JPH01294144A - 紙通し自動仕立装置 - Google Patents

紙通し自動仕立装置

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JPH01294144A
JPH01294144A JP12680088A JP12680088A JPH01294144A JP H01294144 A JPH01294144 A JP H01294144A JP 12680088 A JP12680088 A JP 12680088A JP 12680088 A JP12680088 A JP 12680088A JP H01294144 A JPH01294144 A JP H01294144A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、輪転印刷機などのベーパ加工機の給紙部に
セットされた巻取紙を、ペーパ加工機の通紙経路に沿っ
て予め設けられた自動紙通し装置の紙通しベルトに自動
的に接続する紙通し自動仕立装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に輪転印刷機においては、通紙経路に沿って自動紙
通し装置の紙通しベルトが設けられ、印刷作業の開始時
に、給紙部にセットされた巻取紙の端末を上記紙通しベ
ルトに接続しそのベルトの移動によって、巻取紙を通紙
経路に通すようにしている。
上記の巻取紙の紙通しに際し、従来は、作業者が巻取紙
表面の不良部分を削ぎ取り、巻取紙端末を接着テープの
貼付けにより仮止めし、次に、巻取紙端末から約100
mの位置を切断開始位置として祇を斜め切断し、紙が無
理なく紙通し装置で送られるように加工していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、紙通しのための準備を作業者が行なう場
合、約1トンもある巻取紙を手で回転させながら、片手
で紙を斜めに切断する必要があり、多大の労力を要して
いた。
また、巻取紙の端末部を自動紙通し装置に接続した後は
、紙通し装置を動作させると同時に、作業者が祇通し装
置の動きに応し、巻取紙の端末がたるまず、かつ張り切
れないように手で巻取紙を回転させながら、紙を送るよ
うにしているため、細心の注意を必要としていた。
そこで、この発明は、給紙部にセットされた巻取紙端末
の紙通しのための準備と準備後の巻取紙端末を自動紙通
し装置に接続する作業を機械的に行なうことができるよ
うにした紙通し自動仕立装置を提供することを技術的課
題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この発明においては、給
紙部にセットされた巻取紙に対して移動可能に設けられ
たメインフレームにサブフレームを回動自在に取付け、
そのサブフレームには、巻取紙の表面から数巻の損紙を
軸方向に切断する表層切断装置を設け、上記メインフレ
ームには、サブフレームの下方において、巻取紙と対向
する前側部に、その巻取紙を接触回転させて損紙を水平
方向に送り出す駆動ローラと、その損紙と共に送り出さ
れる巻取紙端末部の長さ方向に補強用テープを貼付ける
テープ貼付装置と、巻取紙端末部の繰り出し時にカッタ
を上記端末部の幅方向に移動させて端末部を斜めに切断
するカッタ装置とを設け、前記サブフレームには、補強
テープが貼付された巻取紙端末の保持装置を設け、その
サブフレームと給紙部上に設けられた自動紙通し装置の
紙通しベルトとの間に、巻取紙端末部を紙通しベルトに
設けた連結片に向けて搬送する搬送装置を配置し、この
搬送装置と上記保持装置との間、および搬送装置と連結
板との間で巻取紙端末の受渡しを可能とした構成を採用
したのである。
〔作用] 上記の構成から成る自動仕立装置において、給紙部にセ
ットされた巻取紙に向けてメインフレームを移動させる
と、駆動ローラが巻取紙に当り、メインフレームが停止
する。その停止と同時に表層切断装置が作動して巻取紙
表層の損紙を軸方向に切断し、次に駆動ローラが回転し
て巻取紙を接触回転させ損紙を繰り出す。その損紙と共
に巻取紙の端末部が繰り出されると、テープ貼付装置が
作動して端末部の長さ方向に補強用テープを貼付る。ま
