JP2616959B2 - 伝動用無端ベルト - Google Patents
伝動用無端ベルトInfo
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- JP2616959B2 JP2616959B2 JP63118188A JP11818888A JP2616959B2 JP 2616959 B2 JP2616959 B2 JP 2616959B2 JP 63118188 A JP63118188 A JP 63118188A JP 11818888 A JP11818888 A JP 11818888A JP 2616959 B2 JP2616959 B2 JP 2616959B2
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- belt
- block
- transmission
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/16—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
- F16G5/18—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts in the form of links
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、伝動用無端ベルトに係り、特に多数のリン
クを無端状に連結したチェーンタイプの無段変速機用の
伝動用無端ベルトに関する。
クを無端状に連結したチェーンタイプの無段変速機用の
伝動用無端ベルトに関する。
(従来の技術) 従来、多数のリンクを無端状に連結したチェーンタイ
プの無段変速機用の無端ベルトにおいては、以下に示す
伝動機構になっていた。
プの無段変速機用の無端ベルトにおいては、以下に示す
伝動機構になっていた。
第26〜29図はその伝動機構の一部を示すものである。
従来、無端ベルト1においては、複数のリンク2を複
数のピンによって連結して、リンク列5を形成し、その
リンク列5に第1、第2のブロック6,7が装着される。
前記リンク2には両端にピン孔2a,2bが形成されてい
て、これらのピン孔2a,2bにピン対3を挿通してリンク
2が交互に連結される。
数のピンによって連結して、リンク列5を形成し、その
リンク列5に第1、第2のブロック6,7が装着される。
前記リンク2には両端にピン孔2a,2bが形成されてい
て、これらのピン孔2a,2bにピン対3を挿通してリンク
2が交互に連結される。
上記ピン対3は、第29図に示すように、相互にころが
り接触する接触面P1,P1を有する1対のピン3a,3bからな
っていて、これらピン3a,3bは、互いに接触面P1,P1を対
向させるようにしてピン孔2a,2bに挿通される。そし
て、各ピン対3は、第27図及び第28図に示すようにリン
ク列5の幅より所定量長く構成される。
り接触する接触面P1,P1を有する1対のピン3a,3bからな
っていて、これらピン3a,3bは、互いに接触面P1,P1を対
向させるようにしてピン孔2a,2bに挿通される。そし
て、各ピン対3は、第27図及び第28図に示すようにリン
ク列5の幅より所定量長く構成される。
一方、第1,第2のブロック6,7は、リンク列5を嵌挿
する孔部6b,7bを有していると共に、左右両側面はプー
リと接触するテーパ面6c,7cとなっている。そして、第
1,第2のブロック6,7の当接面には、ピン対3を収容す
るピン係止溝6a,7aが形成される。
する孔部6b,7bを有していると共に、左右両側面はプー
リと接触するテーパ面6c,7cとなっている。そして、第
1,第2のブロック6,7の当接面には、ピン対3を収容す
るピン係止溝6a,7aが形成される。
更に、第1,第2のブロック6,7の両端に、リテーナ係
止溝6e,7eが形成され、該リテーナ係止溝6e,7eに挿入さ
れるリテーナ9によってピン対3の抜け止めがされる。
止溝6e,7eが形成され、該リテーナ係止溝6e,7eに挿入さ
れるリテーナ9によってピン対3の抜け止めがされる。
(発明が解決しようとする課題) 上記した無端ベルトはピンをリンクプレートに確実に
係止することができ、Vブロックをピンに確実に保持す
ると共にピンに対して滑らかに屈曲して、耐久性及び伝
達トルク容量の大幅な向上を図り得る利点を有する。
係止することができ、Vブロックをピンに確実に保持す
ると共にピンに対して滑らかに屈曲して、耐久性及び伝
達トルク容量の大幅な向上を図り得る利点を有する。
しかし、反面、第30図に示すように、この種の伝動用
無端ベルトにおいては、ベルトがプーリに巻掛けられた
状態ではベルト回転半径の円弧を、チェーンピッチ分の
長さの多数の線分で近似しているため、ベルトに速度変
動、振動、騒音が生じる(多角形効果)。なお、第30図
において、VXは周速(周方向の速度)、rは関節部分の
