JPH01290508A - 金属酸化物の製造方法 - Google Patents

金属酸化物の製造方法

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JPH01290508A
JPH01290508A JP63119304A JP11930488A JPH01290508A JP H01290508 A JPH01290508 A JP H01290508A JP 63119304 A JP63119304 A JP 63119304A JP 11930488 A JP11930488 A JP 11930488A JP H01290508 A JPH01290508 A JP H01290508A
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metal
metal hydroxide
sol
hydroxide
metal oxide
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JP63119304A
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Nobuhiro Ogawa
小川 展弘
Kenji Sakamoto
健二 坂本
Ichiro Harada
一郎 原田
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Tosoh Corp
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Tosoh Corp
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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01FCOMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
    • C01F7/00Compounds of aluminium
    • C01F7/02Aluminium oxide; Aluminium hydroxide; Aluminates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B13/00Oxygen; Ozone; Oxides or hydroxides in general
    • C01B13/14Methods for preparing oxides or hydroxides in general
    • C01B13/18Methods for preparing oxides or hydroxides in general by thermal decomposition of compounds, e.g. of salts or hydroxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B13/00Oxygen; Ozone; Oxides or hydroxides in general
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    • C01B13/36Methods for preparing oxides or hydroxides in general by precipitation reactions in aqueous solutions
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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は金属酸化物の製造方法に関し、さらに詳しくは
、分散性に優れた均一・微細な一時粒形を有する金属酸
化物顔料として極めて好適な金属酸化物の製造方法に関
する。
〔従来の技術〕
近年、金属酸化物の新しい機能が注目され、新しい機能
性金属酸化物顔料が注目されている。
酸化錫・酸化アンチモンや酸化インジウム・酸化錫等を
用いた透明導電性顔料や、シリカやアルミナ、ムライト
等を用いた吸着顔料、チタン酸バリウムを用いた誘電顔
料、酸化チタン、酸化亜鉛等を用いた光選択透過性顔料
能、多くの機能性金属酸化物顔料が研究開発されている
このような金属酸化物顔料では、機能性は言うに及ばず
特に粒子の微細さが重要視される場合が多い。最近では
特に0.1μm以下の微細なものが要求されている。
これまでに微細な金属酸化物顔料の製造方法に関してい
くつかの方法が提案されている。
例えば、Pe5Cr、Co5Tlの金属塩溶液を用い、
これらの酸性領域で20OA以下の水酸化物ゾルを生成
させ、これらのゾルにアニオン系界面活性剤を加えて凝
集させ、この凝集物を有機溶媒中で蒸留後、400℃以
下で熱処理する方法がある(特公昭59−11620号
明細書)、またSn、 Sb、 Ins Cd、 Ga
s Biについても界面活性剤と有機溶媒を用いた同様
の方法が提案されている。(特開昭81−18312号
明細書)しかしこれらの方法では、得られる金属酸化物
の粒径を決定するのはゾル生成過程であり、特に金属塩
溶液のphが1〜Gの酸性領域においてゾルを生成させ
なければならない。しかしこのようなph領領域は金属
塩の多くは溶解しているため、金属水酸化物の回収率が
悪いという欠点がある。
さらに、最近ではFex Ti、Zns Sns Sb
、 Crs Atの300A以下のゾルを界面活性剤で
凝集させ、これを有機溶媒中で熱処理し、脱水する方法
が提案されている(特開昭62−83305号明細書)
しかしこの方法において、単なる熱処理のみでは水和し
たゾルを完全に乾燥することは困難であり、水酸化物の
熱処理工程において、残存する微量の水分により金属酸
化物の粒成長が生じ、微細な金属酸化物は得ることが困
難である。
従来から本発明者らは微細な一次粒子を有する金属酸化
物の製造方法について検討してきた。
本発明者らの検討によると金属水酸化物から微細な金属
酸化物を得る場合、特に金属水酸化物中の水分の低減が
重要であり、水分低減方法として有機溶媒中での蒸留脱
水が有効であることを見出し、先に特許出願した(特開
昭58−36925号、特願昭62−298750号)
有機溶媒中で蒸留脱水することにより金属水酸化物中の
水分は著しく低減され、そのような金属水酸化物を加熱
処理することによって得られる金属酸化物は、粒成長は
起らず、出発物質として用いる金属水酸化物の性状に左
右されることなく0.1μm以下の微細な金属酸化物が
得られる。
しかしこの方法においても、金属酸化物の粒径が余りに
も微細であるために粒子の凝集が著しく、例えばこれを
顔料として用いた場合、分散性の面で必ずしも十分であ
るとは言えなかった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、金属水酸化物から、分散性に優れた均
一・微細な一次粒形を有する金属酸化物を製造する方法
を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、金属水酸化物から分散性に優れた均一・
微細な一次粒形を有する金属酸化物の製造方法に関し鋭
意検討を重ねた結果、中性から弱塩基性の水溶液から得
られた金属水酸化物ゾルを有機溶媒中で蒸留した後、金
属水酸化物を加熱処理することにより、極めて均一・微
細な一次粒形を有する金属酸化物が得られることを見出
し、さらにこのような金属水酸化物を界面活性剤、特に
ノニオン系有機界面活性剤で凝集させ、これを有機溶媒
中に分散し蒸留脱水後、加熱処理すると極めて均一・微
細な一次粒形を有する金属酸化物が得られることを見出
し本発明を完成した。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明で用いる金属水酸化物ゾルは金属塩水溶液に塩基
を添加し、中性から弱塩基性にすることによって調製す
ることができる。ここで用いる金属塩としては水溶性の
ものであれば何れでも好く、例えばPes Cr、Co
、 T1.、Sns Sb、 In、 Cd%Ga%Z
n。
AIの塩化物、硝酸塩、硫酸塩等がある。
また添加する塩基としてはアンモニア、水酸化アルカリ
、炭酸水素アンモニウム等の塩基性物質が適用可能であ
る。
金属水酸化物ゾルを調製する水溶液のphは中性から弱
塩基性であることが必要で、ph 7〜9程度が適当で
ある。
前記水溶液のphが酸性領域でも微細な金属水酸化物ゾ
ルは得られるが、そのような領域では多くの金属は水溶
液中に溶解しており、水酸化物としての回収率が低く、
経済的でない。また同じく強塩基性領域ではいくつかの
金属に関しては再溶解するので好ましくない。例えば錫
などは強塩基性水溶液に溶解する。
本発明においては、金属塩水溶液に塩基を添加し、中性
から弱塩基性にすることによって調製した微細な金属水
酸化物ゾルに、ノニオン系界面活性剤を添加し一旦金属
水酸化物を凝集する工程が必要である。
金属水酸化物ゾルを凝集させる界面活性剤としては、ア
ニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、ノニオン界面
活性剤があるが、本発明における効果を十分発揮させる
にはノニオン界面活性剤を用いる。ここで用いるノニオ
ン界面活性剤としては、ボエチレンソルビタントリオレ
ート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、
ポリオキシエチレンラウリルエーテルやポリアクリルア
ミド系のノニオン系高分子凝集剤である。本発明ではこ
れらをノニオン系有機界面活性剤と総称する。
これらの内特にポリアクリルアミド等のノニオン系高分
子凝集剤を用いれば、後の洗浄工程が容易となり好まし
い。ここで用いる凝集剤の量は、金属水酸化物ゾルに対
して0.1〜2νt%程度である。
このようにして凝集させた金属水酸化物ゾルは洗浄する
ことが好ましい。洗浄する溶媒としては、水、アセトン
、アルコール等の有機溶媒があるが、特に金属水酸化物
ゾル中の副生塩、例えば硝酸アンモニウムや硫酸アンモ
ニウム等を溶解し除去テきるものであれば何を用いても
良い。特にこれらの副生塩は吸湿性であることが多いの
で、本発明の効果を得るためにはこれらの塩を十分に洗
浄除去することが好ましい。
本発明は、該金属水酸化物を有機溶媒中に分散し、蒸留
により系に含まれる水分を除去する。
金属水酸化物を有機溶媒中に分散する方法としては、水
に不溶の有機溶媒中にノニオン系界面活性剤で疎水性に
表面改質された金属水酸化物をフラッシングすることに
より移行させても良くまた、ノニオン系高分子凝集剤で
凝集した金属水酸化物を濾過後有機溶媒中に分散させて
も良い。
ノニオン系高分子凝集剤で凝集した金属水酸化物を濾過
後有機溶媒中に分散させる場合は、用いる有機溶媒が特
に水に不溶である必要はない。用いる有機溶媒は水に不
溶のものとして、トルエン、キシレン、n−ペンタン、
n−へキサン、オクタン、オクタツール等があり、水に
可溶なものとして、ブタノール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレンカーボネート等がある。
前記した蒸留の方法としては、特に制限はないが、本発
明の効果を充分に得るには沸点以上まで蒸留して金属酸
化物を含む系の水分を除去する。
このようにして得られた金属水酸化物を濾過、乾燥し加
熱処理を行なう。この際の加熱温度は金属酸化物に要求
される機能によって異なるが、−殻内に300℃から1
000℃で充分である。
[発明の効果] 本発明により、分散性に優れ、かつ粒径が均一であり、
−次粒径が0,05μ−以下の微細な金属酸化物の製造
が可能である。また本発明で得た金属酸化物により、高
性能な機能性金属酸化物顔料が得られる。
[実施例] 以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
により限定されるものではない。
実施例1 硝酸水溶液に金属インジウムを溶解し1モル%水溶液を
調製した。次にこの水溶液に硫酸錫を、インジウム/錫
の比が9515となるように溶解後、pbが7となるま
でアンモニア水を添加し、混合金属水酸化物ゾルを調製
した。この混合金属水酸化物ゾルにノニオン系有機界面
活性剤のポリオキシエチレンラウリルエーテルを0.5
fflffi%添加後、金属水酸化物をキシレン中にフ
ラッシングにより抽出した。このキシレン相を水相に懸
濁、攪拌することにより、金属水酸化物中の硝酸アンモ
ニウムを洗浄除去した。次いで金属水酸化物が分散した
キシレンを常圧、キシレンの沸点(140℃)にて蒸留
し、金属水酸化物系に存在する水分を除去した。蒸留後
金属水酸化物は濾別し、減圧下100℃で一昼夜乾燥後
、500℃で2時間、950℃で10分加熱処理した。
得られたインジウム・錫複合酸化物の一次粒径は約06
03μm、平均二次粒径は3μ■であった。
実施例2 硝酸水溶液に金属インジウムを溶解し1モル%水溶液を
調製した。次にこの水溶液に硫酸錫を、インジウム/錫
の比が9515となるように溶解後、phが7となるま
でアンモニア水を添加し、混合金属水酸化物ゾルを調製
した。この混合金属水酸化物ゾルにノニオン系有機界面
活性剤の市販のオルフロック0N−1(オルガノ株式会
社製)を0.25 ffl量%添加し凝集させ水で充分
に洗浄し、金属水酸化物中の硝酸アンモニウムを洗浄除
去した。次いで金属水酸化物の凝集物をブタノール中に
分散させ、金属水酸化物が分散したブタノールを常圧、
ブタノールの沸点(117℃)にて蒸留し、金属水酸化
物系に存在する水分を除去した。蒸留後金属水酸化物は
濾別し、減圧下100℃で一昼夜乾燥後、500℃で2
時間、950℃で10分加熱処理した。得られたインジ
ウム・錫複合酸化物の一次粒径は約0.04μ層、平均
二次粒径は3μ謬であった。
実施例3 硝酸水溶液に金属錫を溶解し1モル%水溶液を調製した
。次にこの水溶液に塩化アンチモンを、錫/アンチモン
の比が9515となるように溶解後、pHが7となるま
でアンモニア水を添加し、混合金属水酸化物ゾルを調製
した。この混合金属水酸化物ゾルにノニオン系有機界面
活性剤の市販のオルフロック0N−2(オルガノ株式会
社製)を0.25重量%添加し凝集させ水で充分に洗浄
し、金属水酸化物中の塩化アンモニウムを洗浄除去した
。この金属水酸化物をキシレン中に分散させ金属水酸化
物が分散したキシレンを常圧、キシレンの沸点(140
℃)にて蒸留し、金属水酸化物系に存在する水分を除去
した。蒸留後金属水酸化物は濾別し、減圧下100℃で
一昼夜乾燥後、500℃で2時間、800℃で10分加
熱処理した。得られた錫・アンチモン複合酸化物の一次
粒径は約0.02μ11平均二次粒径は2μmであった
実施例4 塩酸水溶液に金属錫を溶解し1モル%水溶液を調製した
。次にこの水溶液に塩化アンチモンを、錫/アンチモン
の比が9515となるように溶解後、phが7となるま
でアンモニア水を添加し、混合金属水酸化物ゾルを調製
した。この混合金属水酸化物ゾルにノニオン系有機界面
活性存〉の市販のオルフロック0N−2(オルガノ株式
会社製)を0.25重量%添加し凝集させ水で充分に洗
浄し、金属水酸化物中の塩化アンモニウムを洗浄除去し
た。次いで金属水酸化物の凝集物をブタノール中に分散
させ、金属水酸化物が分散したブタノールを常圧、ブタ
ノールの沸点(117℃)にて蒸留し、金属水酸化物系
に存在する水分を除去した。蒸留後金属水酸化物は濾別
し、減圧下lOO℃で一昼夜乾燥後、500℃で2時間
、800℃で10分加熱処理した。得られた錫・アンチ
モン複合酸化物の一次粒径は約0.03μ11平均二次
粒径は5μmであった。
実施fIJ5 塩酸水溶液に金属アルミニウムを溶解し1モル%水溶液
を調製した。次にこの水溶液にphが7となるまでアン
モニア水を添加し、アルミニウム水酸化物ゾルを調製し
た。この水酸化物ゾルにポリオキシエチレンラウリルエ
ーテルを0.5重量%添加後、この水酸化物をキシレン
へのフラッシングにより抽出した。このキシレン相を水
相に懸濁、攪拌することにより、水酸化物中の塩化アン
モニウムを洗浄除去した。次いで水酸化物が分散したキ
シレンを常圧、キシレンの沸点(140℃)にて蒸留し
、金属水酸化物系に存在する水分を除去した。蒸留後金
属水酸化物は濾別し、減圧下lOo℃で一昼夜乾燥後、
600℃で1時間加熱処理した。
得られたアルミナの一次粒径は約0.01μm、平均二
次粒子は2μIであった。
実施例6 塩酸水溶液に金属アルミニウムを溶解し1モル%水溶液
を調製した。次にこの水溶液にphが7となるまでアン
モニア水を添加し、アルミニウム水酸化物ゾルを調製し
た。この混合金属水酸化物ゾルにノニオン系有機界面活
性剤の市販のオルフロック0N−3(オルガノ株式会社
製)を0,25重量%添加し凝集させ水で充分に洗浄し
、水酸化物中の塩化アンモニウムを洗浄除去した。次い
で金属水酸化物の凝集物をブタノール中に分散させ、金
属水酸化物が分散したブタノールを常圧、ブタノールの
沸点(117℃)にて蒸留し、金属水酸化物系に存在す
る水分を除去した。
蒸留後水酸化物は濾別し、減圧下100℃で一昼夜乾燥
後、500℃で1時間加熱処理した。得られたアルミナ
の一次粒径は約o、oiμ酋、平均二次粒径は3μ■で
あった。
実施例7 硫酸水溶液に金属亜鉛を溶解し1モル%水溶液を調製し
た。次にこの水溶液にphが7となるまでアンモニア水
を添加し、亜鉛水酸化物ゾルを調製した。この水酸化物
ゾルにポリオキシエチレンラウリルエーテルを0.5重
量%添加後、この水酸化物をキシレンへのフラッシング
により抽出した。
このキシレン相を水相に懸濁、攪拌することにより、水
酸化物中の硫酸アンモニウムを洗浄除去した。次いで水
酸化物が分散したキシレンを常圧、キシレンの沸点(1
40℃)にて蒸留し、金属水酸化物系に存在する水分を
除去した。蒸留後金属水酸化物は濾別し、減圧下100
℃で一昼夜乾燥後、500℃で1時間加熱処理した。得
られたアルミナの一次粒径は約0.01μm1平均二次
粒子は3μ腸であっt二。
実施例8 硫酸水溶液に金属亜鉛を溶解し1モル%水溶液を調製し
た。次にこの水溶液にphが7となるまでアンモニア水
を添加し、亜鉛水酸化物ゾルを調製した。この水酸化物
ゾルにオルフロック0N−1(オルガノ株式会社製)を
0.25重ffi%添加し凝集させ水で充分に洗浄し、
水酸化物中の硫酸アンモニウムを洗浄除去した。次いで
水酸化物の凝集物をブタノール中に分散させ、金属水酸
化物が分散したブタノールを常圧、ブタノールの沸点(
117℃)にて蒸留し、水酸化物系に存在する水分を除
去した。蒸留後水酸化物は濾別し、減圧下100”cで
一昼夜乾燥後、500℃で1時間加熱処理した。
得られた酸化亜鉛の一次粒径は約0.01μm、平均二
次粒径は3μmであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属水酸化物の熱処理による金属酸化物の製造方法にお
    いて、中性から塩基性に調整した金属水酸化物ゾル溶液
    にノニオン系有機界面活性剤を添加してゾルを凝集させ
    、該凝集物を有機溶媒中に分散混合し、該混合物を蒸留
    により脱水したものを熱処理することを特徴とする金属
    酸化物の製造方法。
JP63119304A 1988-05-18 1988-05-18 金属酸化物の製造方法 Pending JPH01290508A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03153524A (ja) * 1989-11-13 1991-07-01 Sakai Chem Ind Co Ltd 金属水酸化物ゾルの製造方法
JPH09278533A (ja) * 1996-04-09 1997-10-28 Murata Mfg Co Ltd セラミック原料の製造方法
WO1999002453A1 (en) * 1997-06-09 1999-01-21 Merck Patent Gmbh Process for the preparation of ultra-fine powders of metal oxides
CN1051524C (zh) * 1994-10-20 2000-04-19 中国科学院山西煤炭化学研究所 金属表面活性剂相转移制复合超细粉体的方法

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