た、カッタ装置が作動して上記端末部を斜めに切断する
切断後、保持装置が作動して巻取紙の端末を保持し、次
に、その保持装置を支持するサブフレームが回動して上
記端末部を搬送装置に搬送し、その端末部が搬送装置に
受渡しされると、搬送装置の作動により、紙通しベルト
に向けて搬送され、その紙通しベルトとの間で端末部の
受渡しが行なわれ、上記紙通しベルトで搬送される。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
第1図に示すように、いま例えば輪転印刷機を例にとっ
て説明すると、この印刷機の給紙部1は、軸2を中心と
して回動自在の三股アーム3を備え、そのアーム3の先
端部に巻取紙Aが回動自在に支持されている。
また、給紙部1の上方には、自動紙通し装置の紙通しベ
ルト4の一部が臨み、その紙通しベルト4は、輪転印刷
機の紙通し経路に沿って設けられ、上記紙通しベルト4
に給紙部1にセットされた巻取紙へを端末を接続して紙
通しベルトを走行させることにより、通紙経路に沿って
紙が通される。
巻取紙Aを紙通しする場合、上記のように、その巻取紙
Aの端末を紙通しベルト4に接続する必要があるため、
紙通しベルト4には、第10図に示すように、バー5が
取付けられ、そのバー5の先端に巻取紙連結用の連結片
6が取付けられている。
第1図に示すように、給紙部1にセットされた巻取紙A
の一側方には、メインフレーム10が配置されている。
このメインフレーム10は、一対の側板11を両側に有
し、その側板11の上部間に渡したピニオン軸12にピ
ニオン13が取付けられている。ピニオン13は、印刷
機フレーム14に両端が支持されたラック15と噛合し
ている。
ラック15は、給紙部1に向けて長く延び、そのラック
14と噛合する上記ピニオン13を図示省略したモータ
で回動させることにより、メインフレーム10が給紙部
1に向けて移動する。
上記メインフレーム10の一対の側板11間には支持軸
16が渡され、その支持軸16を中心としてサブフレー
ム17の両側の側板18が回動自在に支持されている。
このサブフレーム17は、図示省略した回転駆動装置の
作動によって支持軸16を中心として回動される。
サブフレーム17の一対の側Fi、18の前部間には、
第3図に示すように、第ル−ル19が取付けられ、その
第ル−ル1Sに沿って移動自在に支持された第1移動台
20は、第ル−ル19に平行に配置した第1ねじ軸21
と噛合している。
このため、第1ねじ軸21を図示省略したモータの駆動
により回転させることにより、第1移動台20が第ル−
ル19に沿って移動する。
この第1移動台20には、巻取紙Aの表層から数巻の祇
(以下、損紙という)を巻取紙軸方向に切断する表層切
断装置22が支持されている。
表層切断装置22は、第5図および第6図に示すように
、第1移動台20の下面に取付けた一対の平行アーム2
3の先端部にカッタ支持枠24を取付け、第1移動台2
0の下面には、一対の平行アーム23のうち、一方のア
ーム23を揺動させるシリンダ25を取付け、そのシリ
ンダ25の作動によって、カッタ支持枠24を巻取紙A
の外径面に対して移動させるようにしている。また、カ
ッタ支持枠24には、ヘッドブーIJ26、案内ブー 
IJ 27およびテールプーリ28を回転自在に取付け
、その各プーリ26.27.28間にエンドレスのベル
ト29をかけ渡し、ヘッドプーリ26と案内プーリ27
間に形成された直線走行部30をカンタ支持枠24の巻
取紙Aに対向する対向面より前方に配置しである。
さらに、上記直線走行部30の背後に、先端を薄肉厚と
したフォーク31を、その前面が直線走行部30より前
方に位置するよう配置してフォーク後端に設けた突片3
2をカッタ支持枠24で支持し、そのフォーク31の背
面とカッタ支持枠24の前面間にベーパ侵入部33を形
成しである。
また、フォーク31の背面に嵌合溝34を設け、その嵌
合溝34に一部を嵌合した円形のカッタ35を前記テー
ルプーリ28のプーリ軸に非回転に取付けである。
上記の構成により、給紙部1にセットされた巻取紙Aの
側方にメインフレーム10を位置させた状態において、
シリンダ25の作動により、カッタ支持枠24を前進さ