半径、ωは角速度、V′Xは周速の水平成分、θは回転
角を示している。
無端ベルトにおいては、ベルトがプーリに巻掛けられた
状態ではベルト回転半径の円弧を、チェーンピッチ分の
長さの多数の線分で近似しているため、ベルトに速度変
動、振動、騒音が生じる(多角形効果)。なお、第30図
において、VXは周速(周方向の速度)、rは関節部分の
半径、ωは角速度、V′Xは周速の水平成分、θは回転
角を示している。
また、前記ピン3a,3bが屈曲することにより転がり接
触の接触点が変位したり、ピン3a,3b自体が半径方向に
変位したり、ピン3a,3bとブロック6,7の相対的に回転に
よって生ずるピン3a,3bとブロック6,7の相対位置が変位
したりしてベルトの速度変動、振動、騒音が大きくなり
易い。
触の接触点が変位したり、ピン3a,3b自体が半径方向に
変位したり、ピン3a,3bとブロック6,7の相対的に回転に
よって生ずるピン3a,3bとブロック6,7の相対位置が変位
したりしてベルトの速度変動、振動、騒音が大きくなり
易い。
本発明は、上記問題点を除去し、ベルトがプーリに噛
み込まれる際に速度変動、振動、騒音を極力低減し、ま
た、ピンが屈曲することによって、転がり接触の接触点
が変位したり、ピン自体が半径方向に変位したり、ピン
とブロックの相対的な回転によって生ずるピンとブロッ
クの相対位置が変位することによるベルトの速度変動、
振動、騒音を防止した伝動用無端ベルトを提供すること
を目的とする。
み込まれる際に速度変動、振動、騒音を極力低減し、ま
た、ピンが屈曲することによって、転がり接触の接触点
が変位したり、ピン自体が半径方向に変位したり、ピン
とブロックの相対的な回転によって生ずるピンとブロッ
クの相対位置が変位することによるベルトの速度変動、
振動、騒音を防止した伝動用無端ベルトを提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の伝動用無端ベルトにおいては、上記問題点を
解決するために、ベルトの周方向に配置される複数のブ
ロックと、ベルトの周方向に配置され上記ブロックに係
合する複数対のピンと、該複数対のピンの隣接する対を
連結するリンクの列とを備えた伝動用無端ベルトにおい
て、ベルトの周方向に配置される複数のブロックと、ベ
ルトの周方向に配置され上記ブロックに係合する複数対
のピンと、該複数対のピンの隣接する対を連結するリン
クの列とを有する。
解決するために、ベルトの周方向に配置される複数のブ
ロックと、ベルトの周方向に配置され上記ブロックに係
合する複数対のピンと、該複数対のピンの隣接する対を
連結するリンクの列とを備えた伝動用無端ベルトにおい
て、ベルトの周方向に配置される複数のブロックと、ベ
ルトの周方向に配置され上記ブロックに係合する複数対
のピンと、該複数対のピンの隣接する対を連結するリン
クの列とを有する。
上記各ブロックに、ベルトの周方向において上記ピン
と接触する周方向接触面と、ベルトの半径方向において
上記ピンと接触する半径方向接触面とからなるピン係止
溝を配する。
と接触する周方向接触面と、ベルトの半径方向において
上記ピンと接触する半径方向接触面とからなるピン係止
溝を配する。
また、上記各ピンの断面形状は、対のピンが相互に当
接する摺動面と、ブロックと半径方向に当接する第1曲
面と、リンクと当接し、かつブロックと周方向に当接す
る第2曲面と、リンクと当接し、ピンの回動を防止する
面とを連結して形成する。
接する摺動面と、ブロックと半径方向に当接する第1曲
面と、リンクと当接し、かつブロックと周方向に当接す
る第2曲面と、リンクと当接し、ピンの回動を防止する
面とを連結して形成する。
また、上記ブロックのピン係止溝の半径方向接触面及
び上記ピンの各面を形成する寸法を、ベルトがプーリに
噛み込まれる際のピンの相互の転がり接触による接触点
の変位量、ピン相互の転がり接触によるピン自体の変位
量、及びピンとブロックの相対的回転によるピンとブロ
ックの相対変位量の和と、ベルトの速度変動及び振動0
となるピン相互の接触点軌跡のベルト回転半径に対する
理想変位量との差が小さくなるように選定する。
び上記ピンの各面を形成する寸法を、ベルトがプーリに
噛み込まれる際のピンの相互の転がり接触による接触点
の変位量、ピン相互の転がり接触によるピン自体の変位
量、及びピンとブロックの相対的回転によるピンとブロ
ックの相対変位量の和と、ベルトの速度変動及び振動0
となるピン相互の接触点軌跡のベルト回転半径に対する
理想変位量との差が小さくなるように選定する。
この場合、上記揺動面を単一の曲率半径を有する曲面
にて形成すると共に、第1及び第2曲面の中心をピン半
径方向中心線上に置くとよい。
にて形成すると共に、第1及び第2曲面の中心をピン半
径方向中心線上に置くとよい。
また、上記揺動面をピン周方向中心線に近い部分にあ
る第1揺動面と、該第1揺動面に連接し、ピン周方向中
心線から遠い部分にあって第1揺動面より大きい曲率半
径を有する第2揺動面とで形成すると共に、上記第1及
