれ噛み合うギア70,72,74が固定されて
おり、第3ギア68、第2ギア66、第1ギア6
4はそれらの回転速度が入力軸18よりも低くか
つ互いに順次低くなるように回転駆動される。出
力軸56には、それを第2ギア66または第1ギ
ア64と連結するために第1油圧シリンダ76に
よつて作動させられる第1同期装置78、第3ギ
ア68または入力軸18と連結するために第2油
圧シリンダ80によつて作動させられる第2同期
装置82がそれぞれ設けられている。したがつ
て、第1同期装置78において、第1油圧シリン
ダ76によつてスリーブ86が図中の右方へ移動
させられることにより出力軸56と第1ギア64
とが連結されると変速機14が第1速ギア段にシ
フトされるが、スリーブ86が図中の左方へ移動
させられることにより出力軸56と第2ギア66
とが連結されると変速機14が第2速ギア段にシ
フトされる。また、第2同期装置82において、
第2油圧シリンダ80によつてスリーブ87が図
中右方へ移動させられることにより出力軸56と
第3ギア68とが連結されると変速機14が第3
速ギア段にシフトされるが、スリーブ87が図中
左方へ移動させられることにより出力軸56と入
力軸18とが連結されると変速機14が第4速ギ
ア段にシフトされる。なお、変速機14には、図
示しない油圧シリンダと、この油圧シリンダによ
つて後進ギア段および第5速へ切り換えられる歯
車列とが配設されており、車両が後進させられ或
いは第5速で走行させられるようになつている。
上記同期装置78および82は良く知られた構
造にそれぞれ構成されており、第1同期装置78
は、たとえば第3図に示すように、出力軸56に
固設されたハブ84、このハブ84と軸方向の移
動可能かつ軸まわりの相対回転不能に設けられて
第1油圧シリンダ76により駆動されるスリーブ
86、スリーブ86の内周側においてこれととも
に移動可能に設けられたキー88、そのキー88
を外周側へ付勢するスプリング90、第1ギア6
4に形成されたクラツチギア92、およびスリー
ブ86とクラツチギア92との間に設けられた同
期リング94などから構成されており、スリーブ
86がキー88を介して同期リング94を押しつ
けるとその同期リング94と第1ギア64に形成
されたコーン部96との摩擦によりハブ84とク
ラツチギア92との回転が同期させられてその後
にスリーブ86がさらに移動させられてクラツチ
ギア92と噛み合うようになつている。
前記エンジン10にはその回転速度を検出する
ためのエンジン回転センサ100が設けられてお
り、エンジン10の回転速度Neに対応した回転
信号SEがコントローラ102へ供給される。車
両のアクセルペダル104にはその操作量Accを
検出するためのアクセルセンサ106が設けられ
ており、そのアクセル操作量を表すアクセル信号
SAがコントローラ102へ供給される。出力軸
56の近傍には車速センサ108が設けられてお
り、出力軸56の回転速度、すなわち車速Vに対
応した信号SVがコントローラ102へ供給され
る。入力軸18の近傍には入力軸回転センサ11
0が設けられており、入力軸18の回転速度Nio
に対応した信号SIがコントローラ102へ供給さ
れる。変速機14には実際のギア段を検出するた
めのギア段センサ112が設けられており、実際
のギア段を表す信号SGがコントローラ102へ
供給される。さらに、車両のシフトレバー114
にはその操作位置を検出するための操作位置セン
サ116およびモード切換スイツチ117が設け
られており、シフトレバー114の操作位置を表
す信号SLおよび指定されたモードを表す信号SM
がコントローラ102へ供給される。このシフト
レバー114は、P(パーキング)レンジ、R(リ
バース)レンジ、N(ニユートラル)レンジの他
に、車両を先進させるためのD(ドライブ)レン
ジ、4レンジ、3レンジ、2レンジ、L(ロー)
レンジへ択一的に操作されるものである。また、
上記モード切換スイツチ117は自動運転モード
と手動運転モードとを切り換えるものである。上
記シフトレバー114がDレンジから4レンジ乃
至Lレンジの何れかへ操作されたことによつても
手動運転モードが得られ、この手動運転モードで
は、自動的に変速されるギア段の内、最高速側ギ
ア段がシフトレバー114の操作位置に対応する
ギア段に制限される。たとえば、Dレンジでは第
1速乃至第5速の範囲で、4レンジでは第1速乃
至第4速の範囲で、3レンジでは第1速乃至第3
速の範囲で、2レンジでは第1速乃至第2速の範