せてベルト29の直線走行部30を巻取紙Aの外径面端
部に当接させると、フォーク31の先端部が巻取紙Aの
端面外周部に対向する。そこで、第1ねじ軸21を回動
して第1移動台20を第ル−ル19に沿って移動させる
ことにより、フォーク31の先端が巻取紙Aの端面に突
き刺さると共に、巻取紙Aと直線走行部30との接触に
よりベルト29が移動してカッター35が回転し、前記
フォーク31で抄い取られた数巻の損紙がカッタ 35
で幅方向に切断される。
前記表層切断装置22の下方において、メインフレーム
10の一対の側板11の前部間には、第3図に示すよう
に、駆動ローラ36が設けられている。この駆動ローラ
36は、メインフレーム10を巻取紙Aに向けて移動さ
せたとき、その巻取紙Aの外周側面に当接する。この当
接を図示省略した検出器が検出すると、前記ピニオン1
3の回転駆動装置が停止する。
上記駆動ローラ36は、図示省略した駆動装置により回
転される。そして、巻取紙Aとの接触により、その巻取
紙Aを回転させ、巻取紙Aの外周の損紙Bを水平方向に
送り出す。その損紙Bの送り出しにより、損紙Bと共に
、巻取紙Aの端末部も同時に同方向に送り出される。
なお、損紙Bの送り出しを確実に行われるため、駆動ロ
ーラ36と巻取紙Aの接触部間の上方に、その接触部に
向けてエアを噴射するエア噴射バイブ37を設けておく
のが好ましい。
前記駆動ローラ36の下方には、損紙Bと共に送り出さ
れる巻取紙端末部の一例部に補強用のテープTを貼付け
るテープ貼付装置38が設けられている。
テープ貼付装置38は、ビン3Sで上部が揺動自在に支
持されたアーム40の下端部にビン41を介してテープ
吸着ヘッド42を揺動自在に取付け、その吸着ヘッド4
2でテープリール43から引き出された補強用テープT
の先端部を吸着支持し、そのテープT先端部をメインフ
レーム10に支持された第1シリンダ44の作動による
アーム40の揺動と、そのアーム40に支持された第2
シリンダ45の作動による吸着へラド42の揺動とによ
って巻取紙Aの外周−側に押し付けるようにしている(
第4図参照)。その押し付は状態において、巻取紙Aが
回転することにより、巻取紙Aの端末−側部に補強用テ
ープTが貼付けられる。
上記テープ貼付装置38は、巻取紙Aと駆動ローラ36
との間から垂れ下がる損紙Bの端を吸着へラド42の下
方に設けた検出器46が検出することにより作動する。
そのテープ貼付装置38が巻取紙Aの端末部に所要長さ
のテープTを貼付け、アーム40および吸着ヘッド42
が元の待機位置に戻ると、吸着へラド42の下方に設け
たカンタ47がシリンダ48の作動により吸着へラド4
2に向けて移動され、吸着ヘッド42に支持されたテー
プTを切断する。
前記駆動ローラ36の側方には、その駆動ローラ36に
よって水平方向に引き出される巻取紙Aの端末部を斜め
に切断するカッタ装置50が設けられている。
カッタ装置50は、円形のカッタ51をモータ52で回
転させるようにしている。このモータ52は、第2移動
台53に支持され、その移動台53は、メインフレーム
10の側板11間に架設した第2レール54に沿って移
動自在に支持されている。また、第2移動台53は、第
2レール54に平行に配置した第2ねじ軸55とねじ係
合し、その第2ねし軸55を図示省略したモータにより
回転させることにより、第2移動台53が第2レール5
4に沿って移動する。
したがって、巻取紙Aの端末部を一方向に移動させた状
態でカッタ51を上記端末部の一側方から他側に移動さ
せることにより、端末部を斜めに切断することができる
上記力フタ装置50の側方には、第3図に示すように、
そのカッタ装置50の側方に送り出される損紙Bをさら
に側方に送り出す排出装置60が設けられている。
排出装置60は、第3図および第7図に示すように、メ
インフレーム10の一対の側板11間に渡したサクショ
ンボックス61と、そのサクシ町ンボックス61の上部
両側に形成した段部内に配置された一対のローラ62と
を備え、そのローラ62とサクションボックス61のま
わりに孔あきベルト63を複列にかけ渡しである。
また、サクションボックス61の上部には、各ベルト6
3と対向する位置に吸引孔(図示省略)を設けである。