び第2曲面の中心をピン半径方向中心線上に置いてもよ
い。
る第1揺動面と、該第1揺動面に連接し、ピン周方向中
心線から遠い部分にあって第1揺動面より大きい曲率半
径を有する第2揺動面とで形成すると共に、上記第1及
び第2曲面の中心をピン半径方向中心線上に置いてもよ
い。
また、上記揺動面を単一の曲率半径を有する曲面にて
形成すると共に、上記第1曲面の中心をピン半径方向中
心線外に置いてもよい。
形成すると共に、上記第1曲面の中心をピン半径方向中
心線外に置いてもよい。
更に、上記ブロックとピンを係合するためピンに形成
されたピン係止溝の半径方向接触面を、水平面か解放側
が広くなるように傾斜させるか、弧状面で構成するとよ
い。そして、上記弧状面の中心は、ピン係止溝の半径方
向内側又は半径方向外側に置かれる。
されたピン係止溝の半径方向接触面を、水平面か解放側
が広くなるように傾斜させるか、弧状面で構成するとよ
い。そして、上記弧状面の中心は、ピン係止溝の半径方
向内側又は半径方向外側に置かれる。
(作用及び発明の効果) 本発明によれば、上記のように構成したので、ベルト
がプーリに噛み込まれる際にピンが互いに接触する接触
点が理想軌跡上を移動するため、該接触点の上下方向の
変位がなくなり、それによってベルトの速度変動、振
動、騒音が生ずることがなくなる。
がプーリに噛み込まれる際にピンが互いに接触する接触
点が理想軌跡上を移動するため、該接触点の上下方向の
変位がなくなり、それによってベルトの速度変動、振
動、騒音が生ずることがなくなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本発明の伝動用無端ベルトのピンの断面図、
第2図はベルトがプーリに噛み込まれる際のピンの位置
を示す図、第3図はベルトがプーリに噛み込まれる際の
ブロックの位置を示す図、第4図はベルトがプーリに噛
み込まれる際のピンとピンとの接触点の理想軌跡を示す
図である。
第2図はベルトがプーリに噛み込まれる際のピンの位置
を示す図、第3図はベルトがプーリに噛み込まれる際の
ブロックの位置を示す図、第4図はベルトがプーリに噛
み込まれる際のピンとピンとの接触点の理想軌跡を示す
図である。
図において、11はピンであり、角ピン11の断面形状は
ピン11の周方向中心線12に対して上下に線対称となって
いる。
ピン11の周方向中心線12に対して上下に線対称となって
いる。
また、上記各ピン11の断面形状は、対のピンが相互に
当接する揺動面R1と、ブロックと半径方向に当接する第
1曲面R2と、リンクと当接し、かつブロックと周方向に
当接する第2局面R3と、リンクと当接し、ピンの回動を
防止する平面L1とを連結して形成されている。
当接する揺動面R1と、ブロックと半径方向に当接する第
1曲面R2と、リンクと当接し、かつブロックと周方向に
当接する第2局面R3と、リンクと当接し、ピンの回動を
防止する平面L1とを連結して形成されている。
上記第1曲面R2と第2曲面R3とは、ピン11の半径方向
中心線13と交叉する部分で接しており、また第2曲面R3
に平面L1が接するようになっている。そして、揺動面R1
と第1曲面R2とは、曲率半径の小さい曲面R4によって滑
らかに接続されている。
中心線13と交叉する部分で接しており、また第2曲面R3
に平面L1が接するようになっている。そして、揺動面R1
と第1曲面R2とは、曲率半径の小さい曲面R4によって滑
らかに接続されている。
ここで、上記揺動面R1、第1曲面R2及び第2曲面R3の
曲率半径r1,r2,r3の比は、概ね6:2:1となるように設定
される。
曲率半径r1,r2,r3の比は、概ね6:2:1となるように設定
される。
その寸法の設定は、次のように行われる。
第2図において、ベルトがプーリ間を直線状態に進む
時のピンの位置をPA、ベルトがプーリに噛み込む際の屈
曲時のピンの位置をPBとした時、それぞれのピン相互の
接触点をPAC,PBCとすると、ピンの転がり接触によるピ
ンとピンの接触点の変位量はΔrP1で与えられ、ピン自
体の変位量はΔrP2で与えられる。
時のピンの位置をPA、ベルトがプーリに噛み込む際の屈
曲時のピンの位置をPBとした時、それぞれのピン相互の
接触点をPAC,PBCとすると、ピンの転がり接触によるピ
ンとピンの接触点の変位量はΔrP1で与えられ、ピン自
体の変位量はΔrP2で与えられる。
また、第3図において、ベルトがプーリ間を直線状態
に進む場合において、ブロックとピンの相対的な回転が
ない時のブロックの位置をBA、ベルトがプーリに噛み込
み際の屈曲する場合において、ブロックとピンの相対的
な回転がある時のブロックの位置をBBとした時、それぞ
れのブロックの中心点をGA,GBとすると、ピンとブロッ
クの相対的な回転によるピンとブロックの相対変位量は
ΔrBで与えられる。
に進む場合において、ブロックとピンの相対的な回転が
ない時のブロックの位置をBA、ベルトがプーリに噛み込
み際の屈曲する場合において、ブロックとピンの相対的
