JPH0446241A - サイレントチェーン - Google Patents

サイレントチェーン

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JPH0446241A
JPH0446241A JP15184290A JP15184290A JPH0446241A JP H0446241 A JPH0446241 A JP H0446241A JP 15184290 A JP15184290 A JP 15184290A JP 15184290 A JP15184290 A JP 15184290A JP H0446241 A JPH0446241 A JP H0446241A
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JP
Japan
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link plate
connecting pin
chain
guide
silent chain
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JP15184290A
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Tomonori Okuda
奥田 智憲
Hiroyuki Takeda
弘之 武田
Kenichi Matsuura
健一 松浦
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BorgWarner Morse TEC Japan KK
BorgWarner Inc
Original Assignee
BorgWarner Automotive KK
Borg Warner Automotive Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はサイレントチェーンに関し、更に詳細にはサイ
レントチェーンを構成しているリンクプレートを連結す
る連結ピンを総てのリンクプレートに関して回転可能に
してその連結ピンの摩耗を減少させると共にチェーンの
引張り方向に対するカイドリンクプレートの剛性を小さ
くして多数のリンクプレートにかかる荷重を均等化し、
それによって動力伝達能力の向上、寿命の増大を図った
サイレントチェーンに関する。
(ロ)従来技術 サイレントチェーンにおいて、そのサイレントチェーン
を構成しているリンクプレートの穴内に挿入されてそれ
らを互いに連結している連結ピンは、通常、両側に配置
されたガイドリンクプレートに固定され(カイドリンク
プレートが横に並べられたリンクプレートのうちの中央
にある場合にはその中央のガイドリンクプレートに固定
)、それによってその穴からの抜けを防止している。こ
のため連結ピンは固定されたカイドリンクプレートの中
間に存在する駆動リンクプレートに関してはごく限られ
た角度範囲でしか回動が許されていない。
ところで、サイレントチェーンは張力の加わった状態で
屈曲、伸長を繰り返すことになり、連結ビンに関する駆
動リンクプレートの回動により連結ビンの接触位置に摩
耗が生ずることになる。この摩耗によりサイレントチェ
ーンの全長が伸び、その全長の伸びかある程度以上にな
るとサイレントチェーンはスプロケットの歯に乗り上げ
る危険が発生し2使用に耐えられなくなる。
L5かるに、上記のように連結ビンの回動が制限された
サイレントチェーンでは、連結ピン外周の駆動リンクプ
レートとの接触位置が特定の狭い範囲に限られているた
め、潤滑油が摩耗部分に引き込まれにくく摩耗が進行し
易い、一定条件下での牽擦摩耗において摩耗粉の量が一
定であるとすれば摩耗の深さが大きくなってサイレント
チェーン全長の摩耗による伸びか大きくなり、耐久寿命
が短くなる等の問題かある。
一方、カイドリンクプレートはサイレントチェーンがス
プロケットと係合するときに案内してスプロケットから
の脱落を防止する目的からリンク歯を限定するクロッチ
(股部)が形成されておらず、駆動リンクプレートより
も引張力に対するM性が大きく伸び変形が少ない、した
かつてこのようなカイドリンクグレートを有するサイレ
ントチェーンに引張荷重が作用するとガイドリンクプレ
ートと駆動リンクプレートとの間の伸びの不均等のため
連結ビンに曲げが生じ、各リンクプレートと連結ビンと
の接触圧力が不均一になると共に連結ビンの回転か阻害
される問題がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明が解決しようとする課題は、サイレントチェーン
において、連結ビンを総てのリンクプレートに関して回
転自在にすることによって連結ビンの摩耗を全周に互っ
て均一にすると共にガイドリンクプレートの引張方向の
剛性を小さくして多数のリンクプレートにかかる荷重を
均等化し、それによって連結ビンの局部的摩耗を防止し
て寿命の増大及び5動力伝達能力の向上を図ることであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、スプロケットの歯とかみ合う一対のノンク歯
及び一対の穴か形成された複数の駆動リンクプレートを
横に複数枚並べると共に長手方向に並べて該穴内に挿入
される断面円形の連結ビンで回動可能に連結し、該駆動
リンクプレートの列にカイドリンクプレートを配置して
なるサイレントチェーンにおいて、該連結ビンの両端を
外側の該カイドリンクプレートより外側に突出させて該
突出端に抜け防止部材を固定し、該連結ビンを該連結ビ
ンにより連結されている総てのリンクプレ。
−トに関して回転可能にし、該カイドリンクプレートの
背側には中心側に伸びる切欠きを形成して構成されてい
る。
(ポ)作 用 上記構成において、サイレントチェーンを駆動及び被駆
動スプロケットに掛けて駆動スプロケットを駆動すると
駆動スプロケットの動力がサイレントチェーンを介して
被駆動スプロケットに伝達される。複数のリンクプレー
トを連結している連結ビンは総てのリンクプレートに関
して回転自在になっているので、サイレントチェーンの
運動中に連結ビンはリンクプレートに関して回転し、リ
ンクプレートとの接触位置を変える。したかって、連結
ピン外周の局部的摩耗は防止される。
一方サイレントチェーンに張力が作用しなときガイドリ
ンクプレートは駆動リンクプレートと同じように伸び易
くなっているので連結ビンの曲がりか防止され連結ビン
の回転がより行なわれ易くなるとともにチェーンの引張
強度が増大する。
(へ)実施例 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図及び第2図において、本実施例のサイレントチェ
ーン(以下チェーン)1が示されている。
同図において、2は駆動リンクプレートであって、第3
図に示されるように、スプロケット(図示せす)の歯と
かみ合う一対のリンク歯21と、連結ピンが挿入される
一対の穴22とが形成されている。3は横に並べられた
複数の駆動リンクプレート2の両側に配置されたガイド
リンクプレートであって、駆動リンクプレート2の一対
の穴22と整合可能であって連結ビンが挿入される穴3
2が形成されている。4は駆動及びガイドリンクプレー
ト2及び3の穴22及び32内に挿入された連結ビンで
ある。この実施例において、穴22と32とは同じ直径
の円形になっている。
本発明において、連結ピン4は断面が円形であって、両
リンクプレート2及び3の穴22及び32内に回転自在
に挿入されている。連結ビン4の両端は第1図にも示さ
れるようにガイドリンクプレート3の外側に突出されて
いて、その突出端には抜け防止部材5が嵌合固定されて
いる。この抜け防止部材5は、本実施例においては、板
状金属材料を環状に加工した小片であって、その外径は
総ての抜け防止部材について同一に作られている。抜け
防止部材5を連結ピンの外周に圧入して連結ピンの端面
をかしめればよいか、その他に圧入のみ、或は溶接等に
よってもよい。
抜け防止部材5の直径は、本実施例では外周縁がリンク
プレート2及び3の背縁24及び34より突出しないよ
うな大きさになっているか、外周縁かそれらの背縁より
外側に突出する大きさにしてもよい、更に、抜け防止部
材5の外周形状は、隣接する同志が互いに干渉し合わな
いものであれば、四角形、三角形等円形以外の形状でも
よい。
駆動リンクプレート2の穴22の内面には、好ましくは
その穴の内周面と一対の穴の中心を通る線0−0との交
点以外の位置(本実施例ではその交点から円周方向に約
90°ずれた位置)に油溝25を形成してもよい、なお
、図示しないが、カイドリンクプレート3の六32内に
も同様に油漬を形成してもよい、また、リンクプレート
2及び3の穴22及び32の内面に油溝を形成する代わ
りに第4図に示されるように連結ピン4の外周に油?1
141を形成してもよい4この場合、油溝41は一直線
状に伸びるものでもよいが、第4図のように螺旋状にす
るのが好ましい、油溝は単数でも複数でもよい。
ガイドリンクプレート3は駆動リンク2よりも厚さが薄
くなっていて、背縁側すなわち駆動リンクプレート2の
リンク歯21のある側と反対側の中央には第5図に示さ
れるようにクロッチすなわち切欠き35か形成されてい
る。この切欠き35は穴32の中心を結ぶ中心線o’−
o′の近くまで中心側に伸びているが、その深さは必要
に応じて任意に調節できる。なお、ガイドリンクプレー
トとしては第6図に示されるように駆動リンクプレート
と同じ形状3′として、向きを逆にして使用することも
できる。
ガイドリンクプレート3に切欠きを形成することにより
引張り荷重に対する剛性が小さくなり、チェーンに引張
り荷重が作用しなとき駆動リンクグレートと同じ量だけ
伸びることが可能となる。
このため連結ビンの曲がりを防止できて連結ビンの回転
がよりし易くなる。しかもスズロケットに対してチェー
ンを案内する機能は何ら失なわれない。ただ切欠きを設
けることによりスズロケットに対してチェーンを案内す
る際に受ける曲げに対して弱くなるか、連結ピンの抜け
防止部材5かこれをカバーするのでカイドリンクプレー
トの曲げ靭性は心配する必要がない。
なお、チェーンのリンクプレートは交互に並べて連結す
るため、カイドリンクプレート3のある列はそれがない
列よりもリンクプレートの枚数が1枚多くなるので、ガ
イドリンクプレートの板厚は駆動リンクプレートの板厚
の172まで薄くしてもチェーンの引張り強度は変らす
、全体的な強度バランスか良くなりより軽量化か図れる
上記チェーン1は無端状に連結されて、駆動スプロケッ
トと被駆動スプロケットとに掛けられる。
そして駆動スプロケットを駆動するとその駆動力はチェ
ーン1を介して被駆動スズロケットに伝達される。この
チェーン1の運動中に連結ピン4には振動、リンクプレ
ートとの摩擦等により回転力が作用し、リンクプレート
に関して回転する。したがって、連結ピン外周のリンク
プレートと接する位置は常に変化し、連結ビンの局部的
摩耗は防止される6 更に、両スプロゲットの間にY7図に示されるようなチ
ェーンカイト或はチェーンテンショナ6がある場合には
、そのチェーンカイト或はチェーンテンショナ6の断面
形状を同図に示されるようにして両側部に抜け防止部材
5の外周と接する凸部61を設け、抜け防止部材5がそ
のチェーンガイド又はチェーンテンショナを通過すると
きその抜け防止部材5を積極的に回転させるようにする
ことかできる。このようにすれば連結ビン4をこの部分
で積極的に回転させることが可能となり潤滑油の接触面
間への引き込みをより効果的に行える。この場合チェー
ン速度が速く抜け防止部材5かチェーンガイド又はチェ
ーンテンショナと接触して高速で回転しすぎるときは、
凸部61はチェーンガイド或はチェーンテンショナの全
長に渡って設けず一部に飛び飛びに設けてもよい。
なお、抜け防止部材5が大きく作られていて外周がリン
クプレート2及び3の背縁より外側に突出する場合には
チェーンガイド或はチェーンテンショナ6には第8図に
示されるように、両側部に清62を設ける。
更に、第9図に示されるように、抜け防止部材5aを連
結ビン4に偏心させて固定してもよい。
このようにすれば、チェーンかスブロゲットの回りで移
動するときは遠心力が作用することによって、又は多角
形運動による速度変動によ・って連結ビンの回転を促進
することが可能である。
(ト)効果 本発明によれば、次のような効果を奏することが可能で
ある。
■ 総てのリンクプレートに関して連結ビンが回転可能
であるのでリンクプレートと連結ビンとが摩耗する部分
に潤滑油が効果的に引き込まれて潤滑が行われ、摩耗を
減少できる。
■ 総てのリンクグレートに関して連結ビンか回転可能
であるから連結ビンは全周に亙って均一に摩耗して従来
のように局部的摩耗を防止でき、チェーンの単位運転時
間当たりの伸びが少なくなり、したかってチェーンの寿
命を仲ばずことかできる。
■ 切欠きを設けることにより駆動リンクグレートとカ
イドブし・−トの弾性変形による伸びか均衡し、隣り合
う連結ビンが互いに平行を保ち、曲げ応力が発生しない
のでチェーンの引張強度が向上する。
■ ト記と同じ理由で連結ビンの曲りを防止できて回転
し易くなる。
■ 各リンクプレートの接触圧力が均等となるのでチェ
ーンの摩耗伸びが小さくなる。
■ チェーンが軽量となり高速回転時の遠心力に起因す
るチェーン附加張力が減少し、有効な伝達能力が増大す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサイレントチェーンの一実施例の一部
の上面図、第2図は第1図のサイレントチェーンの側面
図、第3図は駆動リンクプレートの拡大平面図、第4図
は連結ビンの一例の拡大斜視図、第5図はガイドリンク
プレートの平面図、第6図はカイドリンクグレートの変
形例の平面図、第7図は第1図のサイレントチェーンと
共に使用し得るチェーンカイト又はチェーンテンショナ
の断面図、第8図はチェーン又はチェーンカイトの変形
例を示す断面図、第9図は抜け防止部材の変形例を示す
図である。 1:サイレントチェーン 2:駆動リンクプレート 21:リンク歯  22:穴 3ニガイドリンクプレート 32:穴    35:切欠き 4:連結ビン 5:抜け防止部材 特許出願人  ポータ・ワーナー・オート(外4名ン 第 図 第 凹 早 図 第 図 第 凹 ! 第 凹 J゛ 第 凹 第 り 回

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スプロケットの歯とかみ合う一対のリンク歯及び一
    対の穴が形成された複数の駆動リンクプレートを横に複
    数枚並べると共に長手方向に並べて該穴内に挿入される
    断面円形の連結ピンで回動可能に連結し、該駆動リンク
    プレートの列にガイドリンクプレートを配置してなるサ
    イレントチェーンにおいて、該連結ピンの両端を外側の
    該ガイドリンクプレートより外側に突出させて該突出端
    に抜け防止部材を固定し、該連結ピンを該連結ピンによ
    り連結されている総てのリンクプレートに関して回転可
    能にし、該ガイドリンクプレートの背側には中心側に伸
    びる切欠きを形成したことを特徴とするサイレントチェ
    ーン。 2、該ガイドリンクプレートの板厚を該駆動リンクプレ
    ートの板厚より小さくした請求項1に記載のサイレント
    チェーン。
JP2151842A 1990-06-11 1990-06-11 サイレントチェーン Expired - Lifetime JPH0786378B2 (ja)

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