JPH01288649A - 伝動用無端ベルト - Google Patents

伝動用無端ベルト

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JPH01288649A
JPH01288649A JP63118188A JP11818888A JPH01288649A JP H01288649 A JPH01288649 A JP H01288649A JP 63118188 A JP63118188 A JP 63118188A JP 11818888 A JP11818888 A JP 11818888A JP H01288649 A JPH01288649 A JP H01288649A
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belt
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Shiro Sakakibara
史郎 榊原
Yoshinori Miyaishi
善則 宮石
Yoshiaki Kano
加納 義章
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/16V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
    • F16G5/18V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts in the form of links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、伝動用無端ベルトに係り、特に多数のリンク
を無端状に連結したチェーンタイプの無段変速機用の伝
動用無端ベルトに関する。
(従来の技術) 従来、多数のリンクを無端状に連結したチェーンタイプ
の無段変速機用の無端ベルトにおいては、以下に示す伝
動機構になっていた。
第26〜29図はその伝動機構の一部を示すものである
従来、無端ベルト1においては、複数のリンク2を複数
のピンによって連結して、リンク列5を形成し、そのリ
ンク列5に第1、第2のブロック6.7が装着される。
前記リンク2には両端にピン孔2a、2bが形成されて
いて、これらのピン孔2a、2bにピン対3を挿通して
リンク2が交互に連結される。
上記ピン対3は、第29図に示すように、相互にころが
り接触する接触面PI、門を有する1対のピン3a、3
bからなっていて、これらピン3a。
3bは、互いに接触面PI、Piを対向させるようにし
てピン孔2a、2bに挿通される。そして、各ピン対3
は、第27図及び第28図に示すようにリンク列5の幅
より所定量長く構成される。
一方、第1.第2のブロック6.7は、リンク列5を嵌
挿する孔部6b、7bを有していると共に、左右両側面
はプーリと接触するテーパ面6c。
7cとなっている。そして、第1.第2のブロック6.
7の当接面には、ピン対3を収容するピン係止溝6a、
7aが形成される。
更に、第1.第2のブロック6.7の両端に、リテーナ
係止溝6e、7eが形成され、該リテーナ係止溝6e、
7eに挿入されるリテーナ9によってピン対3の抜は止
めがされる。
(発明が解決しようとする課題) 上記した無端ベルトはピンをリンクプレートに確実に係
止することができ、■ブロックをピンに確実に保持する
と共にピンに対して滑らかに屈曲して、耐久性及び伝達
トルク容量の大幅な向」二を図り得る利点を有する。
しかし、反面、第30図に示すように、この種の伝動用
無端ベルトにおいては、ベルトがプーリに巻掛けられた
状態ではベルト回転半径の円弧を、チェーンピッチ分の
長さの多数の線分で近似しているため、ベルトに速度変
動、振動、騒音が生じる(多角形効果)。なお、第30
図において、Vxは周速(周方向の速度)、rは関節部
分の半径、ωは角速度、V’xは周速の水平成分、θは
回転角を示している。
また、前記ピン3a、3bが屈曲することにより転がり
接触の接触点が変位したり、ピン3a。
3b自体が半径方向に変位したり、ピン3a、3bとブ
ロック6.7の相対的な回転によって生ずるピン3a、