な回転がある時のブロックの位置をBBとした時、それぞ
れのブロックの中心点をGA,GBとすると、ピンとブロッ
クの相対的な回転によるピンとブロックの相対変位量は
ΔrBで与えられる。
次に、上記各変位量の和を求める。
Δr=ΔrP1+ΔrP2+ΔrB この各変位量の和はベルトの各回転角について求めら
れる。
れる。
一方、第4図において示される理想軌跡上をピンとピ
ンとの接触点が移動する場合、該接触点の上下方向の変
位がなくなり、速度変動、振動、騒音が生じない。そこ
で、ベルトの速度変動、振動、騒音が0となるピン接触
点の理想変位量を第4図から求め、Δriとする。
ンとの接触点が移動する場合、該接触点の上下方向の変
位がなくなり、速度変動、振動、騒音が生じない。そこ
で、ベルトの速度変動、振動、騒音が0となるピン接触
点の理想変位量を第4図から求め、Δriとする。
そして、この理想変位量Δriと上記各変位量の和Δr
との差を求め、あらゆるベルト回転半径又はあるベルト
回転半径において差が最小になるように上記各面の寸法
値を設定する。
との差を求め、あらゆるベルト回転半径又はあるベルト
回転半径において差が最小になるように上記各面の寸法
値を設定する。
ここで、第1図に示すように、上記揺動面R1の中心
は、ピン周方向中心線12上に置き、第1曲面R2及び第2
曲面R3の中心をピン半径方向中心線13上に置く。
は、ピン周方向中心線12上に置き、第1曲面R2及び第2
曲面R3の中心をピン半径方向中心線13上に置く。
この実施例によれば、ベルト回転角θと変位量との関
係は第11図に示される。図において、理想変位量Δr
iは、無段変速機(CVT)トルク比1:1の入力側プーリに
巻掛けられたベルト回転半径においてはΔri(1:1)で
あり、オーバードライブ時の入力時プーリに巻掛けられ
たベルト回転半径においてはΔri(0/D)であり、アン
ダードライブ時の入力側プーリに巻掛けられたベルト回
転半径においてはΔri(U/D)で示される。
係は第11図に示される。図において、理想変位量Δr
iは、無段変速機(CVT)トルク比1:1の入力側プーリに
巻掛けられたベルト回転半径においてはΔri(1:1)で
あり、オーバードライブ時の入力時プーリに巻掛けられ
たベルト回転半径においてはΔri(0/D)であり、アン
ダードライブ時の入力側プーリに巻掛けられたベルト回
転半径においてはΔri(U/D)で示される。
次に、本発明の伝動用無端ベルトの第2の実施例を第
5図に示す。
5図に示す。
図において、ピン11の揺動面は、ピン周方向中心線12
6に近い部分にある第1揺動面R5と、該第1揺動面R5に
隣接し、ピン周方向中心線12から遠い部分にあって第1
揺動面R5より大きい曲率半径を有する第2揺動面R6とで
形成される。
6に近い部分にある第1揺動面R5と、該第1揺動面R5に
隣接し、ピン周方向中心線12から遠い部分にあって第1
揺動面R5より大きい曲率半径を有する第2揺動面R6とで
形成される。
そして、第1揺動面R5の中心はピン周方向中心線12上
に置かれ、第2揺動面R6の中心はピン周方向中心線12の
外に置かれる。また、第1揺動面R5と第2揺動面R6と
は、図に示すように、角度ψの所で接するように形成さ
れる。
に置かれ、第2揺動面R6の中心はピン周方向中心線12の
外に置かれる。また、第1揺動面R5と第2揺動面R6と
は、図に示すように、角度ψの所で接するように形成さ
れる。
このように構成することによって、ピンの転がり接触
によるピンとピンと接触点の変位量ΔrP1を第12図に示
すように変化させることができ、理想変位量Δriと各変
位量の和Δrとの差をより小さくすることができ、ベル
トの速度変動、振動、騒音が一層小さくなる。
によるピンとピンと接触点の変位量ΔrP1を第12図に示
すように変化させることができ、理想変位量Δriと各変
位量の和Δrとの差をより小さくすることができ、ベル
トの速度変動、振動、騒音が一層小さくなる。
次に、本発明の伝動用無端ベルトの第3の実施例を第
6図に示す。
6図に示す。
図において、揺動面R1の中心はピン周方向中心線12上
に置かれ、第1曲面R7の中心はピン半径方向中心線13上
に置かれ、かつ第2曲面R8の中心はピン半径方向中心線
13外に置かれる。また、第1曲面R7と第2曲面R8とがピ
ン半径方向中心線13から角度γの所で接するように形成
される。
に置かれ、第1曲面R7の中心はピン半径方向中心線13上
に置かれ、かつ第2曲面R8の中心はピン半径方向中心線
13外に置かれる。また、第1曲面R7と第2曲面R8とがピ
ン半径方向中心線13から角度γの所で接するように形成
される。
このように構成することによって、ピンの転がり接触
によるピン自体の変位量ΔrP2、ピンとブロックの相対
的な回転によるピンとブロックの相対変位量ΔrBを第13
図に示すように変化させることができる。
によるピン自体の変位量ΔrP2、ピンとブロックの相対
的な回転によるピンとブロックの相対変位量ΔrBを第13
図に示すように変化させることができる。