囲でギア段が切り換えられるが、Lレンジでは第
1速のみに限定されるのである。
コントローラ102は、RAM118,ROM
120,CPU122、入力インタフエース12
4、および出力インタフエース126などを含む
所謂マイクロコンピユータであつて、本実施例の
制御装置に相当する。上記CPU122は、RAM
118の記憶機能を利用しつつROM120に予
め記憶されたプログラムにしたがつて入力信号を
処理し、スロツトルアクチユエータ128に駆動
信号BDを出力するとともに、前記クラツチ装置
12および変速機14を作動させるために、油圧
制御回路130の電磁弁132,134,13
6,138へ駆動信号をそれぞれ供給する。この
油圧制御回路130はエンジン10などによつて
駆動される油圧ポンプを含み、電磁弁132,1
34,136,138の作動に応答して作動油圧
を第1油圧シリンダ76、第2油圧シリンダ8
0、第1クラツチ22、第2クラツチ24へそれ
ぞれ供給する。 エンジン10の吸気配管に設け
られたスロツトル弁140は上記スロツトルアク
チユエータ128によつて駆動されるようになつ
ており、通常はコントローラ102からの駆動信
号BDにしたがつてアクセル操作量に対応したス
ロツトル弁開度θとなるように駆動される。前記
電磁弁132および134はそれぞれ第1油圧シ
リンダ76および第2油圧シリンダ80を駆動す
るためのものであつて、作動時には所定の変速機
14のギア段を得るための油圧を該当する油圧シ
リンダへ供給する。また、前記電磁弁136およ
び138はそれぞれ第1クラツチ22および第2
クラツチ24を係合制御するものであつて、作動
時にはクラツチを係合状態とするための油圧を供
給する。
次に、本実施例の作動を説明する。
コントローラ102において、CPU122は、
発進制御、ニユートラル制御、エンジンブレーキ
制御、変速制御などの制御態様を車両状態パラメ
ータにしたがつて選択するが、以下エンジンブレ
ーキ制御作動および変速制御作動について説明す
る。
第4図のフローチヤートは車両が走行中に選択
されるルーチンであつて、図示しないステツプに
より常時第1クラツチ22が係合状態に維持され
てエンジン10の動力が第1クラツチ22を介し
て伝達されるようになつている。先ず、ステツプ
S0において前記信号SAに基づいてアクセルペダ
ル104の操作量(スロツトル弁140の開度
θ)が読み込まれるとともに、車速センサ108
からの信号SVに基づいて車速Vが読み込まれる。
そして、ステツプS1が実行されることにより、
ROM120に予め記憶された複数の変速パター
ンの内現在のギア段に対応した変速パターンが選
択され、その変速パターンから実際の車速および
アクセルペダル操作量などに基づいて、車両に必
要なギア段を得るためのシフト指令を出す。この
変速パターンは、従来の車両用自動変速機(所謂
オートマテイツクトランスミツシヨン)において
用いられているものと同様のものである。
ステツプS1において、上記シフト指令があつ
たと判断された場合には、ステツプS2が実行さ
れて第2クラツチ24が係合状態であるか否か、
すなわちエンジンブレーキ状態であるか否かが判
断される。ステツプS2において第2クラツチ2
4が係合状態でないと判断された場合には、
CPU122は、ステツプS3,S4,S5を実
行することにより、現在のギア段からシフト指令
に基づく所定のギア段へ予め定められた一定の順
序にしたがつて切り換える。たとえば、第2速の
ギア段にて走行中にアツプシフトのシフト指令が
出された場合には、先ずステツプS3が実行され
ることによりスロツトルアクチユエータ128へ
の駆動信号BDが停止されてスロツトル弁140
が閉じられる。次いで、ステツプS4が実行され
て第1油圧シリンダ76がスリーブ86が中立位
置へ移動させるように電磁弁132が作動させら
れた後、第2油圧シリンダ80がスリーブ87を
第3ギヤ側へ移動させるように電磁弁134が作
動させられて、変速機14が第3ギア段へシフト
させられる。このときのシフト作動はエンジン1
0の回転速度Neが予めギア段毎に定められた一
定の値Nesを下回つたことが確認されたときに開
始されるようになつている。このシフト作動の開
始による第2周期装置82の同期作用により、入
力軸18の回転速度がたとえば4000rpmから
2000rpmへ低下させられて出力軸56と第3ギア
68との連結が完了する。そして、ステツプS5