3bとブロック6.7の相対位置が変位したりしてベル
i・の速度変動、振動、騒音が大きくなり易い。
本発明は、上記問題点を除去し、ベルトがプーリに噛み
込まれる際に速度変動、振動、騒音を極力低減し、また
、ピンが屈曲することによって、転がり接触の接触点が
変位したり、ピン自体が半径方向に変位したり、ピンと
ブロックの相対的な回転によって生ずるピンとフロック
の相対位置が変位することによるヘル)・の速度変動、
振動、騒音を防止した伝動用無端ベルトを提供すること
を1月的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の伝動用無端ベルトにおいては、上記問題点を解
決するために、ベルトの周方向に配置される複数のブロ
ックと、ベルトの周方向に配置され上記ブロックに係合
する複数対のピンと、該複数対のピンの隣接する対を連
結するリンクの列とを備えた伝動用無端ベルトにおいて
、ベルトの周方向に配置される複数のブロックと、ベル
トの周方向に配置され上記ブロックに係合する複数対の
ピンと、該複数対のピンの隣接する対を連結するリンク
の列とを有する。
上記各フロックに、ベルトの周方向においてI−記ピン
と接触する周方向接触面と、ベルトの半径方向において
」1記ピンと接触する半径方向接触面とからなるピン係
止溝を配する。
また、上記各ピンの断面形状は、対のピンが相互に当接
する揺動面と、フロックと半径方向に当接する第1曲面
と、リンクと当接し、かつフロックと周方向に当接する
第2曲面と、リンクと当接し、ピンの回動を防止する面
とを連結して形成する。
また、」−記ブロックのピン係止溝の半径方向接触面及
び上記ピンの各面を形成する寸法を、ベルトがプーリに
噛み込まれる際のピン相互の転がり接触による接触点の
変位量、ピン相互の転がり接触によるピン自体の変位量
、及びピンとブロックの相対的回転によるピンとブロッ
クの相対変位量の和と、ベルトの速度変動及び振動が0
となるピン相互の接触点軌跡のベルト回転半径に対する
理想変位量との差が小さくなるように選定する。
この場合、−h記揺動面を単一の曲率半径を有する曲面
にて形成すると共に、第1及び第2曲面の中心をピン半
径方向中心線上に置くとよい。
また、上記揺動面をピン周方向中心線に近い部分にある
第1揺動面と、該第1揺動而に連接し、ピン周方向中心
線から遠い部分にあって第1揺動面より大きい曲率半径
を有する第2揺動面とで形成すると共に、−F記第1及
び第2曲面の中心をピン半径方向中心線上に置いてもよ
い。
また、ト記揺動面を単一の曲率半径を有する曲面にて形
成すると共に、上記第1曲面の中心をピン半径方向中心
線外に置いてもよい。
更に、上記フロックとピンを係合するためピンに形成さ
れたピン係止溝の半径方向接触面を、水平面か解放側が
広くなるように(頃斜させるか、弧状面で構成するとよ
い。そして、上記弧状面の中心は、ピン係止溝の半径方
向内側又は半径方向外側に置かれる。
(作用及び発明の効果) 本発明によれば、上記のように構成したので、ベルトが
プーリに噛み込まれる際にピンが互いに接触する接触点
か理想軌跡−l=を移動するため、該接触点の上下方向
の変位かな(なり、それによってベルトの速度変動、振
動、騒音が生ずることかなくなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本発明の伝動用無端ベルトのピンの断面図、第
2図はベルトがプーリに噛み込まれる際のピンの位置を
示ずl、第3図はベルトがプーリに噛み込まれる際のフ
ロ、りの位置を示す図、第4図はベルトがプーリに噛み
込まれる際のピンとピンとの接触点の理想軌跡を示す図
である。
図において、]1はピンであり、各ピン11の断面形状
はピン11の周方向中心線12に対して上下に線対称と
なっている。
また、」−記名ピン11の断面形状は、対のピンが相互
に当接する揺動面R1と、ブロックと半径方向に当接す
る第1曲面R2と、リンクと当接し、かつブロックと周
方向に当接する第2曲面R3と、リンりと当接し、ピン
の回動を防止する平面L1とを連結して形成されている
上記第1曲面R2と第2曲面R3とは、ピン11の半径
方向中心線13と交叉する部分で接しており、また第2
曲面R3に平面し1が接するようになっている。
そして、揺動面R1と第1曲面R2とは、曲率半径の小
さい曲面R4によって滑らかに接続されている。
ここで、上記揺動面R1、第1曲面R2及び第2曲面R
3の曲率半径rl、r2++’:lの比は、概ね6:2
;1となるように設定される。
その寸法の設定は、次のように行われる。
第2図において、ベルトがプーリ間を直線状態に進む時
のピンの位置をP7、ベルトがプーリに噛み込む際の屈
曲時のピンの位置をP8とした時、それぞれのピン相互
の接触点をP AC+  P ECとすると、ピンの転
がり接触によるピンとピンの接触点の変位量は△rPI
で与えられ、ピン自体の変位量はΔrP2で与えられる
また、第3Mにおいて、ベルトがプーリ間を直線状態に
進む場合において、ブロックとピンの相対的な回転がな
い時のブロックの位置をBA、ベルトがプーリに噛み込
む際の屈曲する場合において、ブロックとピンの相対的
な回転がある時のブロックの位置をBEとした時、それ
ぞれのブロックの中心点をG、、CBとすると、ピンと
ブロックの相対的な回転によるピンとブロックの相対変
位量は八r[lで与えられる。
次に、上記各変位量の和を求める。
△r−ΔrPl+ΔrP2+Δrに の各変位量の和はベルトの各回転角について求められる
一方、第4図において示される理想軌跡上をピンとピン
との接触点が移動する場合、該接触点の上下方向の変位
がなくなり、速度変動、振動、騒音が生じない。そこで
、ベルトの速度変動、振動、騒音がOとなるピン接触点
の理想変位量を第4図から求め、八r、とする。
そして、この理想変位量Δr、と上記各変位量の和Δr
との差を求め、あらゆるベルト回転半径又はあるベルト
回転半径において差が最小になるように上記各面の寸法
値を設定する。
ここで、第1図に示すように、上記揺動面R1の中心ば
、ピン周方向中心線12上に置き、第1曲面R2及び第
2曲面R3の中心をピン半径方向中心線13上に置く。
この実施例によれば、ベルト回転角θと変位量との関係
は第11図に示される。図において、理想変位量Δr、
は、無段変速機(CVT)  トルク比1;1の入力側
プーリに巻掛けられたベルト回転半径においてはΔr、
 (1:1)であり、オーバードライブ時の入力端プー
リに巻掛けられたベルト回転半径においてはΔr;(0
/D)であり、アンダーl゛ライブ時の入力側プーリに
巻掛けられたベルト回転半径においてはΔr 、(U/
D)で示される。
次に、本発明の伝動用無端ベルトの第2の実施例を第5
図に示す。
図において、ピン11の揺動面は、ピン周方向中心線1
2に近い部分にある第1揺動面R5と、該第1揺動面R
5に隣接し、ピン周方向中心線12から遠い部分にあっ
て第1揺動面R5より大きい曲率半径を有する第2揺動
面R6とで形成される。
そして、第1揺動面R5の中心はピン周方向中心線12
上に置かれ、第2揺動面R6の中心はピン周方向中心線
12の外に置かれる。また、第1揺動面R5と第2揺動
面R6とは、図に示すように、角度ψの所で接するよう
に形成される。
このように構成することによって、ピンの転がり接触に
よるピンとピンの接触点の変位量ΔrPlを第12図に
示すように変化させることができ、理想変位量Δr、と
各変位量の和Δrとの差をより小さくすることができ、
ベルトの速度変動、振動、騒音が一層小さくなる。
次に、本発明の伝動用無端ベルトの第3の実施例を第6
図に示す。
図において、揺動面R1の中心はピン周方向中心線12
上に置かれ、第1曲面R7の中心はピン半径方向中心線
13上に置かれ、かつ第2曲面R8の中心はピン半径方
向中心線13外に置かれる。また、第1曲面R7と第2
曲面R8とがピン半径方向中心線13から角度γの所で
接するようるこ形成される。
このように構成することによって、ピンの転がり接触に
よるピン自体の変位量△rP2、ピンとフロックの相対
的な回転によるピンとブロックの相対変位量△l’ B
を第13図に示すように変化させることができる。
ところで、伝動用無端ベルトのブロックには、ピンを収
容するピン係止溝が形成される。第7図は第1乃至第3
実施例に使用されるフロックのピン係止溝部分の拡大図
である。
」−記ヒン係止溝]5はベルト周方向においてピンとブ
ロック16とが接触する周方向接触面17とベルト半径
方向においてピンとブロック16とが接触する半径方向
接触面18とで形成され、該半径方向接触面18は水平
面にて形成される。
第8〜10図は一ト記ピン係止溝15の形状を変更する
ことによって堤供される他の実施例である。
第8図は第4の実施例を示す図である。図において、半
径方向接触面18は角度λたけ傾斜させられ、ピン係止
溝15の開放側が広くなっている。
第9図は第5の実施例を示す図である。図において、半
径方向接触面】8は、開放側が広くなるよう弧状面で構
成され、上記弧状面の中心が、ピン係止溝の半径方向内
側に置かれる。
第10図は第6の実施例を示す図である。図において、
半径方向接触面18は開放側が広くなるよう弧状面で構
成され、F記弧状面の中心がピン係止溝の半径方向外側
に置かれる。
これら第8〜10図に示す第4〜6の実施例においては
、ピンとフロックの相対的な回転によるピンとブロック
の相対変位量△rBを第14〜16図に示すように変化
させることができる。
上記伝動用無端ベルトは第17〜22l6こ示ずような
各種の無端ヘル1〜に通用することが可能である。
第1713及び第18図においては、一対のブロック2
1、22がピン23と係合しており、該ピン23によっ
てリンク24か連結される。ピン23はリテーナ25に
よって抜は止めされる。
第19図及び20図においては、一対のフロックの代わ
りに一体型のブロック26が使用される。
また、第21図及び第22図においては、大小の一対の
ブロック27.28が使用される。上記大なるフロック
27のピン係止溝は半径方向接触面しか存しておらず、
周方向接触面は上記小なるフロック28Gこ形成されて
いる。
上記したように構成するために、ベルトかプーリに噛み
込む際にピンが万いに接触する接触点が、理想軌跡に近
い線上を移動することになり、ベルトの速度変動、振動
、騒音か生ずることが少なくなる。
また、ピンが屈曲することによって、転がり接触の接触
点が変位したり、ピン自体が半径方向に変位したり、ピ
ンとブロックの相対的な同転によって生ずるピンとブロ
ックの相対位置が変位したりしても、その変位量の和と
理想変位量との差が小さいので、ベルトの速度変動、振
動、騒音が生ずることが少ない。
第23図に各変位計の和と理想変位量の差及びヘルI〜
速度変動の関係を、第24図に各変位¥の和と理想変位
量の差及び騒音レヘルの関係を示す。
各変位量の和と理想変位量の差が小さい程速度変動、騒
音レベルが小さくなる。
第25図は、CVTトルク比と速度変動率の関係を示す
。この図から明らかなように、本発明のヘル;へが従来
のベルトに仕へて速度変動率が低下していることか分か
る。
また、ピンはその周方向中心線に対して上下対称とする
ことにより誤組、71石jけをすることがなくなる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図tJ木発明の伝動用無端ベルトのピンの断面図、
第2図はベルトがプーリに噛み込まれる際のピンの位置
を示す図、第3図はベルトがプーリに噛の込まれる隙の
フロックの位置を示す図、第4図はベルトがブーIJ 
lこ噛み込まれる際のピンとピンとの接触点の理想軌跡
を示す図、第5Mは本発明の伝動用無端ベルトの第2の
実施例を示す図、第6図は同第3の実施例を示す図、第
7図は同第1乃至第3の実施例に使用されるブロックの
ピン係止溝部分の拡大図、第8Mは本発明の伝動用無端
ベルトの第4の実施例を示す図、第9図は同第5の実施
例を示す図、第10図は同第6の実施例を示す図、第1
1図は本発明のベルト回転角θと変位量との関係を示す
図、第12図は第2の実施例の同関係図、第13図は第
3の実施例の同関係図、第14図は第4の実施例の同関
係図、第15図は第5の実施例の同関係図、第16図は
第6の実施例の同関係図、第17図は本発明の伝動用無
端ベルトの組み立て側面図、第18図は同横断面図、第
19図は伝動用無端ベルトの他の例の組み立て側面図、
第20図は同横断面図、第21図は伝動用無端ベルトの
更に他の例の組み立て側面図、第22図は同横断面図、
第23図は各変位量の相と理想変位量の差及びベルト速
度変動の関係を示す図、第24図は各変位量の和と理想
変位量の差及び騒音レベルの関係を示す図、第25図は
CVTトルク比と速度変動率の関係を示す図、第26図
は従来の無端ベルトの正面からみた縦断面図、第27図
は同上面からみた縦断面図、第28図は同横断面図、第
29図は同リンクの連結状態を示す図、第30図は従来
の伝動用無端ベルトを示す図である。 ■・・・無端ベルト、2・・・リンク、3・・・ピン、
5・・・リンク列、6,7・・・ブロック、9・・・リ
テーナ、11・・・ピン、12・・・ピン周方向中心線
、13・・・ピン半径方向中心線、15・・・ピン係止
溝、16・・・ブロック、17・・・周方向接触面、1
8・・・半径方向接触面、R1・・・揺動面、R2・・
・第1曲面、R3・・・第2曲面、Ll・・・平面。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベルトの周方向に配置される複数のブロックと、
    ベルトの周方向に配置され前記ブロックに係合する複数
    対のピンと、該複数対のピンの隣接する対を連結するリ
    ンクの列とを備えた伝動用無端ベルトにおいて、前記ブ
    ロックはベルトの周方向において前記ピンと接触する周
    方向接触面と、ベルト半径方向において前記ピンと接触
    する半径方向接触面とからなるピン係止溝を有し、該各
    ピンは対のピンが相互に当接する揺動面と、ブロックと
    半径方向に当接する第1曲面と、リンクと当接し、かつ
    ブロックと周方向に当接する第2曲面とを形成し、前記
    ブロックの半径方向接触面及び前記ピンの各面を形成す
    る寸法を、ベルトがプーリに噛み込まれる際のピン相互
    の転がり接触による接触点の変位量、ピン相互の転がり
    接触によるピン自体の変位量、及びピンとブロックの相
    対的回転によるピンとブロックの相対変位量の和と、ピ
    ン相互の接触点軌跡のベルト回転半径に対する理想変位
    量との差が小さくなるように選定したことを特徴とする
    伝動用無端ベルト。
  2. (2)前記ブロックの半径方向接触面及び前記ピンの揺
    動面、第1及び第2曲面を形成する寸法を、前記接触点
    の変位量、前記ピン自体の変位量、及び前記ピンとブロ
    ックの相対変位量の和と、前記理想変位量との差がすべ
    てのベルト回転半径において最小となるように選定した
    ことを特徴とする請求項1記載の伝動用無端ベルト。
  3. (3)前記第1及び第2曲面の中心をピン半径方向中心
    線上に置いたことを特徴とする請求項2記載の伝動用無
    端ベルト。
  4. (4)前記第1曲面の中心をピン半径方向中心線上に置
    き、かつ前記第2曲面の中心をピン半径方向中心線外に
    置いたことを特徴とする請求項2記載の伝動用無端ベル
    ト。
  5. (5)前記揺動面をピン周方向中心線に近い部分にある
    第1揺動面と、該第1揺動面に隣接しピン周方向中心線
    から遠い部分にあって該第1揺動面より大きい曲率半径
    を有する第2揺動面とで形成したことを特徴とする請求
    項3又は4項記載の伝動用無端ベルト。
  6. (6)前記ブロックとピンを係合するためブロックに形
    成されたピン係止溝の半径方向接触面が水平であること
    を特徴とする3、4又は5記載の伝動用無端ベルト。
  7. (7)前記ブロックに形成されたピン係止溝の半径方向
    接触面を解放側が広くなるように傾斜させたことを特徴
    とする請求項3、4又は5記載の伝動用無端ベルト。
  8. (8)前記ブロックに形成されたピン係止溝の半径方向
    接触面を解放側が広くなるよう弧状面で構成したことを
    特徴とする請求項7記載の伝動用無端ベルト。
  9. (9)前記弧状面の中心をピン係止溝の半径方向内側に
    置いたことを特徴とする請求項8記載の伝動用無端ベル
    ト。
  10. (10)前記弧状面の中心をピン係止溝の半径方向外側
    に置いたことを特徴とする請求項8記載の伝動用無端ベ
    ルト。
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