ところで、伝動用無端ベルトのブロックには、ピンを
収容するピン係止溝が形成される。第7図は第1乃至第
3実施例に使用されるブロックのピン係止溝部分の拡大
図である。
収容するピン係止溝が形成される。第7図は第1乃至第
3実施例に使用されるブロックのピン係止溝部分の拡大
図である。
上記ピン係止溝15はベルト周方向においてピンとブロ
ック16とが接触する周方向接触面17とベルト半径方向に
おいてピントブロック16とが接触する半径方向接触面18
とで形成され、該半径方向接触面18は水平面にて形成さ
れる。
ック16とが接触する周方向接触面17とベルト半径方向に
おいてピントブロック16とが接触する半径方向接触面18
とで形成され、該半径方向接触面18は水平面にて形成さ
れる。
第8〜10図は上記ピン係止溝15の形状を変更すること
によって提供される他の実施例である。
によって提供される他の実施例である。
第8図は第4の実施例を示す図である。図において、
半径方向接触面18は角度λだけ傾斜させられ、ピン係止
溝15の開放側が広くなっている。
半径方向接触面18は角度λだけ傾斜させられ、ピン係止
溝15の開放側が広くなっている。
第9図は第5の実施例を示す図である。図において、
半径方向接触面18は、開放側が広くなるより弧状面で構
成され、上記弧状面の中心が、ピン係止溝の半径方向内
側に置かれる。
半径方向接触面18は、開放側が広くなるより弧状面で構
成され、上記弧状面の中心が、ピン係止溝の半径方向内
側に置かれる。
第10図は第6の実施例を示す図である。図において、
半径方向接触面18は開放側に広くなるよう弧状面で構成
され、上記弧状面の中心がピン係止溝の半径方向外側に
置かれる。
半径方向接触面18は開放側に広くなるよう弧状面で構成
され、上記弧状面の中心がピン係止溝の半径方向外側に
置かれる。
これら第8〜10図に示す第4〜6の実施例において
は、ピンとブロックの相対的な回転によるピンとブロッ
クの相対変位量ΔrBを第14〜16図に示すように変化させ
ることができる。
は、ピンとブロックの相対的な回転によるピンとブロッ
クの相対変位量ΔrBを第14〜16図に示すように変化させ
ることができる。
上記伝動用無端ベルトは第17〜22図に示すような各種
の無端ベルトに適用することが可能である。
の無端ベルトに適用することが可能である。
第17図及び第18図においては、一対のブロック21,22
がピン23と係合しており、該ピン23によってリンク24が
連結される。ピン23はリテーナ25によって抜け止めされ
る。
がピン23と係合しており、該ピン23によってリンク24が
連結される。ピン23はリテーナ25によって抜け止めされ
る。
第19図及び20図においては、一対のブロックの代わり
に一体型のブロック26が使用される。
に一体型のブロック26が使用される。
また、第21図及び第22図においては、大小の一対のブ
ロック27,28が使用される。上記大なるブロック27のピ
ン係止溝は半径方向接触面しか有しておらず、周方向接
触面は上記小なるブロック28に形成されている。
ロック27,28が使用される。上記大なるブロック27のピ
ン係止溝は半径方向接触面しか有しておらず、周方向接
触面は上記小なるブロック28に形成されている。
上記したように構成するために、ベルトがプーリに噛
み込む際にピンが互いに接触する接触点が、理想軌跡に
近い線上を移動することになり、ベルトの速度変動、振
動、騒音が生ずることが少なくなる。
み込む際にピンが互いに接触する接触点が、理想軌跡に
近い線上を移動することになり、ベルトの速度変動、振
動、騒音が生ずることが少なくなる。
また、ピンが屈曲することによって、転がり接触の接
触点が変位したり、ピン自体が半径方向に変位したり、
ピンとブロックの相対的な回転によって生ずるピンとブ
ロックの相対位置が変位したりしても、その変位量の和
と理想変位量との差が小さいので、ベルトの速度変動、
振動、騒音が生ずることが少ない。
触点が変位したり、ピン自体が半径方向に変位したり、
ピンとブロックの相対的な回転によって生ずるピンとブ
ロックの相対位置が変位したりしても、その変位量の和
と理想変位量との差が小さいので、ベルトの速度変動、
振動、騒音が生ずることが少ない。
第23図に各変位量の和と理想変位量の差及びベルト速
度変動の関係を、第24図に各変位量の和と理想変位量の
差及び騒音レベルの関係を示す。
度変動の関係を、第24図に各変位量の和と理想変位量の
差及び騒音レベルの関係を示す。
各変位量の和と理想変位量の差が小さい程速度変動、
騒音レベルが小さくなる。
騒音レベルが小さくなる。
第25図は、CVTトルク比と速度変動率の関係を示す。
この図から明らかなように、本発明のベルトが従来のベ
ルトに比べて速度変動率が低下していることが分かる。
この図から明らかなように、本発明のベルトが従来のベ
ルトに比べて速度変動率が低下していることが分かる。
また、ピンはその周方向中心線に対して上下対称とす
ることにより誤組み付けをすることがなくなる。