が実行されてスロツトルアクチユエータ128へ
駆動信号BDが再び供給されて、スロツトル弁1
40がアクセルペダル104の操作量に対応した
開度とされる。第5図はこの場合のスロツトル弁
開度θ、入力軸18のトルク、入力軸18の回転
速度Ni、エンジン10の回転速度Neの変化を示
すものであり、図に示すように、一方向クラツチ
20の滑りによりエンジン10の回転速度Neが
入力軸18の回転速度Niを下回ることができる。
このため、たとえ第1クラツチ22の解放前に
エンジン10の出力が低下してもエンジンブレー
キ作用が発生せず所謂おじぎ現象が解消される。
また、ギア段の切換えに先立つ第1クラツチ22
の解放およびギア段の切換え後の第1クラツチ2
2の再係合のための時間を費やすことなくシフト
が実行されるので、シフトのための時間が短縮さ
れて変速感覚が好適に改善されるのである。ま
た、上記クラツチを解放および係合させるための
複雑かつ微妙なタイミング制御が不要となるの
で、制御装置が簡単かつ安価となる利点がある。
なお、第5図において、a点はシフト開始時、b
点は一方向クラツチ20のすべり開始時、c点は
同期装置作動開始時、d点は同期装置作動終了
時、e点は一方向クラツチ20のすべり終了時、
f点はシフト完了時をそれぞれ示している。
一方、たとえば第3速のギア段にて走行中にダ
ウンシフトのシフト指令が出された場合には、ス
テツプS3乃至S5に従つて第1クラツチ22を
解放および再係合させることなく第2速のギア段
へ自動的に切り換えられる。すなわち、上記シフ
トアツプの作動と同様に、先ずスロツトル弁開度
θが予め定められた一定の値θoまで閉じられた
後、第2油圧シリンダ80によりそれまで右方に
あつたスリーブ87が中立位置へ移動させられる
とともに、第1油圧シリンダ76によりそれまで
中立位置にあつたスリーブ86が左側へ移動させ
られ、次いでスロツトル弁140がアクセル操作
量Accに対応した位置に戻されるのである。この
ときも前記シフトアツプの場合と同様に、一方向
クラツチ20の滑りによりエンジン10の回転速
度Neが入力軸18の回転速度を下回ることがで
きるので、ギア段の切換えに先立つ第1クラツチ
22の解放およびギア段の切換え後の第1クラツ
チ22の再係合のための時間を費やすことなくシ
フトが実行されてアツプシフトの場合と同様の効
果が得られるのである。第6図はこのダウンシフ
トの場合のスロツトル弁開度θ、入力軸18のト
ルク、入力軸18の回転速度Ni、エンジン10
の回転速度Neの変化を示すものであり、図にお
いてa点、b点、c点、d点、e点、f点は第5
図と同様の時点をそれぞれ示している。
前記ステツプS2において第2クラツチ24が
係合中であると判断された場合には、ステツプS
6が実行されて第2クラツチ24が解放された
後、前述のステツプS3,S4,S5と同様のス
テツプS7,S8,S9が実行され、そして、ス
テツプS10が実行されて第2クラツチ24が再
び係合状態に戻される。このようなシフト手順は
従来と類似しているが、本実施例では、変速違和
感が本来的に問題とならない条件下で実行させて
アクセルペダル104の操作のみで車両の走行が
制御され得るようになつている。すなわち、本実
施例では、後述のエンジンブレーキ制御ルーチン
にて説明するように、自動運転モードの第4速以
上の高速ギア段、また自動変速範囲を制限する手
動運転モードの全てのギア段などにおいてエンジ
ンブレーキ用の第2クラツチ24が係合状態に維
持される。
前記ステツプS1においてシフト指令がないと
判断された場合には、ステツプS11のエンジン
ブレーキ制御ルーチン、すなわち第2クラツチ2
4の係合制御ルーチンが実行される。このステツ
プS11では、たとえば第7図に示すように、手
動運転モードでは全てのギア段において第2クラ
ツチ24が常時係合状態とされ、自動運転モード
では第4速以上において常時係合状態とされると
ともに第2速および第3速においては予め定めら
れた一定の条件を満足するときにのみ係合状態と
される。すなわち、ステツプSS1において自動
運転モードであるか否かが、操作位置センサ11
6からの信号SLに基づいて判断される。自動運
転モードでないと判断された場合には、手動運転
モードであるので、ステツプSS2が実行されて
第2クラツチ24を係合状態とするために電磁弁
138が作動される。しかし、ステツプSS1に
おいて自動運転モードであると判断された場合に
は、ステツプSS3が実行されて変速機14の実
