JPH01291248A - 露光機能を付与した感光材料包装ユニツト - Google Patents

露光機能を付与した感光材料包装ユニツト

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JPH01291248A
JPH01291248A JP12144488A JP12144488A JPH01291248A JP H01291248 A JPH01291248 A JP H01291248A JP 12144488 A JP12144488 A JP 12144488A JP 12144488 A JP12144488 A JP 12144488A JP H01291248 A JPH01291248 A JP H01291248A
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JP
Japan
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layer
photosensitive material
film
present
photosensitive
Prior art date
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Application number
JP12144488A
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Keisuke Shiba
柴 恵輔
Hisashi Shiraishi
白石 久司
Iemi Satake
佐竹 舎己
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01291248A publication Critical patent/JPH01291248A/ja
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C3/00Packages of films for inserting into cameras, e.g. roll-films, film-packs; Wrapping materials for light-sensitive plates, films or papers, e.g. materials characterised by the use of special dyes, printing inks, adhesives
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2219/00Cameras
    • G03B2219/02Still-picture cameras
    • G03B2219/04Roll-film cameras
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、取扱いが簡便であり、コンパクトでかつ優れ
た写真が容易に撮影できる露光機能を付与したくレンズ
、シャッターが付いた)感光材料包装ユニットに関する
もので、とくに支持体にポリエステル・フィルムを用い
コンパクトで現像処理の後カール解消性に優れカラー印
画紙にプリントしやすいカラーネガフィルムを与える感
光材料包装ユニットに関するものである。  。
(従来の技術) 写真を撮影したい場合に、カメラをもち合せなくとも、
通常の感光材料と同様に入手して撮影し、その後DP店
に現像・焼付けを依頼すればカラー印画紙が入手できる
「レンズ付フィルム」が販売されている。例えば富士フ
ィルム社から「写るんです−H1Jや[写るんです一フ
ラッシュ」がある。かかる露光機能付感光材料包装ユニ
ットは、いつ、どこでも、誰でも優れた写真を撮影でき
るように、幾多の工夫がされている。例えばコンパクト
に装備できる単眼レンズ、非球面レンズ、シャッター機
構、視差が小さいファインダー、優れた写真を容易に撮
影できる露光ラチチウドの改良、コンパクトな補助照明
機構やホトクロミック・フィルターの装備、感光材料の
結像面へ設定の方法、取扱いが簡便である感光材料のプ
レ・ロードの方法、従来のパトローネ、カー1〜リツジ
またはそれと共通な取扱いができる容器への撮影済フィ
ルムの巻きとりなど。
特公昭57−28336号(対応米国特許第42411
70号)明細書にジカルボン酸のグリコールジエステル
、ポリエチレングリコールおよびスルホン酸置換の芳香
族ジカルボン酸エステルの共重合性、線状ポリエステル
フィルムを透水性支持体またはカバーシートとして用い
ることを開示している。また野菜などの包装に有用であ
ることを示している。
しかし、ロール状に巻回して用いる感光材料の支持体と
しての有用性を示唆していない。
「レンズ付きフィルム」の普及とともに、さらにコンパ
クトでかつ優れた写真が容品に撮影でき、かつ安い生産
コストで一貫生産できる露光機能を付与した感光材料包
装ユニットが要求される。さらに、コンパクトでかつ、
従来の24枚どりより多く、撮影できる感光材料を内蔵
する包装ユニットも要求される。
(本発明が解決しようとする課題) 従来、レンズ付きフィルムには、その支持体に122μ
ないし140μのTACDリアセチルセルローズ系)フ
ィルムを用いていた。また撮影済感光材料の巻きとり用
容器には、従来の110サイズのカートリッジや135
サイズのパトローネをそのまま用いていた。レンズ付き
感光材料包装ユニットをさらに、小型化するには支持体
の厚みを薄(するが有利である。またフィルムを小さく
巻回して、包装ユニットに収納するがよい。
しかし乍ら、TAC系支持体を用いて薄層化し、さらに
破断強度や耐脆弱性や耐傷性を充分に保持させる工夫が
必要である。
他方、感光材料の支持体に用いるポリエステル・フィル
ムは、機械的強度や寸度の安定性に優れるが、小さい径
で長時間巻回して放置すると巻きぐせとして、カールが
強く残留する欠陥がある。
従来の135サイズ感光材料用パトロートに巻回して用
いるには、厚いバック層を設けるなど格別の工夫が必要
である。
本発明の目的は、携帯に軽く、小さく簡便に、撮影でき
、そのままDP店にもどして高画質の写真ができる露光
機能を付与した感光材料包装ユニットを提供することで
ある。具体的には、上衣またはワイシャツの胸ポケット
に入る程度の、小型で携帯に便利な文字通り「ポケット
・カメラ」で、そのまま撮影しDP店に現像を依願でき
る感光材料包装ユニットを提供することである。また携
帯に軽く小さく簡便な上に、24コマより多く撮影  
゛できる露光機能を付与した感光材料包装ユニット  
゛を提供でき、また現像所で従来と、はぼ同様に現像処
理できる包装ユニットを提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、従来の問題点に注目し、簡易な撮影現像
およびプリント焼付はシステムの開発に努力した結果、
以下の方法によって、その目的を達成しうろことを見出
□した。     −一        すなわち、本
発明の目面は、(11透明支持体の上に少くとも1つの
ハロゲン化銀乳剤層を有する写真感光層および、この写
真感光層が設けられた反対側の支持体上にバック層を有
する感光材料を内蔵する、露光機能を付与した感光材料
包装ユニットにおいて、該支持体が0゜5重量%以上の
含水率をもち、かつその破断強度が8ないし25kg/
