JPH01294571A - 薄膜磁気ヘッド・スライダ材料 - Google Patents

薄膜磁気ヘッド・スライダ材料

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JPH01294571A
JPH01294571A JP63123489A JP12348988A JPH01294571A JP H01294571 A JPH01294571 A JP H01294571A JP 63123489 A JP63123489 A JP 63123489A JP 12348988 A JP12348988 A JP 12348988A JP H01294571 A JPH01294571 A JP H01294571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fine particles
tic
magnetic head
particles
al2o3
Prior art date
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Pending
Application number
JP63123489A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tomijima
富島 浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク・ファイルの分野で使用される薄
膜磁気ヘッドに適したスライダに係り、摺動特性にすぐ
れ、摩擦帯電量が少なくなるよう改良された磁気ヘッド
のスライダに関する。
〔従来の技術〕
薄膜磁気ヘッドとしては特公昭57−569号公報に示
されているような70−ティングヘッドがよく使用され
ている。このヘッドは磁気ディスクが静止している時に
はスプリングの力で軽く磁気ディスクに接触しておシ、
磁気ディスクが回転している時には浮上し離れている。
一方、磁気ディスクの回転を開始する時および回転を止
める時には、磁気ヘッドは磁気ディスク上を摺動し、衝
撃を受ける。この衝撃に磁気ヘッドは耐える必要があり
、その性能はC8S特性(contact −5tar
t −5top )で表わされている。
C8S性能を向上させるには、磁気ヘッドのスライダの
摺動特性を高めることが]U賛である。さらに、スライ
ダの表面が平担で気孔が存在しないこと、耐摩耗性の良
いこと等が必景である。
また、磁気ヘッドは磁気ディスクと接触摺動するときに
、摩擦帯電する。この帯電量が太きくなると信号にノイ
ズが発生したり、磁気ヘッドの浮上量の変動をもたらす
。そこで、摩擦帯電が生じない材料で磁気ヘッドのスラ
イダを構成することが望ましい。
さらに、磁気ヘッドを生産性良く作るにはスライダ材料
が機械加工に優れることが必要である。
加工時は加工部分から結晶粒が脱落するため、スライダ
材料の結晶粒が小さいことが望ましい。
上述の事項をまとめると、磁気ヘッドのスライダ材料に
は (1)摺動特性が優れていること、 (2)耐摩耗性が浚れていること、 (3)  摩擦帯電し難いこと、 (4)加工性が良好であること、 (5)  iiN昂粒が小さいこと、 が貴鯖される。
このような特性keたすスライダ材料として、特公昭5
8−5470号公報に開示されたAtzOs  TiC
セラミックスがある。この材料はhtz Os 60〜
80wt%、TiC40〜20wt%の範囲にあり、加
工性が良好でクラックチッピングが生じることがなく、
また耐摩耗性にも優れている0 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記Atz OsとTiCからなるスラ
イダは、スライダの重要な性能である摺動特性が必らす
しも充分ではなく、数千回のC8Sで磁気ディスクに傷
をつけてしまう0またAltosは電気絶縁性であるた
め、電気抵抗を小さくして帯電性を下けるために前記公
報中に述べられているように導電性の高いTICを多量
含有略せる必要がある。
ところが、TiCFi高硬度であるところから含有量を
多くすると指動%性の劣化をもたらす。
本発明の目的は、帯電性が小さくかつ摺動特性に優れた
磁気ヘッド・スライダ材料を提供することでおる。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本発明は安定化ジルコエ
ア相金主相とし、炭化チタン及び酸化アルミニウムの微
粒子からなる混合物において、炭素微粒子が前記主相に
分散されており、炭素微粒子の含有量がQ 、 7 w
t%以上2.0wt%以下であることを特徴とするもの
である。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明の磁気ヘッドのスライダ材料は安定化ジルコエア
相を主相とし立方晶からなる。安定化ジルコエアは耐C
8S性が良好で摺動特性に優れ、磁気ヘッドのスライダ
に適している。
本発明の磁気ヘッドのスライダ材料においては、ジルコ
エア相が常温においても立方晶ジルコエアとして存在す
るだけの安定化剤を含有させる。安定化剤としてY!0
1を使用し、ジルコエア相の中に6〜10 mot%含
)させるo6moLfs未満でt′i準安定正方晶が生
じ、スライダへの膜付け、パターン付けの際の数百℃の
加熱冷却に起因して正方晶が単斜晶へ変態し、その際体
&膨張を伴ない、スライダのそシ、パターンずれ等が生
ずるおそれがある。また上限の10mot%を越えると
安定化ジルコエア(立方晶)の粒成長が著しく、加工性
の低下を招きこのましくない。
ジルコエア主相中に炭化チタン及び酸化アルミニウムの
微粒子を分散させることによシ、ジルコエア結晶粒の成
長を抑制し、かつ微細化することかできる。
炭化チタンと酸化アルミニウムは、上述のように、ジル
コエア相中に分散して、結晶粒が粗大化するのを防ぐが