際のギア段が第1速ギア段であるか否かが判断さ
れる。このステツプSS3において第1速ギア段
であると判断された場合には、ステツプSS4が
実行されて第2クラツチ24を非係合状態とする
ために電磁弁138が非作動とされる。
上記ステツプSS3において実際のギア段が第
1速ギア段ではないと判断された場合には、ステ
ツプSS5およびSS6が実行されて実際のギア段
が第2速ギア段であるかおよび第3速ギア段であ
るかが判断される。上記ステツプSS5およびSS
6の判断の少なくとも一方が肯定された場合に
は、ステツプSS7が実行されてエンジンブレー
キ作用が必要である状態か否かが予め定められた
判断基準にしたがつて判断される。本実施例で
は、このステツプSS7が、車両の加速操作量が
略零であるにも拘わらず車両に所定以上の加速が
生じる状態であるか否かに基づいてエンジンブレ
ーキを必要とする車両状態を判定するエンジンブ
レーキ判定手段に対応している。このステツプ
SS7の判断は、たとえば第8図に示すように、
車両の要求出力を表すアクセルペダル104の操
作量、すなわちスロツトル弁開度θが略零の状態
であつて、且つ車両の加速度αが予め定められた
基準値aよりも大きいことに基づいて行われる。
この2条件が成立するときは運転者の意志に反し
て車両が加速している状態、例えば下り坂を加速
しつつ走行している状態であるので、エンジンブ
レーキ作用を必要とするからである。上記車両の
加速度αは、加速度計を備えることによつても検
出され得るが、本実施例では加速度αが予め定め
られた基準値aよりも大きいことを判断するステ
ツプに先立つて、次式(1)に従つて算出される。ま
た、上記基準値aは一定値でもよいが本実施例で
はたとえば次式(2)に従つて決定される。この式(2)
の関係は、たとえば第14図に示すものであり、
車速V2が増加する程、またギア段が高速側とな
る程基準値aが大きく決定される。たとえば、第
2速状態における坂路での加速値および車速を
αAおよびVA、第4速状態における坂路での加速
値および車速をαBおよびVBとすると、αA=αB
あつてもVA<VBであるから、慣性状態での体感
は第2速状態の方が大きいので、第14図に示す
関係が有効なのである。
α=(V2−V1)/t1 ……(1) 但し、V2は現在のサイクルにおける車速、V1
は前回のサイクルにおける車速、t1はサイクルの
周期である。
a=f(V2,k) ……(2) 但し、kは現在のギア段を示す変数である。
第7図のステツプSS7においてエンジンブレ
ーキ作用が必要な状態でないと判断された場合に
はステツプSS4が実行されて第2クラツチ24
が解放されるが、エンジンブレーキ作用が必要な
状態であると判断された場合には、第2速ギア段
または第3速ギア段であつても前記ステツプSS
2が実行されて第2クラツチ24が係合させられ
る。本実施例では、上記ステツプSS2が、ステ
ツプSS7により車両のエンジンブレーキを必要
とすると判断された場合には、有段変速機14に
おいて自動的に切り換えられるギア段のうち、最
低速ギア段を除く少なくとも一つのギア段におい
て第2クラツチ24を作動させる制御手段に対応
している。
そして、前記ステツプSS5およびSS6におい
て変速機14の実際のギア段が第2速ギア段およ
び第3速ギア段のいずれでもないと判断された場
合には、ステツプSS8が実行されて変速機14
の実際のギア段が第4速ギア段以上であるか否か
が判断される。このステツプSS8において第4
速ギア段以上でないと判断された場合にはステツ
プSS4が実行されて第2クラツチ24が解放さ
れるが、第4速ギア段以上であると判断された場
合には、常時エンジンブレーキを利用したアクセ
ルペダル操作による走行制御が必要な状態である
ので、ステツプSS2が実行されて第2クラツチ
24が係合させられる。
上述のように、本実施例によれば、自動運転モ
ードにおける第1速ギア段と、第2速ギア段およ
び第3速ギア段のエンジンブレーキを必要としな
い場合において第2クラツチ24が常時解放され
るので、変速機14のシフト時においてたとえ第
1クラツチ22の解放前にエンジン10の出力が
低下してもエンジンブレーキ作用が発生せず所謂
おじぎ現象が解消される。また、ギア段の切換え
に先立つ第1クラツチ22の解放およびギア段の
切換え後の第1クラツチ22の再係合のための時
間を費やすことなくシフトが実行されるので、シ
フトのための時間が短縮されて変速感覚が好適に