llll112、初期弾゛性率が200ないし600 
kg/mm”であるポリエステル・フィルムであること
を特徴とする感光材料包装ユニット、(2)ポリエステ
ル・フィルムがスルホン酸基またはその塩を有する芳香
族ジカルボン酸を共重合成分と子る支持体を用いる特許
請求の範囲第1項記載の感光材料包装ユニット、 (3)炭素数4ないし20の脂肪族ジカルボン酸を共重
合成分とし、該共重合成分がテレフタル酸成分に対し′
て3ないし25モル%である支持体を用いる特許請求の
範囲第1項又は第2項記載の感光材料包装ユニット、 又は、 (4)透明支持体が厚さ25ないし120μのポリエス
テルフィルムである特許請求の範囲第1項ないし第3項
いずれか記載の感光材料包装ユニット、 により達成された。
本発明は、露光機能を付与した感光材料包装ユニットに
関するもので、露光機能(レンズとシャッター機構など
、ストロボのような補助光源を兼ね備えることもできる
)を有する「箱」の中に感光材料が内蔵され、この箱が
外装され(好しくは防濡加工された材料によって外装さ
れる)た全体をいう。
第1図に本発明による感光材料包装ユニットの主要は関
連機構の配置を例示している。ユニットの本体または箱
(1)に、撮影レンズ(6)、シャッター、ファインダ
ー窓(7)、補助照明用ストロボ光源(8)、ストロボ
用充電機構(10)、ストロボ用電池(9)などの撮影
用露光機構にさらに感光材料の収縮のための第1収納室
(3)と第2収納室(4)を設けてあり、感光材料はパ
トローネに収納してまたは直接に巻回して第1収納室に
収納され、撮影後、巻回されるパトローネに接合されて
ユニット本体に収納されている。この本体は外装(2)
されている。さらに詳しくは例えば実願昭61−219
32号明細書に記載している。
本発明において、本体をコンパクトにするのに、用いる
感光材料の巻回する径を小さくして第1収納室を小さく
し、用いる巻回されるパトローネを小さくして第2収納
室を小さくすることができる。
本発明による感光材料は、巻回する径を小さくして収納
するに適している。
本発明においては、感光材料とくに用いる支持体の弱点
を箱の中の機構や外装によって補うことができる。例え
ば、本発明の支持体を薄くすることによる平面性不足や
、フィルムの搬送性不足を、感光材料の二つの収納室の
形状と位置、結像面を安定化するフィルム支持部、フィ
ルム送りのカムの形状などの工夫と組合セて補償するこ
とができる。
レンズを固定焦点として取扱いを簡便にすることができ
る。撮影のときに、シャッターボタンと連動させてレン
ズが外にとび出す機構を入れることにより、箱が一層小
型化できるなど内蔵する感光材料の工夫とレンズ付き箱
の工夫により本発明の効果を大きくすることができる。
本発明における特長は、支持体に0.5重量%以上の含
水率をもつポリエステルフィルムを用いることである。
とくにその厚さが25ないし120μの支持体を用いる
ことである。従来のポリエチレンテレフタレートフィル
ムを支持体に用いた感光材料は、直径が約30mないし
8mm以下に巻回して用いると、その巻きぐせとしてカ
ールが残留しやすい。しかし現像処理の工程を通すと、
含水率0.5重量%以上のポリエステルフィルム支持体
はカールが解消されることを見出した。また本発明の撮
影システムにおいては、その破断強度が8kg/mm”
以上、その初期弾性率が200kg/mm2以上であれ
ば実用上問題がないことが判った。
本発明において好しい透明支持体は、0.5重量%以上
の含水率をもつポリエステル系フィルムである。0.5
重量%以上の含水率をもつポリエステル系フィルムは、
スルホン酸またはその塩によって置換された芳香族ジカ
ルボン酸成分を共電金成分としたポリエステル、好しく
はグライコールを主要成分とする共重合ポリエチレンテ
レフタレートである。
前記スルホン酸基またはその塩を有する芳香族ジカルボ
ン酸としては、具体的には、5−すトリウムスルホイソ
フタル酸、2−すトリウムスルホテレフタル酸、4−ナ
トリウムスルホフタル酸、4−ナトリウムスルホ−2,
6−ナフタレンジカルボン酸およびこれらのナトリウム
を他の金属、例えばカリウム、リチウムなどで置換した
化合物を挙げることができる。スルホン酸またはその塩
を有する芳香族ジカルボン酸成分の共重合割合としては
、主原料であるテレフタル酸成分に対して、好ましくは
2〜15モル%、特に好ましくは4〜10モル%である
またグリコール成分としては、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ブタンジ−オール、ネオペンチル
グリコール、1.4−シクロヘキザン・ジオール、ジエ
チレングリコールなどである。
本願発明に用いる共重合ポリエチレンテレフタ−1〇− レートフィルムには、更に炭素数4〜20の脂肪族ジカ
ルボン酸成分が共重合されていることが透明性、特に共
重合ポリエチレンテレフタレートフィルム表面の白化の
抑制および耐折性の面から好ましい。
炭素数4〜20の脂肪族ジカルボン酸成分としては、具
体的には、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸などを挙
げることができるが、なかでもアジピン酸が好ましい。
炭素数4〜20の脂肪族ジカルボン酸成分の共重合割合
としてはテレフタル酸成分に対して、好ましくは3〜2
5モル%、特に好ましくは5〜20モル%である。
なお、本願発明のポリエステルフィルムにおいては、透
明性、機械的特性を阻害しない範囲の小割合であれば、
更に他の酸成分あるいはグリコール成分を共重合せしめ
ることも可能である。
たとえばポリアルキレングリコール、特にポリエチレン
グリコールをポリエステル中の0〜10重量%共重合せ
しめることができる。かかる目的で用いられるポリアル
キレングリコールの分子量としでは1,000〜10,
000であることが好ましい。
本発明においては、とくに、透明性、表面の白化の抑制
が高画質をうるに有利であり、とくに耐折性はコンパク
ト化に有利である。特公昭57−28336号などに透
水性ポリエステルフィルムについて記載があるが、本発
明の前記の効果を示唆する記載は見当らない。
次に本発明による支持体の感光材料へ適用する方法につ
いて説明する。
ポリエステルフィルムを写真感光材料用支持体として使
用する際に問題となる性質の一つに支持体が高屈折率で
あるために発生するふちかぶりの問題があげられる。写
真用支持体としてはトリアセチルセルロース(TAC)
ならびにポリエチレンテレフタレート(PET)に代表
されるポリエステル系のポリマーが一般的に用いられて
いるが、このTACとPETとの光学的性質の大きな差
の一つは、屈折率である。この屈折率はPETが1゜6
程度に対してTACは1.5と小さい。一方、下びき層
ならびに写真乳剤層にもっばら用いられるゼラチンの屈
折率は1.50〜1.55であり、ゼラチンの屈折率の
比をとるとPETでは1.5/1.6と1より小さく、
光がフィルムエツジから入射した時、ベースと乳剤層の
界面で反射しやすい。従って、ポリエステル系のフィル
ムはいわゆるライトパイピング現象(ふちかぶり)を起
こす。
この様なライトパイピング現象を回避する方法としては
フィルムに不活性無機粒子等を含有させる方法ならびに
染料を添加する方法等が知られている。本発明において
好ましいライトパイピング防止方法はフィルムヘイズを
著しく増加させない染料添加によ墨方法である。