ることにより誤組み付けをすることがなくなる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲からは排除するものではない。
く、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲からは排除するものではない。
第1図は本発明の伝動用無端ベルトのピンの断面図、第
2図はベルトがプーリに噛み込まれる際のピンの位置を
示す図、第3図はベルトがプーリに噛み込まれる際のブ
ロックの位置を示す図、第4図はベルトがプーリに噛み
込まれる際のピンとピンとの接触点の理想軌跡を示す
図、第5図は本発明の伝動用無端ベルトの第2の実施例
を示す図、第6図は同第3の実施例を示す図、第7図は
同第1乃至第3の実施例に使用されるブロックのピン係
止溝部分の拡大図、第8図は本発明の伝動用無端ベルト
の第4の実施例を示す図、第9図は同第5の実施例を示
す図、第10図は同第6の実施例を示す図、第11図は本発
明のベルト回転角θと変位量との関係を示す図、第12図
は第2の実施例の同関係図、第13図は第3の実施例の同
関係図、第14図は第4の実施例の同関係図、第15図は第
5の実施例の同関係図、第16図は第6の実施例の同関係
図、第17図は本発明の伝動用無端ベルトの組み立て側面
図、第18図は同横断面図、第19図は伝動用無端ベルトの
他の例の組み立て側面図、第20図は同横断面図、第21図
は伝動用無端ベルトの更に他の例の組み立て側面図、第
22図は同横断面図、第23図は各変位量の和と理想変位量
の差及びベルト速度変動の関係を示す図、第24図は各変
位量の和と理想変位量の差及び騒音レベルの関係を示す
図、第25図はCVTトルク比と速度変動率の関係を示す
図、第26図は従来の無端ベルトの正面からみた縦断面
図、第27図は同上面からみた縦断面図、第28図は同横断
面図、第29図は同リンクの連結状態を示す図、第30図は
従来の伝動用無端ベルトを示す図である。 1……無端ベルト、2……リンク、3……ピン、5……
リンク列、6,7……ブロック、9……リテーナ、11……
ピン、12……ピン周方向中心線、13……ピン半径方向中
心線、15……ピン係止溝、16……ブロック、17……周方
向接触面、18……半径方向接触面、R1……揺動面、R2…
…第1曲面、R3……第2曲面、L1……平面。
2図はベルトがプーリに噛み込まれる際のピンの位置を
示す図、第3図はベルトがプーリに噛み込まれる際のブ
ロックの位置を示す図、第4図はベルトがプーリに噛み
込まれる際のピンとピンとの接触点の理想軌跡を示す
図、第5図は本発明の伝動用無端ベルトの第2の実施例
を示す図、第6図は同第3の実施例を示す図、第7図は
同第1乃至第3の実施例に使用されるブロックのピン係
止溝部分の拡大図、第8図は本発明の伝動用無端ベルト
の第4の実施例を示す図、第9図は同第5の実施例を示
す図、第10図は同第6の実施例を示す図、第11図は本発
明のベルト回転角θと変位量との関係を示す図、第12図
は第2の実施例の同関係図、第13図は第3の実施例の同
関係図、第14図は第4の実施例の同関係図、第15図は第
5の実施例の同関係図、第16図は第6の実施例の同関係
図、第17図は本発明の伝動用無端ベルトの組み立て側面
図、第18図は同横断面図、第19図は伝動用無端ベルトの
他の例の組み立て側面図、第20図は同横断面図、第21図
は伝動用無端ベルトの更に他の例の組み立て側面図、第
22図は同横断面図、第23図は各変位量の和と理想変位量
の差及びベルト速度変動の関係を示す図、第24図は各変
位量の和と理想変位量の差及び騒音レベルの関係を示す
図、第25図はCVTトルク比と速度変動率の関係を示す
図、第26図は従来の無端ベルトの正面からみた縦断面
図、第27図は同上面からみた縦断面図、第28図は同横断
面図、第29図は同リンクの連結状態を示す図、第30図は
従来の伝動用無端ベルトを示す図である。 1……無端ベルト、2……リンク、3……ピン、5……
リンク列、6,7……ブロック、9……リテーナ、11……
ピン、12……ピン周方向中心線、13……ピン半径方向中
心線、15……ピン係止溝、16……ブロック、17……周方
向接触面、18……半径方向接触面、R1……揺動面、R2…
…第1曲面、R3……第2曲面、L1……平面。
Claims (10)
- 【請求項1】ベルトの周方向に配置される複数のブロッ
クと、ベルトの周方向に配置され前記ブロックに係合す
る複数対のピンと、該複数対のピンの隣接する対を連結
するリンクの列とを備えた伝動用無端ベルトにおいて、
前記ブロックはベルトの周方向において前記ピンと接触
する周方向接触面と、ベルト半径方向において前記ピン
と接触する半径方向接触面とからなるピン係止溝を有
し、該各ピンは対のピンが相互に当接する揺動面と、ブ
ロックと半径方向に当接する第1曲面と、リンクと当接
し、かつブロックと周方向に当接する第2曲面とを形成
し、前記ブロックの半径方向接触面及び前記ピンの各面
