JPH05297514A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH05297514A
JPH05297514A JP4099352A JP9935292A JPH05297514A JP H05297514 A JPH05297514 A JP H05297514A JP 4099352 A JP4099352 A JP 4099352A JP 9935292 A JP9935292 A JP 9935292A JP H05297514 A JPH05297514 A JP H05297514A
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silver halide
mol
silver
photographic
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JP4099352A
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Hiromitsu Araki
弘光 荒木
Toru Kobayashi
徹 小林
Eiichi Ueda
栄一 上田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/7614Cover layers; Backing layers; Base or auxiliary layers characterised by means for lubricating, for rendering anti-abrasive or for preventing adhesion
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/81Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by anticoiling means
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    • Y10S430/131Anticurl layer

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、現像処理の際に汚れが発
生することを防止し、しかも厚みが薄く巻き癖のない、
小型のカメラに好適に使用することのできるハロゲン化
銀写真感光材料を提供することにある。 【構成】 前記目的を達成するためのこの発明に係るハ
ロゲン化銀写真感光材料は、写真用支持体の一方の側に
少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有すると共に他
方の側にバック層を有し、前記バック層の膨潤度が25
0%以下であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はハロゲン化銀写真感光
材料に関し、さらに詳しくは、シネ自動現像機により現
像処理する際に汚れが発生するのを防止することがで
き、しかも小型のカメラに装填することにも好適なハロ
ゲン化銀写真感光材料に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】現在、小
型カメラが一般市場において汎用されている。この小型
カメラを携帯に便利なようにその手軽さを考慮すると、
小型カメラは今よりも一層小型化することが望まれる。
この小型カメラのより一層の小型化を追求するには、内
蔵される写真用フィルムの収納スペースのコンパクト化
が不可欠である。
【0003】通常、写真用フィルムは、ロール状にスプ
ールに巻いた状態で小型カメラ内に収納されているの
で、小型カメラにおける収納スペースを更にコンパクト
化しつつ、なおかつ一定の撮影枚数を確保するには、そ
の写真用フィルム自体の厚さを薄くする必要がある。特
に、写真用支持体の厚みは、現行においては120〜1
25μm程度であり、その表面に形成された感光層の厚
み(20〜30μm)と比べると、かなり厚い。したが
って、この写真用支持体の厚みを更に薄くすることが、
写真フィルム全体の厚みを薄くする上でもっとも有効で
ある。
【0004】ところで、従来使用されている写真用支持
体としては、トリアセテートセルロース(TACと略称
されることがある。)フィルムが代表的である。ところ
が、このTACフィルムはもともと機械的強度が弱いの
で、このTACフィルムを更に薄くすると、撮影装置や
その後の現像処理工程での搬送性や取り扱い性が著しく
悪くなってしまう。したがって、この写真用支持体とし
てのTACフィルムは、その厚みを現行の写真用支持体
以上に薄くすることは得策ではない。
【0005】一方、ポリエチレンテレフタレートは、従
来からX線フィルムや製版用フィルムに用いられてきて
おり、しかも機械的強度に優れているので、これを写真
用支持体に応用することにより、写真フィルムの厚さを
薄くすることが考えられている。しかし、ポリエチレン
テレフタレート等のポリエステル系樹脂フィルムには、
ロール状にした場合、容易に巻き癖がつく上に、一旦形
成された巻き癖は容易に解消されにくいという性質があ
るので、写真用支持体としては適当でない。
【0006】ところが、特開平2−120857号公報
および特開平1−244446号公報等により、ポリエ
ステルを親水化する技術が開発され、巻き癖を改良する
ことが可能になったことにより、近時、ポリエステル系
樹脂を写真用支持体に用いた、厚みの薄い写真用フィル
ムの開発が行なわれるようになってきている。
【0007】かかるポリエステル系樹脂を写真用支持体
に用いる場合、厚みの薄い写真フィルムが得られるもの
の、支持体における一方の面に積層した含水率の高い乳
剤層の影響で、写真フィルムがカールしてしまうという
問題が生ずる。そこで、写真フィルムのカールバランス
を適正にすることが必要となり、その方法として、バッ
ク層に乳剤層側と同じようにゼラチンを用いる方法があ
る。
【0008】しかしながら、バック層にゼラチンを用い
た写真フィルムには、写真用支持体の両面に積層される
層における含水率が近似し、カールバランスが改善され
るので、カールしてしまうことはなくなるものの、シネ
自動現像機により現像処理を行なう場合、シネ自動現像
機におけるローラーと接触する際に、前記バック層がゴ
ミや埃等を付着してしまい、汚れが発生するという問題
がある。
【0009】この発明の目的は、前記問題点を解消し、
現像処理の際に汚れが発生することを防止し、しかも厚
みが薄く巻き癖のない、小型のカメラに好適に使用する
ことのできるハロゲン化銀写真感光材料を提供すること
にある。
【0010】
【前記課題を解決するための手段】前記目的を達成する
ための請求項1に記載の発明は、写真用支持体の一方の
表面に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有すると
共に他方の表面にバック層を有し、前記バック層の膨潤
度が250%以下であることを特徴とするハロゲン化銀
写真感光材料である。
【0011】以下、この発明について詳述する。この発
明に係るハロゲン化銀写真感光材料(以下、適宜に「感
材」と称することがある。)は、写真用支持体(1)の
一方の表面に少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層
(2)を有すると共に、他方の表面に、特定の膨潤度
(%)を有するバック層(3)を有する。
【0012】−写真用支持体(1)− この発明に用いられる写真用支持体は、ポリエステルを
用いて得ることができる。前記ポリエステルとしては、
写真用支持体としての十分な強度があれば特に制限はな
く、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、
およびナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸
と、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、
および1,4−ブタンジオール等のグリコール類との縮
合物のポリマーであるポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレン−2,6−ジナフタレート、ポリプロピレン
テレフタレート等の共重合ポリエステル、およびこれら
の共重合ポリエステルを挙げることができる。
【0013】なお、この発明においては、巻き癖回復性
の観点から含水率の高いポリエステルが好ましく、例え
ば、特開平1−244446号公報、同1−29124
8号公報、同1−298350号公報、同2−8904
5号公報、同2−93641号公報、同2−18174
9号公報、同2−214852号公報等に示された含水
率の高いポリエステルが好ましい。
【0014】この発明における写真用支持体に用いられ
るポリエステルは、フェノール/1,1,2,2−テト
ラクロロエタン(60/40重量比)の混合液中、20
℃で測定した固有粘度が、0.4〜1.0であることが
好ましく、より好ましくは0.5〜0.8である。
【0015】前記写真用支持体は、リン酸、亜リン酸お
よびそれらのエステル、並びに、シリカ、カリオン、炭
酸カルシウム、リン酸カルシウム、二酸化チタン等の無
機粒子を、また必要に応じて、マット剤、帯電防止剤、
滑剤、界面活性剤、安定剤、分散剤、可塑剤、UV吸収
剤、導電性物質、粘着性付与剤、軟化剤、流動性付与
剤、増粘剤、酸化防止剤等の種々の添加剤を含有するこ
とができる。
【0016】さらに、前記写真用支持体は、写真乳剤層
を塗設した写真用支持体のエッジから光が入射したとき
に起こるライトパイピング現象(ふちかぶり)を防止す
る目的で、染料を含有することが好ましい。このような
目的で配合される染料としては、その種類に特に限定が
あるわけではないが、フィルムの製膜工程上、耐熱性に
優れた染料が好ましく、例えばアンスラキノン系化学染
料などを挙げることができる。
【0017】また、写真用支持体の色調としては、一般
の感光材料に見られるようにグレー染色が好ましく、一
種類もしくは二種類以上の染料を混合して用いることも
できる。これらの染料として、住友化学(株)製のSU
MIPLAST、三菱化成(株)製のDiaresi
n、Bayer社製のMACROLEX等の染料を単独
で、あるいは適宜に混合して用いることができる。
【0018】この発明の写真用支持体の製造方法として
は、溶融重合、または溶融重合で得られたポリマーを固
相重合するなどの公知の合成方法により製造することが
できる。この発明の写真用支持体は、例えば前記共重合
ポリエステルを十分に乾燥した後に、260〜320℃
の温度範囲に制御された押出機、フィルターおよび口金
などを通じてシート状に溶融押出し、溶融ポリマーを回
転する冷却ドラム上で冷却固化し、未延伸フィルムを得
る。その後に、その未延伸フィルムを縦方向および横方
向に二軸延伸し、熱固定することにより製造することが
できる。
【0019】フィルムを二軸延伸する方法としては、例
えば、次の(A)〜(C)の方法を挙げることができ
る。 (A)未延伸フィルムをまず縦方向に延伸し、次いで横
方向に延伸する方法。 (B)未延伸フィルムをまず横方向に延伸し、次いで縦
方向に延伸する方法。 (C)未延伸フィルムを1段または多段で縦方向に延伸
した後、再度縦方向に延伸し、次いで横方向に延伸する
方法。 前記延伸は、写真用支持体の機械的強度、寸法安定性等
を満足させるために、面積比で4〜16倍の範囲で行な
われることが好ましい。
【0020】この発明の写真用支持体は、前記のような
手法により形成された単層のフィルムないしシートであ
っても良く、また、共押出法ないしラミネート法により
他の材質のフィルムないしシートと前記手法により形成
されたフィルムないしシートとの積層された重層構造で
あってもよい。得られた写真用支持体は、特にロール状
にして用いられる写真フィルムの支持体として好適であ
る。
【0021】写真用支持体の厚みとしては、通常50〜
110μmであり、好ましくは60〜100μmであ
り、更に好ましくは60〜90μmである。写真用支持
体の厚みが、110μmを越えると一定枚数以上の撮影
枚数を確保しつつコンパクト化した、小型カメラに好適
な写真用フィルムとすることができなくなり、また、5
0μm未満では機械的強度が低下するため写真用支持体
として使用することが困難になる。
【0022】−ハロゲン化銀乳剤層(2)− ハロゲン化銀乳剤層は、ハロゲン化銀およびその他の成
分を含有するハロゲン化銀乳剤を、写真用支持体の一方
または両方の面における表面に、直接または間接的に種
々の方法により塗設することにより形成することができ
る。
【0023】なお、前記ハロゲン化銀乳剤は写真用支持
体上に直接に塗設されるか、あるいは他の層例えばハロ
ゲン化銀乳剤を含まない親水性コロイド層を介して塗設
されることができ、さらにハロゲン化銀乳剤層の上に
は、保護層としての親水性コロイド層を塗設しても良
い。また、ハロゲン化銀乳剤層は、異なる感度、例えば
高感度および低感度の各ハロゲン化銀乳剤層に分けて塗
設しても良い。この場合、各ハロゲン化銀乳剤層の間
に、中間層を設けても良い。すなわち、必要に応じて親
水性コロイドからなる中間層を設けても良い。また、ハ
ロゲン化銀乳剤層と保護層との間に、中間層、保護層、
アンチハレーション層、バック層などの非感光性親水性
コロイド層を設けても良い。
【0024】ハロゲン化銀乳剤に使用するハロゲン化銀
としては、任意の組成のものを使用することができる。
例えば、塩化銀、塩臭化銀、塩沃臭化銀、純臭化銀もし
くは沃臭化銀等を挙げることができる。また、このハロ
ゲン化銀乳剤は、バインダー、増感色素、可塑剤、帯電
防止剤、界面活性剤、硬膜剤等のその他の成分を含有す
ることができる。
【0025】−バック層(3)− バック層は、ゼラチンを含有するバック層用塗料を、写
真用支持体のハロゲン化銀乳剤層が形成されている面と
は反対側の面に、少なくとも一層塗設することにより、
形成することができる。
【0026】前記ゼラチンとしては、石炭処理ゼラチ
ン、酸処理ゼラチン、アルカリ処理ゼラチン、また、ゼ
ラチンの加水分解や酸素分解物その他のゼラチンから誘
導されるゼラチンも用いることができる。
【0027】この発明におけるバック層は、必要に応じ
てさらに、マット剤、滑り剤、界面活性剤、硬膜剤、染
料、増粘剤、ポリマーラテックス等のそれ自体公知の化
合物である、その他の成分を含有することができる。前
記マット剤、滑り剤、界面活性剤、硬膜剤については、
例えば、リサーチクロージャー(ResearchDi
sclosure),17643号(1978)におけ
る、X VI項、XII項、X I項およびX項にそれ
ぞれ記載されている化合物を使用することができる。
【0028】この発明におけるバック層は、膨潤度
(%)が250%以下であり、好ましくは100〜24
0であり、さらに好ましくは150〜230である。こ
の膨潤度が250%を越えると、写真用支持体における
汚れの発生を防止することができなくなる。一方、膨潤
度が100%以下であると、写真用支持体のカールバラ
ンスを好適に維持することができなり、写真用支持体が
カールしてしまうなどの点で好ましくない。
【0029】前記膨潤度(%)とは、一定条件下で自然
に水分を吸収したバック層を現像処理することにより、
さらに現像処理液における水分を吸収したバック層の重
量(g)と、一定条件下で自然に水分を吸収した場合に
おけるバック層の重量(g)比を百分率で表わした数値
をいう。
【0030】この発明におけるバック層の好ましい厚み
としては、0.1〜15μmである。またバック層が2
種以上なる場合は、その上層と下層との厚みの比は、
1:5〜5:1であることが好ましい。
【0031】−ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理− この発明に係るハロゲン化銀写真感光材料を現像処理す
るには、例えばT.H.ジェームズ著、 セオリイ オ
ブ ザ ホトグラフィック プロセス 第4版(The Th
eory of The Photografic Process, Forth Edition)第
291頁〜第334頁およびジャーナル オブ ザ ア
メリカン ケミカル ソサエティ(Journal of the Am
erican Chemical Society )第73巻から第3,100
頁(1951)に記載されている、それ自体公知の現像
剤を使用することができる。
【0032】
【実施例】以下に、この発明の実施例について説明す
る。 (実施例1〜3および比較例1〜2) A.支持体の製造 テレフタル酸ジメチル100重量部、エチレングリコー
ル64重量部にエステル交換触媒として酢酸カルシウム
の水和物0.1重量部を添加し、常法によりエステル交
換反応を行った。
【0033】得られた生成物に、5−ナトリウムスルホ
−ジ(β−ヒドロキシエチル)イソフタル酸(略号;S
IP)のエチレングリコール溶液(濃度35重量%)、
およびポリエチレングリコール(略号;PEG)(数平
均分子量:3000)8.1重量部、三酸化アンチモン
0.05重量部、リン酸トリメチルエステル0.13重
量部を添加した。次いで、徐々に昇温、減圧にし、28
0℃、0.5mmHgで重合を行い共重合ポリエステル
を得た。
【0034】これらの共重合ポリエステルを290℃で
Tダイからフィルム状に溶融押出し、冷却ドラム上で急
冷固化させて未延伸フィルム(厚さ660μm)を得
た。この未延伸フィルムを、80℃で予熱し、タテ方向
に3.2倍延伸し、さらに90℃でヨコ方向に3.2倍
延伸した後に、210℃で30秒間熱固定して厚さ65
μmの二軸延伸フィルムを得た。この二軸延伸フィルム
をこの発明の写真用支持体とした。
【0035】B.感光材料の作成 前記写真用支持体の両面に、8W/(m2 ・min)の
コロナ放電処理を施し、一方の面に下記下引塗布液B−
3を乾燥膜厚0.8μmになるように塗布して下引層B
−3を形成し、またこの写真用支持体の他方の面に下記
下引塗布液B−4を乾燥膜厚0.8μmになるように塗
布して下引層B−4を形成した。
【0036】 <下引塗布液B−3> ブチルアクリレート30重量%、t−ブチルアクリレート20重量%、スチ レン25重量%、および2−ヒドロキシエチルアクリレート25重量%の共 重合体ラテックス液(固形分30%)・・・・・・・・・270g 化合物(UL−1)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.6g ヘキサメチレン−1.6−ビス(エチレン尿素)・・・・・・0.8g 水で仕上げる・・・・・・・・・・・・・・・・・・1,000ml。
【0037】 <下引塗布液B−4> ブチルアクリレート40重量%、スチレン20重量%およびグリシジルアク リレート40重量%の共重合体ラテックス液(固形分30%) ・・・・・・・・・・・・270g 化合物(UL−1)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.6g ヘキサメチレン−1,6−ビス(エチレン尿素)・・・・・・0.8g 水で仕上げる・・・・・・・・・・・・・・・・・・1,000ml。
【0038】更に、下引層B−3および下引層B−4の
上に8W/(m2 ・min)のコロナ放電を施し、下引
層B−3の上には、下記塗布液B−5を乾燥膜厚0.1
μmになるように塗布して下引層B−5を形成し、下引
層B−4の上には、下記塗布液B−6を乾燥膜厚0.8
μmになるように塗布して帯電防止機能を持つ下引層B
−6を形成した。
【0039】 <塗布液B−5> ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10g 化合物(UL−1)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.2g 化合物(UL−2)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.2g 化合物(UL−3)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.1g シリカ粒子(平均粒径:3μm)・・・・・・・・・・・・・0.1g 水で仕上げる・・・・・・・・・・・・・・・・・・1,000ml。
【0040】 <塗布液B−6> 水溶性導電性ポリマー(UL−4)・・・・・・・・・・・60g 化合物(UL−5)を成分とするラテックス液(固形分20%) ・・・・・・・・・・・・・80g 硫酸アンモニウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.5g 硬化剤(UL−6)・・・・・・・・・・・・・・・・・・12g ポリエチレングリコール(重量平均分子量600)・・・・・6g 水で仕上げる・・・・・・・・・・・・・・・・・・1,000ml。
【0041】使用した化合物(UL−1〜6)の構造
は、まとめて後掲する。下引層B−5の上に25W/
(m2 ・min)のコロナ放電を施し、又、下引層B−
6の上に8W/(m2 ・min)のコロナ放電を施し
た。さらに下記の乳剤層等を前記下引き層B−5の表面
に、および膨潤度を表1に示した値になるようビニルス
ルホン型硬膜剤の量を調節した下記のバック層を下引き
層B−6の表面に、順次に形成して多層カラー写真感光
材料1〜5を作成した。なお、以下の<バック層>およ
び<乳剤層>における数量の表示は、m2 当たりの量を
示す。
【0042】 <バック層> 第1層; ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4.5g ソジウム−ジ−(−2−エチルヘキシル)−スルホサクシネート ・・・・・・・・・・・・・・1.0g トリポリ燐酸ナトリウム・・・・・・・・・・・・・・・・76mg クエン酸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16mg カルボキシアルキルデキストラン硫酸エステル・・・・・・49mg ビニルスルホン型硬膜剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量。
【0043】 第2層; ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.5g ポリマービーズ (平均粒子径:3μm、ポリメチルメタアクリレート)・・24mg ソジウム−ジ−(−2−エチルヘキシル)−スルホサクシネート ・・・・・・・・・・・・・15mg カルボキシアルキルデキストラン硫酸エステル・・・・・・12mg ビニルスルホン型硬膜剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量。
【0044】 <乳剤層> 第1層;ハレーション防止層(HC) 黒色コロイド銀・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.15g UV吸収剤(UV−1)・・・・・・・・・・・・・・・・・0.20g 化合物(CC−1)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.02g 高沸点溶媒(Oil−1)・・・・・・・・・・・・・・・・0.20g 高沸点溶媒(Oil−2)・・・・・・・・・・・・・・・・0.20g ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.6g。
【0045】 第2層;中間層(IL−1) ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.3g 第3層;低感度赤感性乳剤層(R−L) 沃臭化銀乳剤 (平均粒径0.3μm、平均ヨウド含有量2.0モル%)・・0.4g 沃臭化銀乳剤 (平均粒径0.4μm、平均ヨウド含有量8.0モル%)・・0.3g 増感色素(S−1)・・・・・・・・3.2×10-4(モル/銀1モル) 増感色素(S−2)・・・・・・・・3.2×10-4(モル/銀1モル) 増感色素(S−3)・・・・・・・・0.2×10-4(モル/銀1モル) シアンカプラー(C−1)・・・・・・・・・・・・・・・・0.50g シアンカプラー(C−2)・・・・・・・・・・・・・・・・0.13g カラードシアンカプラー(CC−1)・・・・・・・・・・・0.07g DIR化合物(D−1)・・・・・・・・・・・・・・・・・0.006g DIR化合物(D−2)・・・・・・・・・・・・・・・・・0.01g 高沸点溶媒(Oil−1)・・・・・・・・・・・・・・・・0.55g ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.0g。
【0046】 第4層;高感度赤感性乳剤層(RH) 沃臭化銀乳剤 (平均粒径0.7μm、平均ヨウド含有量7.5モル%)・・0.9g 増感色素(S−1)・・・・・・・・1.7×10-4(モル/銀1モル) 増感色素(S−2)・・・・・・・・1.6×10-4(モル/銀1モル) 増感色素(S−3)・・・・・・・・0.1×10-4(モル/銀1モル) シアンカプラー(C−2)・・・・・・・・・・・・・・・・0.23g カラードシアンカプラー(CC−1)・・・・・・・・・・・0.03g DIR化合物(D−2)・・・・・・・・・・・・・・・・・0.02g 高沸点溶媒(Oil−1)・・・・・・・・・・・・・・・・0.25g ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.0g。
【0047】 第5層;中間層(IL−2) ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.8g 第6層;低感度緑感性乳剤層(GL) 沃臭化銀乳剤 (平均粒径0.4μm、平均ヨウド含有量8.0モル%)・・0.6g 沃臭化銀乳剤 (平均粒径0.3μm、平均ヨウド含有量2.0モル%)・・0.2g 増感色素(S−4)・・・・・・・・6.7×10-4(モル/銀1モル) 増感色素(S−5)・・・・・・・・0.8×10-4(モル/銀1モル) マゼンタカプラー(M−1)・・・・・・・・・・・・・・・0.17g マゼンタカプラー(M−2)・・・・・・・・・・・・・・・0.43g カラードマゼンタカプラー(CM−1)・・・・・・・・・・0.10g DIR化合物(D−3)・・・・・・・・・・・・・・・・・0.02g 高沸点溶媒(Oil−2)・・・・・・・・・・・・・・・・0.7g ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.0g。
【0048】 第7層;高感度緑感性乳剤層(GH) 沃臭化銀乳剤 (平均粒径0.7μm、平均ヨウド含有量7.5モル%)・・0.9g 増感色素(S−6)・・・・・・・・1.1×10-4(モル/銀1モル) 増感色素(S−7)・・・・・・・・2.0×10-4(モル/銀1モル) 増感色素(S−8)・・・・・・・・0.3×10-4(モル/銀1モル) マゼンタカプラー(M−1)・・・・・・・・・・・・・・・0.30g マゼンタカプラー(M−2)・・・・・・・・・・・・・・・0.13g カラードマゼンタカプラー(CM−1)・・・・・・・・・・0.04g DIR化合物(D−3)・・・・・・・・・・・・・・・・・0.004g 高沸点溶媒(Oil−2)・・・・・・・・・・・・・・・・0.35g ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.0g。
【0049】 第8層;イエローフィルター層(YC) 黄色コロイド銀・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.1g 添加剤(HS−1)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.07g 添加剤(HS−2)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.07g 添加剤(SC−1)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.12g 高沸点溶媒(Oil−2)・・・・・・・・・・・・・・・・0.15g ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.0g。
【0050】 第9層;低感度青感性乳剤層(BL) 沃臭化銀乳剤 (平均粒径0.3μm、平均ヨウド含有量2.0モル%)・・0.25g 沃臭化銀乳剤 (平均粒径0.4μm、平均ヨウド含有量8.0モル%)・・0.25g 増感色素(S−9)・・・・・・・・5.8×10-4(モル/銀1モル) イエローカプラー(Y−1)・・・・・・・・・・・・・・・0.6g イエローカプラー(Y−2)・・・・・・・・・・・・・・・0.32g DIR化合物(D−1)・・・・・・・・・・・・・・・・・0.003g DIR化合物(D−2)・・・・・・・・・・・・・・・・・0.006g 高沸点溶媒(Oil−2)・・・・・・・・・・・・・・・・0.18g ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.3g。
【0051】 第10層;高感度青感性乳剤層(BH) 沃臭化銀乳剤 (平均粒径0.8μm、平均ヨウド含有量8.5モル%)・・0.5g 増感色素(S−10)・・・・・・・・・3×10-4(モル/銀1モル) 増感色素(S−11)・・・・・・・1.2×10-4(モル/銀1モル) イエローカプラー(Y−1)・・・・・・・・・・・・・・・0.18g イエローカプラー(Y−2)・・・・・・・・・・・・・・・0.10g 高沸点溶媒(Oil−2)・・・・・・・・・・・・・・・・0.05g ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2.0g。
【0052】 第11層;第1保護層(PRO−1) 沃臭化銀(平均粒径0.08μm)・・・・・・・・・・・・0.3g 紫外線吸収剤(UV−1)・・・・・・・・・・・・・・・・0.07g 紫外線吸収剤(UV−2)・・・・・・・・・・・・・・・・0.10g 添加剤(HS−1)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.2g 添加剤(HS−2)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.1g 高沸点溶媒(Oil−1)・・・・・・・・・・・・・・・・0.07g 高沸点溶媒(Oil−3)・・・・・・・・・・・・・・・・0.07g ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.8g。
【0053】 第12層;第2保護層(PRO−2) 化合物(化合物A)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.04g 化合物(化合物B)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.004g ポリメチルメタアクリレート(平均粒径:3μm)・・・・・0.02g メチルメタアクリレート:エチルメタアクリレート:メタアクリル酸=3: 3:4(重量比)の共重合体(平均粒径:3μm) ・・・・・・・・・・・・・・0.13g ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.7g。
【0054】−沃臭化銀乳剤の調製− 第10層に使用した沃臭化銀乳剤は以下の方法で調整し
た。平均粒径0.33μmの単分散沃臭化銀粒子(沃化
銀含有率2mol%)を種結晶として、沃臭化銀乳剤を
ダブルジェット法により調製した。下記組成の溶液〈G
−1〉を温度70℃、pAg7.8、pH7.0に保
ち、よく撹拌しながら0.34モル担当の種乳剤を添加
した。
【0055】(内部高沃度相−コア相−の形成)その
後、下記組成の溶液〈H−1〉と下記組成の溶液〈S−
1〉とを1:1の流量比を保ちながら、加速された流量
(終了時の流量が初期流量の3.6倍)で86分をかけ
て添加した。
【0056】(外部低沃度相−シェル相−の形成)続い
て、pAg10.1、pH6.0に保ちながら、〈H−
2〉と〈S−2〉とを1:1の流量比で加速された流量
(終了時の流量が初期流量の5.2倍)で65分を要し
て添加した。
【0057】粒子形成中のpAgとpHとは、臭化カリ
ウム水溶液と56%酢酸水溶液とを用いて制御した。粒
子形成後に、常法のフロキュレーション法によって水洗
処理を施し、その後ゼラチンを加えて再分散し、40℃
にてpHおよびpAgをそれぞれ5.8および8.06
に調製した。
【0058】得られた乳剤は、平均粒径0.80μm、
分布の広さが12.4%、沃化銀含有率8.5mol%
の八面体沃臭化銀粒子を含む単分散乳剤であった。
【0059】 〈G−1〉溶液 オセインゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・100.0g 下記化合物−Iの10重量%メタノール溶液・・・・・・・25.0ml 28%アンモニア水溶液・・・・・・・・・・・・・・・440.0ml 56%酢酸水溶液・・・・・・・・・・・・・・・・・・660.0ml 水で仕上げる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5000.0ml *化合物−I:ポリプロピレンオキシ・ポリエチレンオキシ・ジ琥珀酸・ ナトリウム。
【0060】 〈H−1〉溶液 オセインゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・82.4g 臭化カリウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・151.6g 沃化カリウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・90.6g 水で仕上げる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1030.5ml。
【0061】 〈S−1〉溶液 硝酸銀・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・309.2g 28%アンモニア水溶液・・・・・・・・・・・・・・・・・・・当量 水で仕上げる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1030.5ml。
【0062】 〈H−2〉溶液 オセインゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・302.1g 臭化カリウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・770.0g 沃化カリウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33.2g 水で仕上げる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3776.8ml。
【0063】 〈S−2〉溶液 硝酸銀・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1133.0g 28%アンモニア水溶液・・・・・・・・・・・・・・・・・・・当量 水で仕上げる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3776.8ml。
【0064】第10層以外の乳剤層に使用される沃臭化
銀乳剤についても、同様の方法で、種結晶の平均粒径、
温度、pAg、pH、流量、添加時間、およびハライド
組成を変化させて、平均粒径および沃化銀含有率が異な
る前記各乳剤を調製した。
【0065】いずれも分布の広さ20%以下のコア/シ
ェル型単分散乳剤であった。各乳剤は、チオ硫酸ナトリ
ウム、塩化金酸およびチオシアン酸アンモニウムの存在
下にて最適な化学熟成を施し、増感色素、4−ヒドロキ
シ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザインデ
ン、1−フェニル−5−メルカプトテトラゾールを加え
た。
【0066】なお、上述の感光材料1〜5は、さらに、
化合物Su−1、Su−2、粘度調整剤、硬膜剤H−
1、H−2、安定剤ST−1、カブリ防止剤AF−1、
AF−2(重量平均分子量10,000のもの及び1,
100,000のもの)、染料AI−1、AI−2およ
び化合物DI−1(9.4mg/m2 )を含有する。
【0067】この発明に係るハロゲン化銀写真感光材料
を形成するのに用いた各化合物の構造を以下に示す。
【0068】
【化1】
【0069】
【化2】
【0070】
【化3】
【0071】
【化4】
【0072】
【化5】
【0073】
【化6】
【0074】
【化7】
【0075】
【化8】
【0076】
【化9】
【0077】
【化10】
【0078】
【化11】
【0079】
【化12】
【0080】(評価方法)以上のように作成した写真感
光材料1〜5について、以下に記載したような評価を行
い、結果を表1に示した。
【0081】〈膨潤度〉得られた写真感光材料を10c
2 に断裁した後、23℃、55%RHの条件下で1日
調湿した。この調湿した試料を38℃の現像液に3分間
浸漬させ、濾紙で液を拭き取った後、その重量A(g)
を測定する。次に、23℃、55%RHの条件下で1日
調湿した後に、再びその重量B(g)を測定する。さら
に、漂白剤でバック層を除去後、23℃、55%RHの
条件下で1日調湿した後に、その重量C(g)を測定す
る。膨潤度(%)は以下の式により求めることができ
る。 膨潤度(%)=[(A−C)/(B−C)]×100。
【0082】〈汚れ〉感光材料1〜5について、シネ自
動現像機NCV−60(ノーリツ綱機(株)製)にてそ
れぞれ現像処理を施し、フィルム長(117cm)に対
するバック層の汚れの比率を以下の基準で評価した。 A: 1%未満 B: 1%以上 10%未満 C:10%以上 50%未満 D:50%以上100%未満 Bランク以上であれば実用上問題ないレベルである。
【0083】
【表1】
【0084】
【発明の効果】この発明によると、現像処理機によるフ
ィルムの汚れを改良し、薄膜化が可能で、小型カメラに
好適なハロゲン化銀写真感光材料を提供することができ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真用支持体の一方の表面に少なくとも
    1層のハロゲン化銀乳剤層を有すると共に他方の表面に
    バック層を有し、前記バック層の膨潤度が250%以下
    であることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
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