フィルム染色に使用する染料については特に限定を加え
るものでは無いが色調は感光材料の一般的な性質上グレ
ー染色が好ましく、また染料はポリエステルフィルムの
製膜温度域での耐熱性に優れ、かつポリエステルとの相
溶性に優れたものが好ましい。
染料としては、上記観点から三菱化成製のDiares
in、日本化薬製のKaya−set等ポリエステル用
として市販されている染料を混合することにより目的を
達成することが可能である。
染色濃度に関しては、マクベス社製の色濃度針にて可視
光域での色濃度を測定し少なくとも0゜01以上である
ことが必要である。更に好ましくは0.03以上である
本発明によるポリエステルフィルムは、用途に応じて易
滑性を付与することも可能であり、易滑性付与手段とし
ては特に限定を加えるところでは無いが、不活性無機化
合物の練り込み、あるいは界面活性剤の塗布等が一般的
手法として用いられる。
かかる不活性無機粒子としては、Sin、、Tie、 
、Ba5O,、CaCO5、タルク、カオリン等が例示
される。また、上記のポリエステル合成反応系に不活性
な粒子を添加する外部粒子系による易滑性付与以外にポ
リエステルの重合反応時に添加する触媒等を析出させる
内部粒子系による易滑性付与方法も採用可能である。
これら易滑性付与手段には特に限定を加えるものでは無
いが、写真感光材料用支持体としては透明性が重要な要
件となるため、上記易滑性イ」与手段では外部粒子系と
してはポリエステルフィルムと比較的近い屈折率をもつ
SiO□、あるいは析出する粒子径を比較的小さくする
ことが可能な内部粒子系を選択することが望ましい。
更には、練り込みによる易滑性付与を行う場合、よりフ
ィルムの透明性を得るために機能付与した層を積層する
方法も好ましい。この手法としては具体的には複数の押
し出し機ならびにフィードブロック、あるいはマルチマ
ニフォールドダイによる共押出し法が例示される。
本発明においては、共重合比によっては下びき層を設け
る際の熱処理にて低重合物の析出が問題となる場合があ
るが、その際、該支持体の少なくとも片面に通常のポリ
エステル層を積層することが可能用ありその際にも、共
押出し法が有効な手段として用いられる。
本発明の共重合ポリエチレンテレフタレートフィルムの
原料ポリマーの合成法は従来公知のポリエステルの製造
方法に従って製造できる。例えば酸成分をグリコール成
分と直接エステル化反応するか、または酸成分としてジ
アルキルエステルを用いる場合はグリコール成分とでエ
ステル交換反応し、これを減圧下に加熱して余剰のグリ
コール成分を除去することにより、共重合ポリエチレン
テレフタレートを得ることができる。この際、必要に応
じてエステル交換反応触媒あるいは重合反応触媒を用い
、あるいは耐熱安定剤を添加することができる。
前記にて得られた共重合ポリエチレンテレフタレートは
一般に粒状に成型し、乾燥後、溶融押し出しして、未延
伸シートとし、次いで2軸延伸および熱処理することに
より目的とするフィルムにする。
2軸延伸は、縦、横の逐次延伸あるいは2軸向時延伸の
いずれでもよく、延伸倍率は特に限定されるものではな
いが通常は2.0〜5.0倍が適当である。また縦、横
延伸後、縦、横方向のいずれかに再延伸してもかまわな
い。
本発明における延伸時の温度としては、縦延伸は70〜
100℃、横延伸は100〜160℃(好ましくは11
0〜140℃)であることが望ましい。
熱固定温度としては180〜210℃、特に190〜2
00℃であることが好ましい。
乾燥方法としては真空乾燥法でも、脱湿風乾燥法でもよ
い。
本発明におけるポリエステル系支持体は、実用上充分に
高い機械的強度を有し、とくに破断強度が8ないし25
 kg/m、、2、初期弾性率が200ないし600 
kg/mm2また膜厚50μにおける引き裂き強度が3
0g以上である。
本発明による支持体の巻きくせとしてカールが残留しや
すい特性は、次に示す「カール回復率(%)」として評
価できる。
[カールの評価方法] サンプルサイズ12c+nX35mmのフィルムを直径
10mmの巻芯に巻き、60°C×30%RHX72h
rの処理を行い、その後巻芯から解放し40℃の蒸留水
に15分間浸漬後、50gの荷重をかけ55℃の空気恒
温槽で3分間乾燥しサンプルを垂直に吊し、サンプル長
さを測定し元の12cmのサンプル長にどれだけ回復し
たかを評価した。
本発明においては「カール回復率」は、浸漬処理をした
場合に、25%以上、好しくは40%以上が好しい。本
発明によるポリエステル支持体は、40%以上の[カー
ル回復率(%)]を示す。
従って本発明によるポリエステル系フィルムとくに共重
合ポリエチレンテレフタレート系フィルムは、その膜厚
を、用途に応じて25ないし250μに設定することが
できる。本発明においては1、  好しくは25ないし
120μであり、特願昭63−51284号明細書に記
載のように、感光材料のパトローネのカギ化、第1およ
び第2収納室の縮小化ひいては、本願の感光材料の包装
ユニットを小型化できる。その奥ゆき(厚み)を3.5
cm以下または2cff1位に、その横巾を12c+n
以下にすることができる。
他方、従来に近い大いさのパトローネを用いるならば、
収納する感光材料の撮影可能コマ数を多くすることがで
きる。(例えば40コマないし50コマなど) 本発明による共重合ポリエチレンテレフタレートフィル
ムは従来のポリエチレンテレフタレートフィルムに比べ
て、乳剤層などの各種コーティング層との接着性が優れ
ている特長を有する。
本願発明のポリエステルフィルムは接着性向上およびコ
ーテイング液のぬれ特性を改良するため、予めコロナ放
電処理、薬液処理、火炎処理などの各種表面処理を必要
に応じて施すことができる。
これらの表面処理の中で、本発明に最も好ましく用いら
れるのは、フィルム表面への低重合物の析出が少ないコ
ロナ放電処理である。
本発明のポリエステル支持体は、その上に塗設される感
光性層等の写真層との接着力を増す為に下びき層を有す
ることが好ましい。
下びき層としては、スチレン−ブタジェン系共重合体又
は塩化ビニリデン系共重合体からなるポリマーラテック
スを用いる下びき層、ゼラチンの如き親水性バインダー
を用いる下びき層がある。
本発明に好ましく用いられる下びき層は親水性バインダ
ーを用いる下びき層である。
本発明に使用する親水性バインダーとしては水溶性ポリ
マー、セルロースエステル、ラテックスポリマー、水溶
性ポリエステルなどが例示される。
水溶性ポリマーとしては、ゼラチン、ゼラチン誘導体、
ガゼイン、寒天、アルギン酸ソーダ、でんぷん、ポリビ
ニールアルコール、ポリアクリル酸共重合体、無水マレ
イン酸共重合体などであり、セルロースエステルとして
はカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロースなどである。ラテックスポリマーとしては塩化ビ
ニル含有共重合体、塩化ビニリデン含有共重合体、アク
リル酸エステル含有共重合体、酢酸ビニル含有共重合体
、ブタジェン含有共重合体などである。この中で最も好
ましいのはゼラチンである。
本発明に使用される支持体を膨潤させる化合物として、
レゾルシン、クロルレゾルシン、メチルレゾルシン、0
−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、フェ
ノール、0−クロルフェノール、p−クロルフェノール
、ジクロルフェノール、トリクロルフェノール、モノク
ロル酢酸、ジクロル酢酸、トリフルオロ酢酸、抱水クロ
ラールなどがあげられる。この中で好ましいのは、レゾ
ルシンとp−クロルフェノールである。
本発明の下びき層には種々のゼラチン硬化剤を用いるこ
とができる。
ゼラチン硬化剤としてはクロム塩(クロム明ばんなど)
、アルデヒド類(ホルムアルデヒド、ゲルタールアルデ
ヒドなど)、イソシナネート類、活性ハロゲン化合物(
2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−5−)リアジンな
ど)、エピクロルヒドリン樹脂などを挙げることができ
る。
本発明の下びき層にはS iOz、T 10 zの如き
無機物微粒子又はポリメチルメタクリレート共重合体微
粒子(粒子径が約1μ〜10μ)をマット剤として含有
することができる。
本発明に係る下びき層は一般によく知られた塗右方法、
例えばデツプコート法、エアーナイフコート法、カーテ
ンコート法、ワイヤーバーコード法、グラビアコート法
、エクストルージョンコート法等により塗布ことが可能
である。
本発明の感光材料には感光性層の他に、アンチハレーシ
コン層、中間層、バック層、表面保護層の如き非感光性
層を有することができる。
バック層のバインダーとしては、疎水性ポリマーでもよ
く、下びき層に用いる如き親水性ポリマーであってもよ
い。
本発明の感光材料のバック層には、帯電防止剤、易滑剤
、マット剤、界面活性剤、染料等を含有することができ
る。本発明のバック層で用いられる帯電防止剤としては
、特に制限はなく、たとえばアニオン性高分子電解質と
してはカルボン酸及びカルボン酸塩、スルホン酸塩を含
む高分子で例えば特開昭48−22017号、特公昭4
6−24159号、特開昭51−30725号、特開昭
5−1−’129’216号、特開昭55−!3594
2号に記載されているような高分子である。カチオン性
高分子としては例えば特開昭49−121523号、特
開昭48−91165号、特公昭49−24582号に
記載されているようなものがある。
またイオン性界面活性剤もアニオン性とカチオン性とあ
り、例えば特開昭49−85826号、特開昭49−3
3630号、US2,992,108、US3,206
,312、特開昭48−87826号、特公昭49−1
1567号、特公昭49〜11568号、特開昭55−
70837号などに記載されているような化合を挙げる
ことができる。
本発明のバック層の帯電防止剤として最も好ましいもの
は、ZnO,、TiO2、Snug、Aj!z 03 
、Inz o:l 、S iOz 、MgO。
Bad、MoO2の中から選ばれた少くとも1種の結晶
性の金属酸化物あるいはこれらの複合酸化物の微粒子で
ある。
本発明に使用される導電性の結晶性酸化物又はその複合
酸化物の微粒子はその体積抵抗率がIQ’Ωcm以下、
より好ましくは105ΩC以下である。
またその粒子サイズは0.01〜0.7μ〜特に0.0
2〜0.5μであることが望ましい。
本発明に使用される導電性の結晶性金属酸化物あるいは
複合酸化物の微粒子の製造方法については特開昭56−
143430号及び同60−258541号の明細書に
詳細に記載されている。第1に金属酸化物微粒子を焼成
により作製し、導電性を向上させる異種原子の存在下で
熱処理する方法、第2に焼成により金属酸化物微粒子を
製造するときに導電性を向上させる為の異種原子を共存
させる方法、第3に焼成により金属微粒子を製造する際
に雰囲気中の酸素濃度を下げて、酸素欠陥を導入する方
法等が容易である。異種原子を含む例としてはZnOに
対してAl、In等、Tie。
に対してはNb、、Ta等、SnO□に対してはSb、
Nb、ハロゲン元素等が挙げられる。異種原子の添加量
は0.01〜30mo1%の範囲が好ましいが0.1〜
10mo1%であれば特に好ましい。
バック層は反対側の写真感光層の湿度による膨張収縮が
原因でひきおこされる感光材料のカーリングを防止する
ようにその材質と厚さを調節して設層することが特に好
ましい。とくに、厚みが25ないし120μのように薄
い支持体5においては、バック層の設層はカーリングの
防止に有用である。
この目的のためには、ゼラチンを主成分とする親水性の
コロイド層を用いるのが好ましく、その厚さは、写真感
光層の膨張収縮の特性に対応して選択されるが、0.5
〜20μが好ましく、特に1〜10μがさらに好ましい
感光材料のカーリングの程度はインターナショナルスタ
ンダードl504330:1987 (E)“フォトグ
ラフィー−デターミネーション オブザ カール オブ
 フォトグラフィック フィルム”に従って測定できる
が該スタンダードに記載の1/R表示にて15以下とな
るようにバック層を設けることが好ましく、10以下に
することが更に好ましい。
さらに、バック層の湿度に対する物理的特性の制御のた
めに、ゼラチン以外の親水性のポリマー日産化学製スノ
ーテックスCのようなコロイド状シリカで代表される無
機微粒子分散物、ポリアルキルアクリレート、あるいは
ポリアルキルメタクリレート、あるいはそれらと他の重
合性モノマーとの共重合体、あるいはその部分加水分解
物を直径100mμ以下の粒子状に分散した高分子ラテ
ックスなどを添加してもよい。ポリマーラテックスの好
ましい例としては、特公昭45−5331、米国特許第
2852386号、同3062674号、同34119
11号、同3411912号明細書記載のものがあげら
れる。
本発明に用いる感光材料は、本願発明の包装ユニットが
コンパクトに作られるために、感光材料は従来のカメラ
内に比べて、制限された状態で走行させられることとな
るため、特に低い摩擦係数を有していることが好ましい
。特に、感光材料の写真感光層側表面とバック層側表面
との間の摩擦係数は、巻き姿を小さくするためにも低い
ことが好ましく、0.25以下であることが更に好まし
い。
さらに、本発明の感光材料は、簡便なまきあげ装置によ
って巻きあげられるので、感光材料を収納する収納室の
内壁などに対するバックの摩擦係数を小さくすることが
好ましく、0.25以下であることは更に好ましい。
これらの低摩擦性を達成する手段としては、当業界で知
られているすべり剤から選択することができるが、特に
ポリジメチルシロキサン系化合物をゼラチン乳化物とし
て写真感光層の最外層および/又は、バック層の最外層
に用いることによって達成できる。
さらに、1〜5μの平均粒径を有するポリメチルメタク
リレートなどの有機微粒子分散物、シロイドなどの無機
質分散物などのマット剤を上記ポリジメチルシロキサン
と併用することにより、更に有効に摩擦係数を定価させ
ることが出来る。
本発明の感光材料は、通常のコンパクトカメラで使用す
るように通常のパトローネに巻き込んで使用することも
できる。
本発明の感光材料の写真感光層は少なくとも1つのハロ
ゲン化銀乳剤層を有する。
本発明の写真感光層に用いられる写真乳剤中のハロゲン
化銀粒子は、立方体、八面体、菱12面体、14面体の
ような規則的(regular)な結晶体を有するもの
、また球状、板状などのような変則的(irregul
ar)な結晶形をもつもの、あるいはこれらの結晶形の
複合形をもつもの。又、リサーチ・ディスクロージャー
(Research Disclosure)225巻
第20〜58頁(1983年1月)に記載のアスペクト
比5以上の平板状粒子のいずれでもよい。
また、エピタキシャル構造を有するものでもよいし、と
