JPH01293313A - 回転多面鏡の製造法 - Google Patents

回転多面鏡の製造法

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JPH01293313A
JPH01293313A JP12432288A JP12432288A JPH01293313A JP H01293313 A JPH01293313 A JP H01293313A JP 12432288 A JP12432288 A JP 12432288A JP 12432288 A JP12432288 A JP 12432288A JP H01293313 A JPH01293313 A JP H01293313A
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JP
Japan
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polygon mirror
rotating polygon
polygonal
mirror
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP12432288A
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English (en)
Inventor
Takao Urakawa
浦川 隆男
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザビームプリンタ等の光偏向に用いられ
る回転多面鏡の製造法に関するものである。
従来の技術 最近、プリンタとして高速印字、高印字品質、低騒音の
特徴を有するレーザビームプリンタの需要が伸びており
、又、低コスト化が要求されている。このため、レーザ
ビームプリンタの光偏向に用いられる回転多面鏡につい
ても低コスト化が要求されている。このような回転多面
鏡の製造法としては、例えば 機械技術7月臨時増刊号
「′87年版起端密加工ハンドブックJN0.9  V
ol。
35(昭62.7.20 )日刊工業新聞社 星野満(
レーザビームプリンタ用ポリゴンミラーの超精密加工)
P84〜91に示されたようなものがある。
以下、図面にもとづいて従来の回転多面鏡の製造法を説
明する。
第6図は従来の回転多面鏡の製造法を示すもので、まず
アルミニウム合金からなる円柱を切削して円板101に
加工しく図(a))、このとき円板101の両端面10
1aの平面度・平行度を出すように高精度の旋盤を使用
するとともに取付用の孔101bを加工する。更に前記
円板101をフライス盤で多角板102に加工する(図
(b))。
この後、リョウ部102aの面取り加工を行い(図(C
))、両端面101aの平面加工を行う(図(d))。
この場合、面端面101aの平面度、平行度は高精度が
要求される。そして、多角板102に付着したチリ、ゴ
ミ、異物等を除くため精密洗浄した後、多角板102を
複数枚積み重ねワークホルダー103で端面101a方
向に挟み固定して多角面102bを切削し、反射面(鏡
面)を加工する(図(e))。
この加工後精密洗浄の後、反射面102b(鏡面)に蒸
着装置で酸化ケイ素(Sin)等をコーティングする。
このようにして回転多面鏡を作っていた。なお、第7図
〜第9図に示すように、例えば多角板102の平行度・
平面度が出ていないと、回転多面鏡の反射面(多角面1
02c)の角度倒れ(以後面倒れφという)が発生する
この面倒れφが発生すると、入射光104に対して反射
光が振られ、それぞれ最大撮れ2φを発生する(第7図
)。このため、レーザビームプリンタに用いた場合第1
0図に示すように、印字文字の一方向に濃淡を発生させ
、印字品質を低下させてしまう原因となる。したがって
反射面を加工する前に両端面101aの平面度・平行度
を0.5μm程度以下にする高精度基準面加工を要求さ
れる。
発明が解決しようとする課題 しかしこのような従来の方法ではコスト低減をはかる為
、複数枚の多角板102を積み重ねて加工するので、1
枚でも平行度・平面度が出てないと、他の多角板の面倒
れにも影響をおよぼすという欠点があった。又、各多角
板102の端面のわずかな傾きがそれぞれ累積され、全
体として平行度を保てなくなるので、積み重ねることの
できる枚数に限度があり、生産コストが高くなるという
欠点もあった。さらに1枚1枚の両端面を高精度加工す