改善されるのである。また、上記クラツチを解放
および係合させるための複雑かつ微妙なタイミン
グ制御が不要となるので、制御装置が簡単かつ安
価となる利点がある。
しかも、本実施例によれば、ステツプSS7に
より、車両の加速操作量が略零であるにも拘わら
ず車両に所定以上の加速が生じる状態であるか否
かに基づいてエンジンブレーキを必要とする車両
状態であると判定された場合には、ステツプSS
2により、有段変速機14において自動的に切り
替えられるギア段のうち、最低速ギア段を除くギ
ア段において前記第2クラツチ24が作動させら
れるので、必要に応じたエンジンブレーキ作用が
得られて、アクセルペダル104の操作だけで車
両の走行を好適に制御することができるし、エン
ジンブレーキ作用を必要としないときにはシフト
レバーの操作などにより車両を惰行させて燃費を
改善することができる。
また、本実施例によれば、自動的に切り替えら
れるギア段の切り換え範囲を所望のギア段以下に
制限するための、シフトレバー114によるDレ
ンジから4レンジ乃至1レンジのいずれかの所定
のレンジへの操作によつてギア段の切り替え範囲
が制限されたことがステツプSS1により判断さ
れた場合には、制御手段に対応するステツプSS
2によつてエンジンブレーキ用の第2クラツチ2
4が係合させられるので、運転者の必要とする所
望のエンジンブレーキ力が得られてアクセル操作
だけで車両の走行を制御することができる。ま
た、エンジンブレーキ作用を必要としないときに
はシフトレバー114を通常のDレンジへ戻すこ
とにより車両を惰行させて燃費を改善することも
できる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、
以下の実施例において前述の実施例と共通する部
分には同一の符号を付して説明を省略する。
前記ステツプSS7では、第9図のステツプに
示すように、実行されてもよい。すなわち、車両
には、路面の傾斜を検出する図示しない傾斜セン
サが設けられ、この傾斜センサから出力される信
号が表す傾斜βが予め定められた一定の基準値β0
を上回つたか否かが判断される。この判断が肯定
された場合には急な下り坂であるので第2クラツ
チ24が係合されるが、否定された場合には第2
クラツチ24が解放される。この基準値β0はギア
段毎に予め決定された一定の値でもよいが、次式
(3)に示すように、現在の車速V2の関数であつて
もよい。第10図は上記(3)式の関係を示す図であ
る。
β0=f(V2,k) ……(3) 但し、kは現在のギア段を示す変数である。
また、前記ステツプSS7では、第11図のス
テツプに示すように、実行されてもよい。すなわ
ち、先ず、入力軸18(クラツチ装置12の出力
軸)の回転速度Nioとエンジン回転速度Neとの偏
差(=Nio−Ne)を検出し、次式(4)に示す予め記
憶された関係から上記偏差と実際のスロツトル弁
開度θとに基づいて基準値θ〓を決定する。第12
図は上記(4)式の関係を示す図である。
θ〓=f(Nio−Ne,k) ……(4) そして、実際のスロツトル弁開度θが上記基準
値θ〓よりも大きいか否かが判断される。大きけれ
ば運転者の加速意志がある状態であるので第2ク
ラツチ24が解放される。しかし、小さければエ
ンジンブレーキ作用を必要とする状態であるの
で、第2クラツチ24が係合される。
また、第4図に示すエンジンブレーキ制御ルー
チンは、第13図に示すように構成されてもよ
い。この実施例では第7図のステツプSS1乃至
SS8と同様のステツプST1乃至ST8が含まれ
ることにより基本的に第7図の実施例と同様に作
動するが、手動運転レンジである場合には第1速
ギア段および後進ギア段のエンジンブレーキ作用
を解くためのステツプST9およびST10が設け
られている。このようにすれば、第1速ギア段お
よび後進ギア段での走行において大きい変速比に
起因する極めて強いエンジンブレーキ作用が解消
される利点がある。
以上、本発明の一実施例について説明したが、
本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例の自動運転モードにお
いては変速機14のギア段が第2速および第3速
においては一定の条件下で第2クラツチ24が係
合状態とされ、また第4速以上のギア段において
常時第2クラツチ24が係合状態とされるが、第
2速以上のギア段の内少なくとも一つのギア段に
おいて第2クラツチ24が係合されれば一応の効
果が得られるのである。