くに粒子の内部と表面とが異なった組成(例えばハロゲ
ン組成)からなる多層構造からなる粒子が好ましい。
また、粒子サイズ分布は、多分散でも単分散でもよく、
単分散乳剤は分散係数が20%以下のもので、より好ま
しくは15%以下がよい。(ここで分散係数は標準偏差
を平均粒子サイズで割ったもの) これらの写真乳剤はぺ・グラフキデ(P。
Glafkides )著 シミー・工・フイジーク・
ホトグラフィック (Chimie  et  Phy
aiquePhotographique )(ポール
・モントル(PaulMontel )社刊、1967
年)ジー・エフ・ドウフィン(G、 F、 Duffi
n)著 フォトグラフィック・エマルジョン・ケミスト
リー(PhotographicEmulsion C
heniistry )  (ザ・フォーカル・プレス
(The Focal Press )刊、1966年
)、ブイ・エル・ゼリクマン(V、l、 、 Zeli
kman)ら著メイキング・アンド・コーテング・フォ
トグラフィック・エマルジョン(Making and
 CoatingPhotographic Emul
sion) (’ザ・フォーカル・プレス(The’ 
 Focal Press )刊、1964年)などに
記載された方法を用いて調製できる。ハロゲン化銀粒子
は沃化銀を30モル%以下、好ましくは25ないし2モ
ル%を含有する臭化銀、塩臭化銀、塩化銀のいずれの組
合せでもよい。好ましくは沃臭化銀である。
ハロゲン化銀粒子形成または物理熟成の段階においてカ
ドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩
、またはその錯塩、ロジウム塩またはその錯塩、鉄塩ま
たはその錯塩などを共存させてもよい。
又、本発明の写真感光材料は、写真構成層中にも保護層
やバック層にマット剤として用いられる有機や無機の微
粒子、例えば米国特許第3.411.911号、同3,
411,912号、特公昭45−5331号等に記載の
アルキルアクリレート系ラテックスを含むことが出来る
本発明の感光性ハロゲン化銀乳剤層に用いられるハロゲ
ン化銀乳剤は化学増感することが好ましい。
すなわち、銀イオンと反応し得る硫黄を含む化合物や活
性ゼラチンを用いる硫黄増感法、還元性物質を用いる還
元増感法、金その他の貴金属化合物を用いる貴金属増感
法などを単独または組合せて用いることができる。硫黄
増感剤としては、チオ硫酸塩、チオ尿素類、チアゾール
類、ローダニン類、その他の化合物を用いることができ
る。還光増感剤としては第一すず塩、アミン類、ヒドラ
ジン誘導体、ホルムアミジンスルフィン酸、シラン化合
物などを用いることができる。貴金属増感のためには金
相場のほか、白金、イリジウム、パラジウム等の周期律
表■族の金属の錯塩を用いることができる。
本発明の感光材料には安定剤として種々の化合物を含有
させることができる。すなわちアゾール類たとえばヘン
ヅチアゾリウム塩、ニトロインダゾール類、トリアゾー
ル類、ヘンシトリアゾール類、ベンズイミダゾール類(
特にニトロ−またはハロゲン置換体);ヘテロ環メルカ
プト化合物類たとえばメルカプトチアゾール類、メルカ
プトヘンジチアゾール類、メルカプトベンズイミダゾー
ル類、メルカプトチアジアゾール類、メルカプトテトラ
ゾール類(特に1−フェニル−5−メルカプトテトラゾ
ール)、メルカプトピリジン類;カルボキシル基やスル
ホン基などの水溶性基を有する上記のへテロ環メルカプ
ト化合物頻;チオケト化合物たとえばオキサゾリンチオ
ン;アザインデン類たとえばテトラアザインデン類;(
特に4−ヒドロキシ置換(1,3,3a、7)テトラア
ザインデン類);ベンゼンチオスルホン酸類;ヘンゼン
スルフイン酸;などのような安定剤として知られた多く
の化合物を加えることができる。
本発明の写真乳剤は、メチン色素類その他によって分光
増感される。用いられる色素には、シアニン色素、メロ
シアニン色素、複合シアニン色素、複合メロシアニン色
素、ホロポーラ−シアニン色素、ヘミシアニン色素、ス
チリル色素、およびヘミオキソノール色素が包含される
。特に有用な色素はシアニン色素、メロシアニン色素お
よび複合メロシアニン色素に属する色素である。これら
の色素類には塩基性異部環核としてシアニン色素類に通
常利用される核のいずれをも適用できる。すなわち、ピ
リジン核、オキサゾリン核、チアゾリン核、ピロール核
、オキサゾール核、チアゾール核、セレナゾール核、イ
ミダゾール核、テトラゾール核、ピリジン核など;これ
らの核に脂環式炭化水素環が融合した核;およびこれら
の核に芳香族炭化水素環が融合した核;すなわち、イン
ドレニン核、ヘンズインドレニン核、インドール核、ベ
ンズオキサゾール核、ナフトオキサゾール核、ヘンヅヂ
アゾール核、ナフトチアゾール核、ベンゾセレナゾール
核、ベンズイミダゾール核、キノリン核などが適用でき
る。これらの核は炭素原子上に置換されていてもよい。
本発明に於ける増感色素の使用量としては、銀モル当り
1×10−6〜5X10−3モルであることが好ましい
本発明の写真感光層は、上記の感光性ノ\ロゲン化銀を
含有する乳剤層の他に、保護層、混色防止剤、フィルタ
ー層、中間層、アンチハレーション層、などのその他の
構成層を含むことができる。
本発明の感光材料を黒白感光性の感光材料として用いる
ときには支持体の上にハレーション防止層、下塗り層の
上にハロゲン化銀感光層を1層または多層設け、保護層
か、またその反対の面に/Nツク層が設けられる。ハレ
ーション防止層や7199層には染料やコロイド銀など
が用いられる。
また、カラー感光材料として用いるときには、支持体の
上にイエロー・カプラーを含有する青感性ハロゲン化銀
感光層ユニット、マゼンタ・カプラーを含有する緑感性
ハロゲン化銀感光層ユニット、シアン・カプラーを含有
する赤感性ハロゲン化銀感光層やDIR・カプラーやD
AR・カプラーを含有する感光性ハロゲン化銀機能層、
中間層、フィルター層など、さらに保護層やバック層を
設ける。
本発明には種々のカラーカプラーを使用することができ
、その具体例は前出のリサーチ・ディスクロージャー(
RD)漱17643、■−C−Gに記載された特許に記
載されている。
イエローカプラーとしては、例えば米国特許第3.93
3.501号、同第4,022,620号、同第4.3
26,024号、同第4,401゜752号、特公昭5
8−10739号、英国特許第1,425,020号、
同第1. 476、 760号、等に記載のものが好ま
しい。
マゼンタカプラーとしては5−ピラヅロン系及びピラゾ
ロアゾール系の化合物が好ましく、米国特許第4,31
0,619号、同第4,351゜897号、欧州特許筒
73,636号、米国特許第3,061,432号、同
第3. 725. 067号、リサーチ・ディスクロー
ジャーN1124220(1984年6月)、特開昭6
0−33552号、リサーチ・ディスクロージャー11
h24230(1984年6月)、特開昭60−436
59号、米国特許第4,500.630号、同第4,5
40.654号等に記載のものが特に好ましい。
シアンカプラーとしては、フェノール系及びナフトール
系カプラーが挙げられ、米国特許第4゜052.212
号、同第4.146,396号、同第4,228,23
3号、同第4. 296. 200号、同第2,369
,929号、同第2,801.171号、同第2,77
2,162号、同第2,895,826号、同第3. 
772. 002号、同第3,758,308号、同第
4.334.011号、同第4,327,173号、西
独特許出願第3.329,729号、欧州特許筒121
.375A号、米国特許第3,446.622号、同第
4,333,999号、同第4,451.559号、同
第4,427,767号、欧州特許筒161,626A
号等に記載のものが好ましい。
発色色素の不要吸収を補正するためのカラード・カプラ
ーは、リサーチ・ディスクロージャー隘17643の■
−G項、米国特許第4,163゜670号、特公昭57
−39413号、米国特許第4,004,929号、同
第4’、  138. 258号、英国特許節1,14
6,368号に記載のものが好ましい。
発色色素が適度な拡散性を有するカプラーとしては、米
国特許第4,366.237号、英国特許節2,125
,570号、欧州特許筒96,570号、西独特許(公
開)第3,234,533号に記載のものが好ましい。
ポリマー化された色素形成カプラーの典型例は、米国特
許第3,451,820号、同第4,080.211号
、同第4,367.282号、英国特許節2.102,
173号等に記載されている。
カップリングに伴って写真的に有用な残基を放出するカ
プラーもまた本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤
を放出するDIRカプラーは、前述のRD17643、
■〜F項に記載された特許、特開昭57−151944
号、同57−154234号、同60−184248号
、米国特許第4゜248.962号に記載されたものが
好ましい。
現像時に画像状に造核剤もしくは現像促進剤を放出する
カプラーとしては、英国特許節2,097.140号、
同第2’、  13 L  L’88号、特開昭59’
−1’576’38号、同59−170840号に記載
のものが好ましい。
その他、本発明の感光材料に用いることのできるカプラ
ーとしては、米国特許第4,130,427号等に記載
の競争カプラー、米国特許第4゜283.472号、同
第4.33’8,393号、同第4.310,618号
等に記載の長当量カプラー、特開昭60−185’95
0号等に記載のD I Rレドックス化合物放出カプラ
ー、欧州特許第173,302A号に記載の離脱後後色
する色素を放出するカプラー等が挙げられる。
本発明に使用するカプラーは、種々の公知分散方法によ
り感光材料に導入できる。
水中油滴分散法に用いられる高沸点溶媒の例は米国特許
第2,322,027号などに記載されている。
ラテックス分散法の工程、効果、および含浸用のラテッ
クスの具体例は、米国特許第4,199゜363号、西
独特許出願(OLS)第2,541゜274号および同
第2,541,230号などに記載されている。
本発明に使用できる公知の写真用添加剤も2つのリサー
チ・ディスクロージャーに記載されており、下記の表に
関連する記載箇所を示した。
本発明により感光材料は、支持体の下びき層の上に第2
燥膜の総厚が5ないし25μである、各感光層を含むコ
ロイド層が設けられる。とくに約12μないし22μの
厚みが好しい。このために、特願昭61−190629
号や特願昭62−27=38− 650号明細書に記載された方法が用いられる。
添加剤種類   RD 17643  RD 1871
61 化学増感剤    23頁  648頁右欄2 
感度上昇剤          同 上3 分光増感剤
、  23〜24頁  648頁右欄〜強色増感剤  
       649頁右欄4 増 白 剤   24
頁 5 かふり防止剤  24〜25頁  649頁右欄〜
および安定剤 6 光吸収剤、フ  25〜26頁  649頁右欄〜
イルター染料        650頁左欄紫外線吸収
剤 7 スティン防止剤 25頁右欄 650頁左左下欄8
 色素画像安定剤  25頁 9 硬 膜 剤   26頁  651頁左欄1o  
バインダー    26頁   同 上11  可塑剤
、潤滑剤  27頁  650頁右欄12  塗布助剤
、表面 26〜27頁   同 上活性剤 13  スフチック防止  27頁   同 主剤 本発明の写真感光層の保護層には、すでに本明細書のハ
ック層について述べたと同様の目的で、同様の素材を含
有させることができるし、好ましい。
本発明の感光材料は、当業界で用いられる塗布方法によ
って塗布、乾燥して得られるが、塗布方法としてはデイ
ツプ塗布法、ローラー塗布法、カーテン塗布法や押し出
し塗布法などが用いられる。
好しくは米国特許第2681294号、同第27617
91号、同第3526528号、同第3508947号
などに記載の方法により多層同時高速塗布が行われる。
また、塗布後の乾燥条件は、当業界で知られた感光材料
の製造に適した温度、湿度、風量などを選択できる。
本発明に用いられる感光材料は、可撓性支持体を用いる
あらゆる撮影用のハロゲン化銀感光材料を用いることが
できる。黒白およびカラー感光材料とくにカラーネガ、
カラー反転、高感カラー直接ポジフィルムが用いられる
。現像処理も従来の方法およびこれから市場導入される
現像処理にも適用することができる。
本発明の包装ユニットは、撮影後感光材料を取り出し現
像処理する。現像処理は、感光材料の種類に応じた処理
処方に従えばよい。カラー感光材料は発色現像後、脱銀
され、さらに水洗又は安定化処理を行った後乾燥される
。これらの諸工程に′用いられる薬品や典型的な工程例
は、例えば特開昭62−275256号明細書(特願昭
6l−109899)の26頁右下欄から31頁左下欄
及び実施例1〜4に記載されている。
(実施例) 以下に実施例を挙げて本発明をさらに説明する。
実施例−1 1) 支持体の作成 テレフタル酸ジメチル100重量部、エチレングリコー
ル70重量部、5−すトリウムスルホイソフタル酸ジメ
チル10重量部およびアジピン酸ジメチル10重量部に
、酢酸カルシウム0.1重量部および二酸化アンチモン
0.03重量部を添加し、常法によりエステル交換反応
を行った。得られた生成物にリン酸トリメチルエステル
0.05重量部を添加し、徐々に昇温、減圧にし、最終
的に280℃、1 mm11g以下で重合を行い共重合
ポリエチレンテレフタレートを得た。
共重合ポリエチレンテレフタレートを常法で乾燥した後
、280°Cで溶融押出しし、未延伸シートを作成した
。次いで、90℃で縦方向に3.5倍、95℃で横方向
に3.7倍逐次延伸した後、200℃で5秒間熱固定し
て厚さ100μの2軸延伸フイルム「試料−11を得た
。えた支持体のフィルム特性は、ヘイズが1.2%、破
断強度が12kg/mm、初期弾性率が340 kg/
mmであり、透明性、機械特性は良好であった。
透明性、破断強度及び初期弾性率は以下の条件で測定し
た。
=42= 0 透明性; フィルムのヘイズをASTM−D 1003−52に従
って測定した。
破断強度及び初期弾性率: JIS−21702−1976に準じて、幅10mm、
長さ100mmの短冊片で、引張り速度は破断強度の測
定の際には300mm/分、初期弾性率は20mm/分
で測定した。
0 カール回復率 上記の如く調製した本発明によるポリエチレンテレフタ
レート(PET)フィルム(厚さ50μm)と、市販の
ポリエチレンテレフタレートフィルム試料B(同厚)及
び市販のトリアセテートセルローズ(TAC)フィルム
試14A(厚さ125μm)について本発明の方法によ
りその含水率を測定した。
さらに、下記方法によりカール回復力を測定し第1表に
示す結果を得た。
[カールの評価方法] サンプルサイズ12cmX35m+aのフィルムを直径
10mmの巻芯に巻き、60℃×30%R1(X72h
rの処理を行い、その後巻芯から解放し40℃の蒸留水
に15分間浸漬後、50gの荷重をかけ55℃の空気恒
温槽で3分間乾燥しサンプルを垂直に吊し、サンプル長
さを測定し元の12cmのサンプル長にどれだけ回復し
たかを評価した。
第  1  表 第1表から明らかな如く、含水率0.7重量%の本発明
によるポリエチレンテレフタレートフィルム試料−1は
カール回復率が極めて優れていることが判る。
3) 写真感光材料の作成 3−1)下びき層の塗設 前記本発明によるポリエチレンテレフタレート(PET
)フィルム試料−1及び市販のPETフィルム試料−B
の各々にその両面にコロナ放電処理した後、下記組成の
下びき層を設けた。コロナ放電処理の程度は、0.02
KVA・分/rdであった。市販のトリアセテートセル
ローズ(TAC)フィルム試料についても、同様に下び
き層とバック層を塗設した。
ゼラチン              3g蒸留水  
             250 ccソジウムα−
スルホジー2−エ チルヘキシルサクシネート   0.05gホルムアル
デヒド        0.02g(1−2)バック層
の塗設 下塗後のPETフィルムの片面に下記組成のバック層(
A)を塗設した。
バック第1層 Cpd−730g エチレングリコール         60gメタノー
ル/アセトン/メチレン クロリド(5:2:3)     250mff1塗布
量          Cpd7が2g/♂となるよう
に決めた。
バック第2層 ジアセチルセルロース        50gエアロジ
ル200 (日本エアロジ ル(株)製)             5gクエン酸
ハーフエチルエステル     3g5%のシクロヘキ
サノンを含む アセトン             107!塗布量 
   全固型分量が0.125g/n(となるように決
めた。
(3−3)感光層の塗設 (感光層の組成) 塗布量はハロゲン化銀およびコロイド銀については銀の
g/ffr単位で表した量を、またカプラー、添加剤お
よびゼラチンについてはg/rrr単位で表した量を、
また増感色素については同一層内のハロゲン化銀1モル
あたりのモル数で示した。なお添加物を示す記号は下記
に示す意味を有する。但し複数の効用を有する場合はそ
のうちの一つを代表して載せた。
U■;紫外線吸収剤、3o1v;高沸点有機溶媒、Ex
F ;染料、ExS ;増感色素、ExC;シアンカプ
ラー、ExM;マゼンクカプラー、ExY ;イエロー
カプラー、cpa;添加剤 第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀        ・・・0.2ゼラチン
          ・・・1,3ExM−9・・・0
.06 UV−1・・・0.03 IJV−2、・・・0.06 UV−3・・・0.06 Solv−1・・・0.15 S01■−2・・・0.15 Solv−3・ ・ ・ 0. 05 第2層(中間層) ゼラチン          ・・・1. 0UV−1
・・・0.03 ExC−4−・−0,02 ExF−1・・・0.004 Solv−1・・・0.  l 5olv−2・・・0. 1 第3層(低感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI4モル%、均−Agl型、球相当
径0.5μ、球相当径の変動係数2θ%、板状粒子、直
径/厚み比3.0) 塗布銀量 ・・・1.2 沃臭化銀乳剤(AgI3モル%、均−Agl型、球相当
径0.3μ、球相当径の変動係数15%、球形粒子、直
径/厚み比1.0) 塗布銀量 ・・・0.6 ゼラチン          ・・・1. 0ExS−
1−4X10−’ ExS−2−5X10−5 Exc−1・ ・ ・ 0. 05 ExC−2・ ・ ・ 0. 50 ExC−3・ ・ ・ 0.03 ExC−4・ =0. 12 ExC−5・ ・ ・ 0.01 第4層(高感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag16モル%、コアシェル比1:1の
内部病Agl型、球相当径0.7μ、球相当径の変動係
数15%、板状粒子、直径/厚み比5.0) 塗布銀量 ・・・0.7 ゼラチン          ・・・1.0ExS−1
・・・ 3×1O−4 ExS−2・・ 2.3X10−’ ExC−6・・・0.11 ExC−7・・・0.05 ExC−4・・・0.05 Solv−1・・・0.05 S01v−3・・・0.05 第5層(中間層) ゼラチン          ・・・0.5゛Cpd−
1・・・0.l 5OIv−1・・・0.05 第6層(低感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag14モル%、コアシェル比1:1の
表面高Agl型、球相当径0.5μ、球相当径の変動係
数15%、板状粒子、直径/厚み比4.0) 塗布銀量 ・・・0.35 沃臭化銀乳剤(Ag13モル%、均−Agl型、球相当
径0.3μ、球相当径の変動係数25%、球形粒子、直
径/厚み比1.0) 塗布銀量 ・・・0.20 ゼラチン          ・・・1.0ExS−3
・・・ 5X10−’ ExS−4・・・ 3XIO−’ ExS−5・・・ lXl0−’ ExM−8・・・0.4 ExM−9・・・0.07 ExM−10・・−0,02 ExY−11−・ ・0.03 Solv−1・−−0,3 Solv−4・ ・ ・0.05 第7層(高感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI4モル%、コアシェル比1:3の
内部高Agl型、球相当径0.7μ、球相当径の変動係
数20%、板状粒子、直径/厚み比5.0) 塗布銀量 ・・・0.8 ゼラチン          ・・・0.5EXS−3
・−・ 5xlO−’ ExS−4・・・ 3xlO−’ ExS−5・・・ 1xlO−’ ExM−8−−・0.  I ExM−9−・・0.02 ExY−11・・・0.03 ExC−2・・・0.03 ExM−14−0,0f Solv−1・・・0.2 Solv−4・・・0,01 第8層(中間層) ゼラチン          ・・・0.5Cpd−1
・・・0.05 Solv−1・・・0.02 第9層(赤感層に対する重層効果のドナー層)沃臭化銀
乳剤(AgI2モル%、コアシェル比2:1の内部高A
gl型、球相当径1. 0μ、球相当径の変動係数15
%、板状粒子、直径/厚み比6.0) 塗布銀量 ・・・0.35 沃臭化銀乳剤(Ag12モル%、コアシェル比1:1の
内部高Agl型、球相当径0.4μ、球相当径の変動係
数20%、板状粒子、直径/厚み比6.0) 塗布銀量 ・・・0.20 ゼラチン          ・・・0.5ExS−3
−axto−’ ExY−13・・・0. 11 ExM−12・・・0.03 ExM−14−0,10 S01 v−1・ ・ ・ 0.20 第10層(イエローフィルター層) 黄色コロイド銀       ・・・0.05ゼラチン
          ・・・0. 5Cpd−’l  
        ・・・0.13Solv−1・・・0
. 13 Cpd−1・・・0.10 第11層(低感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(A−g14.5モル%、均−Agl型、
球相当径0.7μ、球相当径の□変動係数15%、板状
粒子、直径/厚み比7.0)塗布銀量 ・・・0,3 沃臭化銀乳剤(Ag’13モル%、均−Agl型、球相
当径0.3μ、球相当径の変動係数25%、板状粒子、
直径/厚み比7.0) 塗布銀量 ・・・0.15 ゼラチン          ・・・1.6BxS−6
−2*10−’ ExC−16−0,05 ExC−2−−・0.10 ExC−3・ ・ ・ 0.02 ExY−13・ −・ 0. 07 ExY−15・ ・ ・ 1.0 3olv−1・ =0. 20 第12N(高感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(A g I”’10モル%、内部高Ag
l型、球相当径1.0μ、球相当径の変動係数25%、
多重双晶板状粒子、直径/厚み比2.0) 塗布銀量 ・・・0.5 ゼラチン          ・・・0.5ExS−6
・・・ lXl0−’ ExY−15・・・0.20 ExY−13・・・0,01 Solv−1・・・0. 10 第13層(第1保護層) ゼラチン          ・・・0.8UV−4・
・・0.I UV=5           ・・・0.15Sol
v−1・・・0.01 So 1 ■−2・ ・ ・ 0.01第14層(第2
保護層) 微粒子沃臭化銀乳剤(Ag12モル%、均−Agl型、
球相当径0.07μ) ・・・0.5 ゼラチン          ・・・0.45ポリメチ
ルメタクリレ一ト粒子 直径1.5μ・・・0.2 H−1・・・0.4 Cpd−5・・・0.5 Cpd−6・・・0.5 各層には上記の成分の他に乳剤の安定化剤cpd−3(
0,04g/n()界面活性剤Cpd−4(0,02g
/%)を塗布助剤として添加した。
UV−I                   UV
−2V−3 CH3CH3 + CHt  Cト「HCH2C辷7 I UV−5 Solv−1リン酸トリクレジル 5OIV−2フタル酸ジブチル pd−1 Cpd−2 Cpd−3Cpd−4 Cpd−5Cpd−6 pd−7 2cp、e (n)c、H’+ −58= ExC−2 ExC−3 ExC−4 ExC−5 ■ CH2 ExC−6 CH。
C(CH3)5 ExC−7 H xM−8 xM−9 zHs し2 xM−1O ExY−11 ■ H3 ExY−12 ExY−13 ExY−14 ExY−15 xC−16 xS−1 xS−2 xS−3 ExS−4 ExS−5 ExS−6 (CHI)4303θ     (CHI)45O4l
NaCHg =CHSow  CHz  C0NHCH
2CHg =CHSow  CHt  C0NHCH2
xF−1 C2H5Ct Hs 得られた各試料を(35サイズ24枚どり、および36
枚どりの撮影用フィルムに加工した(35mm巾、パー
フォレーション付、長さはそれぞれ115c+++、1
65cm)。これらの裁断済みの感光材料を直径11.
5mmの巻芯にしっかりと巻きつけたときの巻径を測定
した。また「特願昭63−51284号明細書に記載と
同様な」内径18mm、外径21mmのパトローネを用
意し、上記巻芯を用いて、それぞれの感光材料をこのパ
トローネ中に巻き込んだ。巻き込むときの抵抗力および
巻き込むことができずに残った長さを測定して表1をえ
た。また、常用のパトローネよりも小さい径の上記パト
ローネを用いて、第1図に示したように包装ユニットを
作ったところ、横巾は12cm、戦中は3.5cmで高
さは6cmであった。通常のワイシャツの胸ポケットに
入れることができる大きさであった。
第2表かられかるように、本発明を用いるとコンパクト
な露光機能付き包装ユニットが得られることが明らかで
ある。
前のように、裁断してえた感光材料試料lO1,102
および103(但し、長さは前記のパトローネに巻き込
めるよう試料101は約950−他は各115cm)を
、第1図に示す露光機能付き包装ユニットに装着した。
さらに25℃、30%RHの雰囲気の中に一書夜放置し
たのち、−コマ毎に撮影し、フィルム搬送して、その搬
送性を試験した。
第2表 次に示す、処理工程に従ってカラー現像処理を行った。
えたフィルムの中方向と長さ方向のカールの状態を観察
した。その結果を第3表に示す。
第  3  表 処理工程 工  程    処理時間  処理温度発色現像   
 3分15秒   38℃漂   白      6分
30秒    38°C水  洗     2分10秒
    24°C定  着     4分20秒   
 38℃水洗 (1)1分05秒   24℃ 水洗 (2)1分00秒   24℃ 安  定     1分05秒    38°C乾  
 燥      4分20秒    55°C次に、処
理液の組成を記す。
(定着液) (単位g) エチレンジアミン四酢酸      0.5二ナトリウ
ム塩 亜硫酸ナトリウム         7.0重亜硫酸ナ
トリウム        5.0チオ硫酸アンモニウム
水m液  170.0m1(70%) 水を加えて            1.0LpH6,
7 (安定液) (単位g) ホルマリン(37%)         2.0 m 
lポリオキシエチレン−p−モノノ  0.3ニルフエ
ニルエーテル (平均重合度 10) エチレンジアミン四酢酸二ナトリ  0.05ウム塩 水を加えて            1.0LpH5,
0−8,0 (発色現像液) (単位g) ジエチレントリアミン五酢#、1. 01−ヒドロキシ
エチリデン−3,0 1,1−ジホスホン酸 亜硫酸ナトリウム         4.0炭酸カリウ
ム          30.0臭化カリウム    
        1.4ヨウ化カリウム       
    1.5■ヒドロキシルアミン硫酸塩     
2.44−〔N−エチル−N−β−ヒト  4.50キ
シエチルアミノ〕−2−メ チルアニリン硫酸塩 水を加えて            1.0LpH10
,05 (漂白液) (単位g) エチレンジアミン四酢酸第二鉄 100.0ナトリウム
三水塩 エチレンジアミン四酢酸二ナト  10.Oリウム塩 臭化アンモニウム       140.0硝酸アンモ
ニウム         30.0アンモニア水(27
%)        6.5ml水を加えて     
        1.0LpH,6,0 実施例2 75μの厚さを有する下塗りを施した本発明による(実
施例−1によりえた)ポリエチレンテレフタレートフィ
ルム支持体上に実施例1と同様にして多層カラー感光材
料となる様に写真感光層を塗布して試料201をえた。
さらに、写真感光層の反対側に下記の組成のハック層(
B)を支持体から第1、第2、第3層となるように塗設
したものを作成した。
ハック第1層 ゼラチン              51gcpd−
36g 5A−11,2g Cpd−90,6g 水                        
11バック第2層 ゼラチン              54gCpd−
1067g Cpd−92,4g H−12 SA−10,6g 水                        
IJ!バック第3層 ゼラチン            45.3gポリメチ
ルメタクリレート粒子   0.6g(平均粒径2.3
μ) Cpd−116,5g Cpd−90,7 H−15 3A−13,7 3A−20,4 水                        
lIl各層の塗布量はゼラチンの量が次のようになるよ
うに決めた。
pa−s ±CH2CH+−rr+CHZ  CH→I co    、     c。
0 Ct Hs      OH pd−9 Cpd−10 Cpd−11 CH3CH3 A−1 C2Hs     O I         lI C4Ht  CHQCCH2 糎 Ca  Hq   CHOCCHSOi  NaCzH
s   O A−2 C,I Ht Cs  F + 、S Oz   N   CHx  
COOK得られた試料201を実施例1と同様に裁断・
加工して、巻芯に強くまきつけ、巻き姿の外径を測定し
た。
実施例−1に示したパトローネに、夫々試料201の3
6Epx分、試料101の18F、px分を巻きこみ、
その末端を、前記と同じサイズの別のパトローネのスプ
ールに接合し、さらに、実開昭63−43144号、(
実願昭61−136276号)明細書に記載した二つの
パトロールを内蔵した感光材料包装ユニットに装着した
。さらに25℃、30%RHの雰囲気の中に一畳夜放置
した。
−7q − −コマ毎に撮影し、フィルム搬送してその搬送性を調べ
た。さらに、フジ・カラー・ネガ標準現像処理(CN−
16処理)を行ってカラー・ネガフィルムをえた。試料
101は試料201よりも、搬送がしやすく、また現像
してえたネガフィルムは同様にカールが少なかった。
(発明の効果) 本発明による支持体を用い、とくに厚みが25ないし1
20μのポリエステルフィルムを支持体に用い、レンズ
付感光材料包装ユニットの箱を工夫することにより、携
帯に適した軽く、小さく簡便に撮影できる露光機能を付
与した感光材料包装ユニットを提供することができる。
包装ユニット本体を小さくするために、感光材料の巻回
半径が小さくなるが、現像処理前後の巻きぐせを本発明
の支持体により全く解消させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による感光材料包装ユニットの具体例
を示した正面、側面および上面の解説図である。 1゜ ユニット本体 2、包装ユニットの外装 3、感光材料の第1収納室 4、〃   の第2収納室 5、感光材料巻取り容器(パトローネ)6、撮影レンズ 7、 ファインダー窓 8、補助照明の閃光光源(ストロボ・チューブ)9、 
ストロボ用電池 10、ストロボ用充電機構収納部 11、感光材料(フィルム)支持面 特許出願人 富士写真フィルム株式会社−80=

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明支持体の上に少くとも1つのハロゲン化銀乳
    剤層を有する写真感光層および、この写真感光層が設け
    られた反対側の支持体上にバック層を有する感光材料を
    内蔵する、露光機能を付与した感光材料包装ユニットに
    おいて、該支持体が0.5重量%以上の含水率をもち、
    かつその破断強度が8ないし25kg/mm^2、初期
    弾性率が200ないし600kg/mm^2であるポリ
    エステル・フィルムであることを特徴とする感光材料包
    装ユニット。
JP12144488A 1988-05-18 1988-05-18 露光機能を付与した感光材料包装ユニツト Pending JPH01291248A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04367849A (ja) * 1991-06-17 1992-12-21 Fuji Photo Film Co Ltd 写真フィルム製品および画像形成方法

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JPH04367849A (ja) * 1991-06-17 1992-12-21 Fuji Photo Film Co Ltd 写真フィルム製品および画像形成方法

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