を形成する寸法を、ベルトがプーリに噛み込まれる際の
ピン相互の転がり接触により接触点の変位置、ピン相互
の転がり接触によるピン自体の変位量、及びピンとブロ
ックの相対的回転によるピンとブロックの相対変位量の
和と、ピン相互の接触点軌跡のベルト回転半径に対する
理想変位量との差が小さくなるように選定したことを特
徴とする伝動用無端ベルト。 - 【請求項2】前記ブロックの半径方向接触面及び前記ピ
ンの揺動面、第1及び第2曲面を形成する寸法を、前記
接触点の変位量、前記ピン自体の変位量、及び前記ピン
とブロックの相対変位量の和と、前記理想変位量との差
がすべてのベルト回転半径において最小となるように選
定したことを特徴とする請求項1記載の伝動用無端ベル
ト。 - 【請求項3】前記第1及び第2曲面の中心をピン半径方
向中心線上に置いたことを特徴とする請求項2記載の伝
動用無端ベルト。 - 【請求項4】前記第1曲面の中心をピン半径方向中心線
上に置き、かつ前記第2曲面の中心をピン半径方向中心
線外に置いたことを特徴とする請求項2記載の伝動用無
端ベルト。 - 【請求項5】前記揺動面をピン周方向中心線に近い部分
にある第1揺動面と、該第1揺動面に隣接しピン周方向
中心線から遠い部分にあって該第1揺動面より大きい曲
率半径を有する第2揺動面とで形成したことを特徴とす
る請求項3又は4項記載の伝動用無端ベルト。 - 【請求項6】前記ブロックとピンを係合するためブロッ
クに形成されたピン係止溝の半径方向接触面が水平であ
ることを特徴とする請求項3、4又は5記載の伝動用無
端ベルト。 - 【請求項7】前記ブロックに形成されたピン係止溝の半
径方向接触面を解放側が広くなるように傾斜させたこと
を特徴とする請求項3、4又は5記載の伝動用無端ベル
ト。 - 【請求項8】前記ブロックに形成されたピン係止溝の半
径方向接触面を解放側が広くなるよう弧状面で構成した
ことを特徴とする請求項7記載の伝動用無端ベルト。 - 【請求項9】前記弧状面の中心をピン係止溝の半径方向
内側に置いたことを特徴とする請求項8記載の伝動用無
端ベルト。 - 【請求項10】前記弧状面の中心をピン係止溝の半径方
向外側に置いたことを特徴とする請求項8記載の伝動用
無端ベルト。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63118188A JP2616959B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 伝動用無端ベルト |
US07/287,322 US4878887A (en) | 1988-05-17 | 1988-12-21 | Endless transmission belt |
GB8829996A GB2218774B (en) | 1988-05-17 | 1988-12-22 | Endless transmission belt |
DE3844243A DE3844243A1 (de) | 1988-05-17 | 1988-12-29 | Endloser transmissionsriemen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63118188A JP2616959B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 伝動用無端ベルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01288649A JPH01288649A (ja) | 1989-11-20 |
JP2616959B2 true JP2616959B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=14730333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63118188A Expired - Fee Related JP2616959B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 伝動用無端ベルト |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US4878887A (ja) |
JP (1) | JP2616959B2 (ja) |
DE (1) | DE3844243A1 (ja) |
GB (1) | GB2218774B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0632515Y2 (ja) * | 1989-05-26 | 1994-08-24 | 株式会社椿本チエイン | 摩擦伝動用チェーン |
US6527657B2 (en) | 1999-12-28 | 2003-03-04 | Kabushikikasha Equos Research | Endless belt for power transmitting |