、同時に高硬度であるためジルコエアセラミックを切削
する際、ドレッシングの役割をして、砥石の目づまシを
防止し、切削性を向上させ、かつスライダの耐摩耗性を
高める。
炭化チタンと酸化アルミニウムの添加量については、と
シわけ炭化チタン1〜10vot%、酸化アルミニウム
1〜10 voL%が好ましい。
これら添加量が1vot%未満であると結晶粒の微細化
効果、あるいは、切削性を向上させる効果が小さい。ま
た10voz%を越えると安定化ジルコエアの特徴であ
る良好な摺動特性が失われる。
本発明の磁気ヘット・スライダ材料は上記ジルコエア主
相、炭化チタン及び酸化アルミニウムに加えて炭素の微
粒子を含む。炭素の微粒子としてはアセテレ/ブラック
、熱分解黒鉛、グラファイト粉砕物など製造履歴の如何
に係らず用いることができる。この炭素微粒子はスライ
ダ材料の電気抵抗を小さくして帯電性を小さくすると共
に、摺動性を高める作用をなす。その粒径は小さい程良
く、1次粒子径で1000A以下のものが特に良い0炭
素量粒子の含有量は帯電性を十分に小さくするために、
0,7wt%以上とする。また、炭素量粒子が5wt%
を越えるとスライダの強度、耐摩耗性及び薄膜の付着を
低下させるようになる。特に好ましい含有量は1〜3 
wt%でめる0さらに、安定化ジルコエア主相中に炭素
微粒子を分散させると、粒成長が抑制され、粒径が小さ
くなり、切削性が向上する0 〔実施例〕 以下実施例について説明する0 実施例1゜ 平均粒径0.03#=のZr Ox粉末78.0重量部
Y801粉末14.2重量部、TiC粉末1.7重量部
及びA40s粉末5.61量部に対し、平均−次粒子径
200′Aの炭素微粉末を第1表に示す配合比で配合し
た(A2〜6)、なお比較のために炭素を添加しないも
のも配合した(AI)。
第   1   表 なお、この混合物ではZr OxとYI Osのモル優
は91:9であシ、TicとALx Osの添加量はそ
れぞれ、2 voL Toと5vot%である。
次に上記配合物を純水を溶媒としてアルミナボールミル
で24時間混合した。混合溶液を乾燥し10%のPVA
溶液を添加してライカイ機で造粒後1 toV−の圧力
で80φx6〜7tの成形体に予備成形した。これを真
空中1450℃、300−〜。
1時間の条件下でホットプレスφ結を行った。この焼結
体について比抵抗、密度、加工性、摺動性を測定した。
比抵抗の測定には1tM角の試験片を用い、4端子法で
測定した。比抵抗が高い時には両面に銀べ・−ストを塗
布し絶縁抵抗計で測定した。
焼結体の密度は水中置換法で測定した0加工性は鏡面研
磨した試験片にダイヤモンドブレードで溝入れし生じた
チッピングの大小を比較した。
また摺動性は焼結体から磁気ヘッド・スライダの形状に
切り出し、cssg験により特性を比較した。以上の測
定結果を第2表と第1図、第2図に示す。
上記試験結果よυ炭素添加量が0.5夏量部を越えると
急激に比抵抗が低下し、約0.7重量部以上の添加量で
1030−α以下の十分に低い比抵抗を示すことが認め
られる。
第   2   表 また炭素量が1〜31L量部の範囲では加工性。
摺動性が共に優れていることが認められる。
さらに焼結体の破断面のSEM写真から結晶粒は微細均
一化されておυ、最大粒径は4μm、平均粒径は3.2
μmであった。
比較例1 ZrOxとYm Oxとの配合比を変え、炭素を添加し
ない焼結体を実施例1と同様に製造した。試験方法も実
施例1と同様である。結果を第3表に示す。
第   3   表 AIOはZr0t : Y! Ol = 97 :3(
モル比)第6゛表より、Ticの配合率を高めると比抵
抗が小さくなるが、摺動特性が低いことがわかる。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明の磁気ヘッドのスライダ材料は安定
化ジルコエアを主相とし、これに炭化チタン及び酸化ア
ルミニウムの微粒子と、炭素微粒子とが分散されており
、摺動性、耐摩耗性、加工性に優れ、結晶粒も小さく、
かつ比抵抗が小さいため岸擦帯寛性も小さいという優れ
た技術的長所を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は炭素添加量と比抵抗との関係を、また第2図は
炭素添加量と相対密度との関係を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.安定化ジルコエア相を主相とし、炭化チタン及び酸
    化アルミニウムの微粒子からなる混合物に炭素微粒子が
    前記主相の中に分散されており、炭素微粒子の含有率が
    0.7wt%以上5.0wt%以下であることを特徴と
    する薄膜磁気ヘッド・スライダ材料。
  2. 2.安定化ジルコエア相が平均粒径4μm以下の立方晶
    からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の薄膜磁気ヘッド・スライダ材料。
JP63123489A 1988-05-20 1988-05-20 薄膜磁気ヘッド・スライダ材料 Pending JPH01294571A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206421A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Nitsukatoo:Kk 高強度導電性ジルコニア焼結体およびその製造方法
CN1304324C (zh) * 2004-05-21 2007-03-14 Tdk株式会社 磁头滑块用材料、磁头滑块及磁头滑块用材料的制造方法
CN1305802C (zh) * 2004-06-30 2007-03-21 Tdk株式会社 磁头滑块用材料及其制造方法、磁头滑块

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