また、前述の実施例の手動運転モードおいては
全てのギア段或いは第1速ギア段を除くギア段に
おいて第2クラツチ24が係合状態とされている
が、少なくとも一つのギア段において第2クラツ
チ24が係合状態とされても一応の効果が得られ
るのである。
また、モード切換スイツチ117が手動運動モ
ードへ切り換えられたとき、変速機14のギア段
はシフトレバー114の操作位置に対応したギア
段のみ維持されても良いのである。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施
例であり、本発明はその精神を逸脱しない範囲で
種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の車両用自動変速装
置を示す骨子図である。第2図は第1図のクラツ
チ装置を詳しく示す断面図である。第3図は第1
図の同期装置を説明する図である。第4図は第1
図の装置の作動を説明するフローチヤートであ
る。第5図は第1図の装置のシフトアツプ作動を
説明するタイムチヤートであり、第6図は第1図
の装置のシフトダウン作動を説明するタイムチヤ
ートである。第7図は第4図のエンジンブレーキ
制御ルーチンを示すフローチヤートである。第8
図は第7図のステツプSS7の内容を詳しく示す
図である。第9図は本発明の他の実施例における
第8図に相当する図である。第10図は第9図に
おいて用いられる関係を示す図である。第11図
は本発明の他の実施例を示す第8図に相当する図
である。第12図は第11図において用いられる
関係を示す図である。第13図は本発明の他の実
施例を示す第7図に相当する図である。第14図
は、第8図において用いられる関係を示す図であ
る。 10……エンジン、14……有段変速機、20
……一方向クラツチ、22……第1クラツチ、2
4……第2クラツチ、114……シフトレバー、
ステツプSS2……制御手段、ステツプSS7……
エンジンブレーキ判定手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同期噛合式歯車列を有する有段変速機のギア
    段をアクチユエータにより自動的に切り換える形
    式の車両用自動変速装置であつて、 車両のエンジンと前記有段変速機との間に設け
    られ、該エンジンの動力伝達方向にのみ動力を伝
    達する一方向クラツチを有する第1クラツチと、 前記車両のエンジンと前記有段変速機との間に
    おいて該第1クラツチと並列に設けられたエンジ
    ンブレーキ用の第2クラツチと、 前記車両の加速操作量が略零であるにも拘わら
    ず該車両に所定以上の加速が生じる状態であるか
    否かに基づいてエンジンブレーキを必要とする車
    両状態を判定するエンジンブレーキ判定手段と、 該エンジンブレーキ判定手段により車両のエン
    ジンブレーキを必要とすると判断された場合に
    は、前記有段変速機において自動的に切り換えら
    れるギア段のうち、最低速ギア段を除く少なくと
    も一つのギア段において前記第2クラツチを作動
    させる制御手段と、 を含むことを特徴とする車両用自動変速装置。 2 前記有段変速機は、第1速乃至第4速の前進
    4段あるいは第1速乃至第5速の前進5段のギア
    段を備えており、前記制御手段は第2速あるいは
    第3速以上のギア段において前記第2クラツチを
    一定の条件下で作動させ、第3速あるいは第4速
    以上のギア段において前記第2クラツチを常時作
    動させるものである特許請求の範囲第1項に記載
    の車両用自動変速装置。
JP61079619A 1986-04-07 1986-04-07 車両用自動変速装置 Granted JPS62238131A (ja)

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JPH08157137A (ja) * 1994-12-01 1996-06-18 Murata Mach Ltd 残糸除去装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58221061A (ja) * 1982-06-18 1983-12-22 Toyota Motor Corp 歯車式変速装置

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