るので、この点においてもコスト低減の為の障害となっ
ていた。
本発明はこれらの課題を解決するもので、回転多面鏡の
反射面の面倒れを防止するとともにコストを安くするこ
とができる回転多面鏡の製造法を提供するものである。
課題を解決するための手段 前記従来の課題を解決するために本発明は、回転多面鏡
の厚みの2倍以上の長さを有する部材から切削加工によ
る鏡面(反射面)を側面(反射面)に有する多角柱を形
成し、この多角柱を回転多面鏡1枚分の厚みに相当する
長さに切断して、複数の回転多面鏡に分割形成すること
を特徴としたものである。より具体的には前記鏡面(反
射面)を側面(多角面)に有する多角柱を形成する工程
と、多角柱の一端面に基準面を形成する工程と、基準面
を形成した後に、多角柱を基準面から回転多面鏡の1枚
分の厚みに相当する長さで切断する工程と、この工程の
後、更に多角柱の切断面に基準面を形成する工程と、1
枚分の長さに切断する工程を繰り返して複数枚の回転多
面鏡を形成するものである。
また、多角柱あるいは多角柱を形成する部材の側面に、
回転多面鏡の面取り、段差相当分の深さの複数の第1の
溝と、前記第1の溝の中に第2の溝とを設け、第2の溝
の部分を切断して回転多面鏡を形成するものである。
作用 上記製造法によれば、鏡面(反射面)を形成した後で、
複数板の回転多面鏡に切断分割するので、従来例のよう
に1枚1枚の回転多面鏡を重ねて、鏡面加工を行う必要
がな(、反射面形成時の面倒れ精度が枚数に関係せず、
多量の回転多面鏡の反射面を一度に形成でき、生産コス
トを下げることができる。
また、回転多面鏡の両端面は、反射面形成に関係しない
ので、回転多面鏡組み込み機器への取付用の基準面のみ
を形成すればよく、従来の方法よりも作業工程を減らす
ことができ、コストをさらに下げることができる。
さらに、面取り、段差相当分の深さの第1の溝と、第1
の溝の中に位置する第2の溝を設け、第2の溝の部分で
切断し、分割するようにしているため、切削粉が反射面
に当たらず、切断時のびびりや切断粉による反射面の損
傷を防止することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図にもとづいて
説明する。
第1図において、1はアルミニウム合金からなる円柱で
(同図(a))、フライス盤等で切削加工し、回転多面
鏡とほぼ同じ多角形状の多角柱2を形成する。なお、こ
の場合鋳造、焼結やその他方法で、直接多角柱2を形成
することも可能である。この多角柱2を超精密ポリゴン
ミラー加工機で高精度加工し、反射面2aを形成する(
同図(b))。なお、穴1aは反射面2aと平行で同心
状になるようにし、この多角柱2を形成するまでの間な
らいがなる工程で形成してもよい。
そして、多角柱2の一方の端面2bも高精度加工(切削
厚さΔt)L、各反射面2a及び穴1aと直角の回転多
面鏡組込み機器への取付用基準面2cを形成する(同図
(C))。
そして、例えば突切りバイト等を用いて1枚分の厚さt
づつ切り取って多角板(回転多面鏡)3を形成する(同
図ω))。その後、さらに取付用基準面2cを多角柱2
に形成するとともに多角板3を切り取っていき、その後
、各多角板3を精密洗浄し、主に反射面2aに蒸着装置
で酸化ケイ素(Si○)等をコーティングする。なお、
円柱1の長さT1は、回転多面鏡の厚さtの複数倍以上
(T 1≧n・(t+Δt)、Δtは切削幅、nは自然
数)としている。
このように円柱1をまず多角柱2に形成する際に反射面
2aを形成し、その後で基準面2cを形成し、そして、
1枚分の多角板3を切り取っていって回転多面鏡を形成
するため、各多角板3の両端面の平行度が反射面形成に
関係せず、何枚多角板3を形成しても反射面2aの面倒
れを防止することができる。したがって多量の多角板の
反射面を同時に形成できるため、反射面形成時の生産コ
ストを下げることができる。又、多角柱の時に反射面を
形成するため、多角板は一方の端面のみを取付基準用の
端面として高精度加工するだけでよ(、従来の方法より
も作業工程を減らすことができ、コストをさらに下げる
ことができる。
次に本発明のより具体的な第2の実施例を第2図にもと
づいて説明する。
まず、円柱1を形成しく第2図(a))、この円柱1に
中心穴1aを設けるとともに円柱1の周面に所定間隔(
回転多面鏡の反射面の幅t2)で、面取り、段差相当形
状の深さの第1の溝4,4aと、この第1の溝4の中に
さらに深い第2の溝5を形成する(同図(b) 、 (
c) )。そして、円筒1の周面をフライス盤等で切削
加工し、多角柱6を形成する。
なお、直接多角柱を形成する事が可能なのは本発明の第
一の実施例と同じである。さらに多角柱6の多角面を高
精度鏡面加工し反射面6aを形成するとともに各反射面
6a及び穴1aと直角の一端6bに回転多面鏡組込み機
器への取付用基準面6cを切削(幅Δt1)して形成す
る(同図(d))。その後、例えば突切りバイト等を用
いて第2の溝5の部分にて回転多面鏡1枚分の幅tlづ
つ切り取り、多角板(回転多面鏡)7を形成していく。
このとき、のこりの多角柱6の一端面6dにも取付用基
準面を形成して次々に切り取っていく(同図(e) 、
 (f) )。そして、各多角板7を精密洗浄し、反射
面6aに蒸着装置で酸化ケイ素(Sin)等をコーティ
ングして回転多面鏡を製造している。なお、円柱1の長
さT2は回転多面鏡の厚さ11の複数倍以上で、片側の
第1の溝4aの幅をΔt2+第2+溝5の幅をΔt3 
、反射面6aの幅をj2+nを自然数とすると、 T2≧n−t1+(n  1)Δt3 =n・(t2+2Δt2) + (n  1 )・Δt
3となる。なお、前記第1の溝4は幅が2Δt2+Δt
、となっている。
以上のように本実施例では、第1の溝4,4a及び第2
の溝5を形成した後で反射面6aを形成し、さらに1枚
づつ切り取るので、切り取り時の反射面6aへの歪みの
影響を防止できるとともに、切削(ずが溝4,5によっ
て反射面6aに飛びかからないようにでき、反射面6a
の品質の低下を防止できる。さらに本実施例のように加
工すると、取付用基準面6c、6dの形成時にも反射面
6aへの歪み発生等の悪影響も防止でき、そのうえ上述
した第1の実施例での効果も有するものとなる。
なお、上述した第1.第2の実施例において、部材(円
柱1.多角柱2.6)の支持は第3図に示すような支持
具8を用いることもできる。このときは、円柱1又は多
角柱2,6の支持具と接する箇所は高精度加工をほどこ
すとともに回転多面鏡の1枚分より短いタップ10を設
け、ネジ9にて支持具8を固定する。なお、支持具8は
円柱1又は多角柱2,6と接する部分及び反対側の端面
8bと円筒部8aを高精度に仕上げ、各工程作業の一連
についてこの支持具基準で進めれるようにする。
この方法によれば、高精度の支持具8を基準に各加工機
への取り付けができるので、各加工工程の分離作業をも
容易にすることができるし、又、自動化もはかることが
できる。
又、溝加工時、多角面2aへの歪、パリ等影響が少ない
場合には第4図、第5図に示すように第一の溝4,4a
及び第二の溝5を形成し、その後超精密加工機で鏡面加
工をし、反射角6aを形成するようにしてもよい。
発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明は、側面(多角面
)に鏡面(反射面)有する多角柱を形成した後で、複数
枚の回転多面鏡に切断して分割するので反射面の面倒れ
を防止でき、多量の回転多面鏡の反射面を一度に形成で
きる。そのため、生産コストを下げることができる。ま
た、回転多面鏡の端面として取付用の基準面の一面のみ
を加工すればよく、従来の方法よりも工程を減らすこと
ができ、さらにコストを下げることもできる。
さらに、第1の溝と第2の溝を設けているので、切断作
業時のびびりや切削粉による反射面の損傷を防止できる
。このように本発明によればコストが低(、精度の高い
回転多面鏡を作ることができる。
さらに円柱体又は多角柱体の一端側に支持具をつける構
成とすることによって分離された加工工程の基準治具と
して作業を行うことができ、加工しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における回転多面鏡の製
造法を示す工程図、第2図、第3図は本発明の第2の実
施例における回転多面鏡の製造法を示す工程図、第4図
、第5図は本発明の第3の実施例における回転多面鏡の
製造法を示す工程図、第6図は従来の回転多面鏡の製造
法を示す工程図、第7図、第8図、第9図は回転多面鏡
と鏡面(反射面)の面倒れの関係を示す回転多面鏡の断
面図、第10図は鏡面(反射面)の面倒れと印字との関
係を示す図である。 1・・・・・・円柱、2,6・・・・・・ 多角柱、2
 a 、 6 a・・・・・・反射面、2b、6b・・
・・・・一端、2c、6c。 6d・・・・・・基準面、3,7・・・・・・多角板(
回転多面鏡)、4.4a・・・・・・第1の溝、5・・
・・・・第2の溝、8・・・・・・支持具、9・・・・
・・ネジ。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか1名第1図 6−湾A壮 jIJ図 第5図 第6図 第7図 +04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転多面鏡の厚みtの2倍以上の長さT_1を有
    する部材から切削加工による鏡面(反射面)を側面(多
    角面)に有する多角柱を形成し、この多角柱を回転多面
    鏡1枚分の厚みtに相当する長さに切断して、複数の回
    転多面鏡に分割することを特徴とした回転多面鏡の製造
    法。
  2. (2)回転多面鏡の厚みtの2倍以上の長さT_1を有
    する部材から切削加工による鏡面(反射面)を側面(多
    角面)に有する多角柱を形成する工程と、前記多角柱の
    一端面に基準面を形成する工程と、基準面を形成した後
    に多角柱の基準面から回転多面鏡1枚分の厚みtに相当
    する長さで切断する工程と、この切断工程の後、更に多
    角柱の切断面に基準面を形成する工程と1枚分の長さに
    切断する工程とを繰り返して複数枚の回転多面鏡を前記
    多角柱から切り出すことを特徴とする回転多面鏡の製造
    法。
  3. (3)回転多面鏡の厚みt_1の2倍以上の長さT_2
    を有する部材に、回転多面鏡の面取り、段差相当分の深
    さの複数の第1の溝と、前記第1の溝の中に位置する第
    2の溝とを形成するとともに切削加工による鏡面(反射
    面)を側面(多角面)に有する多角柱を形成し、前記多
    角柱の各々の第2の溝の部分で切断して複数の回転多面
    鏡を切り出すことを特徴とした回転多面鏡の製造法。
  4. (4)回転多面鏡の厚みt_1の2倍以上の長さT_2
    を有する部材に、回転多面鏡の面取り、段差相当分の深
    さの複数の第1の溝と、前記第1の溝の中に位置する第
    2の溝とを形成するとともに切削加工による鏡面(反射
    面)を側面(多角面)に有する多角柱を形成する工程と
    、前記多角柱の一端面に基準面を形成する工程と、前記
    第2の溝の部分で切断して1枚分の回転多面鏡を切り出
    す工程と、この工程の後、更に前記多角柱の切断面に基
    準面を形成する工程と1枚分の回転多面鏡を切り出す工
    程を繰り返して複数枚の回転多面鏡を形成することを特
    徴とした回転多面鏡の製造法。
  5. (5)回転多面鏡の厚みt又はt_1の2倍以上の長さ
    T_1又はT_2を有する部材の一端に、支持具を固定
    するための厚みt又はt_1よりも短いネジ穴を設けた
    請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転多面鏡の
    製造法。
  6. (6)回転多面鏡の厚みt又はt_1の2倍以上の長さ
    T_1又はT_2を有する部材の支持具を固定するため
    の、厚みt又はy_1よりも短いネジ穴を設ける端面側
    を基準面加工した請求項5記載の回転多面鏡の製造法。
  7. (7)支持具を加工機への設置の治具として使用する請
    求項5又は請求項6に記載の回転多面鏡の製造法。
JP12432288A 1988-05-20 1988-05-20 回転多面鏡の製造法 Pending JPH01293313A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100744195B1 (ko) * 2005-12-20 2007-08-01 한국생산기술연구원 폴리곤 미러와 이의 가공방법
US7281968B2 (en) 2004-05-18 2007-10-16 Seiko Epson Corporation Method of manufacturing auxiliary mirror, method of manufacturing light source lamp, projector, and method of manufacturing hole opening parts
WO2014156729A1 (ja) * 2013-03-28 2014-10-02 シチズンホールディングス株式会社 ポリゴン加工装置およびポリゴン加工方法

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