上記の構成により、サクションボックス61の内部に吸
引力を付与することにより、吸引孔を介してベルト63
の表面側に吸引力を付与することができる。したがって
、ベルト63上に損紙Bを送り出すことにより、その損
紙に吸引力が付与され、ベルト63の移動によって、そ
のベルト63と共に損紙Bが送り出される。
排出装置60の搬出端から下方に送り出される損紙Bの
移送路には、上記…祇Bをロール状に巻取る巻取装置7
0が配置されている。
巻取装置70は、第7図および第8図に示すように、損
紙Bの両側部を挟持可能な一対のチャック71をチャッ
ク支持板72に回転可能に取付け、そのチャンク支持板
72をモータ73によって回転されるねじ軸74の右ね
じおよび左ねしにそれぞれ係合してねじ軸74の回転に
より、一対のチ十ンク支持板72を左右に対称に移動さ
せるようにしている。
また、モータ75によって回転されるスプライン軸76
の外側に歯付プーリ77を軸方向に移動可能に取付け、
その歯付プーリ77の回転を歯ベルト78を介してチャ
ック71に伝えるようにしている。
このため、損紙Bの両側部を一対のチャック71で挾持
し、このチャック71を回転させることにより、損紙B
をロール状に巻取ることができる。
実施例の場合は、逆ねじを有するねじ軸74の回転によ
って、一対のチャンク支持板72を左右に対称に移動さ
せるようにしたが、一対のチャック支持板72のそれぞ
れにねじ軸をねじ係合させて単独に移動させるようにし
てもよい。
前記サブフレーム17には、排出装置60の上方位置に
、第3図に示すように、その排出装置60のベルト63
上で停止する巻取紙Aの端末部Cを吸着保持する保持装
置80が設けられている。
保持袋W80は、パッド昇降用シリンダ81の作動によ
って上下動されるサクションヘッド82と、そのサクシ
ョンヘッド82とで巻取紙Aの端末を挟持する支持パッ
ド83とから成り、支持パッド83はアーム84の下端
に支持され、アーム84の上部はサブフレーム17の側
板18にピン85を介して揺動自在に支持されている。
また、サブフレーム17にはアーム揺動用シリンダ86
が支持され、そのシリンダ86の作動によりアーム84
を揺動させることにより、支持パッド83が上昇位置で
停止するサクションヘッド82の下方に臨む。このため
、サクションヘッド82の上下動により排出装置60の
ベルト63上で停止する巻取紙Aの端末部を吸着して上
方に引き上げ、それよりアーム84を揺動させてサクシ
ョンヘッド82の下方に支持パッド83を移動させるこ
とにより、サクションヘッド82と支持パッド83とで
巻取紙Aの端末部を保持することができる。
上記サブフレーム17上には、保持装置80で保持され
た巻取紙Aの端末部Cを前記紙通しベルト4に搬送する
搬送装置90が設けられている。
搬送装置90は、エンドレスベルト91と、そノヘルト
S1の移動を案内する複数のローラ92.93.94.
95から成り、エンドレスベルト91には、斜め上方に
向けて移動する上向き移送ベルト部96の上端に連続し
て横向き移送ベルト部97が設けられている。
上向き移送ベルト部96の下部は、サブフレーム17を
支持軸16を中心に略180°回転させたとき、支持パ
ッド83の側面が対向する位置に配置されている。また
、横向き移送ベルト部97は、紙通しベルト4の下部に
設けられた横向き移送ベルト部4′と並行するように配
置されている。
上向き移送ベルト部S6の移動を案内する上下一対のロ
ーラ93、S4のうち、上側ローラS3は定位置に配置
され、その上側ローラS3の軸芯を中心として上部が揺
動自在に支持されたアーム98の下部に下側ローラ94
が回動自在に支持され、上記アーム98をシリンダ9S
の作動によって揺動させることにより、上側ローラ93
の軸心を中心として上向き移送ベルト部96が揺動され
る。その揺動によって、ベルト91がたるみ又は緊張す
るため、横向き移送ベルト部97の端部のローラ95を
横向き移送ベルト部97の長さ方向に移動自在に支持し
、その横向き移送ベルト部97が緊張する方向に図示省
略したスプリングで偏向するようにしている。
上記エンドレスベルト91の一部には、第10図に示す
ように、支持片100が取付けられ、その支持片100
の先端部に針101が設けられている。針101は、支
持軸16を中心にサブフレーム17を略180°回転さ
せたとき、支持パッド83と対向する位置に配置されて
いる。
紙通しベルト4および搬送装置90のエンドレスベルト
91における横向き移動ベルト部4′、97の一側方に
は、第3図および第10図に示すように、支持台102
が設けられ、その支持台102上に、紙通しベルト4に
設けた前記連結片6と巻取紙端末部Cとを接合する接合
装置110が配置されている。
接合装置110は、支持台102をアンビルとして連結
片6と巻取紙端末部Cの重なり部にコの字針を打ち込む
ようになっている。
実施例で示す自動仕立装置は上記の構造から成り、次に
その作用を説明する。
いま、給紙部1に巻取紙Aがセットされた状態において
、紙通し仕立ての指令が出されると、メインフレーム1
0が巻取紙Aに向けて移動し、駆動ローラ36が前記A
の外周側面に当接すると、メインフレーム10が停止す
る(第3図参照)。
メインフレーム10の停止後、表層切断装置22のシリ
ンダ25が作動してカッタ支持枠24を巻取紙Aの外径
面に向けて移動させ、ベルト29の直線走行部30が巻
取紙Aの当接すると、第1ねし軸21が回転し、カッタ
支持枠24を巻取紙Aの一端面から他端面に向けて移動
させる。
このため、巻取紙Aの外周の数巻の損紙Bはカッタ35
によって軸方向に切断される。
m紙切断後、駆動ローラ36が回転し、そのローラ36
との接触によって損紙Bを排出装置60に向けて送り出
す。
損紙Bの移動方向後端部が、第3図の鎖線イで示すよう
に巻取紙Aと駆動ローラ36の接触部から垂れ下がり、
その下端を検出器46が検出すると、テープ貼付装置3
8の第1シリンダ44および第2シリンダ45が作動し
て吸着ヘッド42に支持された補強テープTの先端部を
損紙Bと共に繰り出される巻取紙Aの端末部Cに押しつ
ける。
このとき、巻取紙Aは第3図の矢印方向に回転されてい
るため、巻取紙Aの端末部に補強用テープTが貼付けら
れ、一定長さのテープTが貼付けられると、吸着ヘッド
42は元の待機に戻り、カッタ47が吸着ヘッド42に
向けて移動してテープTを切断する。
一方、検出器46が損紙Bの下端を検出してから損紙B
が排出装置60に向けて送り出され、その11祇Bの移
動方向後端部がカッタ装置50のカッタ51の位置を通
り過ぎると、カッタ装置50のカンタ51が損紙Bの幅
方向に移動し、損紙Bと共に、移動する巻取紙Aの端末
部Cを斜めに切断する。
損紙Bは排出装置60によってさらに送り出され、その
排出装置60の先端から下方に送り出されると、巻取装
置70が作動して損紙Bをロール状に巻取る。
斜めに切断された巻取紙端末部Cの先端がサブフレーム
17に支持された保持装置80の下方の位置まで搬送さ
れると、サクションヘッド82が上下動して吸着した前
記端末部Cを持ち上げ、そのサクションヘッド82が所
定位置まで引き上げられて停止すると、支持パッド83
がピン85を中心にサクションヘッド82の下方に向け
て揺動してサクションヘッド82とで巻取紙端末部を保
持する。
その後、支持軸16を中心にしてサブフレーム17が略
180°回動され、巻取紙Aの端末部Cを第4図に示す
ように、上方に引き上げる。
上記支持パッド83が搬送装置SOのエンドレスベルト
91に設けた支持片100と対向する位置まで移動する
と、シリンダ9Sが作動して上向き移送ベルト部96を
上側ローラS3の軸心を中心に揺動させる。このため、
支持片100の針101は巻取紙端末部Cに突き刺さり
、一方、支持パッド83はサクシジンヘッド82から離
反する方向に移動し、保持装置80と搬送装置90との
間において、巻取紙端末部Cの受渡しが行われる。
巻取紙端末の受渡し後、エンドレスベルト91が第4図
の矢印方向に移動して巻取紙Aの端末部Cを同方向に移
動させる。
上記巻取紙Aの端末が支持台102の位置まで移動した
ことを第3図に示す検出器111が検出すると、搬送装
置90のエンドレスベルト91が停止する。このとき、
支持台102上には予め連結片6が配置されているため
、巻取紙Aの端末Cは、第10図に示すように、連結片
6の下方に侵入する。
巻取紙への端末Cと連結片6とが重なると、接合装置1
10が作動して、その重なり部にコの字形針112を打
込み、連結片6と巻取紙への端末Cとを互に接続する。
その接続後、自動通し装置が作動し、紙通しベルト4の
移動により巻取祇Aの端末が祇通しベルト4と共に移動
して輪転機の祇通経路に巻取紙Aが通される。
なお、輪転機においては、折機で紙を片出しする場合、
紙を2幅に切断してターニングバーに紙を通すため、巻
取紙に対する補強テープの貼付けに際して、その巻取紙
の一側縁と紙幅の中央部、2ケ所に補強テープ貼付ける
ようにしておくのが好ましい。
また、輪転機においては、紙の移送方向に複数の給紙部
を並列に配置しであるため、メインフレーム10に設け
たサブフレーム17、表層切断装置22、駆動ローラ3
6、テープ貼付装置38、カッタ装置50、排出装置6
0等を巻取装置70の損紙巻取り位置を通る垂直線を対
称線として左右対称に設け、そのメインフレーム10を
隣接する給紙部1間に配置して左右給紙部1にセットさ
れた巻取紙Aの端末を処理し得るようにしてもよい。
〔発明の効果〕
この発明は以上のように構成したので、給紙部にセント
された巻取紙を通紙経路に通すための準備と、準備後の
巻取紙の端末を自動紙通し装置に接続する作業を機械的
に行なうことができ、省力化および省人化に大きな効果
を挙げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る自動仕立装置の一実施例を示
す正面図、第2図は同上の斜視図、第3図は同上の縦断
正面図、第4図は同上の作動状態を示す縦断正面図、第
5図は同上の表層切断装置を示す斜視図、第6図は同上
刃ツタ装置の横断平面図、第7図は同上の排紙装置部を
示す縦断正面図、第8図は同上の巻取装置の平面図、第
9図は同上の保持装置と紙通し装置との間で巻取紙の端
末の受渡しを行なう状態の縦断正面図、第10図は同上
の巻取紙端末の受渡し状態を示す斜視図である。 1・・・・・・給紙部、   4・・・・・・紙通しベ
ルト、6・・・・・・連結片、    10・・・・・
・メインフレーム、17・・・・・・サブフレーム、 22・・・・・・表層切断装置、 36・・・・・・駆動ローラ、38・・・・・・テープ
貼付装置、50・・・・・・カッタ装置、80・・・・
・・保持装置、90・・・・・・搬送装置。 特許出願人 株式会社濱田印刷機製造所同 代理人  
鎌    1)  文    −WJ1図 第2図 第3図 第4図 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)給紙部にセットされた巻取紙に対して移動可能に
    設けられたメインフレームにサブフレームを回動自在に
    取付け、そのサブフレームには、巻取紙の表面から数巻
    の損紙を軸方向に切断する表層切断装置を設け、上記メ
    インフレームには、サブフレームの下方において巻取紙
    と対向する前側部に、その巻取紙を接触回転させて損紙
    を水平方向に送り出す駆動ローラと、その損紙と共に送
    り出される巻取紙端末部の長さ方向に補強用テープを貼
    付けるテープ貼付装置と、巻取紙端末部の繰り出し時に
    カッタを上記端末部の幅方向に移動させて端末部を斜め
    に切断するカッタ装置とを設け、前記サブフレームには
    、補強テープが貼付された巻取紙端末の保持装置を設け
    、そのサブフレームと給紙部上に設けられた自動紙通し
    装置の紙通しベルトとの間に、巻取紙端末部を紙通しベ
    ルトに設けた連結片に向けて搬送する搬送装置を配置し
    、この搬送装置と上記保持装置との間、および搬送装置
    と連結板との間で巻取紙端末の受渡しを可能とした紙通
    し自動仕立装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101459251B1 (ko) * 2010-09-08 2014-11-07 봅스트 맥스 에스에이 스트립을 이동시키는 시스템 내에서 엠보싱될 스트립을 공급하는 방법 및 이러한 방법을 실행하는 장치

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