DE102004012400B4 (de) * | 2003-03-21 | 2016-01-07 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Laschenkette für ein Kegelscheibenumschlingungsgetriebe sowie Wiegedruckstück |
JP4598675B2 (ja) * | 2003-08-26 | 2010-12-15 | 福寿工業株式会社 | 金属ベルト及びそれに使用する押しゴマ |
US20050218397A1 (en) * | 2004-04-06 | 2005-10-06 | Availableip.Com | NANO-electronics for programmable array IC |
JP2006144976A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-08 | Jtekt Corp | 動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置 |
JP4803423B2 (ja) * | 2005-10-14 | 2011-10-26 | 株式会社ジェイテクト | 動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置 |
US8057342B2 (en) * | 2005-12-24 | 2011-11-15 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg | Plate-link chain for a motor vehicle drive system |
CN101346558B (zh) * | 2005-12-24 | 2012-06-27 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 用于车辆驱动装置的平环链 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57137757A (en) * | 1981-02-16 | 1982-08-25 | Aisin Warner Ltd | Controller for fluid pressure of belt type stepless change gear |
US4512754A (en) * | 1983-04-18 | 1985-04-23 | Borg-Warner Corporation | Metal chain-belt |
JPS6148638A (ja) * | 1984-08-11 | 1986-03-10 | Aisin Warner Ltd | 駆動用無端ベルト |
US4580999A (en) * | 1984-11-29 | 1986-04-08 | Borg-Warner Corporation | Metal chain-belt |
US4737137A (en) * | 1985-10-17 | 1988-04-12 | Aishi-Warner Kabushiki Kaisha | Endless transmission belt |
US4776829A (en) * | 1986-04-30 | 1988-10-11 | Nissan Motor Co., Ltd. | Power transmission belt |
-
1988
- 1988-05-17 JP JP63118188A patent/JP2616959B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1988-12-21 US US07/287,322 patent/US4878887A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-22 GB GB8829996A patent/GB2218774B/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-12-29 DE DE3844243A patent/DE3844243A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2218774A (en) | 1989-11-22 |
GB2218774B (en) | 1992-05-27 |
US4878887A (en) | 1989-11-07 |
DE3844243A1 (de) | 1989-11-23 |
JPH01288649A (ja) | 1989-11-20 |
GB8829996D0 (en) | 1989-02-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |